桂文枝の演芸図鑑「エド山口、古今亭文菊、大村崑」 2014.07.20

おはようございます。
案内役の六代桂文枝でございます。
よろしくどうぞお願いします。
レジェンドっていうのを辞書で調べますと伝説のとか言い伝えとか。
まあ日本では伝説的な人物という感じでよく使われますよね。
スキージャンプの西選手がそうでございますが40過ぎてですよ。
あれはすごいですね。
ですからスキーを目指す人にとってはレジェンドですね。
ただ受験生にとってはどうなんですかね…あの滑るっていうのはね。
さて今日の出演者でございますがギタージョッキーのエド山口さん。
そして落語は古今亭文菊さんの「長短」です。
ごゆっくり。

(拍手)ギタージョッキーのエド山口です。
よろしくお願いします。
(拍手)初めてギターを弾いたのがね中学2年の時なんです。
最初に練習したのは教則本でね…。

(「湯の町エレジー」)一部の方は分かる。
(笑い)「湯の町エレジー」。
昭和39年にねラジオから突然…。

(「パイプライン」)これはビックリした。
エレキギターは知ってましたけどこういう弾き方を今まで誰もしてなかったのね。
これは関東ではテケテケサウンド四国ではデンデケデゲツっていうんです。
あの…「青春デンデケデケデケ」って見た人います?あれ全部僕弾いてんですよ。
いろんな仕事してんですよ。
これで普通に弾けば…。

(「パイプライン」)格好よくないんですけど…。
この右手の方の親指でこの真ん中のブリッジっていうんですけどテレビだから映ると思う…ここを押さえる。
ミュートっていうんです。
そうすると…。

