金曜ロードSHOW!「もののけ姫」夏はジブリ!3週連続放送 2014.07.04

(サッシャ)
3週連続でスタジオジブリ作品を放送します
(朴)
そしてその後は劇場で…
というわけで今夜は第1弾『もののけ姫』を放送します
宮崎駿監督が構想に16年制作に3年を費やした…
まさに魂の大作
当時社会現象になったわよね
死の呪いをかけられた少年アシタカと山犬に育てられたもののけ姫サン
森を侵略する人間達と荒ぶる神々との戦いの中2人が見出した希望とは…
声優キャストも超豪華
(モロ)黙れ小僧!
そう!この山犬モロの声は美輪明宏さんなのよね
自然と人共に生きることはできないのか?
宮崎駿監督の熱いメッセージを受け取ってください
そして放送中はスマートフォンやパソコンから「夏はジブリ!」特設サイトをチェック!
チェック!
もらいます!
『もののけ姫』この後すぐです
フリフリ

(枝を踏みしだく音)
(アシタカ)ヤックル。

(カヤ)兄様!ちょうどよかったヒイ様が皆村へ戻れと。
(カヤ)ジイジもそう言うの。
ジイジが!?
(カヤ)山がおかしいって…。
鳥達がいないの。
獣達も。
そうかジイジの所へ行ってみようみんなは早く戻りなさい。
(3人)はい。
ハッ…。
何か来る…。
ジイジ何だろう?
(山おじ)分からぬ人ではない。
村のほうはヒイ様が皆を呼び戻している。
来おった!タタリ神だ!タタリ神!?
(うなり声)ヤックル逃げろ!ああっあ〜っ!!村のほうへ行く!襲う気だ!
(山おじ)アシタカ〜!タタリ神に手を出すな!呪いをもらうぞ!ヤックル!
(指笛)鎮まれ!鎮まりたまえ!さぞかし名のある山の主と見受けたがなぜそのように荒ぶるのか!?お化け!村へ!止まれ!なぜわが村を襲う!やめろ!鎮まれ!あっ!?
(カヤ)しっかり!
(うめき声)
(うめき声)うっ…ううっ…!!倒した!兄様!ヒイ様を早く!火を絶やすな!
(カヤ)兄様!あっ!カヤ触れるなただの傷ではない。
・アシタカが手傷を負った!ヒイ様は!?・
(ヒイ)皆それ以上近づいてはならぬぞ。
ヒイ様!
(ヒイ)この水をゆっくりかけておやり。
はい。
うっ…!いずこよりいまし荒ぶる神とは存ぜぬもかしこみかしこみ申す。
この地に塚を築きあなたの御霊をお祭りします。
恨みを忘れ鎮まりたまえ。
汚らわしい人間どもめ。
わが苦しみと憎しみを知るがいい…。
ううっ!うっ!さて困ったことになった。
かのシシははるか西の国からやって来た。
深手の毒に気ぃふれ体は腐り走り走るうちに呪いを集めタタリ神になってしまったのだ。
アシタカヒコや。
はい。
(ヒイ)皆に右腕を見せなさい。
ヒイ様!アシタカヒコや。
そなたには自分の運命を見据える覚悟があるかい?はいタタリ神に矢を射る時心を決めました。
うむ…。
そのアザはやがて骨まで届いてそなたを殺すだろう。
ヒイ様何とかなりませんか?アシタカは村を守り乙女らを守ったのですぞ!ただ死を待つしかないというのは…。
誰にも運命は変えられない。
だがただ待つか自ら赴くかは決められる。
見なさい。
(ヒイ)あのシシの体に食い込んでいたものだよ。
骨を砕きはらわたを引き裂きむごい苦しみを与えたのだ。
さもなくばシシがタタリ神などになろうか。
西の国で何か不吉なことが起こっているのだよ。
その地に赴き曇りのない眼で物事を見定めるならあるいはその呪いを断つ道が見つかるかもしれぬ。
はい。
大和との戦に敗れこの地に潜んでから五百有余年。
今や大和の王の力は萎え将軍どもの牙も折れたと聞く。
だがわが一族の血もまた衰えた。
この時に一族の長となるべき若者が西へ旅立つのは定めかもしれぬ。

(ヒイ)掟に従い見送らぬ健やかにあれ。

(カヤ)兄様!カヤ見送りは禁じられているのに…。
お仕置きは受けます。
どうかこれを私の代わりにお供させてください。
大切な玉の小刀じゃないか。
お守りするよう息を吹き込めました。
いつもいつもカヤは兄様を思っています。
きっと…きっと…。
私もだいつもカヤを思おう。

(戦の音)戦?
(悲鳴)うぬら〜!キャ〜!おりゃ〜!回り込め!野郎!兜首だ!勝負!勝負!
(女)ヒェ〜!やめろ〜!うっ!ううっ…!えぇ?わぁっ!!何だこの腕は…。
逃がさぬぞ見参!押し通る邪魔するな!鬼だ…。
アザが濃くなっている…。
(ジコ坊)何とも白湯みたいな飯だな。
おっいたいた!これでよいか?何だいこりゃ。
おアシじゃないじゃないかおアシがなきゃ米を返しな!待て待て拙僧が見てやろう。
ん?おっこれは…!女これは砂金の大粒だぞ!そうだゼニがいいなら代金はわしが払おう。
これを譲ってくれ。
皆の衆この近くに両替屋はおらんかの?あ?おらんか?拙僧の見るところ米1俵かいや3俵か…。
あ〜ちょっと待ちなさい。
返しとくれ!私んだから!お〜い!そう急がれるな。
いや〜礼などと申す気はない。
礼を言いたいのは拙僧のほうでな。
田舎侍の小競り合いに巻き込まれた折そなたのおかげで助かったのだいや〜鬼神のごときとはまさにあれだな。
ほほぅ気付いたか。
人前で砂金など見せるとな誠に人の心のすさむこと麻のごとしだ。
寝込みを襲われてもつまらぬ走るか…え?
