情報まるごと 2014.07.03

こんにちは。
情報まるごとです。
九州北部では非常に激しい雨が降っています。
50年に1度の記録的な大雨になっている所もあるということです。
まずは福岡からお伝えします。
梅雨前線や低気圧の影響で、九州では北部を中心に、非常に激しい雨が降り、長崎県では50年に1度の記録的な大雨になった所があります。
九州北部では、もうしばらくは猛烈な雨が降るおそれがあり、気象台は土砂災害への厳重な警戒を呼びかけています。
気象台によりますと、活動が活発な梅雨前線が、九州北部地方をゆっくり南下していて、大気の状態が非常に不安定になっています。
長崎市長浦岳では、午前8時半までの3時間に降った雨が205ミリに達するなど、長崎県内では午前中の3時間に降った雨の量が、50年に1度の記録的な大雨となった所があります。
長崎県では土砂災害の危険性が非常に高くなっている所があります。
この時間は、熊本県を中心に雨が強まっていて、午後1時までの1時間に、熊本県の阿蘇山で57ミリの非常に激しい雨を、熊本県阿蘇市乙姫で44ミリの激しい雨を観測しました。
九州北部ではもうしばらくは局地的に雷を伴って猛烈な雨が降るおそれがあり、九州南部では夕方にかけて非常に激しい雨が降るおそれがあります。
1時間に降る雨の量はいずれも多い所で熊本県で80ミリ、大分県で70ミリ、奄美地方を除く鹿児島県で60ミリ、宮崎県で50ミリと予想されています。
またあす正午までの24時間に降る雨の量は、いずれも多い所で熊本県と奄美地方を除く鹿児島県で180ミリ、長崎県と宮崎県で150ミリ、福岡県と佐賀県と大分県で120ミリと見込まれています。
気象台では土砂災害に厳重に警戒するとともに、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫などに警戒するよう呼びかけています。
続いて避難の状況です。
長崎市では大雨の影響で崖崩れや道路の冠水などが相次いでいることから、住民8人に避難勧告が出されています。
避難準備情報です。
福岡県では、宗像市の市内全域の4万312世帯、朝倉市ははき地区全域など5321世帯、八女市は4945世帯、また福津市は市内の545世帯に避難準備情報が出ています。
佐賀県では、嬉野市の合わせて4つの地区の191世帯、吉野ヶ里町の27世帯に避難準備情報が出ています。
それでは熊本、長崎、佐賀からお伝えします。
熊本です。
熊本県でも、各地で大雨となっています。
菊池市では正午過ぎまでの1時間に69ミリ、玉名市では午前11時半までに60ミリ、あさぎり町で正午過ぎまでで50.5ミリの非常に激しい雨を観測しました。
気象台によりますと、このあとも午後3時ごろにかけて、局地的に雷を伴って、熊本地方は1時間に80ミリの猛烈な雨、阿蘇地方と天草・芦北地方、球磨地方は、1時間に70ミリの非常に激しい雨が降るおそれがあります。
気象台は県内全域に大雨洪水警報を出して、警戒を呼びかけています。
大雨で荒尾市によりますと、これまでに荒尾市まんだで1棟が一時、床上まで水につかったほか、荒尾駅の周辺などで、13棟の床下が一時、水につかったということです。
現在は水が引いているということです。
河川の水位は熊本県によりますと、川の水があふれ出すおそれがある、氾濫危険水位を超えている所はなくなりましたが、自主的な避難の目安となる、避難判断水位を超えている所があり、県では警戒を呼びかけています。
また大雨によって鉄道に影響が出ています。
JR鹿児島線は、福岡県の銀水駅と玉名駅の間、肥薩線は人吉駅と鹿児島県の吉松駅の間で運転を見合わせています。
JR豊肥線は、肥後大津駅と大分県の豊後竹田駅の間の運転を見合わせています。
また西日本高速道路によりますと、九州自動車道は、南関インターチェンジと熊本インターチェンジの間の上下線で、通行止めになっています。
熊本でした。
長崎です。
長崎県内は50年に1度の記録的な大雨となった所があり、気象台では、地盤が緩んでいるため、土砂災害に厳重に警戒するよう呼びかけています。
長崎県内では、けさ早くから、雨足が急激に強まり、気象台によりますと、長崎市長浦岳では、午前8時過ぎまでに96ミリの猛烈な雨を観測し、午前8時半までの3時間に降った雨は、205ミリに達しました。
長崎地方気象台では、長崎市、西海市、東彼杵町の一部では、50年に1度の記録的な大雨になったとしています。
気象台では、長崎県の広い範囲に大雨洪水警報を出しているほか、長崎県と気象台では、長崎市、西海市の広い地域、それに東彼杵町、時津町、長与町に土砂災害警戒情報を出しています。
