(最終回)おみやさん5 2014.07.16

じゃあ亜矢の好きなイチゴのミルフィーユも!よーし。
じゃあついでにお母さんの大好きなチェリータルトも。
(亜矢)じゃあモンブランも!
(成瀬義典)ウッ!お前…!
(鳥居勘三郎)
14年前京都でも一流のビル管理会社社長成瀬義典が何者かによって殺害された
現場には千鳥をかたちどった柘植の根付が落ちていた
成瀬には祇園に贔屓にしている芸妓と舞妓がいる事が判明した
1人は祇園の芸妓で一番の売れっ子菊乃
そしてもう1人は菊乃の妹分であり急激に売れ出してきた舞妓の小鈴であった
その2人はみず乃の子だった。
しかもその2人がいるお茶屋のみず乃が千鳥の紋を使っている事がわかり捜査陣は色めき立った
菊乃と小鈴の間で成瀬を奪い合っていたという聞き込みもあり疑惑は2人に向けられた
だがいずれも犯行を証明する証拠は発見できず捜査は難航した
その後菊乃は成瀬を失った悲しみからかお座敷で問題を起こし芸妓から足を洗った
その同じ頃舞妓の小鈴もまた祇園からひっそり姿を消しやがて事件は迷宮入りした。
そして…
(田畑翔子の悲鳴)
(吉川新平)田畑翔子35歳。
京都市右京区あすなろ保育園の保母さん。
死因は転落による後頭部への損傷だそうです!
(村井課長)死亡推定時刻は?
(兵藤兵吾)昨夜の10時前後。
(村井)金品は?
(高岡俊介)財布は残っていましたし暴行などの痕跡ありませんでした。
(茅野太一)田畑翔子の着衣の損傷から何者かと争っていたものと考えられます。
犯人と揉み合っていたってのは怨恨かね?物盗りでも揉み合う事ありますよね〜?当たり前だよ!現場に落ちていた千鳥のストラップですけど指紋は…。
ストラップじゃなくて根付だ!
(星野康夫)鈴の一部に田畑翔子の指紋が検出されました。
ホシの遺留品は今のところ出ていません。
もう一度目撃者探し。
それからガイシャ田畑翔子の怨恨関係。
さぁ行こう!
(一同)はい!
(七尾洋子)千鳥の根付で何か思い出したの?随分前になるんだけども現場に柘植で出来た千鳥の根付が落ちてたヤマがあって…。
柘植…柘植…あった。
「ビル管理業社長殺害事件」。
あら?同じデザインの千鳥ね。
洋子…お茶屋に行くか。
お茶屋さん?そう。
このヤマの容疑者になった舞妓さんと芸妓さんがいたとこ!同じ柄の千鳥ですねぇ。
うん。
ごめんください。
ご無沙汰してます。
鴨川東署の鳥居です。
(南条瑞江)お久しぶりどす。
あ部下の…。
七尾洋子と申します。
瑞江どす。
いや小鈴さんが祇園に戻ってらっしゃるって聞いてあの一度はご挨拶にとは思っていたんですけども。
小鈴さん…!?うん。
以前小鈴さんっていう名前の舞妓さん。
そうなんですか…!どうりでお綺麗な方だと思いました!今はここの女将さんやってらっしゃる。
へぇ〜!へぇ。
縁があってお母さんの養女になったんどす。
今日は何か?田畑翔子さんってご存知ですか?右京区の保育園で保母さんをやってらっしゃる。
田畑…翔子さん?ご存知ですか?いえ。
その方が何か?実は亡くなりました。
亡くなった…!?えぇ。
それでその現場にこんな物が落ちていたんです。
この千鳥の根付なんですがデザインがこちらのお茶屋さんの紋と同じですよね?いかがですか?見覚えはありませんか?確かにうちの紋と似てますけどお客さんにもいろんな色の根付をお配りしてますし…。
そうですか。
お忙しいところすみませんでした。
いやあの…14年前の事件の現場にも柘植で出来た千鳥の根付が落ちてたもんですからちょっと気になって。
…失礼しました。
あの…!はい?その女性が亡くなって警察の方がお見えやいう事はその女性…。
殺害されました。
殺害!?そうどすか…。
何か?いえ…。
おみやさんどう思いました?女将さん知らないって言うわりには田畑翔子さんの名前を出した時ビックリしてましたよね!?うん。
知ってて隠してるのかしら…?あ〜でも今度のガイシャの田畑翔子さんって右京区の保育園の保母さんでしたよね?
