今年で128回を数えるテニスのウィンブルドン選手権。
日本のエースが自らの壁を打ち破りました。
(錦織)一つ一つのショットに自信が出てきたので…。
そして同世代の若い力が芝のコートで躍動しました。
新しい力を迎え撃つ王者たち。
2週間にわたる熱い戦いを振り返ります。
ウィンブルドンの挑戦は今年で6回目になります。
今シーズン4月のツアー大会で優勝。
世界ランキング初のトップテン入りを果たしました。
自信もついてきているのでこのウィンブルドンで上に行く事が目標なので…。
錦織のウィンブルドン最高成績は3回戦。
更に上位に進むために力を入れてきたのはサーブです。
(拍手)進化したサーブを武器に大会に臨む錦織。
(拍手)今年のウィンブルドンが始まりました。
1回戦の相手はフランスのドゥスケッパー。
錦織序盤からサーブでポイントを重ねます。
(実況)ファーストしっかり入れてきました。
前に出ます。
逆をつきました。
サーブアンドボレー見せました。
最後まで相手を圧倒しました。
前に来る。
アウト!錦織初戦突破。
(錦織)サーブがこうよくなってきてかなりやりやすくというか慣れてきてると思うのでテニスがよくなってきているおかげで芝でのプレーも自信を持ってやれてます。
続く2回戦。
相手は予選から勝ち上がってきたアメリカのクドラ。
この日も好調なサーブで試合をリードします。
このフラット。
(拍手)もう一度きました。
(解説)集中してました。
ナイスサーブです。
乗っています。
深い。
展開する。
返した。
追いつく。
抜きました。
(解説)見事なフットワークそしてそのあとのテクニックです。
サーブに加え多彩なショットで相手を翻弄します。
迎えたマッチポイント。
錦織勝利。
2回戦もストレート。
3年連続3回戦の舞台に。
そしてその先を見据えて錦織ナイスゲームです。
この勝利でグランドスラムの節目となる通算30勝を飾りました。
試合を解説していた福井烈さんは今年の錦織の進化を感じていました。
サービス力の充実サーブの威力が増してきました。
スピードはもちろんなんですが厳しい時に本当に大切な場面で厳しい所に狙えるようになってきました。
ピンチが広がりそうな場面でサーブだけでポイントを取る事ができる。
フリーポイントという言い方錦織本人はしてますけどもそのポイントがすごく増えてきた。
そのサービスゲームの充実が大きな要因の一つだと思います。
男子では錦織のほかに2人の日本選手が本戦に出場しました。
ロンドンオリンピック代表の伊藤竜馬。
2年ぶり2回目の出場で初勝利を目指しましたが力及ばす1回戦敗退となりました。
(拍手と歓声)自分の中ではもう本当に最後まで出し切る事ができたんでまたこのレベルを続けて戦っていきたいと思いますね。
グランドスラム挑戦6年目にして初めて本戦出場を果たした杉田祐一。
3セット全てタイブレーク。
(拍手と歓声)2時間45分の大熱戦も勝利まであと一歩届きませんでした。
もう最高です。
環境も応援してくれる皆さんも全てがグランドスラムの舞台だなというふうに感じて幸せな思いでプレーしていました。
また戻ってきて次こそは勝っていい試合をしたいなというふうに思ってます。
今年もウィンブルドンを愛するベテランが帰ってきました。
クルム伊達公子43歳。
彼女にとってウィンブルドンは18年前準決勝進出を果たした思い出の地。
そして去年の大会では1968年のオープン化以降最年長となる3回戦進出を果たしました。
毎年本当にウィンブルドンには立ちたいという思いはこの再チャレンジを始めてからっていうのはやっぱり年々大きくはなってきているし自分の持っているテクニック経験勝負魂全てを今年のこのウィンブルドンに懸けてでも何かこう自分が戦い…。
勝ち負けっていうよりも戦いきれたって思えるプレーはしたいなと思います。
13回目となるウィンブルドン。
今年もあくなき挑戦が始まります。
1回戦の相手はシード選手のマカロワ。
クルム伊達は過去2回対戦し一度も勝てていません。
しかしその経験が試合を有利に進めます。
クルム伊達はこれまでの対戦で得た相手の弱点を狙います。
いいコースに入りました。
