田辺
ワールドカップは、いよいよ決勝トーナメントに入りました。
98年の地元開催以来、4大会ぶりのワールドカップ制覇を目指すフランスと初のベスト8進出をかけてナイジェリアが激突します。
解説は、元日本代表MF・北澤豪さんです。
北澤さん、ここまでの決勝トーナメント、素晴らしい試合が続いていますね。
北澤
予選とは違って、決勝トーナメントは何かを持っていないと勝ち上がれません。
田辺
ど青き戦士が世界の頂点を極めてから16年。
グループリーグ無敗のフランスが王座奪還を目指し、決勝トーナメントに挑む。
対するは16年ぶりに決勝トーナメントへと勝ち進んだナイジェリア。
どう猛にゴールに襲いかかるさまはまさに荒鷲、狙うはベスト8進出。
レ・ブルーか。
スーパーイーグルスか。
準々決勝に勝ち進むのは、果たして。
手越
2014FIFAワールドカップブラジル決勝トーナメント1回戦、フランス対ナイジェリアの一戦をお伝えします。
解説は都並さんです、よろしくお願いします。
始まりますね。
都並
楽しみだね。
徳島
決勝トーナメントですが、ここまで4試合が終わり、ご覧の結果となっております。
手越
開催国のブラジルはPK戦で勝利。
そしてオランダも2対1で勝ち上がっています。
コスタリカは初のベスト8進出です。
ここまでご覧になって感想はいかがですか。
都並
コスタリカがベスト8で悔しい、はらはらした試合が多いですね。
手越
日本は親善試合でコスタリカに勝っていたんですよね。
悔しいですね。
さて今日はフランス対ナイジェリア。
注目の一戦です。
見どころは?都並
お互いに攻撃的なチームです。
組織力があるフランスと個人技、パワーがあるナイジェリアです。
実況
たった今、両チームの選手たちがピッチに姿を現しました。
ブラジルの首都、ベロオリゾンテにあるナシオナルスタジアムです。
レ・ブルーといわれるフランス98年自国開催で優勝。
一方、鷲からスーパーイーグルスといわれているナイジェリア若きスーパーイーグルスが歴史的一戦に臨みます。
まずは両国国歌です。
まずはフランス国歌です。
『ラ・マルセイエーズ』です。
実況
ピッチに向かって左側のゴールにフランスのサポーターが陣取っています。
続いてナイジェリア国歌です。
実況
勝てば初のベスト8、歴史的な一戦に臨むナイジェリアです。
今日はスタジアムにブラジルのサポーターも数多くかけつけていますが先ほどナイジェリアコールが起きましたね。
北澤
どちらかというとブラジルのサポーターはナイジェリアよりなのかなという感じですね。
実況
フランスのスターティング・メンバーです。
今日はサコがハムストリングを痛めたということでベンチスタート。
コシェルニーがスターティング・メンバーです。
フランスはグループリーグ無敗の首位通過です。
ホンジュラスに3対0、さらにはスイスに5対2。
快勝でした。
今日の試合をさばく審判です。
主審はアメリカのマーク・ガイガーさんです。
続いて、ナイジェリアのスターティング・メンバーです。
実況
これまでトップ下を張っていたババトゥンデが骨折で離脱です。
今日はモーゼスを起用してきました。
ケシ監督です。
ナイジェリアキャプテンのヨボが今日100試合目の出場。
円陣の中心はアフリカ最高のGKといわれるエニェアマです。
いよいよ決勝トーナメントに入りました。
スタジアムの遠くを見ますと雲がかかっていますが、上空は青空が広がっています。
この青空をレ・ブルーに染めるのはフランスでしょうか。
それともスーパーイーグルスが、天高く舞い上がるでしょうか。
間もなくキックオフです。
現地時間午後1時。
間もなくキックオフです。
少し乾燥しているブラジリア、ナショナルスタジアムです。
まずは両チームの立ち上がりです。
気温は27度湿度は33パーセントです。
ナイジェリアにとってはベスト8。
勝てば初めての偉業。
一方のフランスは2大会ぶりのベスト8、4大会ぶりの優勝を目指します。
実況
ナイジェリアのキックオフでゲームが始まりました。
もうぜんとプレスに行く白いユニホームのフランスです。
エニェアマにボールが渡りました。
フランスのリールで活躍するGKです、2度目のワールドカップです。
9番のエメニケ、ナイジェリアのエースストライカーです。
今大会はまだ、ここまで得点がないエメニケです。
北澤
立ち上がり激しく前から行って自由を与えないという位置をとっています。
立ち上がり、どういう形で入るのか注目ですからね。
実況
ここまでのフランスの戦いぶりはどうですか?北澤
比較的スムーズに勝ち上がってきました。
たくさんの選手を使う中で選手層が厚くなってきたという感じです。
チャンスですね。
実況
今度はナイジェリアです。
ナイジェリアのカウンターアタックに警戒していたGKロリスです。
フランスはカウンターの対策をしっかりして来ていますね。
昨日の記者会見でもデシャン監督はナイジェリアのアタッカー陣は素晴らしいが、守備の組織も素晴らしいナイジェリアのカウンターアタックに警戒したいと話していました。
かつて98年、自国開催のワールドカップでキャプテンを務めていたデシャン。
2012年の7月に就任しました。
北澤
素晴らしいチームを作ってきました。
2010年はチームが崩壊していました。
実況
前回、南アフリカワールドカップでは練習を選手がボイコットするなど内部崩壊がありました。
グループリーグ敗退。
そこから代表のキャプテンであったデシャンが2012年に監督に就任して、チームをまとめ上げてきました。
北澤
チームとしてのまとまりがあります。
ケガ人が出ても十分、対応がきくでしょうし今回は、ベンゼマが左で入ったり、いろんな考え方ができます。
実況
コーナーキック。
ナイジェリア1本目。
ベンゼマの所に行きました。
それではフランスのフォーメーションです。
実況
ナイジェリアがボールを奪い返しました。
ドビュッシーがボールをカット。
つないでくるフランスです。
北澤
いいところに入りましたよ。
北澤
いいんじゃないですか。
実況
マテュイディがいい形で左サイドを展開していきました。
北澤
中盤がひとつの見所になりますね。
実況
フランスのコーナーキックです。
蹴るのはバルビュエナ。
フランスのマルセイユの選手です。
ジルーのヘディング。
ベンゼマとジルーを併用してきました。
今日のフランス、スターティング・フォーメーションです。
注目の中盤はアンカーといわれる碇の役カバイエ。
置いて右にポグバ、左にマテュイディです。
北澤
予選の2試合はベンゼマが1トップでした。
1試合だけジルーが入りました。
実況
グリエスマンというMFが左サイドに入ることもありますが、今日はベンゼマとジルー。
アタッカーを同時に起用してきた、デシャン監督です。
北澤
前線のメンバーはゴールを決めているメンバーばかりです。
実況
