ライフ【挿絵で振り返る「アキとカズ」】(18)「慰安婦」「虐殺」…世界遺産を政治利用する「中韓」+(2/2ページ)(2014.8.3 07:00

  • [PR]

ライフ

  • メッセ
  • 印刷

【挿絵で振り返る「アキとカズ」】
(18)「慰安婦」「虐殺」…世界遺産を政治利用する「中韓」

2014.8.3 07:00 (2/2ページ)
「アキとカズ」第103回(挿絵・西口裕之)

「アキとカズ」第103回(挿絵・西口裕之)

 一方、同じく来年夏に決まる世界記憶遺産候補として、中国は「従軍慰安婦」と「南京大虐殺」を申請すると発表している。どちらも事実ではなく、「政治的な思惑」がプンプンする申請ではないか。いわゆる東京裁判史観に未来永劫(えいごう)、日本を封じ込めるために、中国と韓国がタッグを組み、世界的な宣伝戦に出てきていることは明白だ。

 ただ、これは日本が反転攻勢に打って出るチャンスかもしれない。

 先ごろ、朝鮮戦争のときに「慰安婦」にさせられた韓国人女性らが韓国の裁判所に訴え出たというニュースは世界にあまねく知れ渡った。慰安所を利用したのは米軍兵士である。

 もし、中国申請の「旧日本軍による慰安婦」なる資料を世界記憶遺産として検討するのならば、世界中にあった各国軍関係の同様の施設も「比較検討せよ」と日本側は当然の要求をすればいい。実際、それをしなければ、世界遺産としての「価値」が分からないではないか。

 世界記憶遺産の国内候補からの採用率は約7割と聞く。「政治利用」をたくらむ中韓の暴走を黙って見過ごせば、次は何を不当に持ち出してくるか…。日本としては覚悟を決めて、断固たる態度を取る必要があるだろう。

(「アキとカズ」作者、喜多由浩)

このニュースの写真

「アキとカズ」第102回(挿絵・西口裕之)
「アキとカズ」第101回(挿絵・西口裕之)
「アキとカズ」第100回(挿絵・西口裕之)
挿絵・西口裕之
「アキとカズ」第98回(挿絵・西口裕之)

関連ニュース

  • [PR]
  • [PR]

[PR] お役立ち情報

PR
PR

編集部リコメンド

このページ上に表示されるニュースの見出しおよび記事内容、あるいはリンク先の記事内容は MSN およびマイクロソフトの見解を反映するものではありません。
掲載されている記事・写真などコンテンツの無断転載を禁じます。
© 2014 The Sankei Shimbun & Sankei Digital