PRICELESS〜あるわけねぇだろ、んなもん!〜 #06 2014.07.18

(金田一)いいこと思い付いた。
ホットドッグ屋やりません?
(榎本)ホットドッグ一つ下さい。
(金田一)最初っから不可能なことってやっぱりないんじゃないっすかね。
(藤沢)何か楽しそうだね。
仲良しトリオみたいな。
(統一郎)売り上げにつながらなければわが社にとって何の価値もない。
(辻)首ってことですか?
(彩矢)多くの人が職を失ってるんですよ?分かってます?
(統一郎)君たち2人に何ができるんですか?
(金田一)社長さんこそ一人で何しようとしてんですか?
(金田一)俺らで魔法瓶作るってどうっすか?
(模合・彩矢)はっ?
(金田一)よし。
決まり。
(金田一)で俺にご用って何すか?
(広瀬)私こういう者です。
(模合)広瀬ファンド株…。
えっ!?広瀬ファンドの社長?
(彩矢)えっ?そのような方が何で金田一さんに?あの。
ちょっと失礼していいですか?すいません。
(彩矢)どうしたんすか?ちょっと来てちょっと来て。
(彩矢)何?何?ちょっと来て。
(彩矢)何?何?何?マジかよマジかよ。
(彩矢)何なんですか?そんな慌てて。
あの人さ瑤子ちゃんのお父さんだわ。
(広瀬)しかしこれはうまい炒め物だね。
(貫太)スベリヒユだよ。
(両太)公園で摘んだんだ。
(広瀬)公園?
(彩矢)瑤子ちゃんって彼女さん?
(模合)えっ?金田一。
お前何?広瀬ファンドの社長のお嬢さんとお付き合いをしてるのか?今微妙な感じなんですけど。
(彩矢)えっ?えっ?別れちゃったんですか?最近ほら。
ごたごたしててさ何か連絡も全然取れなかったし何か向こうも俺のこと微妙な感じ…。
(瑤子)《私は好きです。
本当は彼のことどう思ってます?》
(彩矢)あっ。
あの。
念のため。
念のためなんですけどそれってまさか私のせいとかじゃない…。
そういうことじゃないけど。
(彩矢)ですよね。
ですよね。
よかった。
だったら全然いい。
よくねえよ。
つうか何でお父さん来てんの?ここに。
(模合)それはお前間違いなく娘をきずものにされた復讐だな。
復讐!?
(模合)娘親っていうのはそういうもんなんだよ。
私だってさ娘がもてあそばれたと分かったら2〜3発殴って…。
俺別にもてあそんだわけじゃ。
(模合)何ちゃんだっけ?
(一厘)ちょっと。
いつまで客待たせとくんだい?いや。
すぐ行きますんで。
あの。
行きますすぐ。
(貫太)早く来いよ。
うるせえよ!模合さん。
こういう場合はどうすればいいんですか?俺。
(模合)誠心誠意謝って2〜3発殴られるしかないな。
マジっすか!?
(模合)ああ。
(模合)私は嫌だって。
すいません。
お待たせしました。
(模合)すいません。
お待たせ…。
(広瀬)いえ。
おさゆ頂いたので。
あの。
広瀬瑤子さんのお父さんですか?
(広瀬)ええ。
まあ。
(模合)謝れ。
このたびはホントに申し訳ございませんでした。
(広瀬)えっ?瑤子さんとお付き合いさせていただいてたんですけどあの一身上の都合で瑤子さんと全然顔を向き合わせる…。
(模合)彼もここんとこちょっとトラブル続きでして。
(模合)あの。
急に会社を辞めることになったりいろんなことがありまして。
(彩矢)至って本人は楽天的で無計画でお嬢さまも。
ねえ?さぞかし…。
でも決していいかげんな気持ちで付き合っていたわけではないので。
(模合)彼も。
彼も年の割にはちゃらちゃらちゃらちゃら…。
そう。
ちゃらちゃらっていうかちゃらんぽらんっていうか。
(模合)ちゃらんぽらんだね。
でもあの。
女性をこうないがしろにするタイプの男ではないよな?違います。
(貫太)そうそう。
だから全然金も無えの。
(両太)かい性なし。
(一厘)別れた方がいいだろそりゃ。
まあそうなんですけど。
あのまあそういうわけで瑤子さんのことを振り回してしまうようなことになってしまってホントに申し訳ございませんでした。
今後もう二度と関わるなと言われてもごもっともだと…。
私の方からもホントにおわびを申し上げます。
どうぞお好きなようになさって…。
(広瀬)なるほど。
娘とはそういう関係だったわけですか。
はい。
えっ?こちらへ。
えっ?
(模合)どうもすいません。
私はこの2人の元上司…。
(彩矢)模合さん。
バカ。
(模合)バカって何?
(彩矢)違うでしょもう。
(模合)バカって何だ?今君。
バカって…。
(彩矢)静かにしてください。
(模合)こうやられたから。
(彩矢)大事な話してんの。
(広瀬)君の気持ちはよく分かりました。
でも今日来たのは全然別な用件なんだ。
別?お付き合いしてるのは初耳だ。
そうなんすか!?
(模合)私おなか痛くなっちゃった。
模合さん違うじゃないですか。
(彩矢)それならどうしてこちらに?ホットドッグ。
(彩矢・金田一)えっ?はっ?私が出資してる外食チェーンの社長が君たちのホットドッグ屋台に興味を持ってね。
ビジネスとして大々的に展開したいと言ってるんだ。
それでよかったらあの屋台の権利を買い取らせてもらえないかなと思って。
いや。
いきなり買い取るって言われても。
(広瀬)1,000万で考えてもらえないかな?
(一同)1,000万!?少ないかな?
(彩矢)あっ。
あっ。
(模合)いや。
そんなそんな。
(彩矢)そういうお話でしたら。
ねえ。
もうぜひ。
いや。
ちょっと待てって。
(彩矢)何でですか?こんないい話。
俺らだけで決めていい話じゃないだろ。
もう一人相談しなきゃいけない人いるじゃんかよ。
(藤沢)うえ!?1,000万ってあの1,000万?
(彩矢)あの。
どうですかね?うちら販売チームとマスターに1,000万円ずつ。
そしてマスターには5%がマージンで入るって話だから…。
マージャン?
(彩矢)マージン。
悪い条件ではないと思うんですけど。
(藤沢)いやいやいや。
悪いも何もこっちとしては願ってもない話だよ。
えっ?でもホントにいいのかね?そんなにもらっちって。
いいに決まってるじゃないっすか。
マスターのホットドッグがうまいから来た話なんだし。
(藤沢)いやいやいやいや。
ありがとね。
いや。
ホントありがとね。
ああ。
(藤沢)ああ。
ありがとう。
(彩矢)私も?
(司会)記者の皆さま。
大変長らくお待たせいたしました。
これより会見を始めさせていただきます。
(司会)ではまず社長の大屋敷より挨拶がございます。

