遅いなあ。
そういう設定なんだよ。
合コンまであと10分だよ。
時計してねえだろ。
あっ時計ねえか。
還暦を越えて再ブレーク。
ダンディーな適当男。
熱い正義感で舌鋒鋭く切り込むロマンスグレーのひげ男。
60代こそ男盛りそう思わせてくれる2人が大切な音楽を持ち寄り語り合います。
還暦を越えて適当男と呼ばれ芸能界で唯一の存在感を放っています。
今私はこれをですね口の中に入れようかどうか迷っておりますけども。
私がファッションアドバイザーのジェリー高田です。
しかしテレビで一躍有名になったのは40歳目前。
高田純次が出来上がるまでの道のりは失敗続きの長く厳しいものでした。
コントユニットシティボーイズのリーダーとして社会風刺の利いたお笑いを続ける一方俳優としてテレビ映画に出演。
静かな…。
クリスマスに出たら怒るよ俺は。
トーク番組の小気味よい毒舌でも知られています。
小遣いが少なくて済むっていう意味か。
高校時代に憧れたのはラジオのディスクジョッキー。
その夢がやっと叶ったのは還暦目前でした。
受験でも役者としても挫折続きの2人。
最後に望みを懸けたのはテレビの世界でした。
…っていうんで映画を見に行ったっていうのはあったね。
テレビで人を笑わせながら心の中で追い求めた夢。
どんな葛藤を超え還暦を迎えたのか?音楽でつづる男たちの物語。
夢を諦めなかった2人の人生を見つめます。
大竹は30歳でお笑いトリオシティボーイズを結成します。
俺たちはいつも一丸となって生きてきたじゃないか。
あの冬の八甲田山の遠足を思い出せ!おめでとうございます。
シュールな設定と社会風刺の利いたコントでお笑いブームの波に乗り一躍人気者となります。
一人の仕事が初めて来た時大竹は既に36歳。
一番最初に来たのがテレビ東京の生放送。
司会者は別にいるんだけどコーナー司会が俺と野沢直子なの。
それでその日のクイズの問題が…コーナーだよ。
たった10分ぐらいで。
そのクイズの問題が「壺の中に何が入っているでしょう」というようなクイズだったの。
俺は「この味噌壺の中には一体何が入ってるでしょう」と言っちゃったの。
だから…。
答えを言ったんだね。
答え先に言っちゃったの。
それで答え先に言っちゃって味噌壺って言ったらもう味噌に決まってる訳じゃない。
回答者が全員味噌って書けばいいのに回答者の一人が気を遣って塩って書いたやつがいたの。
面白いね。
最高だね。
で俺は「僕が答え言っちゃいましたね」って言ったら「すみませんアハハ」になるんだけど1人塩って書かれたもんだからどうしていいか分かんなくなっちゃったの。
「えっ味噌!塩!うわ〜」って言ったまんまそこの生放送で訳分かんなくなって倒れちゃうんだよ。
生放送で倒れて「来週もうこれできません。
すいませんでしたこの仕事は無くなりました」って言ったらその次の週に台本が届くのよまた。
テレビ東京から。
あっテレビで倒れちゃっても仕事していいんだと。
その前まではもうあれしようこれしようって台本を俺真っ赤になるまで書き込み入れて相手の言う言葉まで全部書き込んでたのよ。
それが全部駄目になっちゃっても仕事来るんだったらもうテレビで何やっても…。
何やってもいいと。
いいと思った途端に来た仕事が「夕ニャン」なんだよ。
ああ「夕やけニャンニャン」な。
「夕やけニャンニャン」。
もうだからはなからこれも駄目だと思ってるから生稲か何かの顔にズボン脱いで生放送で股間を押しつける訳。
ああいいね。
もう駄目なんだからこの番組は。
どうせ駄目なんだからって。
それでやんちゃなイメージがついてきたんだ。
そうなんだよ。
「こんな番組お前ら文句あるなら葉書1万通よこしたらすぐ降りてやる」って言ったんだよ。
ここだけの話葉書が4日で1万通来たんだ。
すごいよね。
まあ最初はディレクターも怒って「大竹何やってんだバカ!」とか「生放送でケツ出しやがって」って言ってたんだけどこんなに葉書が来るもんだからヒール役としても人気は人気じゃん。
それでその人気に目をつけてその1万通の葉書が1週ずつどんどん増えていくと。
