木曜時代劇 吉原裏同心(3)「許せぬ奉行」 2014.07.16

幼なじみの神守幹次郎殿は私汀女を乱暴な夫の手から救い出してくれました。
3年の旅の末に江戸・吉原で剣の腕を見込まれた幹次郎殿は吉原裏同心として勤める事になったのです

(遊女たち)おにいさん寄ってってよ。
あれ?財布がない!俺もだ!あっない!スリだ!すり取ったものを置いていってもらおうか。
何かおっしゃいましたか?その懐にあるものだ。
妙な言いがかりはやめて頂きましょう。
ヒエエエ〜!ヒエッ!この野郎何しやがるんだ!神守様早速のお働きご苦労さまでございました。
結構な住まいまで用意頂き店賃の分は働かねばと思いまして。
後始末するこっちの身にもなってくれよ!まあそう急がずともあなた様に腕を振るって頂かなければならない時が必ずまいりますから。
スリやコソ泥なんぞは若い者に任しておけばよろしいんでございますよ。
それでは体がなまります。
ホホホホホホッ!面白いお方ですな。
・ごめん。
へい。
あっ村崎様。
この男は?ええ。
先日お話し致しました神守幹次郎様でございますよ。
ああ。
会所の用心棒になったという男か。
神守と申します。
お見知り置きを。
うむ。
せいぜい働け。
ところで先日の一件始末をつけるのに苦労したぞ。
死骸が3つもあるのをうやむやにはできん。
そこで強盗に入ろうとしたのを拙者が見つけ刃向かってきたのでやむなく斬ったという事にした。
村崎様が3人とも?まあしかたない。
それでよいな?結構でございますよ。
時にもうすぐ玉菊灯籠だな。
玉菊灯籠?吉原の大切な盆行事でございますよ。
道の両脇にダ〜ッと灯籠が並びましてなそりゃもう大勢のお客様でにぎわいます。
ほう…。
時にお奉行様のご視察っていうのはやはり…。
ああその事だ。
今年は南町奉行村山信濃守様がおいでになる。
くれぐれも粗相のないように。
不審な者の取締りも抜かりなきようにな。
へえ…。
では頼んだぞ。
いい気なもんですね。
手柄を自分のもんにしちまいやがった。
てめえに3人も斬る腕があるのかって話で。
いいじゃねえか。
え?こうでもしねえと厄介な事になるんだから。
おいそれより奉行の視察の件だが…遺漏なきようにしないとな。
視察ったって茶菓の接待を受けに来るだけでしょう?そりゃそうだが…。
ああ奉行の村山ってお方は殊の外山吹色の菓子がお好きでございましてな。
山吹色?うむ。
小判だよ!ああ…。
幹次郎殿と私は四郎兵衛会所のお世話で相庵先生がいらっしゃる長屋に住むようになっていました
あっお帰りなさいまし。
ただいま戻りました。
お帰りなさい。
仙右衛門さん何しに来たの?いや…お勤めだよ。
来ちゃ悪いかよ。
おう。
少し中を見せてもらっていいかな?どうぞ。
おう。
おう!お〜なかなか豪勢なもんだな。
うちの会所が用意したんだ。
当たり前よ。
こんな結構な住まいをお世話して下さりお礼の申しようもありません。
いやいやそんな…。
その上大層なお手当まで。
いや〜年に25両ぐらい軽いもんでさあ。
自分の金で払うみたいな言い方だなあ。
あね様腹がすきました。
すぐ食事の支度を。
うちに帰ってくると火がおこってて湯気が立ってて「すぐご膳の支度をします」か。
フン!所帯持ちなんててんで羨ましくねえや。
すっごく羨ましそうよ。
いい加減にお前も嫁をもらえ。
俺が気に入る女はそうそういねえよ。
どんな人が好みなんですか?そうですね…。
器量がよくて気立てがよくて物腰が柔らかくて何より俺に惚れてなくちゃいけません。
随分ぜいたくだなあ。
聞かれたから言っただけだよ。
きっと見つかりますよ。
あっそうですかね。
そして玉菊灯籠の日が来ました
(長吉)おいちょっと待て!何だこりゃ?「思ふおひとに身うけされたし」。