長崎市大浜町では、きょう午前9時半ごろ、住宅の裏山が崩れ、住宅の敷地に土砂や水が流れ込みました。
住民は2階に逃れ、けがはなかったということです。
JR長崎駅です。
線路が完全に冠水しています。
こちらは午前11時半ごろのJR長崎駅です。
線路は完全に水没し、長崎駅を含む区間などで、列車が運転できなくなりました。
現在も運転の見合わせや、ダイヤの大幅な乱れが相次いでいます。
気象台は引き続き、土砂災害に厳重に警戒するとともに、低い土地での浸水、河川の増水や氾濫に警戒するよう呼びかけています。
長崎でした。
佐賀です。
佐賀県内ではこれまでの雨で総雨量が220ミリを超えている所があり、気象台では引き続き県内に大雨や洪水の警報を出して、土砂災害などに警戒を呼びかけています。
佐賀県ではきょう未明から雨足が強まり、午前7時までの1時間には、嬉野市で55.5ミリ、午前8時までの1時間には、佐賀市で54ミリの非常に激しい雨を観測しました。
これまでの雨で、県内ではきのう朝の降り始めからきょう午後1時までの総雨量が、佐賀市で225ミリ、鳥栖市で211ミリなどと、多い所で220ミリを超えています。
気象台では引き続き、太良町を除く佐賀県の南部に大雨警報を出しているほか、佐賀市と白石町には合わせて洪水警報を出しています。
また嬉野市と鹿島市に出されていた土砂災害警戒情報は、午後1時過ぎに解除されました。
一方、これまでの雨で、嬉野市と吉野ヶ里町では合わせて218世帯に引き続き避難準備情報を出しています。
住宅などにも被害が出ています。
県内では鳥栖市で住宅1棟が床上まで水につかったほか、上峰町、武雄市、嬉野市、それに神埼市の合わせて住宅7棟で、床下が水につかる被害が出ました。
さらに佐賀県教育委員会によりますと、県内では佐賀市や武雄市などの合わせて12の小中学校と幼稚園がきょう、臨時休校となったほか、県内の合わせて17の小中学校と高校では、授業の時間を変更するなどの対応を取りました。
一方、長崎自動車道は、佐賀大和インターチェンジと多久インターチェンジの間、それに嬉野インターチェンジと長崎県の大村インターチェンジの間で通行止めが続いています。
佐賀でした。
お伝えしていますように、梅雨前線や低気圧の影響で、九州では北部を中心に非常に激しい雨が降り、長崎県では50年に1度の記録的な大雨になった所があります。
九州北部ではもうしばらくは猛烈な雨が降るおそれがあり、気象台は土砂災害への厳重な警戒を呼びかけています。
気象台によりますと、活動が活発な梅雨前線が九州北部地方をゆっくり南下していて、大気の状態が非常に不安定になっています。
あす正午までの24時間に降る雨の量は、いずれも多い所で、熊本県と奄美地方を除く鹿児島県で180ミリ、長崎県と宮崎県で150ミリ、福岡県と佐賀県と大分県で120ミリと見込まれています。
気象台では土砂災害に厳重に警戒するとともに、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫などに警戒するよう呼びかけています。
ここまで九州の大雨の情報をお伝えしました。
では、この雨について、詳しく解説していきます。
気象予報士の奈良岡さんです。
九州北部で、非常に激しい雨が降っています。
では、雨雲の様子を詳しく見ていきます。
けさです。
けさは長崎県で1時間に96ミリという猛烈な雨が降りました。
午前中は長崎県や佐賀県の辺りに、発達した雨雲がかかり続けて、ゆっくりと南へ下がってきて、今は熊本県の辺りで、線状の雨雲がかかっています。
こうした線状の雨雲というのは、同じ所でかかり続けて、数時間の集中豪雨をもたらすような雨雲なんです。
このあとももうしばらくは猛烈な雨が降るおそれがあります。
この雨雲の動きに、この先も注意が必要です。
では、これまで降った雨の量を見ていきましょう。
この時間までの24時間で、九州北部を中心に200ミリを超える雨が降っています。
多い所では、長崎県、300ミリを超えている所もありますし、佐賀県でも200ミリを超えています。
土砂災害、警戒が必要です。
ではこのあとの雨の見通しを見ていきます。
夕方、九州南部では、このあともしばらく、非常に激しい雨が、1時間に50ミリ以上の非常に激しい雨が降りそうです。
そのあと次第に九州にかかっていた雨雲、四国にも夜はかかって、発達した雨雲、かかりそうです。
近畿地方でもあすの明け方にかけて非常に激しい雨が降るおそれがあります。