(お遊戯をする声)祇園のお茶屋の女将とはまるで接点がなさそうですし…。
だけどもし2人が知り合いだったらどうなるわけ!?まさかあの女将が容疑者になるって事?いや…それはわかんないけどもさ女将に会って無関係じゃないような気がする。
洋子…正絹の千鳥の根付なんだけども現場に落ちてた物とみず乃がお客さんに配った物が一緒かどうか調べてみてくれる?わかりました!
(南条はるか)翔子姉ちゃん…。

(鈴木たえ)つい2〜3日前まであんなに元気だったのに…。
子どもたちといつも楽しく過ごしてたのに…。
翔子姉ちゃんだと思って大事にするね…。
(中村純)あ…そのお守り!純君。
(たえ)鳥居さん…!いらしてたんですか?
(たえ)はい…。
ニュース見てビックリして千葉から飛んできたんです…。
どうして翔子ちゃんこんな事に…!残念です。
昨日…僕翔子姉さんに会いました。
昨日…?はい。
(純)祇園ですか?
(田畑翔子)そう。
祇園へ会いに行く人がいるからその前に一緒に行って美味しいものでも食べない?でも…今日僕部活なんです。
日曜日なのに?うん。
あ…そう。
残念。
じゃあまた今度ね。
はい。
純君…あのさ…あたし家も近いし純君さえ良かったらあたしと一緒に暮らす?百合子先生も純君の事心配してるし。
百合子先生が…。
一緒にご飯食べに行ったりどっか遊びに行ったりしようよ。
はいありがとうございます。
フフッ良かった。
そっか…。
そんな事があったの。
翔子ちゃんが…。
えぇ。
その祇園に会いにいく人の事何か言ってた?あ〜名前とかどういう人とか。
いえそれは聞いてないです。
そう…。
はい。
吉川君…!田畑翔子さんが祇園に来てた理由わかった?それがまだ全然。
祇園に知り合いはいた?それもまだわからないんです。
千鳥の根付はどうだった?現場で見つかった布の千鳥の根付と祇園のみず乃っていうお茶屋で客に配ってるのと千鳥のデザインは同じなんですけど正絹の色がバラバラなんです。
バラバラ…?
(堀真澄)はい現場にあった遺留品。
バラバラなのは1着の着物をバラバラにして作ったから。
洋子…鈴木たえさんまだ京都にいるかな?連絡します。
お急ぎのところすみません!あ…いえとんでもないです。
何か?あのこの人なんですが見覚えはありませんか?あら…?ご存知ですか?えぇ。
確かこの人…うちの病院に入院してた事があると思いますよ。
病院って天橋立の木本産婦人科の事ですよね?えぇ。
たしか岩滝の人だったと思う。
岩滝?えぇ天橋立のすぐ側です。
じゃあお産ですか?えぇ多分そうだったと思います。
じゃ担当は田畑翔子さん?あ〜それは覚えてないです。
いつ頃の事ですか?確か純ちゃんの事件のすぐ後ぐらいだから…13年ぐらい前ですかねぇ?お父さんの名前わかります?さぁそこまでは。
ありがとうございました。
いえ。
13年前というと…瑞江さんが祇園を離れた頃だ。
じゃあ出産のために祇園を去ったんですね。
でも繋がりましたね。
みず乃の女将と田畑翔子。
うん。
天橋立の木本産婦人科…。
(チャイム)南条さーん?ごめんくださーい!南条さん?
