「テレビ体操」はこの辺で。
どうぞ良い一日をお過ごし下さい。
「NHK俳句」第3週の選者は櫂未知子さんです。
どうぞよろしくお願い致します。
よろしくお願い致します。
今日の兼題は「蠅捕」。
「蠅」が季語なのは分かるんですが「蠅を捕る」と。
それが季語になってるんですね?蠅捕の道具です。
例えば先ほどの私の句ですと…。
「蠅捕リボン」。
おっと落ちましたが。
このようにして昔はどこの家にもありましたよね?すごい粘着力なんですよ。
一度ついたらまず落ちないという。
やはりこれを人の生き方になぞらえてといいましょうか。
私はどちらかと言うとそういう性格ではないんですがそういう人がいても面白いかなと思いました。
そちらにも懐かしいのがありますけども?こちらも蠅叩きですね。
今のは非常に工夫されておりましてなんと!捕った蠅をつまむ事ができるんです。
芸が細かいですね。
非常に面白い道具だと思われます。
こういうものは本当につい最近までは使い…?下水道がやはり発達した事とゴミの収集がかなり徹底されるようになった事でだいぶ蠅は減りましたけれども今でもやっぱり売られております。
使う場面があるんでしょうね。
今日もよろしくお願い致します。
お願い致します。
さあゲストをご紹介致します。
今日はいっこく堂さんにお越し頂きました。
ようこそお越し下さいました。
ありがとうございます。
いっこく堂です。
沖縄のご出身ですがこの蠅叩きとか蠅捕リボンいかがですか?もちろん蠅叩きこれは知ってますね。
使った事もあります。
あの蠅捕リボン。
あれは祖父母の家にありましたね。
子どもながらにあんまり気持ちのいいもんじゃなかった…。
たくさんついてると。
そうですよね?印象がありましたね。
腹話術という昔からの芸をエンターテインメントに確立されたいっこく堂さんですが櫂先生は大ファンでいらっしゃるんですね?テレビで衛星中継というんですか?声と口の動きがずれる芸を拝見した時にびっくりしまして。
あれ簡単です。
どうやってやるんですか?口が動いてから後から声が聞こえればいいんです。
いいですか?「こうやって口が動いて後から声が聞こえる。
この連続」。
できない。
地声の腹話術が要素として入ってくるんですが。
地声の腹話術はまず例えば「こんにちは」だったら「こんにちはこんにちは高い声じゃないよ地声ね。
こんにちはこんにちは」。
これをまず練習しますね。
それができるようになったらその前に…。
「こんにちは」の口の動きだけをするんですね。
連続でやると…?「こんにちは」。
こういう事なんです。
声が出てる時に逆に口を閉じてるという事?そういう事なんです。
「こんにちは。
口が動いて後から声が出る」。
そういう事なんです。
無理だ。
できない。
練習したらできますので。
どのぐらい練習すればいいですか?う〜んまあ…これに関しては…でも1週間でできると思います。
俳句の方はいかがですか?俳句は僕の中ではものすごく敷居が高いイメージがありますね。
難しいっていう先入観として入ってますね。
いやそんな事ないんですよ実は。
本当ですか?今日は入選に頂いた句をご覧下さるとよく分かると思います。
ご一緒によろしくお願い致します。
それでは入選句ご紹介してまります。
まず1番です。
なかなかこの季語では珍しい美しい句だと思いますが。
これ何か深い意味があるんですよね?いえ特にないです。
そうなんですか。
先ほどご覧頂いた蠅捕リボンの色を夕暮れの色に例えていると。
おお〜。
それだけなんですよ。
インパクトって事ですかね?見た目の印象ですね。
それだけで作っている句ですね。
決して難しい事はありません。
はい。
そう言われて…。
見たものを見たまま作るという事?そうですね。
では今度は2番です。
これも分かりやすい句ですよね。
さあ蠅を叩こうと思って蠅叩きを持った瞬間にピンポンと鳴ったという。
「ど…どうしよう」という感じなんですが。
何か怖いですよね?蠅叩き持って来られたら。
郵便配達の人も「やられるかな?」というようなね?きっとこのお二人の中には深い何か「この間遅かったわね」なんていうやり取りがあったのかななんて考え…そんな事はないんですね?そういう事はないですね。
これはただ単に…。
ただ郵便屋さんはびっくりしたでしょうね?自分が叩かれるかと思って。
非常にユーモアあふれる句だと思います。
面白いですね。
何か光景が思い浮かびますよね。
今度は3番です。
これもわざわざここまで大げさに言う必要がないのに。
「全霊をかけて吊るす」なんてね…。
なるほど。
じゃあ面白くていいって事?そういう事ですね。
面白いですもんね。
