(桜井)どう?久々の母校は?元担任とも再会できたしね。
(大前)こちら藤川ほなみ先生。
2年A組の担任です。
(鬼塚英吉)そこは休みですか?
(あゆな)宮地さんは…。
(葛木)家が遠いんです。
(徳山)医者になるらしいよ宇佐美。
(さつき)えっ本気?
(美代子)朝ご飯出来…。
あぁあっ!あぁ!何やってるの?
(宇佐美)蝶が…。
(医師)昔から衝動的行動があった?
(美代子)はい高校生になってもなかなか治まらなくて。
珍しい蝶が飛んでいたので。
12だよ。
(美代子)それを捕まえたいと思ったそうで。
(医師)結論から申し上げますが太一君は発達障害の1つであるADHD注意欠陥多動性障害の疑いがあります。
(雅史)障害?えっ?あっちょっちょちょちょっ!
(美代子)それは治るんですか?う〜ん。
(冴島)うわ〜!大丈夫ですか?おい!ちょっと君!あぁ?お前だよ!ごめんなさい。
おぉ〜久しぶりでその格好?
(めいり)いやだって気付くからさ。
勘良すぎ。
(あゆな)ある意味あなたもすごいけどね。
(めいり)何の話?
(あゆな)勘良すぎてもろくなことないよって話。
何かあった?何かはあるよいつだって。
そりゃそうだ。
保健室にはないんじゃん?なっ…それ言う?もう言った〜。
ははっ何聴いてたの?「太陽」。
何でこのクラスは平仮名ばっかなんだよ〜。
似たようなのも多いしよ〜。
全員番号で呼んじゃおっかなぁ。
刑務所みてぇに。
おっ。
あれは副委員長と問題の保健室野郎じゃねぇか。
やあ!おはよう!やあ奇遇だね。
何とかあゆなと何とかめいり。
奇遇ですね。
鬼塚…。
(2人)何とか先生。
お前ら来るね〜乗ってくるね〜くぅ〜。
あえてねあえてね〜。
逆にね逆にね。
先生寂しい〜。
(智美)あぁ〜〜!何じゃいこりゃ!?
(加奈子)何何どうした?何どうした?
(智美)うぅ〜!
(加奈子)うぅ〜〜!ふんじゃん!
(徳山・国分・橋本・沼尻)はははっ!
(智美)お前らか?
(徳山)はぁ?
(国分)ワッツ?
(さつき)はぁ?
(智美)熱いもん食ってやけどしろ。
(徳山)俺らじゃねぇし。
(国分)ワッワッツ?
(さつき)アーハン?
(智美)じゃあフーアーユー?
(智美)いやお前かい。
(藤川ほなみ)何騒いでんの?
(智美)何かうんこ的なやつが私のかばん的なやつに入ってて。
(加奈子)うんそれかばん。
(智美)マジ最悪…て〜き〜な!
(森野)的な。
的な的な。
ワッツ?
(つぐみ)いるかの耳骨です。
うんこじゃないから水田さん安心して。
(智美)えっ何?じこ?ワッツ?いるかの耳の骨のかけら。
(智美)ふ〜ん。
ふ〜ん。
(智美)集める理由が全然わからん。
はいはいはいはいみんなホームルーム始めるわよ。
席着いて。
(森野)席着いて。
(あゆな)起立。
そこのロックばか起こして。
ビームも出ません。
(あゆな)気を付け礼。
おはようございます。
おはようございます。
消して。
出席を取りま〜す。
小学校から一緒で昔から…まあちょっと変わってるところがあってよくからかわれたりそういうことはありました。
で朝のあれは何?うんこじゃありません。
うんこじゃないのはもうわかった。
来るね〜持ってるね〜。
理由知ってる?集めてる。
そこまではちょっと。
(神谷)ゴーゴーゴーゴーゴーゴーゴーゴーゴー!はい佳永子マネジャー根性見せろほら!
(佳永子)もう無理です先生。
(神谷)はいゴーゴーゴー!橋本ラン!橋本ラン!はい沼尻ラン!
(遊沢)1勝!
(森野)1敗!
(遊沢・森野)1分け!