(拍手)えー。
社長の大屋敷統一郎です。
本日はお集まりいただきありがとうございます。
初めに本日よりミラクル魔法瓶は社名を変更し生まれ変わることを発表させていただきます。
株式会社MiracleElectronics。
これまでの体制を一新し家電メーカーとして新たな一歩を踏み出すわが社を今後ともよろしくお願いいたします。
(司会)今スクリーンに映し出されておりますのがMiracleElectronics社2012年度冬の新商品。
(司会)これより質疑応答に移らさせていただきます。
質問のある方は挙手をお願いいたします。
(記者たち)はい。
はい。
(司会)では私から。
現行の商品に関してなんですがどの程度の販売継続をお考えですか?先ほど申しましたとおり魔法瓶事業からは完全撤退すべく方針を固めております。
(司会)続いて質問のある方いらっしゃいますか?
(記者)あれ?『BusinessPaper』さん帰っちゃうの?ミラクルの製品結構いいみたいだけど?
(記者)能見さん厳しいもんね。
ネクストONEのコーナーに取り上げられたらヒット間違いなしだし。
(能見)別に。
ただみんなが注目してる商品にスポット当てても仕方ないじゃない。
(模合)屋台も持っていかれちゃうんだ。
のぶさんには話しました。
(模合)そうだよな。
(彩矢)そういう契約ですから。
(社員)ではこちら引き取らさせていただきますので。
あの。
短い間だったんですけど俺らの相棒だったんで大事にしてやってください。
(社員)もちろんですよ。
ホットドッグ屋台は今後わが社が必ず大きく発展させていきます。
(社員)この屋台はその記念すべき第1号車ですから。
では。
よろしくお願いします。

(彩矢)じゃあ早速取り分決めちゃいましょっか。
(模合・金田一)えっ?うん?
(彩矢)1,000万のうち私と金田一さんが400万円で模合さんは200万円でいいですよね?
(模合)ちょっちょっと待って。
ちょっと待って。
何で私そんなに少ないの?
(彩矢)だって途中面接とかで抜けて全然手伝ったりとかしてないじゃないですか。
(模合)いや。
そりゃそうだけどさ。
大切なのは時間じゃないでしょう。
君だって私の貢献具合見ててくれたでしょ?
(彩矢)貢献具合っつったってやる気なしのため息吐きまくり。
決めた!
(模合)えっ?何?何決めた?全部。
(模合)うん。
俺がもらいます。

