中津城に連れ帰るという活躍を見せました。
母里太兵衛はまさに黒田家を代表する武将でした。
♪〜≫ドイツ、優勝!アルゼンチンを破って6大会ぶり、4回目のワールドチャンピオンに輝きました。
♪〜≫FIFAワールドカップ「デイリーハイライト」。
6月13日に開幕した大会もいよいよ最後の一戦です。
激しい戦いでしたね。
≫本当に最後までどちらが点を取るんだろうと力が入りましたね。
その決勝戦ドイツ対アルゼンチンは延長戦の末、ドイツが24年ぶりにワールドカップの頂点に立ちました。
今日のスタジオ解説は木村和司さんと宮澤ミシェルさんです。
よろしくお願いします。
≫木村さんワールドカップの頂点を決めるにふさわしい激戦でしたね。
≫見応えのある、本当に両方のゴール前のシーンが多かったですよね。
それだけ、見ていても本当におもしろかったです。
≫一方、宮澤さんはいかがでしたか。
≫アルゼンチンがやっぱり予想以上に頑張ったね。
僕は3−0ぐらいでドイツかなと思ってたけどそうはいかないだろうと思ったらやっぱりいかなかったね。
≫ゴール前ではじきましたよねアルゼンチンが。
≫勝つチャンスもね。
≫ありましたね。
≫最初から飛ばしすぎだな。
≫それでは、そのドイツ対アルゼンチン。
これからたっぷりと見ていきます。
まず、前半と後半です。
そのゴール前での激しい攻防が繰り広げられました。
ご覧ください。
≫6大会ぶり4回目の優勝を目指すドイツ。
7大会ぶり3回目の優勝を目指すアルゼンチン。
1990年以来の決勝での顔合わせになりました。
マラカナンスタジアムには7万4000人以上が入りました。
木村さん、この雰囲気いかがですか?≫いいね。
ここに立ってみたいですけど、もうね。
ただ、立てる選手っていうのは限られていますからね。
≫やっぱり、宮澤さん決勝ならではの緊張感というのもありますかね。
≫間違いなくあると思うし僕、ここに行かさせてもらったんですけどきれいな円形型の競技場ですばらしい雰囲気でしたね。
≫では両チームのメンバーです。
ドイツはケディラが試合前のウオーミングアップ中負傷で急きょ、クラマーが入って初先発です。
それ以外は同じメンバー。
アルゼンチンは準決勝のオランダ戦と同じスターティングメンバーとなりました。
そして、いよいよ決勝戦のキックオフのときを迎えます。
2014FIFAワールドカップブラジル大会。
最後の試合、決勝戦が始まりました。
立ち上がりから両チームとも高い集中力で入っていきました。
前半4分、アルゼンチン。
右サイドのラベッシがボールをキープ。
中のイグアインに。
こぼれて、シュートまでいきます。
最初はアルゼンチンがチャンスを作ります。
前半9分です。
ドイツのクロースからボールを奪った、アルゼンチン。
メッシが、ここでドリブルに入ります。
前を抜けます。
そして、スピードを落としてもう一度スピードアップ。
≫声、出ちゃいますよね見ていても。
≫このギアチェンジいかがですか。
≫すごいね、あの緩急はね。
このスピードは改めて、メッシはすごいなと思いましたね。
≫フメルスがかわいそうって言ってましたよ。
≫前半17分です。
ケディラに代わって入ったクラマーがこのプレーで負傷します。
宮澤さん、かなり激しいクラッシュになりましたが。
≫肩がドーンと入ってね。
予想できてなかったからカウンターパンチみたいになってもう、フラフラでしたよね。
僕はこの時点で無理かなと思ったけどケディラに代わって入ってきてまたクラマーが、こうなるってちょっと、ドイツにツキがないかなと思いましたね。
≫脳震盪というような状態になりました。
前半21分です、アルゼンチン。
クロースのバックパスが。
イグアイン、フリー。
1対1、シュート!外しました。
木村さん、決定的でしたが。
