ニュースをお伝えします。
ベネッセコーポレーションの顧客の個人情報が大量に流出した問題で、警視庁は、顧客のデータベースの保守管理を担当する外部業者に派遣されていたシステムエンジニアが、名簿業者に売り渡す目的で、記憶媒体にコピーし、流出させた疑いが強まったとして、逮捕状を請求しました。
きょう、逮捕する方針です。
逮捕状が請求されたのは、ベネッセコーポレーションの顧客データベースの保守管理を担当する外部業者に派遣されていた、都内に住む30代の派遣社員の男です。
警視庁の調べによりますと、このシステムエンジニアは、勤務していたベネッセのグループ会社、シンフォームの東京・多摩市にある事業所で、営業秘密に当たる顧客情報を名簿業者に不正に売り渡す目的で、記憶媒体にコピーして持ち出したとして、不正競争防止法違反の疑いが持たれています。
警視庁のこれまでの調べで、顧客データベースへのアクセス権限を持っていたシステムエンジニアが、専用のIDを使って情報をコピーした痕跡が見つかったほか、システムエンジニアがコピーに使った記憶媒体や、自宅のパソコンから見つかった大量の個人情報を、データベースと照合した結果、同じものだと確認できたということです。
警視庁は、逮捕状を取りしだい、逮捕し、大量の個人情報が流出し、名簿業者などに拡散した詳しい経緯の解明を進める方針です。
では警視庁記者クラブから中継です。
警視庁です。
ベネッセの外部業者に派遣されていたシステムエンジニアは、逮捕状が出次第、都内の自宅で逮捕され、捜査本部が置かれている東京・多摩市の警察署に移されるものと見られています。
これまでの調べによりますと、システムエンジニアが勤務していたベネッセのグループ会社の都内の事業所では、専用の部屋でしか顧客のデータベースにアクセスすることができない状態で、限られた担当者にしか、アクセスする権限が与えられていなかったということです。
こうしたことから、警視庁は、個人情報は厳密に管理された、営業秘密に当たると判断しました。
警視庁によりますと、システムエンジニアは事前の事情聴取に対し、個人情報を持ち出したことを認め、名簿は金になると思ってやった。
個人情報は、1つの名簿業者に数百万円で売ったなどと話していたということです。
また社内調査に対しては、借金があったと話していたということです。
警視庁は、システムエンジニアを逮捕して、本格的に取り調べ、大量の個人情報が流出し、名簿業者などに拡散した詳しい経緯の解明を進める方針です。
この問題で、ベネッセの原田泳幸社長は、茂木経済産業大臣に再発を防ぐための対策を報告しました。
原田社長は陳謝したうえで、報告書を提出しました。
その上で、茂木大臣はベネッセが発足させた外部の専門家で作る調査委員会で、さらに詳しい原因を究明するよう、要請しました。
2014/07/17(木) 11:30〜11:35
NHK総合1・神戸
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ニュース/報道 – 定時・総合
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