碧の海〜LONG SUMMER〜 #12【宿命の恋…沖縄からの愛の叫び】 2014.07.15

(舞)おじいさまは勝手過ぎる。
お金があれば何でもできると思ってる。
(裕一郎)それの何が悪い?
(勲)これで反対運動から手を引いてもらえませんでしょうか?
(美樹)あなたの気持ちはもう二度と受け入れないつもりだったのに。
今度こそ絶対に会いません。
(圭吾)お前が行かないなら俺が行くわ。
俺もお前に負けないくらい彼女のこと大切に思ってる。
(舞)相手をがんじがらめにしてただそばに置いておけばそれでいいの?
(舞)そんなの本当の愛じゃないよ。
身勝手な思い込みだよ。

(宮古ばぁ)ああ…。
(航太)宮古ばぁ。
ごめん。
(宮古ばぁ)やっとその気になったか。

(晴雄)あっ?500万?
(比嘉)この間小館の娘引き入れただろ?あれでかなりこっちが有利になっちまった。
このままじゃ本当に小館も撤退しかねない。
そうなったら元のもくあみだ。
(晴雄)ハッ。
(晴雄)あれしきのことで小館が降参するか。
(比嘉)けど…。
(晴雄)チッ。
いいか。
今度の仕事は小館にとって間違いなく社運を懸けた仕事だ。
(晴雄)あのじいさんそう簡単に諦めやしないさ。
1,000万だ。
少なくとも一人1,000万。
必ず取ってやる。
(玉城)そう言われてもねぇ。
(知念)俺たちを甘く見てもらっちゃ困る。
金でこの島を売り渡すようなそんなこと。
ああ…。
とにかく俺たちは…。
(勲)つべこべ言うのなら買収の終わったところから工事を始めてもいい。
そうすれば反対派の半分は諦めてこっちに寝返るでしょう。
どうです?これを受け取っておとなしくしますか?
(知念)とにかく俺らは新垣さんの意向を聞かんと。
(玉城)うん。
そうだね。
この話はまた今度ね。

(航太)でかっ。

(チャイム)
(祥子)はい。
どちらさまですか?新垣航太といいます。
舞さんいますか?
(切れる音)・
(チャイム)
(航太)あのう。
もしもし。

(チャイム)
(航太)あのう。
舞!俺だ!舞!・
(チャイム)・
(航太)舞!・
(チャイム)・
(航太)舞!・
(チャイム)
(航太)舞!舞!俺だ!舞!舞!
(鍵の開く音)
(祥子)やめてちょうだい。
ご近所迷惑…。
あっ。
ちょっとあなた。
舞!舞!どこだ?何よ?人の家に勝手に。
(航太)舞!航太。
(航太)舞。
迎えに来た。
航太。
(航太)一緒に帰ろう。
大事な娘を軟禁するようなうちにいることない。
(航太)行くぞ。
(祥子)舞!
(祥子)待ちなさい!そんなことできるわけないでしょ。
いったい何の権利があって…。
(航太)親だからって子供を家に閉じ込める権利だってないんじゃないですか?俺はただこいつを自由にしたいだけです。
行きたいところに行ってやりたいことをやらせてやりたい。
こいつの笑ってる顔を見たいだけです。
(航太)行こう。
(祥子)駄目!痛い。
(祥子)駄目!お母さま。
放して。
(祥子)今度この手を離したらあなたは二度と帰ってこない。
そんなの駄目!痛い。
お母さま。
本当に愛してるなら放して。
私のこと愛してるなら放して。

(航太)行こう。

(航太)急げ!もう動けない。
(航太)しょうがないな。
ほら。
はっ?無理だよ。
駅までだって結構…。
いいから。
ほら。
結構重たいとか言うんでしょ。
いっつもそうなんだから。
どうした?重いこと認めるのか?違う。
航太の背中あったかいなって。
来てくれると思わなかった。
私一生あの家にいなきゃ駄目なのかなって。
もうあの海に潜ることかなわない夢なのかなって。