(ジコ坊)ほぅ猪がタタリ神になったか。
足跡をたどって来たのですが里に下りた途端分からなくなりました。
そりゃそうだろうそこらを見なさい。
この前来た時にはここにもそれなりの村があったのだがな。
洪水か地滑りか…さぞたくさん死んだろうに。
戦行き倒れ病に飢え…。
人界は恨みをのんで死んだ亡者でひしめいとる。
タタリというならこの世はタタリそのもの。
ふっふっふっ。
うんうまい。
里へ下りたのは間違いでした2人も殺めてしまった。
いやおかげで拙僧は助かった。
椀を出しなさいまず食わねば。
人はいずれ死ぬ遅いか早いかだけだ。
ほぅ雅な椀だな。
そなたを見ていると古い書に伝わる古の民を思い出す。
東の果てにアカシシにまたがり石の矢尻を使う勇壮なるエミシの一族ありとな。
アチ…アチチ…。
肝心なことは死に食われぬことだ。
いやこれは師匠の受け売りだがな。
さぁそなたの米だどんどん食え。
このようなものを見たことはありませんか?これは?猪の体から出て来ました。
巨大な猪に瀕死の傷を与えたものです。
ふむ…。
これよりさらに西へ西へ進むと山の奥のまた山奥に人を寄せつけぬ深い森がある。
シシ神の森だ。
シシ神の森…。
そこでは獣は皆大きく太古のままに生きていると聞いた。
やはり行くか。
う〜ん…。
(牛の鳴き声)ほらほら!それ!
(エボシ)皆あとわずかだ油断すまいぞ!出たぞ〜!犬神だ!牛を落ち着かせろ焦らずに陣を組め。
(ゴンザ)せいて火薬を濡らすな十分に引き寄せよ!1番放て!
(爆音)2番放て!化け物め口ほどにもない。
あれは子供だ母親がなぜ来ない…。
(牛の鳴き声)モロだ!うわぁ〜っ!!わ〜っ!!モロ来い!やりました!貴奴は不死身だこのぐらいでは死なん。
だいぶやられましたな。
すぐ出発しよう。
谷に落ちた者はいかがします?隊列を組み直せ。
あっ!息がある。
しっかりしろ!ハッ!
(うなり声)わが名はアシタカ!東の果てよりこの地へ来た!そなた達はシシ神の森にすむと聞く古い神か?
(サン)去れ!
(男)・ヒェ〜っ!・コダマ?ここにもコダマがいるのか。
静かに動くと傷に障るぞ。
カタカタカタカタ好きにさせておけば悪さはしない森が豊かな印だ。
(甲六)こいつらはシシ神を呼ぶんだ。
シシ神?大きな山犬か?違う!もっとおっかねえ化け物の親玉だ。
ああっ!消えた!?うわ〜っ!カタカタカタヤックルが平気でいる危険なものは近くにはいない。
ヒャ〜!すまぬがそなた達の森を通らせてもらうぞ。
カタカタカタカタお願ぇです戻りましょうよ。
向こう岸なら道がありやすこの森を抜けるなんてむちゃだ!流れが強過ぎて渡れない。
それにこのケガ人は早くしないと手遅れになるぞ。
道案内をしてくれてるのか迷い込ませる気なのか…。
ハァハァハァ…。
だんな!こいつらわしらを帰さねえ気なんですよ。
どんどん増えてやすぜ!お前達の母親か立派な木だ。
カタカタカタカタおぉ…。
あの少女と山犬の足跡だ。
ここは彼らの縄張りか…。
だんな今度こそヤバいですよここはあの世の入り口だ。
そうだなちょっと休もう。
足跡?ひづめが3つ…まだ新しい。
ハッ!うっ…!うっ!クソっ!ううっ…!!だ…だんなどうしたんで!?うっ!ハァハァハァ…。
だんな大丈夫ですかい?顔色が真っ青ですぜ。
(甲六)だからヤバイって…。
お前何か見たか?
(甲六)えっ?いやいい…。
もうちょっとの辛抱だしっかりしろ。
(ヤ七)すまねえ…。
行ってしまった…。
《なぜだ…あれから急に体が軽くなった》あれっ?痛くねえ。
治ったぁ!痛っ!やっぱり折れてる…。
あ〜!だんなすげぇドンピシャだタタラに着いた!
(鉄を打つ音)まるで城だな。
(甲六)エボシ様の大タタラでさぁ砂鉄を沸かして鉄を作ってるんです。
(甲六)・お〜い!・
(甲六)お〜い!森から人が来る。
もののけか…!?お〜い!俺だ〜!牛飼いの甲六だ〜!ホントか?幽霊じゃねえのか?まさか!ウソじゃない今舟でこっちへ来る!顔をしかと見たのか?何事か!?俺が字を書いてる時は静かにしろ!死んだはずの甲六が向こう岸に出たんでさぁ。
何!?幽霊じゃねえな。
他の奴はどうした?あと2人落ちたんだ。
助けられたのは俺達だけだ。
死ぬのは牛飼いばかりさ。
空けろ。
ゴンザ様あの頭巾の者何者でしょう?見慣れぬ姿だな。
(甲六)石火矢の衆よこのだんながずっとおぶってくださったんだ礼を言っとけ。
あっ!痛てて…。
そこを持つなって!あ痛っ!あっ!!チッ!そこの者待て!
(ゴンザ)ケガ人を届けてくれたことまず礼を言う。
だが得心が行かぬ。
我らがここへ着いて半刻もせぬうちにお前は来た。
しかも谷底から大の大人を担ぎシシ神の森を抜けてだと…。
(トキ)甲六!生きとったんか!
(甲六)おトキ〜!
(トキ)あ〜あ〜あ〜。
このグズ!牛飼いが足をくじいてどうやってオマンマ食ってくんだよ!心配ばかりかけやがって!いっそ山犬に食われちまえばよかったんだ!そうすりゃあたいはもっといい男を見つけてやる。
おトキ堪忍してくれよ〜。
トキ!夫婦ゲンカはよそでやらんかい。
何さ偉そうにケガ人を捨てて来やがって。
何のための護衛なのさ!普段タタラのひとつも踏まないんだいざという時は命を張りやがれ!仕方なかろう…。
ありがとうあんな亭主でも助けてくれてうれしいよ。
よかった。
連れて来てはいけなかったのかと心配してしまった。
え…?ハハハハ!へぇ〜いい男じゃないかちょっと顔見せておくれよ。
・ゴンザ・後で礼を言いたい客人を案内しなさい。
甲六。
へ…へい!よく帰って来てくれたすまなかったな。
へ…へい。
そんなめっそうもないエボシ様バカがつけあがるだけですよ。
トキも堪忍しておくれ。
私がついていたのにザマァなかった。
いいえ男達だけだったら今頃み〜んな仲よく山犬の腹ん中に収まってますよ。
ハハハハ!ホント!旅のお方ゆるりと休まれよ。
あら!やっぱりいい男じゃない!
