(探偵)どっか行っちゃえよ。
お前のご主人様なんかもう帰ってこねえんだよ!ああ…。
近頃あの女の夢をよく見る
どうしてだろう?
眠い…。
色んな記憶を捨てて生きてきたはずなのに…
久しぶりにこの街に戻ってきたせいだろうか?
場所は変わっても暮らしは相変わらずだ
よう。
(冴島響子)はい。
村木美里チプリアコーポレーションの社長。
雑誌かなんかで見た事あるなぁ。
一代で会社を築いたカリスマ経営者。
装苑堂から独立して会社を興し今では従業員1000人を抱える業界第3位の企業まで成長させた。
仕事一筋。
独身で家族はなし。
近づきたくないタイプだな。
じゃあこっちは?田辺由紀28歳派遣社員。
お近づきになりたいねぇ。
その子が村木社長の娘かもしれないの。
えっ?調べて。
この2人が親子?田辺由紀は現在チプリアコーポレーションで派遣社員として勤務中なの。
そしてある日…。
ホクロ…ですか?
(村木美里)私10代の頃子供産んだのよ。
結構その頃やんちゃしててね。
相手の男は姿消してどっか行っちゃうし自分だけでは育てられずに仕方なく里子に出したの。
今でも覚えてるわ。
私の赤ん坊の爪にホクロがあった事。
あのホクロ間違いない。
生き別れの娘が偶然会社に派遣社員としてやってきたってわけか。
でも爪のホクロと年齢だけで娘だなんてわかるのか?それを確かめて。
どうして今頃…。
一度は捨てた娘だろ?里子に出した事がずーっと心に傷として残っていたそうよ。
結婚もしないで必死に仕事してきたのもその傷を忘れるため。
だから彼女がもし本当の娘だったらきちんと親子の名乗りをしていたい。
そういう事なのよ。
そして償いをしたい…。
そういう事か?もう一つ。
(響子の声)村木社長は相当な資産家よ。
総資産は80億。
(探偵の声)えっ?って事はもしこの子が村木社長の娘ならその80億の資産を受け継ぐ事になるのか?
(響子の声)だからこの調査は極秘。
金額が金額なだけに色んな横やりが入るかもしれないから。
(探偵の声)了解。
課長むかつく。
せっかくまとめた資料いらなくなったって。
早く言えよ。
(田辺由紀)色々事情があるのよ。
無駄も含めて私たちの仕事でしょ?
(女性)由紀ちゃん心広い。
なんか連絡先は聞いて…。
えっ連絡したの?そう連絡したの。
すごーい!今度のね日曜日ね会うんだ。
(川村)例の件調査が始まっているようです。
そう。
一つお聞きしたいのですがもし田辺由紀に社長のご令嬢としてふさわしくない点が見つかった場合どうされますか?可能性の話ですが例えば素行の面とか。
あの子が私の本当の娘なら他の事は関係ないわ。
すいません。
私は社長のお立場を守る役目がありますので。
そうね。
ありがとう。
うわ〜結構降ってるね。
ねえ足濡れちゃいそう。
ねえ滑りそう。
フフフ…。
(シャッター音)
(シャッター音)
(シャッター音)
(シャッター音)えっ…?
(男性)ビキニゲーム!
(一同)イエーイ!お仕事の帰りですか?いや仕事中。
えっ?どんな仕事?探偵。
(笑い声)
(笑い声)
(2人の笑い声)なあそれって正社員なのか?ええ?派遣社員?えっ知らなーい!知らないの?なんだよ…。
素敵〜かわいいね〜。
コラ!フフフ…。
(女性)何見てんの?ウーロン茶おかわり。
お車なんですか?そう。
君を助手席に乗せようと思って。
あっ…ハハハ…。
ここって時給いいの?うん2200円。
ふーん…みんな昼間働いてたりするの?うんOLとか。
昼も夜もOLか。
大変だなぁ。
ハハハ…。
えっ?ほら早く。
(男性)はい乗って。
乗ってほら。
(由紀)ちょっと!やめてください!
