(阿川)おはようございます。
阿川佐和子です。
今日のゲストはもうだいぶ古いことになりましたけれども25年前もう一世を風靡したあの「東京ラブストーリー」。
この原作者でもありまして世代を超えた恋愛論お詳しいんだそうでございます。
私もいろいろ今更遅いと思いますが勉強させていただきたいと思います。
漫画家の柴門ふみさんです。
(拍手)よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
「東京ラブストーリー」ってもう25年前…。
もう四半世紀昔ですから。
四半世紀。
あははっ!あのときはおいくつ?30代?30…ちょうど30歳ぐらいですね。
それぐらいの年頃で世の中でもうヒットメーカーっていわれて…。
(柴門)いえいえ。
30過ぎたらもう結構ある程度落ち着いた大人かなっていうふうな世の中じゃなかったですか?今まだ35ぐらいだと「まだ〜」なんてこんな感じ…。
そんな感じですね。
はい。
人のこと言ってられませんね。
(ナレーション)今日のゲストはそして彼女の名を一躍知らしめた作品といえば…。
(鈴木)カンチ!
(織田)何?カンチ。
なんだよ。
カンチ…。
だから何?1991年にドラマ化され最高視聴率32.3%の大ヒットを記録。
社会現象を巻き起こしました。
なっ何言ってんだよ…。
(鈴木)おやすみ。
更に「あすなろ白書」や「Age,35」など恋愛をテーマにした多くの作品がドラマ化され柴門さんは恋愛の教祖と呼ばれるようになりました。
夫は「島耕作」シリーズを手がける人気漫画家弘兼憲史さん。
同業夫婦としても知られています。
あの〜っていう言葉ですね。
あははっ!ああ〜「イケメン好きに良いことなし!」。
今日はラブストーリーの名手である柴門さんから次々に恋の名言が飛び出します。
この番組は2曲選んでいただくっていう約束事がありましてまず1曲目は今でも記憶の中で…。
まあ懐かしい曲というんですか?それはなんでしょうか?はい。
庄野真代さんで「飛んでイスタンブール」です。
懐かしい!私がね大学生でしたまだ。
大学4年生ぐらいですね。
そうですか。
(柴門)でちょうどそのころ私うちの夫のところにアシスタントとして…「ヒロカネプロダクション」というところでアシスタントとしてちょうど働いてた頃なんです。
あっそうですか。
はい。
あの…ラジオをずっと流すんですねその職場は。
仕事をしながら?
(柴門)そうですそうです。
漫画家っていろいろタイプによって無言で描き続ける漫画家さんの先生もいらっしゃるんですけど私とかうちの夫はとにかくしゃべって音楽聴いて…。
明るい…。
明るい職場で。
そこで当時よくかかってたのがこの「飛んでイスタンブール」です。
なるほど。
それであの…歌詞の中で「・人の気持ちはシュール」っていうところがあるんです。
まだ今は「シュール」とか割と日常で使うんですけれども…。
・人の気持ちはシュールっていうとこ?
(柴門)そうですそこです。
割とヒロカネプロダクションのはやり言葉で「シュールだね」って。
なんかちょっと覚えたてでうれしいからすぐ「シュール」みたいな。
「その絵シュールじゃない」とか。
(柴門)「それもシュールだね」みたいなことをしゃべってたのを思い出しますね。
柴門さんはそもそも弘兼さんのところに行くようになったのは…。
大学に入ってさあサークルに入ろうと思って何入ろうかなと思ってたまたま構内を歩いていたらポスターがあったんですよ。
漫研…「漫画研究会漫画好きの人来たれ」って。
行ったら「じゃあ漫画描きましょう」って言われて「ええ〜っ!?」とか言って「描いたことないです」って。
「漫画描いたことない」って言ったら「描き方教えてあげるから描きなさい」って言ってほんとにもうコマの割り方とかホワイトの入れ方とか全部教わったんです。
基本的なことを?