(鉄板を打ち鳴らす音)モロをやっつけて運んだ米だありがたく食えよ。
早くしなよ!ハハハ…。
どこどこ?あの人?ホントトキの言った通りじゃん!いい男ね!ちょっと若過ぎない?・年なんか平気なくせに!・・ハハハ!・静かにしねえか通夜やってんだぞ!いい男ならここにもいるぞ!やなこった!牛飼いなんて。
ねぇ旅のお方あたい達の所へ来なよ。
こんな臭い小屋はやめてさ。
てやんでぇ俺達が命がけで運んだ米を食らってよ口が腐るぜ!フン!その米を買う鉄は誰が作ってんのさ!あたい達は夜っぴいてタタラを踏んでるんだ!もしよかったらあなた達の働くところをぜひ見せてください。
本当かい!?おしろい塗ってタタラ踏まなきゃ。
紅もさす?アハハハ!きっとだよ!待ってるからね!だんな気を悪くしねえでくだせぇ。
大体エボシ様が甘やかし過ぎるんで。
いい村は女が元気だと聞いています。
でもなぁタタラ場に女がいるなんてな。
普通は鉄を汚すってそりゃあ嫌がるもんだ。
エボシ様ときたら売られた娘を見るとみんな引き取っちまうんだ。
優しい方なんだよ。
じいさん口から飯が出てるよ。
そのくせよ掟もタタリもヘッチャラな怖い人よ。
そうそう山犬なんぞ目じゃねえさ。
ナゴの守をやった時なんか見せたかったぜなぁ!ナゴの守?すげぇデカい猪でよこの辺りの主だったのよ。
でよだ〜れも山に近寄れねえ。
お宝の山を見ながら人間様は指をくわえてたのよ。
このしもじゃ砂鉄を採り尽くしちまったからなぁ。
何人ものタタラ師がここを狙ってよ。
みんなやられちまったんだ。
俺達の稼業は山を削るし木を切るからな。
山の主が怒ってな。
わあ〜っ!ハハハハハ!おっ始めたな!ハハハハ…。
そこへエボシ様が石火矢衆を連れて現れたってわけだ。
うめき声だんなどうしたんで?腕が痛むんで?いやその猪のことを考えていた。
いずくで果てたか…さぞ恨みは深かろう。
(叩く音)アシタカとやら待たしてすまぬな。
いい鋼だ。
明日の送りの支度に手間どってね。
ちょっと休もう皆にそう言っておくれ。
はい。
そなたを侍どもかもののけの手先と疑う者がいるのだ。
このタタラ場を狙う者はたくさんいてね。
旅の訳を聞かせてくれぬか?ゲッ!このツブテに覚えがあるはず。
巨大な猪神の骨を砕き肉を腐らせタタリ神にしたツブテです。
このアザはその猪にとどめを刺した時に受けたもの。
死に至る呪いです。
そなたの国は?見慣れぬシシに乗っていたな。
東と北の間より…それ以上は言えない。
貴様!正直に答えぬと叩き斬るぞ!そのツブテの秘密を調べて何とする。
曇りなき眼で見定め決める。
曇りなき眼?ハハハハ…アハハハ…。
分かった私の秘密を見せよう来なさい。
エボシ様!ゴンザ後を頼むよ。
チッ!
(鉄を打つ音)ここは皆恐れて近寄らぬ私の庭だ。
秘密を知りたければ来なさい。
邪魔するよ。
(女)ちょうど組み上がったところですよ。
まだちょっと重いな。
そのように軽々と持たれてるのに。
あまり削ると銅金がはじけます。
私だけが使うのではないここの女達に持たせるのだ。
(女)ホホホさぞ見ものでしょうね。
この者達が考案した新しい石火矢だ。
明国のものは重くて使いにくい。
この石火矢なら化け物も侍の鎧も撃ち砕けよう。
怖や怖やエボシ様は国崩しをなさる気だ。
急がせてすまぬな後で酒など届けよう。
そりゃあ豪儀じゃ。
あなたは山の神の森を奪いタタリ神にしても飽き足らずその石火矢でさらに新たな恨みと呪いを生み出そうというのか!そなたには気の毒だった。
あのツブテ確かに私の放ったもの。
愚かな猪め呪うなら私を呪えばいいものを。
んっ…!!おっ…おっ…。
その右腕は私を殺そうとしているのか。
呪いが消えるものなら私もそうしよう。
だがこの右腕それだけでは止まらぬ。
ここの者全てを殺すまで鎮まらぬか。
エボシ様長が何か申しております。
エボシ様…その若者の力を侮ってはなりません。
お若い方…私も呪われた身ゆえあなたの怒りや悲しみはよ〜く分かる。
分かるがどうかその人を殺さないでおくれ。
その人はわしらを人として扱ってくださったたった1人の人だ。
わしらの病を恐れずわしの腐った肉を洗い布を巻いてくれた…。
(せき込み)長…。
生きることは誠に苦しくつらい。
世を呪い人を呪いそれでも生きたい。
どうか愚かなわしに免じて…。
(山犬の遠吠え)また来ていたか。
夜になるとああして戻って来るのだ。
山を取り戻そうと木を植えに来る。
アシタカここにとどまり力を尽くさぬか?あなたはシシ神の森まで奪うつもりか?古い神がいなくなればもののけ達もただの獣になろう。
森に光が入り山犬どもが鎮まればここは豊かな国になる。
もののけ姫も人間に戻ろう。
もののけ姫?山犬に心を奪われた哀れな娘だ私を殺そうと狙い続けている。
シシ神の血はあらゆる病を癒やすと聞いている。
業病に苦しむあの者達を癒やしそなたのアザを消す力もあるかもしれぬぞ。
(男)・エボシ様・首尾はいかがでしょうや?上出来だまさに国崩しにふさわしい。
…がやはりちょっと重いな。
(男)・ハハハ怖や怖や・
(女達)♪〜ひとつふたつは♪〜赤子もふむが♪〜みっつよっつは♪〜鬼も泣く泣くあら…あんた!おトキさん私も踏ませてくれ。
えっ?ちょっとあんた!代わってくれないか?ええっ!?せっかくだから代わってもらいな。
うん…。
うわ〜!すごい力!え〜い!アハハハ…。
本当に来てくれたんだね。
ねっいい男だろ?あらあらこの人裾を気にしてるよ。
だって…。
そんなに力むと続かないよ旅人さん。
厳しい仕事だな。
そうさ四日五晩踏み抜くんだ。
ここの暮らしはつらいか?そりゃあさ…でも下界に比べりゃずっといいよ。
お腹いっぱい食べられるし男が威張らないしさ。
そうか…。
(野ネズミの鳴き声)
(うなり声)え〜!?明日行っちゃうの?もっといればいいのに。
ここで働きなよ。
ありがとう。
どうしても会わなければならない者がいるんです。
来る…!えっ?
(鉄板を打ち鳴らす音)もののけ姫だ!