(男性)そのつもりなんでしょ?お金欲しいんでしょ?
(由紀)フフフ…。
ここじゃ嫌ですってば!どうせホテル行くんだからさかっこつけないでも…。
(由紀)ちょっと…ちょっと!
(由紀)やめ…やめて!
(男性)おとなしくしろ。
(由紀)やめて!
(一斗缶が倒れる音)
(窓が開く音)うるせえな!
(由紀)ごめんなさい!うっ…!
(泣き声)
(一斗缶を蹴る音)ちょっと待って!今のあなたでしょ?あなたお店にもいたよね?誰?
(雨音)
匿名探偵
心優しきトラブルシューター
ハードボイルドを身にまとった男の本当の名を知る者はいない
(一同)カンパーイ!ああいう男は嫌いなんだ。
ああいう奴に魅力的な女の子が食い物にされるのを見てられないだけ。
(由紀)余計なお世話。
そうだよ。
フッ。
金がいるのか?男か?ん?
(ため息)ダメ男か…。
うん…。
ダメ!ああ…そんなにダメか。
借金があるのよ。
私がなんとかしてあげないと。
もうどうしてそういう…。
ってそれも余計なお世話か。
フッ…。
別れられたら誰も苦労しない。
ありがとう。
話聞いてもらって楽になった。
いや…。
なあ君親は?2人とも死んだ。
事故で。
そうか…。
元々里子だったの。
血の繋がらない私をちゃんと育ててくれた両親には感謝してる。
そうか…。
生みの親の事は?知らない。
知りたくもないけど。
どうして?いやなんとなく聞いただけで。
感謝しなきゃいけないんだよね。
生んでくれたんだし。
会った事もないけど。
会いたくないのか?親に聞いた事があるの。
私を生んだ人は今じゃ結構名のある人だって。
今さら私が出てっても迷惑でしょ。
じゃあそろそろ行かないと。
付き合わせて悪かったな。
私が飲みたいって言ったんじゃなかったっけ?そうだったか?フフ…。
ごちそうさま。
名前は?名前は…寿限無寿限無五劫の擦り切れ海…海…。
ん?あれ…砂利…。
えっ…?ああ…名無しの権兵衛でいいや。
フフフ…。
おやすみ名無しの権兵衛さん。
じゃあな。
ありがとうございます。
(美里)本当?彼女はあなたの娘さんである可能性が高いです。
生みの親はかなり名のある人だと聞いてたそうですよ。
じゃああの子は…。
おめでとうございます。
ありがとう。
ただ夜水商売でアルバイト…その点がどうも。
いいじゃないそれぐらい。
問題はそれだけですね?ああいや実はもう一つ。
何?田辺由紀には付き合っている男がおりまして…。
(シャッター音)
(シャッター音)
(瀬川保夫)どこ行ってたんだよ?
(由紀)仕事。
知ってるでしょ?男じゃないのか?
(シャッター音)そんなわけないでしょ。
だったら携帯チェックしてやる。
嫌だ!
(シャッター音)男は瀬川保夫無職。
フラフラしてるチンピラです。
逮捕歴は飲み屋でのつまらないケンカですがこの男…。
(川村)どうします?社長。
どうって?社長のご令嬢がそういう男と関わっているというのは…。
それが世間に知れた場合…。
私は気にしないわ。
今すぐあの子と話がしたい。
少し様子を見たほうがいいのでは?
(咳)
(川村)社長大丈夫ですか?大丈夫ですか?