(代田)これはこれはお奉行様。
ご巡察まことにご苦労さまにございます。
先日は手柄であったな。
は!?今後も精進せよ。
は…はい!わざわざのお見回りご苦労さまにございます。
うむ。
名は何と申す?豊春でありんす。
水無月にござんす。
覚えておくぞ。
あれが玉菊灯籠か。
見回るとするか。
ついてまいれ。
(2人)はい。
どいたどいた!せっかくの見物を…。
シッ!後で座敷を用意させる。
2人まとめて相手してやるぞ。
(ざわめき)あ〜あ。
お奉行おけがは!?卵でけがをするか!不届き者を捜せ!
(部下たち)は!行くぞ。
ああ。
(代田)も…申し訳ございません!不届き者は必ず捕らえよ。
(代田村崎)は!厳罰に処す。
(代田村崎)は!まずい事になった…。
大門を閉めるんだ!はい!出ていく者を全て改めよ!
(部下たち)へい!この不始末どうする気だ!?え?事と次第によっては吉原が取り潰しになるかもしれぬという一大事じゃぞ〜!さようでございますかな。
何だと!?廓内の者の仕業でございましたらいかなるお咎めもお受け致しましょうが今日この吉原に繰り込んできた大勢のお客様のうちの一人が悪さを仕掛けたとあっては私どもとしてはどうも…。
落ち度はないと申すか!おそれながらその卵を投げましたる者はお奉行様に何か…恨みか怒りを持っておるんじゃございませんかな。
その場所にたまたまこの吉原が選ばれたって事でございますまいか。
何をぬけぬけと!いずれにしても我が手の者が調べておりますのでいましばらくお待ちを。
どうなっても知らんぞ!吉原で卵を売ってるのはこの太平の店だけだよ。
おうごめんよ!これは会所の旦那ご苦労さまです。
とんでもない事が起こったそうですね。
ああ。
それで卵の出どころを調べてるんだよ。
今日誰に卵を売ったか覚えてるか?今日はからっきしでねきくさんに5個売れただけですよ。
きくって羅生門河岸の遊女のきくか?ここは?ここは羅生門河岸といってな年を取ったり病気になったりした女たちが流れてくる所さ。
自分で客を引いて僅かな金で体を売るのよ。
おうきくだな?はい。
会所の旦那…。
ええ。
卵なら買いましたよ。
ここに。
精をつけるためか。
体でも悪いのか?ちょっと…。
あんた今日も働いてたのかい?休まなきゃ駄目だよ。
そう休んでもいられないよ。
しょうがないね。
この人体が悪いくせに稼いだ金を困ってる仲間にやっちまったりするのさ。
私はもうここから出られる事はないからね。
せいぜい功徳を積んであの世で幸せになるしかないのさ。
あんたなら閻魔様も極楽に送ってくれるさ。
うれしい事言っておくれだね。
そんな事を言うな!何だよ。
いつかここを出て幸せになれると思わなくてどうする!威勢のいい人だね。
変なやつだからあんまり気にすんな。
医者に診てもらった事はあるのか?そんなぜいたくはした事もないね。
きくって女は昔は三浦屋にいて吉原随一になろうかっていうほどの売れっ子だったんですがね何につまずいたか切見世まで落ちてったんです。
人間どこでどうなるか分からねえもんですね。
そんな女はこの吉原には山ほどいるよ。
…で卵を買ったのはきくだけかい?へえ。
ただ前に買った卵が残ってましてね。
そこにあるのが今日買ったものかどうかはっきりしません。
体を壊した女が卵を投げる事なんてできるんですかね?いやまず無理だね。
その投げた卵ってのは一体どこから来たんだ?卵売りの太平ってやつの言ってる事は確かかい?誰かをかばってるとか…。
それは何とも。
太平自身あの時一体何をしてたんだい?ずっと店にいたと言ってた。
そもそも卵を投げた者はなぜそんな事を?まあたかが卵でありますけどね。
しかし捕まるとこれは大変な事になる。
よほどお奉行に恨みか何かがあるやつだったんでしょうね。
卵を投げたやつが捕まりやした!誰だい?太平です!
(一同)え!?
(村崎)その方昨年酒場でケンカをして相手を刺したという咎で捕まったな。
それは人違いでございましてすぐに放免されましたよ。
それは分かっておる。
その方そのあとで奉行所に恨み言をさんざん言っておったそうではないか。
ひどい取り調べを受けたと。
そりゃ…やってもいない事をやったんだろうと言われてさんざん殴られたんですよ。
…でその腹いせにお奉行様に卵を投げたのか!?さような事は致しません!何の証拠があって…。
さっさと白状した方が身のためだぞ!存じません!おっちょっと待ってくれ!待ったばっかりじゃ上達しねえよ。
いいよしなくて。
何をしている?何って見りゃ分かるだろ。
太平が捕まって例の一件は終わったんでホッとしてるとこよ。
まだ太平がしでかしたかどうか分からないだろう?それは奉行所が決める事だ。
俺たちに関わりはねえ。
太平はやったと言ってるのか?やってねえと言い張ってるんですがね。
それでお奉行の怒りは収まるのだろうか…。
それを収めるために今骨折ってるお人がいるんですよ。
え?・
(薄墨)あ〜ん。
わざわざお忍びでのお越しありがたき事にござんす。
私も会えてうれしいぞ。
お上手な事…。
ところで卵を投げた者が捕まったそうでござんすえ?うむ。
自白をもって厳罰に処す。
ではこの度の事はこれにてお納め頂けるのでござんすね。
いや。
吉原の者たちの不届きから来た事。
おいそれと許す訳にはいかぬ。