ここまではベンゼマ3得点です。
ジルーも得点をあげてマテュイディ、シッソコ、バルビュエナ、カバイエ。
カバイエは、まだ得点をあげていませんがここまで5人の選手が得点をマークしているフランスです。
北澤
ナイジェリア、いい展開ですね。
実況
セカンドボールもよく拾えている。
ナイジェリアです。
ミケルはチェルシーの選手です。
北澤
いいですよ。
実況
バランのクリアです。
北澤
今もセカンドボールを拾えています。
実況
オナジとミケル、ラツィオとチェルシーの選手ですが、互いのパス交換。
第1戦でもお互いに18本ずつのパス交換がありました。
ダブルボランチですね。
北澤
安定感がありますね。
実況
キーパーのロリスが出ます。
北澤
エメニケは、カウンターの起点になるときは収まりがいいですね。
実況
アフリカネーションズカップの得点王です。
実況
この選手はもともと左のウイングの選手です、ムサ。
北澤
よく戻っていますね。
実況
序盤ナイジェリアは戦い方がはっきりしていますね。
北澤
この辺が予選を勝ち上がってこれた理由だと思います。
実況
ナイジェリアのフォーメーションです。
実況
ナイジェリアは、モーゼスのスピードを生かそうというところです。
前線の選手たちはモーゼスを含めてムサ、オデムウィンギ、かなり入れ替わっているように見えます。
北澤
そうですね。
2列目は特にポジションを変えながら相手のマークを外す、そういった狙いがありますね。
実況
両チームのサブです。
まずはフランスのサブです。
グリエスマン、シッソコ、レミなどが控えています。
続いてナイジェリアのサブのメンバーです。
ここはフランスのチャンス。
ポグバのクロス。
ここは、ラインを割りました。
ナイジェリアのサブのメンバーです。
ラモン・アセエス。
さらにはウチェボ、こういったあたりが攻撃のオプションとして入ってくる可能性があります。
北澤
チャンスですよ。
3対3。
実況
エメニケのシュート。
北澤
フランスのディフェンダーが落ち着いていますね。
相手を吸収するディフェンスをしています。
実況
相手の勢いを吸収するディフェンスというのがあるんですね。
北澤
下がりながらのディフェンスです。
実況
今度はナイジェリア。
中盤のそこできいています。
オナジ。
今シーズンはラツィオで29試合に出場。
レギュラーメンバーとして活躍したオナジです。
北澤
本当はスピードアップしたいんですけどフランスがそれをさせないんですよね。
変に食いついていかないんですよね。
逆にいえばいっぺんに勝負球を入れて取られるとカウンターをされる危険があるのでなかなか勝負球は入れていけませんね。
実況
グループリーグとは違った決勝トーナメント独特の緊張感というものがあるんですね。
北澤
点が入ると大きく状況が変わるので、ここはチャンスです。
実況
中盤でパスがつながりません。
フランスです。
長いボールを先ほどは一気にエメニケに入れてきました。
緑のユニホームナイジェリアです。
北澤
今ボールを浮かせていますからね。
収まって落としたらスピードが上がりますからね。
実況
ここまでのボールポゼッションです。
ナイジェリアが57パーセントです。
フランスが43パーセントです。
北澤
ファールじゃないですよ。
スピードが上がりますよ。
カバイエ、素晴らしいディフェンスでしたが、今のはファールでしたね。
さすがですよね。
ポグバとマテュイディの力もありますけれども相手のチャンスをうまくつぶして行くところがなければやりきれないですからね。
実況
1人、アンカーの位置カバイエがきいているフランスですが、ファールをおかしまして、セットプレーです。
ナイジェリアのゴール前でオナジが倒れています。
スローVTRで見る限り激しい接触はなさそうですが。
北澤
足が挟まった形になっているのかな。
実況
まだピッチ内では治療が続いています。
現地時間で午後1時キックオフ、気温が30度近くまで上がって両チームの監督ともにピッチコンディションが明日のゲームでは大きな影響を与える昨日の記者会見で両指揮官ともに話していました。
北澤
スタジアム内、風もそんなに流れてこないので、気温はどんどん上がった状況になりますね。
実況
日本が試合をしたレシフェやナタールと比べて、内陸にあるブラジリア。
湿度が低くてキックオフ、現在も33パーセント。
街中は整然と整備された新しくつくられた町ですので町並みが広がっていますが、赤土がたびたび舞い上がる、ブラジリアです。
ナイジェリアのセットプレーです。
ブラジルのサポーター、黄色いユニホームを着た観客も大勢詰めかけている今日のゲーム。
ナイジェリアを後押ししています。
オデムウィンギのセットプレー、ファーサイド。
北澤
まだありますよ。
実況
GKのロリスが抑えています。
北澤
ふくらはぎですかね。
ちょっといないと困りますからね。
実況
ナイジェリアは今10人で戦っています。
オナジが治療中です。
実況
ジルーの左足のシュートです。
イングランドのアーセナルで活躍するジルーです。
第2戦でゴールをマークしています。
北澤
高さもありますし、スペースで受けた後もペナルティエリアの中で仕事ができますからね。
バルビュエナが中央に入ったりとか変化のある動きが入ってくると、また違いが出てきます。
北澤
戻りましたかね。
実況
オナジは戻りました。
これでピッチ上は11人対11人です。
前半の15分を経過しました。
ここまでフランスシュート2本、ナイジェリアシュート1本。
ボールを保持しながら、ゴールまでチャンスを作ろうという両チーム7番のムサ。
1トラップで中に送ってくる。
アプローチに行ったマテュイディ、ファール。
北澤
いいディフェンスかと思ったんですけどね。
その前に確かにピンチのシーンがあったんですけど、カバイエがうまく止めたんですけどね。
北澤
うーん近くにレフェリーがいましたからね。
実況
ゴールまでは23メートルから24メートル。
北澤
ちょうどセンターですね。
実況
オデムウィンギ、ミケルもセットプレーを蹴ることができます。
ナイジェリアがゴール正面で大きなチャンスを迎えました。
フランスの壁は5人。
右サイドを壁で消しています。
北澤
立っているのはミケル。
実況
エメニケもいる。
エメニケのシュートになった。
北澤
ねらいは、右の壁との間だったと思います。
実況
エースストライカーのエメニケに得点が欲しいというところです、ナイジェリア、中盤でかなり激しく行っていますフランス。
ポグバとモーゼスのマッチアップです。
実況
ミケルのセットプレー。
北澤
おっと。
実況
ニアサイド、エメニケ、決まった。
ナイジェリア。
おっと、オフサイド。
オフサイドフラッグが上がっています。
北澤
いいタイミングで入ってきましたけどね。
実況
わずかに出ていました。
北澤
わずかでしたね。
実況