1時間に50ミリ以上の非常に激しい雨というのは、滝のような降り方をして、目の前が真っ白になるような降り方をしますので、車の運転が危険になるような降り方です。
そうした降り方をしているときには、できるならば、車の運転、控えるようにしてください。
また雨の量、多くなりますので、これまでに降った雨の量も多くなっています。
土砂災害や川の増水、低い土地の浸水に警戒をしてください。
次は、北朝鮮との政府間協議についてです。
政府は北朝鮮が、拉致被害者らを調査する、特別調査委員会について、実効性のある調査が行われると判断できるとして、あす4日に委員会が発足し、全面的な調査が開始される時点で、日本が独自に行っている制裁措置の一部を解除する方針を決めました。
安倍総理大臣は記者団に対し、国家的な意志決定ができる組織が前面に出るかつてない体制が出来たと判断した。
全面的な解決に向けて、一層身を引き締めて、全力で当たっていくと述べました。
政府は、おととい、中国の北京で北朝鮮との政府間協議が行われたことを受けて、きょう午前、総理大臣官邸で安倍総理大臣や菅官房長官らが出席して、拉致対策本部の関係閣僚会議や、NSC・国家安全保障会議を開き、対応を協議しました。
この中では、政府間協議で北朝鮮側が、拉致被害者を含むすべての日本人行方不明者の調査を行う特別調査委員会について、最高権力機関の国防委員会がすべての機関を調査できる特別な権限を与え、秘密警察に当たる国家安全保衛部の幹部が参加すると説明したことなどが報告されました。
そして、実効性のある調査が行われると判断できるとして、あす4日に委員会が発足し、全面的な調査が開始される時点で、日本が独自に行っている制裁措置の一部を解除する方針を決めました。
このあと菅官房長官が会見しました。
解除される制裁措置は、人の往来に関する規制や、北朝鮮に送金する際などに報告を義務づけている措置、それに人道目的の北朝鮮籍の船舶の入港禁止の3つで、政府はあす閣議決定を行うなどして、解除に向けた手続きを進めることにしています。
一方で、政府は北朝鮮の核やミサイル開発を受けて、国連安保理の決議に基づいて行っている、団体や個人に対する資産凍結措置に加え、マンギョンボン号の入港禁止や、輸出入の禁止など、ほかの独自の制裁措置は引き続き維持し、アメリカや韓国とも緊密に連携しながら対応していく方針です。
また菅官房長官は、北朝鮮側からの調査結果の通報のタイミングについて、現時点で具体的に決まっているわけではないが、最初の通報は、ことしの夏の終わりから秋の初めごろに行うことが望ましいという点で、北朝鮮側と認識を共有していると述べました。
さらに記者団が、北朝鮮側から日本人の生存者リストが提示されたという報道があるがと質問したのに対し、全く報告を受けていないし、ありえないと述べました。
北朝鮮の再調査が始まることと、日本独自の制裁措置の一部を解除する方針を決めたことについて、拉致被害者の家族は次のように話しています。
では、拉致被害者の増元るみ子さんの弟の照明さんと電話がつながっています。
増元さん、こんにちは、小澤と申します。
よろしくお願いいたします。
よろしくお願いします。
拉致被害者家族の方々から、早い前進を望む声、聞かれました。
増元さんは今、どんなお気持ちですか?
そうですね、今回の協議で、なんらかの提示があったと思いますけども、調査委員会が出来ているというよりも、人員というよりも、果たして北朝鮮が拉致被害者を返すか返さないかの決断をしているのかどうかを見極めるための協議であってほしいですね。
本当に家族の方々は拉致問題の解決を長年、望んで戦ってらしたと思うんですけれども、今度こそという思いをやはり、お持ちでしょうか?
いや、今度こそというか、これがもう、最後の交渉と思って、もう背水の陣で、日本政府もやっていただきたいと思います。
家族の方々の高齢化で、時間が重くのしかかってきていますけれども、今後の対応、どんなことを臨んでらっしゃいますか?
もう皆さんおっしゃるように、今回の交渉ですべての拉致被害者を取り戻し、拉致問題を終結させていただきたい。
その一点ですね。
そのために大事にしてほしいのは、どういうことでしょうか?
北朝鮮という政権をよく理解して、ごまかされるということはないでしょうけれども、こちらの主張をあくまでも最後の最後まで貫いていただきたいと思ってます。
やはり、先ほど、家族の方々からも強い思いでといったようなことばが聞かれましたけれども、やはりそういう強い姿勢でというところでしょうか?
