チョイス@病気になったとき「すい炎を見逃すな」 2014.07.05

「チョイス」。
それは選択肢。
人生にはさまざまな分かれ道があります。
就職結婚住まい。
私たちは節目節目で選択をしています。
これは人生の一大事病気になったときも同じです。
実は病気を予防したり悪化を止める更には改善もできるお勧めのすてきな選択肢があるんです。
それこそが「チョイス」。
突然襲う…
場合によっては死に至る恐ろしい病気が起こっているのです
激しい腹痛の原因は…膵臓が溶けているからなんです!
その病気とは膵炎。
この膵炎になる人が年々増え続けています
でもあるチョイスをすれば早い段階で膵臓の異常を見つける事ができるのです!
更に膵炎を引き起こす生活習慣や食べ物もあるんです。
今日は意外と知らない膵臓の病気膵炎のチョイスをご紹介しま〜す!
さあ今日の「チョイス」は「膵臓の病気」ですけど…。
でも膵臓って聞いてもどこにあるのかさえ分からない…。
確かに主要臓器であるけれどもなかなかちょっとマイナー感があるから…。
そうそう。
なかなか場所って言われても「ここです」って言いづらい…。
よく「ちょっと胃が痛いねん」とか言うたりするけど「膵臓痛いねん」って言う人はおれへんやんか。
でも年々膵炎って増えてるという事でこの20年で3倍近くになってる。
何でそんなになっちゃったんですかね?何か病因があんねやろうね。
ひと事だと思ってたら大間違いで実はこういうデータがあるんです。
急性膵炎になる人の年齢別の数なんですけど30歳でガ〜ンと上がってる…。
一気にや!もう2倍以上や。
しかも男性の方多い!特にそうなんですね。
そして年齢重ねていくと女性もちょっと上がっていくんですけれども。
暇な人はかかってないよね?えっ?確かにバリバリ忙しい働き盛りよう働いてるなっていう芸人がかかってたりするからうちでも。
かかって自分で治したから。
かかった事も公表せずに…。
あっ人知れず。
人知れず治したから。
そうなんだ。
そう。
膵臓のような方ですね。
気付かれない…。
気付かれないうちに。
ひっそりと。
でもね増加傾向にあるという膵炎なんですがまずどんな病気なのかご覧下さい。
膵臓のトラブルに見舞われたのはこの人
チュートリアルの福田です!
お笑いコンビ…
それまで病気らしい病気はした事がなかった福田さん。
3年前大変な目に遭いました
ちょうどお正月の事でした
久しぶりのまとまった休み福田さんは大好きなお酒を飲んで休みを過ごす事にしました
1月…元日の夕方ぐらいに仕事終わってそこで酒飲んで寝て…。
次の日から休みなのでまた朝起きるじゃないですか。
朝起きたらそこでまたもう起きるやいなや酒飲んでまた昼過ぎ夕方ぐらいまで飲んで寝てまた夜目覚めるじゃないですか。
夜目覚めたらまた酒飲んで寝て次の日の朝起きてまた酒飲んでというのを1週間ぐらい続けて。
大好きなお酒を飲んだ正月休み。
特に飲み過ぎとは思っていませんでした。
ところが1週間のお休みが終わりかけた頃明け方これまで経験した事のない激痛に襲われました
あ〜痛い痛い…。
内臓を針がいっぱいついた剣山みたいなものでずっとたたかれてるイメージです。
それがもうドンッてたたかれてちょっと間があいてじゃなくてずっとです。
痛さが治まる瞬間がない。
福田さんは一人で歩く事もできずマネージャーに連れられて病院へ行きました
検査結果を待つ時間が長く感じられました
検査して2〜3時間…もうちょっとやったかな?ずっと痛い…あ〜痛い痛いってずっと言ってて「急性膵炎です」ってなってすごいほっとした記憶はあります。
あっよかった。
…よくないんですけどね何にも。