(柴門)基本的なことを。
で「同人誌出すから描きなさい」って言われて16ページ描いてそれが生まれて初めて描いた漫画なんです。
きちんと自分で考えて…。
(柴門)そうです。
オリジナルストーリーでペンで描いて。
でたまたまその描いた作品を…まあ大学の同人誌だったんですけどほかの大学の漫研の人に見せたりあと300部ぐらいオフセット印刷で刷って売ったりもしてたんですね。
であるときに「同人誌を売ってくれ」っていうまず電話だったんです。
「じゃあ買ってくれるんなら300円ぐらいで売りますから」って言って当時東武東上線の大山駅っていう所に持っていったんですよ。
で喫茶店に入ってその同人誌をパラパラって見たらその男の人がひげ生やした眼鏡掛けた男の人が「僕漫画家です」って言うんですよ。
「えっ?名前なんていうんですか?」って聞いたんですね。
じゃあ「弘兼憲史です」って言ったんですよ。
私が「知らない」って言ったんですよ。
そしたら向こうが「手伝う気あるんだったら僕の仕事場来る?」って言われて「行きます」って言って。
危ないですよね。
危ないですね。
女子大生ですよ。
だってひげ生えてたんでしょ?
(柴門)ひげ生えてました。
あははっ!怪しいじゃない。
「僕車そこ止めてあるからじゃあ車で連れていってあげるよ」って。
その日?
(柴門)その日ですよ。
車に乗せられて仕事場まで連れていかれて「じゃあ通います」みたいな。
それは興味があったんですか?そのおじさんに。
漫画家に興味がありましたね。
プロの漫画家見たことなかったですから。
仕事場に行くなんていうのは…。
そうです。
で一応アシスタントで入ったんですけどすごい絵が下手で「君もう描かなくていいよ。
ご飯作ってくれ」って言われて。
主にスパゲティゆでたりしてました。
それってちょっとショックでした?いや当然だろうなと…ふふふっ。
ええ〜?絵柄が合わなかったんですよ。
もともと少女漫画みたいな絵を描いてて向こうは劇画だったんですよね。
それで「橋を描いてくれ」って言われてじゃあ橋の道描こうかと思ったらおしゃれな道にしようと思ってフランスの石畳みたいなのを描いちゃったんですよね。
そしたら向こうは日本の地方都市の刑事もの描いてたのに…。
あははっ!突然パリの…。
(柴門)シャンゼリゼみたいに…。
「君描かなくていいよ」みたいに言われて。
信じられない。
その人がこんな大家になられるんだもん。
(妻)あっははっ!
(夫)ゆっくり。
ほらっ!思い出したらもうそのまま。
自分で逃げない。
逃げないで。
ごめんごめん。
うまくいかんな。
主人がミスしても私が怒られる。
そんなことないだろ。
アハハハ!ありがとうございました。
楽しかったぁ。
(ナレーター)気持ちいい汗をかいた後はパナソニックの洗濯機にお任せ。
ねえポケットの中確認した?はい。
確認しました。
操作パネルを後ろにすることで投入口がより広くなりました。
ちょっと待って。
これも。
あっはいはい。
(スタートボタンの音)ピッ。
この後ちゃんと干してね。
手前がすっきりしているから引っ掛からずに出し入れラクラク。
すっきりフロントのパナソニック洗濯機。
弘兼さんとつまり恋愛関係になったのはいつごろなんですか?恋愛っていいますかまあ…ヒロカネプロダクションのほかのアシスタントとレクリエーションが…結構暇だったんで多かったんですよ。
ピクニック行ったりスケート行ったり。
楽しい事務所ですね。
(柴門)楽しかったですよ。
楽しいなぁみたいな感じでその延長線上ですよね。
ん?なんかごまかされたような気がするな。
そうですか?私がこの人と結婚したいと思ったのはまだ学生で成増から池袋にオールナイトで「スター・ウォーズ」を見に行こうっていうときです。
成増で乗った途端に酔っ払いのおじさんが私のところの目の前に来たわけです。
絡んできたんですよ。
「おねえちゃん握手しよう」って酔っ払いのおじさんが「おねえちゃん握手しよう」って。
えっ?って思ったんです。
そしたらうちの夫が隣にいたんですよ。
そしたら「おじさん僕と握手しましょう」って言って酔っ払いのおじさんの手を握って…池袋までずっと手を握っててくれた。
へえ〜!