それで何か月かに延ばそうって話の中で俺はどんどんヒールになっていくの。
テレビではヒールキレる男のキャラクターで定着。
バブル最盛期のハチャメチャな気分を表現できるタレントとして話題になりました。
やっぱり生放送はいざとなるとケツ丸出さないと駄目だな。
駄目だな。
仕事くれないな。
くれないなうん。
お祭り騒ぎを演じながらも心には孤独を抱えていた大竹。
当時ヒットした映画「ストレンジャー・ザン・パラダイス」に心引かれます。
アメリカインディーズ映画界の革命児ジム・ジャームッシュ監督の知的なユーモアと乾いた映像。
そしてこの個性的な音楽がこのころの大竹のテーマ曲でした。
渋い曲を持ってくるね。
いいね。
「ストレンジャー・ザン・パラダイス」の中の挿入歌なんだよ。
当時はやった。
白黒のね。
みんなね芝居をやってるやつは「あれはいいあれはいい」って。
どこかなと思って床の上ぱっと探すと床の上にそのケーキがきれいに立っていた。
そんな大竹はシティボーイズを中心にしたラジカル・ガジベリビンバ・システムというユニットで活動。
竹中直人いとうせいこうらとの知的な舞台はお笑いとしてだけではなく前衛文化の一翼を担うと評価されました。
昔はもうすごかったのよ。
東京のラジカルって言われたら関西から結構見に来るぐらい。
名前が通ってた。
劇場に客が入って結構テレビそんなにやらなくてもここに俺の客がいるっていう思い込みが。
ああ自負心があったんだな。
だからずうずうしい分だけ好きな事言っちゃって。
降ろされてもいいやみたいな感じもこっちにありつつそれを面白がってくれる人がいて両方がやっていくみたいな。
テレビでは以前にも増したキレキャラを要求され舞台では前衛的なお笑いの更なる追究。
そんな生活を続けた結果ついに大竹はバランスを崩します。
その時にフライデーか何かされてこれで顔面マヒになるんだよ俺は。
まあでも2〜3週間休んだかな。
顔が曲がっちゃってて。
たけしさんも事故ってそのあと復帰したけどまだ顔曲がってたじゃない。
あっすごかったねあれはね。
だんだんテレビやってるうちに少し治ってきたけどまだちょっと曲がっててその時に曲がった俺もテレビにいた訳で同じ「TVタックル」の中でたけしさんが「顔面マヒナスターズ」っていうくだらないギャグを言って。
そんな時救いの光をくれたのは関西お笑い界の雄上岡龍太郎の教えでした。
東京のキレキャラとかそういうのもあって呼んでくれたんだろうけども。
上岡さんが司会の番組に行ってそれで終わった時に上岡さんが来て「お前はひきょうだ」って言うんだよ。
「いや何ですか?」って言ったら「みんなの意見が全部出そろったようなところに一番最後に多数意見にお前は乗った」って上岡さんが言うの。
それなんてもう重鎮ばっかしの番組な訳よ。
向こうの偉い人で。
もう口なんか出せるような番組じゃない。
呼ばれたはいいけど。
そこで上岡さんに怒られてあっまた失敗しちゃったなと。
これ多分関西無くなりましたわという話したの。
で2〜3か月したらもう一回上岡さんから仕事が来たの。
前しゃべらないっていってメチャクチャ怒られたからもう重鎮だろうと何だろうと知ったこっちゃねえと思って。
出たらしゃべり倒してやると思って。
それでしゃべり倒したんだよ。
そして番組終わって上岡さんが「大竹」って呼ばれてツカツカって来て近くまで来てニコニコしながら「しゃべり過ぎや」って言われて。
この経験が大竹を変えます。
ただのキレキャラ男から知的な毒舌コメンテーターへと変貌を遂げていくのです。
高田の所属する劇団東京乾電池は独特の笑いで人気に火が付き毎日のお昼のテレビ番組でコーナーを持つようになりました。
ハッハッハッ…。
音痴光線を受けてみろ。
ドレミファソラシド〜。
ドレミファソラシド〜。
俺はだからね「笑ってる場合ですよ!」っていうのが東京乾電池でコント2年間。
やってたね。
やってたでしょ「乾電池ニュース」。
毎日。
それで2年間たって次の「笑っていいとも!」というのに水曜日に出てくれと言われたのよ。
まあ芝居はあるけどちょっと稼がなくちゃいけないというのもある。