そうですね。
やはり一歩も譲らないというか、一歩も引かないという姿勢は必要ですよね。
これは交渉ではなくて、本当に戦いだと思いますよ。
北朝鮮と日本との。
テーブルの上の戦いだと思います。
この戦いに負けるわけにはいかないという強い気持ちでやっていただきたいですね。
増元さん、どうもありがとうございました。
ありがとうございました。
増元照明さんに伺いました。
では、ここからはですね、朝鮮半島情勢に詳しい静岡県立大学教授の伊豆見元教授とお伝えしていきます。
伊豆見さん、よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
まずはこの特別調査委員会についてなんですけれども、政府は実効性のある調査が行われると判断できるとしましたけれども、伊豆見さんはどのように見てらっしゃいますか?
少なくともそういう印象を、大変強く与えるものではあると。
権限がちゃんと国防委員会から付与されてますし、しかもメンバーは大事なんですけれども、どういう人物がメンバーに入ってるかというのが大事かというのは、われわれ、よく分かりませんが、しかし、機関としては非常に重要な、実際、実効性のある調査ができる機関がすべて入ってきていると言っていいと思いますね。
そこを見ていきましょう。
きょう発表されました特別調査委員会ですけれども、まず委員長ですね。
ソ・テハ国防委員会安全担当参事、そして兼、国家安全保衛部副部長。
さらに副委員長が2人います。
キム・ミョンチョル国家安全保衛部参事。
そしてパク・ヨンシク人民保安部局長と。
さらに4つ、分科会がありまして、それぞれ拉致被害者、行方不明者、そして遺骨、残留日本人・日本人配偶者というふうな、こういった4つの分科会になります。
さらになんですけれども、この下です。
国防委員会、先ほど委員長の所属ということですね、国防委員会ということばが出てきましたけれども、このように国防委員会というところがあって、その下に国家安全保衛部といったさまざまな機関があるということで、ここと非常につながりの感じられる調査委員会だということなんですね。
メンバーの肩書を見て、考えていくべきなんでしょうか?どう見られていますか?
そうですね。
肩書が非常に大事ですし、すべての拉致問題、あるいは日本人の生存している人たちに関わる機関といいますか、すべて網羅されているっていう話になりますし、特に重要なのは、やはり警察ですよね、もちろん。
北朝鮮の場合ですと、国家安全保衛部っていうのが、今まで秘密警察といわれてましたけれども、この数年は表舞台にずいぶん出てくるようになりましたし、しかも、キム・ジョンウン第1委員長とも、もちろん直結しているといわれてるとこですから、非常に重要な部署である。
人民保安部というのは、もともと表に出てくるような警察なんですね。
ですから、その2つの警察がちゃんと入ってるっていうこともありますし、何よりも、委員長は国防委員会の参事であるとともに、大事なことは国家安全保衛部の副部長ということですね。
ですから今回の調査の中心になるのが、この国家安全保衛部というふうになるだろうと考えられてますから、そこの副部長がちゃんと委員長を務めるということであれば、形はかなりきちっと整っているということになりますし、後は4分科会に分けてますが、それぞれ性格がずいぶん違う所もありますので、例えば残留の日本人の方、あるいは日本人の配偶者の方のところではね、例えば赤十字がちゃんと入って、調査をやると、それもなかなか、確かにそういう形でやらなきゃよく分からないだろうねということが出てますんで、全体として、この特別調査委員会というのは、きちっとした調査ができるような、ふうに見える、今の段階では単に見えるだけなんですけれども、そういうものにはなっていると言っていいと思います。
ただ、これまでの過去を振り返ってみますと、もう10年たってしまいましたが、2004年には拉致問題、調査に限界があったとしていました。
そして2008年には先送りされてしまって、こういった過去の事例がある中で、今回は強い権限を持っていて、前回、今までとは違う形と見ていいんでしょうか?
明らかに前回、調査委員会が組織されたのは2004年なんですね。
2008年のときは組織される前に、北朝鮮がそれをぶち切っちゃいましたから、終わりましたけども、2004年、10年前の調査委員会に比べたら、明らかに今回のほうが権限が強くなってます。
それは国防委員会から権限を付されて、しかも中心に国家安全保衛部が座ってるってことです。
前回は人民保安部、当時は人民保安庁だったんですけれども、そこの担当局長が委員長を務めてたんですが、2004年と比べたら、明らかに今回のほうが権限、機能も強化されているということはいえるだろうと思いますから、構成は本当に問題ないと思います。
ですから、問題は確かに、北朝鮮というのは、過去を振り返ると、約束をしたことをきちっと守らないことが多々あるので、今回もきちっと守るかどうかは、これから見ていかなきゃいけないという話になると思います。
今この注目と、下にありますけど、そういう意味では、このメンバーの違いというところはあるんだと思いますね。
そうですね。
やはり気になるのは、拉致被害者の方々が帰ってくるのかどうかというところですけれども、そこはどう見てらっしゃいますか?