(模合・彩矢)1,000万で魔法瓶!?
(彩矢)金田一さん。
こないだ言ってたの本気だったんですか?前から本気だけど。
(模合)いや。
でもさ金田一。
よく考え…。
ちょっとお前さ。
よく考えろって。
1,000万で魔法瓶ってお前。
いや。
とにかく現実的にできるかどうか色々確認してくるんで。
話はそれから。
(模合)だけどちょっ金田一。
(彩矢)ちょっとちょっと。
(模合)どこ。
お前どこ行くんだ?
(彩矢)ハァー。
うーわ。
うわうわうわうわ。
もう最悪。
(社員たち)お疲れさまです。
あっ。
お疲れさまです。
(統一郎)ハァー。
何かご用ですか?ええ。
ちょっと。
待ってる間に今これ見てたんですけど。
ここで働かせてもらってるときは全然素通りしてたのにこうやってじっくり見てみるといいもんですね。
でも何で魔法瓶だったのかなと思って。
いやほら。
他にも色々あったと思うんですよ。
先代の社長が事業始めるに当たって作れるものって。
でも何で魔法瓶だったのかなと思って。
何か話聞いたことないですか?聞いたことはありませんが聞かなくても分かりますよ。
父は起業当時魔法瓶にマーケットの可能性を見た。
つまり売れるという確信の下事業を始めたんでしょう。
な…なるほど。
(統一郎)ご用件をどうぞ。
あっ。
あの。
この会社って魔法瓶事業やめちゃったってホントですか?だとしたら何ですか?いや。
その工場どうなっちゃってんのかなぁと思って。
1カ月間俺に貸してもらっていいっすか?
(社員)月500万で。
500万!?500万。
分かりました。
500万で。
何をするつもりですか?いや。
魔法瓶作ろうかなと思って。
どうぞ。
好きにしてください。
ありがとうございます。
フゥー。
よっしゃ。
(辻)先週工場のラインもストップしてな。
今は後片付けと新しい働き口探しの真っ最中だ。
大変っすね。
(辻)で今日はいったい何の用だよ?あの。
500万で魔法瓶って作れます?
(辻)ああ?この工場1カ月使っていい許可はもう取ってあるんで。
(辻)500万ってお前。
(模合)いた。
うわっ。
(彩矢)もう金田一さん!もう捜しましたよ!
(模合)やっぱり辻さんのところだったんだ。
今ちょうど相談してたんですよ。
500万で魔法瓶作れないかって。
(模合)500万?残りの500万この工場借りんのに使っちゃったんで。
(彩矢)うわー。
遅かったか。
うん?
(模合)ホントに。
ちょっとあの。
大変なときにすいません。
(彩矢)そうですよ。
無理ですよね魔法瓶作るなんて。
(辻)いや。
まあできなくはないけど。
500万じゃ仕入れられる材料も高が知れてるからな。
実際大した数は作れねえぞ。
(彩矢)だそうですよ金田一さん。
(模合)そんなさ少量作ったって…。
いや。
ちょっとでもいいですよ。
根っこになるんで。
(模合)根っこ?はい。
どうですか?
(辻)まあどうせ退職する身だからな。
1カ月くらい思い出づくりに付き合ってやるよ。
えっ?
(模合)いや。
辻さん。
ちょっと。
いやいや。
俺思い出づくりとかそんな思ってませんからね。
俺本気ですから。
本気で魔法瓶作りたいんで。
でその魔法瓶を売ってその売り上げでもっともっと魔法瓶作っちゃおうかなって思ってるんで。
簡単に言うんじゃねえよまったく。
よろしくお願いします。
(辻)まあ材料費のことを考えたら作るのは1種類だろ。
だったらこれにするか?うちの一番の売れ筋だしある程度の利益も見込めるぞ。
こっちは?
(辻)ああ。
そいつは商品じゃねえよ。
俺が勝手に作った試作品だ。
えっ?でもこの間模合さんに貸してくれたやつってこれですよね?
(模合)うん。
こないだ屋台で使ったんですけどスープ全然冷めなかったんですよ。
ねえ?模合さん。
(模合)ああ。
確かに。
(彩矢)ちょっと模合さん。
(辻)まあ試作品とはいえ一応は究極の魔法瓶だからな。
究極?
(辻)軽さも強さも大事だが魔法瓶にとって一番大事なのは保温だ。
だから俺は保温にとことんこだわった魔法瓶を作りたかったんだよ。
これを改良すれば理論上は2日たっても温度が1度も変わらない魔法瓶ができるはずなんだ。
(模合)2日も…。
えっ?じゃあもう決まりじゃないっすか!これ作りましょう。
(辻)こいつは作れない。
えっ?何でですか?コストが掛かり過ぎるんだよ。
もし仮に作ったとしても利益を出すには販売価格を3万以上にしないといけない。
いや。
大丈夫ですって。
いいもの作れば必ず売れます。
ちなみに辻さん。
これどの程度仕上がってるんですか?
(辻)まあ8割程度だが。
だったら。
(模合)だったら!
(彩矢)模合さん。
あともう少しじゃないですか。
(辻)その2割を完成させるのにどんだけ難しいか分かるだろ。
(模合)いや。
分かってます。
いや。
もちろん分かってます。
俺だってホントは作りてえよ。
だけど究極の魔法瓶なんていう…。
(模合)最初から。
最初から不可能なことはこの世にはないんですよ。
だったよな?金田一。
そうです。
(模合)おそらく魔法瓶作れるのも泣いても笑ってもこれが最後です。
どうです?成功を信じてやってみませんか?もちろんあの。
私も付き合います。
昔と違って今の私にはあの。
たっぷりと時間がありますから。
どうでしょう?辻さん。
しゃあねえな。
おい模合。
(模合)はい。
(辻)寝かせねえから覚悟しとけよ。
あっ。
望むところです。
(辻)金田一。
はい。
作るぞ究極の魔法瓶!お願いします。
よっしゃ!究極作るってすごくないっすか?
(模合)寝れないぞ。
絶対寝れないぞ。