(取材者)原因が分かって…。
そうそう。
「はあ〜よかった」みたいな。
そのまま「はい入院です」って。
これはおなかの断面図です。
丸で囲った部分が膵臓がある場所。
急性膵炎の患者では膵臓がぼやけてはっきりと見えません。
膵臓が溶けていたのです
膵臓では膵液という消化液を作っています。
この膵液が大量に分泌されてなんと自分自身を溶かしてしまいその結果激痛が起こったのです
福田さんは緊急入院。
3週間入院しその後自宅で1か月間療養。
仕事を長期間休まざるをえませんでした
いや〜。
こ…怖すぎませんか?彼も…いいやつやってんけどね。
いやまだ生きてます。
まじで!?まだ生きてます。
あっそうやったっけ?あっそう。
よかった。
膵臓が腫れるとか思ったら溶ける。
いやもう恐ろしい!確かにね。
だって自分の体液で自分を溶かしちゃうんでしょ?恐ろしくないですか?そら痛いはずよね。
自分が溶けてんねんもん。
おなかの中が。
何かちょっとホラーみたいな。
ホラーやね。
チュートリアルの福田さんは急性膵炎だったという事なんですね。
今回チョイスブロック膵臓の状態です。
下に行くほど悪くなるという…。
急性膵炎っていうのは文字どおり急に膵臓の状態が悪くなっちゃう。
急降下するんですね。
グ〜ンと。
「痛い痛い」って言うてたもんね。
しかも激痛を伴うという訳なんですね。
何が原因でしょうか?酒や絶対お酒!明らかにお酒。
お酒が2割8割は日頃の行い。
でもお酒って肝臓が傷むイメージはあるんですけれども膵臓っていうのはあんまり聞いた事ないですね。
確かに肝臓っていうところ膵臓になぜ…。
一体これ何が膵臓で起きてるのかという事を詳しく伺いましょう。
スペシャルチョイスアドバイザーをお招きしています。
東京都立駒込病院消化器内科部長の神澤輝実さんです。
お願い致します。
先生やっぱり原因で僕らぱっと見たらアルコールであろうと思うんですけどそうなんですか?はい。
福田さんの場合はやっぱりアルコールが原因だと思いますね。
アルコールによって膵臓が溶けてしまうような状況が起きてるんだと思います。
アルコールが直接膵臓を溶かす事はないですよね?ちょっとこちらの図で…。
メカニズムを知りたいのよ。
膵臓は消化を助ける機能を持つ内臓です。
体の正面から見ると胃の裏側にあります。
ほかにも肝臓胆のう十二指腸などの臓器に囲まれています。
そのため痛む場所に特徴があるというのですが…
みぞおちのグ〜ッと押した奥辺りにあると。
胃の裏。
背骨に近い方。
なるほどなるほどここにある。
だから痛みもこれおなかだけじゃなくて背中もやっぱりこう痛く感じる…。
そうですね。
背中が痛くなるのも一つ特徴だと思います。
この膵臓には2つの働きがあるんですよ。
一つはインスリンを出す。
もう一つは消化液の一つ膵液これを出すと。
インスリンというのは血糖を調節するホルモンでインスリンが出なくなっちゃうと糖尿病になっちゃう。
それから消化液の膵液は炭水化物とか脂肪とかタンパク質とかそういう食べ物を消化して吸収する役割があります。
という事は膵臓を壊してしまうと糖尿病になる可能性もあるって事ですか?はい。
アルコールが体の中に入ります。
そうするとまあアルコールに限らず食べ物飲み物が体に入ると膵液が出るんですよね。
消化するためって言いました。
膵臓から膵液が出て十二指腸の方に出ていく。
ところがアルコールの場合は膵液が大量に出るんです。
あっほかの食べ物よりもアルコールによって大量に膵液が出んねや。
どんどん出る。
こういうほかの食べ物よりアルコールが特にって事なんですか?そうですね。