可能性は十分にあるんだろうと思うんですね。
重要なのは、今回の合意というのは、5月29日にストックホルムの日朝協議で出来た合意、発表したのがここに出てきたものですが、その中で北朝鮮側は自分たちがやることとして、拉致被害者および行方不明者に関しては、仮に生存者が発見できた場合、調査をして。
そのときにはちゃんとその状況を日本側に伝えて、そしてその人たちを帰国させる方向で日本側と協議するということ、自分たちがやる措置として、きちっと合意文の中に入れてるんですね。
ということは、やはり生存者が発見される可能性というのが、すでに相当あるという前提で、北朝鮮は自分たちの取る措置として、そういう約束をしてきたと考えられますので、やはり生存者がなんらかの形で発見されるということは、十分考えられると思います。
日本が求めるというよりも、北朝鮮側がその文言を提示してきたことが大きいということですね。
そうですね、自分たちが北朝鮮側が、やるほうの措置として挙げていることですね。
だからそれが意味があるということになります。
その意味で注目の、この下の所が合意文ということで、北朝鮮の、なんていうか、姿勢というか、そういったものが表れているということですね。
そうですね。
ただもう一つ、合意文で大事なのは、今回も再確認されてますけど、調査は全分野を同時並行でやる。
4つの分科会のものが全部同時並行でいって、1つを優先させないという言い方をしてますから、ということは、結果が出てくるときは、例えば拉致被害者の話だけが結果が出てくるわけではないですね。
それと同時に、行方不明者であり、あるいは遺骨の問題もある程度、結果が出、そして残留の日本人、あるいは日本人配偶者の方たちの問題もすべて同時に結果が出てきたときに、初めて表に出てくるってことですから、今、数か月で一つ、ある結果が出てくればいいという期待がありますけれども、それは全部の結果ということになると、結構、時間がこれからかかる可能性もあると考えとかないといけないと思うんですね。
一方でこの合意文、日本ですね、今回、こちらが解除する3つの方針決定ということですけれども、これ、カードを使ったということになるんじゃないかという不安も感じるんですが、これはどうなんでしょうか?
もちろんカードを使ったんで、これは先ほど安倍総理も言われてましたけれども、行動対行動の原則、この原則で今回、合意ができて動くようになったわけですね。
北朝鮮がある行動を取るならば、日本もそれに合わせた行動を取るということです。
ですから、そのカードです。
皆さんが心配するのはカードをつかいきったんじゃないかというだとおもうんですけれどもとんでもない話で、それはカードの最初の1枚で、非常に薄っぺらな1枚を使ったと考えていただければいい。
これ3つとも、実質的に北朝鮮が得をするような話じゃないんですね。
得をするような話じゃないんですか?
ないです、別に往来が規制されてたものができるようになったからといって、突然、経済的に何か潤うわけではありませんし、あるいは送金も禁止されてたものができるようになるわけじゃなくて、もともと送金できてたんですよ。
ただ申告しなきゃいけなかったものがなくなるよってだけの話ですね。
あるいは北朝鮮の船舶が入ってくるといっても、人道目的という、限定されてますから、それはあまり意味があるもんではない。
ですからカードとしたら、非常に薄いカードなんですね。
ということは、日本はまだまだこれから粘り強く、そして強い姿勢で交渉していけると考えていいということですよね?