(咳)ごめんなさい。
いえ…。
私…病気なの。
手術も出来ないらしい。
時間がないの。
一応DNA鑑定してみたらいかがですか?そんなものどうでもいいわ。
(川村)いえ念のためです。
あとで問題が起きないよう確認しておいたほうが。
社長には80億の資産があるんですよ。
じゃあよろしくお願いします。
わかりました。
ただDNA検査には双方の同意が必要です。
まずは由紀さんに事情を話して同意を…。
いや親子かどうかわからないのに彼女に事情を話すのはまずい。
でもそれでは…。
そうだ私が融通の利くところを知ってます。
それじゃこれお願いします。
(江藤)はい。
(江藤)川村さんから聞いてますよ。
ああ…。
そこで見てたって結果が出るのは10時間後ですよ。
ああ…ハハ…。
じゃあ連絡待ってます。
あっ…。
(携帯電話)はい。
出ましたよDNA鑑定の結果。
どうでした?社長…?あなたのお母様です。
えっ?お母さん…?無事に親子の対面果たしたみたいだな。
あの歳になって本当の母親が現れた…。
どんな気持ちかしら?マスターおかわり。
ついでにこの人にも。
(マスター)1杯おごろう。
えっ?聞いてたの?いい仕事だったみたいですね。
さあまあどうぞ。
はい。
ありがとう。
(口笛)
(呼び出し音)響子か?俺だ。
何?あの女を見かけた。
あの女って?「あの人は東京にはいない」ちょっと待てよ。
お前なんか知ってるのか?何も。
もう忘れたはずよ。
(電話の切れる音)コピ・ルアクでございます。
どうも。
(ノック)はい。
(相田香織)失礼したします。
はいどうぞ。
いらっしゃいませ。
かわいいじゃない。
どうぞ。
はい。
お願いします。
では失礼致します。
はい。
はあ…。
お客様よく歩くお仕事されてますね。
ああわかる?営業。
腓腹筋つまりふくらはぎが相当張ってますから。
ああそうなんだよね…。
いやあさっきさ会社の同僚がここから出ていったの見てさ。
同僚?うん。
川村って人。
ああ川村様ですか。
常連のお客様です。
そうなんだ?君を口説きに通ってるのかな?いえ肩こりがひどくて。
肩甲骨の可動域がかなり制限されてました。
ああそうなんだ…。
仕事大変そうだからな。
ああでも今日は随分リラックスされてる様子で。
なんでも大きな仕事がうまくいったそうで。
ああそう。
随分お金が動くお仕事みたいですね。
え…?ああそうなんだよ。
他に何か言ってなかった?別に。
お客様川村様の同僚ではないですね。
えっ?この臀筋の発達の仕方は私が知る限り会社員では例がないです。
おお…ああ…いひひ…。
いひひ…ああ…。
わかった…わかったわかった。
取引しよう。
どんな事が知りたいんですか?他には何か言ってなかった?あっそういえば途中電話がかかってきて…。
はい大丈夫です。
社長すっかり信じてます。
社長はすっかり信じています?はい。
なんかそんな事を。
(青島一平)なんですか?僕仕事の途中なんですけど。
お前も社会人か…。
そうですよ。
あなたの相手している暇ないんです。
会社で仕事ばっかりじゃストレスもたまるだろう。
面白い事しないか?えっ…。
(店員)いらっしゃいませ。
(青島)あなたに何かやらされると余計ストレスたまるんです!えーっとどうしよっかなぁ…。
ドリアンスカッシュホットで。
はい。
あ…それでお願いします。
で今回お前にやってほしいのは…。
いやいや誰もやるって言ってないでしょ。
ある男が今日の10時半頃に電話した相手を特定してほしいんだよ。
これそいつの携帯番号だ。
電話の相手が誰か知りたいんだよ。
ふ〜ん…。
でもどうやって?それはお前の持ってる技術でさ…。
ほらハッキングとか…。
もうそういうの卒業したんですよ。
よく言うよ。
お前小遣い稼ぎに色々やってんじゃないのか?頼むよ一平。
状況わかるだろ。
大体ハッキングなんかするよりそいつの携帯の通話記録こっそり盗み見たほうが早くないですか?あっそうだな。
頭いいなぁ。
ハハハハ…。
じゃあそれで。
はぁ?伝票よろしくな。
えーっ!?あの人払いますから。
今度さゆっくりご飯食べない?あっはい。
(河村)うわっ!
(青島)すみません。
あっ携帯…。
大丈夫です。
僕乾かしますから。
(河村)おい!おい!