(加奈子)ふぅ〜。
(智美)張るねぇ〜。
(楓)ぴたっと。
(楓・智美・加奈子)張るねぇ〜。
(加奈子)てかうちら。
(智美)取り入れ過ぎでしょ。
(森野)まあ俺も俺で張る気マックスなんだけどね〜。
(芹澤・葛木)はぁ〜?
(芹澤)上等。
上等。
上等。
上等。
(智美)上等なのはもうわかったわ。
(葛木)てかざわせりさん。
(芹澤)何だよざわせりって。
(葛木)2連覇譲らねぇから。
上等。
上等。
(芹澤・葛木)上等。
(神谷)ただ先生は…。
(加奈子)バスケ部顧問だから?
(智美)そこはやっぱり芹澤を?
(神谷)全力で応援します。
そこも譲らねぇ。
(葛木)神谷先生当たりきっついなぁ。
(神谷)お前らしっかり伸ばしとけ。
(加奈子・智美)へい。
(神谷)こらこら副委員長音楽聴いてちゃ…。
まずいですよね。
(加奈子・智美)ふぅ〜!
(神谷)あれおい宇佐美は?あっ太一。
(神谷)おいお前ら宇佐美見てないか?
(神谷)何だあいつまたどっか消えたのか。
(神谷)おい宇佐美〜!・おい。
まだ授業中だろ。
いるかの耳骨はお守りになるんだ願いがかなう。
でも全然見つからない。
見つけて何願うんだ?弟が来年受験なんだ。
お前優しいんだな。
これは?違うよ。
何が正解かわかんねぇよ。
耳骨っていうのはもっと白くて丸くてきれいなやつだよ。
白くて丸くてきれいなやつ。
(宇佐美)耳の骨の形をしてるんだ。
耳の骨の。
始末書自分で書いてくださいよ。
何見てんですか!波。
つまり明日。
はぁ?…からの未来逆に未来からの過去的な?何だよそれ。
寄せては返すってそういうことでしょ。
深いんだか浅いんだかわかんないですね。
はぁ〜正直飽きた〜。
読めない人だなぁ。
よいしょ。
見つけた?全然ない。
(美代子)あの子を転校させるの?
(雅史)発達障害を専門にしている学校だ。
(美代子)あの子はちょっと変わってるだけです。
違う。
障がい者なんだ。
(美代子)あなた何もわかってない!発達障害はあなたが考えてるような障害とは違うのよ。
それもいろいろ調べたよ。
ADHDは非行や犯罪に走るケースも多いそうだ。
(美代子)太一がそんなことするはずないじゃない。
(雅史)言い切れないだろ。
太一のためにも発達障害のことを俺たちよりよくわかってる人に預けるほうがいい。
ここには寮もある。
あの子を追い出す気?・ガタガタガタ!
(佑二)うるせぇな!
(雅史)来年は佑二の受験もある。
太一にだけ構っているわけにはいかない。
・フ〜ンあの子は…他の子と何も変わらない。
(大前)藤川先生。
おはようございます。
(大前)宇佐美さんがいらしてる。
大事な話があるそうです。
鬼塚先生も呼んでください。
あっはい。
(野上)なるほど。
ええ。
(大前)でそのADHDというのは一体どういった…。
(野上)発達障害の1つです。
注意力が散漫でどんなことにも集中が続かず嫌なことは5秒ともちません。
つまり我慢ができないということです。
(大前)それで宇佐美君を転校させるというわけですか。
ええ。
寮に入れるんですか?はい。
太一は納得してるんですか?
(雅史)納得とかそういう問題じゃないんです。
それが太一のためってことですか?はい。
自分のためじゃなくて?
(大前)鬼塚!あなたには子供がいますか?いいえ。
だったら黙ってろ。
(あゆな)先生宇佐美君が。
あぁ?来てください。
すいません。
(葛木)太一!
(森野)芹澤!大丈夫か?
(芹澤)うっ。
はぁはぁ…。
(桐谷)おい!
(葛木)太一!放せ。
(宇佐美)あぁ〜!
(葛木)太一。
太一。
(宇佐美)うっうっ!
(遊沢)あっいった。
(葛木)やめろ!
(宇佐美)あぁ〜!うぅ〜!うぅ〜!
(葛木)やめろ!何やってんだ!
(遊沢)落ち着けって。
(宇佐美)はぁはぁ…。
(宇佐美)あぁ〜!