ブラジル国内のメディアの情報によりますとブラジルが勝ち上がってベスト8進出ですが、この後、準決勝でヨーロッパ勢、フランスかドイツと当たる可能性がある。
もしフランスとあたることがあれば、かつてワールドカップ98年大会で決勝で3対0でやられています。
さらには86年ジーコ対プラティニの対決、準々決勝ではフランスに敗れているということもあって、ブラジルはフランスが天敵とみている。
北澤
みんな、よく歴史を知っていますからね。
実況
ですからブラジルのサポーターは何とかナイジェリアがフランスを倒してくれと願っているわけです。
実況
バルビュエナのクロス。
ここもオフサイド。
北澤
オフサイドでしたが、あまりにもびっくりしてしまいました。
実況
一瞬のスピード。
北澤
いい飛び出しじゃないですか。
アンブローズがよく上がりました。
実況
セルティックの選手です。
アンブローズ。
この中盤のボールの回収率ですね。
北澤
もう少しフランスが主導権を握って展開していくかなと思ったんですが、ポゼッションを見ると五分五分ですよね。
実況
ナイジェリアが56パーセントで上回っているという、ここまでのボールポゼッションです。
今大会を振り返っても今日が53試合目ですが、勝敗を決した41試合のうち、18試合でポゼッションの少ないチームが勝利を収めているというデータがあります。
スペインに勝ったオランダ、コスタリカやコロンビアの戦いもそういった戦い方です。
北澤
行くな。
実況
マテュイディ、そしてポグバ、カバイエという自慢の中盤です。
フランスです。
北澤
体半分、腕ぐらいですね。
ジャッジの問題もいろいろワールドカップではありますからね。
実況
今日はアメリカのマーク・ガイガーさんが主審です。
北澤
あいてる。
実況
ポグバがドリブルで仕掛ける。
実況
ポグバのシュート。
エニェアマが防ぎました。
北澤
エニェアマ、スーパーセーブ。
ポグバもすごかった。
ここまで行ったのはポグバですからね。
実況
打ったり守りも守ったりです。
さすがは、アフリカ最高のGKとの呼び声が高いエニェアマです。
実況
ここはコーナーキックです。
北澤
やっとスピードアップしましたね。
決定的なシーンが出てくるのかなという感じです。
実況
先ほどスーパーセーブを見せた、エニェアマ。
北澤
予選もすごかったですよね。
実況
バルビュエナのコーナーキック。
オデムウィンギのヘディングのクリアです。
カバイエが倒れています。
実況
ナイジェリアのカウンター。
ムサが仕掛ける。
ドビュッシーのクリアです。
北澤
ただの攻めなのか、チャンスある攻めなのか、観客もわかっています。
実況
コーナーキックです。
コーナーキックは3本目。
またナイジェリアコールが起きています。
ナショナルスタジアムです。
北澤
マンツーマンでフランスはついてますね。
実況
オナジのシュート。
実況
攻守の入れ替えが激しい今日のゲーム。
キーパー、ロリスが飛び出したフランスのGK・ロリス。
キャプテンです。
非常に冷静沈着なGKです。
表情ひとつ変えませんでしたね。
フランスのリーグ年間最優秀GKを3度受賞しているGKのロリスです。
バランからの長いボール。
中盤経由しないでフランスはここのところ長いボールを蹴ってきますね。
北澤
もうドビュッシーも上がっていますからね。
実況
ワールドカップの歴史を見ていきますとアフリカには非常にいいGKが誕生して世界を驚かせるという歴史があります。
カメルーンのヌコロなどもいます。
北澤
少し右サイドの攻撃に対してエブラが捕まえづらい。
マテュイディがずっと追い掛けて誰が見るのかというのもととのえなければいけませんね。
実況
ホイッスル。
ナイジェリアにファール。
フランスのボールです。
後半の26分を経過しました。
バルビュエナがニアサイド。
ベンゼマの向こう側。
北澤
ベンゼマはうまくマークを外していました。
フリーでしたね。
北澤
立ち上がりからコンパクトにやっていないんですよね。
わざと間延びをさせたり、時にはコンパクトにさせたり、お互いにいろんなやり方を持っています。
実況
ゲームが始まってから。
戦い方が1つではなく、いろんな戦い方をしているというのはお互いが相手の出方を見ながらということですね。
北澤
ただコンパクトにすればいいという1つだけのやり方ではないですね。
実況
決勝トーナメントに入ってくると戦い方のバリエーションも求められるんですね。
北澤
時間によっては、相手にルーズにスペースを与えたり、いろんなやり方があります。
実況
アフリカ出身の監督が率いての決勝トーナメントは史上初めてアフリカも新しい時代、自国の選手が母国を率いてという段階に入って来ました。
アフリカの指導者でもできるんだというところ見せたいとケシ監督は話していました。
初めてベスト16に進んだナイジェリアは監督。
北澤
戦い方が整理されています。
能力だけに頼っていないですし。
実況
まずは強い志、意志を持つこと、そして規律。
一体感というものをチームの軸に挙げています、ケシ監督。
アフリカ独特の身体能力に規律と一体感が加わっている、若さ溢れるスーパーイーグルスです。
北澤
この後ですね。
実況
オデムウィンギのシュート。
バランのクリアです。
エメニケに収まるとナイジェリアのスピードが生きてきます。
北澤
フランスは全部下がってますからね。
実況
無敗の首位通過。
好調だったフランス。
北澤
右サイド、空くな。
実況
フランスにとっての左サイド、ナイジェリアにとっての右サイド、大きなポイントになりそうですね。
前半30分を経過しました。
コーナーキック。
サイドの主導権を握っているナイジェリア。
4本目。
少し入り方を変えてきているナイジェリア。
北澤
ずっと低いボールを狙っているんですよね。
実況
ロリスが抑えました。
キーパーに対するファールがあったでしょうか。
ナイジェリアはコーナーキック。
一貫して低いボールを狙っていますね。
北澤
ここは来ますね。
上がるか。
実況
ヨボがいい対応を見せました。
北澤
このパターンは、よくあるんですよね。
それを少しずつナイジェリアも分かり始めている。
実況
フランスも4本目のコーナーキックです。
実況
バランの前。
ナイジェリアがクリアしてフランスボールです。
ビクター・モーゼス速さがあります。
そのモーゼスとムサのスピードを生かしたいナイジェリア。
前半はエブラのところでちょっと手をやいています。
実況
ベンゼマが守備に回らない分ナイジェリアの右サイドバックが上がりやすい。
実況
ブラジル人からはブーイングの声。
北澤
割って入れないですよね。
実況
ブロックをしっかりと形成しているナイジェリア。
北澤
おっと。
実況
ドビュッシーのシュート、しっかりと4バック、そしてミケルとオナジ。
しっかりとライン形成しているナイジェリアです。
実況
