おはようございます。
今日からナビゲーターを務めさせて頂きます六代桂文枝でございます。
よろしくどうぞ。
実は私去年の7月の16日で70歳古希になりましてね。
生まれて初めての古希でしたからどうしていったらいいのかななんてこれからね。
まああの…古希から男性はどんどんどんどん寂しくなるんですって。
お友達が減っていくそうなんですね。
ですから身近にいる嫁さんの方に助けを求めるっていうか誘うようになるんです。
嫁さんにしたら迷惑らしいんですね。
「今までほったらかしにしといて何やの?」って。
「おいちょっと今日映画行こうよ」。
「今日約束があるの。
隣の人と歌舞伎見に行くの。
片岡愛之助」。
「何時頃帰ってくるの?」。
「夜の部だから遅い。
帰りにイタリア料理食べて帰るから12時過ぎる」。
「おいほなわし何食べたらええねん?」。
「その辺のもん食べといたら」なんて言われてね。
寂しくならないように嫁さんを大事にしないと日頃からね思います。
皆さんもどうぞその辺のところね心掛けて。
さあそれでは今日の出演者でございますけど今日の出演者はテツandトモさんでございます。
「なんでだろ〜」。
そしてもう一人落語の方は桃月庵白酒さんで「浮世床」。
お楽しみに。
(拍手)
(ギター)どうもよろしくお願いします。
どうもテツandトモです。
ようこそ〜!それでは…。
ようこそ〜!危ない危ない。
自己紹介の歌から聴いて下さい。
・「私の名前は中本哲也ちょっと面長いい男」・「その」・「哲也の哲は哲学の哲」・「うちの両親は哲学者のようになれと」・「哲と付けました」・「だけど今はひたすら動くだけ」
(拍手と笑い)・「そして今のライバルは」ふなっしー。
芸人じゃねえのかよ!ふなっしー!テレビでいつも見てるなっしー。
・「今日も元気に歌います」・「今日も元気に動きます」
(2人)・「こんな僕たちテツandトモ」どうもよろしくお願いします。
お願いします。
(拍手)ななななんななななん。
(2人)なんでだろう。
(2人)・「なんでだろう」・「なんでだろう」・「なんでだろう」・「なんでだなんでだろう」いろんななんでだろう!・「夫婦で家でごはんを食べていると」はいおとうさんこれもどうぞ。
黙ってないでおいしいとか何とか言ったらどうなの!・「黙ってただけで怒られるのなんでだろう」・「なんでだろう」・「そして別の日」はいどうぞ。
おいしいね。
いつもはまずいっていうの?・「何を言っても怒られるのなんでだろう」・「なんでだろう」・「太ったおばちゃんが痩せた人を見ると」私のお肉あげようか?・「って言うのはなんでだろう」・「なんでだろう」・「かばんの中に」・「ポケットティッシュを入れておくと」・「グッチャグチャになるのはなんでだろう」分かれてグッチャグチャになっちゃう。
・「なんでだろうなんでだろう」
(拍手)ほうきを持つと…えっ?顎に。
(観客)え〜!掃除するやつ。
しないのか!載せないのかい!
(2人)・「なんでだろうなんでだろう」・「なんでだなんでだろうなんでだろう」・「なんでだろう」えっ?
(観客)え〜!
(ギター)・「なんでだなんでだろう」
(拍手)・「なんでだなんでだろう」・「なんでだ」・「なんでだなんでだろう」・「なんでだなんでだ」・「なんでだろう」・「なんでだ」・「なんでだろう」・「なんでだなんでだろう」浅田真央です。
(笑い)・「これは本当の話で関西のおばちゃんに」吉永小百合さんですか?って言ったら…。
何で分かった?・「って言われたの」・「なんでだなんでだ」
(2人)・「なんでだろう」・「なんでだろうなんでだなんでだろう」皆さんもご一緒に。
(2人)・「なんでだろう」
(2人)・「なんでだろう」・「なんでだなんでだなんでだ」・「なんでだろう」「なんでだろう」聴いて頂きました。
(拍手)
(笑い)まだ終わりじゃないですよ。
まだ終わりじゃないですよ。
それでは最後に僕たちの大好きなこの曲聴いて下さい。
ポヨポヨ〜ンのポヨポヨ〜ン。
(「あまちゃんのオープニングテーマ」)「あまちゃんのオープニングテーマ」聴いて頂きました。
どうもありがとうございました!