(さつき)きゃ〜!百合原さん。
(宇佐美)あぁ〜!
(さつき)きゃ〜!百合原さん。
はぁはぁ…。
あぁ嫌だ。
お父さんやお母さんや佑二と離れて暮らすなんて絶対に嫌だ!いやちょっとからかっただけだって。
そしたらがんギレしてきて。
あなたたちそもそも何で知ってるの?
(葛木)学校内のホームページに書き込みがあったんです。
誰が?
(雅史)お前太一おい太一しっかりしろ。
おい。
(雅史)ご迷惑をおかけしました。
やはり太一は転校させます。
今の聞いてなかったんすか?
(雅史)聞いてたからこそでしょ。
この子は普通じゃない普通じゃないんですよ。
普通なんて人間いるんすかね?そもそも普通とかそうじゃないとか神様でも決められないと思うんすけど。
普通の子はひとを椅子で殴ろうとは思わないでしょ?
(雅史)いいな?なっ。
(宇佐美)嫌だ。
(雅史)いいな来い!
(宇佐美)嫌だ。
(雅史)すみません。
ちょっと待ってください。
待ってくださいよ。
(大前)鬼塚!これ以上身勝手な論理を押しつけるな。
これは外野の我々が口を出せるような問題ではない。
宇佐美さん。
(美代子)何で勝手に学校行ったのよ。
(雅史)動くなら早いほうがいいんだ。
(美代子)私はまだ転校なんか認めてない!今日太一が同級生を殴ろうとした椅子で。
(雅史)暴力沙汰になってたら佑二も受験どころじゃなかった。
太一1人のために家族を犠牲にするなら太一を連れて出ていけ。
ううっ…。
太一は家族と離れたくないと思ってるんです。
どうにかなりませんか?子供を悲しませたい親なんていません。
ご家族も悩まれたんですあなた以上に。
もちろん私以上に。
彼とこれから30年40年向き合い一緒に生きていくのはご家族の方々で我々ではありません。
ご家族が決めたことなら私たちにできることはないのかもね。
(富士宮)教師は外野ですか。
外野なんて言うからだめなんだよ。
外野だって内側。
中なんだよ中。
その試合にちゃんと関わってんだから。
富士さん。
はははっ。
肩外れた。
えぇ〜。
今日転校先の学校に話をしてくる。
(佑二)やめろって!お前の兄貴うんこ食うってうわさじゃん。
てことはお前も食べるってうわさじゃん。
兄弟だもんな。
兄弟だもんな。
(宇佐美)おい!佑二をいじめるな。
うい〜。
(宇佐美)大丈夫か?兄弟のいない家に生まれたかったよ。
・
(ドアの開閉音)・
(足音)・
(ドアの開閉音)
(宇佐美)僕のせいで。
何があったの?佑二がいじめられてた。
(宇佐美)ううっ…。
(美代子)じっと座って。
集中する練習。
(美代子)普通のことが普通にできなきゃだめなの。
うん。
トントントン…
(床を踏む音)
(美代子)わかったわかった。
休憩。
うん。
トントントン…・
(ドアの開閉音)
(美代子)太一。
うん?大丈夫?うん。
(Ein.着信音)・ええじゃないかええじゃないかええじゃないか1867年。
・ええじゃないかええじゃないかええじゃないか江戸の最後のほうに。
・ええじゃないかええじゃないかええじゃないか京都ら辺で。
・ええじゃないかええじゃないかええじゃないかこんなことが起きた。
(生徒たち)ははっ。
(葛木)先生いささかざっくりすぎやしませんか?太一我慢することないんだぜ。
・ええじゃないかええじゃないかええじゃないか先生正直。
・ええじゃないかええじゃないかええじゃないか太一どうして途中で放り出したの?嫌でも最後まで我慢してやり遂げなさいって言ったでしょ!
(美代子)どうして…どうしてわからないの?はぁ〜。
はぁ〜。
(雅史)何をしようと転校させることは変わらないぞ。
お前は太一を遠くへやることで罪悪感を覚えたくないだけだ。
結局は自分のことがかわいいんだろう?太一は我慢できないの。
私がそばにいなきゃだめなの。
どこ行くの?飯食ってくるんだ。
・
(ドアの開閉音)
(宇佐美)写真いい?えっ?