うん、もちろんそういうことでもありますし、まだ行動対行動で動いていくときのカードは、日本側はもちろんたくさん持っているわけですし、特にその中で最後は、今回の合意というのは、拉致問題についてのみ合意したんではなくて、もう少し広く、最終的には日朝の正常化を目指すために、諸懸案ですから、拉致だけじゃなくて、核・ミサイルがありますし、あるいは過去の清算といった問題も解決するために、そっちの方向に動いていこうという約束してるんですね。
ですから日本はその中で信頼を醸成して、関係を改善することを行うと言ってますんで、こちらがやらなきゃいけないことも実はたくさんあるということですね。
だから行動対行動ですから、日本が動くこともきちっとやらないと、実は北朝鮮は動いてこないと、こういう話になっているわけです。
ただ、日朝間での進歩が少しずつでも見えているように取れるんですが、ただ一つ、心配なのが先月末と今月に入って、北朝鮮がミサイル、ロケットを発射したというニュースがありまして、どうして今、この時期にと、ちょっと不安に思う部分もあったんですが。
たまたまそれはきょうから、中国の習近平国家主席が韓国を国賓として訪問してますが、これに合わせた話だと言っていいと思うんですね。
北朝鮮が発射したものは、みんな距離が短い、射程距離が短いもので、日本に届く、あるいは日本を目的にした、日本をにらんだものではないと、一応考えられます。
ということはやっぱり韓国なんですね。
韓国をある意味でこうやって脅して、韓国を軍事問題についての交渉のテーブルにつかせたい。
あるいは中国にそういうふうに韓国を説得してほしいと、そういう恐らく意図があったと思うんですけれども、従って、われわれに直接向けられたものではありませんが、しかし、一方で、日朝交渉、こうやって進めようというときに、やっぱり北朝鮮はそのミサイルを発射すると、とんでもない話なので、これは当然、日本は強く抗議するのみならず姿勢を変えさせようとしていますが、今後はそれも大変重要ですね。
やっぱり拉致問題っていうのは、きちっとそれを解決していくときには、ミサイルについても、あるいは核問題についても北朝鮮の姿勢が変わること、変えていくこと、これが非常に重要だと思いますし、それが拉致問題の解決にやはり結び付いていくということだと思います。
ミサイル・核、拉致問題と、すべて解決に向けてっていうのが、拉致問題を解決するというところから見ると、どういう効果があるというふうに考えられますか?
結局、その3つを解決しないと、正常化ってできませんし、正常化ができないと、過去の清算、北朝鮮に対する大規模な経済援助もないんですね。
北朝鮮が欲しいものっていうのは、やっぱり過去の清算であり、正常化だとすると、北朝鮮にとって、欲しいものが手に入るのは、拉致問題だけじゃ入らないんですよ。
やはり核問題もミサイル問題も解決しなければいけない。
と言うのは北朝鮮もそれは分かっているはずですから、やはり拉致問題を解決するためには、北朝鮮に得になることも考えてやらなきゃいけないとすると、拉致問題にプラスして、核問題、ミサイル問題も一緒に協議し、北朝鮮の姿勢を変えていくことがやっぱり重要になると、そう思います。
朝鮮半島情勢に詳しい、静岡県立大学の伊豆見元教授に伺いました。
ありがとうございました。
ありがとうございました。
次は気象情報です。
奈良岡さん。
梅雨前線の活動が活発です。
前線周辺では非常に激しい雨が降っています。
こちらは現在の熊本空港の様子です。
正午ごろは特に激しく降っていましたが、この時間も断続的に雨が降っています。
この時間、熊本県や宮崎県周辺に、活発な雨雲がかかっています。
このあとも西日本は非常に激しい雨が降るおそれがあります。
西日本、大雨に警戒が必要です。
では、雨雲の様子を振り返っていきましょう。
午前7時から見ていきます。
長崎県や佐賀県の辺りに、特に発達した雨雲がかかっていましたが、ゆっくりと南に下がって、今は宮崎県や熊本県周辺に、発達した雨雲がかかっています。
これからまだ雨が降り続くおそれがありますので、雨の量、増えていきそうです。
これまでに降った雨の量、見ていきます。
この時間までの24時間で、九州の北部などで200ミリを超えるような雨が降りました。
では、雨の原因を天気図で見ていきます。
原因は低気圧や梅雨前線です。
この前線に向かって南から非常に湿った空気が流れ込んでいるために、九州で大雨となっているんです。
前線は次第に東へ進む見込みで、激しい雨のエリアも、東へと広がっていく見込みです。
ではこのあとの雨の予想を詳しく見ていきます。
夕方も九州南部で非常に激しい雨が降るおそれがあります。
そのあと、四国や近畿地方でも、活発な雨雲がかかって、非常に激しく雨が降るおそれがあります。
数時間で100ミリを超えるような雨になりそうです。
そのあと、日付が変わるころになりますと、東日本も雨の降り方、強まっていくでしょう。
そしてあすの朝、通勤・通学の時間帯、関東の沿岸部でも激しい雨が降るおそれがあります。
あすの昼までに予想される雨の量は、多い所で四国や近畿地方、200ミリです。
九州は180ミリが予想されています。
このあとも土砂災害や川の増水、低い土地の浸水に警戒が必要です。
毎週木曜日にお伝えしています、やす短歌なお短歌のコーナーです。
歌人の小島なおさんとお伝えしていきます。
よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
皆さんから頂きました短歌も合わせてご紹介してまいります。
さあ、小島さん、まず今回のお題の確認をお願いします。
今回は雷でした。
この時期、特にご注意いただきたいんですが、ただ、短歌の題材としてはよく詠まれる?