≫オフサイドポジションだったんですけどドイツのクロースのヘディングからですからオフサイドはないですね。
ここで、やはり相手がノイアーということもあるし後ろからディフェンスがこられたのでちょっと、力入りすぎましたね。
もう少し、シュート回転でどっちか端っこを狙ったと思うんですよね。
これ、やはりノイアーの存在は大きいよね。
≫やっぱりそうですか。
≫前半28分はドイツ。
なかなかチャンスを作れない中ラームからミュラーに。
これはオフサイドの判定でしたがラームの右のアウトサイドでのパスになりました。
≫ラームも、やはり器用だよね。
ボランチもできるサイドバックもできるこういうパスもできる。
大したもんだね。
≫ギリギリですよね。
ライン、ギリギリで止まったから助かりましたけどね。
≫前半30分のアルゼンチン。
メッシがここでボールを受けて右サイドに展開。
ラベッシ、クロス。
いいボールくる、イグアイン!決まりました。
アルゼンチン、先制!完璧な崩しの形に見えましたがオフサイドの判定です。
≫イグアインさっきの外してたからかなりちょっと前がかりになって。
≫でも完璧に崩してますね。
ディフェンス、間に合ってない。
≫アーリークロス、キーパーとバックラインの間。
≫確かにオフサイドですね。
≫完璧なボールですけどオフサイド。
≫完璧な崩しでもあるんだけどやっぱり、ディフェンスが間に合わないってことはオフサイドですね、これね。
≫前半31分には先ほど負傷したクラマーがプレーを続行できません。
代わりにシュルレが入ります。
≫いい仕事するんだよな。
≫そうそう。
シュルレ、途中から入ってゴールしたりするもんね。
≫前半36分、アルゼンチン。
ラベッシ抜けて、手前にはメッシがいる。
そのメッシにこぼれる。
ドリブル、仕掛ける。
パスを選択。
≫気持ちは分かるけどな…。
≫今の狙いというのは?≫もちろんバックラインの間だと思いますし最後は股抜きを狙ったかもしれないですね。
≫タイミングが遅れたんですか。
でも、合ってるのか…。
≫ここで出せるときもあったけど最後、股抜き狙ったね。
≫下、狙ってますね。
ディフェンスの足が開くとこね。
≫でも、見てても、おもしろいよ狙いが、本当に。
≫前半の37分はドイツです。
シュルレからミュラーに入って戻して、シュルレのシュート!ここは、エジルがオフサイドポジションではありました。
ただ、このサイドの崩しもいいものがありました。
宮澤さん、どう見ますか?≫背後を突かれて引っ張り出されてマイナスに折り返されたから厳しいことは厳しいんですよね。
最後のシュートまでボールに、かかれてないですよね守備が。
ディフェンダーが。
キーパーのファインプレーで救われましたけどね。
≫ゴールキーパー、ロメロよく止めました。
前半40分です。
アルゼンチン。
メッシが、ここでスタート。
裏を抜け出します。
そして、自分でいきます。
最後は、なんとかボアテング、クリア。
≫スピードもあるし本当に強いね。
特に腕の力が強い。
≫小柄なのにね。
前半43分。
ドイツです。
高い位置でボールを奪う。
展開する。
中、エジル。
パスで、クロースのシュート。
宮澤さん、これはドイツらしさが出ましたが。
≫はい。
前から、プレス。
中盤で奪って、人数これだけ、わくように出てきて最後のシュートまでってドイツらしかったですね。
≫前半の終了間際コーナーキックから、ヘディング。
ヘベデス、ポスト。
完璧な形で入ってきましたが。
≫裏から回って入ってきたのかな、これ。
入ってれば、オフサイドも何も関係なかったわけですけども。
グルッと回って入ってきてフリーでしたよね。
なんで、そこに当たるのって感じですけどね。
もうちょい内側でいいだろって思うんだけど、当たるんだよな。
