どんな運動会にすればいいのかを考えようとしているんです。
これは期待できるんじゃないですか。
次回も「未来塾」お楽しみに。
東北発!未来塾!
(テーマ音楽)南アメリカエクアドル。
誇り高きインカの魂が独特の文化を生みました。
エクアドルの首都キト。
かつてクスコに次ぐインカ帝国第2の都市として栄えた街です。
その名残が街なかの建物を支える土台に残っています。
複雑な形に切り取られた石が一分の隙もなく積まれています。
インカの人々は高い文明を持っていたのです。
しかしその歴史は16世紀半ば終わりを迎えます。
キトはスペインの侵略を受け植民地となりました。
このサン・フランシスコ教会をはじめとして80以上の教会や修道院が建てられました。
どれもバロックを中心としたヨーロッパの建築スタイルです。
この町並みがユネスコによる世界遺産第1号に選ばれました。
その中の一つ17世紀に建てられた…実はこの中にインカ独自の文化が表現されています。
マリア像を納めるこちらの祭壇。
壁も柱も一面真っ赤です。
赤はインカの人々にとって民族の血を表す特別な色でした。
支配を受けてもインカの誇りを失わないという彼らの意思表示です。
アーチの模様は太陽の光。
キリスト教建築にはないモチーフです。
インカ帝国では太陽神が信仰の対象でした。
そのため神とあがめる太陽を建築に潜ませたのです。
こちらはマリア像。
衣装の色はやはりインカの赤。
キリスト教の芸術の中にインカの痕跡を織り込んだ表現。
これらはキト派芸術という独自の文化となりました。
こうした文化を伝えていくために若者たちにキト派芸術を教える学校があります。
入学の資格はキトで生まれ育った事。
教会建築や修復の基礎とともにキト派芸術には欠かせない太陽や植物など伝統のモチーフを作る技術を学びます。
卒業生がキト派芸術の担い手として活躍しています。
ロベルト・ベタンクルトさん25歳。
今描いているのはハチドリです。
彼は自分の代表作であるマリア像にその姿を描き込みました。
ハチドリはナスカの地上絵にも描かれるほど南米の人々になじみの深い鳥です。
キト派芸術を生んだ祖先への共感を込めているといいます。
誇りを失わなかったインカの心は脈々と受け継がれキトの街に生き続けています。
2014/07/16(水) 11:25〜11:30
NHK総合1・神戸
シリーズ世界遺産100「キト市街〜エクアドル〜」[字]
インカ文明の証し ▽文化遺産 ▽スペイン植民地時代の宗教建造物が数多く残るキト。華麗なキリスト教建築の中にはインカの人々の誇りを示すモチーフが織り込まれている。
詳細情報
番組内容
エクアドルの首都キトにはスペイン植民地時代の宗教建造物が80以上も残り、1978年に世界で初めて世界遺産に登録された。華麗なキリスト教建築の中には、インカ帝国で最高の神と崇(あが)められていた太陽のモチーフなどキリスト教文化とは異なるものが紛れ込んでいる。先住民たちが「インカの誇りを失わないように」と織り込んだ意志表示だった。このような先住民たちの強い意志が、キト独自の芸術を生み出した。
出演者
【語り】松平定知
音楽
【音楽】久石譲
ジャンル :
ドキュメンタリー/教養 – 歴史・紀行
ドキュメンタリー/教養 – カルチャー・伝統文化
ドキュメンタリー/教養 – 自然・動物・環境
映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 2/0モード(ステレオ)
サンプリングレート : 48kHz
OriginalNetworkID:32080(0x7D50)
TransportStreamID:32080(0x7D50)
ServiceID:43008(0xA800)
EventID:14020(0x36C4)