(ノック)
(瑤子)何?急に呼び出して。
(広瀬)いや。
今日の会合がキャンセルになったんでね食事でもどうかなと思ってね。
(瑤子)気まぐれで呼ばないでよ。
私にだって仕事の後の予定ぐらい。
(広瀬)あるのか?
(瑤子)いや。
今日はないけど。
(広瀬)フッ。
(広瀬)お前金田一さんと付き合ってるんだって?
(瑤子)何で知ってるの?
(広瀬)この間ちょっと彼のうちに行くことがあってね。
そのときに教えてもらった。
(瑤子)えっ?何の用で会いに行ったの?
(広瀬)最近うまくいってないんだって?父さんなかなか面白い男だと思うが。
(瑤子)ふみ君そんなこと言ってたんだ。
(広瀬)まあお前ももう大人だ。
自分の好きにすればいいか。
(社員)榎本。
行くぞ。
(榎本)あっはい。
(社員)あっ。
お疲れさまです!
(一同)お疲れさまです。
これはもういいんじゃないでしょうか。
(社員)えっ?
(統一郎)これは新しいMiracleElectronicsには必要ありません。
処分してください。
(社員たち)はい。
(模合)じゃあ3人分で1,500円。
(一厘)3人分。
確かに。
立て替えたからな。
立て替えた…。
すいません。
(貫太)っていうかさ屋台の次は魔法瓶?何か落ち着きねえな。
落ち着きがないんじゃなくて新しいことにどんどんチャレンジしてんだよ。
ねえ?模合さん。
(模合)うん?うん。
(両太)また暗い。
いつもこんな感じだよ。
(模合)いつもとは何だ…。
(一厘)今回は2人でやんのかい?あの子抜きで。
だって二階堂さん全然乗り気じゃないんですもん。
そりゃ彼女だって怒るよ。
勝手にどんどんどんどん話進めちゃえばさ。
言っときますけど最後の駄目押しは模合さんですからね。
何でお前はそうやって私に責任を何かこうおっかぶせるみたいなことするんだよ?だって。
もちろん責任取ってもうけてもらわなきゃ困りますよ。
私の取り分まで使っちゃったんだから。
(模合)責任責任ってお前。
だってまだ失敗するって決まったわけじゃないんだからさ。
(彩矢)失敗しないためには計画性というものが必要なんです。
はい。
これ。
会社設立に必要な書類を法務局で取ってきました。
(模合)えっ?会社ってわれわれの?
(彩矢)当然でしょう。
まあ個人事業でもやってもいいんですけど。
税金とかこれから会社を大きくすることを考えたら最初から会社つくっといた方が断然有利だと思って。
そうなの?
(彩矢)「そうなの?」って。
そんなことも知らないのに魔法瓶作るとか言わないでくださいよ。
すいません。
(彩矢)あっ。
書類も埋めれるとこは埋めときました。
(貫太)っていうかさ社長って誰がなるの?まあそれはだってこう。
(模合)ネクタイしてるし。
3人いたら。
(彩矢)言い出しっぺの金田一さんにしておきましたけど。
(金田一・模合)うん?俺!?
(両太・貫太)金田一!
(貫太)お前すげえじゃん。
いきなり社長?
(彩矢)で私は役員。
ふーん。
(模合)アハッ。
じゃあ私は?模合さんは平社員。
(模合)平!?
(貫太)頑張れ平!
(両太)よっ。
窓際。
(模合)窓際っていう言葉の意味分かって言ってんのか?君は。
なあ?君は少し態度改めろ。
(彩矢)いただきます。
(模合)窓際っていうのはなそこら辺のことを言ってんじゃないんだよ。
(貫太)分かった分かった。
(一厘)おやおや。
会社名まだ決めてないのかい?あっ。
もう決めましたよ。
(彩矢)そうなんですか?
(模合)何でそう勝手に何でも決めんだよ?いや。
俺もさっき思い付いたんですよ。
ここの表見て。
(彩矢)表?
(模合)ちょっと。
どこ行くんだよ?えっ?これっす。
(彩矢)えっ?ハピネス。
(模合)ハピネス?
(能見)まあいずれにしても今月はもうネタが決まってますのでまた来月何かお薦めがあれば。
はい。
すいません。
はい。
失礼します。
はい。
とか言ってな。
(デスク)ハルカちゃん。
次のネクストONE楽しみだねぇ。
(能見)ハァー。
(男性)相当苦労してますね。
締め切り大丈夫です?俺が落としたことあるか?こういうときは現場百遍。
地道に店回りしてくるわ。
(広瀬)契約書確かに受け取りました。
ありがとうございます。
何か緊張しますね。
こういうのあまり持ったことないんで。
(広瀬)しかし魔法瓶作りとはね。
相変わらず面白い男だね君は。
いや。
だが分からないな。
どうしてもっと売れ筋の商品を作ろうとしなかったんだい?だって作ってみたくないですか?究極の魔法瓶ですよ?たったそれだけの理由で?はい。
「ただとにかく最高の魔法瓶を作りたい」か。
昔君と同じことを言ってた人がいたよ。
誰ですか?大屋敷巌。
ミラクル魔法瓶の先代社長だ。
広瀬さんって先代ご存じなんですか?ああ。
へえー。
私と巌さんは昔同じ家庭調理器具会社に勤めていたんだ。
あちらは私が入ったころはもうベテランで色々と指導していただいた。
それがある日突然会社を辞めて資金もないのに魔法瓶を作りたいと言いだしたんだよ。
えっ?フフッ。
結構先代無茶やってたんですね。
フフフ。
君も人のこと言えないじゃないか。
すいません。
まあ私も無茶だと思ったよ。
安定した生活を捨てて何考えてるんだろうってね。
でもあの。
先代が魔法瓶を作ろうって思ったのってどうしてなんですかね?
(広瀬)子供のころの思い出だったそうだ。