(鉄板を打ち鳴らす音)うわ〜!?うわ〜っ!!姫だ〜!やめろ!そなたと戦いたくない!この野郎!上だ!跳んだぞ!屋根の上だ!御殿の方へ行くぞ!入ったのは姫1人だ!おのれ今夜こそ!かがり火を増やせ!石火矢衆は柵を固めて外へ逃がすな!持ち場を離れるな!うろたえるんじゃねえぞ!この屋根の上にいるらしいよ。
え〜!?騒ぐんじゃない!休まず踏みな!火を落とすと取り返しがつかないよ。
1人か?はっ。
よほど追い詰められたと見えますエボシ様を狙ってのことでしょう。
仕方がない来なさい。
もののけ姫聞こえるか!私はここにいるぞ!お前が一族の仇を討とうというならこちらにも山犬に食い殺された夫の無念を晴らそうと心に決めた者達がいる。
(キヨ)出ておいで!今夜こそケリをつけてやる!ハッ!出た!いたぞ!あんな所にいやがる!もののけ姫だ!下りて来やがれ!
(ゴンザ)前を空けろ!流れ弾に当たるぞ!罠だ!やめろ〜!山犬の姫森へ帰れ!みすみす死ぬな!退くも勇気だ!森へ帰れ!あいつやはり…。
好きなようにさせておけ。
(山犬の遠吠え)クッ…!あっ!やった落ちるぞ!動くな!首だけになっても食らいつくのが山犬だ。
えっ?落ちたところを狙いな。
はい!放て!やぁ〜!動くな〜!!アチアチっ!しっかりしろ!う〜っ!やめろ!おおっ!うぉ〜!う〜!う〜!袋のネズミだ!逃がしちゃダメだよ!殺せ!ゴンザ様お気を確かに。
俺に構うな行け!ん!?うぬは…やはりもののけの類いか!止まれ!どいてくれ。
アワワワワ…。
うわ〜!う〜!う〜!う〜!う〜!何のまねだアシタカ!この娘の命私がもらう。
うぅ〜!その山犬を嫁にでもする気か?そなたの中には夜叉がいるこの娘の中にもだ。
あっ!?みんな見ろ!これが身の内に巣くう憎しみと恨みの姿だ!肉を腐らせ死を呼び寄せる呪いだ!これ以上憎しみに身を委ねるな!さかしらにわずかな不運を見せびらかすな!その右腕切り落としてやろう!エボシ様!誰か手を貸してくれ!エボシ様!エボシ様!心配するなじきに気が付く。
(女達)エボシ様!エボシ様!エボシ様!この娘私がもらい受ける!お待ち!逃がしゃしないよよくもエボシ様を!う…動くんじゃない!キヨやめな!あっ!当たったのに歩いとる…。
エボシ様は?ご…ご無事です。
俺の石火矢を持って来い!石火矢衆はここへ集まれ!このまま逃してなるか!おトキ早く!あ…あんた…。
ハッ…。
だんなここは通れねえ。
許しがなければ門は開けられねえんだ。
どうかお戻りを。
あなたは仲間を助けてくださった敵にしとうありません。
どうか。
私は自分でここへ来た自分の足でここを出て行く。
無理です10人かかって開ける扉です。
だんないけねえ死んじまう!あっ…!あぁ…動いた…。
どけ〜!山犬だ!火火火…。
やめろ!そなた達の姫は無事だ!
(うなり声)今そっちへ行く!ヤックル行こう。
世話になった。
行ってしまわれた…。

(吠え声)お待ち!私の獲物だよ。
お前撃たれたのか。
死ぬのか…。
なぜ私の邪魔をした!死ぬ前に答えろ!そなたを死なせたくなかった…。
死など怖いもんか!人間を追い払うためなら命などいらぬ!分かっている最初に会った時から…。
余計な邪魔をして無駄死にするのはお前のほうだ!その喉切り裂いて二度と無駄口叩けぬようにしてやる!生きろ…。
まだ言うか!人間の指図は受けぬ!そなたは美しい…。
どうした?サン。
俺が噛み砕いてやろうか?
(うなり声)猩々達…。
猩々ども我らがモロの一族と知っての無礼か?ここは我らの森。
その人間よこせ。
人間よこしてさっさと行け。
失せろわが牙が届かぬうちに…。
(猩々)行け行け。
(猩々)俺達人間食う。
(猩々)その人間食う。
(猩々)その人間食わせろ。
猩々達!森の賢者とたたえられるあなた達がなぜ人間など食おうというのか。
人間食う人間の力もらう。
人間やっつける力欲しいだから食う。
いけない!人間を食べても人間の力は手に入らない。
あなた達の血が汚れるだけだ猩々じゃなくなっちゃう。
木植えた木植え木植えた。
皆人間抜く森戻らない人間殺したい。
私達にはシシ神様がついてる諦めないで木を植えて。
モロの一族は最後まで戦うから。
シシ神様戦わないわしら死ぬ。
山犬の姫平気人間だから。
無礼な猿めその首噛み砕いてやる!
(猩々達)怒った〜。
おやめ!平気気にしない。
お前達先に帰りなこの人間の始末は私がする。
あいつは?食べていい?食べちゃダメさっ行きな。
おいで仲直りしよう。
お前の主人を運ぶから力を貸しておくれ。
お前は賢いねこの島には登らないほうがいい。
人間臭い。
好きな所へ行き好きに生きな。
カタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタおぉ…出た!ディダラボッチだついに見つけた!何をしとる早く見んか!何のためにこんな臭い毛皮をかぶって耐えて来たんじゃ!シシ神様を見ると目がつぶれるわい。
それでも主は西国一の狩人か。
この天朝様の書き付けを何と心得る。
天朝様がシシ神退治を認めとるんだ早くしろ!ディダラボッチはシシ神の夜の姿だ。
今に夜から昼の姿に変わる。
そこがシシ神のすみかだ。
おおっ消えるぞあそこだ!ジコ坊様。
(ジコ坊)ん〜分かっておる。
あそこを。
ん〜?何ともおびただしい数だな。
ありゃあこの森のもんじゃねえ。
それぞれいずくかの山の名のある主だ。
鎮西の乙事主だ!鎮西!?海を渡って来たというのか?間違いねぇあの4本牙一族を率いて来やがったんだ。
バレた!引き揚げだ急げ!
(雄たけび)早くしろ!跳べ!跳べ〜!ハッ!傷がない…。
うっ!フ〜…。
ヤックル…。
ハァ…。
目が覚めてたらヤックルに礼を言いな。
ずっとお前を守っていたんだ。
どうしてヤックルの名を?自分からいろいろ話してくれた。
お前のこともふるさとの森のことも。
シシ神様がお前を生かしただから助ける。
不思議な夢を見た。
金色の鹿だった。
食べろ。
噛め。
うっ!