フォアを狙ったサーブ。
ふんばった。
前に入っていける。
このコースが有効。
この相手のフォアハンドを狙ったダウン・ザ・ラインですね。
相手のフォアハンドを執ように攻めます。
(伊達)基本的には1発はあるけどミスが多いのはやっぱりフォアハンドなのでその辺をうまくついていかなければ…。
狙いは功を奏し試合序盤5ゲームを連取します。
クルム伊達第5ゲームキープ成功。
これで第1セット5ゲーム連取です。
ボディーのいいサーブ。
取りました。
声が出ましたクルム伊達。
第1セット6−3。
クルム伊達マカロワに対して第1セットを取りました。
有利に試合を進めていたクルム伊達でしたがマカロワから逆にプレッシャーを感じていました。
(伊達)彼女のイライラ度も出さずに冷静でチャンスを作り出そうとしてたのでこっちもそれを見てると気は抜けなかったですし…。
マカロワはピンチの場面でも冷静にチャンスをうかがっていました。
第2セット試合の流れが変わります。
マカロワは第1セットで苦しんだフォアハンドでもポイントを重ねます。
マカロワの強力なフォア。
(審判)15−0。
クルム伊達なんとか食らいつきますがミスが目立ち第2セットを落としてしまいます。
あ〜っと!大きなミスになってしまいました。
入ってます。
あ〜っと落としたボールここもミス。
そして勝負が決まる第3セット。
疲れが見えてきたクルム伊達。
マカロワは勝負を急がずラリー戦に持ち込みます。
左手一本で返した。
チャンス!まだ返ってくる。
どうか…アウトか。
ここはマカロワしぶとさを見せました。
浅くならない。
マカロワブレークに成功。
クルム伊達は4連続でゲームを落としゲームカウント3−5。
試合時間は2時間を超えていました。
それでも最後の力を振り絞ります。
(伊達)何かこう自分が戦い勝ち負けっていうよりも戦いきれたって思えるプレーはしたいなと思います。
数々のプレーを刻んできたウィンブルドン。
クルム伊達がコートを走り続けます。
左手一本。
追いつけ!どうか…決まりました!パッシングショット決まりました!攻めた!入ってます!先にマッチポイントを迎えたのはマカロワでした。
前に…アウトになってしまった。
クルム伊達ファイナルセットを落としました。
敗れました。
2時間24分最後まで走り続けたクルム伊達公子。
13回目のウィンブルドンを戦い抜きました。
まあ当然1回戦負けというのは残念ですけれどもでも本当にあのレベルの選手にまだまだファイトもできましたし…。
あとねせめて5歳若けりゃねもうちょっと走ったあとにあんなに息も上がらずにできたのかもしれないんですけどこればっかりはしょうがないですね。
まあやるべき事はできたかなと思います。
クルム伊達が熱戦を繰り広げた17番コート。
次に試合をするのは22歳奈良くるみ。
奈良はそのプレーを目に焼き付けていました。
あの試合を見ててすごく刺激をもらって今日は本当に勝ち負けというよりもやっぱりああいういい試合ができるように1ポイント1ポイント取られても前向きな姿勢を見せていこうっていうのを思えたので…。
デビュー以来クルム伊達の背中を追い続けてきた奈良。
今年2月のリオオープンでツアー初優勝。
今や日本女子のエースに成長しました。
2010年以来4年ぶりとなるウィンブルドンの舞台。
1回戦の相手はドイツのフリードサム。
試合開始直後から積極的なテニスで主導権を握ります。
いいショットです。
追いつくか?よく取った。
奈良の最大の長所はフットワーク。
155cmの小さな体でもフットワークを生かして世界と戦ってきました。
自慢のフットワークでセットカウント2対0のストレート勝ち。
2回戦進出を決めました。
次の相手はウィンブルドン5回の優勝を誇る芝の女王ビーナス・ウィリアムズ。
奈良は身長差30cmの相手と対戦します。
(奈良)一番は大きいのと芝の女王ですのですごくやっぱりオーラもありましたし…。
試合はウィリアムズの強力なサーブで始まりました。
エースがきました。
これもエース級。
奈良は持ち前のフットワークで対抗します。
たたく。
これはナイスリターン。
ウィリアムズ相手に互角の試合を展開する奈良。
