ひるブラ「北の大地“野菜の楽園”〜北海道芽室町(めむろちょう)〜」 2014.07.15

生字幕放送でお伝えします≫見てください。
ザ・北海道、十勝の景色です。
見渡す限り広大な畑。
画面の左半分が麦畑。
右側はジャガイモ畑です。
まもなく収穫が始まるそうですよ。
今日はこの畑のすぐ隣にある野菜直売所からお送りします。
広いですね北海道、やっぱり。
≫緑いっぱい。
そして見えてきたのがこの直売所です。
≫たくさんの野菜。
ここは北海道芽室町で今大人気の野菜直売所なんです。
≫年間およそ20万人のお客さんが訪れる人気の観光スポットです。
どうですか、取れたての新鮮野菜。
峰さん、峰さん。
このゴボウも太いんですよ。
スーパーで見るのと全然違う。
大胆です。
≫爽やかな空気が伝わってきますよ、こっちまで。
≫本当ですか。
今日はいい天気に恵まれて気持ちいいんですよ。
実はここ、扱う野菜の種類がものすごく多くて。
≫暑いの?≫東京よりね、暑いぐらい。
ただ、湿気がないので。
すごく過ごしやすい暑さで気持ちいいです。
≫最高気温34度なんですけど。
≫涼しいです。
≫カラッとしていて気持ちいいです。
野菜なんですが、今朝取れた野菜の品ぞろえを聞いてみたら、なんと160種類以上もあるんですって。
すべて、芽室産なんだそうです。
≫芽室町で取れた野菜160種類が毎日のようにそろうのがここの特徴なんです。
≫今日は、北の大地北海道が育んだ新鮮な野菜をたっぷりご紹介します。
≫JAめむろが直営する野菜直売所。
360坪の売り場に年間でおよそ400種類以上の野菜がそろうんです。
市価より2割ほど安いこともあって地元はもちろん、わざわざ観光バスが止まって皆さん、買い求めていくほどなんですよ。
開店前にもかかわらずこんなに長い行列ができるほどの人気なんです。
≫今日もできてましたね。
≫開店前に30人ぐらい並んでいましたね。
≫そんな店の入り口に移動してきました。
≫お客さんにちょっと。
≫こんにちは。
≫今日はどちらからいらっしゃいました?≫帯広。
≫こちらには、よくいらっしゃるんですか?≫毎週、来ています。
≫お目当ては?≫野菜全部。
≫やっぱり、おいしい?≫おいしいです。
≫地元の方もおいしいって言うんですから本当においしいんです。
間違いないです。
≫近くにこういう場所があってうらやましいです。
≫早速、北海道といえばこれじゃないですか。
トウモロコシですよ。
≫きたね、トウキビ。
≫スイートコーンという品種ですけれども。
ここ、芽室町は生産量、作付面積が日本一の町なんです。
≫こういう状態でなかなか東京では見ないので。
≫先週から収穫が始まったばかり。
まさに旬です。
≫そして、どんなトウモロコシがおいしいのか、見分け方を生産者の方に伺いたいと思います。
お願いします。
≫この毛の部分がですね1粒1粒とつながっていますのでそこがフサフサしていて茶色い部分がすごくおいしいんです。
このゴールドラッシュというものは生で食べれるんですよね。
≫生で、トウモロコシを?≫食べてみますか。
≫本当においしいんですか。
≫生で食べられるといっていますので絶対、おいしいです。
自信たっぷりですから大丈夫でしょう。
≫本当に新鮮ならではじゃないですか。
おいしそう。
このまま、いただきます。
むきたて。
甘い!びっくり!フルーツです、フルーツ。
すごく甘くて、おいしくて。
食感もプチプチしてて。
峰さん、食べられなくてかわいそう。
≫もう、悔しいな…。
≫おいしいです。
でもこれ、多分東京に送ろうとすると甘みが減っていっちゃうみたいなんですよね。
ここだからこそ食べられるおいしさなんですよ。
うれしいです。
≫行かなきゃだめだね。
≫ぜひ来てください。
そして、これさまざまな料理にも使えるそうなのでとびきりの料理を紹介してもらいましょう。
≫では、こちら。
芽室野菜劇場の開演でございます。
お願いします。
≫トウモロコシと枝豆のかき揚げでございます。
≫おいしそう。
見た目も鮮やか。
≫こちら、地元の農産品の料理コーナーを担当されています鈴木さんに作っていただきました。
鈴木幸恵さんです。
じゃあ、エリーさん、早速。
≫いただきます。
おいしそう…。
≫豊田さん、全部試食しなきゃいけないから大変だね。
おいしいからね。
どうなの?かき揚げ。
≫おいしい!甘みもあるんですけど適度なしょっぱさがあってビールに合いますよ峰さん。
でも、お子様も好きな味ですね。
きっと。
≫おやつにも。
≫うん、おいしい。