(広瀬)どんなときでもあったかいものが飲める。
今でこそ当たり前のことだが物もない電気もガスもろくに使えない当時にしてみればそれは本当の魔法のように感じられたんだそうだ。
巌さんはそのときの感動を大人になっても忘れられなかったそうだ。
そんな素晴らしい魔法瓶を自分の手でお客さまに届けたい。
そういう思いが彼を魔法瓶作りに駆り立てたんだろうね。
ああー。
ああよかった。
何が?先代が魔法瓶を選んだ理由がそれでよかったです。
ごちそうさまでした。

(瑤子)あっ。
ふみ君。
ああ。
久しぶり。
(瑤子)久しぶり。
今ちょうどお父さんに会ってきたとこで。
(瑤子)ああ。
仕事の話?うん。
ちょっと。
(瑤子)ああ。
うん。
でもよかったね。
何が?
(瑤子)うーん。
前のふみ君に戻れるから。
うん?
(瑤子)えっ?だって新しい仕事始めるんでしょ?こう屋台とかじゃなくて…。
う…うん。
(瑤子)私心配してたんだよね。
ふみ君変わっちゃったんじゃないかなぁって。
いや。
俺何にも変わってないけど。
フフフ。
うん。
(瑤子)ああ。
じゃあ仕事だから行くね。
(瑤子)あっ。
頑張ってね。
うん。
では究極の魔法瓶製造計画についてお話しさせていただきます。
お願いします。
えー。
計画の実行期間なんですけどこの工場を借りられる1カ月間。
それが勝負です。
あの。
これから2週間で究極の魔法瓶を作ります。
でその後の2週間でその魔法瓶全部売ります。
社長。
2週間で魔法瓶が作れなかったらどうするんですか?超気合で完成させます。
(模合)超気合って。
あの。
じゃあ作ったものの売れなかった場合は?超努力して売ります。
(模合)超努力って。
(辻)超完璧な計画だな。
社長。
ありがとうございます。
皆さん。
分かったんですか?今の。
予定とか気持ちの問題言っただけ…。
(彩矢)平は黙ってて。
これから1カ月間が勝負なんで。
皆さん。
よろしくお願いします。
(模合)駄目だな。
こっちも駄目です。
(辻)そんな簡単にいくと思ってねえよ。
次だ次。
ああ。
18−0。
(模合)駄目ですね。
(辻)おい。
おととい発注した新しい20−20は?
(社員)ああ。
さっき連絡したんですけど。
あしたになるそうです。
(辻)もうあしたじゃ間に合わねえぞ。
・辻さん。
これはい。
20−20。
(辻)おおっ!
(彩矢)直接取りに行ってきました。
(辻)よし!さっさと作業に入るぞ。
(社員)はい。
(彩矢)お疲れさまです。
おおー!皆さん。
お疲れさまです。
差し入れ持ってきましたよ。
ホットドッグですよ。
(一同)おおー!きた。
(彩矢)お疲れさまです。
(広瀬)では今後の融資に関しては事業案の計画書を見て検討させてもらうということで。
(統一郎)必ずご納得いただけると思います。
わが社はこれから海外を視野に入れて事業を拡大していく予定ですので。
(広瀬)しかしこの新しくなった会社もし先代がご存命ならどう思うだろうね?
(統一郎)きっと賛同してくれたはずです。
父は誰よりもビジネスの厳しさを知ってましたから。
ということは金にならない魔法瓶事業を切り捨てたことも?もちろんそう思います。
(辻)ああ。
くそ!いや。
でも1日半は保温できてますからね。
普通1日でもう駄目じゃないっすか。
(辻)バカヤロー!俺が求めてんのは最高の魔法瓶だよ。
(辻)もう1回一からだ。
熱伝導率の低い素材探さねえと。
(彩矢)もう開発に充てられる時間もぎりぎりだし。
辻さん。
(辻)うん?真空度を高めるっていうのはどうですかね?
(辻)真空?
(模合)はい。
以前先代が真空度の重要性を話されてるのを思い出したんです。
ああ。
そっか。
模合。
やってみるか?はい。
(辻)うん。
またお金掛かりそう。
真空だぜ。
(社員)もうマジで魔法瓶やんねえのな。
(社員)これからどうなんだ?この会社。
2日目で95度。
(辻)よーし!
(社員)やった。
すげえ。
(模合)完成しましたね究極の魔法瓶。
マジすご過ぎますよこれ。
2日間完璧に保温できてますからね。
あっ。
ギネス載るこれ。
ギネス。
(辻)ああ。
やったよ。
お前らのおかげだ。