(はるか)うわぁ!ヤダ!大丈夫!?大丈夫?ごめんね〜。
(はるか)へっちゃら!大丈夫?ウチに何か用?ウチ?おばあちゃんなら裏の畑だと思います。
おばあちゃーん!お客さんだよー!元気なお孫さんですね。
(南条志摩)元気だけが取り柄ですねん。
何歳ですか?13です。
13歳!?瑞江さんのお子さんですか?あ…。
違うよ!私そんな人の子じゃないから!はるか!瑞江が生活のためや言うてはるかここに置いたまま祇園に行ってしもたもんやからあないに言いますねんあの子が。
瑞江さん祇園ではお子さんがいらっしゃらない事になってますがなぜですか?さぁねぇ…。
自分の子どもでも自分の子どもや言えん事がある。
それが祇園や。
そない言うてねぇ…。
お父さんはどなたですか?それは…私にも言うてくれんのです。
どうして祇園に戻られたんですか?あの子がお世話になったみず乃の女将の養子に入ってあのお茶屋継いだんです。
(瑞江)おかあさん!?あぁ…おかあさん…!
(福代)小鈴ちゃん…!あんたに頼みがあるの。
なぁに?おかあさん。
何でも言うて。
この…このみず乃をあんたに継いでもらいたいの。
私?せやけど私はもう祇園をひいた女やし…。
お願いよ…。
うちの養女になってこのお茶屋を継いで…。
そやけど…菊乃姉さんがいはるやないの。
小鈴ちゃん…うちの…最後のお願いよ。
頼むから…頼むから聞いてちょうだい。
わかりました。
(志摩)みず乃のおかあさんに頼まれたら断れませんしそれにはるかと私の生活の事もありましたんでねぇ。
あの田畑翔子さんっていう女性を瑞江さんから聞いた事ありませんか?翔子ちゃんやったらウチにおりました。
え…?はるかがヨチヨチ歩き始めた頃でちょうど12年になりますかいな?瑞江がはるかを産むのにお世話になった木本産婦人科の看護師さんやったそうで。
(志摩の声)何でも精神的に参ってどこにも行く当てがなかったそうなんです。
それで瑞江が見るに見かねてウチへ連れてきたんです。

(志摩の声)しばらくここでのんびりしているうちに翔子ちゃんすっかり元気取り戻してくれてねぇ…。
翔子ちゃんは子どもが好きやったから…。
それから翔子ちゃんは一からやり直すんや言うて保母さんの資格取ってねぇ。
京都市内の保育園に就職したんです。
それからも翔子ちゃんは瑞江の事をホンマの姉みたいに心から慕うて…命の恩人やとも。
命の恩人?瑞江のおかげで生きていく気力を取り戻す事ができた言うて。
相当つらい出来事におうたみたいで…。
例の病院の事件ですね。
あのはるかちゃんが持ってたお守りはおばあちゃんが?はぁあれは翔子ちゃんがはるかに作ってくれたもんです。
京都の橋で…。
俺のお母さん俺が小さい時に死んじゃって…。
でも俺が生まれた木本産婦人科の3人のおばさんたちが俺を守ってくれた。
このお守りもそのおばさんたちがくれたんだ。
その1人が死んだ翔子姉さん。
…翔子姉ちゃん!?これ翔子姉ちゃんが私が赤ちゃんの時にくれたんだって。
翔子姉さん殺される前に俺に会いに来たんだ。
天橋立に何か姉さんが殺されるヒントがないかなって。
何か知らないか?翔子姉ちゃんと最後に会ったのはここ。
私が中学生になった時。
お祝いを京都から持ってきてくれた。
優しくて…浜辺で夕暮れまで遊んだわ。
(はしゃぎ声)私のママとは大違い。
…ママなんて大嫌い!なんで?だって…。
私を捨てたんだもん。
私…一人ぼっち…。
ふ〜んそうなんだ。
ここに俺のお母さんが眠ってるんだ。
(村井)今夜は一同仕事を早めに切り上げて署長にご馳走していただく予定だ。
残ってる仕事があったらさっさと片付けろ!署長が?ご馳走?どうして?食う事になると耳ざといね。
おかげさまで。
(村井)いや資料課はいいんだよ。
招待されてるのは我々刑事課一同だけ。
残念だ。
な〜に行こう行こう!一緒に行こう行こう行こう!格好その格好?ん?これはマズイよあんた!京都の祇園のお茶屋よ?私は着物を着てシャナリシャナリはんなりと〜やわ。
着物〜!?お茶屋?はい。
祇園のみず乃っていう。
みず乃…?
