ニュース 2014.07.03

では引き続き大雨に関するニュースをお伝えしていきます。
低気圧と前線の影響で、九州北部では、猛烈な雨が降っています。
長崎県では、3時間に降った雨が50年に1度の記録的な大雨になった所があり、土砂災害や川の氾濫などに、厳重な警戒が必要です。
気象庁によりますと、九州北部を中心に発達した雨雲がかかっていて、午前8時過ぎまでの1時間には、長崎市長浦岳で96ミリの猛烈な雨を観測したほか、正午までの1時間には、熊本県菊池市で68.5ミリの非常に激しい雨が降りました。
長崎市と長崎県の西海市、それに東彼杵町では、3時間の雨量が50年に1度の記録的な大雨になった所があります。
きのうの降り始めからの雨量は、いずれも多い所で、長崎県で300ミリを超えているほか、佐賀県で200ミリを超え、長崎県と佐賀県、それに福岡県では、土砂災害の危険性が非常に高くなっている地域があります。
また熊本県では、川が氾濫する危険性が高まっている地域があります。
この大雨で、各地で被害が出ています。
福岡県福津市では、共同住宅の裏の斜面で、土砂が幅5メートル、高さ10メートルにわたって崩れました。
住宅への被害やけが人はないということです。
また福岡県東峰村では、国道211号線で、道路脇ののり面が崩れて、土砂が道路の片側を塞ぎ、通行できなくなっているということです。
けが人はいないということです。
長崎県でも被害が相次いでいます。
長崎県西海市の午前10時半ごろの様子です。
道路が完遂したあとでしょうか。
トラックには水が引いた跡が残っています。
住宅や商店では、住民が流れ込んだ水や泥などをかき出す作業に追われています。
こちらは、長崎市の大浜町です。
住宅の裏山が崩れ、住宅の敷地に土砂や水が流れ込みました。
住民は2階に避難して無事で、現在は別の場所に避難しているということです。
避難勧告も相次いでいます。
福岡県遠賀町は、土砂災害の危険が高まったとして、午前9時前、山沿いの地区にある老人ホームの利用者を対象に、避難勧告を出しました。
正午に解除されましたが、32人が町の福祉施設に避難したということです。
このほか福岡県内では、新宮町の594世帯、古賀市の220世帯、粕屋町のおよそ80世帯にそれぞれ避難勧告が出ています。
また長崎市田中町では、がけ崩れが起きたため、近くの住民3人に避難勧告が出ています。
九州北部ではこのあとも数時間は局地的に雷を伴って、1時間に80ミリの猛烈な雨が降るおそれがあります。
また前線が次第に南下するため、九州南部ではきょう夕方にかけて、四国では今夜にかけて、近畿ではきょう夕方からあす明け方にかけて、1時間に50ミリから60ミリの非常に激しい雨が降るおそれがあります。
あす昼までに降る雨の量は、いずれも多い所で、四国と近畿で200ミリ、九州で180ミリなどと予想されています。
気象庁は土砂災害や川の氾濫、低い土地の浸水などに厳重に警戒するとともに、落雷や竜巻などの突風にも十分注意するよう呼びかけています。
それでは現在の各地の様子です。
こちらは熊本市です。
川に勢いよく水が流れ込んでいます。
川の水量も多くなっているようです。
濁っています。
熊本市では午後0時20分までの1時間雨量が39ミリを観測しています。
そして熊本県内、午前11時半までの1時間には、玉名市で60ミリの非常に激しい雨が降りました。
熊本県では川が氾濫する危険性が高まっている地域があります。
このあとも厳重な警戒が必要です。
かわってこちらは長崎市です。
現在、雨は小康状態になっているようです。
ただ傘を差している人の様子が見えます。
長崎市、午後0時20分までの1時間当たりの雨量は2.5ミリです。
長崎市と長崎県の西海市、そして東彼杵町では、3時間の雨量が50年に1度の記録的な大雨となった所があります。
長崎県ではきのうの降り始めからの雨量は、多い所で300ミリを超えていて、土砂災害の危険性が非常に高くなっている地域があります。
こちらは佐賀市です。
佐賀市内、現在も黒い雲がたれ込めています。
佐賀県内、少しカメラに当たる雨の音が聞こえます。
午後0時20分までの1時間当たりの雨量は5ミリです。
佐賀県ではきのうの降り始めからの雨量が、多い所で200ミリを超え、土砂災害の危険性が非常に高くなっている地域があります。
このあとも急に雨足が強くなるおそれがあります。
厳重な警戒を続けてください。
それでは大雨の今後の見通しについて、気象情報担当の佐藤さんです。
この24時間に降った雨の量を見てみますと、九州北部では各地で200ミリを超えて、長崎県内では300ミリを超えた所があります。
けさからの雨の様子を見てみますと、けさは長崎県内で1時間に96ミリの猛烈な雨の降った所があります。
そして3時間の雨量は200ミリを超えた所があり、長崎県内では50年に1度の大雨の降った所があります。
この時間、九州北部には引き続き、線上の非常に発達した雨雲が連なっています。
こうした雨の下では、数時間の集中豪雨が起こりやすくなっています。