それも2年間やってそうしたら偶然「元気が出るテレビ!!」っていう。
たけちゃんの。
たけしさんのやり始めて。
また白羽の矢が立ったの。
もともと「元気が出るテレビ!!」っていうのはコント番組だったんだ。
「元気が出る商事」っていうのでみんな社長とか。
それが1回やってもう駄目だって事でああいうリポーター方式のあれになったんだけども。
出た出た出た出た!チャカチャカチャカチャカ…。
・「まいにちまいにちぼくらは」リポーターびっくらこいたです。
長靴の臭いを嗅ぎましょう。
パワーアップ!土日と3本俺はロケして月曜日がスタジオじゃない。
週に3日押さえられるのよ。
そうだね。
そうすると月12日でしょ。
そうだねうん。
ほかに北野武さんがいて松方弘樹さんがいて木内みどりがいて原田大二郎がいて川崎徹がいて桑田靖子がいて。
あっ川崎徹さんもね。
野口五郎も。
みんなその人たちが持ってっちゃってるから俺のギャラがほとんどすずめの涙ぐらいしかないのよ。
少ない。
全然少ない。
それだけじゃ食べていかれないんだよ。
ああそう?そうそうそう。
それは。
でも言えなかったな。
2年ぐらい一生懸命やったあと初めて加藤光夫さんに土曜日曜のロケのうちどっちかにさせてほかの仕事させてくれないかと。
そしたら「11PM」とかほかのドラマも来たんだけど。
ほとんどだからその当時は金もないし時間もあったからあとは映画見に行くしかない。
何となく役者としての気持ちも持ってなくちゃいけないみたいな。
映画ばっかし見に行った。
当時高田が最も衝撃を受けた映画。
鬼才デビッド・リンチ監督の問題作「ブルーベルベット」。
倒錯の世界を描いたこの映画は全ての俳優が過剰な演技で圧倒します。
極端なキャラクター作りのヒントをもらうにはもってこいの映画。
高田はのめり込みました。
中でも印象に残るこの歌のシーン。
やくざの親分がちょっとオカマチックな親分がねちょっとステージで踊るこの曲がどういう訳かね…。
映画自体もちょっとこんな感じの中よ。
ああそうだね。
エロチックな映画なのよ。
ねえよかったよ。
そしてテレビでは高田も過剰で過激なキャラクターを演じ人気者となっていくのです。
じゃあそのころはリポーターやってるんだけど心の中は役者なんだね。
やっぱり芝居したいんだ。
だからリポーターも俺はやった事ないから何か役を作ってやるっていうふうに…。
キャラクターを。
うん。
心の底にはやっぱりちょっと役者として何かやりたいなっていうんで映画を見に行ったっていうのはあったね。
しかしリポーターとして全国を飛び回っていた44歳の春父親が他界します。
オヤジがねちょうど亡くなって告別式というか午前中からやって。
その日に「元気が出るテレビ!!」のロケが渋谷であったのよ。
告別式ってのはほら午前中で終わるじゃない?12時か1時。
そのあと渋谷行ってそしておかしな人たちを探すっていうさそのロケだったんだけどその時によくほら芸人は親の死に目にも会えないとかってよく新聞に書いてあるじゃない。
頭の中にもあるじゃない。
その時に気持ち切り替えてやんなくちゃいけないとね思ってやってた自分がその時はいとおしかったね。
いとおしかったの?すばらしいなと思ったね。
つらかったって言うのかと思った。
つらかったねそれは。
ハハハ…。
それはつらかった。
「元気が出るテレビ!!」で11年やったけどその日だけつらかった。
それがねやっぱり休めなかったからね。
しかもオヤジは俺が大学も落ちちゃってどうせ東京ガスにも勤めらんないしっていうんででもそのあと劇団やってきたでしょ?でも何やってるか分かんなかった当時の人は。
どこからお金をもらって何をしてんだ。
だから11年間劇団やってたけどオヤジ一度も見に来なかったね。
怖くて見れなかったんだろうね。
それは。
1980年代後半バブル景気に沸く日本。
当時高田が出演したCMが大流行します。
・「5時まで一生懸命5時まで男」・「5時から一生懸命5時から男」高田は5時から男のキャラクターで人気に。
・「サンサン30代もグロンサン」流行語大賞大衆賞も受賞しトップタレントの仲間入り。