あと脂肪分の高いものなんかもそうですけど特にアルコールは膵液がたくさん出るんです。
もうジャ〜っと出るねや。
しかもアルコールに伴って出る膵液というのは特徴があると。
ええ。
まあアルコールを長年たくさん飲んでると膵液自体がネバネバしてきてしまう。
うわ〜。
普通の膵液はサラ〜っとして流れやすいんですがネバネバして流れにくくなってしまう。
ですからもう大量に出る上にそれがネバネバしている。
更にアルコールで膵臓の出口の所も狭くなるんですって。
あ〜じゃあもう逃げようなくなるって事?じゃあネバネバで狭かったらもう行きようがないですよね。
そこにドバ〜たまる訳や。
ですよね。
普通の正常な人では膵液が膵臓の中では働きが起きないように蓋されてるんですけどもアルコールなどをたくさん飲んでこういう状態になるとその蓋が急に取れてですね膵臓自体を溶かしてしまう。
わ〜。
そっか。
膵臓から外へ出て本来働くようにできてるものそれがもう膵臓の中にいながら消化の役目を発揮するから膵臓自体が溶けてしまうって事?怖っ!怖〜い。
怖いね!ふだんは蓋されてるけどそれが蓋が開いちゃって徐々に徐々に溶かしていく。
まだまだ…って言うてんのに自分が稼ぐその場所に行く前にそこでもうわ〜ってやってもうてるって事?恐ろしい〜。
これは怖いね。
その結果先ほどもVTRに出てきましたこういう状況になると。
この黄色く囲んでいる所が膵臓です。
正常な場合はこんなふうに見えましてこう何かこうモコモコしてるようなね。
モコモコは分かるよねこう…。
はっきりと分かりますね。
急性膵炎ですとどうですか?もうだって境界線がないっていうかまさに溶けてる状態ウニャ〜ってね。
ぼんやりしてますね。
こういうふうに写る訳ですね。
これどうしてこんなぼんやりしてるんでしょう?この膵臓が炎症を起こしてるんですね。
そのために少し膵臓が腫れて大きく写ってます。
それから膵臓の周りにも炎症が起きて周りにこの液体が貯留してます。
液体っていうのは?体液ですね。
体液が外に出てくる。
おなかの中にはもう体液が漏れますから腹水みたいな形でおなかがパンパンになる。
うわ〜!漏れた分でここがパンパンになって…うわ〜大変やね!これ恐ろしい…。
恐ろしい。
え〜!すごいね!すごい。
ここまでこんな事になるとは思わへんかったね。
みんな飲んでてもなる訳じゃないですよね?なる人とならない人が出てくるっていうのはどこの差なんでしょうかねこれは。
お酒を飲んで悪くなる人は肝臓が悪くなる人よりも少ないですけどもただ今どういう人が膵炎になりやすいかというのはまだ分かってないです。
やっぱ分かってない。
だからやっぱお酒飲む人って結局肝臓の数値しか気にしないのよ。
γーGTPとかしか気にしないからそれで「俺大丈夫や」って思って飲むからやっぱああやって膵臓の方に行くパターンもあるって事ですよね。
そっか〜。
怖い怖い。
これは知っといてよかった。
こうやって改めて福田の写真見たら何かよう耐えたなって思うよな。
本当ね。
何か今の話聞いたら大変やってんな〜って思うな。
その溶けてしまったという膵臓なんですけれども福田さんあるチョイスをしてこれ治す事ができるんです。
しっかりと治療をすればその後もこうやって元気になって暮らしができるって事なんですけどもどうやると思います?もう当てちゃっていい?どうぞ。
歯をキレイにしたらいい。
えっ?福田歯をキレイにしたもん。
真っ白な?真っ白な歯にしたから。
歯をね…。
じゃあ歯なんでしょうか?
急性膵炎に見舞われたお笑い芸人…
溶けてしまった膵臓を治すそのチョイスとは?
僕のチョイスは…
それは一体どういう事?