(宇佐美)はいモナカ。
ちょっと待って待って待って…。
(宇佐美)モナカ。
カシャ!
(シャッター音)はいモナカ。
カシャ!モナカ。
カシャ!
(宇佐美)モナカ。
カシャ!
(宇佐美)モナカ。
(葛木)やめろよ。
カシャ!写真いい?はいモナカ。
カシャ!
(加奈子)押す…押すなよ押すんじゃないよ。
(宇佐美)はいモナカ。
(智美)押してねぇよ。
カシャ!
(宇佐美)はいはいはいはい。
は〜い。
はいモナカ。
カシャ!
(つぐみ)撮ればいいの?
(宇佐美)うん。
あぁわかったいくよ。
はいモナカ。
カシャ!カシャ!
(つぐみ)やっぱり変だと思うんです。
(のぞみ)先生どう思いますか?う〜ん…。
ピンポーン!・
(ドアの開閉音)太一君の副担任鬼塚です。
(美代子)あっ何でしょう?太一君とちょっと。
ちょっと何ですか?ちょっとお出かけしようかと。
お出かけ?この間もちょっと。
ちょっと何ですか?ちょっと一緒にいるかの耳探した仲なんで。
いるかの耳?はい。
怖〜い。
それ何の仁義なんですか?あっ違った骨だ骨いるかの骨です。
太一君集めてるみたいで。
あぁ…。
家に閉じ込めることが教育ですか?わかったようなこと言わないで。
それがお母さんの愛ってことですか?うわ!速っ!ははっ。
今日は何も我慢しなくていいぞ!太一の好きなこと何でもやろうぜ。
どこ行きたい?図書館。
図書館?うん。
かしこかしこまりましたかしこ〜。
「ぜんそく治療配合剤を使用する。
また酸素」…。
酸素飽和度SpO2が92%以上になるようにコントロールすることが大事。
お前すげぇな。
俺なんか深ぇ〜〜ってことしかわかんねぇぞ。
あっ!何これ。
お前こそ何でそんなもの書いてんだよ。
お母さんを助けるんだ。
昔からぜんそくでまだ時々発作が出て苦しそうだから。
医者になりたいのか?なりたいんじゃないなるんだ。
なれるよ。
でもよくお前には無理って言われるよ。
無理をやらなきゃ生きる意味なんてねぇだろう。
深ぇ。
太一はははっ。
で次はどこに行きたい?タイか?あるわけねぇよ。
だって超レアなんだろう?あぁ〜あ暇だなぁ。
正直帰りてぇ〜ちっ。
あった!あると思ったよ俺は。
太一さ〜ん。
おぉ?あると思ったよそこに。
逆にそこにしかねぇと思ったよ。
うそだははっ。
で何願うんだよ?1つ目は弟の合格。
おう。
2つ目は弟がいじめられませんように。
おう。
3つ目は?お父さんとお母さんが仲良くなりますように。
4つ目は?4つ目はお母さんのぜんそくが治りますように。
5つ目は…。
う〜ん5つ目は…。
自分のことはいいのかよ?お前さっきから家族のことばっかじゃねぇか。
大好きだから。
離れたくねぇんだな。
教えたろ。
我慢しなくていいんだひとを思う気持ちは。
それで…。
・ええじゃないかええじゃないかええじゃないかははっ。
(2人)・ええじゃないかええじゃないかええじゃないか太一!
(鬼塚・宇佐美)・ええじゃないか・ええじゃないかええじゃないか・ええじゃないかおっ来た来た。
(鬼塚・宇佐美)・ええじゃないかええじゃないかええじゃないかそこのおねえさん。
(鬼塚・宇佐美)・ええじゃないか・ええじゃないかええじゃないかワンちゃんも一緒に。
(鬼塚・宇佐美)・ええじゃないか・ええじゃないかええじゃないか先生正直。
(鬼塚・宇佐美)・ええじゃないか・ええじゃないかええじゃないか今日はうれしい!
(鬼塚・宇佐美)・ええじゃないか・ええじゃないかええじゃないかでもちょっぴり。
(鬼塚・宇佐美)・ええじゃないか・ええじゃないかええじゃないか若干引いてる。
宇佐美君に何を吹き込んだんですか!