第1セットはタイブレークにもつれ込みます。
いいサーブだ。
エース級のサービス。
オープンコート作る。
すばらしい展開。
4−1と奈良がリードします。
ここからウィリアムズのサーブがさえを見せます。
奈良善戦をしましたがまず最初のセットは落としました。
芝の女王を相手に一歩も引かないプレーを見せた奈良。
しかし大きな負担がかかっていました。
ウィリアムズの強打を受け続けた体がついに悲鳴を上げたのです。
(奈良)左のお尻の方痛みがあったので。
ゲームの最初の方から張りは強くなってきて徐々に痛くなってきてしまったという感じです。
第2セット先ほどまで見せていた姿はありませんでした。
(審判)ゲームミズウィリアムズ。
最初のゲームを取ったもののその後はウィリアムズに一方的に攻められます。
そしてマッチポイント。
奈良健闘を見せましたが及びませんでした。
試合には敗れたものの奈良はこの試合で今後への大きな自信をつかみました。
今日はすごく本当に手応えもあった試合だったので次ハードコートになっていきますけどそこではもっとチャンスが作っていけるようなそういう試合ができたんじゃないかなと思います。
もう一人女子シングルスには土居美咲が出場。
3年ぶりとなる2回戦進出を果たします。
フォアになる。
いいショットです。
フォア。
決まりました。
強烈なフォアハンドで見せ場を作りましたが2回戦で姿を消しました。
1回戦勝ったのがうれしい面と2回戦競っていいショットもあったんですけどやっぱり取りきれなかったところで今はすごい悔しい気持ちでいっぱいなのでこの悔しさを今後にバネにしていきたいなと思います。
日本選手でただ一人勝ち残った錦織圭。
これまで越えられなかった4回戦進出を目指します。
しかしこの日はウィンブルドンの天気に翻弄されます。
雨のため試合は順延。
半日近く待たされます。
試合が始まったのは午後6時過ぎ。
しかもコートが変更されてしまいます。
対戦相手はウィンブルドン7回目のイタリアのボレリ。
予選から勝ち上がってきました。
真価の問われる3回戦が始まりました。
またファーストサービスが入りません。
おっと。
ここも簡単なミスになりました。
(解説)ここまでこういうミスはあんまりなかったんですけどもね。
錦織はファーストサーブが入らず自分のリズムがつかめません。
第1セットはボレリに先にブレークチャンスを握られます。
錦織振る。
追いつくが…。
先にブレークを許しました錦織。
(審判)ゲームセットボレリ。
6ゲーム2−3。
錦織今大会初めてセットを落としてしまいます。
お互いに1セットずつ取り合いセットカウント2対1。
ボレリのリードで迎えた第4セット第10ゲーム。
このゲームを落とすと3回戦敗退となります。
このピンチを救ったのが強化をしてきたサーブでした。
きました。
(実況)いいサーブだ。
連続のエース。
2本続けてサービスエースを決めゲームカウント5−5と追いつきます。
しかし第11ゲームはボレリがサービスをキープ。
再びリードされた錦織。
続く自分のサービスゲームでも0−30と追い込まれてしまいます。
前に出る錦織。
ここでネットに出てのポイントです。
(実況)一本よくしのぎました。
入っている。
(実況)アウトですね。
アウトです。
持ち上げた。
錦織0−30から第12ゲームキープ。
タイブレークにもつれ込んだ第4セット。
ここでもサーブがピンチを救います。
ここで見事なサービス。
そして大きなガッツポーズと声。
いいサーブだ!決めました!苦しい状況精神力の強さを見せて錦織第4セットを取りました。
試合はフルセットとなり午後9時を越えます。
ああここでサスペンデッドというアナウンスになりました。
この日決着はつかず日没による中断となりました。
ミドルサンデーを挟み試合は第5セット第7ゲームから再開されました。
集中力を維持し続けるのは非常に難しいものでした。
ファーストサーブが入りません。
回り込む錦織。
フォアで攻めるが…。
ボレリにブレークのチャンスが巡ってきました。
錦織ピンチ。
(錦織)いや〜難しかったですね。
冷静でいようと思いましたけどあれを取られるとどうなるか分かんないのですごい集中はしました。