ニアサイドにジルー。
ちょっと時間がかかりました。
アンブローズのクリア。
小さな機関車とも言われているバルビュエナです。
実況
オフサイドフラッグが上がっています。
第2戦のスイスとのゲームでは運動量チームナンバーワンでした、カバイエ。
北澤
よく動きますね。
実況
98年の自国開催のワールドカップ以来4大会ぶりの優勝を目指すフランスです。
ナイジェリアボールに変わります。
間もなく前半の35分。
少しずつボールポゼッションが変化してきました。
ナイジェリア51パーセント、フランス49パーセント。
フランスが少し盛り返してきている前半35分です。
北澤
これでスピードダウンしているのでナイジェリアは陣形を整えています。
実況
反対に今度はオナジ。
ちょっと味方を探していました。
北澤
いいですよ。
実況
カバイエのマーク。
この中盤のディフェンス力です。
北澤
右利きなんですけど左足から入っての奪い方ですからね。
実況
今回のワールドカップ中盤はカバイエ、マテュイディ。
ポグバ、そこにシッソコも絡んできます。
フランスとしては前半ちょっとナイジェリアに手を焼いているなという感覚でしょうか。
北澤
そうですね。
思ったよりも割って入ることができないという感じがしますね。
ジルーを1トップにしてベンゼマを左にしている効果というのは、そんなにないですからね。
実況
となるとベンゼマを1トップで左に元来リベリーがいたんですが離脱してグリエスマンという若い選手を使ってくることもあります。
北澤
悪くはないので我慢して行くのか、代えるのか。
実況
ヨーロッパの予選でも最も得点を取ったリベリーを大会前、腰の違和感で代えているフランス、リベリーというエースがいないなかでもグループリーグは2勝1分け。
見事首位通過をして来たフランスです。
北澤
間を取れる。
実況
バランのクリアです。
ナイジェリアは5本目のコーナーキック。
フランスはなかなか間を取れずにナイジェリアは間を取って行く。
低いコーナーキックが続いた中で、ムサ。
今回はどうでしょうか。
5本目のコーナーキック。
ゴールの正面に来た。
真ん中でオデムウィンギをターゲットにしましたがエブラがついていました。
33歳のベテラン、前回大会はキャプテンだったエブラです。
少し接触があったようにも見えますが主審はファールをとりませんでした。
北澤
どういう狙いだったでしょうか。
オデムウィンギだけがファーに流れるようなサインプレーだったのか。
実況
これまでの4本とは少し違いましたね。
北澤
変化をつけてきました。
実況
前半の間もなく39分です。
。
ナショナルスタジアム、この大会のために新しく建て替えられました。
6万8000人収容ですが、前半のこの時間でここは前にドビュッシーのシュート。
北澤
当たってる。
よくバルビュエナもクロスを上げてもよかったんですけど近いところを使いましたね。
このマテュイディのドリブルは迫力がありますね。
実況
後ろから来ている選手ですが視野に入っていたんですね。
北澤
いいアイディアですよね。
実況
マテュイディの前に持って行く力というのもフランスの大きな武器です。
実況
観客が発表になりました。
6万7882人。
北澤
両方ともGKがいいので、ゲームが締まってきますね。
実況
フランスのリールで活躍するエニェアマ。
フランスのリーグでは26失点、パリSGの23失点に続いてリーグ2位の失点。
です。
北澤
ナイジェリアはもう態勢を作ってますもんね。
実況
フランスも不用意に縦パスは入れずにここでスイッチを入れます。
ポグバからドビュッシー。
クロスを上げてきた。
ファーサイド。
今度はナイジェリア。
縦に大きく蹴りだします。
時間帯は前半の40分を過ぎています。
北澤
カバイエ、すごいですね。
実況
175センチという体格ですが、力強さがあります。
アンカーです。
北澤
あそこを1人でやってますからね。
実況
広大な中盤のスペースを一人で見ています、カバイエ。
実況
前半はこのまま0対0で終えるのか、それとも前半終了間際にフランス、ナイジェリア、チャンスをつかんで先制ゴールをあげるか。
決勝トーナメント1回戦。
すでにベスト8にはブラジル、コロンビア、オランダ、コスタリカが名乗りをあげています。
実況
ちょっとスペースがある。
北澤
2対1ですね。
実況
エメニケのシュート。
ホイッスルが鳴っています。
オフサイドはありませんがファールがあったのかもしれません。
北澤
ハンドだったのかな?実況
ハンドの判定がありました。
実況
前半の44分を経過。
実況
モーゼス、行きました。
実況
バルビュエナが上がっている。
ヘディングで前へ。
ベンゼマへのパスでしたがGKです。
北澤
ベンゼマが前にくると思ったんでしょうけどね。
トラップして打てる状況だったかもしれません。
実況
アディショナルタイムは2分です。
めまぐるしく攻守が入れ替わります。
前半、フランスはシュート6本、一方のナイジェリアはシュート5本。
実況
モーゼス、倒された。
ホイッスルはありません。
勝てば2大会ぶりのベスト8フランス、勝てば初のベスト8、ナイジェリア。
決勝トーナメント1回戦、前半ここまで0対0。
実況
ナイジェリアのクリアです。
実況
ファールです。
さぁ、セットプレー。
オナジとバルビュエナのマッチアップでした。
前半最後のプレーになるかもしれません。
フランスです。
蹴るのはバルビュエナ。
実況
いいボールが入ってきた、エニェアマ、飛び出した。
ここはホイッスルです。
エニェアマに対するファールがありました。
旗も上がっています、オフサイド。
実況
ここで前半終了のホイッスルです。
ともに決勝トーナメント1回戦ベスト8懸けた試合、どうご覧になりましたか?北澤
なかなかスピードアップできない状況にありながらも何とかしてという形を見いだしているところが興味深かったですね。
実況
ベスト8進出をかけた一戦。
フランスとナイジェリアの戦いは、前半を終えて0対0。
両チームの選手たちが後半のピッチに入ってきました。
前半を終えて0対0。
フランスはシュート6本。
一方ナイジェリア、シュート5本、ボールの保持率はフランス47パーセント。
ナイジェリア53パーセントです。
北澤
前半立ち上がりから、もっと主導権を握った形でフランスが行くかなと思いましたがナイジェリアの堅い守備からスピードアップがなかなかはかれなくてゴールを突破できなかったんだと思います。
流れがある中で奪い方がいいとスピードアップできて、ポグバのゴールだったりというシーンが作れるんだと思います。
実況
前後で選手の交代はなさそうです。
フランスは依然として1トップ、ジルー、ベンゼマです。
北澤
代えてくるかなと思ったんですけどね。
実況
後半のキックオフです。
北澤
さぁ、どうする。
実況
ベンゼマとジルーのパス交換。