(シャッター音)
(川村)おい!あっすみません…。
もういいよ。
大丈夫みたいです。
そうか。
ご苦労。
佐々木専務…。
佐々木専務。
明日の工場視察ですが点検の問題で1時間遅らせてほしいと。
わかった。
その件は君に任せる。
ありがとうございます。
ああ。
あなたには感謝してるわ。
いえ…。
依頼どおりの仕事をしたまでですから。
うちの会社で働かない?1人でフラフラしてるのが性に合ってるもんで。
いい歳してフラフラだなんて。
あとね口うるさい上司がいないほうがいいもんで。
面白い人ね。
で今日は何か?
(ノック)あっ…。
(美里)あなたの事は伝えてあるの。
ああ…。
こんにちは名無しの権兵衛さん。
どうも…。
(由紀)この間の写真プリントしたの。
(美里)ああありがとう。
へえ〜。
きれいだよね。
また一緒にどっか行きましょうね。
もうすっかり親子ですね。
急に「私が母親よ」って言われて最初はちょっと腹が立った。
一度は捨てたくせにって。
でも今は幸せ。
由紀ちゃん…。
(咳)大丈夫?お母さん。
(美里)ありがとう。
(美里の咳)
(由紀)平気?
(美里)うん…。
(ため息)もう帰っちゃうの?彼氏とはうまくいってるか?お母さんがね彼の借金肩代わりしてくれたの。
そうか…よかったな。
色んな事がうまくいきすぎて怖いくらい。
怖い?ハハ…。
怖がる必要なんかないさ。
君はこれまで苦労してきたんだろ。
いいのさこれで。
ありがとう。
何もお礼出来なくて…。
ああいいよ。
社長から報酬振り込まれたみたいだし今回俺もきっちりもらえそうだしな。
私からも何か…。
あっそうだ。
(息を吹く音)あげる。
ありがとう。
佐々木専務は今アメリカのアルベリオン社との提携話を進めているの。
でうちの事務所が契約書の作成を請け負ってるわ。
ちょっと待てよ。
って事は社長の娘を探すってのは付録みてえなもんだったのか?そうよ。
お金の桁が違うから。
なんでそんな事聞くの?今回の件裏に何かあるかもしれないぞ。
えっ?佐々木専務と社長秘書の川村は繋がってる。
どうして専務と社長秘書が…。
仕事での繋がりはあるでしょ。
社長が知らない繋がりだったとしてもか?私たちは依頼された事を調べるだけ。
依頼されてない事を調べちゃいけない法律でもあんのか?ないけど…。
DNA鑑定までしたのよ。
響子!それだよ…。
えっ?それだよ。
DNA鑑定だ。
この間の方江藤さんは?ああ…江藤急に辞めましてね。
えっ?なんでも念願のアメリカ留学の資金が出来たとかで連絡つかないんですよ。
留学資金…。
あの…江藤さんはチプリアコーポレーションの川村さんとは親しかったんですか?さあ…知りませんね。
わかりましたどうも。
すいません。
(職員)まだ何か?あの…これについている唾液でもう一度DNA鑑定をお願い出来ませんか?
(ため息)
(笑い声)あの…この間はすいませんでした。
別にのぞいてたわけじゃなくて…。
いや結果的にはのぞいたんですけどあの…。
とにかくすいませんでした。
(携帯電話)はい。
もしもし?
(職員)「DNA検査の結果出ました」どうでした?この検査本当は違法なんですよ。
私としてはこのような事は…。
いいから結果は?
(職員)「親子ではありませんね」えっ!?
(職員)「子供に受け継がれる遺伝子マーカーが観察されませんでした」「15か所の遺伝子システムで8か所が共有されていません」「結論として親子である確率は0ですね」「もしもし?もしもし?」これ今月分の家賃。
(長山逸朗)はいどうも。
どうも。
あんた店閉める時狙って来るな。
いや忙しい時に来ても迷惑かなぁと思ってね。
それだけじゃねえだろ。
えっ?朝ヒゲを剃るのはすっきりして気持ちのいい1日を過ごすためだ。
遅い時間にヒゲを剃るのは…。
何?その日に何かつらい事があった時だ。
(ため息)適当に言ったんだけど図星みてえだな。
まるで探偵だな。
うん…。
実は昔ちょっとね…。
えっそうなの?ある時ははやらない散髪屋のおやじ。
またある時はこのビルの大家。
またある時は元探偵。
果たしてこの男の正体はいかに?
