これについても国家安全保衛部参事、あるいは人民保安部局長、こうしたことがですね、具体的に人名も含めて説明があったということでありますので、そうした意味合いにおいて、私たちが従来考えている中では、間違いなく権限があると思われる部分の方が、調査委員会になるということで、ここは体制が整っているというふうに、判断をしているということであります。
一部報道で、今回の日朝交渉の中で、生存者リストが提示されたのではないかという内容の報道がありますが、これについて事実関係をお願いします。
全く報告を受けておりませんし、そこはありえないというふうに考えてます。
今の制裁解除の中であった、船舶の往来について、入港禁止措置についてですが、マンギョンボン号は含まれないという理解でよろしいのですか?
はい、含まれてません。
関連で、マンギョンボン号が含まれないとなると、実質的に船の入港措置を解除したとしても、人道的物の往来というと、具体的にどれぐらいの物量だとか、実質、あまり意味がないのではないかということもいわれていますが、いかがでしょうか?
人道的ですから、例えば医薬品だとか、そういう感じのことになるだろうというふうに思ってます。
北朝鮮側は最近、中国と韓国が接近していると、孤立を深めていまして、日本を外交的に取り込みたいという見方が強いと思うんですけれども、それについて日本政府は、外交的に例えば韓国との連携、アメリカとの連携、日本だけ独走しないかという懸念については、どのように対応されるのか、北朝鮮の意図に関してはどう判断されているんでしょうか?
ここは、拉致、核、ミサイル、それとわが国にとってここは包括的に解決するという基本的な考え方は全く変わってません。
ただ、拉致問題というのは極めて人道的な問題であり、わが国特有の問題であります。
そういう中で今回、解除するというのは他の国が行ってない、私たち、わが国にとって拉致問題を中心に、これは総理や私が、今から、もう十数年前ですかね、制裁措置として国内で議員立法で作ったものですから、そうしたものについては十分考えながら、今、行っております。
そして当然、米国、韓国ともこうしたことについては連携をしているということであります。
菅官房長官の記者会見でした。
では、政治部、徳橋記者に、今の、まず発言のポイントから押えてもらおうと思います。
まず日程について言及がありました。
菅官房長官は北朝鮮の設置します特別調査委員会、これがあす4日に立ち上げられまして、この日本人行方不明者に関する全面的な調査が開始される時点で、日本が北朝鮮に対して行っている制裁措置の一部を解除することを決めたということを、まず明らかにしました。
そして北朝鮮側から、今回の協議でどのような説明があったのかということについて、紹介がありました。
まず、特別調査委員会ですけれども、北朝鮮の最高権力機関に当たります、国防委員会から特別な権限が与えられているんだということですね。
そしてこの委員会には、この国防委員会と北朝鮮の秘密警察に当たります国家安全保衛部、この機関の幹部が含まれているということが確認されているということが1点目。
そして拉致問題、それから日本人行方不明者、そして日本人の遺骨問題などですね、今後の調査は分科会を設置して、この4つの分科会で北朝鮮側が行うことを表明したということの説明がありました。
これは配布された資料を今、ご覧いただいています。
そして今後の調査の期間ですけれども、日本側が1年以内に結論を出すべきだと主張したのに対して、北朝鮮側から調査は迅速に行うという考えが示されたという紹介がありました。
その上で、菅官房長官は、こうした北朝鮮側の説明を受けて、日本政府として実効性のある調査を行う一定の体制を整えたと判断したということを述べまして、今回、その制裁措置の解除に踏み切ったという理由を説明しました。
今、ご覧いただいている資料なんですが、その下の辺りをご覧いただきますと、特別調査委員会のメンバーについても、その責任者などが記されています。
特別調査委員会には委員長が1名、副委員長が2名、委員長にはソ・テハ国防委員会安全担当参事兼国家安全保衛部副部長、そして…が2名、そして各分科会4つありますが、それぞれの責任者の名前も書かれています。
国際部、池畑さん、ここにですね、やはり国家安全保衛部といった所属なども出てきました。
このメンバーをどのように、その所属から読み取ることができますでしょうか?