オデムウィンギ。
ジルーが奪い返す。
実況
縦パスが引っ掛かってしまうとナイジェリアのカウンターを受けますね。
紙一重ですね。
北澤
そこに、しっかりと正確性だったりところの技術が必要になります。
少し孤立してますよ。
実況
2対1の状況をつくられた中で突破して行く、ホイッスルはありません。
正当なチャージでした。
オシャニワとエメニケが2人でマークにいきました。
北澤
バルビュエナも不利な状況になったなと思ったら個人の力で何とかしてやろうというような感じがありますからね。
周りも仕方なくサポートはひいた感じがありました。
北澤
うわ〜。
実況
コシェルニーのクリア。
北澤
どうしてもフランスの左サイドが突破されやすいですね。
実況
コーナーキックです。
後半は初めて。
オデムウィンギのコーナーキック。
ジルーのクリアです。
ベンゼマが縦に送る。
実況
第2戦のスイス戦では5対2の快勝でした。
フランスの後半のフォーメーションをあらためてご覧いただきます。
北澤
オメルオも思いっ切りいきましたね。
実況
今、ナイジェリアの選手。
北澤
ミケルが非常に落ち着いてプレーしていましたね。
実況
オシャニワが倒れていますね。
右のひざを少し痛めた可能性があります。
ナイジェリアは大会の直前フランスのモナコで活躍するエチエジレというレギュラーがいたんですが故障離脱。
23歳のDF・オシャニワが定位置を確保したんですが、このオシャニワもいなくなりますと左サイドバックは手薄になります。
北澤
立ち上がりましたか。
実況
ピッチ上はナイジェリア、10人です。
実況
コーナーキックになりましたフランス。
フランスは第2戦のスイス戦、コーナーキックからジルーの先制ゴールが生まれています。
蹴るのはバルビュエナ。
中には、そのジルー、オシャニワが戻ってきました。
コシェルニーが飛び込でいきました。
北澤
当たらなかったですね。
実況
ナイジェリアのフォーメーションです。
実況
モーゼス、ペナルティエリアの中に入ってきた、切り替えした。
カバイエの対応アンブローズがクロスを上げる、エメニケにしっかりとマークがついていました。
バランでしょうか。
オフサイドフラッグが上がっています。
北澤
出てますね。
この後も、頭がぶつかったのかな、バランは。
ゴールの中で倒れていますもんね。
実況
前半も再三オフサイドになってしまったシーンがあるんですが一瞬のディフェンスラインとの駆け引きですね。
バランは起き上がることができません。
ボールマウスの中で倒れています。
北澤
頭が当たったんですかね。
実況
フランスはセンターバックのサコが腿の裏、痛めています。
代表わずか3試合のマンガラという選手はいるんですが。
顔に当たっただけですから。
北澤
大丈夫ですね。
いいセンターバックがそろっていると思います。
実況
中盤、この辺りのボールの奪い合い。
ナイジェリアボールになりました。
おっと、イエローカード。
オナジが倒されています。
マテュイディのイエローカードですね。
北澤
これは足、いってますね。
実況
左の足首をひねりました、オナジ。
北澤
これはどうでしょう。
実況
まさに中盤の要です。
ちょっと激しくひねりましたね。
マテュイディ、イエローカード。
大会通算1枚目。
グループリーグから決勝トーナメント。
イエローカード持ち越します。
準々決勝が終わったところでイエローカード1枚はリセットされるという大会の規定です。
北澤
これはどうでしょうね。
足首、ひねってるだけなら、いいと思うんですけど、折れてはいないと思うんですけど、交代ですね。
実況
ナイジェリアは中盤の底、かぎを握るオナジ。
このまま交代となるか。
オナジとマテュイディがマッチアップする回数が多いんですがそのとおり、オナジとマテュイディの競り合い。
実況
左の足首を固定したまま、ピッチを後にします。
大きなケガにつながっていないといいんですが、ちょっと状況は深刻そうです。
北澤
おさえていますからね。
実況
ミケルとケシ監督が相談をしています。
言葉を交わして選手が入るまでの陣形をまず整えるといったところでしょうか。
そしてナイジェリアは選手の交代があります、中盤の選手です。
3番のウゾエニ、4番のガブリエル、アセエスといった中盤の選手をベンチに入れているナイジェリアです。
現在ピッチ上は10人です、ナイジェリア。
ウオーミングアップをしているのは20番ウチェボです。
アフリカ出身の監督として初めて、アフリカ勢、決勝トーナメントで指揮をとるケシ監督。
決断を迫られています。
中盤の底、オナジ、負傷で今、離脱しています。
ヘディングのクリア。
ナイジェリアのコーナーキックです。
北澤
ちょっと交代を迷っていますかね。
実況
また監督がミケルと言葉を交わしています。
少しナイジェリアはピッチ内で混乱しています。
その中でのコーナーキック。
オデムウィンギ。
ジルーのクリア。
一度ディフェンスラインに下げます。
ナイジェリア。
ムサが入ってくる。
その前でポグバ。
ルーベン・ガブリエルが準備しているナイジェリアです。
北澤
少しフランスは攻められていませんね。
奪ったあともそんなに前線にいい形で入らないですからね、フランスも少し動きがあるのかな。
実況
フランスも選手交代があるかもしれません。
右サイドが空いている。
北澤
ベンゼマ、フリーでしたけどね。
実況
ナイジェリアの選手交代です。
オナジに代わって、ルーベン・ガブリエルが入ります。
ガブリエルが入りました。
そのままオナジの位置に入ります。
代表これが12試合目、アフリカ予選では2試合に出場の4番ガブリエルです。
経験でいいますと、オナジよりは劣るという4番ガブリエル。
北澤
ミケルとオナジは非常にいいできでしたからね。
実況
ワールドカップ初出場となりました、4番ガブリエル。
ナイジェリアは1人目の選手交代です。
184センチの身長です。
北澤
いい展開じゃないですか。
実況
ムサが直接、打ってきた。
エメニケのシュートでした。
ナイジェリアはオナジを欠いたことで、どう影響するか。
フランスにとってこの選手交代がどう転ぶかも注目ですね。
北澤
そうですね。
オナジやミケルがよかったのでポグバとマテュイディも何とかして行きたいところですね。
北澤
おもしろい。
北澤
ミケルは落ち着いてるな。
実況
バランのクリアです。
フランス選手の交代です。
グリエスマン。
ジルーに代わって、11番のグリエスマンが入りますこの選手交代はどう読みますか?北澤
我慢したんでしょうけどね。
後半に入って、そこまで我慢した良さというものが出てこなかったですから。
ファーストチョイスといいますか、こっちが一番の基本になる形だと思います。
実況
リベリーが離脱しましたので、若いグリエスマン。
そして本来の形、1トップにベンゼマがおさまっているフランスです。
北澤