錦織はこの大事な場面で底力を発揮します。
サーブをコースに打ち分けます。
なんとか取りました錦織。
第7ゲームキープ。
そして錦織がリードで迎えたマッチポイント。
返した。
大きく両手を突き上げた錦織!苦しんでそして初の自身ウィンブルドン4回戦をつかみました!1日あくというのは僕初めての経験だったのでなかなか集中力を保たないといけなかったりでもやっぱりリラックスもしないといけなかったので難しい1日だったんですけどでも勝ててうれしかったですね。
松岡勝った!ベスト8!日本選手19年ぶりの4回戦進出を果たした錦織。
松岡修造以来のベスト8を目指します。
相手はカナダのラオニッチ23歳。
錦織とは同世代の選手。
196cmの長身から放たれる高速サーブが武器です。
このサーブへの対応がカギとなりました。
序盤サーブの安定しないラオニッチからポイントを重ねていきます。
読んでいた。
いいリターンでした。
いきなりきました錦織。
ブレークチャンス。
鋭いリターンで相手にプレッシャーを与えます。
厳しいコースです。
いいコースだ!第1セットの立ち上がり相手のサービスをいきなり破りました錦織。
これもいいサーブ。
深いリターンでしたラオニッチ。
第1セット錦織取りました。
このまま勢いに乗りたい錦織。
しかし第2セット第2ゲーム。
バックのミスです。
(実況)あまりなかったミスですね。
このポイントは気を付けなければいけません。
丁寧にいきます。
入っています。
ここは助かりました。
おっチャレンジしますね。
う〜ん入ってます。
(実況)僅かですが入ってますか。
錦織もこの表情。
回り込むラオニッチ!ここはラオニッチブレーク成功。
(錦織)試合の中で一番悔やんでるのはやっぱり2セット目の2ゲーム目ですね。
あそこで簡単なミスが続いてしまったのと流れがあっちに行ったというのもあそこからありましたし…。
このゲームのブレークが響き第2セットを落とします。
続く第3セット。
錦織は自分のサービスゲームを確実にキープしていきます。
リターンダッシュ。
上です届く。
抜きました。
勝負の行方はタイブレークへともつれます。
チャンスボールです。
深いリターン。
う〜ん厳しいリターンでした。
いいセカンド。
バックのミス。
珍しいミスです。
錦織は2−6と追い込まれます。
ここはしのぎました。
回り込む。
(錦織の叫び声)ここもしのぐ。
大きな声が出ました錦織。
(実況)ラリーに持ち込みたいですね。
読んだう〜ん!コースは読んでいましたが僅かにアウト。
第3セットラオニッチ。
なんとか巻き返したい錦織。
しかしラオニッチの勢いを止める事はできません。
読んでいますが抑えがきかない。
サービスエース。
さあ錦織追い込まれました。
ラオニッチにマッチポイント。
サーブアンドボレー。
錦織破れました。
錦織圭ベスト8ならず。
4回戦で敗退。
(錦織)ここまでいれたっていうのも充実してる証拠だと思うので芝でもここまでできるっていうのをまた改めて今年は感じたのでまた来年が楽しみです。
自己最高の4回戦進出を果たした錦織圭。
また一歩世界との差を縮めた今年のウィンブルドンでした。
来年は更に上のステージに挑みます。
今年のウィンブルドン女子シングルスに波乱が続きました。
グランドスラム通算17回の優勝を誇る第1シードのセリーナ・ウィリアムズが3回戦で姿を消します。
そして今年の全仏オープン優勝のシャラポワも4回戦で敗れました。
女子シングルスには世代交代の風が吹き抜けました。
今年の準決勝の顔ぶれです。
グランドスラムの優勝経験があるのはクビトバただ一人。
平均年齢は23歳と若手選手の活躍が目立ちました。
中でも20歳のブシャールは急成長。
今シーズン全てのグランドスラムでベスト4入り。
最も勢いに乗っている選手です。
今大会は一つもセットを落とさずに準決勝に勝ち上がってきました。
そのブシャールと対戦するのは22歳のハレプ。
6月の全仏オープンで準優勝。
グランドスラムの優勝まであと一歩と迫っています。
20歳のブシャールと22歳のハレプ。
女子シングルスの今後を占う楽しみな対戦です。
