社会のトビラ「変わりゆく養殖漁業」 2014.07.02

ではごきげんよう。
トビラを開けると社会が見える。
よいしょっと!こんにちは。
わたくし「社会のトビラ」こと…今日のテーマはこちら。
みなさん養殖の魚というと安〜いイメージがありませんか?天然物のほうがう〜んと高いような。
しかし今日しょうかいする魚は養殖したもののほうがいっぱんてきな天然のものより倍以上も高いんです!その魚とは…サバ!養殖するとどうして高級品になるんでしょう?どんなひみつがあるのか。
見てみましょう。
オープン!サバの養殖が行われているのは…波がおだやかな入りえでカンパチやタイなどの養殖がさかんだ。
ここでサバの養殖を2002年から行っているのが…おき合いに浮かぶいけすの中には…サバがびっしり!サバを育てているのは全国におよそ2万けんある養殖業者のうちたった14けん。
まだめずらしい養殖魚なんだ。
養殖のサバって味はどうなんだろう?これが養殖のサバ。
サバはせん度が落ちやすくおさしみで食べられる天然物は数が少ない。
そこで中西さんは天然物に負けない味に育てればおさしみ用の高級魚として売れると考えたんだ。
ねらいは的中!中西さんのサバはそのおいしさから宮崎県のブランド魚にも認定。
高級魚としての地位をかく立している。
中西さんはおいしいサバを育てるためさまざまなくふうを重ねてきた。
その一つがエサのあたえ方だ。
エサの材料は3種類。
1つ目は…2つ目はビタミンやミネラルが入った…3つ目は魚の粉に植物の油などを加え…この3種類をまぜてサバにあたえている。
よ〜くまぜたエサを小さくカットしていけすにふんしゃ!さらに中西さんはサバの成長に合わせてエサのまぜ方を変えている。
小さいうちは3種類すべてを使って早く成長させる。
あるてい度大きくなると脂肪の多いエサを使わない。
太りすぎてあぶらが乗りすぎるのをおさえるためだ。
出荷する1週間前になるとエサをまったくあたえない。
胃の中を空にすることでくさみが取れるからだ。
天然のサバとくらべてみると養殖のサバはおなか回りがぷっくり。
エサをくふうすることでぜつみょうにあぶらの乗ったおいしいサバを育てているんだ。
サバの新せんさをたもつためのくふうもしている。
これは活けじめという作業。
いけすからあげると一ぴきずつすばやく頭に包丁を入れる。
血をぬくことで新せんなじょうたいをたもつことができるんだ。
まだめずらしいサバの養殖ならではの苦労もある。
ひんぱんな網の交かん作業だ。
体の小さなサバの養殖にはカンパチなどの大型の養殖魚よりも目の小さい網を使う。
これは2週間使っていた網。
網の目の間にびっしりとくっついているのは海草や小さなエビ。
このままほうっておくとどんどん増えて網目をふさいでしまうんだ。
ではここで問題。
網目がふさがるとこまったことが起こります。
正かいは…網目がふさがるとしおの流れを直せつ受けるため網が浮き上がってしまう。
するとサバのいる場所がなくなり死んでしまうこともあるんだ。
だからサバを育てるにはこまめな網の交かんが欠かせないんだ。
サバを育てる期間はおよそ1年。
くふうをこらし手間をかけることで中西さんはおいしいサバを作っているんだ。
安いサバも育て方をくふうすれば高級魚になるんですねえ。
ちなみに中西さんのサバのおねだんはいっぱんてきな天然物の倍以上。
1kg当たりおよそ2,000円で取り引きされているそうです。
さてちょっとこちらのデータを見てください。
よいしょと。
これは1人当たりが食べる魚の量の変化。
年々わたしたちは魚を食べなくなってきているんです。
魚よりも肉を好む人が増えたからなんですって。
う〜ん!一生けんめい魚を育てても売れないのでは養殖業者さんもこまってしまいますねえ!そんな中中西さんは育てるだけではなく売り方もくふうしているんですって。
一体どんなくふうなんでしょう?中西さんの育てたサバはブランドの魚として大人気。
地元の漁業共同組合を通して全国の市場へ出荷されている。
でも売り方はこれだけじゃない。
すがたじめ3本でよかったですかね?あわかりました。
はい。
地元の料理屋さんなどから直せつ注文を受けているんだ。
毎日午前と午後の2回たとえ一ぴきの注文でも配達している。
こんにちは〜。
お世話になります。
とどけられたサバはその日のうちに料理される。
新せんなサバの味を知ってほしいとサバの養殖を始めたときから続けている売り方だ。
だいじょうぶかな?続くんかなとかっていうあれはあったんですけど。
さらに中西さんのサバは干物としてもはん売されている。
サバのひょうばんを知った地元の加工業者に声をかけられたのがきっかけだ。
干物は各地のデパートで行われる物産てんなどではん売。
人気商品となっている。
今度は北海道。
北海道まで行くの?北海道サバが今人気。
あホントに。
へえ〜。
育てるだけじゃなく自ら売り方も考えさがしていく。
こうしたしせいがこれからの養殖漁業には必要なのかもしれません。
もしかしたらみなさんの町でも新たな取り組みが始まっているかも。
調べてみると新しい発見があるかもよ。
地きゅう上のさまざまな場所を2014/07/02(水) 09:30〜09:40
NHKEテレ1大阪
社会のトビラ「変わりゆく養殖漁業」[解][字]

一般的には天然のものより安いイメージのある養殖魚。けれども付加価値をつけることで高級魚にしている人がいる。宮崎県延岡市北浦町のサバの養殖の取組みをみる。

詳細情報
番組内容
一般的には天然のものより安いイメージのある養殖魚。けれども付加価値をつけることで、高級魚にしている人がいる。宮崎県延岡市北浦町では、養殖魚としては珍しいサバの養殖に取り組んでいる。エサの与え方を工夫するだけでなく、販売のしかたも工夫することで、宮崎県のブランド魚として認定されるまでになった。サバ養殖の取り組みを見る。
出演者
【司会】温水洋一,【語り】服部伴蔵門

ジャンル :
趣味/教育 – 幼児・小学生
ドキュメンタリー/教養 – 社会・時事
ドキュメンタリー/教養 – カルチャー・伝統文化

映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 2/0モード(ステレオ)
日本語
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日本語(解説)
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