(柴門)この危機回避能力。
うん!こいつだ!これだ!と思ったんですよ。
それは大事だね。
殴ったらまた殴り返されるとか。
私はねあまたのお見合いをしながらそういう事件が起こるのを期待してましたよ。
そのときにどう対処するかでこの男は見えるだろうと。
仕込めばよかったんですよ。
仕込むってどうやって?酔っ払いのおじさんを。
いやぁ〜。
東武東上線に乗って。
そうか。
それは大事ですよ。
でもそれ…失礼ながらそうは思わないけどもご自分が絵が下手だという自覚のなかでプロになったっていうのは何がきっかけだったんですか?大学4年の…そうですね春ぐらいなんですけどもまったく全然別のうちの夫とは関係ないルートで講談社の人が「プロになる気があるんだったら作品持ってきなさい」って私の同人誌の作品を見て声かけてくれたんですね。
へえ〜そりゃあうれしいですね。
(柴門)それはどういう時代かって言いますと「ビッグコミックスピリッツ」「ヤングジャンプ」「ヤングマガジン」…つまり要するにヤング誌っていわれる漫画誌が一斉に創刊された時代なんですね。
それまで「少年マガジン」とか少年漫画はありました。
あと「ビッグコミック」ありました「ゴルゴ13」の。
でも中間がなかったんです若者が出る漫画が。
で若者向けの大学生からヤングサラリーマン向けの雑誌がどんどん創刊されることになって描き手がいなかったわけですよ。
足りなかった。
で若い人の感性に近い作家をとにかく集めなきゃいけないっていうことですっごい絵下手だったんですけどとにかくものすごく大勢に声をかけた中に引っ掛かったんですね私も。
うん。
「じゃあ漫画描きます。
漫画家になるぞ!」みたいにそのときに明確になりました自分の目標が。
高校の文化祭を舞台にした作品で「クモ男フンばる!」っていうんですけどもそれがその1冊新人ばっかりを十数名載せた少年マガジン増刊号っていう雑誌を出したんですね。
新人特集ね。
(柴門)そう新人特集号です。
それで読者に人気投票させたんですよ。
それで一応決めたら1位を取れたんで。
1位だったんですか!そうなんです。
それで新人王っていうのを頂いて一応。
でその新人王取られたときの弘兼さんの反応はどうだったんですか?あの…素直に褒めて「よかったね」って言ってくれてそれまでやっぱり先生としていろいろ作品にアドバイスしたりこうした方がいいよとか言ってたけども今後はもう一切言わないって。
なんという潔さでしょう。
(柴門)そうです。
そういうもんですか?
(柴門)だからたぶんあの…漫画家の夫婦でうまくいかなくなるのはお互いの作品にあれこれ口出しするとうまくいかなくなると思いますね。
あっそうなんですか。
でも同業者同士ってやっぱりそれやると難しいんじゃないですか?俳優さんとか…。
でもやっぱりなんかちょっと言いたくなったりするときも出てくるんじゃないかと…。
(柴門)どうでもいいつっこみは入れますね。
うちの夫は男…まあ男子校出身でまあ男っぽい人ですよ。
それが女の人がトイレに行くシーンを描いたらトイレで用足すときにスカート脱ぐんで…。
(一同)あははっ!スカートは…。
(2人)脱ぎません!まくります!みたいな。
教えてあげました。
(ナレーター)パナソニックの超高精細4Kはテレビという概念を超えていく。
映像で彩られた街は人々との新しい関係を築いていく。
そう自由自在に。
心を揺さぶる臨場感を。
常識という非常識を変えてしまえ。
それがWonders!負けない事・投げ出さない事・『それが大事』逃げ出さない事・信じ抜く事…
(ナレーター)20歳になったわが家をリフォームする。
お風呂は汚れを洗い流すだけじゃなく美しく潤うための場所へ。
負けない事・投げ出さない事逃げ出さない事・信じ抜く事…人生を変える…あなたもショウルームで新しいお風呂の世界を見てみませんか?
(部下)部長これを。
(西島)どうした?何だこれは…。
この話すっきりしませんよね?すっきり?《いやうちの洗濯機なら手前がすっきり空いている》《だから引っ掛からずに出し入れしやすいんだ》ほらっ。
(ナレーター)エコナビにオドロキのすっきりフロント。
すっきりしませんよね?いや手前がすっきりしている。
…えっ?「東京ラブストーリー」がヒットしてあのドラマなんかはご主人様はご覧になってたんですか?
(柴門)分かんないですねそれは…。
分かんないです。
とにかくもう…ほとんど日常一緒にテレビ見る事ないですから。
えっ!?互いに仕事で忙しくて?そうです。
お子さんができるわけでしょ。
(柴門)はい。
できたわけでしょ?子供は。
あははっ。
お2人。
ふふふっ。
長女を25歳で出産しました。
はあ〜…。
(柴門)で2人目は私が29のときに産んだんですけど。
男の子?