(拍手)
(出囃子)
(出囃子)
(拍手)
(拍手)一席おつきあいを願っておきます。
我々ふだん寄席という所でおしゃべりしてるんでございますけどもだいぶ様変わり致しましてね私が通ってた二十数年前でございますが大変にお客様が少のうございましてまた男女比が違ったんですね。
昔9割9分男性でございまして。
あとは女性もどきみたいなもんでございますね。
たまにいらっしゃいますでしょ?こう至近距離で「どっちかな?」って分からないぐらいのね。
そういう方しかいらっしゃらなかったんでございますが今どこ伺いましても満員御礼でございましてそして女性のお客様が増えたんですね。
6割から7割女性のお客様という事でうれしい限りでございます。
また不思議な事に寄席いらっしゃる女性の方本当おきれいな方が多いんですけどもいや本当なんですよ。
(笑い)ここで笑われると全部うそっていう感じになりますのでね。
本当なんです。
きれいだなとかね昔そうだったんだろうなみたいな方いるんでございますがさまざまなんでございまして。
やはり女性のお客様いらっしゃると場が華やぐというんでしょうか笑い声がそうでございます。
高い感じで「ハハハ」と笑った感じ。
これがよろしゅうございます。
男性の笑い声というのはちょっと低いんですね。
う〜ん…低いのも低いというんでしょうか。
こう「ンンン」みたいな感じの携帯のバイブ音みたいな感じにしか聞こえないもんですから。
だいぶ違う訳なんでございまして。
まあまあ不特定多数の人間が集まるこの寄せ場というところで寄席という所なんでございますが。
こういういろんな人間が集まる場所最近だいぶ少なくなってまいりましてその一つに床屋さんという所もそうでございますね。
これもいろんな人間が集まってくる訳でございまして。
町内でうわさ話の場ともなってる訳でございます。
昔はこれ髪結床といったんだそうでございます。
そういう意味でいきますとやってる内容もだいぶ様変わり致しました。
床屋さんでございますといろんなサービスっていうのが昔はございましたですよ。
私でございましたら昔耳の掃除とかあったんでございますが今はそういったものなくなりまして。
いまだに残ってるのは何ですか…男性がヒゲあたる時に必ず蒸しタオルを載っけてくれる訳でございます。
あれ大変に心持ちのよろしいもんなんですけども店の設定温度の違いなんでしょうかねたまに熱いのを載っけられてビックリする事あります。
「あっアチッアチッ!熱いよ親方!」。
「あっすいません。
持ってらんなかったもんすから」。
(笑い)そんなの載っけられちゃたまったもんじゃございません。
この床屋さん昔は髪結床といいましてね小障子の所にだるまの絵ですとかいかりの絵が描いてありましてだるまの絵が描いてありますっていうとだるま床。
いかりの絵が描いてありますっていうといかり床なんて事いってございます。
開けて中に入りますとすぐに仕事場になっておりましてその奥に4畳半ですとか6畳ぐらいの部屋がある。
ここでもって順番を待とうという訳ですね。
ですからこういったとこには暇潰しのためなんでしょうか将棋板ですとか碁盤あるいは本なんてのを置いてございまして。
暇な連中が集まってきちゃゴロゴロゴロゴロしてたんだそうでございます。
「はあ〜あ〜あ…。
あ〜あ退屈だな本当にもう。
おい!お前そんなとこで何やってんの?うん…右手と左手で。
じゃんけんしてる?バカな事やってんじゃないよ。
勝負五分五分?八百長なしで?よくそんな事できるな。
そんなバカな事やってないでいいからこっち来い。
みんないいからいいからこっち来い。
みんなこっち来い。
見ろ見ろ源ちゃん。
何か難しそうな顔して何かやってるよ。
ちょっと聞いてみようじゃねえか。
おい!源ちゃん源ちゃん!何やってんの?そんなとこで」。
「え?な何…何やってんの?って見りゃ分かんだろ。
今俺読書の本のひもをほどいてますよ」。
「えっなにバラバラにしてんの?」。
「そうじゃねえバカ。