(笑い)やっと笑ったな。
たまには来いや。
ヒゲぐらいあたってやるから。
あんまりうまくねえけどさ。
ありがとう。
俺は余計なカードを1枚めくってしまったようだ
しかしめくってしまったものは元に戻せない
カードを手にした人間は次にどうするか自分で決めるしかない
(ため息)病気が思わしくないの。
もうすぐ仕事も出来なくなるらしいわ。
えっ?次が最後の役員会議。
せめてあの子との親子としての時間を失いたくない。
それを壊すような事なら言わないで。
でもあなたには社長として会社を守る義務がある。
そのためにはつらい事でも受け入れる必要があるんじゃないですか?あなたにお説教させるとはね。
すいません。
あなたの言うとおり。
なんでも話してちょうだい。
どうも!
(阿南幸一)おっ探偵!お前か。
(拍手)お久しぶりです。
どっかでのたれ死んでると思ったがそうでもないようだな。
なんでここにいるんだよ?この街に引っ越してきたんじゃん。
せっかく離れてせいせいしたのに…。
ついてくるんじゃないよ。
いいじゃないですか。
今度一杯やりましょうよ。
うっ…つるっ…パニック…。
俺はね酒はきれいなお姉ちゃんとしか飲まないんだよ!うわっ…。
冷てえなぁ。
手柄立てさせてやろうと思って来たのに。
(阿南)あっ!なんだ?なーに?なんだよ?
(佐々木)えーでは次にアメリカのアルベリオン社との提携についてですが現在提携の内容を詰めておりまして順調に進んでおります。
この件はこのまま進めるという事でよろしいですね?社長もよろしいですね?社長?ちょっと待った。
なんだ君は?
(役員)追い出せ会議中だ!私が呼んだの。
どういう事ですか?えー…突然すいません。
今のアルベリオン社との提携話ですが実は提携なんかじゃなくてね実質この会社を向こうに売り払おうというまあそういう話ですよね佐々木専務。
(佐々木)何を言ってる?しかしそのためにはこの役員会を牛耳る必要がある。
そこであんたとそこの川村さんは社長が田辺由紀を自分の娘じゃないかと思ったのを便乗して彼女を娘としてでっち上げた。
本当はあの子は娘なんかじゃない。
社長は病気でもうすぐ社長としての職務を果たせなくなる。
しかしそれでも社長は会社の株の半分を持ってる。
その株さえ手に入れば会社を売り払う事は自由だ。
あなたたちは由紀を娘としてでっち上げて株を相続させ会社を好きにしようというまあそういう計画だったんですよね。
こいつが言ってる事はでたらめだ。
証拠はあるのか?どうして嘘のDNA鑑定をでっち上げさせたのかな?しかも相当な金を積んで。
俺は…。
ん?俺は…専務の言うとおりにしただけだ。
お前裏切るのか!失礼する。
待て!おい!おい待てよ。
お前がヘマをするからだ。
俺は知らない。
(阿南)おっと…!詐欺の容疑でお二人に逮捕状が出ています。
(阿南)えっと…あとなんだ?
(棟方)特別背任及び背任についても容疑が。
そういう事なので署までご同行願います。
確保。
はい。
お母さん私お弁当作ったの。
一緒に食べない?
(由紀)どうかした?佐々木専務と川村が逮捕されたよ。
えっ…?君にも詐欺の容疑がかかってる。
表で警察が待ってるよ。
お母さん…。
フッ…。
なんだ…ばれたの。
金のためか?どうなんだよ?そうよお金のためよ。
(由紀)お前を社長の娘に仕立る計画に乗れなんて言われて…。
最初は断った。
でも…。
娘になりすます?