(「パイプライン」)これが格好いい!これはこれが格好いいんだからメロディー弾いたらなくなっちゃうじゃないですか。
一人だから…。

(「パイプライン」)・「ホイタテララペラペパこれまたテンタトタタ〜」・「ティラレララレラレラ」あっそうか。
こういうサウンドって一人じゃできないんだ。
どうしようかなと思ってパッと隣見たらまだ髪の毛フサフサの弟がいたんです。
(笑い)今名前はモト冬樹っていうんですけど。
あいつ本名裕男っていうんですよね。
裕次郎の「裕」に「男」なの。
「裕男兄ちゃんとギターやんねえか?」って言ったらずっと俺の事見てるから「うんやるやる!」。
これで…。
うちの一家の運命は決まる訳です。
1980年に内藤やす子さんの「六本木ララバイ」という。
ちょっと前に秋元順子さんも出してくれたんですけど31人がカバーしている曲を作詞作曲したのが縁で作曲の仕事も増えました。
今カラオケに結構入ってます。
作曲するのに一番大事な事今日はその話をしようと思ってます。
コード進行です。
これがハ長調。
ドミソ。
明るいでしょ?そうすると…。
「ヨシコさん今度の日曜日ピクニックに行きませんか?そうだ!おかあ様も誘って行きましょう。
サンドイッチを作って…」。
こういう感じの明るい…。
これが和音で言うと長調。
長い調べ。
メジャーコード。
これが短音に短調になってマイナーコードになると…。
ちょっと哀愁帯びてくる。
「何でさ…子どもが出来たって言わなかったんだよ」。
(笑い)こういう感じになる訳ですね。
そのくらいコード進行のキメは大事なんです。
俺はね3年前にある事に気が付いてビックリした。
「金色夜叉」って知ってます?若い方はご存じない?明治30年に新聞に連載された尾崎紅葉紅葉と書くんです。
この人の小説です。
「金色夜叉」。
大メロドラマ。
間貫一とお宮の悲恋物語。
お宮が金に目がくらんで金持ちに嫁ぐ。
それを怒った間貫一が熱海に今お宮の松ってあるじゃないですか。
まああそこら辺だと思うんですけどね。
「お宮お前は金に目がくらんで俺を裏切るのか。
来年の今月今夜いや再来年の今月今夜のこの月を僕の涙で曇らしてみせるよ」なんて言ってね。
泉鏡花の「婦系図」徳冨蘆花の「不如帰」。
これが明治の3大ドラマ。
これが映画がまだない頃ですから何回も芝居で上演されてなんと大正7年に「金色夜叉」の歌が出来ます。
「金色夜叉」ですからね金色夜叉じゃないですからね。
東海林太郎と松島詩子ワルツのマイナー進行。
・「熱海の海岸散歩する貫一お宮の二人連れ」一部の人だけが分かると思います。
俺子どもの頃うちのおやじ歌ってましたから。
これが「金色夜叉」。
ところが5年後大正12年あの有名な中山晋平さんが作曲して作詞が海野厚。
海野と書くんですけどね。
この2人が作った曲がなんと今日本の唱歌百選に選ばれてる。
5月になると歌われます。
皆さんご存じ「背くらべ」。
・「柱のきずはおととしの五月五日の背くらべ」・「粽たべたべ兄ちゃんが計ってくれた背のたけ」これは聴いた事あるでしょ?これを聴いた時ビックリしたんだ。
3年前にこれを聴き比べた。
この「背くらべ」をメジャーじゃなくてマイナーにしたらどうなんだ。
・「柱のきずはおととしの五月五日の背くらべ」・「共に歩むも今日限り」…ちょっと歌い過ぎたね。
乗っちゃってね。
これ・「熱海の海岸散歩する」・「貫一お宮の二人連れ」どこが違うんだろう…。
同じワルツでコード展開が一緒。
違うのはメジャーかマイナーか。
これを何と言うか。
あんまりこういう場所では言えませんけど…プロの作曲家でもこういう事があるんだと。
これが今日のただのオチです。
(笑い)今日のお話はギターのコード進行についてでございました。
ありがとうございました。
(拍手)
(出囃子)
(出囃子)
(拍手)へいどうも。
(拍手)え〜いろいろお気を遣って頂きました。
本当にありがとうございます。
大した事はできませんけれども落語でおつきあいを願おうという訳でございます。
まあ落語の中にはいろんな登場人物が出てきますがね「十人寄れば気は十色」っていうんですよ。
つまりお顔形が違うように人間っていうのはご気性が違うんですね。
だから人間ってのは面白いんだそうですが。
昔ある長屋に大変に気の長〜い人と大変に気の短い人が住んでましてねこれが仲が良かったって話があるようですが。
「誰だ?おいそこにいんの。
ええ?長さんじゃねえの。
そうだな?おい長さん。
いやいや…影が見えてるよ。
うん。
閉まりしてねえからさちょっと開けて入ってきなよ長さん。
ええ?いやいや…分かってんだよ。
影が見えてんじゃん。
長さんだろ?なあ?長さん」。
「フフフッ…」。
「何してんだ?長さんおい。
えっ?いやいや…いいんだいいんだ。
スッてやらぁ開くんだよそんなものは。
…やってごらん。
…っと。
…って…って。
いいよそれじゃあもう戸…戸壊したって構わねえ。
