(テーマ音楽)16〜19世紀ここに新大陸への重要な貿易品が集められました。
それは奴隷だったのです。
西アフリカセネガル首都ダカールの沖合に浮かぶゴレ島です。
南北900m東西300mの隔離されたこの小島にかつて奴隷が集められました。
島に並ぶカラフルな家並みのほとんどは奴隷商人の館でした。
アフリカ各地から集められた奴隷はさとうきび畑やコーヒー農園の労働者としてゴレ島から新大陸へと輸出されたのです。
この建物は「奴隷の家」と名付けられています。
この家も奴隷商人の館でした。
人間が悲劇の歴史を繰り返さないようにと一般に公開されています。
仲買人が各地から集めた奴隷を品定めした中庭。
2階が奴隷商人の住まいとなっていました。
天井の低い1階には奴隷たちが収容された部屋が並びます。
奴隷船が来るまでおよそ3か月間ここにつながれていました。
1階の奴隷部屋の奥には海に面した扉があります。
その名も「二度と戻れない扉」。
奴隷たちは順番にこの扉を通って船に積まれ新大陸へと送られたのです。
かつて奴隷の積み出し港だったゴレ島ですが今は多くの観光客が訪れます。
この日やって来たのはアメリカの大学で歴史と文化を学ぶ学生たち。
人間が物として扱われた奴隷貿易の現実を知るために訪れました。
案内するのは館長のコリさんです。
これは奴隷の足首につけられていた鎖です。
この鎖で奴隷2人の足をつないでいました。
その真ん中には大きな鉄の球が取り付けられていたのです。
鉄球の重さは10kgあまり。
おもりをつけられた奴隷たちは動くのもままならず逃げることはかないませんでした。
こちらは男の奴隷が入れられた部屋です。
四方が2m60cmしかありません。
この中に15〜20人が詰め込まれたのです。
参加者の一人アフリカ系アメリカ人の女子学生です。
彼女の祖先も奴隷でした。
16〜19世紀この4世紀近くの間に多くのアフリカ人が奴隷貿易の犠牲になりました。
その数はおよそ1億人といわれます。
2014/07/16(水) 04:15〜04:20
NHK総合1・神戸
シリーズ世界遺産100「ゴレ島〜セネガル〜」[字]
奴隷の家 ▽文化遺産 【語り】松平定知 【テーマ音楽】久石譲
詳細情報
番組内容
奴隷の家 ▽文化遺産 【語り】松平定知 【テーマ音楽】久石譲
出演者
【語り】松平定知
音楽
【テーマ音楽】久石譲
ジャンル :
ドキュメンタリー/教養 – 歴史・紀行
ドキュメンタリー/教養 – カルチャー・伝統文化
ドキュメンタリー/教養 – 自然・動物・環境
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サンプリングレート : 48kHz
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