≫難しいんだよね。
クロースのボールが少し落ちてきたから。
≫下にね。
詰まったような形になりましたけども。
ちょっとドイツに運がないかなと思ってましたけどね。
≫前半は両チーム得点なく折り返します。
後半に入ります。
アルゼンチンはラベッシに代えてアグエロを投入します。
≫勝負ですよ、勝負。
≫勝負に来てますか。
≫ラベッシもよかったんだけどね。
何か、アクシデントか何かがあったのかな。
≫そのアルゼンチン。
後半立ち上がり2分です。
ビリアから裏のスペースメッシに入る。
メッシが抜け出す。
シュート!僅か右!≫いやあ、これもノイアーが大きいんだよね。
≫ゴールキーパーの。
≫コントロール抜群。
持っていって、最後インにかかったんだけど狙いとしては、このノイアーの左肩、上だったかもしれない。
≫ちょっと乗っけて。
回してるから、そうかもしれない。
≫力、入るんだよね。
ノイアーだから。
コース、ちゃんと狙わないと。
≫後半11分です。
裏を突いたところにノイアーが出ます。
ノイアーの守備範囲が光りました。
この辺り、ドイツのよさですね宮澤さん。
≫やっぱりディフェンスラインの裏は任せとけっていう。
心強いですよね。
ちゅうちょなく出てきてちゃんとボールに触って。
ここでイグアインのファウルはきついですよね。
≫このプレーでイグアインのファウルをとられました。
イグアインも、でも怖がらずにいってますからね。
≫出てくるとは思わなかった。
ペナルティーエリアの中かなみたいな。
≫後半14分です、ドイツ。
右サイド、ラーム。
縦に突破。
クロス、くる。
逆サイドまでいく、ヘディング。
クローゼ。
ここは、クローゼの高い打点のヘディング。
木村さん、いかがですか?≫いいポジションにいるし縦に入るセンスっていうのがありますよね。
必ず、頭に当てるもんね。
≫後半17分です。
クローゼがここで前線からプレス。
奪って、カウンター。
シュルレ、中、折り返してエジル。
宮澤さん、ドイツらしい高い位置からのプレスでした。
≫ショートカウンター的なものができたのは本当に数少ない本数しかなかったけども惜しかったね、これは。
≫ドイツ、本当に奪った瞬間ってボールに対して、周りの選手がどんどん出てくるね。
その迫力はもう、大したもんだね。
≫決め事ですよね、これね。
≫後半28分、ドイツです。
細かいパス回しから最後はシュルレ、抜け出します。
シュートまではいけませんでした。
ここも細かいパスワークでしたが木村さん。
≫ですね。
やはり、1つドイツの今大会の特徴ですね。
細かいパスからね。
最後はセンスがないからシュルレね。
≫収まらなかったですね。
≫後半30分アルゼンチン、メッシがこの位置から、かわしてかわしてシュート、狙ってきた。
≫大したもんだね。
あそこでシュートまで持っていけるもんね。
≫外にまいて決めたゴールがありましたもんね。
≫得意な角度にも見えましたが。
≫これ、ディフェンス頭にくるだろ。
シュート、シュートで。
≫どのぐらい誘われて滑らされるんだみたいなね。
スライディング待ってんのかみたいな感じですよね。
≫後半37分のドイツです。
右サイドのエジルから中、クロースが待っていました。
シュート!木村さんこのクロースのシュート。
≫狙いはファーサイドだったと思うんですけどアルゼンチンのディフェンスがコースにきてますからね。
なかなか難しいですね。
≫この辺り、宮澤さん、対応もディフェンスもいってますか。
≫そうですね。
最初はラインで守っててマイナスにボールが入ったんでなんとか無理していってるんですよね。
それが目に入ってくれれば助かるみたいな。
≫後半43分のアルゼンチン。
メッシ、ドリブルに入ってもう一度、こぼれ球。