(チャイム)
(晴雄)こんばんは。
(晴雄)おお。
さすがに金持ちは違いますね。
はあ。
豪華な部屋だ。
ハッ。
(勲)使ってみたいですか?
(晴雄)はっ?
(勲)こんな部屋が使えるようにしてさしあげましょうか?
(晴雄)フッ。
ふざけたことを。
200万だの500万だのそんなはした金でこんな豪勢な暮らしはできませんよ。
2,000万?それでどうです?手を打ちませんか?あなたが抜けてくれれば後の処理は簡単そうなので。
小館さん。
それは買いかぶり過ぎだ。
俺が抜けたぐらいで反対運動は収まりませんよ。
残念ながら。
俺たちを黙らせたかったら一人1,000万。
30人いるからざっと3億。
3億用意してください。
よろしく。
(勲)はい。
(祥子)あなた。
どうしたらいいんでしょう?舞がまたそっちに。
(勲)えっ?
(祥子)新垣の息子が来たんです。
それで舞を連れていってしまいました。
(裕一郎)どういうことだ?
(祥子)お父さま。
(裕一郎)新垣の息子が舞を連れてった?お前はそれを黙って見ていたのか?「愛してるなら放して」とそう言われたんです。
放すしかないでしょう?お父さま。
お願い。
怒らないでやって。
ねえ。
お願い。
怒らないでやってください。
もしもし。
舞を見つけたら首に縄をつけてでも連れて帰ってこい。
(裕一郎)交渉の邪魔だ。
(勲)はい。
(祥子)お父さま。
(裕一郎)それで相手は何つってんだ?3億要求されました。
(裕一郎)チッ。
どいつもこいつも。
新垣のとこには肝臓移植が必要な娘がいたな。
ああ。
はい。
そういう話は聞いたことがあります。

(勲)舞が一度手術費用の無心に来ました。
ふーん。
新垣の娘と息子か。
(圭吾)待ってた。
(看護師)夏帆ちゃん苦しいよね。
(看護師)すぐお兄ちゃん来てくれるからね。
(看護師)夏帆ちゃん。
お兄ちゃん来たよ。
(医師)一刻も早く移植手術を受けないと。
(医師)夏帆ちゃん。
頑張ろうね。
お父さま。
おじいさまに聞いてくれた?あの話。
あの話?手術費用おじいさまに頼んでみるって言ったよね。
急がないと。
早くしないと…。

(裕一郎)まったく何度私のことを沖縄まで来させる気だ。
(勲)会長。
申し訳ありません。
(裕一郎)また無茶をしたそうだな。
何かと思えばそんなことか。
そんなことって。
夏帆ちゃんの命が懸かってるんだよ。
その子のお兄ちゃんが一生懸命バイトしてるけど全然追い付かないの。
おじいさまお願い。
手術費用を。
面談しよう。
えっ?その青年にどんな能力があるか私が確かめよう。
能力?投資するか価値があるかどうかは私が決める。
その代わりお前はもう反対派運動に参加するなんてバカなことはしないことだ。
いいね?約束したらお金出してくれるの?交渉の場には立ってやる。
約束する。
約束するから。
じゃあその青年にここに来るように言いなさい。
はい。
(航太)それってホントか?取りあえず会ってくれるって。
とにかく行ってきて。
ねっ?うん。
お母さま。
着の身着のままでどうするつもり?連れ戻しに来たわけじゃないから安心して。
舞を連れていきたいところがあるの。
(祥子)長い間ご無理申し上げてすいませんでした。
(セツ)奥さま。
そんな。
顔上げてください。
(達夫)何の話ですかね?
(セツ)ちょっとあんた。
(達夫)何の話だかさっぱり分かりません。
帰ってください。
けど舞はあなた方のたった一人の…。
帰れって言ってるんだ。
おじいちゃん。
私もう知ってるよ。
だから…。
(達夫)帰れ。
(セツ)おじいちゃんはね舞ちゃん手放すとき小館さんからお金もらったこと悔いてんだよ。
お金?
(セツ)うん。
あのころから病気がちでね。
美樹の学校のこともあって色々入り用で。
お金を受け取ったことをまるで舞ちゃんを売り飛ばしたみたいに思ってるの。
ホントに申し訳ありませんでした。
(セツ)はい。
はい。
おじいちゃんは悪くないよ。
おじいちゃんは。
時々遊びに来てもいい?
(セツ)舞ちゃん。
嫌だって言っても来るからね。
あっ。
おじいちゃん。
もしかして眉私と似てる。
ほら。
(達夫)舞。
舞。
おじいちゃん。
(達夫)舞。
(達夫のすすり泣く声)ごめんね。
眉の話とか似てる話とかして。
ううん。
舞。
もう1カ所行きたいところがあるの。
(航太)えっ?反対派を?仲間割れですか?そもそも反対派というのは真剣に島を守りたい開発を中止してほしいという真の反対派と騒ぐだけ騒いでできるだけ多額の補償金を得て島を売り払いたい。
つまりは偽の反対派のその2チームに分かれる。
この両者は危うい均衡を保っていてどちらかが暴走すればその均衡は簡単に崩れる。
今そのまとめ役を担っているのが君のお父さんだ。
お父さんを裏切り者に仕立ててほしい。
その結果君たち親子は多少つらい立場に立たされるかもしれない。
しかしそれで妹さんの命を救えるんだ。
安いものとは思わないか?すぐ返事をする必要はない。
返事をもらっても意味がない。
私は人の言葉を信じない。
反対派の分裂。
それが成功したら報酬2,000万。
(裕一郎)君が家族を救うんだ。
お母さま。
どこ行くの?ねえ。
お母さま。
あなたの本当のお母さんのお墓参りをしたいの。
あの人の前で舞に謝りたいの。
そんなの勝手だよ。
舞。
せっかく忘れようとしてたのに。
母親が死んだこともそれがお母さまのせいだってことも。
全部忘れようとしてたのに。
ごめんなさい。
何であんなことしたの?綾乃さんがうらやましかったの。
勲さん私と結婚しても綾乃さんのこと忘れてなかった。
勲さんの子供を産んで育てられるあの人がうらやましかったの。
そんなの。
(祥子)私ね彼女が舞を産んだと知ったとき半狂乱になって沖縄に来たの。
生まれたばかりの舞を見てるうちに「何で私には子供が産めないんだろう?」「何でこの人なんだろう?」って。
(祥子)きっとこの子はホントは私から生まれるべき子で神様が間違えただけなんだ。
授けるべき女を間違えただけなんだってそう思えてきて。
そんなの勝手過ぎる。
(祥子)あのときはホントにそう思えたの。
だからあなたをこの手に取り戻した。
(祥子)綾乃さんがまさか死ぬなんて思ってもみなかったの。
ごめんね舞。
ごめんなさい。
ホントにごめんなさい。
お母さま。
こんなことされても私困る。
私今はお母さまのこと考えないようにするのに精いっぱいなの。
(祥子)ごめんね舞。
ごめんなさい。
私にできること他に思い付かなくて。
それならこの島の開発をやめさせて。
お母さまならできるでしょ?ほら。
結局そう。
お母さまたちは私の大事なもの全部取り上げて都合のいい言い訳ばっかり。
私にはもうこの島しかないの。
本気で申し訳ないと思うならこの島を守ってよ。