(七尾清一郎)鴨川東署刑事課の諸君今年はまた検挙率がグーンと上がりました。
(七尾)おかげさまで先週京都府警より表彰状をいただきました。
(拍手)乾杯!
(一同)乾杯ー!
(村井)ところでなんで君たちがここにいる?偶然。
偶然!?バカな事言っちゃいけませんよ!今日は刑事課だけの集まりで資料課は…!でも鑑識の真澄も来てますよ〜?本日はお越しいただいて誠にありがとうございます。
どうぞごゆっくりお楽しみください。
(お茶屋遊びをする声)どうぞ。
ありがとう。
岩滝へ行ってきました。
…話できますか?あすいません…。
(小池仁美)みず乃さんのとこ行ってきはったん?
(仁美)ほなおみやさん瑞江さんと会うて鼻の下伸ばしてきはったんやな?伸ばしてないですよ。
ホンマ〜?
(福島重夫)はいおかわり海鮮丼!まぁたまには男にもそういう事なきゃね!それで兵さん。
おみやさんに何を調べればいいか聞いた?事件当日の女将の瑞江さんのアリバイ。
わかった?そう言うたら瑞江さん…舞妓で店出ししはった時男衆で付いてたのが園田はんだったよなぁ…?
(園田和彦)菊乃さんの妹の小鈴さんどす。
よろしゅうおたの申します。
おめでとうさんどす。
(仁美)瑞江さん舞妓さんの時もホンマ綺麗でしたわ。
園田と瑞江さんそんな古い付き合いか…。
それにしても兵さん食べ過ぎ!何そのハラ!
(2人の笑い声)あ…すいま…!あれ…?みず乃の女将…?あれ…?園田だ。
あれが園田?えぇ祇園の男衆です。
男衆って舞妓さん芸妓さんの着物の着付けをしたり身の回りの世話をする?そうです。
しばらく。
どうも。
(兵藤)園田は昔相当なワルだったんですよ。
チンピラと付き合ってケンカカツアゲ器物破損など繰り返してましてね。
ある日ケンカの巻き添えで通りかかった女性にケガをさせてしまったんです。
それで奴は深く反省したらしく毎日お見舞いに行ったそうです。
いい人じゃないの!うん…その女性ってのがね昨夜行ったお茶屋みず乃の先代の女将さんだったんですよ。
それで女将さんのすすめで園田はヤクザの世界から足を洗って男衆を始めたんだそうです。
何年前の話?もう20年くらい前になりますか。
おっどうした!?事件の夜橋の上で女同士が争う声を聞いたという証言が出たんです。
もう一度現場付近の聞き込み行ってきます。
頼む。
女か…。
私の実家まで行ってどういうおつもりどす?私が翔子さんを殺したとでも言わはるんどすか?娘にまで会うって何なんどす?寂しそうでした…はるかちゃん。
いろんな事情があるんでしょうがあの年頃…母親のあなたが側にいてあげなくていいんですか?それでも隠さなきゃならない事情がある…。
だとしたらその秘密を悪用する人間がいるかもしれない。
悪用…?はるかちゃんの事で誰かに脅かされた事ありませんか?それは…翔子さんの事を言うてはるんですか?あの人は私の心の親友どす。
あの人が脅すはずおへん。
菊乃さんはどうしてますか?みず乃のお母さんが死なはってからどうしてはるか知りません。
会うてませんから。

(小早川佳代)まだ開けてへんえ。
菊乃さんですよね?