(柴門)男の子です。
で結局私が下の子が3歳になるまではほんとに仕事減らしました。
でそのときにええ〜…漫画はほんと2か月に1本とか3か月に1本ぐらいで描いて。
そのかわりキッチンとかでエッセイを書けるんで。
いろんな女性誌から恋愛についてのエッセイを書いてくれってなぜか来てたんで。
それのまあ集大成があの100万部かなんか売れた「恋愛論」ですか?ですから「恋愛論」っていうのは書き下ろしじゃなくてその時期に書いたエッセイをまとめて1冊にしたんです。
そうなんですか。
あのヒットはなんだとご自身で分析なさいますか?
(柴門)あれちょうどでも出版したときが「東京ラブストーリー」のドラマとおんなじ頃でちょうど相乗効果で…。
あっ柴門ふみの名前が。
そうですね。
それで恋愛のなんか教祖というか…。
(柴門)それが…2つのが重なっちゃったので。
そこから一人歩きしちゃったんですよね。
でも結局はそういう依頼も増えてくるし。
私基本依頼を断らないです。
えっ?なんか断れないんで。
なんでも引き受けちゃいます。
でも書いてみたらだんだん分かってきたっていう事はご自身の中にあるんですか?じゃあ恋愛論については。
ほんと高校ぐらいのときからすごく男女問わず恋の相談を持ちかけられるタイプだったんですね。
あっそうなんですか。
それは恋愛豊富だから?いや豊富じゃないですよ。
高校生…田舎の高校生ですけど。
なんかしっかりしてそうだからっていう。
それで割とクラスの男の子も女の子の話もずっと聞いてたんですよ。
なんか寂聴さんみたいな感じですけど。
おんなじ徳島ですからね。
「
(瀬戸内寂聴のモノマネ)そりゃああなたねおうちをお出なさい」みたいな感じ…。
そこまで…高校生ですから深刻じゃないんですけど。
なんとか君が彼女の気持ちがこうなんだけどって同級生の男の子が聞くわけですよ。
男の子に相談されるのね。
隣の席の男の子に。
「彼女が最近冷たい」って言ったら「もう嫌いだよあなたの事は」ってずばり言っちゃうわけですよ。
それで泣くんですよそしたら男の子が。
ええ〜!徳島の男が?
(柴門)徳島の男の子を泣かせちゃったりしたり。
どうするんですか?その泣いちゃった子は。
泣いちゃってそれが後に私の漫画のネタとかになっちゃうわけですよ。
そういう事じゃない…。
その子はどうなったかという。
その子ですか?その子はずっと私を恨んで大人になったんじゃないですか?
(一同)あははっ!でもあの〜例えば恋愛ものの物語を描くときに結構リサーチをなさるって伺ったんですがそれはどういうところを何をなさるんですか?まあ例えば私だとラブストーリーを描かなきゃいけない場合はなぜか知らないけどモテる女なぜか知らないけどモテる男っていうのを見つけるわけですよ。
ほう。
で自分ではとても共感できるタイプじゃないけどでも近づいていってじ〜っと観察して友達になるわけですよ。
そうするとその人がどういう状況だとどういうセリフをしゃべってどういう行動を執るかがだいたい分かってくるんですよ。
うん。
(柴門)でそれを彼女を頂いて私がつくったシチュエーションの中に置くわけですよ。
そうすると勝手にしゃべって勝手に行動してくれるんですよ。
まあ漫画家はみんなやっぱりキャラが勝手に動き出したらもうこの連載は成功だって言うんですけどももちろん自分の考えたキャラクターですから最初のうちは自分が考えて考えたセリフをしゃべって考えた行動を執るんですけどもある時期から自分が考えるより先にもう手が動いてそのキャラクターのセリフと表情を描き出すわけですよ。
そんなとき「あっ来た!」っていう感じはあるんですか?
(柴門)そうですそうです。
夢をこう自動筆記してるみたいな感じですかね。
へえ〜。
でも私の日常生活とかこの常識的な真面目な私…。
真面目?
(柴門)はい。
ふふっ。
からは想像もつかないような奔放な彼女を描く事によってたぶん私の中で行動に出ない奔放な何かをこう出してるのかなっていうふうな…。
漫画の中に…。
自分を開放してるのかなとは思います。
分かった。
じゃあ柴門さんは絶対浮気はしませんね?はい。
漫画の中で。
あっそうですね。
やる事をやれるから。
もう終わっちゃったから。
別れるところまでやってるから大丈夫。
旦那に見つかっても怒られないっていう。
エア恋愛ですよ。
(スタッフ)あははっ!えっエア恋愛なの?エア浮気?