何もかも犠牲にしてやっと自分の場所を見つけた高田。
さまざまな挫折を乗り越えてテレビの世界で独り立ちできたと確信した時ふっと心をつかまれた曲です。
「VerginSnow」。
「VerginSnow」っていう題名もいいでしょ?処女雪。
学生時代同じバスで行って同じ所に降りる違う高校のすごいきれいな子がいたのよ。
だからねその子にいつもね思いを寄せてたみたいな。
何か青春の何かが何かかけらみたいのが君の中に残ってんだね。
そしてピアノのソロから入るね「バスを降りた時」。
それがずっと高校の時のあれにフラッシュバックするんだよ。
でも何か分かるよ。
誰もがいいって言わないほかの人が聴いても「ふ〜ん」って感じの曲に思い出が入ってるっていうのはやっぱりそこがいいよね。
サラリーマンを辞め役者の世界に飛び込んだのが30歳。
がむしゃらに目の前の仕事をこなして10年。
やっとタレントとして認められた時胸によみがえったのは思春期の淡い恋の思い出でした。
一方テレビの世界で活躍を続けていた大竹。
2002年の大みそか「紅白」で聴いたこの曲に心を揺さぶられます。
自分の人生はこれでいいのか。
これはね「NHK紅白」で黒部から。
見た?これ見た?見たよ。
こんなに金かけてよくやったなというね。
黒部のダムの中から中継で石炭を運ぶ貨車のレールがず〜っと向こうにつながっていく。
そこにもう全部こっちから見ると照明がグワ〜ッて。
奥に全部照明さんがテレビカメラの枠からずれて隠れてるっていうのが分かるんだよ。
それでカメラのアングル変えながらその照明の中をこう中島みゆきが前に来るんだよ。
認められずとも誇り高く生きた男たちを歌う歌詞。
大竹は心揺さぶられました。
自分は有名になって調子よく生きてはいないか。
本来なすべき事を忘れてはいないか。
まあやっぱり「地上の星」はさテレビの番組ね「プロジェクトX」はものすごいビル建てんのに誤差なく建てたりさ。
ものすごい苦労して俺たちのオヤジの世代だよねそういう人たちが一生懸命やってんの見てさ俺たちも年取ってきて自分の考え方とかそういうのが…。
俺本当に恥ずかしいんだけどこの年になって知らない事だらけになってくる訳ね。
そうすると若い頃粋がってたのが全部ちょっと「しまったな」っていう感じがねちょっとしてるのね。
父のような真面目なサラリーマンにはなれなかった。
ヒモ生活からお笑いの道へ。
そしてテレビの世界で見つけた自分の居場所。
53歳の今再び自分をリセットする時期なんじゃないか。
大竹は一から猛勉強を始め政治家からアイドルまで自分の意見を直球でぶつけるコメンテーターとして独自のスタンスを確立します。
あなたこれ答えなくてもいいけどもしその人とセックスが合わなかったらどうします?それが何事にも一家言持った団塊の世代の代弁者大竹まことの誕生でした。
還暦を前に高田が出版した…団塊の世代だけでなく若い世代からも憧れを持って見られる存在となりました。
しれつな競争社会だからこそ自然体で生きる高田の生き方は時代が求めるものだったのです。
俺のその団塊の世代なんだけどその人たちと周りのやつとかほかの若い人たちが何か俺みたいになりたいって言うんだけどそれが分かんないね。
それは俺も分かんない。
分かんないよな。
ただねやっぱりね世の中的に「適当」っていうので見ちゃうんじゃない?何か軽く生きてる感じだなっていうのが。
俺は意外とそんな軽くも生きてないからね。
本当ですか?本当に!きついんだけど。
きついんですか?軽そうに見えるけど。
いや本当よ。
俺だって明日の1万より今日の1,000円っていう考え方してるから。
本当ですか。
いや本当本当。
適当男で再ブレークの高田。
しかしこのころ心を捉えたのは映画「LEON」。
12歳の少女とジャン・レノ演じる殺し屋レオンの交流を描いた作品です。
観葉植物を愛する孤独な殺し屋に男の寂しさを重ね合わせた高田。
その「LEON」って映画はそんなに感動したか?したよ!「LEON」。
「LEON」感動しないやつは人間じゃないとまでも言われてるよ今。