そんなものはじゃあこんななっちゃってお前。
何でもいいよ。
長さん」。
「フフフッ…」。
「ハハハッ…こんちは」。
「何だよおめえ『こんちは』ったら。
いいよいいよ。
分かった分かった。
閉めろよまずはな。
上がんな上がんなこっち。
なあおいどうした?いや…座れよまずは。
どうしたんだ?何?どうした?」。
「あのさ用ってほどの事はねえんだけどよ。
俺ゆうべさ驚いちゃった」。
「どうしたの?ゆうべ。
えっ?泥棒か?おい。
泥棒?」。
「泥棒じゃねえんだよな。
うん…。
夜中によはばかり起きたんだよ。
空見てさ驚いちゃった」。
「何だよ何?空…。
火事か?火事?」。
「火事じゃねえんだよ」。
(笑い)「ハハハッ…ハハハッ…ハハハッ…。
早い話がさ」。
「早かねえだろうよおめえの話は何一つよ。
早かないんだよおめえの。
何何?どうしたの?何なのよ」。
「空見たらさ星が一つも出てねえのよ。
うん。
あらぁこら事によると明日雨が降るんじゃねえかな〜と思ったらほら…今朝雨が降った」。
「コノヤロー。
おめえは今朝の雨をゆうべのはばかりからしか言えねえのかおめえは。
本当に相変わらず気が長えや長さん。
ええ?いやいやちょっと見てくれよ。
菓子があんだよ。
菓子が。
脇からもらったんだ。
ええ?いやさっき俺1つやったんだけどなかなかうまいよ。
おめえ甘いもん好きだろ?なあ?取っといたんだよ。
どうする?食うかい?いやいや…おめえ食わねえんだったらさ俺しまっちゃうよこれ。
なあどうするんだよ?これ。
うめえんだよ。
さっき1つ俺やっちゃったんだ。
ええ?うん…じゃあいや…何をぼうっとしてんだよ。
食うか食わねえかってんだよこの菓子を。
ねえ?あのね…お前どんどん腐っちゃうよこの菓子このままにしてると。
これどうすんの?これよ。
よう?食うかい?」。
「頂くよそら。
ハハハッ…そんな短七さんみてえによ足元に火付けられたみてえにそんなパアパアパアパアせきたてられちゃ食うもんだって実にも皮にもならないよ。
ねえ?うんフフフッ…。
食い物ぐらいはさゆっくりね…落ち着いて食べてえもんだこらぁな」。
「分かった分かったよ。
じゃあ分かったよ。
いいよ言わねえよ…」。
「ど…どうどう?ねえ?ど…どうなんだよ?よう?ねえ?よう?ねえ?うめえか?それね」。
「フフフッ…。
まだ食べてないよこれ。
ハハハッ…よいしょ。
あっ頂きます」。
(食べる音のまね)「う〜ん…」。
(食べる音のまね)
(笑い)「この菓子はうまい菓子だね〜」。
「はり倒すよおめえは。
何を何をしてるの?そう…何なの?そう…。
半分の菓子をいつまでもペチャクチャペチャクチャペチャクチャ…じゃないよ!へ?貸しなさいこんなものは!こんなお前こんな菓子をお前こ…これ…か…かっ…ん…」。
「はあ…あっはあはあ…飲んじめえばいいじゃないこんなものはこれ」。
「あ〜…相変わらず短七さん気が短えな〜。
ヘヘヘッ…。
そこいくとさ私はどちらかって言うとさ気が長えよな。
これでさ気性が違うってのはさやっぱりこりゃ面白えもんだよな。
ハハハッ子どもの頃から友達でよやっぱりどっか気が合うんだ」。
「合わねえよてめえとは!合わないでしょう!それな…な…何を何をしてるんですか?そこで。
ええ?そんな事したって火は付かないんだ。
いいか?よく見てろ。
こういうものはな詰めるだろ。
口からお迎えねっ。
うんうん…。
フ〜。
これでいいんだ。
こうやったら…。
これだよおめえ江戸っ子は。
よく見てろ。
なあ詰めるだろ。
そしたら口からお迎えなこんなものは。
うんうん…フ〜。
これでいい。
こうやんの。
やってもらいてえの」。
「訳ねえやそんなものは」。
「付いた」。
(笑い)「ブッ…ヘ〜ッ!」。
「ひっかくよおめえはさ。
何をしてるの?何を。
ねえ?いいか?こういうものはねこういくだろ詰めるだろ。
こういう形こういうふうにな。
ここ…うんうん…フ〜。
一服したらポンッとはたいてもらいたいの。
ねえ?これが江戸っ子だよ。
そんな火玉が踊るまで吸うんじゃないよ。
お前よく見てろ。
こうこう…うんうん…フ〜。
一服したらこれこう…なあ?これが江戸っ子なんだ。
よく見てろ。
こう…こういう…こういう事はできないの?うんうん…フ〜。
これでいいじゃん。
これ一服だよなあ?俺なんざちょいと急いでる時はよ火付ける前にポ〜ンとはたいちゃうよ。
俺なんざこんなものは」。
「あ〜…相変わらず…気が短えんだね〜。
やっぱりそれだけ気が短えからさ人からものを教わるってのは嫌えだろうな?」。
「嫌いだよそんなもの。
大嫌いだよ俺はそんなもの。
…だよ。
嫌いだよ」。
「それは私がこう教えてもか?」。
「…おめえは別だよ。
おめえは別。
なっ。
子どもの頃からの友達じゃねえか。
そうだろ?俺の悪いところがあったら何でも言ってくれ。
なっ?そのかわり俺も言うんだから。
どうしたい?何かあんの?言ってくれ」。
「だけどさ短七さんこれ言うと怒るといけねえからな」。