要は喉を通ると…そこを通すと膵臓が反応するから膵液が出るんです。
だから基本的には水も食べ物も全部駄目なんです。
膵臓は食べたり飲んだりすると消化液を分泌します。
膵臓が痛んでいる状態で消化液を分泌すると膵臓を更に痛めてしまいます。
そこで治療は膵臓を休ませるため消化液を出さないようにするのです。
そのため何も食べない何も飲まない生活を1週間ほど続けます。
その間必要な栄養と水分は点滴で補います
10日間食事がとれないってなって10日たっておかゆでしたね。
すごい水分の多いおかゆから始まってそれを2〜3日やってじゃあ白ごはんで大丈夫ですねみたいな。
塩分も薄めで脂分はほぼない食事ですね。
飲み物は水でしたね。
お酒と食事の制限があるものの今では膵臓は元どおりになりました
う〜ん。
いや〜これはつらいね。
つらい!1週間よく頑張りましたね〜。
これは地獄やと思うわ。
もう聞けば聞くほどきついんですけれど「絶食・絶飲」何も食べない何も飲まない。
絶飲って言葉なかなか聞かないもんね。
お酒じゃないですからね。
お水も。
禁酒とかじゃないから。
食べ物飲み物何もとらない。
そうです。
点滴だけ。
きつかったでしょうね〜。
これ先生例えば自分で唾をごくっと飲んだだけでも出るぐらいのセンサーなんですか?胃の中に入るとそれで膵液が刺激で出るという…。
例えばあめ玉をなめてて溶かしてごくって…。
まあごくって飲むほど飲まないですよねあめ食べても。
でもそれぐらいでもやっぱり…。
はい。
うわ〜これは怖い!でもそれぐらい繊細な臓器という事ですよね。
飲まない食べないのほかにもこういう治療をするんだそうです。
大量輸液それから薬物治療なんですけども大量輸液?膵炎を起こしますと先ほどのように膵臓の周りに体液がたくさん漏れるんですね。
そうすると血液中の水分量が減って血圧が下がったりして非常に危険な状態になる。
そのために早いうちに水分を補給しなきゃいけない。
どれぐらいですか?大量輸液の大量って一日どれぐらい…何ccっていうか。
普通の人が飲まず食わずの場合大体2,000ccから3,000ccぐらい水分を補給すればいいんですけど。
2〜3って事ね。
急性膵炎の場合は人によりますけど6から10ぐらい必要な時があります。
一日ですか?一日で。
だからもうすごい…2のペットボトル5本分とかをこう入れたりとか。
あ〜これはこれで大変。
聞けば聞くほど大変やな。
治療も大変ですね。
急性膵炎ですね亡くなる方も実は割合が少し上がっているという事でしてここ2011年のデータですけども10.1%。
その前の年までは8.08.9。
10.1という事で…。
重篤な場合ですけれどもね亡くなるケースが増えているという事。
例えば死亡なさる重篤な方の場合って痛い痛い…で運び込まれてどれくらいの期間で亡くなりはるんですか?半分ぐらいの人が入院して数日で亡くなる事が多いです。
そっか。
だって臓器が溶けてるんですもんね。
すごい病気やねこれは。
急性膵炎こういう場合に要注意です。
まずみぞおち背中の痛みを感じると。
それからふだんからお酒よく飲んでいて更にお酒を飲んだ。
そういう時ですね。
食後数時間したら激しい腹痛に襲われたと。
食後数時間後っていうのが見極める一つのポイントになるんですか?そうですね。
飲みながら食べながら痛くなるというよりも飲んでからしばらくして場合によっては飲んだ翌朝とかですね痛くなる事あります。
そうかそうか。
消化が始まり始めて膵液がたくさんたくさん出てくるのに数時間かかるっていう事ですか?はい。
そうですね。
ただもう急性膵炎になってしまえば我慢できようがないです。
もうほとんどの人が救急車で運ばれるような感じですから。
自分で動いていく事もできないぐらいやからもうここまで来たら絶対入院する。
絶対入院って事ですよね。
そうか〜。
そこまでって思わなかったな。
とにかくまずはお酒ですね。
今1つ原因として出てきたのが急性膵炎になりましたけどもそれだけじゃないんですよ。
えっ?しかも男女で原因の数というのが異なって…。
違うんだ割合が。
急性膵炎って主に原因が3つあるんです。
これがその原因で男女で分けた割合なんですね。
急性膵炎の原因はアルコールだけではありません。
男性ではアルコールに次いで2番目に多いある原因。
女性では4割近くを占める一番の原因です。
その原因とは何でしょう?