達成感に浸るのはまだ早い。
次は営業ですよ。
これ飛び込みで営業かけるとしたら幾らぐらいですかね?
(彩矢)そうですね。
利益を考えると。
あっ。
どうしたの?
(彩矢)これ全然駄目です。
絶対売れません。
(金田一・模合)何で?
(彩矢)開発コストが高過ぎたんですよ。
これ1個6万円で売らないと利益になりません。
(辻・模合)6万円!?えっ?えっ?予定より高くね?模合さんが悪いんですよ。
何…何とか度が何とか。
よく分かんないけど。
何でそう…。
ちょっと待って。
それ私のせい?
(辻)それがなければこの魔法瓶は完成しなかったんだよね。
(彩矢)それはそうなんですけど。
いくら何でも現実的に価格設定が高いんですよ。
いや。
大丈夫だって。
究極の魔法瓶だよ?
(彩矢)いや。
究極の魔法瓶に6万円…。
6万円でも買ってくれる人はいるって。
(模合)その価値はあると思う。
(彩矢)高いですって。
(模合)絶対あると思う。
とにかくもう頑張るしかないっしょ。
(彩矢)えっと。
あっ。
担当相田さんです。
よっしゃ。
(従業員)6万円!?ええ。
(従業員)あんたらバカじゃないの。
バカじゃないですけど。
バカって。
(従業員)そんな高い魔法瓶売れるわけねえだろ。
いやいやいや。
(従業員)マジない。
いやあの。
痛っ。
(従業員)痛くねえだろ。
(彩矢)い…痛い。
痛いよ。
(従業員)その額ならぶっちゃけ電気ポット10個買えるしね。
(彩矢)すいません。
(従業員)駄目駄目。
ハァー。
よし。
次。
全然駄目じゃないですか。
そんなこと言ってたら模合さんに先越されるよ。
絶対やだ。
(模合)すいません。
すいません。
ごめんなさい。
ちょっとごめんなさい。
あの。
ちょっとだけ聞いてください。
あのねあの。
こ…これ。
2日前に入れたお湯なんですよ。
(模合)ちょっ。
ちょっと見てください…。
ホントちょっと。
あれ?ちょっと待ってください。
(従業員)あちっ。
あつあつあつ。
あっちいな!
(模合)熱いですよね?ホント私もびっくりしちゃった。
(従業員)あのね。
いつ入れたかとか確認できねえし。
(模合)2日前なんですよ。
ホントに2日前なんです。
(従業員)ついさっきそこで入れてきたんじゃねえの?いやいや。
違う違う…。
違います。
あの。
ホント私以外にも何人か知ってる人間が。
(彩矢)もう無理ですよ絶対に。
分かんないだろ。
まだ次残ってんだから最後。
(彩矢)それが駄目だったらどうするんですか?よく言うじゃん。
残り物には。
福なんてもう残ってません。
どうせ私たちにはね貧乏神が取りついてるんですよ。
そういうこと言ってると連れてかれるらしいよ貧乏神に。
えっ?マジで?
(沢渡)うん。
いいよ。
ホントですか?えっ?6万円の魔法瓶ですよ?
(沢渡)金田一さんの頼みじゃ断るわけにいかないでしょ。
色々世話になってきたしさ。
いや。
ありがとうございます。
(沢渡)あっ。
スペースいっぱいあるから売れるまで置いていいよ。
えっ?ホントですか!?いや。
すいません。
ホントありがとうございます。
(沢渡)んでさまたヘラウキ作ってくれる?いいっすよ。
(沢渡)この前のやつよかったんだけどさ壊れちゃって。
えっ!?壊れちゃったんすか?
(沢渡)あっ。
ごめん。
エディ電機さんに200個全部置いてもらえることになりました。
(辻)信じられねえよな。
あの値段で置いてもらえるなんてよ。
持て。
(彩矢)私も驚きましたよ。
元営業本部長の模合さんが1個も売れなかったのと…。
(模合)いや。
私現場に出たのものすごい久しぶりなんだよ。
もういいじゃん。
もう。
(彩矢)出た。
言い訳言い訳。
(模合)言い訳じゃないだろ。
(辻)ほらほらほらほら。
いくぞ。
ほら。
究極の魔法瓶なんだから。
(辻)いくぞ。
笑えよ。
ああ。
そうそうそうそうそう。
はい。
ポーズ。
(シャッター音)いいじゃんかよ。
何でそんな。
言い訳だもん。
(模合)だいたい何でさ…。
(彩矢)いっつも言い訳。
(沢渡)うん。
いいんじゃないか。
うん。
よし。
うん。
よし。
よし。
いい。
いい。