「怒んねえよおめえが言うんだろ。
怒んねえ怒んねえ。
どうしたの?何?言ってごらん」。
「本当?本当怒んない?」。
「怒んないよ俺は怒んない。
言ってごらん。
どうしたの?」。
「本当?うん…でもな…」。
(笑い)「フフッ何か何だか…怒る…」。
「怒らねえよ俺は。
だからおめえは…なあ?怒らねえから言ってごらん。
どうした?何?」。
「じゃあ言うけどささっき短七さんがねあらぁ2服目のたばこだと思うんだ。
威勢よくポ〜ンとはたいた火玉がさたばこ盆の中入らねえでよ左の袖口からたもとん中スポ〜ンと入ったの。
『いいのかな?』と思って見てるうちにさ今だいぶ煙が出てきたようだけどそら事によったら消した方がいいんじゃねえ?」。
「ちょっ…ちょっ…とっ!あっ…ああ〜…。
何かどうもきな臭え臭いがすると思ったらおめえこんな焼け焦がしが出来ちゃ…。
おい!こんな事はよ事によらなくったって教えた方がいいんだこんなものは!何だって早く教えねえんだ。
このバカ!」。
「ほら見なよ。
そんな怒るじゃねえかよ。
だから教えねえ方がよかった」。
(拍手)今日のゲストは私が中学校の頃から憧れておりましたコメディアンでございます。
この方です。
どうぞ!はいおはようございます。
よろしくどうぞお願いします。
おはようございます。
失礼します。
私公私共にお世話になっておりますのでねあんまりこう…ちゃんとしたとこで面と向かってお話しするいうのはあんまり今までなかったですな。
最近では何かパーティーとかねそれから葬儀場とかでねよくお会いしますね。
そうですね。
私は中学校の時に僕は芸能人にファンレターというのを書いたのは大村崑先生があとにも先にもお一人だけなんですよ。
あのころはでも子どもさんの人気はすごかったですね。
全国至る所から「崑ちゃん崑ちゃん」ってね。
全国放送やったんですか?全国放送ですよ。
大阪キー局で全国。
だから当時の子どもたちが崑ちゃん…お母さんお父さんに葉書もらって「日本崑松」とかね「日本崑ちゃん」とかね「日本大村崑」ってねそれだけでブア〜ッ来るんですよ。
すごいもんですね。
その節はお返事も出さずに…。
いや〜覚えておられないでしょ?そういう…。
それはずっと晩年あなたが言われた事が耳に入ってきて「ああ三枝君ね頂いた…それはえれえ事したな。
いつかお返しせないかんな」と思いながらね今日書いてきたんですよ。
何を書いてきたんですか?「何を」ってさ今日お返事を。
本当ですか?本当ですよ。
その節頂いた返事です。
今頃ですか?今頃。
この機会に渡さなかったら…。
それは涙が出そうなるのに。
「河村静也君」ね。
本名までちゃんと調べてきたんですから。
パソコンで。
「河村静也君ファンレターありがとう。
大変遅くなりました」。
遅い。
「お返事を書きます。
その昔河村君からお手紙に返事を出し文通が始まり君と会って親しくなってもし私のお弟子さんにでもなっていたら君は今えらい困った事になっていたでしょう」。
何でですの?「現在の喜劇人は全滅状態になりました。
先輩の佐々十郎茶川一郎南都雄二それから藤山寛美のおにいさんたち。
それから同じ年の芦屋雁之助君藤田まことさんもう皆天国に行きました。
喜劇を見せる劇場も無くなり喜劇作家もいなくなりました。
あの時河村君と会わなかったので今六代目桂文枝があるという事です。
あなたはあれから落語の世界に入り創作落語も広め独自のキャラクターを作り出しはなし家から司会者いやある時は喜劇役者にまたある時はシャンション歌手に。
現在の上方落語界のリードマンとなり幅の広い大道を歩んでおられると。
あなたを見て私は誇らしい気持ちで拍手をします。
ここに表彰致します。
昭和20年大村崑」。
先生これファンレターの返事というより単なるぼやきみたいな…。
ぼやきも…。
最近ね聞いたらね年いったらぼやく事はええらしいよ。
ありがとうございます。
ぼやく事は。
これ先生の字ですか?僕の字です。
きれいな字ですね。
お恥ずかしい。
僕はもう中学校の…高校1年ぐらいですかね帰ってきたらいつもこの曲を聴いてまあ見て先生のファンでしたからちょっと聴いてみましょうか。
あっああ!勇壮ですよねこの歌。
・「とんとんとんまの天狗さん」・「とんまでオセンチお人好し」先生ステージで歌ってたんですか?これはキングレコードの子役が歌ってるんです。
歌手が…。
ここだけでしたよ。
・「姓は尾呂内名は南公」だけが僕だったの。
それ言ったら駄目なんですよ。
NHKですから。
あっそっか。
だからそこだけしか歌ってないんですよ。
あの時に僕が見てましてね「番頭はんと丁稚どん」も生放送じゃないですか。
そう生ですよ。
中継でしょ?ほいで。
そうですよ。
初めパ〜ッと出てきて・「丁稚だって〜丁稚だって〜」覚えてます?覚えてます。
あれでも歌ってる最中から回ってるんですよ。
前でディレクターが。
もう時間がないから。
リハーサルするでしょ。
