(テーマ音楽)砂浜と空を覆い尽くす鳥鳥鳥。
この水鳥たちの楽園は砂漠によってもたらされました。
アフリカ・モーリタニア北西部。
大西洋沿岸に広がるバンダルガン国立公園です。
広さは東京都の5倍近く。
世界有数の水鳥の生息地です。
この海には強い東風によってサハラ砂漠から大量の砂が流れ込みます。
そのため極端な遠浅になっています。
1月多くの鳥が集まるアレル島を訪ねました。
100種類。
多い時で250万羽もの鳥が見られます。
シベリアやヨーロッパなどとアフリカを行き交う鳥たちの中継地になっています。
こちらはヨーロッパフラミンゴ。
イタリアやスペインからやって来ました。
海に潜ってみましょう。
水深は浅く60kmの沖合でも5mほど。
太陽の光がたっぷり注ぎます。
そこに海流に乗ってミネラルが流れ込み海藻やプランクトンが大発生小魚などを呼び込むのです。
早朝潮が引き始めました。
島の周りが緑色になります。
海の底の海藻が現れたのです。
鳥たちは食事に大忙し。
餌は小さなエビや貝そして小魚です。
浅瀬で狩りをするのはモモイロペリカン。
10kgもある巨体の上に今は子育ての真っ最中。
たくさん食べなくてはなりません。
潮が満ち親鳥が戻ってきました。
黒っぽいヒナが親鳥の口に頭を突っ込んでいます。
のどの奥を刺激して食べ物を吐き出させようとしているのです。
ペリカンのすぐそばに陣取るのはカワウの親子。
7,000羽の鵜と6,000羽のペリカンがほとんど同じ時期に島で子育てをします。
潮が引くのは一日2回。
その間に餌を取らなくてはなりません。
大食いのペリカンが時に鵜を襲うこともあります。
でもこれ鵜を食べているわけではありません。
鵜は驚くと食べた魚を吐き出す習性があります。
それを利用して餌を横取りしようとしているのです。
どうやらうまくいったようですね。
ペリカンのヒナがふらふらと歩いています。
餌を十分に食べられなかったのでしょうか。
無事に成長できるのは2羽に1羽だけです。
こちらは鵜がヒナを育てる巣。
木が全くない乾ききったこの島では死んだペリカンの骨も巣の貴重な材料です。
2月末ヒナたちが生まれて1か月余り経ちました。
厳しい試練を乗り越えたペリカンのヒナが巣立っていきます。
鵜のヒナも空へと舞い上がりました。
砂漠が作り出した独特の自然。
半年後鳥たちは次の命をつなぐために再びこの海に戻ってきます。
さあ皆さんお待ちかね!登場するのは2014/07/06(日) 04:25〜04:30
NHK総合1・神戸
シリーズ世界遺産100「バンダルガン国立公園〜モーリタニア〜」[字]
砂漠がはぐくむ海 ▽自然遺産 【語り】松平定知 【テーマ音楽】久石譲
詳細情報
番組内容
砂漠がはぐくむ海 ▽自然遺産 【語り】松平定知 【テーマ音楽】久石譲
出演者
【語り】松平定知
音楽
【テーマ音楽】久石譲
ジャンル :
ドキュメンタリー/教養 – 歴史・紀行
ドキュメンタリー/教養 – カルチャー・伝統文化
ドキュメンタリー/教養 – 自然・動物・環境
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