(財前)《榎本君はさ例の金田一とずいぶん親しいんだろ?》
(榎本)《えっ?》
(財前)《ほら》《携帯炊飯器のときも彼の力を借りていたしさ》《先日のホットドッグ。
率先して買いに行ってたよな?》《不正で解雇された男とそこまで親しいっていうのはさ何?》《わが社に対する不満の表れというふうに考えていいの?》
(榎本)《あっいや。
そういうつもりじゃありません》
(財前)《違うの?》
(榎本)《はい》
(財前)《ふーん。
じゃあ考えてくれないと》《だって君はさ会社から賃金をもらってる立場じゃない?》《だからわれわれの意向に沿った行動を取るべきだとそういうふうに思うんだけど。
違ってる?そうだろう?》《絶対そうだよ》
(榎本)《はい》
(財前)《ねえ?》
(財前)《そうだろ?》それでも追加発注あってからでいいんじゃないっすか。
(模合)いや。
そういうのはさ。
検討すんの。
(彩矢)社長。
社長社長社長。
社長!バカバカ。
あっすいません。
エディ電機の沢渡部長から電話があって話があるからすぐ来てほしいそうです。
追加発注きたんじゃないっすか。
これ。
(模合)だから言ったろ?君んとこの魔法瓶あれあしたいっぱいで棚から下ろさせてもらうことになったから。
えっ?でもこの間売れるまで置いていいって。
(沢渡)いや。
もう決まったことなんだ。
本当悪いんだけどさ。
何かあったんですか?
(沢渡)あっ。
何かあったんでしょ?フフッ。
フッ。
(沢渡)実はさミラクルさんから連絡が来てね。
圧力かけられたんすか?
(沢渡)あそこの商品今売れてるからさ。
ご機嫌損ねるわけにいかなくて。
本当申し訳ない。
いやいやいやいや。
沢渡さんが謝ることじゃないじゃないですか。
チッ。
ハァー。
ちなみにその連絡って財前専務から?違う。
誰ですか?君の後輩榎本君だよ。
分かりました。
失礼します。
(沢渡)ごめんな。
ああそうだ。
これ。
えっ?忘れてた。
はい。
(沢渡)いや。
これは受け取るわけにはいかないよ。
いや。
受け取ってくださいよ。
いや。
でもさ…。
これそういうの関係ないっすから。
俺が沢渡さんに作ったんで。
金田一さん。
ありがとう。
いえいえ。
じゃあ失礼します。
あっすいません。
段ボールで。
(沢渡)いや。
・おう。
お疲れ。
なあ?榎本さ頼むからもう一度エディ電機さんのとこにうちの魔法瓶並べさせてもらえないかな?
(榎本)無理ですよ。
いや。
なあ?ホントにホント。
ホントに。
ホントに頼む。
頼む。
(榎本)もう頭上げてください。
ハァー。
(榎本)今回の件はホントにすいませんでした。
だけどこうするしかなかったんです。
(榎本)僕は金田一さんのようには生きられません。
えっ?好きなことを頑張るっていいことだと思いますけど。
やっぱり理想にすぎないと思います。
それ本気で言ってんの?冗談だろ?アハハ。
すいません。
チッ。
結局一つも売れなかったか。
売り場も失ったんじゃもうおしまいだな。
すいませんでした。
全部俺の責任です。
(辻)気にすんな。
お前はよくやってくれたよ。
むしろ礼を言いてえくれえだ。
(辻)最後に悪あがきができて楽しかったよ。
ありがとよ金田一。