(佳代)あんた…。
お久しぶりです。
(佳代)菊乃はもう死んだわ。
あたしは佳代。
え?どうして菊乃さん死んじゃったんですか?しつこいな…警察呼ぶえ?あ鴨川東署です。
知ってるわ!何の用?あの…懐かしい人に会って菊乃さんの事思い出したんです。
懐かしい人…?小鈴さんです。
小鈴…!それで何!?人殺しのクセにずうずうしぃみず乃の女将やってる女と落ちるとこまで落ちてこんな場末のバーの雇われママなんかやってる女と比べにきたん?…人殺し!?そうや。
あの女が成瀬さんを殺したんやないの!田畑翔子さん…ご存知ですか?…誰?知らんえそんな人。
小鈴さんにお子さんがいるのご存知ですか?おみやさんなんで!?子ども?あっそう!関係ないわそんな事!知ってんだ…。
悪いけど帰って!警察嫌いなんや!早よ帰って!止まっちゃってる!写真になりたい。
…そっか。
警察には関係おへん。
祇園の女やさかい言えへん事もあるんどす。
そうや。
あの女が成瀬さんを殺したんやないの!ハァ〜男は黙って資料室。
渋いねぇ〜!存じ上げません。
失礼します。
明日天橋立に行きます。
はるかちゃん今一番寂しい年頃じゃないでしょうか。
あなたが彼女のためにしてあげる事があるかもしれない。

(鳥の声と潮騒)
(鳥の声と潮騒)
(瑞江)こんなところまで呼び出して何の用でしょう?祇園のしきたりって難しいですよね。
母を母と名乗れず父を父と名乗れず…。
でもはるかちゃんお2人求めてる。
はるかちゃんきっと強くお2人を…求めてる。
女将…もう…。
そうです。
私がはるかの父親です。
そして14年前成瀬さんを縁切り神社で殺してしもたのは私です。
(瑞江)やめて…。
14年前祇園のしきたりを破ったのは私です。
舞妓さんと男衆の恋はご法度ですもんね。
この人には何の罪もありません。
私が園田を好きになってしまったんです。
だから…成瀬さんに身請けされるのだけは嫌だったんです…。
でもあの夜成瀬さんはしつこく私を…。
成瀬さん。
舞妓は芸は売っても身体は売らへんのどす。
何言うとんねん。
舞妓はんがなそんな生意気な事言うたらあかん。
あ…やめてくれやす…!うっ…。
どないしたんや?…まさかお前!?つわりか?いえ…やめてくださ…。
何が身体は売らんや!
(瑞江)やめてください。
(成瀬)やる事しっかりやっとるんやないか。
誰や?
(成瀬)言うてみぃ!誰や?
(瑞江)やめてください…!さぁ!今のうちに…!早く!
(成瀬)待たんかい!成瀬さん!貴様か…!?男衆風情が何のつもりや!?あん?この…。
舞妓に手ぇ出して許される思てんのか!?このバカ者!えぇか?祇園におられんようにしたるさかいな!覚えとけ!クズ!
(園田)やめてください!
(刺す音)お前…!
(瑞江)園田は…その事をすぐに私に告白してくれて…。
自首しようとしていました。
私はなんとしても園田を刑務所に行かせたくなかった…。
あんな事がなかったら私たちはこの花柳界から足を洗って一緒になろうと思っていました。
でも…成瀬さんを殺してしまった以上…。
2人は…決して結ばれる事も別れる事もできなかった。
祇園の掟を破った事成瀬さんを殺してしまった事…。
私たちは2つの重い罪を共に背負い続けてきました。
がんじがらめの14年間でした…。
お2人の事に気付いた人がもう1人…いた。
そしてその人に脅された。
田畑翔子殺害事件の事で訊きたい事があります。
署までご同行願います。
なんでや…?なんで小鈴を逮捕しぃひんのや?あの女が成瀬さんを殺したんやろ!?訊きたいのは田畑翔子の事です。
あなた南条瑞江さんを脅迫しましたね?菊乃姉さんが14年ぶりに私を呼び出して…。
(佳代)あんた子どもがいたんやなぁ?成瀬さんの事時効になんかさせへんわ思うてとことん調べたんや。
子どもの父親もわかったえ。
…園田やろ?図星でビックリした?