(内山田)また余計なことをしたのかね。
(大前)既に転校が決まっている生徒に…。
関わるなんてそんな勝手なことを!宇佐美君が家を出てからまだ学校に来てないんです。
お母さんから連絡があって鬼塚先生なら何か知ってるんじゃないかって。
あっあっちょっ。
(大前)副担任は担任の管轄。
はい。
はい。
はい。
・
(野上)藤川ほなみ今夜は荒れます。
(入江)はしごおじさん以上にはしごするかもね。
うん?入江先生知ってるんですか?飲み友飲み友。
はぁはぁ。
マラソン大会に出たい。
ファイトファイト。
おぉいいぞ。
はぁはぁ。
ファイトファイト。
(大前)マラソン?無理に決まってるでしょ。
去年だって迷子になってあわや捜索隊を出すところだったんです。
(内山田)そうですよ。
去年いなかったでしょ。
(内山田)今聞いてすぐにだめだと思ったんです。
副は付けども校長として生徒の安全を第一に考えるべきだと。
(野上)醜いイニシアチブ争いだな。
でも宇佐美君はどうしても出たいと。
(神谷)大前先生の言うとおりですよ。
宇佐美に障害があるとわかった以上走らせるわけにはいきません。
うん。
(入江)どうして急に走りたいなんて言いだしたんでしょう。
それなんですがもしかしたら宇佐美君家族に頑張りを見せたいんじゃないでしょうか。
(入江)何のために。
我慢ができるところを見せて認めてもらいたい。
(大前)それで転校を取りやめにしてほしい。
(内山田)なんとけなげなんだ。
(大前)しかしこれは家族が決めたことですから。
お父さんとお母さんに見せたいそうです。
何を?きちんと我慢ができるところを。
これから2週間朝の2時間下さい。
お願いします。
私からもお願いします。
上げてください。
下げなきゃいけないのこっちですから。
お母さ〜ん。
はい。
ファイト。
あぁ〜ファイ…。
あっ!痛っ。
このシステムおかしくないですか?何がですか。
普通逆でしょ。
いやべつに逆とかそういうんじゃ…。
あっ!男はね黙って走るの。
あぁいって!遅い!4445。
46。
はぁ。
正直帰りてぇ。
はぁ?先生。
うん?柔らかい。
太一君。
太一君。
頑張れ頑張れ頑張れ頑張れ行け行け行け!うっつっ。
おぉどうした?つっつっ…。
つったのか?つう〜。
(芹澤)宇佐美練習してるって。
(森野)また無駄な努力を。
(佳永子)ちょっとちょうだいふふふっ。
森野お前才能ないってよく言うよな。
(森野)何の話?バスケお前才能ないって言い切れるまで努力したことあんの?芹澤さ。
(芹澤)うん?
(葛木)バッシュ変えたってうわさじゃん。
(芹澤)おぉそうなんだよ。
(葛木)どうなの?どうなの?今のは。
(芹澤)オーナーがさいいの入ったって言うから買ったらもうフィット感がもう。
(葛木)マジで?でもさ前回すごい気に入ってたじゃん。
(麻理子)いい彼持ったね。
(芹澤)あれよりは多分全然いい。
(あゆな)はいはははっ。
(芹澤)だから。
(雅史)疲労骨折の一歩手前までいってたんですよ。
どういうつもりですか?申し訳ありません。
すいません。
太一はあんなになるまでちゃんと。
ええ弱音も吐かずちゃんと。
あなたは途中で飽きてましたけどね。
ほなみ先生それしょないの話でしょふっ。
だから何だ。
マラソン大会には出させない。
走れるわけがない。
なぜ決めつけるんですか。
(雅史)練習と実践は違う。
予想ですよね?頑張る姿を見せたい。
それの何がいけないの?
(雅史)あの子の障害が治るわけじゃないだろ。
サンキュー友と後輩。
俺も友でしょ。
(弾間龍二)バイト代払えよ。
いくら?2万。
龍二さ〜ん。
(冴島)俺も友でしょ?こだわるな。
(冴島)これだも〜ん。
ありがとうございます。
(冴島)どういたまして。
はぁはぁ。
うっうっうっ…。
はぁはぁはぁ。
(加奈子)…からのゴール!お疲れさまでした!・頑張れ〜!・頑張れ!