(せき込み)
(猪の鳴き声)
(大猪)我らは人間を殺し森守るために来た。
なぜここに人間がいる?
(モロ)私の娘だ人間などどこにでもいる。
自分の山に戻りそこで殺せばいい。
シシ神の森を守るために殺すのだ。
なぜ人間がここにいる!?この人間の傷をシシ神様が癒やした。
だから殺さずに返す!シシ神が人間を助けた!?シシ神が人間を癒やしただと!なぜナゴの守を助けなかったのだ!シシ神は森の守り神ではないのか!?シシ神は命を与えもし奪いもする。
そんなことも忘れてしまったのか猪ども。
違う!山犬がシシ神を独り占めしているからだ!ナゴを助けず裏切ったからだ!
(モロ)貴奴は死を恐れたのだ今の私のように…。
私の体にも人間の毒ツブテが入っている。
ナゴは逃げ私は逃げずに自分の死を見つめている。
モロ!だからシシ神様に…。
サン私はすでに十分に生きた。
シシ神は傷を治さず命を吸い取るだろう。
そんなはずない!母さんはシシ神様を守って来た!だまされんぞ!ナゴは美しく強い兄弟だ!逃げるはずがない!山犬どもが食ったんだ!食っちまったんだ!黙れ!母さんをバカにすると許さんぞ!荒ぶる山の神々よ聞いてくれ。
ナゴの守にとどめを刺したのは私だ。
村を襲ったタタリ神を私はやむなく殺した。
大きな猪神だったこれが証しだ。
あるいはこの呪いをシシ神が解いてくれぬかとこの地へ来た。
だがシシ神は傷は癒やしてもアザは消してくれなかった。
呪いがわが身を食い尽くすまで苦しみ生きろと…。
乙事主だ少しは話の分かる奴が来た。
待って乙事主様この人を食べてはダメ。
(乙事主)おおモロの娘だね。
噂は聞いていたよ。
あなた目が…。
どいとくれ食いはしない。
山犬の姫構わない。
ナゴの守の最期を伝えたいから。
(においを嗅ぐ音)ありがとうよお若いの。
悲しいことだ一族からタタリ神が出てしまった。
乙事主殿このタタリを消すすべはないのだろうか?森を去れ次に会う時はお前も殺さねばならぬ。
乙事主よ数だけでは人間の石火矢には勝てぬぞ。
モロわしの一族を見ろ。
みんな小さくバカになりつつある。
このままではわしらはただの肉として人間に狩られるようになるだろう。
気に入らぬ一度にケリをつけようなどと人間どもの思うツボだ。
山犬の力を借りようとは思わぬ。
たとえわが一族ことごとく滅ぶとも人間に思い知らせてやる。
(猪の鳴き声)シシ神様…。
(牛の鳴き声)乱れて牛を散らすな!まだ撃つな!引き寄せろ!放て!弾込め急げ!おのれ…!やれやれエボシの奴相手が違うだろうに…。
お前達先に行き潜んでおれ。
見えた!帰って来たよ!お頭!
(ジコ坊)おう苦労をかけるな。
そろそろ動く皆にもそう伝えよ。
はっ。
ジコ坊か。
師匠連から矢の催促だ。
田舎侍と遊んどる時ではないぞ。
アサノ公方が地侍どもをそそのかしているのだ。
アサノか…大侍だな。
鉄を半分よこせと言って来た。
そりゃあごうつくだ。
だが今は人間とやり合う暇はない。
森に猪神が集まっておるじきに来るぞ。
この際鉄など全部くれてやれ。
師匠連への約束を果たしてから戦でも何でもやればよかろう。
エボシ様お早く!侍が来ます早く!噂をすれば…あれはアサノの使者だな。
使者だ丁重にもてなしなさい。
(女達)は〜い!おかえりなさい!お…おい会わんのか?タタラ者エボシとやら先ほどの地侍相手の戦見事なり我らは公方様の使者として参ったかしこまって門を開け!フン!用があるならそこで言いな!この山はエボシ様がもののけから切り取ったんだ!金になると分かって手伸ばしやがってとっとと帰れ!女ども使者への無礼許さんぞ!無礼だってさ!こっちは生まれた時からず〜っと無礼だい!ベ〜!鉄が欲しけりゃくれてやるよ!アハハハハ…。
いや〜ハハ…参った参った。
大侍ももののけも眼中になしか。
エボシタタラの女達の勇ましいことよ。
こんな紙切れが役に立つのか?まぁいろんな輩を集めるには効き目がある。
獣とはいえ何しろ神を殺すのだ。
はいエボシ様。
そなた達この書き付けが分かるか?天朝様のだ。
天朝様?天朝様って?ミカドだ。
(女達)ミカド…。
いや〜参った参った!いいよ。
はい。
私達がここで鉄を作り続ければ森の力は弱まる。
それからのほうが犠牲も少なく済むが…。
金も時間も十分につぎ込んだ。
石火矢衆40名を貸し与えたのは鉄を作るためではないぞ…とまぁ師匠連は言うだろうな。
まさかそなたまでシシ神の生首に不老不死の力があるとは思っていまいな?やんごとなき方々や師匠連の考えはわしには分からん分からんほうがいい。
約束は守る。
モロ一族の代わりに猪の群れが森にひしめくならかえってやりやすかろう。
崖の裏に潜んでいる怪しげな手下どもを呼び寄せるがいい。
いや〜ハハハ…バレていたか。
あぁそうだもう1つ少年が1人訪ねて来なかったか?アカシシに乗った不思議な少年だが…。
去った。
何か気味が悪いよ。
ありゃあただの狩人じゃねえ。
ジバシリだ。
ジバシリ?私達もお供させてください。
あんな連中を信用しちゃダメです。
エボシ様に何かあったら取り返しがつかないもの。
せっかく石火矢を覚えたんだから…。
だからこそみんなにここを守ってもらいたいのさ。
怖いのはもののけより人間のほうだからね。
シシ神殺しが済んだらいろいろ分かるだろうよ。
唐傘連の師匠達がシシ神の首だけでここから手を引くもんかね。
侍だけじゃないよ。
石火矢衆が敵となるかもしれないんだ。
男は頼りにできないしっかりやりなみんな。
エボシ様のことは案ずるなこのゴンザ必ずお守りする。
それがホントならね。
何!?あんたも女だったらよかったのさ!ハハハハハ!はりつめた弓のふるえる弦よ月の光にざわめくおまえの心とぎすまされた刃の美しいそのきっさきによく似たそなたの横顔悲しみと怒りにひそむまことの心を知るは森の精
(モロ)・つらいか?・
(モロ)そこから飛び降りれば簡単にケリがつくぞ。
体力が戻ればアザも暴れだす。
