NHKニュース7 2014.07.02

時代に合わせて生まれ変わってきた山手線。
新型車両が導入されます。
どう変わるんでしょうか。
ハワイで上陸訓練を繰り返す自衛隊とアメリカ軍。
安全保障政策の大転換から一夜、日米の共同訓練が続いています。
こんばんは、ニュース7です。
今夜はまず、きのう北京で行われた、日朝政府間協議を巡る動きです。
安倍総理大臣は今夜、交渉に当たった外務省の局長から、拉致被害者らを調査する特別調査委員会の権限やメンバーなど、北朝鮮側の説明内容の報告を受けることにしています。
政府はあす、関係閣僚で対応を協議し、北朝鮮側が実効性のある調査を行うと判断できれば、制裁措置の一部を解除する方向で、調整することにしています。
日朝政府間協議から一夜明けたきょう。
記者団に姿を見せた、北朝鮮のソン・イルホ日朝国交正常化担当大使。
北朝鮮としても再調査に向けた準備を進め、両国間の合意を履行する意欲を示しました。
北朝鮮の人たちからは。
日本との関係改善を望む声が多く聞かれます。
北朝鮮東部のウォンサン。
日本への入港が禁止されている、貨客船マンギョンボン号が停泊しています。
きょう、ここを取材した安永記者は。
マンギョンボン号は最近、北東部のラソンで、整備を受けてから戻ってきたということで、いつでも出航できるように見えました。
マンギョンボン号は、ウォンサンを拠点にしていたため、市民たちは日本に対してなじみが深く、街の中心部で話を聞いた50代の女性は、将来的に、北朝鮮と日本との関係がよくなり、再びマンギョンボン号が北朝鮮と日本を往来してほしいとして、日本の制裁解除への期待を示していました。
北朝鮮国内では、都市部を離れると、道路などのインフラの整備が行き届いていないほか、農家の人たちに話を聞くと、ことしは干ばつで、厳しいと話すなど、国内が依然として、厳しい状況であり、経済協力を引き出したいという北朝鮮の事情もうかがえました。
一方、きょう午後帰国した外務省の伊原アジア大洋州局長。
岸田外務大臣や菅官房長官に対し、北朝鮮側から、特別調査委員会の権限や構成、参加機関、人数、それに委員会の責任者や、主要メンバーの氏名と所属機関、さらに調査の進め方などについて説明を受けたことを報告しました。
こうした中、安倍総理大臣は、訪問先で記者団に対して、制裁措置の一部解除に関連して、次のように述べました。
安倍総理大臣はまもなく東京に戻り、伊原局長から北朝鮮側の説明内容の報告を受けることにしています。
政府は、あす、拉致問題対策本部の関係閣僚会議や、NSC・国家安全保障会議を開いて、関係閣僚で対応を協議し、特別調査委員会がすべての機関を対象に、調査を行う権限があるかや、委員会のメンバーなどを見極めたうえで、北朝鮮側が、実効性のある調査を行うと判断できれば、日本独自の制裁措置の一部を解除する方向で調整することにしています。
こちら、陸上自衛隊も初めて参加してハワイで行われている、環太平洋合同演習・リムパックです。
アメリカ軍との上陸訓練が繰り返されています。
この演習に合わせて、日米韓の制服組のトップが、初めての3者会談を行いました。
日本政府が集団的自衛権の行使を容認する閣議決定をしたことなどについて、意見を交わしました。
ハワイの海兵隊基地です。
閣議決定から一夜明けたきょうも、現場では上陸訓練が繰り返されています。
訓練を行っているのは、離島防衛を専門とする、陸上自衛隊の部隊などのおよそ40人とアメリカ軍です。
集団的自衛権の行使容認によって、今後、法整備などが図られれば、自衛隊とアメリカ軍などの連携強化が進むものと見られています。
1日は、相手に見つからないよう、ひそかに上陸する訓練が行われました。
2年に1度、アメリカ海軍が行っているリムパックには、これまで海上自衛隊が参加してきましたが、陸上自衛隊の参加は初めてです。
この演習に合わせ、日米韓の制服組のトップが初めての3者会談を行いました。
アメリカ軍によりますと、挑発行為を繰り返す北朝鮮に連携して対応することを確認し、日本政府の閣議決定についても、意見を交わしたということです。
会談のあと、アメリカ軍のデンプシー議長は、集団的自衛権の行使容認を強く支持するとしたうえで、部隊の運用に関わる具体的な影響などについて、話し合ったことを明らかにしました。