だから女性の方が多くする事ですよ。
女性と男性の違いってやっぱり子宮とか生理とか関係ありますか?ホルモン的なもの?何かが詰まる?あっ…便秘?便秘で膵炎になんの?うん。
だってほら女性はお通じの問題抱えている方多いじゃないですか?あっ先生が笑ってらっしゃる…。
違うんですね。
詰まるっていったらそう思うよ。
そうそう。
詰まるって…。
血液に?その詰まるものがこの中に入っています。
何?えっ?いいですか?開けますね。
正解は…これ。
以前にも見た事ありませんか?あっ!いわゆる石?そう!胆石?胆石なんですよこれ。
(浜島ほっしゃん。
)え〜!女性の方が多い1位が胆石ですか?そうここ。
え〜っ!胆石が37%男性も18%。
胆石が詰まって急性膵炎になるの?えっ?そうなんですか?結局どういう事なの?
膵臓の近くにある胆のうの中で胆汁が固まり胆石が作られる事があります
この胆石が胆のうを出ると急性膵炎を引き起こす事があるのです
管が膵臓の出口の所につながってるんです。
胆のうから出てくる。
だから膵液出る所と胆のう出る所がちょっと隣り合わせになってるって事や。
これはもうつながってる?そうですね。
一緒の所に出てる場合が多いですね。
もうそうしたら分かりますね。
胆のうで出来ちゃった胆石がここに詰まっちゃったらここに作られている膵液が出てこなくなっちゃう。
蓋がそこでもう蓋になっちゃうから。
…で急性膵炎。
うわ〜そういう事か。
だからいわゆる胆石が出来る事に起因してるんや。
アルコールは関係ないって事?関係ない。
胆石は女性が男性の3倍ぐらい多いですね。
先ほどデータありましたけれども。
え〜?何でですか?ホルモン等の関係があるんだと思いますが胆石は女性に多いですね。
これはもう胆石を取るって事になりますよね治療としては。
はい。
胆管の中の石が悪さしてますのでまずはそこを取らないと膵液が流れないですから膵炎もよくならない。
その場合はその胆石を取れば治る…治りやすいって事ですか?アルコールで起こる急性膵炎よりも。
詰まっている石を除けば膵炎はよくなりますけどただ胆のうの中に石がまだ残っている状態ですとまた石が出てきます。
落ちてきて詰まらせて。
そうした場合は膵炎がよくなってから胆のうごと胆石を取る手術が必要と思われます。
これは…。
アルコールも飲んでないのに…。
胆石か〜。
お酒を飲んでいなくても油断は禁物です!
今お伝えしました急性膵炎というのは完治する。
治ります。
食事やお酒の制限は出ますけれどもでも治るという事なんです。
もう一つ大きく分けてありましてこれはですね完治しない。
え〜?治らないんです。
もう嫌やな。
これはもう…。
隣の急性膵炎と比べて頂ければ分かると思うんですけれども悪くなる速さというのが遅い。
あ〜もう慢性的なものって事か。
遅いんです。
徐々に徐々に破壊されていってる。
そうなんですよ。
急性とくれば…。
まあ慢性やんね。
そうですね。
慢性うん。
どんどんゆっくりと悪くなっていくという事なんです。
傷みも急性膵炎ほどじゃない場合が多くって人によっては痛みを感じないという人もいるんですって。
その間にどんどん膵臓が壊れて機能しなくなっていくという…。
膵臓が機能しなくなるという事はインスリンが出ませんよね。
インスリンが出ないという事になると糖尿病それから膵臓がんのリスクも高くなると。
怖いな〜。
全く痛まなかったのにある日膵臓取り返しがつかない事になってるという事が分かったというケースをご覧下さい。
気が付いた時には深刻な膵臓の病気になっていた…
5年前から川上さんの膵臓は働いていません。
失った膵臓の機能を補うため消化を助ける薬とインスリンが欠かせません。
川上さんの膵臓はなんと20年という長い時間をかけて壊れていったと考えられます。
その間自覚症状はありませんでした
これは川上さんのおなかの断面図です。
膵臓は形はあるもののその機能を失っています。
なぜ知らず知らずのうちに壊れていったのか
その原因はお酒。
長年の飲酒が膵臓にダメージを与えていたのです。
川上さんはすし職人。
30年前に独立。
自分の店を構えました
この時から川上さんはお昼の休憩時間に悪い選択をしていました