(泣き声)2014/07/15(火) 13:30〜14:00
関西テレビ1
碧の海〜LONG SUMMER〜 #12[字][デ]【宿命の恋…沖縄からの愛の叫び】

東京へ連れ戻された舞(城恵理子)は裕一郎(岩城滉一)に財布と携帯を取り上げられ、軟禁状態に。舞が辛い状況にいると知った航太(犬飼貴丈)は東京まで迎えに来るが…。

詳細情報
番組内容
 何かが吹っ切れた勲(板尾創路)が、強引に島の開発事業反対派の切り崩しにかかる。目の前に積まれた現金に、反対派の面々は揺れ始める。しかし、最後は返事を濁す反対派を見て勲は、晴雄(木村祐一)こそキーパーソンだ、と彼をホテルに呼び出すが…。
 航太(犬飼貴丈)が、東京まで舞(城恵理子)を迎えにやって来る。舞は、一緒に沖縄へ帰ろうという航太に最初こそ驚くが、ついて行こうとする。
番組内容2
祥子(杉田かおる)は、それを必死に止める。そんな祥子に舞は言う。「私を愛しているなら、握ったその手を離して」と。舞の真剣な目に、祥子は…。
 舞たちが沖縄に戻ると、夏帆(伊藤貴璃)の病状は悪化していた。彼女はすぐにでも肝臓の移植を受ける必要があり……。
出演者
小館 舞:奥菜 恵
新垣航太:徳山秀典
小館 舞(高校時代):城恵理子(NMB48)
新垣航太(高校時代):犬飼貴丈
高峯圭吾:尾形貴弘(パンサー)
  ・
小館祥子:杉田かおる
新垣晴雄:木村祐一
小館 勲:板尾創路
小館裕一郎:岩城滉一
  ・
  ・
上原美樹:遊井亮子
高峯健吾:川田広樹(ガレッジセール)
平良文子:エド・はるみ
高峯圭吾(高校時代):小野塚勇人
平良聖子(高校時代):安保彩世
スタッフ
【企画】横田誠(東海テレビ)
【原案】倉科遼
【脚本】武田有起
【演出】星田良子
【企画プロデューサー】服部宣之(東海テレビ)
【プロデューサー】松本圭右(東海テレビ)
仲良平(よしもとクリエイティブ・エージェンシー)
坂本直彦(よしもとクリエイティブ・エージェンシー)
浦井孝行(国際放映)
河角直樹(国際放映)
スタッフ2
【メインテーマ】S.E.N.S.
【音楽】森英治
【主題歌】「消せない約束」fumika(Island Roots)
【制作】東海テレビ
吉本興業
国際放映
ご案内
東海テレビ昼ドラをもっと知りたい方に!
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【公式サイト】http://tokai−tv.com/aonoumi/ 
【YouTube東海テレビ公式チャンネル】【昼ドラ公式ツイッターアカウント】@hirudoraTokaitv
【LINEアカウント】@hirudora

ジャンル :
ドラマ – 国内ドラマ

映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 2/0モード(ステレオ)
サンプリングレート : 48kHz

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