(彩矢)でも1カ月だけでも会社やれてよかったですよね。
(模合)これが駄目でもまた次があるだろ。
(彩矢)まあ振り出しに戻ったって感じだし。
(模合)無職で無一文か。
でも何とかなるっしょだよな?金田一。
(模合)あれ?金田一!
(彩矢)もっとポジティブなこと言ってくださいよ。
無一文で無職とか言わないでさ。
(模合)いや。
だって。
ちょっと出掛けてきます。
(彩矢)えっ?ちょっと。
あっ。
雨。
(模合)おい。
おい…。
金田一。
雨。
(彩矢)傘。
傘傘。
(模合)傘。
傘傘傘傘。
早く早く。
(財前)では先方には明日連絡を入れて調整いたします。
(統一郎)よろしくお願いします。
(財前)はい。
あっ。
ところであの例の金田一の魔法瓶結局一つも売れなかったそうですよ。
(統一郎)そうですか。

(警備員)君。
こんな時間に何を?魔法瓶は?
(警備員)えっ?ここに飾ってあった魔法瓶。
(警備員)この間撤去されたよ。
裏の廃品置き場じゃないか?
(広瀬)《どんなときでもあったかいものが飲める》《そんな素晴らしい魔法瓶を自分の手でお客さまに届けたい》
(広瀬)《そういう思いが彼を魔法瓶作りに駆り立てたんだろうね》
(榎本)《好きなことを頑張るっていいことだと思いますけど》《やっぱり理想にすぎないと思います》
(男性)たっけえなこれ。
(男性)誰買うんだ?こんなの。
(男性)手出ないやもう。
(男性)出るわけねえよな。
(くしゃみ)
(模合)食べて。
(彩矢)うるさいよもう。
2014/07/18(金) 15:53〜16:48
関西テレビ1
PRICELESS〜あるわけねぇだろ、んなもん!〜 #06[再][字]

「日本一の貧乏社長、誕生!」
木村拓哉 中井貴一 香里奈 藤ヶ谷太輔(Kis−My−Ft2) 小嶋陽菜(AKB48) 香川照之 藤木直人

詳細情報
番組内容
 金田一二三男(木村拓哉)を広瀬ファンドの社長、広瀬遼一(草刈正雄)が訪ねてきた。名刺をもらった金田一は、広瀬が元恋人の瑤子(蓮佛美沙子)の父親だと気付く。金田一は瑤子と別れたことについて何か言いに来たと思い込む。金田一から瑤子との話を聞いた模合謙吾(中井貴一)と二階堂彩矢(香里奈)も、謝ってしまった方が良いなどとアドバイス。だが、広瀬の目的は別。
番組内容2
なんと広瀬は、金田一たちが売っているホットドッグを屋台の権利ごと売って欲しいと言うのだ。金田一はホットドッグを作った藤沢健(升毅)にも相談し、広瀬に権利を売ることにする。
 一方、大屋敷統一郎(藤木直人)は社名を『株式会社ミラクル』に変更すると会見し、魔法瓶の製造からは手を引こうとしていた。
 無事に権利を譲渡して屋台を手放した金田一は、手に入れた金は自分がもらうと模合と彩矢に宣言。
番組内容3
そして統一郎に会いに行った金田一は、魔法瓶事業を止めたことで閉鎖されている工場を借りたいと申し出る。金田一は屋台の権利譲渡で得た金で、自分たちで魔法瓶を作って販売しようと考えていた。
出演者
木村拓哉 :金田一二三男 
中井貴一 :模合謙吾

香里奈 :二階堂彩矢 
藤ヶ谷太輔 :榎本小太郎 
蓮佛美沙子 :広瀬瑤子 
升毅 :藤沢健 
前田旺志郎 :鞠丘貫太 
田中奏生 :鞠丘両太
 ・ 
中村敦夫(特別出演) :大屋敷巌 
イッセー尾形 :財前修
 ・ 
夏木マリ :鞠丘一厘 
藤木直人 :大屋敷統一郎
原作・脚本
【脚本】
古家和尚
監督・演出
【演出】
平野眞

【プロデューサー】
牧野正 
村瀬健

音楽
【主題歌】
The Rolling Stones「Jumpin’ Jack Flash」
制作
フジテレビ

ジャンル :
ドラマ – 国内ドラマ

映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 2/0モード(ステレオ)
サンプリングレート : 48kHz

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