デンプシー議長は、集団的自衛権の行使容認に、強い警戒感を抱く韓国側からも、一定の理解が得られたという認識を示しました。
閣議決定を受けた政府の動きです。
政府は、自衛隊法や周辺事態法といった関係する法律の改正など、法整備の検討を進めるため、国家安全保障局のもとに、30人規模の体制で、法案作成チームを設けました。
加藤官房副長官は、法案の提出時期について、予断をもって言える状況ではない、具体的なメドを持って作業を進めてはいないと述べました。
6年後の東京オリンピックを前に、東京の顔ともいえるものが変わります。
1つは、東京の玄関口、東京駅。
そしてもう1つは、都心をぐるりと回る山手線です。
JR東日本がきょう、発表しました。
まずは東京駅。
丸の内側のロータリーの中央に、車が出入りできない広場を設ける形で再開発するとしています。
東京駅は、おととし10月、およそ100年前の姿に復元する工事が終わり、太平洋戦争で消失したドーム型の屋根が復活しました。
その駅前は、こう変わります。
中央部分に東西90メートル、南北80メートルの車が出入りできない広場を設置します。
ケヤキを植えたり、芝生のスペースを設けたりするということです。
両隣には、バスやタクシーなどの乗り降りするロータリーを設置します。
3年後の平成29年春に完成する予定です。
もう1つは、山手線です。
これまでも社会の状況に応じて変化してきました。
今のような環状運転が始まった大正14年。
車体の色はほかの路線と同じ、濃い茶色でした。
昭和30年代、乗客が間違えないようにと、黄色のシンボルカラーが採用されました。
今と同じうぐいす色になったのは、昭和38年から。
高度経済成長に伴う通勤客の増加に対応するため、加速性能を向上させ、日本の経済成長を支えたサラリーマンを運びました。
省エネの意識が高まっていた昭和60年。
車体は軽いステンレス製に変わり、消費電力を大幅に減らしました。
そして、きょう発表された新型車両E235系です。
うぐいす色のラインは、ドア部分に縦に入ります。
高齢化に対応するため、お年寄りや、体の不自由な人のための優先席が、1編成当たりこれまでの60席から87席に増えます。
また、すべての車両に1か所ずつ、座席のないスペースを設置。
車いすやベビーカーを利用する乗客や、東京オリンピック・パラリンピックに伴う観光客の増加にも対応できるとしています。
JR東日本は来年秋ごろからこの新型車両の運行を始める予定です。
今のニュースの初めの部分で、音声が重なってお聞き苦しいところがありました。
失礼いたしました。
今入ってきたニュースです。
イギリスの科学雑誌、ネイチャーは、理化学研究所の小保方晴子研究ユニットリーダーらが発表したSTAP細胞の2本の論文を、正式に取り下げたと先ほど発表しました。
複数の深刻な間違いが見つかったことが、その理由だとしています。
弱酸性の溶液につけるだけで、体のさまざまな組織になる、新型万能細胞を作り出すことに成功したという、世界的に注目を集めた研究成果は、科学的な根拠がなくなり、白紙に戻る結果となりました。
そのSTAP細胞は、本当にあるのか。
その検証実験のため、小保方リーダーがきょう、研究施設に出勤しました。
しかし、多くの疑問点について詳しい説明がないまま、本人に実験をさせる対応を、理研内部のiPS細胞の研究者が批判し、世界初の臨床研究を中止する可能性を示すなど、波紋が広がっています。
小保方リーダーは、午前11時前、神戸市にある理化学研究所の施設にタクシーで出勤しました。
きょうは実験に必要な道具を確認するなど、環境を整える作業に当たったということです。
小保方リーダーは、4月にこう話していました。
STAP細胞は本当にあるのか。
理化学研究所は、小保方リーダー本人に実験を行わせることにしました。
期間は11月末までの5か月間。
一定の成果が得られなければ、これより早く打ち切ることもあるということで、実験には外部の研究者が立ち会うとしています。
発表以来、いまだ再現に成功したという報告がないSTAP細胞。
小保方リーダーが、みずから実験を行い、証明することを求める声が強まっていました。