グリエスマンはチャンスメークもできますから。
そして、このように左サイドの守備ですよね。
うわ〜。
実況
ここはホイッスル。
フランスも選手を代えて配置を変えてきました。
ナイジェリアは中盤のオナジを欠いています。
実況
ここで、かわして来るドビュッシー。
ここから、フランスのビルドアップが始まります。
実況
黄色く塗られている選手が交代した選手。
そしてポジションの交代です。
ミドルレンジのシュートを打った。
オデムウィンギのシュート。
第2戦でもゴールをあげた、オデムウィンギです。
ディフェンダーのブラインドになっていたかもしれませんが、落ち着いたセーブを見せたロリスです。
北澤
ナイジェリアがいい状況じゃないですか。
実況
右が空いている、落ち着いてGKに戻します。
北澤
中盤の部分でマテュイディやポグバが機能を果たせない形になっています。
逆に途中で入ったガブリエルとミケルのコンビもそれほどオナジと変わらないコンビネーションを見せています。
ナイジェリア。
実況
ケシ監督がつくり上げた一体感と規律を持ったチーム、違う選手が出ても対応できているわけですね。
2018年のロシアワールドカップに向けて強化を進めている、ナイジェリア。
2014年ブラジルワールドカップでも決勝トーナメント進出、もし勝ちますとナイジェリア史上初のベスト8。
過去2回ベスト16で敗れています。
北澤
マテュイディとポグバが少し攻撃的に出られるような状況ではないですからね。
実況
マテュイディとポグバのところ、ナイジェリアの中盤の底ボランチが抑えているという見方でいいですか。
北澤
フランスの逆三角形。
カバイエを含めたところがバランスが崩れている形です。
機能していかないですよね。
実況
中盤の逆三角形、同じ距離で三角形を作って行くとパスがよく回るんですが北澤
中盤に誰もいなくなっちゃう時間帯があるんですよね。
実況
フランスボールに変わります。
実況
オシャニワのクリア。
身体能力の高さがあります。
エニェアマ、そしてオシャニワ、後半の20分を過ぎました。
今大会はグループリーグも含めて後半にゲームが動く展開が多い試合が続いています。
全得点の6割以上が後半に生まれ、交代選手が実に4点をマークしてるという今大会です。
北澤
それだけ変化をつけられる選手がいるということですし、あとはタイミングですよね。
交代のタイミングです。
やはり流れがいい時だったり流れが悪いときに歯止めをするとか、そういったことも必要になります。
実況
オデムウィンギ、このあたりはテクニックがあります。
実況
ミケルから縦パスが入った。
北澤
上がるだろ。
実況
コシェルニーのクリア。
サイドのスペースうまくついて来ていますね。
北澤
スピードがある中でああいった斜めの動きは効果的ですからね。
実況
ちょっとフランスのディフェンダーが揺さぶられています。
北澤
何とかコシェルニーが止めましたけどね。
実況
サイドが崩されているフランス、オデムウィンギのコーナーキック。
これが8本目。
ファーサイドに流れていきました選手はいません。
間もなく30分を迎えようという決勝トーナメントの1回戦です。
まだ両チーム、スコアは動きません。
0対0、ここまで4試合の決勝トーナメントのうち2試合、ブラジル、チリのゲーム、そしてコスタリカ、ギリシャのゲームでは延長PKまで、もつれ込んでいます。
決勝トーナメントの1回戦です。
実況
ベンゼマが突破して行く。
エニェアマ防いだ。
グリエスマンとのワンツーで抜け出した、ベンゼマ、エニェアマスーパーセーブ。
実況
1人、ナイジェリアの選手が倒されています。
北澤
ベンゼマ、当てちゃいましたか。
当てたというのかエニェアマがうまかったのか。
グリエスマンの素晴らしいワンツーでした。
北澤
最後はモーゼスですか。
よく戻りましたね。
実況
ノーゴールです。
場内にも今、このゴールラインテクノロジーが場内のビジョンにうつされまして観客が大声援です。
バックスピンが、かかっているボールでした。
モーゼスのクリア。
今大会は、ワールドカップ史上初めてゴール判定システムが導入されています。
ゴールコントロール4Dといわれています。
高速カメラがゴールラインを割り出すと瞬時に審判の腕時計が振動してゴールを知らせるというシステムです。
25分を経過しました。
北澤
アンブローズが少し痛めていますかね。
実況
ナイジェリアはすでにオナジが足首の故障で離脱して選手交代しています。
アンブローズも少し足首を押さえてピッチの外に出ました。
70分経過。
後半の25分。
実況
ナイジェリアボールに変わります。
北澤
フランスが、さっきのベンゼマのプレーで何かきっかけがあるかなと思ったんですが変わらない感じですね。
1つ交代によってチャンスメーカーになれるグリエスマンがどうなるかというのがあるんですが。
実況
まだ少し足首を気にしているアンブローズです。
アフリカ勢はナイジェリア、そしてアルジェリアの2チーム史上初めてワールドカップでアフリカ勢が2チーム、決勝トーナメントにこまを進めています。
ナイジェリア、今日勝ちますと初のベスト8。
このあとドイツとアルジェリアの試合が行われます。
ベンゼマのシュート。
なかなかエニェアマのゴールを破ることができません、フランスです。
北澤
ちょっと距離もありましたし、中にグリエスマンがいてパスシュートみたいな感じでいくのかなと思いましたが。
実況
決勝トーナメントに入りました。
デシャン監督は昨日の記者会見で勝てば次の試合があり、負ければ国に帰る、それがワールドカップの決勝トーナメント。
そう話していました。
残り15分をまもなく迎えようというところ。
北澤
ちょっとドビュッシーのボールがアバウトになってしまいました。
少し暑さのせいか疲れが出てきたでしょうか。
実況
デシャン監督もケシ監督も昨日の記者会見でできれば90分で決着をつけたいと話していました。
午後1時のキックオフ。
現地時間。
気温が30度近くに上がっています。
ピッチの4分の3ほどが日陰になりましたがそれでも強い太陽の光に照らされて選手は疲労が出てきています。
北澤
オフサイドはないですよ。
コーナーですか。
実況
後半の30分経過さぁコーナーキック。
蹴るのはバルビュエナ。
上がっていくコシェルニー。
高さがあります。
ポグバもいる。
ベンゼマはゴールの正面。
コシェルニーのヘディング。
もう一度コーナーキック。
若い選手も育ってきているナイジェリア。
2007年には17歳以下のワールドカップで優勝。
2013年にも17歳以下のワールドカップで優勝。
若年層の強化も進めているナイジェリア。
若きスーパーイーグルス。
ここまででレ・ブルー、フランスを相手にフランスの攻撃を抑えて0対0。
ナイジェリアにはカウンターという大きな武器があります。
さぁフランスのコーナーキック。
逆サイド。