俳句というのは別に深刻に作るものではありませんので。
こういう…何て言うんでしょう…非常に日常的な季語を大げさにわざと言ってみるとかそういう面白さもあると思います。
今度は4番です。
この句なんですがお父さんの時には「声」が漢字でお母さんの時には旧仮名遣いを使っていてと。
家族みんながそろっていた時代といいましょうかそういう雰囲気のある句だと思いました。
ちょっと僕がパッて印象としてはお父さんの声がしてお母さんが何かまた返して蠅叩きバンッて叩かれたのかなってそんな事ないんですよね?多分そういう事ではないと。
もっとのどかなんですよね?そうですね。
家族みんなが食卓を囲んでいた頃の時代なんじゃないでしょうかねこれは。
お母さんの「こゑ」が旧仮名なので優しいお母さんなんでしょうかしらね?懐かしい優しい日本のお母さんでしょうね。
5番です。
この句も今どきのマンションではこういう句は作れないと思うんですよ。
かつての奥行きがあってちょっと薄暗いようなおうち。
地方の農家でも旧家でもいいんですがそういう感じはよく出ている句だなと思われました。
裸電球の傘がついたやつ何かイメージが…。
でも高い天井に留めるのも大変でしょうね?そうすると懐かしい木の踏み台か何かを持ってきて一生懸命吊ったんじゃないでしょうか。
割烹着をつけたお母さんとか似合いそうですよね。
では6番です。
この句はもしかしたらこのおばあさんはここにもう住んでないんだと思うんですよ。
なぜかと言うと「蛇口も眠る」になっておりますので水道も止めちゃっているのかもしれません。
しかし蠅取だけはそこにぽつんとあるというね。
ちょっと寂しい句ですね。
寂しい感じはします。
これが「祖母」じゃなくて若い人の家だったら多分お金払えなくて止まったのかなという感じはしますけど。
それもまたつらいですよね。
なるほど。
今度は7番です。
昔はどこにでも釘を打ちましたよね?うちも借家に住んでたんですがあちこちに辺り構わず打ってましたね。
何か帽子引っ掛けるっちゃあ打って傘引っ掛けるっちゃあ打って。
よくあんなんで大家さん許しましたねって感じしますけど。
今では考えられないですよね?そういう懐かしい時代の雰囲気のある句ですねこれは。
蠅叩きも多分そこに掛けてあったんだと思いますね。
8番です。
何か昭和の頃の新婚さんという感じしませんか?この句。
何か所帯道具も少なくて。
だけどやはり蠅が多いから蠅叩きだけはちゃんと最初から持ってるというね。
必需品?そうですね。
そういう何か今の新婚さんではない感じが致しますね。
では今度は9番です。
私は俳句の中で俳句を詠むというのはあんまり頂かないんですがこの句はちょっと例外でした。
先ほどご覧頂いたように蠅捕リボンってたらっと下がってますよね?まさしく字余りだなという感じが致しました。
なかなかこの発想というか…。
ないですね。
ないですよね。
似た句はなかったです。
感じがよく出てますよね?出てますね。
以上が入選句でした。
では特選三句をご紹介する前に「俳人のことば」をご覧下さい。
津田清子さんはある写真家の案内でナミブ砂漠に行きました。
砂漠の真ん中で車を止めて「好きな所へ行って好きなように俳句作って一日して下さい」って。
ず〜っとまっすぐにまっすぐにまっすぐにまっすぐに歩いて歩いてふっと振り返ると車が小さな小さなカブトムシほどの大きさになってるんです。
もう帰ろうかなと思って折り返して帰っていったんです。
途中でその車よく見てみると車じゃないんです。
違うもの。
もうその時は心臓がタッタッタッタッタッタッタッ早鐘打つように鳴って「ああ私方向間違ったわ」って。
まっすぐに来たつもりなのに違う方向に私たちの乗ってきた車があったんです。
(津田)奈良の登大路に日吉館という宿屋があったんです。
小母さんも貧しい学生やったら泊まり賃取らないとかそういう人でものすごい純粋というものを感じる小母さんで励まされて俳句会する時も「頑張りなはれ」って励まされていい小母さんだったんです。
それでは特選句です。
まず第三席はどちらでしょう?吉野新一さんの句です。
二席の句です。
涼野海音さんの句です。
一席はどちらでしょう?塩出眞一さんの句です。
やはり生活の一こまといいましょうかね。
そういう一場面が無理なく切り取られてきている句でこの季語にぴったりだと思いました。
以上が今週の特選でした。
ご紹介しました入選句とそのほかの佳作の作品はこちらNHK俳句テキストに掲載されます。
俳句作りのためになる情報も参考になさって下さい。
続きまして「入選の秘訣」です。
入選までのあと一歩を教えて頂きます。
今日は下五。