先にチャンスをつかんだのはハレプでした。
第3ゲーム持ち味の正確なショットで相手のミスを誘います。
(審判)0−30。
回り込む。
アウト。
ハレプ第1セット立ち上がり第3ゲームにブレーク成功。
2−1リードに変わります。
第4ゲームブシャールも負けていません。
ベースラインの中まで来ましたブシャール。
たたく。
よく返したハレプ。
これはブシャールの形です。
これですね。
(実況)少しタイミングが合ってないなと思って更に前に行くとか自分のどこで打つと一番打ちやすいのか常に考えてプレーしています。
ブシャールのプレースタイルは攻めのテニス。
相手のサービスにひるむ事なく前でリターンします。
2人のレシーブの位置を比べてみると差は歴然。
ブシャールはベースラインよりも前に出て強いリターンを狙っているのです。
いいサーブくる。
よく返した。
攻めるブシャール深い!ブシャールブレークバック成功。
若い2人がセンターコートで躍動します。
コースを変えるハレプ。
すばらしい!バックのダウン・ザ・ライン。
第1セットは互いに譲らずタイブレークにもつれ込みます。
(審判)6−4ミズブシャール。
最初にセットポイントを迎えたのはブシャールでした。
また前に入ったブシャール。
打つ。
切り返した!すばらしいハレプのショット。
外から巻いてきました。
(実況)すばらしかったですね。
(審判)6−5ミズブシャール。
ドライブボレーは…決めきりました。
ブシャール第1セットタイブレークの末取りました。
第2セットブシャールがギアを上げます。
返せない。
深いブシャールのショット。
攻める。
ようやく届きましたがブシャールの早い展開です。
深いセカンドサーブ。
入ってます。
いっぱいです。
20歳のブシャールがゲームを重ねるごとに勢いを増していきます。
そして第2セット。
5−2で迎えた第8ゲーム。
いいサーブきた!ブシャール20歳。
ウィンブルドン初の決勝進出。
セットカウント2−0。
第3シードのハレプを破りました。
準決勝もう一つの試合はチェコ勢同士の対決となりました。
試合を有利に進めたのは2011年ウィンブルドンを制したクビトバでした。
(実況)これがクビトバのプレーですね。
強烈です。
182cmの長身から繰り出す強力なサーブ。
サファロバを寄せつけません。
ここもです。
(実況)返せません。
すばらしいサーブです。
なんとか返した。
決めました!クビトバ。
同じチェコのサファロバを下して3大会ぶりのウィンブルドン決勝。
セットカウント2対0のストレート勝ち。
24歳クビトバが3年ぶりに決勝の舞台に駒を進めました。
(歓声)新たな時代をリードするのはどちらか。
女子シングルス決勝の幕が開きます。
ここまでサービスエース38本。
強力なサーブを武器に決勝の舞台に勝ち上がってきたチェコのクビトバ24歳。
ウィンブルドン9勝チェコの英雄ナブラチロワさんの前で3年ぶりの優勝を目指します。
攻撃的なテニスで決勝まで勝ち上がってきた20歳のブシャール。
カナダ勢の決勝進出は男女を通じて初めてです。
第2ゲームブシャールはクビトバのサーブに圧倒されます。
いきなりエースがきました。
返りません。
強力なサーブにブシャールは前に出る事ができません。
クビトバのサービスがここは勝りました。
第3ゲーム試合が動きます。
これは見事。
取りましたクビトバ。
更に第7ゲーム。
チャンス。
決めました。
第5ゲームクビトバが取ってこれで2つ目のブレーク。
第8ゲーム追い込まれたブシャールが攻めのテニスを取り戻します。
いい判断。
ブシャールの方がリターンを攻めていきました。
抜ける?抜きました。
(実況)すばらしいですね。
入っている。
取り返しました。
ブシャール第8ゲームブレーク。
更に勢いに乗りたいブシャール。
しかし試合巧者のクビトバは簡単に流れを渡しません。
リターンエース。
たたいていった。
返せません。
クビトバ持ち味を出してまず第1セットを取りました。
第2セット更にクビトバの勢いが増します。
まずエースから入ってきました。
いいサービスだ。
ラブゲームでキープ。