(めいり)大丈夫?うん最近ビタミン不足でさ。
じゃあとりなよビタミン。
てかなぜいる?てっきり休みだと思ったけどずるが付くやつ。
あぁ。
(めいり)日頃お世話になってるからね。
(野上)家でごろごろさせとくなら右腕にさせるって話?なってます?
(野上)それが意外になかなかどうして。
看護師の才能あるみたい。
絶対うそ。
(野上)とにかく安静にしとけよ。
はい。
ほ〜い。
こないだの「太陽」。
(あゆな)うん。
ただいまヘビロテ中。
それも?うんまあ違う曲。
じゃあしてねぇじゃん。
(2人)はははっ。
何聴いてるの?思い出の歌。
それは何?イエモン。
何ちゅう曲名。
あゆなイエモン知らない系?あっバンド?イエローモンキー。
聴かせて。
いいよ。
こっちか。
うん。
頭から。
あっそっか。
・「バラ色の日々」・追いかけても追いかけても・逃げて行く月のように・指と指の間をすり抜ける
(大前)よ〜い!バン!あっ!待ってるぞ!何やってるの?強要?
(神谷)先生いってきます。
ちょっとおい!わぁ〜。
(麻理子)頑張れ〜!あっ。
あっ。
(つぐみ・のぞみ)宇佐美君頑張れ〜!麻理子つぐみ…何とか。
・世界が行き場所を見失っても・汚してしまったスパンコールを集めて真冬の
(沼尻)英多遅い。
(橋本)あっちょっとちょっと待ってよ。
(雅史)勝手なことして何様なんだ。
(雅史)どうして佑二を。
(美代子)あの子の頑張りを見せたいと思って。
・過去の悲しい思い出のように大事なような…だけど
(美代子)私が教えたんです。
願い事がかなうって。
ええ教えてくれました。
弟が合格すること。
弟のいじめがなくなること。
2人が仲良くなること。
そしてお母さんのぜんそくが治ること。
5つ目の願いは何だったんですか?・茨が絡みついて運命は悪戯・乾いてしまうのは寂しいね・追いかけても追いかけても頑張れ。
うん。
マラソンを完走すること。
(美代子)完走すれば私たちに認めてもらえる。
ずっと一緒にいられる。
そうじゃないんですよ。
(回想宇佐美)おIcさんとおJlさんとDoにKM!D。
家族とさよならをするためなんです。
ちゃんと走れるとこ見せるんだ。
僕が1つのことを集中してちゃんとできないから心配してる。
転校しても何もできないんじゃないかって。
だから?
(宇佐美)心配ないよって言ってあげたいんだ。
(宇佐美)僕は1人でも大丈夫だよそう言ってあげたいんだ。
ううっ。
ううっ。
ううっ…。
大丈夫ですか?・それでもあの時感じた夜の音
(心の声)走るんだ。
絶対。
絶対ゴールしてちゃんと…。
(雅史)太一高校合格おめでとう。
(宇佐美)乾杯。
(美代子・雅史・佑二)乾杯。
(美代子)おめでとう。
ちゃんとさよならするんだ。
・飛ぼうと決めたバラ色の日々よ頑張れ〜!
(神谷)ゴーゴーゴーゴーゴー!
(歓声)
(加奈子)うそでしょ!・頑張れ〜頑張ってもうちょっと。
・
(足音)
(雅史)太一!もういい!わかったから!はぁはぁ…。
宇佐美君!
(つぐみ・のぞみ)頑張れ〜!太一!走れ!おめぇが決めたんだろ!男だったら諦めるな!
(佑二)お兄ちゃん!頑張れ〜!あぁ〜!太一頑張った。
頑張った。
はぁはぁ…。
僕は大丈夫だからはぁはぁ…お母さん心配しないではぁはぁはぁ…。
おめぇマジで優しいんだな。
太一。
けどよ家族の前では我慢しなくていいんだ。
わがままでいいじゃねぇか。
おめぇの本当の気持ちぶつけていいんだ。
僕ほんとはお父さんとお母さんとはぁはぁ…佑二と…離れたくない。
(美代子)ううっ。
(宇佐美)みんなが大好きだから。
ずっと一緒にいたいんだ!