川上さんはお客さんにお酒を勧められたら断れず飲んでいました
社長とお客さんと従業員っていうような感じで…「いや俺飲んでるよもう」って自分のグラスを出しますけど。
更にお店が休みの日もついつい自宅でお酒を飲んでしまいました。
こうしてお酒の量は増えていきました
しかし体の異常を感じた事は全くありません。
こうしたお酒を飲む生活を20年以上続けました。
その間実は川上さんの膵臓は徐々に壊れていたのです
一度だけ異変がありました。
夜自宅で突然背中の痛みに襲われました
1時間2時間たったら…だんだん上に上がってくるんですよ。
川上さんは救急車で運ばれました。
ところが…
痛みが治まったので安心した川上さん。
病院に行く事もなく生活を変える事もありませんでした。
ところが5年前たまたま受けた検査で驚くべき事が分かりました。
膵臓が働いていなかったのです
膵臓が壊れその機能をほとんど失っていました。
生きていくのに欠かせない消化液とインスリンを作る事ができなくなっていたのです。
思ってもいない事でした。
川上さんはある決断をせざるをえませんでした
もうこのままやってたら多分…
30年以上続けてきたお店を畳む事を決心しました
今ではお酒はやめ一日2kmのウオーキングを続けています。
それはある病気を防ぎたいという思いからです
医師からある事を告げられました
(取材者)何かをすればがんになるとかって言われましたか?うん。
それはお酒ですよ。
川上さんはこれ以上体が悪くならないように健康に気を付けて過ごしています
これはこれでっていうか怖いね!いや〜恐ろしい。
20年間…。
川上さんの場合は急性膵炎の日ごとの話ではなくてもう慢性は年単位でゆっくりと壊れていく。
その間川上さんの場合は9年前に一度あったって言いましたけどもね。
ただそれ以外の症状というのは感じなかったという事でした。
なぜ分からなかったんですか?まあ普通はおなかが痛いって言ってこられれば頻度的には胃腸炎とかですねそういうのが多いですので膵臓まで検査しない事が多い。
多いんですか。
やっぱり…膵臓まで診てくれないのか〜。
こういう写真がありましてね膵臓の顕微鏡写真なんですけどもこれは正常な膵臓なんです。
丸いのがありますね。
ここポコッと。
これランゲルハンス島なんていう名前付いてましてね。
これがインスリンの工場なんですって。
インスリンをそこで作って…。
作ってる。
それが慢性膵炎の場合は…。
あっ!わ〜!島がない。
これは膵液を出す実質とかそれからこのランゲルハンス島とかそういうのがみんな壊れてしまって線維化に置き換わってしまうんですね。
線維のようになってしまうという事ですか?さっきVTRでペラペラって…。
ペラペラ薄くなっちゃうんですね。
インスリンが出なくなるという事ですので先ほどから出てるとおり糖尿病になってしまう。
更に消化液も出ないと。
まあ消化液が出なくなりますと食べたものが吸収されなくなっちゃう。
そうすると栄養不良になってどんどん痩せていってしまう。
だからやっぱり痩せる…。
糖尿病で痩せるっていうのはあるけれどもそんだけ消化しない吸収しないんで痩せていく。
ここまでの事が起きているんですけれども気付かないもんですか?分かりにくいってとこがあるんだと思います。
これ放置すると慢性膵炎というのは痛みが減っていくんですって。
えっ?ですから発見しづらくなっていきますので…。
どうして痛みなくなっちゃうんですか?膵臓が壊れて本来の膵臓じゃなくなっちゃいますと膵液が出なくなるんですね。
膵液が膵臓を溶かして痛くなったりしますので…そうすると痛くないのでまたお酒を飲んでしまったりするとますますもう膵臓が壊れてしまう。
うわ〜。
こういう場合に要注意という事で慢性膵炎の場合もやはりみぞおち背中の痛みが続く。
それから長年お酒を飲んでいる。
それからね急性膵炎になった事がある。
急性膵炎を繰り返して慢性膵炎になる人が3割ぐらいいます。
繰り返すって事はやっぱり生活改善せずに…。
そうですね。
お酒がやめれなくて。
できるだけ早く見つけて食い止めたい訳ですよね。
そのためのチョイスがあります。
早いうちに…。
そこそこそれそれ!検査をしっかりしてまずその異常を見つけるという事。