そうですね、季節のものですし、イメージが膨らみやすいと思います。
さあでは、私の短歌からご紹介してまいります。
こちらです。
今回、宿題で生活詠、暮らしの中で雷を詠みましょうという宿題を頂きました。
思ったのが、雷って、鳴ると、突然、日常ががらりと非日常に変わる現象だなと思って、そんな驚きを詠んでみました。
評価をお願いします。
今回は4。
よくできました。
高いですよ。
ありがとうございます。
すごい最近、いい調子ですよね。
ですよね?
どうしたんですか?
なんか怖いぐらいに。
落とし穴の予感ですね。
落とし穴。
解説させていただきますね。
歯磨きという小さな個人的な場面から、はるかかなたの空の雷へ、距離的な奥行きが生きている一首でした。
クールミントということばもアクセントとなって効いています。
このままでも大きな問題はないのですけれども、結句、雷鳴響くをこんなふうに今回は添削をしてみました。
雷鳴自体に響くという意味が含まれているので、遠く雷鳴るとしました。
遠くということばを入れることによって、奥行きがさらに広がるのではないかと思います。
なるほど。
らいって、詠むんですね。
そうなんです。
文字数が短くて済むので、短歌ではよくこういう使い方をします。
そうか、雷ってちょっと長めでどうしようと思ってました。
2倍ですからね、らいとかみなり。
そうなんですよね。
そうそうそうそうそう。
そうか、らいって使えば、結構、表現しやすくなりそうな気がしました。
そうなんです。
そこできょうの宿題のポイントは。
生活詠ですね。
生活詠は当たり前の中に発見をするということです。
特別なことや、刺激的なことというのは、歌になりやすいんですけども、当たり前過ぎて見逃しがちな日々の出来事を、改めて見つめ直すことによって、そこに歌の種を発見できるということです。
なんだか、短歌の入り口としては生活詠というのはいいような気がしますね。
はい、入りやすいところで、見つめ直すっていうことですね。
なるほど。
そのかわり、ピッとね、アンテナ張って。
そうですね、日常に。
ありがとうございました。
では、皆さんから頂いた短歌、ご紹介してまいります。
まずはこちらの歌です。
自然と共にある体感が、畑仕事の生き生きとした描写に伝わってきました。
次の歌です。
なんといっても、雷銀座ということば選びのおもしろさですね。
栃木、群馬、茨城の北関東は、雷の多さからそう呼ばれているんです。
さあ、次が今週のなおのイチ押しです。
濃い赤色の花が燃えるように群れ咲く鶏頭。
くらくらとくらむような鶏頭と、遠雷の不穏な気配が怪しく魅力的。
歩道から空へ距離が広がって、豊かな一首でした。
お寄せくださった皆さん、どうもありがとうございました。
ありがとうございました。
やす短歌なお短歌、次回も皆さんからの短歌をお待しております。
小島さん、お題をお願いします。
次回は、汗です。
蒸しますからね。
そうですね。
この時期、出てますね、しっかり。
出てますよね。
今も?
今は大丈夫でしょ。
出勤のときとか、つい汗ばんじゃいます。
汗、詠むときのポイントはどうでしょうか。
汗そのものを詠むよりも、汗をかく場面とか、そのときの自分の状況を詠んでみるのも、意外と個人的な場面が見えて、おもしろいと思います。
そして落とし穴の予感もしている、私への宿題をお願いいたします。
小澤さんへの宿題は、職業詠。
職業詠というのは?