(薄墨)まあ村山様らしゅうござんせん。
うん?村山様と申せばご人徳優れた名奉行様と江戸でも評判のお方。
大層広いお心をお持ちのはずゆえこれしきの事でそういつまでもお怒りなさんすとはとても思えんせん。
しかたない。
吉原の咎はこれ以上たださぬ事にしてやろうかのう。
はあ〜よかった…。
ありがたき事にござんす。
しかし狼藉者は厳罰に処すぞ。
たかが卵といって許していたら奉行の面目を失う。
食事の支度が出来ました。
はい。
本当にその太平という人がやったのでしょうか。
それはまだ何とも…。
某にはそんな事をするような男には見えませんでしたが。
それにしても…。
何ですか?なぜ卵なのでしょう?・
(相庵)よし。
こっちに運べ!おう。
きくが血を吐いたって知らせを受けてな。
あんまり様子がひどいんで相庵先生に診せようと運んできたんだよ。
それはご苦労だったな。
労咳だな。
労咳…。
それで卵を。
労咳に効くっていうからな。
フッフフフッ…。
こんな事で吉原の外に出られるとはね。
今は静かにしておれ。
死ぬ時は誰にも迷惑をかけず黙っておさらばしたいと思ってたんだけど…。
なぜ迷惑をかけてはいけない?よいではないか。
私はねひどい女なんだよ。
若い頃は何人もの男を食い物にしてね。
身を持ち崩した男もいた。
(せきこみ)無理に話さないで。
一度は惚れた男もいたんだよ。
その男も私のせいでひどい事になってね。
私は自分の定めを呪って世の中に仕返ししようとしてたんだ。
でもあげくの果てにこんな事になって…罰が当たったんだよ。
(仙右衛門)罰なもんかい。
あんた周りの人みんなに親切にしてたそうじゃないか。
それはあの切見世に落ちてからの事さ。
ようやく分かったんだよ。
世の中に仕返ししようとしても自分に返ってくるんだってね。
気付くのが遅かったよ。
(せきこみ)もう長くはないかもしれんな…。
あとは楽に死なせてやるしかねえな。
ひどい事を言うな。
遊女に情けをかけたところで何がしてやれるってんだ。
吉原で生きていくつもりならこういう事に慣れるこったな。
そんな事に慣れるつもりはない。
人が親切で言ってやってんのによ。
余計なお世話だ。
病に侵されてる人がいるそばでケンカなんかしないでちょうだい!それで薄墨太夫のおかげでお奉行様のお怒りは収まったのでしょう?いえ。
太平さんの罪を軽くする事はできませんでした。
本当にその太平さんとやらがやったのかね。
その日卵を買った遊女がいたんです。
でもその人は病で卵を投げるなんてできそうもないし。
何ていう女ですか?おきくという人です。
饅頭お代わり。
はい!饅頭のやけ食いですかい?珍しいお人だね。
酒があまり飲めないものでな。
身代わり屋の佐吉ですよ。
その節は世話になった。
いや〜しかしあの村山という奉行は評判が悪い。
胸のつかえが下りた連中はいくらでもいるでしょう。
そんなに評判が悪いのか?金に汚い。
女好き。
しかも小ずるい事をいろいろと…。
奉行の座に就いたのだって前のお奉行を陥れたそうですぜ。
そうなのか?ええ。
全く卵をぶつけるぐらいじゃ足りねえや。
そこなんだ。
は?石や棒切れでもあったろうになぜ卵なんだ?分からん。
ほう。
そうですね。
あっ卵と言えば確か…。
ん?薄墨太夫。
はい。
もしやおきくという人をご存じですか?きくさんの下で…。
はい。
7年前吉原に来てまだ間もない頃いろいろな事を教えてくれたのがきくさんでした。
あのころは宮城野という名で大層売れっ子でした。
そうだったんですか。
きくさんはあるお役人に見初められました。
名を村山。
え?今の南町奉行村山様です。
そのころは普請奉行を務めておいででした。
村山様はきくさんを身請けして妾にしようとしました。
でもきくさんは頑として聞き入れませんでした。
どうして?吉原から出られるというのに。
ほかに好きな人がいたからです。
たまに来る商人のお客様でした。
その人には…きくさんを身請けするようなお金はありません。
ですからきくさんは遊女のままその人への思いを貫こうとしたのです。
でもそれを知った村山様はその男の人にご自分の力を悪用してひどい仕打ちをしたそうです。
きくさんは自分のせいでその人を不幸にしたとご自分を責め酒に溺れついに切見世に落ちるまでになってしまったのです。
お帰りなさいまし。
どうしたのです?そんなに急いで。
思いがけない事が分かったので。
何です?7年前奉行の村山にむごい仕打ちを受けた男がいるんです。
もしや喜助?えっどうして!?…でお話というのは?奉行の村山はいろいろと評判の悪い男です。
まあそれは私も存じております。
その中で7年前にある事で召し捕られた喜助という男が無実を訴えながらも罰せられたという話があります。
ほう。
ひどい拷問の末喜助はついに自分がやったと自白し…そして身代召し上げの上ついには江戸所払いになったそうです。
お裁きを受けたあとも自分は本当はやっていないと奉行への恨み言を事あるごとに言っていたそうです。
どうやら全ては村山が仕組んだ事だったようです。
ほう。
そのような事が…。
7年前の事と今回の事にどんな関わりがあるんです?この喜助という男…卵を商っていたのです。
この度の騒動投げられたのがなぜ卵なのか。
それがどうも解せなくて考えているうちに…ほらこの間の身代わり屋の…。
ああ佐吉とかいう男!あの男が調べをつけてくれてその事に突き当たった。
だからってこないだ卵を投げたのがその喜助だっていうのかい?そうお考えになるゆえんは?その喜助という男はきくと好き合っていたのです。
きくに横恋慕した村山が2人を引き裂くために喜助に罪を着せたのです。
よくぞそこまで調べましたね。
いやこれは某の家内が薄墨から聞いた事で。
面白いご夫婦ですな。
面白がってる場合じゃありませんぜ。
卵喜助きく…奉行。
一つにつながりましたね。
来たよ。
あんたたち…。
中にいるのは誰だ?きく!喜助だな。
はい。
卵を投げたのはお前か。
はい。
お前たちはまた会うようになっていたのだな。
私は自分の落ちぶれた姿を見せたくはなかったんですけどねこの人は落ちぶれたのはお互いさまだって…。
あの日私はこの女の所に来ておりました。
そしたらあの奉行が来るって話を聞いて…昔の恨みが忘れられず。
それで卵を?
(仙右衛門)あれはきくが病気の養生のために買ったものだろ?私が自分で渡したんです。
これを投げなって…。
あの男…思い知らせてやる!おやめよ!奉行と外で会える事なんてそうそうあるもんじゃない。
俺たちの恨み晴らすには今しかねえんだ!そんな事して捕まったら死罪になっちまうよ!構うもんか!だ…だったらこ…これを!何言ってんだ?きく。
駄目だ!これはお前の養生のための大事な卵だろ。
だからだよ。
え?あんた卵を売ってたんだろ?私にもあんたにも卵は大切なもんだ。
それをぶつけてやるのさ。
それが私らの精いっぱいの仕返しだ。
世の中を恨んでも自分に返ってくるだけ。
お前はそう言っていたではないか。
なぜやらせたんだ?村山のせいで…村山のせいでこの人は何もかも失った。
どうしても思いを遂げさせてあげたかったんですよ。
しかしな…今太平という男が無実の罪で捕まっている。
えっ…それは本当でございますか!?無実の罪で苦しむ男を一人生む事になる。
それでよいのか?存じませんでした。
なぜ言ってくれなかった!?すぐお奉行所に名乗り出ます!駄目よ。
逃げて!そんな事できるか!俺を卑怯者にする気か?卵をぶつけただけだ。
まさか死罪にはなるまい。
(村崎)この男か?私が卵を投げました。
太平さんは無実です。
お取り調べを。
分かった。
入れ。
やったのは私だ〜!きく!私が奉行に卵を投げたのさ。
こうやってね!あっくそ〜!捕らえよ!食らえ〜!きくどうして…。
下りてこい!ああ望みどおり行ってやるよ!きく…。
きく!きくきく!きく〜!きく〜!きく…。
きく…。
もう長くない自分が身代わりとなってお前を救ったのだな。
あの男にはきっと天罰が下ります。

