少し傷んできたけれどもっと着続けたい服ってありますよね。
そんな時はつくろいましょう。
ちょっと一手間かけるとお気に入りの大好きな服を長〜く着られますよ。
手芸作家の森恵美子さんが衣服を簡単につくろう方法を教えます。
シャツやブラウスジャケットなどは袖口の汚れやすり切れが目立つものです。
他はきれいなのに袖口のダメージだけで着られなくなるのはもったいないですね。
今回はそんな場合のつくろい法をご紹介しましょう。
まず袖口を切り取り短く整える方法です。
切るところを決めそこで袖を折ります。
折った部分に厚紙などをあてて角が90度になっている事を確認して下さい。
アイロンで折り目をつけその折り目で切ります。
袖口から2cm幅で2本の線を印つけペンで引いて下さい。
シャツを裏返しつけた線を折り目に三つ折りにします。
そしてアイロンをしっかりかけまち針でとめます。
玉結びが目立たないように針を入れてまつり縫いを始めましょう。
使用する糸は…はいこれで完成です。
カットした部分に別布を足してつくろう方法も面白いのでそれもご紹介しましょう。
足す布の大きさは切ったところからどこまで袖を伸ばすかで決めて下さい。
まず表を外側に縫い代5mmのところを並縫いし筒を作ります。
次に裏に返して縫い目から二つ折りにしてアイロンをかけます。
縫い目から縫い代8mmのところに印をつけます。
並縫いをします。
袋状になった縫い代はアイロンで片側に倒しておきます。
表に返して袖口の三つ折りのための2cm幅の印をつけましょう。
裏には本体のシャツと縫い合わせるための1cm幅の印をつけておきます。
袖と足す布を中表に合わせ袖の端でそろえます。
そして印をつけたところを並縫いします。
そのあと縫い代を合わせて巻きかがりをしておきます。
袖口を三つ折りにして縫いとめると出来上がりです。
すり切れたジャケットなどは接着芯で補強すれば長さを変えずに補修する事もできます。
お気に入りのシャツジャケットをリフォームしてまたすり切れるまで着てあげましょう。
2014/06/30(月) 11:55〜12:00
NHKEテレ1大阪
まる得マガジン お気に入りを長く着る 衣服のつくろい術(5)[字]
愛着ある衣服の傷みや汚れには「つくろい」を!「長く着続ける一手間」を手芸作家・森恵美子さんが伝授。今回はシャツやブラウス、ジャケットの袖口が「すり切れ」た場合。
詳細情報
番組内容
少し傷んだり汚れたりしているけれど、愛着のある衣服。「つくろい」をすれば、もっと着続けることができる! 「衣服を長く着るためのひと手間」を手芸作家・森恵美子さんが伝授。今回は、シャツやブラウス、ジャケットの袖口にできやすい「すり切れ」。「切って整える」「切って別布を足す」という、手軽にできる方法を紹介。
出演者
【講師】手芸作家…森恵美子,【語り】山本美希
ジャンル :
情報/ワイドショー – 暮らし・住まい
情報/ワイドショー – ファッション
趣味/教育 – 園芸・ペット・手芸
映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 2/0モード(ステレオ)
サンプリングレート : 48kHz
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