一番下の五音について少し難があるかなという句を考えてみたいと思います。
投稿された句からこちらお願い致します。
やはり「吊しあり」というのはどうも違和感がありますね。
「吊してある」というなら分かるんですが。
やっぱり五音にまとめる時にはここはできれば「あり」はやめまして「吊られをり」にしたいですね。
こう致しますと非常に着地がうまくいくと思われます。
これは「吊す」というそれこそ動詞には「あり」はつかない?「あり」はつかないですね。
やっぱり「置かれあり」とかそういう言い方はあんまりしない方がよろしいのではないかと思われます。
無駄な「あり」と呼んでおりますけど私どもは。
ありがとうございました。
参考になさって下さい。
ここからは櫂さんの年間のテーマ「日本の季語遺産」ですが今日は「蠅捕」についてお話を伺います。
これをご覧頂きたいんですが。
よろしいでしょうか。
ここに蓋がついております。
中に食べ物が置いてあります。
そしてここに液体が入れてあるんですが。
下から…。
これは空いているんですね?そうなんです。
ここ見えますか?ここから蠅が入ってくる…?そうです。
食べ物に引かれて蠅が入ってきます。
ところが出られなくなりましてこの中で残念ながら溺れてしまうという。
大変よく出来た装置ですね。
おしゃれですよね?インテリアにしたいぐらいですね?本当にそうですよね。
これを詠んだ句があるんですね?そうです。
高浜虚子の句です。
ひそかにというか黙々と蠅捕器は文句も言わず黙って働いているよという句なんですね。
非常にユーモラスで面白い句だと思います。
さすが虚子だと思いますね。
でも本当に生活の中にあるもの…。
昔はあった訳で。
今はやっぱりさすがに?少ないですけれどもでも…ちょっとリバイバルで人気が出てきているという話も聞いておりますね。
本当に昔は重要な大切な蠅捕器だった…?黙って働いてくれていたという家の中で。
さあこの間にいっこく堂さんは?「サトルだ。
よろしくな」。
サトル君です。
そして?「師匠じゃ。
よろしく」。
「いや〜櫂君頑張っとるか?」。
なんとか頑張っております。
実はね師匠櫂さんの師匠だって言い張ってるんです。
師匠本当ですか?「わしが未知子に俳句を教えたんじゃ」。
えっ?本当ですか?いろはから教わりました。
「どんな筋だった?」。
「筋は昔からよかったな。
そしてきれいじゃったな。
もちろん今もきれいじゃ」。
師匠。
すごいですね。
目の前で…もうびっくり。
「師匠は口から出任せ言ってるんじゃ?」。
そんな事ない。
師匠教えたんでしょ?「教えた」。
本当らしいですね?本当らしいです。
でも櫂さん何か伺いたい事があるんだそうですね?何て言うんでしょう。
ワンポイントというか特に外国語などを使った腹話術…?「簡単だな」。
やはり俳句と一緒で腹話術もリズム。
それで外国語もやっぱりリズムだと思うんです。
じゃあちょっと師匠。
師匠休んでて下さい。
「うん」。
中国語。
(中国語での会話)やはりリズムで外国語を覚えていくんですね。
なので俳句とちょっと似てるななんて今思いましたね。
「ああそっくりじゃ」。
そっくりじゃないですけど。
通じるものはありますね。
「通じる」。
通じるもの。
すごいですね。
リズム…やっぱり耳がよかったんですか?「お前中耳炎出身だろ?」。
まあそうなんですけども。
よく耳はいいとは言われますけどどうでしょうね。
やっぱりものまねする力ですかねそれは大事かもしれないですね。
聞き取ってまたそれを自分で表現するという事なんですね?「そういう事じゃな。
未知子も筋がいいぞ」。
そうですか。
私は俳句も筋もいまひとつだったんですが。
「昔から何をやっても…」。
俳句と同じリズムだとおっしゃいましたが実はここで櫂さんが選ばれた俳句を?非常にリズムの印象的な句を何句か選びましてちょっとそれを読んでもらいたいと思ってるんです。
「師匠やんなよ!」。
師匠お願いします。
まず?どうぞ。
「なかなかいいんじゃない?」。
この句を詠む時の難しさってありますか?「そうじゃな。
やっぱり何が難しいってそのイメージじゃな」。
イメージ?「うん」。
どういうイメージ?「はれぎはのイメージじゃ。
それをわしは頭に入れとった」。
ほう〜。
イメージね。
イメージを浮かべてそれを何か語るような感じ?「うん」。
「お前がやってんだろ!」。
すみません。
本当きれいなリズムの…。
「は行」がきれいですよね?そして次が?これ何か豪快な感じじゃないですか?そうですね。
「聞いた事ねえ」。
「ガバリ」という音が非常にインパクトがありますが。
この句を読み上げる時に一番難しい音ってどれですか?「腹話術的には『ば』じゃな」。