≫お酒にもいいし子どもにもいいと。
≫みんなで楽しめる味になっているんですよね。
ごちそうさまでした。
鈴木さんには、また後ほど同じようなコーナーで登場していただきますのでお楽しみに。
じゃあ、中に行きましょうか。
≫もぐもぐしながら、すいません。
中にも野菜がたっぷりありますよ。
≫なんていったって160種類ですからね。
≫峰さん、これ珍しくないですか。
紫色のダイコンがあります。
初めて見ました。
≫これは、切っても中も同じ色で。
≫どういう料理に使うんですか?≫甘酢漬けにするとおいしくてさらに色みも増すんだそうです。
≫おいしそう。
珍しい。
こっちにも、すごい!シソが大量に売っていますね。
これ、束で売ってるんですね。
これ、北海道の人はどうやって使うんですか?≫シソのジュースにしたりあとは梅干しを漬けるときに一緒に漬けたりするんですけど。
ただ驚きなのが値段です。
エリーさん、ちょっと持ってみてください。
≫この1束で260円なんですよ。
すごい。
≫500g、260円という。
≫さすが、北海道です。
そして、キャベツもたくさんの種類がありましてこちら、見てください。
サボイキャベツというものでフランスが原産で葉っぱが軟らかくて煮物やロールキャベツにぴったりなんだそうです。
≫見た目もきれいですね。
≫こちら、また紫の。
レッドキャベツという品種で色がきれいですよね。
千切りにして。
≫紫だけどレッドキャベツ。
≫そうなんです。
サラダにしてもおいしくて酢漬けにしてもおいしいです。
こちら。
サワーキャベツ。
こちらは葉が分厚くて水分が多くて食感がいいので浅漬けにぴったりだそうです。
それぞれ個性があるんですね。
おいしそう。
そして、こちら。
ボールキャベツといいまして巻きがしっかりしていていろんな料理に合うオールマイティーなキャベツなんです。
重さが、ぎっしり。
≫しっかり締まってこれも120円と。
≫そして、峰さんやっぱり北海道といえばジャガイモも欠かせないですよね。
≫いろんな種類ありますもんね。
≫メークインやら男爵やら北海道の有名なイモもそろうんですけどもまさにいち早く取れたばかりのジャガイモが手に入るんです。
それが、こちらのキタアカリという品種なんですが。
今年の今日初めて出てきた商品です。
≫今日からやっとここに並んだんですよ。
≫新物のキタアカリなんです。
≫買って帰らなきゃ。
≫キタアカリといいます。
これ、ふかしてバターをつけて食べたら最高です。
≫いいねえ。
塩辛をのっけてもいいんだよね。
≫そうなんですか。
試してみよう。
≫しかも新物お米でいったら新米ですからもう、おいしくておいしくて。
さらに、こちら。
インカのめざめという品種なんですけれども。
≫ご存じでしたか?東京のスーパーでも並ぶんですけど。
これ、すごいクリのように甘みがあるのが特徴なんですって。
≫ブランドジャガイモなんですよね。
≫この冬の間、倉庫の中で雪と一緒に眠らせて、同じ倉庫の中で。
ですから、その分程よい湿気と程よい寒さによってキュッと引き締まったおいしいジャガイモになっております。
≫峰さん、この直売所どんな野菜でもありそうですね。
こんな野菜見たいっていうリクエストありませんか?≫例えばニンジンってオレンジっていうか…。
じゃないですか。
黄色いニンジンとかあるんですか?≫探してみましょうか。
≫探してみたいところなんですけどねニンジン、黄色いのはちょっと僕、見なかったな。
黄色はないですね、すいません。
ほかに。
≫じゃあタマネギなんですけども。
≫私もタマネギ探してるんです。
≫タマネギは確かそっちですよね。
ちょっと探してみましょうか。
≫タマネギも色が違うのがあったりするんじゃないですかもしかしたら。
また紫色っぽい。
≫ありそうですね。
≫タマネギ、タマネギは…。
でもピーマンとかも大きいでしょ。
でも、シシトウはあってタマネギは…。
タマネギ、どこですか?≫あ、見つけました。
ありました。
やっぱり新物。
これ、サラダにぴったりですよね。
多分。
辛くないタマネギなんじゃないですか。
私、実は昨日の夜タマネギサラダをこちらでいただいたんですけど。
こっちの十勝のほうに来てから。
もう、すごいおいしさでびっくりしますよ。
甘いんですよ、生なのに。
甘いんです、全然辛みがなくて。
これも、今日買って帰るっていうことで。
≫切って、水にさらさなくても辛くないですから。
じゃあ、そろそろエリーさん…。
≫このあとは、ちょっと珍しい野菜もあるのでぜひ、お見せしたいと思います。