この時間は熊本県内で1時間に60ミリの非常に激しい雨の降っている所があります。
それでは雨の予想です。
九州北部ではあと数時間は、1時間に80ミリの猛烈な雨の降るおそれがあります。
夕方になりますと、四国から紀伊半島を中心に、1時間に50ミリ以上の非常に激しい雨の降るおそれがあります。
落雷や突風にも注意が必要です。
そして今夜の雨の予想です。
今夜は再び、九州北部は局地的に激しい雨の降るおそれがあります。
夜遅くなりますと、近畿から東海を中心に非常に激しい雨の降るおそれがあります。
さらに、あすにかけて見ていきますと、関東の沿岸部、あすの朝は激しい雨の降るおそれがあります。
それでは天気図です。
午前9時の天気図です。
九州付近には梅雨前線が伸びています。
前線の活動は活発になっています。
前線に向かって非常に暖かく湿った空気が流れ込んでいるために、前線や前線の南側で、激しい雨が降りやすくなっています。
そして今夜になりますと、前線は四国から紀伊半島付近に移る見込みです。
今夜になると、激しい雨の範囲が四国から紀伊半島を中心に移る見込みです。
このあとも西日本は広い範囲で大雨となるおそれがあります。
この前線はあす以降、西日本から東の太平洋沿岸に停滞する見込みです。
太平洋側では雨の降りやすい状態が続く見込みです。
それでは予想雨量です。
あす昼までの多い所は、九州で180ミリ、四国と近畿で200ミリの予想です。
今回の雨は、数時間で100ミリ、あるいは200ミリ近くに達するような大雨となるおそれがあります。
西日本は広い範囲で土砂災害、川の増水、また低い土地の浸水などに警戒が必要です。
今後も雨の情報には十分な注意が必要です。
それでは、現在の九州の雨の状況について、福岡からお伝えします。
福岡からお伝えします。
梅雨前線や低気圧の影響で、九州では北部を中心に各地で激しい雨が降っていて、長崎県では50年に1度の記録的な大雨になっている所があります。
九州北部ではもうしばらくは猛烈な雨が降るおそれがあり、気象台は土砂災害への厳重な警戒を呼びかけています。
気象台によりますと、活動が活発な梅雨前線が九州北部地方をゆっくり南下していて、大気の状態が非常に不安定になっています。
午前8時までの1時間に、長崎市長浦岳では95ミリの猛烈な雨を観測するなど、長崎県内では50年に1度の記録的な大雨になっている所があります。
また正午までの1時間に、熊本県菊池市で68.5ミリの非常に激しい雨を、熊本県あさぎり町で48ミリ、長崎県南島原市で38ミリの激しい雨を観測しました。
福岡県と長崎県、佐賀県では、土砂災害の危険性が非常に高くなっている所があります。
九州北部ではもうしばらくは、局地的に雷を伴って猛烈な雨が降るおそれがあり、九州南部では夕方にかけて非常に激しい雨が降るおそれがあります。
1時間に降る雨の量は、いずれも多い所で、熊本県と長崎県で80ミリ、福岡県、佐賀県、大分県で70ミリ、奄美地方を除く鹿児島県で60ミリ、宮崎県で50ミリと予想されています。
またあす正午までの24時間に降る雨の量は、いずれも多い所で、熊本県と奄美地方を除く鹿児島県で180ミリ、長崎県と宮崎県で150ミリ、福岡県と佐賀県と大分県で120ミリと見込まれています。
気象台では、土砂災害に厳重に警戒するとともに、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫などに警戒するよう呼びかけています。
福岡県の粕屋町、古賀市、神宮町、それに遠賀町に出されていた避難勧告は、先ほど解除されました。
繰り返します。
福岡県の粕屋町、古賀市、新宮町、それに遠賀町に出されていた避難勧告は、先ほど解除されました。
避難準備情報です。
福岡県の宗像市は市内全域に、福岡県朝倉市は杷木地区の全域など5321世帯、福岡県八女市は4945世帯、また福津市は市内の545世帯、みやま市では山間部の地域を対象に、避難準備情報が出ています。
では長崎、佐賀、熊本からお伝えします。
長崎です。
長崎県内では1時間に96ミリの猛烈な雨を観測した所もあり、気象台は50年に1度の記録的な大雨になっている所もあるとして、土砂災害に厳重に警戒するよう呼びかけています。
長崎県内では、けさ早くから、雨足が急激に強まり、気象台によりますと、午前8時過ぎまでの1時間に、長崎市長浦岳で96ミリの猛烈な雨を観測しました。
長崎地方気象台では、長崎市、江の島平島を除く西海市、東彼杵町では、50年に1度の記録的な大雨になっている所があるとしています。
気象台では、長崎県の広い範囲に大雨洪水警報を出しているほか、長崎県と気象台では、長崎市、佐世保市と西海市の広い地域、それに東彼杵町、川棚町、波佐見町、時津町、長与町に土砂災害警戒情報を出しています。
長崎市大浜町では、きょう午前9時半ごろ、住宅の裏山が崩れ、住宅の敷地に土砂や水が流れ込んで、住民が家から出られなくなりました。
住民は2階に逃れて無事で、現在は別の場所に避難し、けがはないということです。