私は何日も眠っていたようだな。
夢うつつにあの子の世話になったのを覚えている。
お前がひと声でもうめき声をあげれば噛み殺してやったものを…惜しいことをした。
美しい森だ。
乙事主はまだ動いていないのか?穴に戻れ小僧。
お前には聞こえまい。
猪どもに食い荒らされる森の悲鳴が…。
私はここで朽ちて行く体と森の悲鳴に耳を傾けながらあの女を待っている。
あいつの頭を噛み砕く瞬間を夢見ながら…。
モロ森と人が争わずに済む道はないのか?本当にもう止められないのか?人間どもが集まっている。
貴奴らの火がじきにここへ届くだろう。
サンをどうする気だ?あの子も道連れにするつもりか?いかにも人間らしい手前勝手な考えだな。
サンはわが一族の娘だ。
森と生き森が死ぬ時は共に滅びる。
あの子を解き放て!あの子は人間だぞ!黙れ小僧!お前にあの娘の不幸が癒やせるのか!?森を侵した人間がわが牙を逃れるために投げてよこした赤子がサンだ。
人間にもなれず山犬にもなりきれぬ哀れで醜いかわいいわが娘だ。
お前にサンを救えるか!?分からぬだが共に生きることはできる!ハッハッハッどうやって生きるのだ?サンと共に人間と戦うというのか?違う!それでは憎しみを増やすだけだ!小僧もうお前にできることは何もない。
お前はじきにアザに食い殺される身だ。
夜明けとともにここを立ち去れ。
(物音)歩けたか?ありがとうサンとシシ神様のおかげだ。
ヤックル心配かけたな!あっ…。
脚がすっかりなまってしまった。
静か過ぎるコダマ達もいない。
タタラ場のにおいがかすかに風に混じっている。
案内ご苦労!ひとつ頼みがある!サンにこれを渡してくれ!行こう。
ひどいにおい鼻がもげそう。
ただの煙じゃない。
私達の鼻をきかなくしようとしているのさ。
あの女がいる。
こっちに気付いている。
(モロ)見え透いた罠を張ったものだ。
罠?猪どもをいきり立たせて森からおびき出そうとしているのだよ。
よほどの仕掛けがあるのだろう。
教えなきゃ猪達は動き始めてるみんなやられてしまう!乙事主とてバカではない。
全て分かっていても猪達は正面から攻撃したいのさ。
それが猪の誇りだからね。
(モロの声)最後の1頭になっても突進して踏み破る。
木を切り始めた。
(モロ)あれも誘いだ。
母さんここでお別れです。
私乙事主様の目になりに行きます。
あの煙に困っているはずだから。
それでいいよ。
お前にはあの若者と生きる道もあるのだが…。
人間は嫌い!アシタカが私に…?きれい…。
お前達はサンとお行き私はシシ神の側にいよう。
行こう!モロ一族も共に戦う!乙事主様はどこか?
(鳴き声)ありがとう!
(遠雷)
(遠雷)
(爆発音)
(銃声)ハッ!
(銃声)タタラ場からだ。
(銃声)行こう!何者か!?侍だ!止まれ!押し通る!来いや〜!こりゃ〜たまげた!止めたぞ!やるの〜!クソっ!やめとけ矢の無駄だ!早く早く!ホントだあの人だよ。
幽霊じゃないよね。
(トキ)アシタカ様〜!おトキさんか!みんな無事か!?
(トキ)見ての通りさ!男達の留守を狙って侍どもが押し寄せて来やがった。
下はやられちまった女ばかりと甘く見やがって。
エボシ殿は?
(トキ)動ける男はみんな連れてシシ神退治に行っちまってるこう囲まれては知らせようがなくてさ!シシ神退治!?やはりさっきの音は…。
だんな〜預かってましたぜ〜!何で鞍と蓑も持って来なかったのさ!だって…。
この役立たず!甲六ありがとう!エボシ殿を呼びに行くそれまで持つか?
(トキ)いざとなったら溶けた鉄をぶっかけてやるさ!アシタカ様お願いします!エボシ様に早く!はぁ〜外したか…舟が来ますぞお早く!エボシ様を頼みます私らも戦いますゆえ!必ず戻る!頑張れ!頼むよ〜!お気をつけて!出たぞ〜!1騎〜!
(鏑矢の音)
(いななき)追っ手がかかった頼むぞヤックル!生き物の焼けるにおいだ。
あっ!ヤックル!来いや!おお〜!
(いななき)お〜〜!来るな〜!ヤックル傷を見せろ。
すまないここで待っててくれ必ず戻る!ダメだ待ってろ!頑張れもう少しだ。
・何者か!?・
(唐傘)ここは修羅の庭よそ者はすぐに立ち去れ!この死者達の世話になった者だ。
急ぎ伝えることがあるエボシ殿に会いたい。
エボシはここにはいない伝えよう用向きを話せ。
本人に話すエボシ殿はどこか!?だんな!生きとったんですか!お頭むごいことになったな。
まだ何人も埋まってるんでさぁ。
ひでぇなんてもんじゃねえ。
タタラ場が侍に襲われた。
ええっ!?女達が上の曲輪に立てこもって頑張っている。
今ならまだ間に合う。
えれぇことになった。
アサノの奴らだ留守を狙いやがった。
エボシ殿はここにはいないのか?へぇシシ神殺しに森へ。
すぐ呼び戻せ!間に合わなくなるぞ!用向きが済んだなら即刻立ち去れ。
皆仕事に戻れ!おいほっとく気かよ!?ちょっと待ってくだせぇ!奴らタタラ場を見殺しにする気だぞ。
帰りを待ってたりしたら手遅れになっちまう!すぐ使いを出せ!
(唐傘)森は広くて深い使いの出しようがないのだ。
のろしでも何でもあんたらの得意だろうが!エボシ様は奴らに踊らされてるんだ。
攻め寄せた猪の中に山犬はいなかったか?え?サン…いやもののけ姫は?さぁ分からねえ真っ黒になって押し寄せて来たから。
いました…お…俺達が一番前にいたから…。
それで?分からねえ!突然何にも分からなくなっちまって…。
(男)唐傘の奴ら俺達を餌に猪をおびき寄せ地面ごとふっ飛ばしやがったんでさ!上からも地雷火を投げやがった。
うわ〜!?ハッ…。
(うなり声)ん?
(うなり声)サンはどうした!?
(うなり声)落ち着けお前を助けたい!うっ…!ああっ山犬だ!山犬が生きてるぞ!だ…だんな何を!?
(うなり声)だんな!どけ!小僧何をしている!?この者に案内を頼むのだ私がエボシを呼びに行く。
さては魔性の類いか!どけ!シシ神の首とタタラ場とどちらが大切なのだ?毒針だ!うっ…!!