(柴門)そうですね妄想の中で全部終わっちゃってる。
はあ〜そうか。
そうするとそれだけのこういろんな多彩な人たちを見てその行動やなんかこうご自分でも描いてると現実のカップルとかこの人はこういう恋愛しそうだなとかこの人はこうやって壊れるだろうなこの2人はとか見えるってとこは…。
結構私だからくっつけたカップルいますよ。
いやぁ〜早く言って。
(スタッフ)あははっ!
(柴門)まだいっぱいありますから。
何がありますか?
(柴門)まだあの〜ストックが。
(一同)あははっ!あの〜個人的に実はここ数年「柴門塾」っていうのを開いてて。
柴門塾ってそれはなんの…会費払うんですか?会費いらないです。
もともと私の担当編集者とか仕事で知り合った人とかとまあ食事とかして。
お友達がいてそのお友達が友達を連れてきたりして何人か友達がいたんですね。
女ばっかりなんですか?
(柴門)女ばっかりです。
八ヶ岳の方に山荘みたいなのがあって。
で知り合いに何人か声かけて「じゃあ友達連れていってもいいですか?」って言うから「いいよおいで」って言ったら…「2泊か3泊していったら?」って言ったら2泊か3泊みんなするわけですよ。
そうするとそこから一歩も外に出ずずっと恋愛についてみんな語るんですよね。
へえ〜。
(柴門)みんなやっぱり…。
悩みがあるんだ?
(柴門)悩みがあったんですね。
それによって解決したり…。
結構みんなが意見を言い合ったり。
それまでの自分を壊した人がみんな幸せになりました。
へえ〜。
で柴門塾のあの〜格言があるんですね。
はい。
「イケメン好きに良い事なし」っていう言葉ですね。
あははっ!ああ〜「イケメン好きに良い事なし」。
(柴門)でめんくいで彼の顔に引かれて結婚しました彼に浮気されてバツ1になりましたっていう人は「とにかく次は絶対顔の悪いモテない男を選びなさい」って言って「はい」って言ってみんな幸せに結婚しました。
ちゃんと言う事聞けるんですか?
(柴門)最初は抵抗するんですよ。
イケメン好きは永遠とイケメン好きじゃないですか。
(柴門)そうです。
それでやっぱりもう懲りたからイケメンの旦那で。
でまあシングルマザーで娘を連れてシングルマザーになったからもう顔だとか選んじゃいけないって思いつつ子供とディズニーランドに行ったら王子様に手を振ってる自分がいてやっぱりまだ抜けきってないって気づいたっていう。
そういう若い女の人たちを集めてみて今ドキのつまり女の人の恋のしかたとか幸せになり方とかなんかっていうのがこう違ってきたなって感じるところはありますか?ですから私が「東京ラブストーリー」を描いてた頃っていうのはやっぱりまだあの〜恋愛して結婚するのが幸せみたいに。
恋愛する人は結婚相手みたいな事を考えてたと思うんですけれども今はもうとにかく仕事がメインですね30代は。
私の仕事を続けさせてくれる男性。
ほう〜。
寿退社なんていう事はあんまり望んでない?
(柴門)うん。
でも逆に20代でもう専業主婦志向がまた逆に増えてきたりしてますね。
でもその柴門塾のいろんな悩みとか現実がその…ネタって言っちゃ失礼だけども漫画の作品の参考になる事もあるんですか?ただあの〜柴門塾はここ6〜7年なので漫画のネタってやっぱり10年は寝かさないと駄目なんですよね。
ええ〜!
(柴門)そうです。
そうしないと無意識下まで降りてくれないんで。
おもしろい。
なんですか?それ。
ですからだいたい私は10年後の世代を描いてますね。
ですから「東京ラブストーリー」を描いたのが30歳って事は22〜23の事が描けたんです。
じゃあ今の同世代の事が分かる分かるといって描くっていう事じゃないんだ?私の中では…。
ご自分の世代と…。
自分が通り過ぎた10年ぐらい前の事がいちばん練れてますね。
ですから50歳の事とかはまだ描けないですたぶん。
でもこの話はおもしろいって思ってつい描きたくならないですか?でもこれは寝かせた方が絶対おもしろくなると思ったのは絶対描かないですね。
ものすごいおもしろい事に出会っても。
それは書き留めておくんですか?