(佳代)子どもになんて言うん?両親は人殺しやて!?なぁ!田畑翔子さんはきっとその光景を見てしまったんでしょう。
それではるかちゃんとあなたのために…。
(翔子)とにかく瑞江さんとはるかちゃんには近付かないでちょうだい!
(佳代)誰なんや?あんた。
(翔子)私は…瑞江さんに救われたの!だからあの人の事は何が何でも守る!脅迫なんて絶対に許さない!脅迫!?人殺しを人殺しや言うて何が脅迫なんや!?ねぇちょっと話だけでも…!
(佳代)イヤ!
(悲鳴)あの正絹の千鳥の根付は翔子さんがウチにいた時に私が差し上げたものです。
純君。
はるかちゃん連れてきてくれてありがとう。
はるか…。
なんで!?帰るよあたし!ママに…あんな人に会いたくないもん!はるかちゃん…!はるかちゃん!はるかちゃん!はるかちゃんあの人誰だと思う?君のお父さんだ!お父さん…?はるか…ホントにあなたのお父さんなの。
はるか…お父さんや。
ごめんな!ずっと会えなくて。
ホントなの?人を殺したの?嘘でしょう!?やっと会えたお父さんが人殺しなの!?はるかちゃん…はるかちゃん!確かに…お父さん間違えて1人人を死なせた。
でもねそれは…お母さんのお腹ん中にいるはるかちゃんの命を守るためだよ!お母さんもそれでずっと黙ってたの?それで…お父さんに会わせてくれなかったの?はるかを守りたかった…。
はるかちゃん…お母さんね世界で一番君が大事だった。
でも一緒に暮らす事できなかった。
翔子姉ちゃんは…どうして殺されちゃったの?はるか…。
翔子さんははるかちゃんと君のお母さん助けようとして…。
はるかちゃん自分の命と引き換えに自分の人生と引き換えに君を守ろうとした大人たちがいる。
純君お守り出して。
はるかちゃんも。
君たち2人の誕生を心から喜んだ大人たちがいる。
君たち2人の幸せを心から願った大人たちがいる!そんな大人たちの大きな愛情に包まれて君たちは誕生した。
その人たちの気持ちってこの海のようだよ。
大きくてとても温かい。
そんな人たちの気持ちに君たちは包まれてる。
はるか!
(園田)はるか…!彼らなら3人でやっていける!家族として。
でも園田さんってホントいい男だった〜!あそんな年上が好きなんだ?かもね。
あでもただ年上ってだけじゃダメなのよ。
ん?な〜におみやさん?そういう事だったの!?んも〜好きなら好きだって言えばいいのに〜!いやいや…年上だから好きになられても困ると思って!何!?…冗談!ちょっとおみやさん!もぅ!待て〜!2014/07/16(水) 16:00〜16:58
ABCテレビ1
[終]おみやさん5[再][字]

「最終回特別編・京都祇園〜丹後天橋立を結ぶ殺人連鎖!!時効直前産婦人科に男の死体!?女医…舞妓…母子の絆15年隠し続けた真実!人生をかけて四人の女が守りたかったもの」

詳細情報
◇番組内容
京都鴨川東署資料課の鳥居勘三郎(渡瀬恒彦)が、部下の七尾(櫻井淳子)と迷宮入りした難解事件を鮮やかに解く、木曜ミステリー好評シリーズ第5弾。
◇出演者
渡瀬恒彦、櫻井淳子、菅井きん、谷啓 ほか

ジャンル :
ドラマ – 国内ドラマ
福祉 – 文字(字幕)

映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
映像
音声 : 2/0モード(ステレオ)
日本語
サンプリングレート : 48kHz

OriginalNetworkID:32723(0x7FD3)
TransportStreamID:32723(0x7FD3)
ServiceID:2072(0×0818)
EventID:2791(0x0AE7)