(雅史)すまなかった太一。
ううっ。
(つぐみ)ははっ先生。
うい〜っす。
これ。
くれんの?マジ?見つけるね〜はははっ。
(宇佐美)先生何願うの?考えとくよ。
いや〜おめぇらはなぁ。
ゴールテープは確かに良かったけどな。
俺のゴールテープ無駄にしたからなぁ。
先生正直根に持ってます。
うそだよ。
つぐみのぞみはははっ。
ありがとな。
うい〜っす。
・「Highschool・love」よし行くぞ。
(のぞみ)はい。
(つぐみ)先生何願うんですか?
(のぞみ)そうだ。
(大前)宇佐美君のご両親から転校の取り下げがありました。
良かった。
藤川先生。
はい。
確かに読めない人ですね。
ええほんとに。
(つぐみ)あっ先生うんこ!あっ!
(桜井)生徒にね普通の子なんかいない。
一人一人が特別。
はい。
障害なんていう言葉がいけないのよね。
その子の性格みたいなもんだから。
はい。
おっ。
(桜井)ここのメニューも個性的よ。
個性的っすね。
(桜井)Oh!しんこ。
Oh!しんこ。
さんまパン。
うん。
どう?うん。
煮干しパンどう?うん。
あのね…。
うん?話がある。
(葛木)何?
(徳山)何で別れるって言ったんだよ!
(内山田)ストーカーじゃないですか完全に。
俺教師向いてないんですかね。
(神谷)殺人予告ですよ。
(冴島)裏風俗です。
援助交際デリバリー。
おら!よく頑張ったな。
うそでしょ。
ほんとだって。
何が?
(2人)ウィ〜ッス!2014/07/15(火) 22:15〜23:09
関西テレビ1
GTO #02[字][デ]【家族崩壊の危機に鬼塚絶叫!純情少年を救え!涙のマラソン】
「鬼塚が絶叫する!突然訪れた家族崩壊の危機…純情少年・太一を救え!マラソン大会、涙の結末」AKIRA 比嘉愛未 山本裕典 松岡茉優 菊池風磨・城田優 黒木瞳 他
詳細情報
番組内容
鬼塚(AKIRA)のクラスの生徒・宇佐美太一(佐野玲於)が病院で、ある障害を持つと診断された。太一を心配していた父親の雅史(奥田達士)、母親の美代子(山下容莉枝)はショックを受ける。
太一は学校でもとっぴな行動を繰り返し、クラスメイトにからかわれていた。ある日、授業中にいなくなった太一を探していた鬼塚は、砂浜で太一を発見。太一は、受験を控えた弟・佑二(横山幸汰)の合格を願い、望みが叶うお守りといわ
番組内容2
れているイルカの耳骨を集めていた。鬼塚は、太一の優しさに心を動かされ、一緒に耳骨を探し始めるが、同様に太一を探しに来たほなみ(比嘉愛未)に見つかり、授業に戻れとブチ切れられる。
翌日、雅史が学校に現れ、障害支援のある高校に太一を転校させると言い出す。その学校には寮があり、太一は家族と離れて暮らすという。雅史が太一に相談もせず、勝手に転校を決めたと聞いた鬼塚は猛反対するが、雅史は聞く耳を持たない。
番組内容3
まもなく、転校を知った太一が家族と離れたくないと教室で暴れ出し、クラスメイトに殴りかかる。転校を阻止してやりたい鬼塚は桜井(黒木瞳)にかけ合うが、親の決断に従うしかないと諭され、どうすることもできない。
そんな折、太一は自分のせいで佑二が同級生にイジメられていたことを知ってがく然。その日から、教室で自分の腕をつねって衝動を抑え、動き出したいのを我慢するようになった。太一の様子が気になった鬼塚は…。
出演者
AKIRA
比嘉愛未
山本裕典
・
小野武彦
風見しんご
丸山智己
馬渕英俚可
阿南敦子
藤沢あやの
・
田山涼成
城田優
黒木瞳
【2年A組男子生徒】
菊池風磨
竜星涼
片寄涼太
堀井新太
新里宏太
荒井敦史
佐野玲於
岡本カウアン
西川俊介
町山博彦
武井証
池田永吉
【2年A組女子生徒】
松岡茉優
三吉彩花
小芝風花
木