一方で、小保方リーダーらが使っていた研究所内の冷凍庫から、ESと書かれたラベルを貼った容器が見つかり、中の細胞が、STAP細胞を培養したものだとする細胞と、遺伝子の特徴が一致したとする分析結果がまとまるなど、数多くの疑わしい点が明らかになっています。
小保方リーダーはこれらについて、詳しい説明をしていません。
まだ多くの問題が残る中で、本人に実験を行わせる理化学研究所。
その間、関係者の処分の検討は中断されることになります。
こうした理化学研究所の姿勢に、身内から厳しい批判が。
理研の倫理観にもう耐えられない。
書き込んだのは、理化学研究所の高橋政代プロジェクトリーダーです。
高橋リーダーなどのグループは、iPS細胞を使って、目の網膜の一部を再生し、患者の視力を回復させる、世界で初めての臨床研究を進めています。
しかし、高橋リーダーは、STAP細胞の問題での理研の対応を批判し、今後、新たな患者への治療は中止も含めて検討するとしました。
NHKの取材に対し、高橋リーダーは、数々の科学的な疑義があるにもかかわらず、その解明に後ろ向きな姿勢や、不正が認定された研究者の処分を棚上げにして検証に参加させるなど、問題解決に対しての倫理観は、私とは相いれないなどと話しています。
STAP細胞の問題は、iPS細胞を使った世界初の臨床研究にも影響を及ぼす可能性が出てきました。
日本から、およそ3時間半で行ける人気の観光地、サイパン。
ここに観光で訪れていた日本人の姉妹2人が、3日前から行方が分からなくなっています。
地元の警察と沿岸警備隊は、姉妹の所持品が見つかった海岸の沖合で、姉妹のものと見られるゴムボートを発見しましたが、2人は見つかっておらず、引き続き捜索しています。
サイパンの警察や関係者などへの取材によりますと、行方が分からなくなっているのは、長野県に住む山田なつきさんと、北海道に住む山田ちなつさんの姉妹です。
大手旅行会社のJTBによりますと、2人は、JTBのホームページを利用して、先月28日からおととい30日までの2泊3日の予定で、サイパンのホテルを予約していました。
地元の警察の調べによりますと、2人は出発前夜の29日午後10時過ぎに、スーツケースなどの荷物を残したまま、ホテルの部屋を出たということです。
2人が向かったと見られるのは、ホテルから1キロほど離れたウイングビーチと呼ばれる海岸で、海岸では、2人が借りていたレンタカーが見つかりました。
車内にはパスポートなどの所持品が、また海岸には、タオルで包まれたレンタカーの鍵や衣服が残されていたということです。
海岸では、ボートのオールや空気入れも見つかり、海岸の沖合およそ45キロの所で、けさ、姉妹のものと見られるゴムボートが、空気が抜けた状態で発見されたということです。
このウイングビーチ、地元では、ダイビングやシュノーケリングを楽しめる場所として知られていますが、潮の流れが速い日もあることから、中級以上のダイバー向きとされています。
捜索に当たっている沿岸警備隊は。
行方が分からなくなっている山田さん姉妹。
姉のなつきさんが、ことし1月まで在籍していた、長野県いいづな町の食品製造販売会社に勤務する女性は。
妹のちなつさんは、勤めている北海道にある北連の農業総合研究所バイオ研究センターに出勤する予定だったきのうになっても姿を見せず、連絡も取れなくなっているということです。
ホクレンは、会社としても心配していて、今は捜索の状況を見守っているというコメントを出しています。
2人の捜索には、沿岸警備隊のほか、軍も参加し、ボートが見つかった海域を中心に、船や航空機で行われていて、きょうは夜間も捜索を続けることにしています。
原子力発電所の新しい規制基準が施行されてまもなく1年になります。
原子力規制委員会の田中俊一委員長は、これまでの原発の安全審査を振り返り、電力会社の対応を批判しました。
原発事故を厳しく受け止める姿勢が欠けていたとしています。
原子力規制委員会は、東京電力福島第一原発の事故を踏まえ、去年7月に施行された新しい規制基準に基づいて、全国19基の原発の審査を行っていますが、1年たった今も、審査を終えた原発はありません。
田中委員長は、電力会社が地震や津波の想定をより厳しくすることに消極的だったことを挙げて、批判しました。