こっちにどうぞ。
裏側に。
おもしろいですよ。
峰さんこの野菜、見たことあります?≫え?ちょっと…。
なんですか。
ロマネスコ?≫知ってます?さすが、おしゃれ。
≫もう、出ちゃってるから。
ブロッコリーとカリフラワーのね。
≫そうです。
交配させたものです。
ステーキの付け合わせですとかサラダにのせたりすると見た目もいいです。
≫パスタとかにも合いそうですね。
≫近くで見るとモミの木みたいだよね。
≫そうなんですよ。
かわいいですよね。
≫でも次はさすがに峰さんもご存じないんじゃないかな。
見たことありますか。
こちらはコールラビという野菜なんですよ。
一見、カブに見えません?≫カブですね。
≫カブみたいなんですけどキャベツの仲間なんですよ。
ヨーロッパが原産で、ドイツ語でコールがキャベツラビがカブという意味なのでコールラビという名前になって。
≫中はどうなってるわけ、それ。
≫気になりますよね。
今回、店長の川角さんが直々に切っていただけるということでお願いします。
≫キャベツの仲間なのに…。
≫カブですよね。
香りも、スーッと爽やかな香り。
≫ダイコンよりちょっと爽やかな。
キャベツの芯の部分みたいな。
ちょっと辛みのあるような香りがします。
カブっぽいけどキャベツの仲間なんですよね。
≫そうですね。
キャベツの仲間で。
普通はキャベツは葉っぱを巻くんですけどコールラビは葉っぱを巻かないで中の軸が肥大してできたものですね。
≫料理はどういうものに使うの?≫お待たせいたしました。
では、いきますよ。
根室野菜劇場第2弾の開幕です。
≫コールラビのバターソテーでございます。
≫シンプルで、おいしそう。
味付けは…。
≫ニンニクとバターとしょうゆです。
≫大好き。
いただきます。
おいしい。
シャキシャキとした食感が残ってておいしい、でね。
香りは、辛いかなっていうちょっと辛みのある香りだったんですけれどもすごく甘いですよ。
≫味付けじゃなくて?≫味付けじゃないです。
本来のコールラビの甘さがすごい。
本当にカブみたいに使えると思うので料理にかなり活用できそうですね。
おいしい、ごちそうさまでした。
≫鈴木さんでした。
ありがとうございました。
≫そしてこうした豊富な野菜は地元の107人の生産者の方が毎日、一生懸命に作ったものなんです。
壁にはずらりと顔写真が並んでいます。
≫こちらの直売所ができたのは安心安全の顔が見えるんですが最初、ここの直売所ができたのが20年前だったんですが一番最初は6戸しかなかったんですって。
ただ、今ではこうして107戸の農家が集まって一番の売り上げを誇るというところまできた直売所なんですよね。
≫いいですね。
何々さんの野菜おいしいよねとかそういう話もできますよね。
≫そして、さらに実は、こちらに来ますと…。
今回、特別にバックヤードを見せてくれるということで。
≫これほど多くのものがそろう理由をご紹介いたしましょう。
実は生産者の方が野菜を運んでくるのは朝だけではなくてなくなった野菜を順次運びに来るんですよ。
≫今日は何回目の運び入れですか。
≫今日はこれで3回目です。
≫朝から、大変ですね。
≫ちなみに今日は何をお持ちになったんですか?≫朝は同じようなものですね。
長ネギにタマネギにあと、ホウレンソウがあったんですが今日は完売してしまいました。
≫午前中で売れちゃったんですよね。
≫今日取れたての野菜なんですね。
すごい。
≫でも、エリーさん先ほどのタマネギ…。
≫サラダで食べる。
≫サラダにぴったりですか?≫そうです、そうです。
≫どうなんですか、多い日は日に何回ぐらい往復したりするんですか。
≫私はちょっと多いですね、回数。
1時間に1回ぐらいは。
あと店長さんから電話がきますのでそのたび走ってきます。
大変です、忙しくて。
≫足りないって電話がきて。
≫そうです。
≫でも、うれしいですよね。
≫うれしいです。
消費者の皆さんの顔が見られるのがなによりです。
≫今年の野菜の出来はどうですか?≫うち的にはまあまあですけども。
≫これは、買って帰らなきゃ。
≫一気に暑くなってきましたからねどんどん…。
もう1軒いらっしゃいましたね。
こんにちは。
≫今は何をお持ちになりましたか?≫ジャガイモですね。
越冬の、雪室のジャガイモです。
≫先ほどご紹介した倉庫の中に雪とジャガイモと一緒に入れておいて適度な温度に保って冬を越すものなんですが。
大体、今日何往復ですか、これで。
≫2回目です。
≫ジャガイモはこれからですよね。