「LEON」は感動したよね。
あれは。
子どもながらもレオンの事をすごい愛してたんだよ。
レオンと一緒に暮らしてる時にもらった鉢植えを鉢から取って土の中に埋めるシーンの時にこのねスティング「ShapeofMyHeart」っていうのが…。
ブワ〜泣いた泣いた。
「金が目当てではない。
見栄を張りたい訳ではない」と歌う歌詞が高田の心と重なります。
失敗を重ねてきた人生。
30歳で全ての安定をなげうって役者に懸けた高田純次。
適当男のハートは意外なほどハードボイルドでした。
今の自分を表す9曲目。
大竹は高校時代夢中になったラジオの世界への憧れをずっと持ち続けていました。
50代の後半になってその夢が叶います。
ラジオDJとしてお昼のワイド番組を週に5日担当する事になったのです。
挫折しながらも常にリセットして居場所を求め続けた大竹ならではの言葉です。
そして今伝えたい事がこの歌の中にあります。
いやいやいや清志郎さんね。
結構危ない感じが歌にもあってそれで破天荒な感じが歌にあってこのくらい何か若い人がこの歌に乗ってくれて小さい世界で満足しないでほしいなというふうに。
俺たちはもうそんなにやったとしたってあともう3〜4年だろ。
それよりか若い人たちがこの日本どうなっていくのか私はよく分からんけども。
随分大局的な見方ができるんだね。
深夜放送を夢中で聴いていた高校時代の自分と今の若者が重なります。
今伝えたい事。
人生に遅すぎるという事はない。
何度でもリセットすればきっと夢は叶う。
若かった頃からさっき言った「パック・イン・ミュージック」のあのころからどっかでラジオの事が俺の頭から離れなかったんだよね。
ラジオのパーソナリティーというかディスクジョッキーみたいな事がね。
この曲聴いて今還暦を過ぎてきたというラジオの方に帰ってきてるのは自分でやりたい事が一番最初の高校1年か2年の時にラジオでしゃべりたいなという思いがあったのがここら辺で来て回ってきたのかなという気持ちもしないでもない。
一方還暦を迎えた高田にテレビの連続ドラマのオファーが来ました。
憧れの女優風吹ジュンとの夫婦役です。
僕と風吹ジュンさん。
女房役風吹ジュンさんよあのきれいな。
その前の俺の奥さんは和田アキ子さんと泉ピン子さんって苦しい時代を来てやっと神が…。
苦しい時代って言うなよ。
いいドラマだったんですけどね。
視聴率的にはとにかくとして。
それの曲をこのクラプトンの「ChangeTheWorld」を使った時うわ〜っと思ったのよ。
「えっこれが合うの?」って。
それがまたねすごい合ったって。
この曲を持ってきた事自体がね俺ちょっと敬服するんだけど。
ドラマの挿入歌はエリック・クラプトンの「ChangeTheWorld」。
実はこの曲の歌詞に高田純次は自分の最後の夢を重ねていたのです。
クラプトンが歌う「たった一日でも王様になれる日が来たら」。
その歌詞のように還暦を過ぎて高田の夢の叶う日が来たのです。
それは主演映画。
私寂しい。
ウフフフフ…。
そうだそうだそれですよ佐藤さん。
さっきから頭に引っ掛かってたのは。
どうしました?鴾田さん。
いやあの私の定年プランにお祭りというのはなかったもんですから。
主役。
セリフもたくさんあるし。
セリフもしゃべるしみんなとも仲良くしなくちゃ。
戸惑わなかったの?その主役で。
全然。
俺ってセリフ覚えすごいから。
そうじゃなくて今まで俺たちは脇とかやってたからカメラワークが違うだろ主役は。
だからねもうみんなに気遣いましたよ。
出ている方全員に俳優に。
どうだった?そのあれがね3年前のちょうど封切りが3月12日でした。
3.11じゃんだって。
その前の日3.11であれは確か午後2時か3時ぐらいでしたね。
2時46分。
その時に私は名古屋でハゲかつらで白衣でロケしてたんですよ。
次の日が私の主演映画の封切りです。
その前の日までいろいろな所で宣伝出ました。
「徹子の部屋」にも出ました。
いろいろな所で出ました。
ところが3.11であのすごい大震災があったので映画館放映できない。