そして、電力会社に対し、規制基準を満たすだけでなく、より安全性を向上させるよう、徹底した取り組みを求めました。
一方、電力各社で作る電気事業連合会は、規制委員会の審査に真摯に対応するとともに、福島第一原発の事故を踏まえ、引き続き原発の安全確保に向け、万全を期していきたいというコメントを出しました。
安倍総理大臣は、岩手県大槌町を訪れ、東日本大震災の際、津波で大きな被害を受けた水産加工会社などを視察したあと、地元企業の資金繰りなどを支えるため、政府系金融機関などが出資する基金を、新たに設置する考えを明らかにしました。
岩手県大槌町の水産加工会社を視察した安倍総理大臣。
こんにちは。
こちらの会社は、震災後、地元の金融機関などから融資を受けて、事業を再建し、売り上げを震災前の水準にまで戻しました。
プリプリしておいしいですよ、これ。
安倍総理大臣はこのように述べ、地元企業の資金繰りなどを支えるため、政府系金融機関などが出資する基金を新たに設置する考えを明らかにしました。
イスラエルが占領している東エルサレムで、少年が殺害された事件。
民族的な対立を背景とした報復ではないかという見方が広がっています。
東エルサレムでは2日、パレスチナ人と見られる少年の遺体が見つかり、警察では何者かが少年を連れ去って殺害したものと見ています。
イスラエルでは先月、ヨルダン川西岸で、イスラエル人3人が誘拐され、殺害された事件があり、エルサレム市内では、イスラエル人がデモ行進で、アラブ人に死をと呼びかけるなど、パレスチナ人に対する憎悪が、一部で噴き出しています。
このため、今回の事件についても、イスラエル人が誘拐・殺害された事件の報復のために行った犯行ではないかという見方が広がっています。
大リーグ・マリナーズの岩隈久志投手が3試合ぶりの6勝目。
7月最初の登板で持ち味を発揮しました。
岩隈、この2試合はいずれも5失点と、試合を作れませんでした。
2点のリードをもらい、1回。
3本のヒットで1点を失います。
それでも腕を振って勝負したと、2回からは立て直します。
ランナーを出しても追加点を与えません。
この好投に6回、打線が応えます。
4連続を含む5本の2ベースなどで、大量7点を奪いました。
岩隈は6回を1失点。
与えたフォアボールはゼロと、岩隈らしさを取り戻して6勝目を挙げました。
プロ野球はナイトゲーム6試合です。
日本ハムは大谷が8勝目をかけて先発。
対する西武は菊池です。
楽天は成績不振を理由に、きょうから佐藤投手コーチに代わって、大久保2軍監督が監督代行となりました。
気象情報は岡村さんです。
こんばんは。
さあ、こちらの音をお聞きください。
いい音ですね。
そうですね。
風鈴ですね。
奈良県のお寺で開かれている、風鈴まつりです。
全国からおよそ2500個が集められました。
梅雨の晴れ間に、涼しさを感じますよね、この音を聞くと。
そうですね。
きょうは全国的に日ざしがありまして、暑くなったんですけれども、あすは西日本で大雨に警戒が必要です。
天気図を見てみましょう。
西に低気圧や前線が進んできます。
この付近には非常に湿った空気が流れ込むんですね。
このため、九州や四国、近畿地方を中心に、非常に激しい雨のおそれがあります。
いつごろから雨が強まるんでしょうか。
雨の予想、詳しく見ていきます。
九州では今夜以降、雨が降りだしそうです。
そしてあすの朝、通勤・通学の時間帯に九州は黄色や赤い表示と、非常に激しい雨が予想されます。
また午後にかけては四国付近でも雨足が強まりそうです。
夜になりますと、紀伊半島付近でも、大雨となりそうです。
西日本は土砂災害や、川の増水に厳重に警戒をしてください。
では、あすの予報を見ていきます。
きょうはこの姿です。
和歌山電鉄でスーパー駅長を務めるニタマ。
神職の姿で登場しました。
2014/07/02(水) 19:00〜19:30
NHK総合1・神戸
NHKニュース7[二][字]

▽閣議決定から一夜明け 日米が合同で上陸訓練 【キャスター】武田真一,【サブキャスター】上條倫子,【気象キャスター】岡村真美子

詳細情報
出演者
【キャスター】武田真一,【サブキャスター】上條倫子,【気象キャスター】岡村真美子

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