実況
ベンゼマのシュート。
クリア。
そして、もう一度ミドルレンジからシュート。
カバイエのシュートはクロスバーでした。
北澤
入らないですね、フランス。
実況
ここまでシュート12本のフランス。
エニェアマが立ちはだかります。
北澤
ちょっとボールが転がり過ぎちゃうんですよね。
ボールが走るグラウンドです。
北澤
誰ですか?このクリアしたの、ここも。
実況
クロスバー直撃。
去年コンフェデレーションズカップで、日本は開幕戦でブラジルと対戦しましたが、その会場がこのブラジリアのスタジアム、硬かったと言っていましたよね。
実況
去年、U−20でフランスは優勝を遂げています。
北澤
20歳、22歳ぐらいが中心に活躍していますからね。
実況
ベンゼマのヘディングシュート。
エニェアマが防ぎました。
右手1本好セーブ、エニェアマ。
北澤
大会を通して、すばらしいですね。
この反応。
実況
コーナーキック。
フランスは8本目。
ポグバのヘディングが決まった。
フランス先制。
19番ポグバ、21歳。
ワールドカップ初ゴールが貴重なゴールとなりました。
後半34分。
北澤
エニェアマが少しかぶってしまいましたかね。
出てしまった裏でしたからね。
実況
ここまで好セーブを見せていたエニェアマ。
リフレクトしたボールが少し。
北澤
ここで落ち着いてパスをするように入れて行きました。
実況
見事にコーナーキックのこぼれ球をポグバが押し込んでフランス先制です。
北澤
惜しいチャンスがあって流れを掴んだ中で、こうやってゴールまで結び付けられるというのは大きな力だと思います。
勝ち上がっていくためには大切ですからね。
ただ決勝トーナメントを見ていても、これで終わるような感じじゃないですからね。
実況
確かに、ここまでの4試合のうち2試合がアディショナルタイムでゴールが生まれていますからね。
実況
1対0。
フランスが1点リード。
後半の34分。
ポグバのシュートが決まりました。
実況
再三の好セーブがありました、エニェアマ。
しかし、ついにゴールを破られました。
実況
ハンドでフランスボールに変わります。
80分を過ぎました。
残り10分を切っています。
北澤
キーパーが少しはじいたということとヨボもボールを見てしまったということがありました。
北澤
時間が、なくなればなくなるほどロングボールという形が増えてくる可能性はあります。
エメニケがトップにいてムサとモーゼスが高い位置になっていますからね。
そうすると中盤のゾーンが広がってしまうのでミケルとガブリエルがどこまで拾えるか。
逆にいうとフランスは、そのスペースをうまく使えるようになります。
攻撃の数も増えるかもしれません。
実況
倒されたがホイッスルはありません。
フランスボール。
北澤
裏を取れる。
オフサイドはないですよ。
実況
グリエスマンの左足のシュート。
エニェアマが防ぎました。
北澤
グリエスマンが非常にいいですね。
チャンスメークをしながらでていくので相手のマークも受けづらいのでこういったシーンが生まれますね。
実況
これが、まだ代表8試合目の選手です。
レアル・ソシエダで活躍しているグリエスマンです。
これが9本目のコーナーキック、フランス。
ここから速いカウンターにつなげたいナイジェリア。
3度目の決勝トーナメント初のベスト8への挑戦です。
北澤
いいんじゃないでしょうか。
実況
モーゼスのシュート。
流れた。
コーナーキックになりそうです。
ナイジェリアもコーナーキック、9本目。
フランスは1人選手を残しています。
今度はフランスのカウンター。
ベンゼマを使ってきた。
後半40分経過。
2度目の決勝トーナメント98年大会はデンマークを相手に1対4で敗れました。
94年大会はイタリアとの対戦で敗れています。
今回もヨーロッパ勢、フランスを相手に後半の34分に失点を喫しました。
ここはコーナーキックです。
フランス、10本目のコーナーキック、残り5分を切りました。
このコーナーキックですがナイジェリアは前線に2人選手を残しています。
フランスは4人の選手を残しています。
北澤
もう、始めていますね。
実況
フランスがしっかりとゲームをコントロールしているように見えます。
北澤
中盤をうまく使えるような形になってきているのでフランスのいい所というか安定感がやっと出てきた感じがします。
ただ一瞬のスピードがあるので分からないですけどね。
最後まで。
北澤
前線の選手はボールを持って仕掛けられる能力が本来ありますからね。
実況
これでフランスはポグバがゴールを挙げました。
6人目の選手がゴールを挙げたということになります。
北澤
大会に入って、より成長しているチームになりましたね。
プレーオフを制してからですもんね。
実況
大逆転でワールドカップ出場を決めたフランスです。
11番のモーゼスに代わって19番のヌウォフォーを起用してきました、ナイジェリアです。
実況
89分経過。
間もなく90分。
実況
ショートコーナーになりました。
ここは流れてフランスボールに変わります。
98年フランスを制したときにはワールドカップ。
9人の選手がゴールを挙げてワールドカップを取りましたフランス。
今回もここまで6人の選手がどこからでも点を取れるチームというのは98年と共通しているところかもしれませんね。
北澤
フランスの復活かもしれませんね。
ユーロもありますからね。
実況
45分経過。
アディショナルタイムは5分です。
オナジが負傷で退場する時に少し時間がかかりました。
ナイジェリアに残された時間は5分です。
3度目の挑戦、初のベスト8をかけての一戦です。
コーナーキックはフランス、ゆっくりと時間をかけます。
バルビュエナとベンゼマ。
グリエスマン決まった!フランス、決定的な2点目が入りました。
北澤
これでグリエスマンもゴールですね。
実況
フランスは7人目の選手がゴールを決めました。
北澤
これは前、全員取ったという感じですね。
北澤
やっぱり、このグリエスマンが入って流れが変わりました。
この2つのパターンを持てているのも大きいですね。
オウンゴールっぽくなってるのかな。
最初に少し当たってるならばいや当たってないのかな。
実況
もしかしたら、ヨボのオウンゴールというジャッジかもしれません。
データモニターではヨボのオウンゴールとなっています。
2点目を取りました。
2点を追いかける形となったナイジェリア。
ただ貪欲にとれるところを取っていくというフランスの姿勢ですね。
北澤
一瞬、空いたところ、ドリブルで仕掛けるところですね。
実況
2対0となりました、ポグバの先制ゴール。
そしてヨボのオウンゴール。
フランスは選手の交代です。
シッソコを投入します。
バルビュエナに代わって投入します。
バルビュエナの運動量、非常に効果がありましたね。
北澤
右サイドだけではなく、スペースがあれば入っていきながらですね。