(うなり声)やめろ!みんな力を出せ!テコを使え!
(男達)せいやっ!せいやっ!せいやっ!せいやっ!出たぞ!
(男達)うわ〜!みんなは沢を下って湖の近くに隠れていてくれ。
へい!お気をつけて石火矢衆も奴らの仲間です。
預かってくれ最後の矢が折れてしまった。
お前はみんなと行きな…ヤックルを頼む!サンの所へ!そこにエボシもいる!ジバシリどもに遅れるな今日こそケリをつけるのだ。
ジコ坊様。
おお様子はどうだった?深手を負った乙事主はもののけ姫とさらに森の奥へ向かっております。
やはりシシ神に助けを求める気だピッタリ張りつけよ人と見破られてはシシ神は出て来ぬぞ。
言われるまでもねえ。
奴の顔に塗ったのは猪の血か?フフ…ジバシリの技だおぞましいものよ。
頑張ってもうじきシシ神様のお池だから。
あっ!うっ!クッ…!何か来る…。
乙事主様様子がおかしいのもうちょっとだから頑張って。
とても嫌なものが来る。
何だろう?血のにおいで鼻がきかない。
(物音)猩々達!お前達のせいだ。
お前達のせいでこの森終わりだ。
何を言う!森のために戦った者へのこれが猩々の礼儀か!?お前達破滅連れて来た。
生き物でも人間でもないもの連れて来た。
生き物でも人間でもないもの…?
(野ネズミの鳴き声)来た〜!森の終わりだ!戦士達が…。
戻って来た!ハッ!戻って来た!あ〜黄泉の国から戦士達が帰って来た!
(雄たけび)続け戦士達!シシ神の元へ行こう!乙事主様落ち着いて!死者はよみがえったりしない!戦士の生皮をかぶってにおいを消しているんだ!中は人間だ!止まって!奴らシシ神様の所へ案内させる気なんだ!あっ!シシ神よ出でよ!汝が森の神ならわが一族をよみがえらせ人間を滅ぼせ!乙事主様心を鎮めて!囲まれるぞ!そいつはもうダメだ捨てて行こう!ダメ!今見捨てたらタタリ神になってしまう!お前は母さんにこのことを知らせて。
人間の狙いはシシ神様だ。
母さんが生きていれば知恵を貸してくれる。
お行き!山犬の血を途絶えさせちゃダメ!いい子。
最初の者を殺す!森じゅうにお前達の正体を知らせてやる!
(山犬の遠吠え)アシタカが…!?
(うなり声)おのれ!熱いぞ…体が火のようだ…。
あっダメ〜!乙事主様タタリ神なんかにならないで!乙事主様!応えた!
(山犬の遠吠え)分かるか?サンが危ない!行こう!
(うなり声)熱い!ああっ!うっ!嫌だ!タタリ神なんかになりたくない!乙事主様〜!
(うなり声)遅い!乗れ!あっ!うわっ!山犬だ!出た!エボシ!うわ〜!うおっ!クソっ!先に行け!エボシ!話を聞け〜!やめ!やめ〜!アシタカか?タタラ場が侍に襲われている!シシ神殺しをやめてすぐ戻れ!女達が戦っている!男達も山を下った皆そなたの帰りを待っている!その話信ずる証拠は?ない!できるならタタラ場にとどまり戦いたかった。
シシ神殺しをやめて侍殺しをやれというのか?違う!森とタタラ場双方生きる道はないのか?あいつどっちの味方なのだ?エボシ様戻りましょう!女達にはできるだけの備えをさせてある。
自分の身は自分で守れと。
池だシシ神は近いぞ。
いよいよ正念場だ油断するな。
あの女いなくとも…。
神殺しは怖いぞあいつにやってもらわにゃ…。
ハァハァ…。
あっ!モロ死んだのか!?サ〜ン!サンどこだ〜!サ〜ン!・サ〜ン!・アシタカ〜!乙事主…。
去れワッパ!ここで争うとシシ神は出て来ぬぞ。
乙事主よ鎮まりたまえ!乙事主山犬の姫を返してくれサンはどこだ!サン聞こえるか?私だアシタカだ!
(うめき声)サン!
(うめき声)うわっ!
(唐傘)・あいつをしずめろ!・殺せ!奴を射殺せ!
(吠え声)ギャ〜!
(うめき声)うわっ!サン!サン!アシタカ!
(うめき声)うわっ!アシタカ〜!やれやれ…。
あの女のために残しておいた最後の力なのに…。
結界を張れ!お前達手出しをするんじゃないよ。
タタリなんぞもらうもんじゃない。
(うめき声)言葉までなくしたか。
おおよくやったもういいぞ。
ケガ人の手当てをしてやれ下がれ。
いやいや恐ろしい眺めよ。
ん…!出た…!私の娘を返せ!
(モロ)アシタカお前にサンが救えるか?シシ神…。
ああっ!エボシ撃つな!あっ…。
エボシ!そなたの敵は他にいるはずだ!石火矢が効かぬ。
首を飛ばさねばダメか。
サン!死ぬな!な…なんとシシ神は命を吸い取るのか…。
ん…?いかんディダラボッチになるぞ!皆よく見届けよ神殺しがいかなるものか。
シシ神は死をも司る神だおびえて後れをとるな!
(ゴンザ)おおっ…。
やめろ〜!!エボシ!ハッ…。
クソ〜化け物め!ああっ!?あっ!ウゥ〜!!やった!首オケを急げ!うわっ!ジコ坊首オケを持って来い!担ぎ手がやられた!早く早く!ううっ!シシ神の体に触れるな命を吸い取られるぞ!受けとれ約束の首だ!あ〜っととと…!
(ゴンザ)うお〜!エボシ様!モロめ首だけで動きおった。
ヤバいぞヤバいぞ急げ!ほらほら急げって!ジコ坊様!逃げろ〜!ああっ!島へ逃げろ!わしは泳げんのだ。
水の底を歩ける!うおっ!プハっ!そいつをよこせ!八つ裂きにしてやる!モロが敵を討ったもう罰は受けてる。
エボシ様!手を貸せ。
余計な情けは…うっ!おトキさん達に連れて帰ると約束した。
首を探しているここも危ない。
サン!力を貸してくれ。
嫌だ!お前も人間の味方だ!その女を連れてさっさと行っちまえ!サン…。
来るな!人間なんか大っ嫌いだ!私は人間だそなたも人間だ。
黙れ!私は山犬だ!サン。
寄るな!すまない何とか止めようとしたんだが…。
もう終わりだ何もかも…。
森は死んだ…。
まだ終わらない私達が生きているのだから。
力を貸しておくれ。

(ジコ坊)コラ!待て手伝え!まったくどいつもこいつも…。
いかんいかんいかん…。
あ〜っ!首が動いとる!こいつが呼んどるんだ!