(川村)社長はあんたの爪を見て娘だと思ってる。
いや娘だと思いたいんだ。
それに乗っかるだけさ。
犯罪ですよね…。
犯罪は嫌か?じゃあこれはどうだ?君は先月交通費を水増しして1万円ほど着服したな。
男の借金を返すためか?前にもやってるんじゃないか?これだって立派な犯罪だ。
刑務所行きだぞ。
それで断れなくなって…。
社長には悪いと思ってた。
何度か本当の事を言おうと思ったんだけど…。
でも…だんだん本当のお母さんのような気がしてきて…。
言えなくなった…。
お母さん…。
もうその呼び方はやめて。
(電話)
(電話の音声)「ただ今留守にしております」「ピーという音に続けてお名前とご用件をお話しください」「
(発信音)」慰めてあげようと思って電話したのに居留守使う気?「じゃあいいわ。
じゃあ用件だけ」「村木社長が入院したわ」「山野パークヒル病院の6115室。
以上」「
(発信音)」
(由紀)どうして保釈金出してくれたの?
(美里)あなたと一緒に過ごして楽しい思いが出来たのは事実だから。
それぐらいしてもいいと思ったの。
(由紀)ありがとうございます。
(美里)1人で千羽も折るなんて無理でしょ。
折りたいんですお礼に。
本当の娘さん見つかるといいですね。
(美里)見つからなくてもいいわ。
えっ?どこかで幸せに暮らしてくれてさえいればいい。
その代わりあなたは私のそばにいてよ。
(すすり泣き)
(美里)それよりさ…あの男はどうなの?あんな男のどこがいいのよ?ダメ男に入れ込むのは私と同じね。
探偵は事実を突き止めるのが仕事だ
でも事実と真実は同じなんだろうか…
人間の心の中にある真実は探偵が事実を書いた報告書なんかよりずっと奥深く価値のあるものだ
さあギャラ入ったかな?なんだよ入ってねえじゃねえかよ。
あの野郎…。
おい響子!俺のギャラどうしたんだよ?イテッ!えっ…また来週?
(柏原妙子)見たんです。
お向かいの大原さんの奥さん殺されたんです。
恐らくは彼女の嘘。
(女性)ねえあなたも一緒に入らない?やっぱりな…。
(妙子)お願いだからもう一度よく調べてみて。
見苦しさもここまでくると国宝級だな。
2014/07/05(土) 00:34〜01:34
ABCテレビ1
[新]匿名探偵 #1[字]
高橋克典主演!この夏、「名前を無くした探偵」が帰ってくる!オトナがハマれる金曜ナイトドラマが誕生—
詳細情報
◇番組内容
【第1話 探偵と夢にまでみた女】
新しい街で仕事を始めた探偵(高橋克典)のもとへ、カリスマ経営者の村木美里(石野真子)から、生き別れの娘と同じ特徴を持つ自社の派遣社員・由紀(中村ゆり)が、本当の娘かどうか確かめて欲しい、と依頼がきた。調査を進め、親子の確信を深める探偵だったが、清楚に見えた由紀には、知られざる別の顔があった。さらに調べを進める探偵の前に、美里の会社を揺るがす新たな問題が発覚して—
◇出演者
高橋克典、片瀬那奈、山口大地、原幹恵、森次晃嗣、田山涼成、柴俊夫
【第1話ゲスト】中村ゆり、石野真子、水橋研二、名高達男 ほか
◇脚本
尾崎将也
◇演出
秋山純(テレビ朝日)
◇主題歌
EDGE of LIFE『Can’t Stop』(avex trax)
◇スタッフ
【ゼネラルプロデューサー】黒田徹也(テレビ朝日)
【プロデューサー】池田邦晃(テレビ朝日)、遠田孝一(MMJ)、神通勉(MMJ)
◇おしらせ1
☆番組HP
http://www.tv-asahi.co.jp/tokumeitantei/
◇おしらせ2
※次回は「第38回全英リコー女子オープンゴルフ 第2日」のため、7月12日(土)深夜1時19分〜となります。(尚、放送時間変更の場合があります)
ジャンル :
ドラマ – 国内ドラマ
福祉 – 文字(字幕)
映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
映像
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日本語
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