≫ええ。
新物も出てきましたのでちょっと少なくなってきましたけど。
≫どんなふうに料理するのがおすすめですか。
≫インカのめざめとかは丸い、小さいんですよ。
それをそのままきれいに皮がついたまま洗ってそれを今度素揚げとか、フライパンで蒸し焼き状態ですか。
≫そういう形があるんですね。
ありがとうございます。
こうして、なくなったら次々に補充されていくのもこの芽室の直売所のいいところなんです。
だからこそ新鮮な野菜が常に並んでいるんです。
地元にはこうした新鮮野菜を使ったグルメも数多くあるんですがその中のとっておきの食べ物をご紹介しましょう。
直売所のすぐ隣にあるこちらのお店。
なんの店かというと野菜を使ったジェラートアイスクリーム屋さんなんです。
旬の野菜を丸ごと入れたジェラートは季節ごとにメニューが変わるんです。
こちらトマトは春夏限定の人気メニューなんですよ。
さてさて、こちらは緑色鮮やかなホウレンソウです。
≫ホウレンソウのジェラートなんてなかなかないですよね。
≫一度、冷凍してから作るので青臭さが抜けて、子どもたちにも人気があるそうです。
≫私もさっきいただいたんですけどホウレンソウの味がとてもおいしかったですよ。
≫そして、こんなものもあります。
ゴボウ。
これね、男性に人気があります。
≫珍しい。
食物繊維たっぷりとれそうですね。
≫おなかの調子によさそうですよね。
続いてはこれ、なんだか分かります?女性に人気なんですよ。
≫これ、ルバーブじゃないですか。
美容にもいいんですよね。
≫食べたことありました?≫初めてでした。
≫これはね、ジャムに使われるんですけれどもこの産地だから楽しめる野菜のジェラートをご紹介しました。
なんといっても主役が野菜のジェラートですからね。
ここならではの味をご紹介しました。
さらに直売所ならではのお店もあるんです。
こちら。
こちらでは、またちょっと変わった野菜の味わい方が楽しめるんです。
≫早速、行ってみましょう。
今月オープンしたばかりのお店ということです。
≫おしゃれなカフェみたいですよね。
≫お邪魔します。
パン、いい香り。
≫そうなんです。
パン屋さんなんです、ここは。
≫たくさん並んでますね。
≫ただ、ここでやっぱり一番見てほしいのはパンももちろんおいしいんですが…。
≫こっち、こっち。
あちら、見てください。
ピザ窯があるんですよ。
かわいいタイルの。
野菜ピザ。
≫ピザ、焼けましたか?≫焼きたてほやほや。
おいしそうです。
ジュージューいってる。
芽室町特産の野菜ピザです。
≫こちら、何がトッピングされてるんですか?≫芽室産のズッキーニとナスとミニトマトですね。
≫ズッキーニもナスもトマトも全部大好きです、うれしい。
≫いい、そそられるね、これは。
≫地元では、小学生から大人までピザといえば野菜というぐらい野菜ピザが一般的になってましてまさに芽室のソウルフードになっているぐらいなんです。
≫たくさんあるからね使えるわ、たくさん。
≫すいません、私ばっかりまたいただいちゃいます。
≫熱いよ、きっと。
大丈夫?≫でも、熱々がおいしいですもんね。
チーズもトロトロ。
いただきます。
≫どうですか?≫おいしい!トマトの味がすごい濃いです。
しっかりトマトの味がしておいしい!≫ズッキーニもありますしね。
やっぱり十勝の人にとっては欠かせないピザですか、野菜は。
≫そうですね。
十勝産の野菜は豊富にございますので皆さん食べに来てくれます。
(もも)ただいま!2014/07/15(火) 12:20〜12:45
NHK総合1・神戸
ひるブラ「北の大地“野菜の楽園”〜北海道芽室町(めむろちょう)〜」[字]

北海道芽室町には年間20万人が訪れるという、超人気の野菜の直売所がある。巨大な売り場に所狭しと並ぶ獲れたての野菜たち。珍しい品種や地元で人気の野菜グルメを堪能!

詳細情報
番組内容
【ゲスト】豊田エリー,【コメンテーター】峰竜太,【司会】増子有人 〜北海道芽室(めむろ)町から中継〜
出演者
【ゲスト】豊田エリー,【コメンテーター】峰竜太,【司会】増子有人

ジャンル :
バラエティ – 旅バラエティ
情報/ワイドショー – 暮らし・住まい
ドキュメンタリー/教養 – 歴史・紀行

映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 2/0モード(ステレオ)
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