(たがねを叩く音)
(たがねを叩く音)取れたよトキ。
ありがとう。
やけに静かだね。
夜明けを待つつもりさ。
あの若者はエボシ様に知らせてくれただろうか?アシタカ様はきっとやってくれるよ。
もうその辺に来てるかもしれないよ。
(甲六のイビキ)あ〜あだらしない顔しちまって…おい甲六!今のうちさ寝かしといてやりなよ。
ん?
(ざわめき)何だろう?気味が悪いね。
あっ!ディダラボッチだ!出た!ディダラボッチだ〜!コラ〜!乱れるな!引け〜!馬引け〜!うわ〜!タタリだ〜!
(いななき)逃げろ〜!
(トキ)持ち場を離れるんじゃないよ!どうしようこっちへ来るよ!
(甲六)ダメだ逃げよう!
(トキ)タタラ場を守るんだエボシ様と約束したんだから!あの人だ!アシタカ様だ!みんな逃げろ〜!シシ神が首を取り戻そうと追って来たんだ!あのドロドロに触ると死ぬぞ!水の中へ行け!ドロドロが遅くなる!男達とエボシは対岸をこっちへ向かっている!私達は首を取り戻してシシ神に返す!アシタカ!急げ!どうしようこっちへ来るよ!どうしようトキ!騒ぐんじゃない!みんなを湖へ!
(女達)はい!落ち着いて!ケガ人や病人に手を貸すんだよ!
(トキ)そっちへ行っちゃダメだよ!あぁ大屋根が…。
もうダメだ。
タタラ場が燃えちまったら何もかもおしまいだ。
生きてりゃ何とかなる!もっと深いとこへ早く!いた!あそこ!お行き!その首待て!お〜お主も生きとったか!よかった!首をシシ神に返します置いて早く逃げなさい!バカを言うな今さら取り返しはつかん。
日が出れば全て終わる。
見ろ命を吸って膨らみ過ぎたのろまな死に神だ日に当たれば奴は消えちまう。
ジコ坊様追いつかれます!早く!なっ天地の間にある全てのものを欲するは人の業というものだ。
あなたを殺したくはない。
ヘヘヘ…いや参ったな。
そう怖い顔をするな!キェ〜!はっ!走れ〜!ああっ!ダメだ!あっ!アシタカ〜!あ〜〜っ!あっいかん!囲まれた!朝日よ出でよ!オケを開けろ!分からん奴だなもう手遅れだ!アシタカ人間に話したって無駄だ!人の手で返したい。
ええい!どうなっても知らんぞ!うわっ!あっ…!シシ神よ!首をお返しする!鎮まりたまえ!来おる!来おる来おるぞ〜!動かなくなったぞ…。
・男達だ!・
(男達)お〜い!お〜い!お〜い!
(トキ)エボシ様タタラ場が!
(ゴンザ)ええい騒ぐな傷に障る!あっ倒れる!倒れる!つかまれ!離すな!すげぇ…シシ神は花咲かジジイだったんだ。
サン!サン見てごらん!よみがえってもここはもうシシ神の森じゃない。
シシ神様は死んでしまった。
シシ神は死にはしないよ命そのものだから。
生と死と2つとも持っているもの。
私に生きろと言ってくれた。
アシタカは好きだでも人間を許すことはできない。
それでもいいサンは森で私はタタラ場で暮らそう。
共に生きよう。
会いに行くよヤックルに乗って。
ザマァない。
私が山犬の背で運ばれ生き残ってしまった。
礼を言おう誰かアシタカを迎えに行っておくれ。
みんな初めからやり直しだここをいい村にしよう。
いや〜参った参ったバカには勝てん。
カタカタカタはりつめた弓のふるえる弦よ月の光にざわめくおまえの心とぎすまされた刃の美しいそのきっさきによく似たそなたの横顔悲しみと怒りにひそむまことの心を知るは森の精もののけ達だけもののけ達だけ
(サッシャ)
ここで皆様に…
(朴)
プレゼント?何?何?
あ〜ステキ!
でもってキーワードは?
キーワードは…
「アシタカ」
詳しくは「夏はジブリ」で検索
ご応募お待ちしております!
お待ちしております!
大人も子供に戻れる魔法みたいな映画よね
そして『思い出のマーニー』公開前日の7月18日は…
「夏はジブリ!」の特設サイトも展開中
サイト限定のプレゼントもありますよ
今年の夏はジブリ尽くしクゥ〜幸せ!
それでは皆さん映画に乾杯さよならチュース!
2014/07/04(金) 21:00〜23:44
読売テレビ1
金曜ロードSHOW!「もののけ姫」夏はジブリ!3週連続放送[解][字][デ]

映画「思い出のマーニー」の公開を記念し、スタジオジブリ作品を3週連続放送!第1弾は宮崎駿(原作・脚本・監督)魂の大作!自然と人間…共に生きることはできるのか!?

詳細情報
おしらせ
《夏はジブリ!特設サイト》番組連動企画やプレゼント情報など盛りだくさん!
→「夏はジブリ!」で検索
《公式ホームページ》ポイントを貯めてプレゼントに応募!
→「金曜ロードSHOW」で検索
《公式Facebook》最新情報配信中!
→「金曜ロードSHOW Facebook」で検索
《公式Twitter》番組キャラクター・スタンリーがつぶやくよ!
→「金曜ロードSHOW Twitter」で検索
番組内容
北の果てにある村にタタリ神が現れた。村の青年・アシタカは、村を救うため、やむを得ずタタリ神を倒すが、死の呪いをかけられてしまう。呪いを解くため旅に出たアシタカは、“タタラ場”にたどり着く。エボシ御前が率いるその村の人々は森を切り拓き鉄を作り続けていたが、森を侵す人間を“もののけ姫”・サンは激しく憎んでいた。神々と人間との争いの中で、アシタカとサンは“生きる道”の選択を迫られる…。(1997 日本)
出演者
<アシタカ>松田洋治
<サン>石田ゆり子
<エボシ御前>田中裕子
<ジコ坊>小林薫
<甲六>西村雅彦
<ゴンザ>上條恒彦
<トキ>島本須美
<タタリ神>佐藤允
<牛飼い>名古屋章
<モロの君>美輪明宏
<ヒイさま>森光子
<乙事主>森繁久彌

ジャンル :
映画 – アニメ
映画 – 邦画
映画 – その他

映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 2/0モード(ステレオ)
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