・「いこうよわくわくワンダーランド」
(小林茶)ああ…小林茶月光町を旅して50年。
こよいの月はひときわふくよかで美しい。
まるでふっくらやき上げたお煎餅のようじゃありませんか。
ごらんなさいカタピー。
うん?
(カタピー)マドモアゼルジュテーム…。
お休みですか。
「ひとり旅見上げる空にお煎餅」。
よくふりますな。
ウィームッシュー茶。
今日はここで一日雨宿りでしょうか?
(小林)おや?「星空に誰が忘れたお煎餅」?あ…。
お〜お〜お〜。
きのうの満月をまるでお煎餅のようだと思って俳句をしたためた方がわたしのほかにも1人いたようです。
うん?うん?うん?ならばわたしもお返事を。
「煎餅を見知らぬ誰かと半分こ」。
(ウクレレの音)
(小林)これはわたしが書いた煎餅の句への返事。
「満月を煎餅と書く友うれし」。
ハハハハハハ!ええわたしもうれしいです。
同じものを見て句を通して楽しく語らう友がこの月光町にいる。
そう考えただけでわたしもゆかいで楽しい気分になりますよ。
ムッシュー茶俳句のおなかまができてよかったで〜す。
(小林)お〜またありました。
はあ…。
今日も会えませんでした。
「待ち遠しまだ見ぬ君と語らう日よ」。
(カタピー)あ〜いったい誰なんでしょうね俳句の君は。
(カラスの鳴き声)
(冷徹斎)あった…。
今日こそこの句を書いた方に会いたかったが…。
うん?ああ…。
「待ち遠しまだ見ぬ君と語らう日よ」。
ああ…わたしもです。
わたしもですとも。
あの日の同じ満月を見上げそれを同じく煎餅になぞらえてともに俳句をしたためた者どうし…。
これほどまでに…あ〜これほどまでに誰かと心通い合えたと思えたことが今までであったであろうか…。
(公ちゃん)ポキュ?ああもちろんだよ。
公ちゃんはべつだ。
しかし会いたい。
一目でいいからこの句を書いた人に会ってひとしきり語らってみたい。
…がしかし会ってみたら「な〜んだこんなつまらないやつだったのか」と思われガッカリされてしまうかも…。
それはつらい!あ〜そうなるくらいならこのまま細く長く俳句のやり取りだけをつづけ会わず知らずのままがいいかも!うっ…。
それもむなしい…。
ポキュ。
「会えぬまま季節はめぐるサクランボ」。
「会わぬまま季節はすぎるサツマイモ」。
「木がらしもあらしもたえよわが心」。
「木がらしにこごえふるえるわが思い」。
「会わぬならちらしてしまえさくら花」。
「会えぬままいつまで待てるちらぬまま」。
「この思い」。
「知っているのは」。
(冷徹斎小林)「タワーだけ」。
あ〜今日もすがすがしい。
ポキュポキュ。
マドモアゼル公?はっ!ということはもしかして…。
ポキュポキュポキュ。
俳句の君はムッシュー冷徹斎?ポキュポキュポキュ?ウィー!お相手は俳句マスターのムッシュー茶で〜す。
ポキュポキュ!お〜やっぱ〜り。
ですが…ムッシュー茶は俳句の君に恋しているように見えま〜す。
ポキュポキュ!お〜ムッシュー冷徹もで〜すか…。
ポキュポキュ…。
あの2人がそれを知ったらきっとガッカリと…。
(小林)お〜これは!あっ!お〜小林茶どの。
冷徹斎さん。
えっ?も…もしや!あ…あなたが?あ〜…。
ポキュ…。
ハハハハハハ!ゆかいゆかい!冷徹斎どのが俳句をたしなまれるとは知らず…。
おはずかしい…。
月光町で俳句といえば小林茶どのだというのにてっきりわたしは女性だとばかり…。
あ〜いやわたしも実は女性かと…。
(2人)えっ?
(2人のわらい声)いや〜ぜひお会いしていろいろと語り合いたかったのです。
月のことや道ばたの草花川にふく風のことなど…。
わたしもです。
日々のあれこれを語りささいな感動を分かち合える相手とこんな時間をすごせたらと…。
(2人)あっ。
あ〜。
ふ〜。
心の声これほど気の合う人にはもはや二度と出会えないかもしれない。
心の声安らぐ…。
男とか女とかそんなのはささいな問題だ。
たいせつなのは心と心。
(2人)あ…。
(2人)あ〜…。
心の声あんな感じの女性だったらもっとよかったかもしれないが…。
心の声あんな感じの女性だったらもっとよかったかもしれませんが…。
(2人)あっ?
(2人のわらい声)
(おじゃる丸)「すれちがい歌よむ相手にかた思い。
会ってみたらオノコどうしでガッカリでおじゃる〜」。
(電ボ)おじゃる様かなり字あまり〜!
(オープニングテーマ)2014/07/16(水) 18:00〜18:10
NHKEテレ1大阪
アニメ おじゃる丸「小林茶の恋歌」[字]
千年前のヘイアンチョウから月光町にやってきたおじゃる丸。小学生の男の子カズマや町の人々、あとを追ってきた子オニたちとゆかいな騒動(そうどう)をまきおこします。
詳細情報
番組内容
月光町の俳人(はいじん)、小林茶。かたつむりのカタピーと雨宿(あまやど)りをしていた満願神社(まんがんじんじゃ)で俳句(はいく)が書かれた紙をみつけた。その句が自分の気もちとぴったり合っていることによろこんだ茶は、だれが書いたのかはわからないが、俳句で返事(へんじ)を書く。すると、茶の行く先々に句の書かれた紙が。どうも同じ人が書いているらしい。その人のことを考えると茶の心はなぜかときめくのだった。
出演者
【声】西村ちなみ,渕崎ゆり子,佐藤なる美,一条和矢,うえだゆうじ,南央美,上田敏也,こおろぎさとみ,小村哲生,三石琴乃,生駒治美,沼田祐介,仲尾あづさ,さとうあい,西村知道,高橋広司,齋藤彩夏ほか
原作・脚本
【原作】犬丸りん,【脚本】平見瞠
監督・演出
【監督】大地丙太郎
ジャンル :
アニメ/特撮 – 国内アニメ
趣味/教育 – 幼児・小学生
映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 2/0モード(ステレオ)
サンプリングレート : 48kHz
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