そして今回の事は全てきくがやった事として片づけられました。
翌日太平は疑いが晴れて放免されました
フン。
(仙右衛門)これで一件落着か…。
きくの思いをくんでやってこのままにした方がいいんですかね。
そうだなあ…。
いいんだよそれで。
さあそれはどうかね…。
・どうした?うわ!ひ!ひひひ…!何者だ?名乗るほどの者ではございません。
南町奉行村山と知っての事か。
あいにく薄墨太夫からの誘いの文は偽物です。
あなたをおびき出すためです。
何だと…。
南町奉行にそのような事してただで済むと思うのか!うわ!ううっ…。
あっあ〜!
それからしばらくして村上信濃守は深夜襲われ傷を負いしかも賊を取り逃がしたる段町奉行として不届き千万と咎められ職を免ぜられました
「正体不明の剣の達人の仕業」か…。
私にもあんたにも卵は大切なもんだ。
きくの死を無駄にするな。
はい。
ところで村山様をだまし討ちにした不逞の輩とは誰なのでしょうね。
さあ誰でしょうね。
とんでもないやつだ!3日前にやっと私の年季が明けて…。
年季が明けりゃ自由の身だ。
借金が残ってんだから年季は明けてねえ。
おかんのために何かやらねえと!何の取り柄もないようだがあなたを思う気持ちだけは本物です。
・「君のそばにいる」・「君を守って行く」・「悲しみを消してあげることは出来ないけど」・「ここからはふたり同じ道を行く」・「せめてひととき」・「風よやさしく」・「二人包んで」2014/07/16(水) 01:47〜02:30
NHK総合1・神戸
木曜時代劇 吉原裏同心(3)「許せぬ奉行」[解][字][再]