第1セットを取った直後クビトバ流れを渡しません。
エース。
クビトバ。
早いリズムの打ち合い。
ブシャールチャンス。
抜いた!スーパーショット。
クビトバ。
クビトバ2つ目のブレーク4−0。
これで大きなリードになりました。
大舞台の経験ではクビトバが一枚うわてでした。
ゲームカウント5−0。
クビトバ3年ぶりの優勝まであと1ゲームに迫りました。
リターンエース。
さあクビトバに3年ぶりのマッチポイント。
(審判)30−40。
(拍手と歓声)追いつく。
逆だ!クビトバ!3年ぶりの芝の女王。
カナダの20歳新鋭ブシャールの挑戦を退けました。
試合時間僅か55分。
圧倒的な実力を見せつけたクビトバが新時代をリードする存在になりました。
(拍手と歓声)男子テニス界を支えるビッグ4。
今年この4人に若手が立ち向かいました。
世界ランキング1位のナダルがオーストラリアの19歳キリオスに4回戦で敗退。
そして準々決勝では23歳ディミトロフがディフェンディングチャンピオンマレーにストレート勝ち。
早すぎる敗退に観客からは悲鳴とため息が漏れました。
準決勝の顔ぶれです。
ビッグ4の中で順当に勝ち上がったジョコビッチとフェデラーに勢いのある若手が挑みます。
フェデラーと対戦するのはカナダの23歳ラオニッチ。
196cmから繰り出される高速サーブは芝の王者を相手にどこまで通用するのでしょうか。
第1シードのジョコビッチに挑むのはこちらも23歳ブルガリアのディミトロフ。
ウィンブルドンのジュニアで優勝経験を持つ若者が男子シングルスでも優勝を狙います。
第1シードノバク・ジョコビッチ27歳。
去年は惜しくも決勝でマレーに敗れ準優勝。
今年は3年ぶりの優勝を狙っています。
対するディミトロフの武器は強力なフォアハンド。
今シーズンここまでツアー3勝を挙げています。
序盤ジョコビッチが主導権を握ります。
(審判)40−15。
(審判)ゲームジョコビッチ。
ディミトロフはコースをつくジョコビッチのサーブを止められずポイントを奪う事ができません。
攻める。
ジョコビッチファーストセット6−4。
まず第1セットを取りました。
第2セットに入るとディミトロフは多彩なショットで反撃に出ます。
深い。
丁寧に返します。
ドロップショット。
すばらしい!思わずジョコビッチもディミトロフを褒めたたえました。
返した。
丁寧にスライス。
当たりが悪い。
回り込んだ。
越えました。
ディミトロフブレーク成功。
セカンドセットブレークバック。
ここはバックスライス使わない。
フォアの強打。
前に行きます。
ローボレー。
うまい。
やわらかいタッチを見せましたディミトロフ。
(実況)無理せずにしっかり攻めてますね。
チャンスが来るまで待ってます。
深いサーブです。
際どい判定。
ジョコビッチプレーをやめました。
アウトではないかという事でチャレンジを要求です。
入っています。
ディミトロフセカンドセット取りました。
セットカウント1対1。
ここからジョコビッチが底力を見せます。
逆でした。
狙っていた。
よく返しましたジョコビッチ。
(実況)このバック難しいところ見事ですね。
スライスで前に角度をつける。
いいボレーだ。
返してくる。
すばらしいショットすばらしいフットワークジョコビッチ。
ここで入ってきました。
セットカウント2対1。
ジョコビッチがマッチポイントを迎えます。
いいところにいった。
振り抜いた!返ってくる。
ジョコビッチチャンス!抜きました!ジョコビッチ勝ちました。
ディミトロフはあと一歩及びませんでした。
ジョコビッチ3年ぶりの優勝まであと1勝です。
もう1試合はフェデラーに23歳カナダのラオニッチが挑みました。
初めてのグランドスラム準決勝の舞台。
得意のサーブは芝の王者にどこまで通用するのか真価が問われます。
第1ゲームラオニッチ最初のサービスゲーム。
読んでいます。
フォアで回り込んだラオニッチ。
ファウルです。
ダブルフォールト。
読んでいますフェデラー。
立ち上がりいきなりフェデラーブレーク。
立ち上がりは硬さが目立ったラオニッチ。
徐々に本来の力を発揮します。
速いボール。
130マイルです。
209キロ。