最後、シュバインシュタイガーがディフェンスにいきます。
宮澤さんこの辺りのドイツの粘り強さ。
≫集中力と、勝負にかける執着心ですかね、やっぱりね。
ギリギリですよ、今のなんかも。
≫後半43分にはドイツクローゼを下げます。
ゲッツェを投入します。
クローゼは今大会、ワールドカップで通算16点という得点も挙げました。
木村さん、いかがでしたか。
≫本当によく頑張ってますよね。
≫そして若い22歳のゲッツェに期待が寄せられます。
後半のアディショナルタイムです。
代わって入ったゲッツェがシュートを狙っていきます。
≫相手に寄せられてますからね。
≫寄せられるんですかねやっぱりね。
≫結局、前後半90分戦って両チームとも得点なし。
延長戦へと移っていきます。
≫ドイツ対アルゼンチンの決勝戦は0対0のまま延長戦に入ることになりました。
木村さん、たくさんチャンスがあったように見えましたがいかがでしたか。
≫本当に迫力ある両チームの攻撃が見れて本当によかったですね。
本当に局面局面は、レベルの高いいいゲームだったと思いますね。
≫0対0ですが、決定的な場面はいくつもありました。
見ていきましょう。
まずは前半21分。
このイグアインの1対1。
≫あのイグアインでもこうなりますか、やっぱり。
≫力、入りすぎでしょう…。
≫まあね。
≫前半30分メッシからの展開でラベッシからの完璧なクロスイグアイン。
オフサイドになりました。
≫やっぱり出てますかね。
出てますよね。
オフサイド。
≫ドイツのバックラインが意識して上げたかもしれないですね。
≫後半2分はこのメッシの得意の左足。
≫これはね、力入ってるよね。
≫やっぱりゴールキーパーノイアーっていうのが意識にあるんですかね。
≫うん。
やっぱり大きいね。
今大会、キーパーいいもんね。
≫ドイツのほうは前半37分にこのクロースのクロスマイナス気味にシュルレのシュート。
これはオフサイドの判定でした。
≫ここでエジルがオフサイドだね。
≫46分のコーナーキック。
ヘディング、ヘベデス。
これは決めてほしかったところでしょうかね。
≫完璧にはまったセットプレーですけどね。
ちょっと確かにボールが最後低かったのかもしれないですね。
≫このあと、どのような展開になったんでしょうか。
ドイツ対アルゼンチンの決勝戦延長戦に突入しました。
≫0対0のまま延長戦です。
延長開始直後、ドイツの攻撃です。
シュルレから、中、ゲッツェ。
もう一度、シュルレのシュート。
ゴールキーパー、ロメロ、セーブ。
もう一度、こぼれ球。
今度はアルゼンチンカウンターに入ります。
前にアグエロ、入りますが…。
この辺りは宮澤さん延長の始まりから激しい攻防が続きました。
≫もうねギリギリの守りですよね。
ポジショニングを考えるんですけども体がついてこないしあとは、もう局面で体、投げるしかないような守備ですよね。
≫延長前半の2分です。
パラシオ。
中、アグエロ待っています。
そのアグエロに…シュート、狙ってくる。
中にはメッシも待っていました。
≫これ、もったいなかったですね。
≫さらに7分です。
ロホのクロスに、パラシオ。
胸トラップから浮かせて…左。
≫これ、胸のコントロールじゃなかったら。
≫ここですか。
≫うん。
足でいけてれば…。
ここで止まって胸のコントロールというのは前に出にくいんだよねそのあとが。
≫足がそろうってことですか?≫うん。
まあ、ここも、でもいいタイミングでノイアーが出てきてるからね。
≫浮かしてね。
打つっていう感じじゃなかったですもんね。
パラシオ。
≫アルゼンチンの守備をご覧いただきます。
マスケラーノがしぶとい、ここの対応。
なかなかドイツに形を作らせません。
宮澤さんこのマスケラーノの動きこの試合でも光ってましたね。