小さいんですけどね。
実況
166センチ高速でペダルをこぐようなドリブルからベロといわれています。
北澤
ここでシッソコですからね。
北澤
ハンドですかね。
北澤
確かにオウンゴールですね。
動きがなければ、そうならないわけですからね。
実況
ナイジェリアがボールを奪いに入った。
バランの対応です。
実況
ここで長いホイッスルです。
フランス、2大会ぶりのベスト8進出。
2対0。
初のベスト8進出を懸けたナイジェリア、惜しくもベスト16での敗退です。
北澤
やはり決勝トーナメントになると難しい試合になりますね。
出れるところでいい流れの時に取れるというところが勝ち上がる理由じゃないでしょうか。
実況
前半は拮抗した展開でした。
後半グリエスマンを投入してフランスに流れがでできました。
北澤
そしてそれを使うタイミングが重要になります。
ナイジェリアもいいプレーを見せてくれたと思います。
実況
2018年に向けて強化をしているナイジェリア、未来を感じさせてくれました。
おしくもアフリカを代表してナイジェリア、ベスト16での敗退。
フランスヨーロッパ勢の意地。
見事2大会ぶりにベスト8進出を決めました。
手越
フランスが苦しみながらも2ゴールを挙げてベスト8進出を決めました。
ハイライトで振り返ります。
徳島
前半19分、ナイジェリアのエメニケのシュート。
都並
オフサイドになりましたがシュートがうまいです。
足の裏で押し込んでるんだよ。
簡単じゃないです。
徳島
前半22分。
ポグバのシュート。
エニェアマ、好セーブを見せました。
都並
この反応は素晴らしいよね。
ポグバもキーパーもすごい。
徳島
後半22分、ベンゼマのシュート。
都並
速いワンツー、グリエスマンも素晴らしい。
徳島
後半34分フランスのポグバがゴールを決めて1対0。
手越
唯一エニェアマのミスというか都並
調子がいいと、やりたくなるっていうのがあるですけれども、グーでパンチしておけばという感じもしたんですが。
手越
ただヘディングは冷静でしたね。
都並
確かに。
徳島
そしてアディショナルタイム。
都並
グリエスマンがアウトで流しこんだ、スーパーゴールだなと思ったんですが、ぶつかっていました。
徳島
トーナメント表です。
過去4度あった南米開催のワールドカップでは、すべて南米の国が優勝しています。
これで5試合がベスト16、終了しました。
手越
まだ南米勢もたくさん残ってますよ。
南米開催のワールドカップでヨーロッパ勢は優勝できないというジンクスがありますが、なぜ南米開催で南米のチームが活躍するんでしょうか。
都並
やっぱり気候というものがあると思います。
暑い中ヨーロッパ勢は連動した組織的な動きが大切になります。
そうすると、個人技のある南米勢が有利になると思います。
手越
コートジボワール戦でもじめじめ感がすごかったですもんね。
南米はやっぱりサポーターが熱いですね。
都並
熱いですね。
手越
ブラジルの国歌が終わった後とか、ヨーロッパ勢は南米の気候というのはアウェーでは不利に働くんでしょうか?都並
気候的には厳しいです。
給水タイムが入るぐらいですから、暑いですから。
手越
メキシコ、コスタリカなど北中米のチームの躍進。
都並
南米にもよく来て交流していますから、気候には慣れていると思います。
手越
日本が南米でさらにいい成績を残すためには何が必要ですか?都並
南米勢との戦いはしておかないと技術も違いますし手越
そういう経験が将来に生きてくるということですね。
そして南米特有の1対1の仕掛け、個の能力というものが生きている徳島
さて決勝トーナメント1回戦も後半戦です。
手越さん、都並さん、北澤さんに今大会、ここまでのベストゴールを選んでいただきました。
この方です。
ブラジルにいる北澤さんにベストゴールを紹介してもらいましょう。
ブラジリアの北澤さん。
北澤
私の選んだベストゴールはこちらです。
何といっても、ハメス・ロドリゲスのこの決勝トーナメント、ウルグアイ戦のゴールじゃないですか。
4人に囲まれながらも止めて蹴る。
技術がしっかりしていることとスタンディングで止めて蹴っているんじゃないです。
自分の蹴る場所も工夫しているんです。
足を動かしながらボールを動かして打つ、これが相手に抑えられない理由です。
足が動いていますよね。
動かしながらこの胸トラップも合っていないとだめですからね。
手越
北澤さん、ありがとうございました。
徳島
続いては、スタジオの2人です。
都並
私の選んだベストゴールはネイマールの流し込みのシュートです。
ネイマール選手は、すべてのプレーにフェイントが入っている人です。
ボールを呼び込む時に体の向きと足の角度を変えています。
最後にキュっとだけひねってさらに角度をつける。
最後に思ったよりも角度をつけることでキーパーはそっちまで行っちゃうの?ということになる。
手越
普通にインステップで蹴っていれば読めたということですね。
ネイマール選手のすごさが詰まっているんですね。
手越
私の選んだベストゴールはグループリーグ、スペイン対オランダ戦のロッベン選手のゴールです。
目の前で見たんですけど、ずるいなというか、アスリートとしてすごいんです。
一緒に競争しているのが手越
FIFAワールドカップブラジル。
明日でいよいよベスト8が出そろいます。
都並
まだまだ、これからでしょ。
一番盛り上がっていくのは。
オランダも調子がいいしね。
ジンクスを破ってしまいそうな雰囲気がないわけじゃないし。
手越
コスタリカも残ってますしね。
サッカー王国ブラジルで栄冠を手にするのは果たしてどのチームでしょうか。
2014/07/01(火) 00:44〜03:10
読売テレビ1
2014FIFAワールドカップ 「ベスト16 フランス×ナイジェリア」[字][デ]
98年大会優勝国のフランスと、初のベスト8進出を目指すナイジェリアの一戦。※最大75分延長
詳細情報
番組内容
前回大会はグループリーグ敗退に終わったフランス、今大会は予選で8得点を挙げ、無敗で決勝トーナメント進出を決めた。対するナイジェリアは個人技を最大限に活かす攻撃力が武器。グループリーグ最終節、アルゼンチンとの一戦では、2−3と敗れたものの優勝候補をあと一歩まで追い詰めた。計り知れない身体能力と爆発力を武器に国の歴史を変える。ベスト8へ駒を進めるのは果たしてどちらの国か!?
出演者
【MC】
手越祐也(FIFAワールドカップ日本テレビ系メインキャスター)
【解説】
都並敏史
北澤豪
【実況】
田辺研一郎
【進行】
徳島えりか
音楽
【日本テレビ系ブラジル2014テーマソング】
「ONE −for the win−」NEWS
ジャンル :
スポーツ – サッカー
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