サービスエース。
これはいいサーブでした。
フェデラーが一歩も動けませんでした。
さすがのフェデラーも打ち返す事ができません。
ラオニッチは第1ゲームのブレークが響きセットをフェデラーに奪われます。
第2セットに入ってもラオニッチは自分の武器を生かしフェデラーに立ち向かいます。
エースが10本です。
連続のエース。
ラオニッチキープです。
エース2本入りました。
このサービスゲーム。
勢いを増すラオニッチのサーブ。
しかし第9ゲーム。
ダブルフォールトです。
あっ!アウトです。
(拍手)きれいなダウン・ザ・ライン。
1つのチャンスをしっかりと物にします。
フェデラーたった一つのブレークで第2セットも物にします。
そして第3セットもチャンスがくるのを待っていました。
いいサーブがきた。
フェデラー読んでいます。
(拍手)バック押さえます。
スライスは持ち上げられませんでした。
0−40。
スライスで押さえて…。
第3セットもこの終盤第9ゲームでフェデラーがラオニッチのサービスを破りました。
ウィンブルドン7回の優勝を誇るフェデラー。
その実力を遺憾なく発揮します。
(拍手と歓声)
(審判)40−50。
いいサーブがきた。
フェデラー決勝です。
今年の決勝はジョコビッチとフェデラー。
(拍手)サービスエースを17本決めたラオニッチ。
最後まで自分のスタイルを貫きました。
そして貫禄を見せつけたフェデラー。
2年ぶりとなる決勝の舞台に上がります。
男子シングルス128回目の決勝を迎えます。
(拍手)スイスのロジャー・フェデラー。
前人未到8回目の優勝を目指します。
セルビアのノバク・ジョコビッチ。
2年連続決勝の舞台です。
この2人を見守るコーチもかつてはライバル同士でした。
ジョコビッチには優勝3回のボリス・ベッカー。
フェデラーには優勝2回のステファン・エドバーグがついています。
試合は第1セットから互いの実力を出し合います。
トップスピン。
抜いたフェデラー。
入っている。
越えません。
我慢しましたフェデラー。
(解説)ジョコビッチ左右に振ってるんですよね。
そこでフェデラートップスピンとスライスを本当に交ぜてしっかり耐えました。
(審判)40−30。
両者一歩も譲らずタイブレーク。
ジョコビッチがポイント6−5でリード。
しかしここからフェデラーが粘ります。
ボディー。
ちょっと逆をつかれましたジョコビッチ。
入っている!フェデラーカモン。
(拍手)ワイド。
サービスエース。
白い粉が舞い上がりました。
(拍手)いいサーブです。
さあ今度はフェデラーがセットポイント。
ジョコビッチのミス!第1セットフェデラーが取りました。
(拍手と歓声)第2セット試合が動きます。
サーブアンドボレー。
抜いた!ついにこの試合初めてのブレークゲーム。
フェデラーのサービスを破りました。
ワンブレークアップです。
ジョコビッチがワンブレークアップのままセットポイントを迎えます。
第2セットジョコビッチが取りました。
6−4です。
(拍手と歓声)第3セットも互いにサービスキープ。
第1セットに続いてまたもタイブレークにもつれ込みます。
回り込む。
回り込みましたがフェデラーのリターンはアウトです。
踏み込んだ。
アウト!フェデラーは踏み込んで打っていきましたがボールはアウトです。
フェデラーチャレンジします。
乗ってます!ぎりぎりいっぱい!
(拍手と歓声)いや〜乗ってました。
(拍手)崩したフェデラー。
ちょっと無理をし過ぎましたか。
(解説)そうですね。
ジョコビッチのポジションがジュースサイド寄りでしたよね。
ここはサービスで崩して5−4。
(拍手)ぎりぎりいっぱいです。
第3セットジョコビッチセットポイント。
スライス。
アウトです!第3セットタイブレークでジョコビッチが取りました。
(拍手)続く第4セット。
ジョコビッチのリードで迎えた第10ゲーム。
深いリターン。
さあノバク・ジョコビッチ。
3年ぶりの優勝に向かってあと1ポイント。
あとがないフェデラー。
ここから驚異的な粘りを発揮します。
フォールトです。
フォールトのコールに対してフェデラーチャレンジ。
乗ってます!