≫もう完璧にすばらしい対応をこの試合やってきましたよね。
ただ、これはもう足にボールがつかなくて疲労のピークがきてる証拠ですよね、これ。
≫試合は得点ないまま延長戦の後半に入ります。
1か月戦ってきて最後の15分です。
延長後半もアルゼンチンの激しい守備です。
球際、どんどんいきます。
ここ、宮澤さん、2人でスライディングいってますね。
≫もう絶対やられちゃいけないとこっていうね。
自然に、こうなるのがやっぱり怖いですね。
ボール奪うためにね。
≫この映像はすごいね。
≫すごいですね、これ。
≫延長後半、5分ドイツのフリーキック。
クロースにミュラーが合わせます。
ここも、しっかりと挟み込んだアルゼンチンのディフェンス。
競り合いも見ていますね、しっかりと。
≫頭、当たってるけどね。
もう、自分の役割はヘディングだっていう。
誰にも譲りませんもんね。
≫さらに延長後半の8分。
左サイドをドリブル突破したシュルレ。
シュルレ、クロス。
中、ゲッツェ、シュート。
決まりました!ドイツ先制!延長後半8分!≫誰ですか?≫ゲッツェ!≫来ましたね!≫この途中交代の22歳です。
≫シュルレとゲッツェ途中交代の選手が決めてるよね。
落とさずに蹴ったボレーすばらしかったね。
ゲッツェ!またもやゲッツェ!すごい、いいシュートだね。
≫シュルレの、またぎましたよ!≫ゲッツェ!≫お願いしますよ!でも、シュルレのあの上げるタイミングもマスケラーノは大変だったかもしれない。
合わなかったですね。
タックルいってるんですけど。
≫延長後半11分です。
1点を追うアルゼンチン。
ロホからパラシオ。
こぼれ球、ビリア。
最後、メッシが追いかけます。
追いかけますが、届きません。
≫思ったもんな。
ビリア、ちゃんと出せよって。
≫思いましたね。
≫12分には逆サイドまで振って…。
ノイアー、出ます。
ノイアーが何か涼しげな表情でセーブをします。
同じく12分。
左サイド。
≫もう、よたってるよ。
≫クロス上げてメッシのヘディング。
≫このボールに合わせるの難しいですよね、ヘディング。
あのふわっとしたボール一番小柄なメッシが。
≫入ってくるんだよなあそこに。
≫ちゃんと入ってくるんですから。
エキゾチックだ。
≫延長後半14分。
ドイツが追加点を奪いにいきますが中、抜け出して1人待っている。
シュートかクロスかというボールでした。
延長後半15分。
ドイツは守りを固めるためディフェンスのメルテザッカーを投入します。
アディショナルタイム。
メッシがここでドリブル仕掛ける。
倒される。
ファウルをもらいます。
フリーキック。
木村さん、いい位置ですね。
≫ただこのシュバインシュタイガーも足、つりながらいってますからね。
≫つってるんだけど、ボールがほしいんだよっていうね。
≫メッシのボールの運び方っていいよね。
足、出ないところにもってくもん。
≫置き所が?≫さあ、メッシも集中力を高めるフリーキック。
どんな狙いだったんでしょう。
≫まあ、距離があったからね。
≫浮かしてしまいました。
≫壁、越えて、落としてニアサイドに入れるボールだったと思うんだけど…。
≫ここで試合終了。
延長戦で取った1点を守り切ったドイツ。
ワールドカップを制しました。
6大会ぶり4回目のドイツの優勝となりました。
この激しい決勝戦でしたが木村さん、いかがでしたか?≫いや〜、本当にドイツ強いなっていう。
もう、グループステージからそうですけど本当に、いいサッカーしましたよね。
≫宮澤さん、どう見ましたか。
≫もちろん一番いいサッカーをしてたけどもアルゼンチンがねここまで、よく試合をおもしろくさせてくれたなって。
勝つチャンスもあったなっていう感じしましたね。
≫でも、この瞬間っていうのはドイツの選手たちも格別でしょうね。