本を読む事をそういうんだよ」。
「そう?源ちゃん本読んでんだって…ハハッ。
何読んでんの?何読んでんの?」。
「え〜『てぇぼうき』」。
「えっ?」。
「『てぇこうき』」。
「それひょっとして『太閤記』ってんじゃねえか?」。
「まあまあ…そうとも言う。
うん。
俺江戸っ子だから威勢よく『てぇこうき』」。
「江戸っ子だって『太閤記』だろ。
どこんとこ読んでんの?」。
「え?」。
「どこんとこ読んでんの?」。
「えっ『どこんとこ』?ど…真ん中辺り」。
「いやそういう事じゃないんだよ。
どういう場面を読んでるかって聞いてんの」。
「場面?場面って言われてもな…。
字ばっかりだからな。
ちょっと待っとくれよ。
え〜ああここに挿絵があった。
何か大きな男がよろいかぶとつけてね馬の上に乗っかって2人でケンカしてるとこ」。
「何だ?そこは。
『大きな男が…』おっ!それお前何だ姉川の合戦だ。
な!本多平八郎と真柄十郎左衛門の一騎打ち。
威勢のいいところじゃねえか。
みんな退屈してんだい。
そこ読んで聞かせてくれないか」。
「えっこれを?おめえたちに?読んで?聞かせる?アハハハッ。
嫌です」。
「何だ?『嫌』ったら」。
「いやいやこういうものは人に読んで聞かせるそういうたちのもんじゃねえんだ。
一人で静かに読むからいいんだから」。
「そんな事言わねえで読んでくれよ。
源ちゃんが読むってみんな楽しみにしてんだからな。
みんな聞きてえだろ?」。
「聞きたい」。
「聞きたい」。
「いいからいいから。
頭下げろほら見ろ。
おめえも男だ江戸っ子だ。
ここまで下げたらな嫌とは言えねえ訳だ。
いいから読んでくれ」。
「しょうがねえな全く…。
分かった…分かった!読んでやるよ。
読んでやるけどあれだぞ俺もう読むの速えぞ。
タ〜ッってんでもう『立て板に水』なああそこんとこよく分かんなかったらおめえ『2度目読んでくれ』ってたっておめえ2度目違うぞ」。
「読み方…?構わねえから読んでくれ」。
「あっそう?じゃあ読むけどあれだぞおめえたち話したりすんじゃねえぞ!気が散るたちだからな。
黙って聞いてろよ。
いいか?体動かすなよ!じっとしてろよ。
気が散るたちだからな。
いいか?なあ。
はばかり行く時手上げて行けよ。
いきなり立ち上がんなよ。
驚くからな。
いいか?なあ。
携帯の電源切れよ!」。
(笑い)「結構大変な事になるからな。
おめえ。
バイブも駄目!」。
「うるせえなおめえは。
早く読め」。
「分かった読んでやるよ。
いくぞいくぞいいか?なあ。
読むぞ本当に。
なあ。
いくぞ。
なあ。
俺読んだら止まんねえぞ。
いいか?なあ。
止めんだったら今のうちだぞおめえ。
止めるか?」。
「いや止めねえよ。
いいから読んでくれ」。
「そう。
じゃあいくぞ。
読むぞ。
いいか?なあ。
いくぞ。
なあ。
『ひ…ひ…ひ…ひとひと…一つ一つひと…ひと…一つ一つ…』」。
「なかなか2つにならねえな」。
「赤ん坊育ててんじゃねえんだ。
黙って聞いとけ全く。
『ひと…一つ姉が姉がか姉がかわらけ姉がかわばけ…』えっ?姉がかわらけ?」。
「面白い本だよ。
なに姉がかわらけっていうと妹毛深いの?」。
「うるせえなバカ」。
(笑い)「スケベな本読んでんじゃねえんだ。
黙って聞いとけ全く。
『姉が姉が姉がわ』姉川か。
『姉川姉川姉川の…姉川のっかのっか…』」。
・「電話!」。
(笑い)「誰だ?携帯の電源切ってろって言っただろバカ本当にもう。
ど…どこまで読んだっけ?」。
「『どこまで読んだ』?姉川!」。
「あっそうそう。
『姉が姉川の…のかつのかっのかっのかっつのかっつ…』」。
「行司かおめえは。
何なの?」。
「何なのじゃねえんだ。
読んでんだから黙って聞いとけ。
『のかつせ…せんのことなりき』」。
「何だ?それは。
モールス信号じゃねえか。
全くもう。
そんなとこから読まれたらこっちは往生なんだ。
もっと威勢のいいとことんとんと抜読みしてくんなよ」。
「抜読み?いちいちうるせえな全く…。