一番最後のシーンが一番大事になるじゃないですか。
ミステリー本でもねっ。
最後のシーンの役者が出られない時いっぱいあったんですよ。
(笑い声)「やりくりアパート」なんか人命救助して褒められて校長先生に桜の花のバックで紅白の前で表彰状持って吉本に白川っていう人いたじゃない?白川珍児さん?あの人が校長先生ヒゲつけてやね「表彰状」言うてね「佐々十郎大村崑」言うてねずっと稽古してるんだ。
事件があっていろいろあって人命救助もやってさあ今から表彰いうてそこへスタンバイしてるうちに時間が来てしもうてもう終わってまう訳。
最後起こし言うて名前が出てくる訳。
サ〜ッと横に走るのかな。
「もう終わったよ」って言ったら白川さん校長先生「あの僕今日ギャラもらえるんですかね?」って言って…。
そんなんいっぱいありました。
「とんま天狗」なんかものすごく面白かったでしょ?本番前に廊下で稽古するんですから。
立ち回りを。
ビャ〜ッと稽古して。
立ち回りなんか大変ですね。
立ち回りがすごいんですよ。
もう100手いうか110手120手ぐらいあるでしょ。
そんな手のやつ覚えたんですか?そう。
それもう本番直前まで廊下で稽古してる?ほいで?それで本番なるじゃないですか。
当時皆盗難があるからギャラもらったままで皆懐入れてここちびれてるじゃないですか。
とんぼを切った黒覆面がバッと切ったらそこから金がバンッ飛び出したりやね。
更衣室なんかないからたばこがポンッと飛び出すしやね。
時代劇やのに?そう。
お金がドンッ出てくるし。
千円札がパッパと走ってたりさ。
おかしかった。
それを死んでても拾いよるんやまた誰か。
(笑い声)おかしい。
ササヤン茶さんというのはねもう3人がいろんなコメディーの中でお互いにこの人とひっついたりこの人とひっついたり大阪のコメディーを席けんしましたですよね。
ササヤンとか茶さんにはえらいいじめられた…鍛えられてねお相撲で言うたらかわいがるっていう…。
どういうふうにいじめられたんですか?そんな話できしません。
私はね子どもですから見てましてね本当なんと仲が良くやってはんのやろな思とったけどそこにはやっぱり先輩後輩でありまた一番の後輩が売れっ子になりかけてるっていう事でいろいろあったんでしょうね。
そうでしょうね。
お相撲の世界で言ったら幕内から入ってきて今の遠藤みたいなもんですわね。
タタタッ…と上がってきたってのは。
どうでもいいんですけど相撲見に行き過ぎでっせ先生。
時間があるんですよ。
本当にねよく映っておられて桟敷のとこ。
僕…ちょっと話それますけど先生に電話してね…大抵女の人と行ってはりまんねん。
あっ…違います。
横いてるお客さんがいたらそのお客さんと友達になるんですすぐに。
枠が見えないから?違いますね。
一人で見て…あんた考えて下さいね喜劇人が相撲見てます。
相撲見ててこう…。
相撲はあんまりニコニコ見てる人…。
笑う訳にいかないじゃないですか。
女房からメールが入るんですよ。
「怖い顔して見てますよ」と。
そうするとここにいる人ここにいる人と友達になったら「すごいですね」「すごいですな」とか何か言いながらいけるじゃないですか。
それをみんなええ人やったと思ってるんでしょ?違うんです。
お客さん!その桟敷の枠が仕切りが見えないから…。
そうそうそう…見えない。
ほいできれいな人としゃべってて笑ってくれて話が交わってくると僕も楽しに行くけどこっちに例えばお年召したおじいさんみたいな人がいて…。
先生…「おじいさん」って先生も十分おじいさんです。
82歳でっせ。
僕はおじいさんと思ってませんもん。
だから僕は座った年寄りに言うんですよお相撲さん跳んでくるからすぐ逃げなさいよと。
けがしますよとか。
年寄りが年寄りに言うんですか。
その言うてる年寄りの方が若いんじゃないですか?いやずっと若いでしょう。
プッ…ハハハッ!2014/07/20(日) 05:15〜05:45
NHK総合1・神戸
桂文枝の演芸図鑑「エド山口、古今亭文菊、大村崑」[字]

落語家・桂文枝のナビゲートで、とっておきの演芸と対談をお届けします。演芸は、エド山口のギター漫談、古今亭文菊の落語「長短」。対談のゲストは大村崑。

詳細情報
番組内容
落語家・桂文枝のナビゲートで、とっておきの演芸と対談をお届けします。演芸は、エド山口のギター漫談、古今亭文菊の落語「長短」。対談のゲストは大村崑。
出演者
【出演】エド山口,古今亭文菊,大村崑,【ナビゲーター】桂文枝

ジャンル :
バラエティ – お笑い・コメディ
劇場/公演 – 落語・演芸
バラエティ – その他

映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 2/0モード(ステレオ)
サンプリングレート : 48kHz

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