職場、職業を歌に詠み込むというのが、職業詠です。
小澤さんの場合はアナウンサーですね。
なるほど。
冷や汗。
違うか。
そっちの汗出ちゃってるという。
でも、詠というもの、小澤さん、得意ですよね、事実詠とか、こういった。
まあ、そういった宿題が多いといったこともあるかもしれません。
頑張ります。
頑張ってください。
小島さん、どうもありがとうございました。
頑張ってください。
やす短歌なお短歌、小島なおさんとお伝えしました。
さあ、お伝えしていますように、低気圧と前線の影響で、九州北部では非常に激しい雨が降っています。
九州ではきょう夕方にかけて、局地的に雷を伴って、非常に激しい雨が降るおそれがあり、土砂災害や川の氾濫などに厳重な警戒が必要です。
午前11時半ごろのJR長崎駅です。
ホームの下のレールが敷かれている場所が冠水しました。
九州では大雨による影響が続いています。
気象庁によりますと、九州北部を中心に発達した雨雲がかかっていて、午後1時までの1時間には、熊本県阿蘇山で57ミリの非常に激しい雨が降ったほか、熊本県が設置した雨量計では、西原村で79ミリの非常に激しい雨を観測しました。
長崎市と長崎県の西海市、東彼杵町では、午前中の3時間の雨量が、50年に1度の記録的な大雨となった所があります。
長崎県ではきのうの降り始めからの雨量が、多い所で300ミリを超え、土砂災害の危険性が非常に高くなっている地域があります。
九州ではきょう夕方にかけて、局地的に雷を伴って、1時間に50ミリ以上の非常に激しい雨が降るおそれがあり、九州北部では、このあとしばらくは局地的に猛烈な雨が降るおそれがあります。
また前線が次第に南下するため、四国では今夜にかけて、近畿ではきょう夕方からあす明け方にかけて、1時間に50ミリの非常に激しい雨が降るおそれがあります。
あす昼までに降る雨の量は、多い所で四国と近畿で200ミリ、九州で180ミリと予想されています。
気象庁は、土砂災害や川の氾濫などに厳重に警戒するとともに、落雷や竜巻などの突風にも十分注意するよう呼びかけています。
ここまで九州の大雨についてお伝えしました。
にじまると各地の空を散歩する、にじさんぽです。
気象予報士の奈良岡さんと一緒にお伝えします。
きょうは西日本で大雨に警戒が必要です。
それでは空の様子を見ていきましょう。
こちらは熊本市内なんですけれども、やはり皆さん、傘差してらっしゃいますね。
まだそこまで雨は強くないようですが、このあと、今のお天気など、どうでしょうか?
今、熊本県の辺りには、活発な雨雲がかかっていますので、もうしばらくの間は、猛烈な雨が降るおそれがあります。
土砂災害や低い土地の浸水、川の増水など、引き続き警戒をしてください。
かなり低い雲がかかっている様子が見て取れますね。
続いて島根県大田市です。
こちらもちょっと雲が出ていますが、石見銀山はきのう、世界遺産登録7周年を迎えまして、今週末にイベントが開かれるそうなんです。
ただ今後のお天気、心配ですね。
そうですね。
路面もぬれているようで、雨が降っていますね。
断続的にこのあとも雨が降りそうで、あすもぐずついた天気が続きますので、こちらも最新の気象情報にご注意ください。
こちらは、きれいな青空が広がっています。
北海道北見市です。
特産の赤い果肉で甘みの強い、北見メロンの収穫が今、盛んに行われているそうです。
こちらはよく晴れていますけれども、夜の初めごろにかけて、急な雷雨の可能性がありますので、天気の急変にお気をつけください。
やはり全国的に、ちょっと不安定な感じなんですね。
そうですね。
それでは改めて、あすのお天気、お願いします。
あすの明け方にかけて、近畿地方や東海地方、非常に激しい雨が降るおそれがあります。
関東などでも、あすの朝、通勤・通学の時間に特に雨の降り方が強まるおそれがありますので、注意が必要です。
では気温の予想です。
きょうの情報まるごとは、放送の内容を一部変更してお伝えしました。
予定していました義務教育の特集、あすお伝えすることにしています。
さあ、奈良岡さん、改めてですけれども、九州北部、猛烈な雨ということで、警戒が必要ですね。
そうですね、そのあと今、だんだん南部のほうに雨雲がかかってきてますので、九州南部もこのあとも非常に激しい雨に警戒が必要ですね。
そこからさらに東のほうへも激しい雨のエリアが広がっていきますので、四国地方ですとか、近畿地方も、1時間に50ミリ以上という激しい、非常に激しい雨が降るおそれがありますので、そちらの地域でもこれから雨に対する警戒が必要です。
2014/07/03(木) 14:05〜14:55
NHK総合1・神戸
情報まるごと[字]

▽北朝鮮の“本気度”は ▽義務教育が変わる? 【キャスター】小澤康喬,滝本沙奈,【気象キャスター】奈良岡希実子

詳細情報
出演者
【キャスター】小澤康喬,滝本沙奈,【気象キャスター】奈良岡希実子

ジャンル :
ニュース/報道 – ローカル・地域
ドキュメンタリー/教養 – 社会・時事
ニュース/報道 – 天気

映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 1/0モード(シングルモノ)
サンプリングレート : 48kHz

OriginalNetworkID:32080(0x7D50)
TransportStreamID:32080(0x7D50)
ServiceID:43008(0xA800)
EventID:4710(0×1266)