え〜この辺りかな。
『えっえ…そ…えっ…ええ…ま…その…そのときま…まがまがらまがら…まがらじ…まがらじ…フッ…ラッ…フッハア…フッ』」。
「色っぽいなおめえは。
何?」。
「『何?』じゃねえんだ。
読んでんだから黙って聞いとけ全く…。
『ままま…まがらじ…じ…フッ…ラッ…フッ…ハア…フッ…ヘ…ヘモンガー』」。
「誰なんだよ?そいつは。
真柄十郎左衛門ってスッと読めないのかよ」。
「その人が」。
「横着だね。
いいよ真柄十郎左衛門がどうした?」。
「『て…敵に敵にむか…むか…むかついて』」。
「金だらい持ってきてやれよ」。
「何?この金だらい」。
「むかつくって言うから早くやっちゃった方が楽になるよ」。
「そうじゃねえんだ。
お互いの大将がむかついて戦になるんだから黙って聞いとけ黙って…。
何やってんの?…違った違った。
これ『つ』の字が小せえんだこれがな。
『向かって』」。
「向かってかよ。
むかつくむかつくって心配しちゃうじゃねえか。
向かってどうした?」。
「『い…一尺一尺にす…二寸二寸のお…おうおうえ…おうおだちおだちよ…ままま…まつこう!』」。
「何だい?」。
「誰今返事したの?」。
「あっ俺俺。
今呼ばなかった?」。
「呼びやしないよ。
今本読んでんだから黙って聞いとけ全く。
『一尺一尺にす…二寸のお…おうおう…おだちよまままま…まつこう!』」。
「何だい?」。
「『ままま…まつこう!』」。
「何だよ?」。
「『ままま…まつこう!』」。
「うるせえなコンチクショー。
何度も呼ぶな」。
「うるせえな。
お前が『太閤記』に出てくる訳ねえだろ本当に。
黙って聞いとけ全く。
何かおかしいんだこれ。
『ま…ま…まつこうおう』」。
「なんだよ」。
「合わせんなよ。
おかしいんだこれ。
『まつこうじやうだ…』あっこれも『つ』の字が小せえんだこれ。
『真っ向上段に』」。
「真っ向かよお前。
『松公松公』ってっから松の野郎返事しちまうよ。
どこが『立て板に水』だよ。
横板に餅なすりつけてんじゃねえか。
聞いてるとむかむかしてきたよ。
それより妙な事言うな…。
『一尺二寸の大太刀が』つったろうな?一尺二寸ったぁたかだかこんなもんだ。
いいかい?真柄十郎左衛門って人は北国では大将とまでいわれたやつだから太郎太刀次郎太刀五尺六尺もの刀を振り回してたんだ。
それにしちゃお前やけに短えんじゃねえか?」。
「え〜だからただし書きがしてある」。
「ただし書きだって。
何て書いてんの?」。
「『ただし…ただし一尺二寸は刀の横幅なり』」。
「横幅?へえ〜。
張り板みてえな刀振り回したら向こう見えねえんじゃねえか?」。
「そうそうだから向こうが見えないといけないからところどころに三角四角の窓を開けその窓を細めに開けては『あらそこ行くの本多さんじゃありませんの。
ちょいと寄ってらっしゃいよ』なんてこれから芸者を揚げてどんちゃん騒ぎ」。
「いい加減にしろおめえは。
大体戦でもってどんちゃん騒ぎする訳ねえだろ」。
「いいんだよ『太閤記』ってぐれえだ。
鳴り物が入ります」。
(拍手)私が小学生の頃ですね大阪市大正区新千歳町という所へ住んでおりましてねちょっと描いてみましたが大正区っていうのは材木屋さんが多いんです。
これが貯木池でここ川なんですけども突き出してるのがこの…今では考えられませんですけども川の所へトイレが突き出してましてねここにかまど言うほどのかまどまあ…石油缶ですかね。
…でちょっと4畳半もなかったと思うんですけど3畳ぐらいの板の間と6畳と…。
木造ですもちろん。
こういう所に住んでいたんですけども今日のゲストはどういうとこに住んでいたのかちょっと描いて頂きましたら…どうです?この広大な敷地。
絵が雑ですね〜。
こういう所で小さい時お住みになってたという。
今日のゲストは歌舞伎役者でございます。
片岡愛之助さんでございます。
どうぞ。
おはようございます。
おはようございます。
どうぞよろしくお願い致します。
よろしくどうぞお願いします。