≫世界一だもんな。
≫世界一ですからね。
最高で…。
≫この喜び方です。
≫なんだか分からないけど…。
≫でも、中に入りたいような気がしますね。
なんか一緒になってね。
これ、大の大人だからね。
若いといえどもね。
こういう気持ちがスポーツです。
最高ですよ。
≫結局、メルテザッカー?これは、シュルレ。
≫そして、ゲッツェ。
≫ゲッツェ。
≫それ好きですよ。
和司さんのそれ好きだよ。
≫ドイツが延長戦の末1対0でアルゼンチンを破り見事、24年ぶり4回目の優勝を決めました。
≫最後、決めたのは22歳のゲッツェ。
36歳のクローゼに代わって投入されたこの選手交代木村さん、レーブ監督としてもしてやったりという感じですか。
≫ですね。
特に若い選手がああやって決勝点を挙げるというのは本当によかったですね。
≫ゲッツェ、いいですね。
≫ゲッツェ。
≫では、その得点のシーンを木村さんに詳しく解説してもらいたいと思います。
≫これ、シュルレが絡んでブロックの間ですよね。
≫これがシュルレですね。
≫ラインとラインの間。
ここで前を向いて相手を引きつける。
ゲッツェが今、サイドにいるんですけどここ、シュルレのコースを空けたんですよね。
これはいい動きでしたね。
≫右サイドバックのサバレタが…。
≫サバレタがここでゲッツェにつくかボールにいくかって迷ったんですね。
これで、デミチェリス。
ここにいますけど。
この選手が見ないといけないのにまたボールにいくシーンが。
こういうポジションに替えればよかったと思うんですけど。
これは結果論ですけど。
≫ずらされたんですね。
本当、ずらされた。
ミュラーついてたしね。
≫サイドに行ってしまった。
その結果、フリーになってしまったわけですね。
≫そこで、もう1人センターにガライがいたんですがじゃあガライがつきにいかないとという感じでしたよね。
そこを突かれた感じでしたね。
≫あの短時間でそれちょっと難しかったですね。
ディフェンスラインね。
≫やっぱり疲れもあって頭も疲れてたからね。
≫疲れてくると、ボールにいきたくなってしまう?≫疲れてくるとって…分からなくなってしまうというかね。
≫113分戦ったあとですからね。
≫ちょっとのずれでやられてしまったね。
最後まで守りたかったんだけどそこの、ちょっとしたミスかもしれないね。
≫そして、このゲームは得点を許さないゴール前の集中力の高いゲームでしたが宮澤さんには、アルゼンチンの守りのシーンを挙げてもらいました。
≫今、失点があったけどそこまでは、本当によくやってたと思いますよアルゼンチンのしたたかな守り。
堅い守備って書いてありますけどね。
人数をかけて守るシーンと。
逆サイドもうまくこれ、左のサイドバック今、○がついているロホなんですけど。
こういう、スライドしながら今どこが危ないかという何が必要かっていう自分の判断で守れちゃう。
ラインを保ちながらね。
今度はこれだけ引くわけですよ。
11人、全部いますから青いユニホーム。
≫全員、戻ってますね。
メッシもイグアインもいます。
≫ドイツのスピードを完全に落とせば自分たちは大丈夫だ守りきれるという。
なんというのかな伝統といいますか。
日本がこういう守備をやったら結局、どっかやられて終わるみたいなね。
まだ、そういう状況だと思うんです。
ただアルゼンチンは自信持っているんだね。
≫守り切れてしまうわけですね。
≫あの時間まで頑張りましたよね。
≫ただ、サッカーは最後の1分そこまでやらないとね。
≫だからあれセンターバックだったら、最後俺のとこでやられるかみたいなところがあるわけですよね。
≫そして、アルゼンチンは守りながらドリブルで攻撃につなげていたじゃないですか。