(柴門)書き留め…。
昔は書き留めなくても全部覚えてましたけど最近書き留めないと覚えてないし書き留めた事を忘れてる事もありました。
よかった〜まともで。
(柴門)あははっ!今描いてますから。
じゃあ今度お描きになる「同窓生」…。
「同窓生」っていうのは40歳の男女の話ですけどだいたい50ちょっと過ぎの頃に描いたんですね。
描いたんですか。
これはいかがですか?どんな…作者から…原作者から。
はい。
同窓会で25年ぶりに中学の同窓生と出会ってやっぱりみんなそれぞれ大人になってその中学生だった頃と違ってそれぞれ挫折していたり家庭に問題を抱えていたり現実の厳しい洗礼を浴びて日常と生活の中で失ったものをもう一回同窓会を通じてきっかけにして取り戻そうとするっていう話なんですね。
はあ〜なるほど。
では最後にもう一曲。
(柴門)はい。
今柴門さんを元気にしてくれる音楽は?レディー・ガガで「BornThisWay」です。
レディー・ガガ。
レディー・ガガはあの〜プロモーションビデオをやっぱり「MTV」とかで見てすっごいなと思って。
あのはじけっぷり。
はじけっぷり。
あの思い切りのよさ。
やっぱりエネルギーをこっちももらえますよね。
そういうエネルギーの塊みたいな人って。
本物のエネルギーをね。
そうですねはい。
いや〜ねえ。
はい。
彼女出てくる前はマドンナって感じだったけど。
(柴門)ああそうですね。
この勢いで。
でもプロですよね。
プロですよね。
あの〜エンターテインメントに徹してるあの表現力はすごいですよね。
じゃあ今関心のある事はなんですか?ちょっと歴史とかも好きになって。
歴史もの?
(柴門)歴史ものの漫画も実は最近描いたんですけども。
もともと瀬戸内寂聴さんの原作だったんですけどそれを漫画化して。
大正時代の男女の…すごいですよね。
何がですか?フリーラブが。
(一同)あははっ!意外にね。
(柴門)はい。
でやっぱりいい男には複数の女性がみんなやっぱりこう妥協してつきあっちゃうんですよね。
生理的な現象なんですね。
やっぱりイケメン好きだとどうしてもそこから抜け出ないんでそこから抜け出るためにはイケメン好きをやめてそういうね地獄みたいな苦しみから抜け出ましょうみたいな。
じゃあいくつになっても変わりませんか?どの時代もやはりイケメン好きにいい事はなかったなみたいな。
(一同)あははっ!結局これが…これが名言として。
2014/07/05(土) 07:30〜08:00
MBS毎日放送
サワコの朝[字]【恋愛の教祖の素顔▽柴門ふみ】
ゲスト・柴門ふみ/漫画家▽「“イケメン好き”に良いこと無し!」恋愛の教祖の格言にサワコも納得! 阿川佐和子がゲストの意外な側面や表情を引き出します。
詳細情報
番組内容
ゲストは漫画家の柴門ふみ。「東京ラブストーリー」をはじめ多くの作品がドラマ化され“恋愛の教祖”と呼ばれている。夫は「課長島耕作」シリーズの作者・弘兼憲史だ。高校時代より恋愛相談を持ちかけられるタイプで、男女の悩みについて語り合う『柴門塾』を開いている。柴門のアドバイスで成就したカップルが何組もいると聞いた独身・阿川が食いつく場面も!?同業者同士の夫婦円満の秘訣やヒット作品の誕生の裏側に阿川が迫る。
出演者
【司会】
阿川佐和子
【ゲスト】
柴門ふみ(漫画家)
1957年徳島生まれ。お茶の水女子大学で漫画研究会に所属。「課長島耕作」シリーズで知られる、漫画家・弘兼憲史の元へ弟子入り。22歳のとき「クモ男フンばる!」で漫画家デビュー。「東京ラブストーリー」「あすなろ白書」「Age,35」など多くの恋愛作品がドラマ化され。「同窓生〜人は、三度、恋をする〜」がTBSの7月期木曜ドラマ劇場で放送決定。57歳。
制作
【製作】MBS TBS
【制作協力】TBSビジョン
ジャンル :
バラエティ – トークバラエティ
ドキュメンタリー/教養 – インタビュー・討論
福祉 – 文字(字幕)
映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
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