(拍手と歓声)いいサーブだ!
(拍手と歓声)ここもセンター。
(拍手と歓声)
(解説)ジョコビッチのリターンも見事です。
ワイド。
読んでいたジョコビッチ。
(拍手と歓声)追い込まれたところからついにフェデラー並びました。
(拍手と歓声)第11ゲームフェデラーの気迫がジョコビッチのプレーを狂わせます。
0−40です。
少しジョコビッチのミスが目立ち始めましたこのゲーム。
回り込む。
読んでいました。
速いボール!アウトです。
フェデラーブレーク成功。
ここでついにフェデラー逆転!
(拍手と歓声)去年は2回戦で敗退したフェデラー。
32歳のベテランが最高の舞台で輝きを取り戻します。
いいアプローチです。
第4セットフェデラー。
チャンピオンシップポイントをしのいで第4セットを取りました。
(拍手と歓声)実力者たちの死闘は3時間を超えました。
5年ぶりにファイナルセットへともつれ込みます。
スライスで時間を作った。
フェデラーよくついています。
さあここからフェデラーの流れに変えられるか。
ここはジョコビッチしっかりと対応しました。
23回のラリー。
今日最長のラリーです。
(拍手と歓声)回り込んで勝負にいったフェデラー。
ここを反応した。
よく読んでいました。
(拍手と歓声)互いにサービスキープして迎えた第10ゲーム。
結末は突然訪れました。
弾む。
ちょっと逆をつかれましたフェデラー。
フェデラーのミスです。
さあセルビアのノバク・ジョコビッチ再びつかみましたチャンピオンシップポイント。
場内の歓声。
(拍手と歓声)フェデラーまた追い込まれました。
ジョコビッチついに頂点に立ちました!3年ぶりのウィンブルドンの頂点!フェデラーの8回目の優勝を阻みました!セルビアノバク・ジョコビッチ。
3年ぶり2回目のウィンブルドン優勝です。
ああ…。
今センターコートの芝を口に含みました。
(アナウンス)「アプレシエーションフォーディスイズザランナーアップロジャー・フェデラー」。
(拍手と歓声)8回目の優勝はならなかったものの最後まで観客を魅了したロジャー・フェデラー。
(アナウンス)「ザチャンピオンアウィンブルドン2014。
ノバク・ジョコビッチ!」。
そのフェデラーに勝って芝の王者に返り咲いたノバク・ジョコビッチ。
(拍手と歓声)
(拍手と歓声)
(拍手)
(拍手)
(拍手)2週間に及ぶ大会は幕を閉じました。
若き力が躍動した今年のウィンブルドン。
自らを信じ戦った選手たち。
新たな扉を開きました。
そして日本の若手も確かな手応えをつかみました。
(錦織)ここまでできるっていうのをまた改めて今年は感じたのでまた来年が楽しみです。
新たな時代の到来をウィンブルドンのコートは待ちわびています。
2014/07/20(日) 02:11〜03:35
NHK総合1・神戸
ウィンブルドン2014 総集編[字][再]
128回の歴史を誇るウィンブルドン。自身初の4回戦進出を果たした錦織圭や、クルム伊達公子、奈良くるみの日本女子らの今年の戦いを振り返る。
詳細情報
番組内容
128回の歴史を誇るウィンブルドン。今年、世界トップ10入りを果たした日本のエース錦織圭。初の4回戦進出を果たした今年の戦いを振り返ります。さらに、13回目の挑戦となったクルム伊達公子、世界ランク41位で日本女子選手最高位の奈良くるみら。そして、男女の決勝戦。今年の栄冠を手にした戦いを振り返ります。
ジャンル :
スポーツ – その他の球技
ドキュメンタリー/教養 – スポーツ
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音声 : 2/0モード(ステレオ)
サンプリングレート : 48kHz
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