これは簡単なものなんです。
痛みも副作用もありません。
どういうチョイス検査なんでしょうか。
膵臓の異常を見つけるお勧めのチョイスはこちら
それはおなじみ…
通称エコーです。
超音波を発する機器をおなかに当てるだけの簡単な検査。
副作用もありません。
でもばっちり膵臓の異常を捉えられるんです。
これが超音波検査で見た膵臓です。
中央に白い点が見えます。
慢性膵炎になっているのが分かります。
続いて丸で囲った部分は胆石。
事前に胆石を見つけて治療すれば膵炎を防ぐ事ができます。
更に丸で囲んだ黒く見える部分が膵臓がんです
このように超音波検査では膵臓の異常を確実に捉える事ができるのです
膵臓肝臓胆のうなどの病気の拾い上げにはとても有用とされていて…。
膵臓などの病気の拾い上げにとても有用とされています。
という事で超音波検査のチョイスを早めにして膵臓の状態も確認をしてほしいという事なんです。
そうですね。
でも超音波である程度膵臓は外から見たら大体分かるもん?こういうちゃんと働いているか働いてないかは。
正常か異常かは分かると思います。
なるほど。
そこで形がおかしいなって言うて精密な検査して…。
そうですね。
何か異常があれば次の段階のCTとかMRIの精密検査にという事になります。
とりあえずこの超音波検査はお手軽っていうか簡単で…。
これはどこでも受けられるんですか?まあ消化器を専門にしているとこであればやってると思いますけども今では人間ドックでも超音波検査を一緒にやってるとこありますので人間ドック受ける時に一緒に超音波検査もお願いしたらいいと思いますね。
膵臓の状態が分かる超音波検査膵臓だけではなく肝臓胆のう腎臓の状態も一緒に確認できます。
できれば年に一度は超音波検査でおなかの中を調べましょう
超音波検査を受ければほかの臓器ほかの事と共に膵臓も見てもらえるという事ですか?ただ症状がですね背中がいつも痛いので膵臓が心配だと…膵臓を詳しく見て下さいと言えばより膵臓を詳しく見てもらえると思いますが。
大事。
費用としては大体おいくらぐらいなんでしょうか?全体実費で5,000円ぐらいです。
まあそれで健康が守れるならば。
そこで病気などが見つかった場合ですと保険が適用されると。
改めてまとめますとどんな事がありますか?膵炎は治せる時にきちんと治すのが大事だと思いますね。
膵臓は肝臓と同じく沈黙の臓器ですのでやはり定期的に超音波検査などをやって特に膵臓がん含めて早期に異常を発見するっていうのが大事だと思います。
膵炎膵臓について見てきましたけれども意外な事もありましたね〜。
本当ですね〜。
すごいびっくりした。
びっくりしました。
私今までの「チョイス」でこんなにゾクゾクっとしたの初めてかもしれない。
Dialogue:0,0:43:002014/07/05(土) 20:00〜20:45
NHKEテレ1大阪
チョイス@病気になったとき「すい炎を見逃すな」[解][字]

突然の激痛に襲われる「急性すい炎」。ただの腹痛だと思ったら大間違い。すい臓が溶けて、時には命を落とす危険も。痛みがなく進行する「慢性すい炎」にも要注意。

詳細情報
番組内容
突然の激痛に襲われる「急性すい炎」。ただの腹痛だと思ったら大間違い。消化を助ける臓器の「すい臓」が溶け、時には命を落とす危険もある。治療は絶飲絶食から始める。また、長い時間をかけてゆっくりと「すい臓」に炎症が起き続け、やがてすい臓が壊れていくのが「慢性すい炎」。完治は難しいため、定期的にエコー検査などを受ける。
出演者
【ゲスト】都立駒込病院内科部長…神澤輝実,【出演】福田充徳,【司会】ほっしゃん。,浜島直子,【リポーター】小山径,【語り】佐藤真由美,江越彬紀

ジャンル :
情報/ワイドショー – 健康・医療
ドキュメンタリー/教養 – 社会・時事
福祉 – 高齢者

映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 2/0モード(ステレオ)
日本語
サンプリングレート : 48kHz
2/0モード(ステレオ)
日本語(解説)
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