1社会のトビラ「野菜がとどくまで」 2014.07.16

それではまた会おう。
トビラを開けると社会が見える。
よいしょっと。
こんにちは。
わたくし「社会のトビラ」こと…とつぜんですがわたくしキュウリが大好き。
お店で見つけると買いしめてしまいたくなるほどなんです。
ところでこのキュウリ畑からお店にはどうやってとどいているのでしょう?ということで今日のテーマはこちら。
野菜がお店にならべられるまでの様子をさぐってみましょう。
ここは都内のスーパー。
いろんな野菜が売られているが今日はこのキュウリに注目!生産地は…群馬県だ。
群馬県は全国有数のキュウリの生産地。
中嶋修さんは30年以上続くキュウリ農家の2代目だ。
群馬のキュウリはほとんどがハウスさいばい。
春と秋にしゅうかくしている。
作業は朝の5時からスタート。
ピークの時期にはおよそ6,000本ものキュウリを4時間かけてしゅうかくしている。
しゅうかくが終わったあとはキュウリの仕分け作業。
たくさんのキュウリを仕分けするのに使うのがこちらの機械。
重さや曲がり具合を自動ではん別してくれるすぐれものだ。
キュウリを出荷するまでにはいろいろなお金がかかっている。
ハウスを温めるのに使う…そのほかひ料やなえ代などなど。
かかったお金よりもキュウリが高く売れないと中嶋さんはこまってしまうんだ。
天気のよかったこの日はいつもより多めの7,000本以上をしゅうかく。
その運び先は…ここにはこの地いきの農協組合員が作ったキュウリがたくさん運びこまれてくる。
集まったキュウリ全部のあずけ先を見つけるのが販売課の相川貴之さんの仕事。
電話先は取り引きのある卸売り市場。
いわゆる市場だ。
C700円なんですね。
…はい。
持ち合いで。
Dも500円?前日のキュウリの取引値段を聞き出してできるだけ高く売ってくれそうな市場を調べるんだ。
この日は東京の3つの市場にキュウリをあずけることにした。
あずけ先の決まったキュウリは運送会社の大型トラックに積みこまれてそれぞれの市場に運ばれていく。
さてここで問題。
正かいは…中嶋さんが出荷に使うダンボールは一年におよそ1万3,000箱。
50万円以上もかかる。
電気代と車の燃料代は合わせてもそこまではかからないんだって。
農協を出たトラックが向かった先は…ここで野菜を引き取るのが卸売業者とよばれる人たち。
集めた野菜を八百屋さんなどに売るのが仕事だ。
キュウリの取り引きを担当しているのは…武田さんは取り引きのある八百屋さんと電話で話し合って値段を決めていく。
高く売ってほしい農協と安く買いたい八百屋さん。
おたがいが希望する値段に近づけるように調整していくんだ。
朝5時。
注文した野菜を引き取りに八百屋さんたちがやって来る。
群馬のキュウリを武田さんから買ったのは世田谷区でスーパーを経営する…この日は50ケースおよそ2,500本ものキュウリを買った。
市場から帰ってくると田口さんはさっそく開店のじゅんび。
たくさん仕入れたキュウリの売値をお客さんの買いやすさを考えて決めていく。
(田口)今日5本で128円の特売ですね。
(聞き手)それは高い?
(田口)安いですね。
開店と同時に目玉商品のキュウリはどんどん売れていった。
生産者がそんをしないようにまた消費者が買いやすい値段になるようにたくさんの人が気を配っているんですねえ。
さてここでちょっと野菜がとどくまでの流れをまとめてみましょう。
よいしょっ。
野菜は生産者から農協へ集められ市場からお店へ売られていきました。
日本で作られる野菜のおよそ7割がこのルートでとどくそうです。
しかし野菜がお店にとどくルートはこれだけではありません。
農協や市場を通さないルートもあるんですって。
全国に175店ぽをかまえている大手スーパーの野菜売り場。
数多くの野菜がならんでいるその中には生産者の名前が書いてある商品がある。
実はこれこのスーパーのオリジナルブランドの野菜。
スーパーが生産者に消費者のニーズを伝えて作ってもらっているんだ。
このブランドのトマトを育てている…味や色などスーパーの要望に合わせてさまざまな種類のトマトを育てている。
たずねてきたのはスーパーの仕入れ担当者。
人気のある品種など消費者のニーズを伝えるためだ。
その辺のところ少し赤も定番として置きながらこの辺のミックスをやらさせていただければと思いますので。
担当者と生産者が直せつ意見を交かんすることでよりお客さんのニーズに合った野菜を作ろうとしているんだ。
おいしいものを売りたいという気持ちの中で必ず産地のほうに来ております。
スーパーと生産者を結ぶこうした取り組みは全国的にも広がってきているんだ。
野菜がお店にとどくにはこんなルートもあるんですね。
この大手のスーパーでは全国4,800の生産者に野菜作りをお願いしているんですって。
いつもみなさんが食べている野菜はどうでしょう?どんなルートを通ってとどけられているのかな?調べてみるとまた新たな社会のトビラが開くかもよ。
地きゅう上のさまざまな場所を2014/07/16(水) 09:30〜09:40
NHKEテレ1大阪
社会のトビラ「野菜がとどくまで」[解][字]

野菜の値段は生産の段階での諸費用や流通コストなどで決まってくる。野菜が食卓に届くまでのさまざまな過程を追いながら、価格と費用の関係をみる。

詳細情報
番組内容
野菜の値段は、生産の段階での諸費用や流通コストなどで決まってくる。通常は農家から農協、市場を経て販売店に届くルートだが、その過程で価格が決まる。例えば、群馬県産のキュウリでは農家の肥料や苗代だけでなくハウスの燃料代などもかかるが、そうした費用も考えつつ、消費者が買いやすい値段になるように、多くの人が気を配っている。またスーパーが生産者に野菜づくりを依頼し、販売するルートもある。
出演者
【司会】温水洋一,【語り】服部伴蔵門

ジャンル :
趣味/教育 – 幼児・小学生
ドキュメンタリー/教養 – 社会・時事
ドキュメンタリー/教養 – カルチャー・伝統文化

映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 2/0モード(ステレオ)
日本語
サンプリングレート : 48kHz
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日本語(解説)
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