腹話術的には「ば」が難しい。
そういう事ですね。
「ばびぶべぼ」が入ると腹話術では難しいです。
「難しいな」。
一回唇をくっつけて離さないきゃ出ない音ですよね?「ばびぶべぼぱぴぷぺぽまみむめも」。
この十五音は。
なのでこういう…。
難しさからいうとこれは音の難しさだけなんですが腹話術ではちょっと難しい音が入ってますね。
普通の人はできない破裂音できるようになったと伺ったんですけど唇がにじむとかそういう事はないんですか?舌を使うので。
舌を上唇の裏側にくっつけてそれを下唇の役割にするんですね。
ちょっと難しい。
そしたらサトルお願い。
「まみむめもばびぶべぼぱぴぷぺぽ」。
…とできるようになるんです。
舌を持ってくるんです。
持ってくる…?これは練習しないといけないので。
相当でもやっぱり…?「これは3年間ぐらい」。
ええっ!?これは3年ぐらいかかります。
あんまりやらないです。
難しいので。
やってみたいけれど俳句の方がよさそうですね?でもなかなかリズムというところでやっぱり俳句もそうですが腹話術もましてその外国語…最近は外国語それから歌もいろんな方のものまねの方歌われますもんね?そうですね。
「わしだってできるぞ」。
・「サンタルチアサンタルチア」師匠すごいですね。
見事ですね。
すごいですね。
歌と普通のおしゃべりとの違いというんですか。
腹話術では…?やっぱり歌の場合は腹筋かなり使います。
「腹筋使うな」。
おなかから出さないと歌は歌えないですね。
「喉だけじゃ無理じゃな」。
喉の声もありますがやっぱり腹筋がかなり必要となっていますね。
ふだんは喉で?どの辺りを使って口を開かないで声って出てるんですか?一番使うのはやっぱり喉は使うんですが基本一番大事なのは腹筋だとは思います。
腹話術というぐらいなので。
「腹声」。
だからやっぱり腹筋を鍛えるのは大事かもしれないですね。
鍛えた上で頭の上から…。
「高い声は頭から出す」。
そういう感じ。
低い声は腹の底下の方から。
「こういう感じの声は下の方から出す」。
そういうイメージですね。
そういう…。
「わしのような声は?」。
どっちかと言ったら喉ですね。
師匠大丈夫ですか?そういうイメージで使い分けて発声やってます。
コツを教えて頂きましたがいかがでした?目の前で拝見してますます尊敬の念がわいてきました。
「尊敬しなくていいよこんなやつ」。
ありがとうございました。
ここで投稿のご案内させて頂きます。
「砧」今またお手元に。
重そうでずっしりと。
重いんですよこれが。
砧は衣板が変化したものだといわれております。
かつては秋の夜長に…。
あら?聞こえます?聞こえます。
ゴツン。
ゴツン。
こういう繊維の大きなもの粗いものを叩いて。
硬いものを軟らかくする?はい。
そして艶を出すという事が行われていました。
それを次回兼題にしたいと思います。
なかなか哀愁を帯びてていいんですが。
どうでしょう?「ああいいなあ。
妻のオヨネを思い出すな」。
オヨネさんこれ叩いて待ってたんです。
やっぱり師匠の奥さんもオヨネさんもそうだったんですか?「うん。
懐かしいな」。
かつての女の人は帰らぬ夫を待ちながら叩いていたというふうにいわれてますけれども。
今でしたらもっと現代的な句の作り方をされてもよろしいかなと思われます。
今日は師匠がなんと櫂未知子さんの俳句の師匠だったという事も明らかになりました。
「よく頑張っとるな」。
ありがとうございました。
サトルもどうもありがとうございました。
「楽しかったよ」。
いっこく堂さんこれからますますご活躍下さい。
ありがとうございました。
それでは今日はこの辺で失礼致します。
また次回もどうぞよろしくお願い致します。
それではこの辺で今日はごめんください。
(きてきのおと)2014/07/20(日) 06:35〜07:00
NHKEテレ1大阪
NHK俳句 題「蠅捕(はえとり)」[字]
選者は櫂未知子さん。ゲストは腹話術のいっこく堂さん。英語やハングルの腹話術も手がけるいっこく堂さん。外国語はリズムでマスターするという。題「はえ捕り」桜井アナ
詳細情報
番組内容
選者は櫂未知子さん。ゲストは腹話術のいっこく堂さん。英語やハングルの腹話術も手がけるいっこく堂さん。外国語はリズムでマスターするという。題「はえ捕り」【司会】桜井洋子アナウンサー
出演者
【出演】いっこく堂,櫂未知子,【司会】桜井洋子
ジャンル :
ドキュメンタリー/教養 – 文学・文芸
趣味/教育 – 生涯教育・資格
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