幹次郎(小出恵介)は、南町奉行・村山(ダンカン)に卵をぶつけた犯人を捜す中、遊女・きく(富田靖子)と喜助(天宮良)が村山への恨みを晴らそうとしている事を知る。

詳細情報
番組内容
吉原裏同心として働く決意をした幹次郎(小出恵介)は、吉原を視察に来た南町奉行・村山(ダンカン)に卵をぶつけた犯人を捜す中、遊女・きく(富田靖子)に行きつく。きくは昔、村山が身請けして妾(めかけ)にしようとした時、頑として聞き入れなかった。きくには好きな男・喜助(天宮良)がいると知った村山は、無実の罪をかぶせ喜助を江戸所払いにしたのだった。幹次郎はきくと喜助が村山への恨みを晴らそうとしている事を知る
出演者
【出演】小出恵介,貫地谷しほり,野々すみ花,山内圭哉,三宅弘城,京野ことみ,石井愃一,沼田爆,若葉竜也,平田薫,尾上紫,菜葉菜,近野成美,富田靖子,天宮良,ダンカン,定松直子,松之井綾,児玉陽子ほか
原作・脚本
【原作】佐伯泰英,【脚本】尾崎将也
音楽
【主題歌】小田和正,【音楽】林ゆうき

ジャンル :
ドラマ – 時代劇

映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 2/0モード(ステレオ)
日本語
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2/0モード(ステレオ)
日本語(解説)
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