またJRは、長崎線の長崎駅を含む区間で運転を見合わせているのをはじめ、運転見合わせやダイヤの大幅な乱れが相次いでいます。
気象台は、土砂災害に厳重に警戒するとともに、低い土地での浸水、河川の増水や氾濫に警戒するよう呼びかけています。
長崎でした。
佐賀です。
県内では総雨量が220ミリを超えている所があり、このあとももうしばらくは、非常に激しい雨が降るおそれがあるため、気象台は引き続き、警戒を呼びかけています。
午前10時ごろの佐賀市中心部の様子です。
道路が冠水し、車のタイヤが水につかっていて、車はスピードを落として走っています。
辺りは薄暗くなって、ライトをつけている車も見られます。
気象台によりますと、佐賀県内では正午までの1時間には、嬉野市で11ミリ、佐賀市北山で6ミリなどと、所によってやや強い雨を観測しています。
またきのう朝からきょう正午までの総雨量は、県内の多い所で220ミリを超えている所があります。
気象台では、太良町を除く全域に大雨洪水警報を出しているほか、佐賀県と気象台は嬉野市と鹿島市に、土砂災害警戒情報を出して、警戒を呼びかけています。
一方、この雨の影響で、県内では嬉野市、吉野ヶ里町の合わせて218世帯に、避難準備情報が出されています。
また県内の自治体によりますと、佐賀県内ではこれまでに合わせて6棟で、住宅の床上や床下が水につかる被害が出ています。
住宅の床上まで水につかったのは、鳥栖市で1棟、住宅の床下が水につかったのは、上峰町で3棟、武雄市で1棟、嬉野市で1棟となっています。
一方、長崎自動車道は、佐賀県内の佐賀大和インターチェンジと、多久インターチェンジの間、それに嬉野インターチェンジと大村インターチェンジの間で、通行止めとなっています。
佐賀県内では、もうしばらくは非常に激しい雨が降るおそれがあり、気象台では引き続き、土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に警戒を呼びかけています。
佐賀でした。
熊本です。
熊本県でも北部などで所によって、非常に激しい雨が降っています。
玉名市では、午前11時過ぎまでの1時間に、7月としては観測を始めてから最も多い58.5ミリの非常に激しい雨を観測しました。
また菊池市でも正午前までの1時間に、60ミリの非常に激しい雨を観測しました。
このあとも昼過ぎにかけて、局地的に雷を伴って、熊本地方は1時間に80ミリの猛烈な雨、阿蘇地方と天草・芦北地方、球磨地方は1時間に70ミリの非常に激しい雨が降るおそれがあります。
正午現在、熊本県内全域に大雨と洪水の警報が出されています。
荒尾市水防本部によりますと、正午過ぎの時点で、荒尾市まんだで床上浸水が1件、荒尾駅周辺をはじめ、市内の主に3か所で床下浸水が11件確認されたということです。
熊本県によりますと、長洲町を流れる浦川と、玉名市を流れる境川の南大門橋の観測所と唐人川、そして荒尾市を流れる菜切川の4つの河川で、かわのみずがていぼうをこえてあふれ出すおそれがある氾濫危険水位を超えたということです。
熊本県は周辺の住民に対して、河川の氾濫や低い土地の浸水などに警戒を呼びかけています。
この大雨で、鉄道に影響が出ています。
JR鹿児島線は、長洲駅と福岡県の銀水駅の間で、またJR肥薩線は人吉駅と鹿児島県の吉松駅の間の上下線で、運転を見合わせています。
また西日本高速道路によりますと、九州自動車道は大雨のため、熊本県内の南関インターチェンジと、熊本インターチェンジの間の上下線で通行止めとなっています。
気象台は土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水、氾濫に警戒するとともに、落雷や竜巻などの激しい突風に注意するよう呼びかけています。
熊本でした。
お伝えしていますように、梅雨前線や低気圧の影響で、九州では北部を中心に各地で激しい雨が降っていて、長崎県では50年に1度の記録的な大雨になっている所があります。
九州北部では、もうしばらくは猛烈な雨が降るおそれがあり、気象台は土砂災害への厳重な警戒を呼びかけています。
福岡県内の一部の市や町に出ていました避難勧告は、先ほど解除されました。
福岡県内の一部の市や町に出されていた避難勧告は先ほど解除されました。
ここまで九州の状況をお伝えしました。
お伝えしていますように、低気圧と前線の影響で、九州北部では猛烈な雨が降っています。
長崎県では3時間に降った雨が、50年に1度の記録的な大雨になった所があり、土砂災害や川の氾濫などに厳重な警戒が必要です。
(香澄)私と別れて下さい。
(英治)どうして…。
2014/07/03(木) 12:22〜12:45
NHK総合1・神戸
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ニュース/報道 – 定時・総合

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