その戦いぶりは、宮澤さんどうご覧になっていました?≫ドイツが前からくるけどブラジルは、あそこで簡単にボール失ってたけどもアルゼンチンは失わなかったですよね。
前からくるプレッシャーに何回か危ない場面があったけどそれでもドリブルが入ってファウルもらってとかありましたよね。
≫前半から多かったんだけどドリブルで打開していくね。
≫特にメッシですね。
≫メッシ、ラベッシね。
≫本当、全員がドリブルで打開できるっていうそういう技術を持っていますよね。
やはりドリブルっていうのは相手を引きつけることができるんですよね。
≫だから、ドイツの守備にはまらなかったですよね。
はまらなかった。
だから、ドイツがこれだけ苦しんだんですよ。
≫この決勝のメッシはどう見てましたか。
≫今日は、また一段とすごかったですよ。
あのスピードがまたすごいなと思った。
≫トータル的な運動量はしょうがないですか。
≫しょうがないね。
よく、岡ちゃんが言ってましたけどね。
8kmぐらいしか走らん。
8km走ればいいんです。
決定的な仕事をすれば。
≫ここぞというときに素早いドリブルで出ていきましたもんね。
≫アルゼンチンはそうやって組んでますよね。
≫いやなこと、いやなことをしようとするよね。
特に南米の選手はね。
それがサッカーだもん。
≫そのアルゼンチンなんですが28年ぶりのワールドカップ優勝という悲願まであと一歩届きませんでした。
♪〜≫決めた〜!アルゼンチン、決勝進出!♪〜≫きた、チャンスだ!ゲッツェ、きた!ドイツ、先制!♪〜≫1か月にわたって開催されたワールドカップブラジル大会はついに閉幕のときを迎えました。
32の国と地域が頂点を目指した大会はドイツが優勝しました。
南米開催のワールドカップで南米勢以外のチームが優勝したのは今回が初めてです。
そして、今大会の最優秀選手にはメッシ選手が選ばれました。
≫かわしてシュート!メッシが決めました。
≫最優秀選手は4得点を挙げアルゼンチンを決勝に導いたメッシ。
宮澤さん、今大会のメッシはどうでしたか。
≫F組、グループリーグを勝ち抜いたのもやっぱりメッシの力だったと思いますよね。
ゴールもそうだしアシストもあるし。
ここはらしかったですよね。
≫得点王は6点を挙げたコロンビアのハメス・ロドリゲス。
まだ23歳と若いストライカーです。
木村さんこのハメス・ロドリゲスいかがですか?≫若いのにヘディングも強いですし。
ドリブルもできるしパスも出せる本当に、いい選手ですよね。
この辺は悔しかったけど…。
最高だね。
この技術も高いね。
≫得点ランキング2位にはドイツのミュラー。
以下、ネイマール、メッシファンペルシーと続きました。
そして、最優秀ゴールキーパーはドイツのノイアー。
この守備範囲の広さ。
何度もピンチを救いました。
全試合フル出場。
鉄壁の守備でドイツを24年ぶりの優勝に導きました。
21歳以下の選手から選ばれるヤングプレーヤー賞にはフランスのポグバが選ばれました。
攻撃的ミッドフィールダーとして全5試合に出場。
1得点、1アシストの活躍を見せました。
≫そして、フェアプレー賞にはコロンビアが選ばれています。
≫MVPのメッシのコメントが入ってきています。
優勝のトロフィーのほうがよかったというふうに険しい表情で語りあと一歩まで迫りながら得点を取れなかったことについて運がなかったと嘆いています。
その気持ち、分かりますかね。
≫まあ、悔しかったんでしょう。
やはり、優勝したいんですね誰もがね。
≫最後のフリーキックもいいチャンス、ありましたからね。
それでは、最後に今日の1枚です。
宮澤さんと木村さんに印象に残ったシーンを選んでいただきました。
≫まずは木村さんが選んだ1枚です。
≫ミシェルじゃないですよ。
≫オランダ、ロッベンです。