お掛けになって下さい。
よろしいですか。
失礼致します。
ご無沙汰致してます。
ご無沙汰です。
ありがとうございます今日は。
ご無沙汰ですかね…?そうでもないですか?そうでもない思わへんけど。
まあまあご無沙汰でんな。
すいません雑な絵で。
いやいや…。
途中まで描いたんですけども説明した方が早いかなと思ってやめたんです途中で。
すいません。
説明して…。
こちらが船のスクリューを造っております工場なんです。
だから愛之助さんもう皆さんよくご存じだと思いますけども梨園の息子さんと違って…。
そうなんです。
一般家庭に生まれまして。
一般家庭に生まれて…。
私の家が祖父がスクリューを造っておりまして。
スクリュー屋さん?船のプロペラですよね。
これもまた珍しいでんな。
そうですね。
ここがおうちでですね全く分からないですが…。
家族が住んでるんですね?ここはね。
おじいちゃんたちと一緒に。
ここは何なんですか?2階なんです。
すいません。
ここから上がっていくとここへこう上がっていくっていうな。
上が私たちの家族って感じだったんでみんなで寝てましたね。
そうですか。
この中にクレーンってプロペラをつるしたりするすごい大きなものがありましてリモコンで線でつながってるんですけどそれをグ〜ッと上に上がっていくんですけど日曜日なんかだとあまり工場が動いてないので実家のおやじが「そこへぶら下がってみろ」と。
それで上に上げてもらったりしてちょっと遊園地的な感じで。
それが宙乗りの始まりですか?アハハハッ!いやいや…そもそもですか。
そやから宙乗りやっても怖くないでしょう?怖くないですね。
やっぱりそのクレーンのおかげですよ。
そうですか?今思えば。
しかし腕すごいでんな。
その腕。
この腕ですか?女形の腕ちゃいまっせ。
女形は着物結構ここまで来るのでそんな見えない。
ここまで女形見せたらもう失格ですね。
僕はもう怒られます。
これは見えない部分なんで見なかった事にして下さい。
初めはみんな女形からするとね前にお聞きしたんですけどもそんな腕で女形してたんでしょう?初め。
そうですね。
こんな腕で…。
その腕は何で…。
スクリュー運んでた訳やないんでしょ?そうですね。
残念ながらスクリュー運んでなかったんですけどもなりましたね。
ジムとか行って鍛えてましたら。
でも昔はもっと細かったかもしれませんね。
いつごろから鍛えだしたんですか?立役ばっかり務めるようになりまして最初はやっぱり師匠が今おっしゃったとおりみんなどなたも一旦女形を務めてから女形だけとか立役と両方とか立役だけとか分かれていくんですけども。
それがすごいですね。
初めみんなそれから入るっていうのは。
そやからどなたも女役をできるっていうかね。
そうですね。
その女形を務めてないと立役いわゆる男役をやった時に演じた時に色気が出ないっていわれてましてですから皆さん本当にどなたも大先輩方も女形は経験してらっしゃいますね。
「え〜ごつい人やな」とかね。
アハハハッ!ありますか?「うわ〜!」いうのね。
そらなかなかきれいな人もいますよ。
そやけど「それはないやろ」みたいなね。
あれは誰が決めてまんねん?師匠それは個性的と言って頂きたいですね。
失礼しました。
やっぱりいろんな人…。
ものすごい個性的な…。
ありがとうございます。
男っぽい人も。
男っぽい人…。
そもそもスクリュー屋の息子はんがでっせ何でその…?そもそもこの家と工場が同じ敷地内にありましてダンプが出入りして非常に危ないという事で親が家の中で遊んどきなさいと言いまして僕は妹とお手伝いさんのおばあちゃんと僕と3人で遊んでたんでそれを見てて実家のおやじがかわいそうと思ったんでしょうね。
たまたま新聞読んでましたら「松竹芸能子役募集」という欄がありまして塾代わりにここへ通ったらどうだっていう事を…。
ほう〜。
一番最初NHKさんにお世話になりましてですね「欲しがりません勝つまでは」という。