こちらのパネルで説明していきたいと思うんですけれども、今回の特別調査委員会は、朝鮮労働党と国防委員会、2つ指導機関の大きな柱のうち、この国防委員会のほうにより近いといいますか、国防委員会から強い権限を与えられているということです。
そして国防委員会という組織そのものは、これ自体が巨大な組織というわけではなくて、各軍とかを含む、各部の幹部のある種、連絡会議にちょっと近いところがありまして、国防委員会が北朝鮮全土に、また支部を持っているということではないんですね。
ということで、実際にこの調査に当たるのは、この下にあります国家安全保衛部、それから人民保安部というところが、いわば実動部隊になるということだと思います。
この国家安全保衛部というのは、いわゆる秘密警察、非常に強い権限を持っていまして、例えば去年12月のチャン・ソンテク氏の粛清も、この国家安全保衛部が主導したというふうに見られてます。
この国家安全保衛部が4つの分科会のうち、拉致被害者については主導するというふうになってます。
それからこの人民保安部というのは、一般的な警察です。
各地方にもある警察組織ですね。
この人民保安部が行方不明者についての調査を主導するというふうになっています。
特に人民保安部は、各地方の住民登録台帳を精査するというふうに書かれてますので、地方においての調査は、この人民保安部が行って、この拉致を実行した特殊機関ですね、こちらについては、国家安全保衛部が調査を担当するということが読み取れます。
もう一度、こちらの配布資料のほうをご覧いただきます。
今、池畑さんから解説がありましたけれども、この特別調査委員会の委員長には、このように国家安全保衛部副部長という肩書きがあります。
そして副委員長にも、国家安全保衛部、それから、人民保安部、それぞれの参事、局長ということになっていまして、かなり強い権限が付与されていることが予想されるということになります。
そしてこちらの2枚目、資料の2枚目もご覧いただこうと思うんですが、こちら、各分科会が設置されるんですけれども、どのような調査を行っていくかが書かれています。
拉致被害者については、日本政府が認定している拉致被害者について改めて調査し、それぞれの被害者について入境からの経緯を調査し、確認すると。
そして日本人行方不明者については、日本側からの資料等も参照しつつ、人民保安部の住民登録台帳の精査を含め、北朝鮮への入境の如何、行方不明者の現状等について、状況を確認する。
そして遺骨問題については北朝鮮に点在している日本人の遺骨の埋葬地について対策を講じながら、これまで把握している資料や証言をもとに現地調査を行い、また試験的な発掘を行う。
そして残留の日本人・日本人配偶者については人民保安部および人民政権機関が持っている持っている住民登録台帳に基づく調査や、証言等を通じて、現状を確認し、対策を取るとなっています。
お伝えしていますように、政府は北朝鮮に独自に科している制裁の一部を解除することを発表しました。
ここまで、拉致問題、政府間協議を巡る日本政府の対応についてお伝えしました。
では、大雨についてお伝えします。
低気圧と前線の影響で、九州北部では猛烈な雨が降っています。
長崎県では3時間に降った雨が50年に1度の記録的な大雨になっている所があり、土砂災害や川の氾濫などに厳重な警戒が必要です。
気象庁によりますと、九州北部を中心に発達した雨雲がかかっていて、午前8時過ぎまでの1時間には、長崎市長浦岳で96ミリの猛烈な雨を観測したほか、午前11時までの1時間には、福岡県大牟田市で71ミリの非常に激しい雨を観測しました。
長崎市と長崎県の西海市、それに東彼杵町では、3時間の雨量が、50年に1度の記録的な大雨になっている所があります。
きのうの降り始めからの雨量は、いずれも多い所で長崎県で300ミリ、佐賀県で200ミリを超え、長崎県と佐賀県、それに福岡県では、土砂災害の危険性が非常に高くなっている地域があります。
また熊本県では、川が氾濫する危険性が高まっている地域があります。
福岡県新宮町は午前10時、町内の一部の地域、594世帯に避難勧告を出しました。
福岡県古賀市でも、午前9時50分、220世帯に避難勧告を出し、福岡県粕屋町もおよそ80世帯に避難勧告を出しました。
九州北部では昼過ぎにかけて、局地的に雷を伴って、1時間に80ミリ以上の猛烈な雨が降るおそれがあります。
気象庁は土砂災害や川の氾濫、低い土地の浸水などに厳重に警戒するとともに、落雷や竜巻などの突風にも、十分注意するよう呼びかけています。
では、大雨の今後の見通しについて、気象情報担当の佐藤さんです。
すでに九州北部、各地で大雨となっています。
この24時間に降った雨の量は、長崎県内では300ミリを超えた所があります。
九州北部はこのあとも、土砂災害などに厳重な警戒が必要です。
それでは雨の様子です。
けさは九州北部、各地、非常に激しい雨が降りました。
長崎市の長浦岳では1時間に96ミリの猛烈な雨が降りました。
そして3時間の雨量は、九州北部、長崎県内では200ミリを超えた所もあります。
50年に1度の大雨の降った所もあります。
九州北部には線状の非常に活発な雨雲が連なっています。
こうした雨雲は、数時間の集中豪雨をもたらす典型的な形です。
それでは、雨の予想です。
昼過ぎは九州北部、1時間に80ミリの猛烈な雨の降る所があるでしょう。
夕方にかけても九州北部は、非常に激しい雨の降る所がありそうです。
四国や紀伊半島も激しく降るおそれがあります。
今夜の雨の予想です。
今夜もまだ、九州北部では非常に激しい雨の降るおそれがあります。
四国、紀伊半島を中心に雨が降りやすいでしょう。
そして今夜遅くなりますと、東海地方でも激しく降るおそれがあります。
2014/07/03(木) 10:40〜11:40
NHK総合1・神戸
ニュース[字]
ジャンル :
ニュース/報道 – 定時・総合
映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 1/0モード(シングルモノ)
サンプリングレート : 48kHz
OriginalNetworkID:32080(0x7D50)
TransportStreamID:32080(0x7D50)
ServiceID:43008(0xA800)
EventID:16507(0x407B)