いや〜僕の星ってそうなんだな。
六十何年ずっと生きて主役の映画が来た時その映画神がまだ許してくれないんだと。
まだ主役を許してくれない。
まだお前は張るんじゃないと。
もう少し先だと。
2度の大学受験に失敗し挫折を味わった高田。
自分の生きる道を必死で探し続けました。
安定したサラリーマン生活を捨て過酷なアルバイトも経験。
しかし心の中にはいつも夢を持ち続けていました。
高田純次の夢は今も変わらず役者として生きる事です。
最後に2人に聞きました。
人生の終わりに聴きたい曲は何ですか?これはね俺もずうずうしいんだけど俺は一番この番組の冒頭で言ったけどうちのオヤジが歌うと犬がほえるぐらいの音楽のない家に育っている訳ね。
そうすると俺が音楽と触れ合うのは行く先々の知った人からしか俺には情報は入んないって事だろ。
だから一番高校時代の曲だって女から教えられた曲だもん。
キース・ジャレットがどうのこうのとか全然分からなかったけどそういうような人からの影響でああそうかって随分年取ってから思うんだよ。
この曲もそうなんで静かな感じだけど途中から何かしっかり埋葬してくれそうな気がするのね。
高校時代の同級生の死大学受験の失敗そして売れない役者時代。
さめた目線の奧にはいつも夢に向かった熱い思いを秘めていました。
遅咲きの花ながら同世代の代弁者として大竹はこれからも自分の言葉で世の中を語り続けていく事でしょう。
一方高田純次は人生の最期に聴きたい曲として童謡を選びました。
人間ってほら年取ると赤ん坊に返るって言うじゃない。
でも俺はねこれを…小学校の頃に聴いた歌ほかにもいろいろたくさんあるんだけどさそのころの言ってる歌詞というかああそうだなそうだなそうだなというのがね僅かな中に67まで生きてきて結局こういう事なのかなってだんだん思い始めてくるね。
分かってきたの?分かってきた。
だから今まではねいろんな欲があるじゃない。
この欲っていつぐらいまで人間持ち続けるのかなというさ。
そうなるとねやっぱり小学校小さい頃に聴いた言葉の分からない…だからこの中で分からない言葉も出てきてたのちょっと前までは。
それが今そういう事なんだなと思いつつ聴くとねもう心の中に電流が走るね。
そのいろんな欲望が君の中でどうなっていくと思うの?だから物欲性欲権利欲ずっと続けていきたいね。
ハハハハハハハ…!じゃあこの歌と結び付かないじゃない。
でも結び付かない俺がそういう歌を聴いてそういうのをあえて思わせる。
しょうがないねそれが高田純次なんだから。
・「木枯らしとだえて」・「冴ゆる空より」・「地上に降りしく」・「奇しき光よ」・「ものみな憩える」・「しじまの中に」・「きらめき揺れつつ」・「星座はめぐる」・「ほのぼの明かりて」・「流るる銀河」・「オリオン舞い立ち」・「スバルはさざめく」・「無窮をゆびさす」・「北斗の針と」・「きらめき揺れつつ」・「星座はめぐる」人生を彩った音楽は記憶を鮮やかに呼び覚まします。
人生の大切な10曲。
あなたはどんな音楽を選びますか?2014/07/17(木) 23:00〜23:45
NHKEテレ1大阪
ミュージック・ポートレイト「高田純次×大竹まこと 第2夜」[字]
高田純次×大竹まことの「人生の10曲」▽テキトー男・高田のダンディズムが表れた映画の主題歌▽大竹を団塊世代の代弁者へと背中を押してくれた中島みゆきの曲
詳細情報
番組内容
高田純次×大竹まことの「人生の10曲」を持ち寄り対談!▽団塊世代のマルチな才能を発揮する高田と大竹。親交が深い2人が浮き沈みの激しい人生を語りつくす▽テキトー男・高田のダンディズムが表れた映画の主題歌▽大竹を団塊世代の代弁者へと背中を押してくれた中島みゆきの曲▽「セーラー服を脱がさないで」おニャン子クラブ、「雨上がりの夜空に」忌野清志郎、エリック・クラプトン ほか
出演者
【出演】高田純次,大竹まこと
ジャンル :
音楽 – その他
趣味/教育 – 音楽・美術・工芸
バラエティ – トークバラエティ
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