それ朝の連ドラじゃないですか?そうなんです。
藤山直美さん主演の初主演の。
それに私出させて頂きましてですね。
何の役ですか?通りすがりの子どもですよ。
藤山直美さんの子どもさんじゃなくって。
全然そういうのじゃなくって。
「ワ〜ッ」言うてる…?3人とか4人の子「ワ〜ッ」言うて走ってるだけの…。
そこで初めてテレビのお仕事を頂いてその後に歌舞伎以外のお芝居普通のお芝居当時角座中座の並びにあったじゃないですか大阪の道頓堀の。
そのあとに歌舞伎の子役のお話を頂きまして初めて歌舞伎というものに触れたんですね。
初めの役は何だったか覚えてます?「玄冶店お富与三郎」の僕は多左衛門っていう旦那を送ってくるでっちなんです。
ちょうちん持ってもう出てきておじぎして引っ込むだけなんですけど。
それ何歳ですか?それがだから…7歳とか6歳…7歳ぐらいですかね。
まあ…実家の父はプロペラを継いでいた父は自分が好きでプロペラ屋を継いだんじゃないから僕には好きな仕事をさせたかったみたいですね。
そこで今の父の秀太郎に声かけて頂いた時に「じゃあどうするんだ?」と僕に。
「役者というのを歌舞伎というものをやってみたいのか」とうちの父が言ってくれまして僕はすごく好きでしたから「やりたいです」と。
好きになってったんですね。
何回か出てるうちに。
出てるうちに。
大好きになりましたね。
楽しかったですねすごく。
華やかなんですかね。
はい。
何がどうっていうのは全く子どもでしたからセリフなんか分からなかったですけどもやはり顔白く塗ったりとかあとは女形。
男性が女性になる女形の芸のすごさっていうんですか。
楽屋入りしてきた時は普通のおにいさんでありおじさんである人があんなにきれいになってしまうのかっていう事のすごさに感動しましたね。
きれいになる方はきれいになりますよね。
分かりました。
個性的な方も…。
個性的な方もいらっしゃいますけども。
あとは盆が回ったりせりが上がったり下がったり。
あと宙づりで役者が飛んでったりする事が僕にとっては非常にテーマパークに来たように楽しかった訳です。
歌舞伎役者…ちょっと話それますけど一日いくらなんですか?いや一日じゃ…僕らひとつきですね。
1公演…。
1公演これだけとか?たとえ出番が1分であろうと朝から晩までずっと出ずっぱりであろうと同じなんですよ。
そういう事ですか。
だからよくみんなに言われますけどいわゆる高い役者って言われるとちょっとこれもんなんですよね。
いわゆる出番が少ないっていう事ですから。
安い役者って言われる方がいい。
たくさん出られるからって言ってますね。
そういう事ですか。
…という事は去年の京都の南座の夜の部を見に行きましたら愛之助さんは最後の狂言にちょっと出てきてセリフもなしにだんまりでこうやってたから高い役者でんねんな?でもお昼も出てましたから。
師匠にはお昼も見て頂きたかったんですけど。
ハハハッ!そうなんですね。
そうなんです。
2014/07/06(日) 05:15〜05:45
NHK総合1・神戸
桂文枝の演芸図鑑「テツandトモ、桃月庵白酒、片岡愛之助」[字]
落語家・桂文枝のナビゲートで、とっておきの演芸と対談をお届けします。演芸は、テツandトモのコミックソング、桃月庵白酒の落語「浮世床」。対談のゲストは片岡愛之助
詳細情報
番組内容
落語家・桂文枝のナビゲートで、とっておきの演芸と対談をお届けします。演芸は、テツandトモのコミックソング、桃月庵白酒の落語「浮世床」。対談のゲストは片岡愛之助。
出演者
【出演】テツandトモ,桃月庵白酒,片岡愛之助,【ナビゲーター】桂文枝
ジャンル :
バラエティ – お笑い・コメディ
劇場/公演 – 落語・演芸
バラエティ – その他
映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
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