≫今大会ね、やっぱりスピードっていうの攻守の切り替えとかロッベンのスピードはもう、脅威でしたよね相手にとってはね。
≫MVPがロッベンでもおかしくないぐらいでしたね。
≫このドリブルは止められないね。
≫止められなかったですね。
逆襲カウンター。
印象に残ったね、本当に。
≫今大会は個の力で状況を打開する選手が目立ちましたね。
≫本当に決定的な仕事ができる選手が多かったですね。
個人で打開できる決定的なゴールをするっていうね。
ロッベンもそうですよね。
≫メッシもそうですしネイマール。
あとは、シャキリもそうですね。
ハメス・ロドリゲスも。
≫見ていてワクワクさせてくれるプレーが多かったですよね。
≫そうじゃないとサッカーっていうのはね。
やっぱり、メッシのところにボールが入ったら何かが起きそうっていう感じがあるじゃない。
そういう選手がたくさんいないとやっぱりおもしろくないよね。
≫スターが多かったですよね。
そういう面ではね。
≫日本にも、こういう選手が登場して…。
≫はよ出てきてほしいね。
頑張って、若い人、特に。
≫俺も、ああいう格好をしてみようかな。
≫もう、なってるんじゃない?≫続きまして宮澤さんが選んだ1枚です。
日本敗退のシーンですね。
≫ちょっと残念な結果に終わったけれどもここからもう、再チャレンジでね。
まだまだ、歴史なんか始まったばかりでね日本の場合は。
世界がショートカウンターでいってる時代に日本はとにかく攻撃、攻撃で押し通したと思うんでね。
ただ、知らせてくれたのは攻守にバランスが整ってなかったら勝たせてもらえないっていうことだったのではないでしょうか。
≫もっともっと日本の戦う姿見たかったなと思いましたね。
≫本当に、まだ心の整理がついてませんが。
≫まあ、初戦がやっぱり悪かったよね。
それで、できなかったね。
自分たちのサッカーというものを。
ただ、世界を見ていても個人的にもどんどんレベルアップしていかないと世界に追いつかないよ。
≫日本は2大会連続の1次リーグ突破はなりませんでした。
日本、4年後のロシアの大会に向けて期待したいですね。
それでは、視聴者の皆様からメッセージをいただいております。
≫もう一通、出ますかね?≫いいね、僕の気持ちまで連れていってもらったって。
≫大会期間中、たくさんの方にメッセージをいただきました。
本当にありがとうございました。
≫大会を振り返って木村さん、いかがでしたか。
≫見ていても楽しかったし得点シーンも多かったので本当におもしろかったですね。
≫宮澤さんは?≫南米の雰囲気にわーって競技場も常にいっぱいで盛り上がってるから。
サッカーってこうやって楽しむんだなというのをまた、もう1回見せてくれたような感じがします。
≫お二人とも、1か月間どうもありがとうございました。
≫ありがとうございました。
≫6月13日に開幕し64試合が行われました。
最後は、今大会の名シーンを振り返りながら、お別れです。
♪〜≫きた、ネイマール!≫打った!決まった!メッシのゴール!≫4年の時を超えて、日本の先制点は、またしても本田圭佑。
♪〜♪〜≫ロドリゲス、狙った!決まりました!ものすごいシュート!≫オチョア、防いだ!ここも、オチョアが防いだ。
♪〜≫スルーパス出てきました。
クロスだ!シュート!決まった!歴史的な1点が入りました!ボスニア・ヘルツェゴビナ。
ワールドカップ初ゴール!♪〜≫チャンスだ、内田。
大久保!打った!♪〜≫メッシが右へ。
シュート、ディマリア!延長後半13分。
≫止めた!♪〜≫スタート!決めた、決めました!なんとなんと、オランダ、逆転!♪〜≫シュート、決めた!ドイツ、先制!クローゼ!押し込みました!後ろからシュートきた。
3点目!♪〜≫決めた!アルゼンチン、決勝進出!♪〜≫きた、チャンスだ!≫ゲッツェ!≫ゲッツェ、きた!♪〜♪〜2014/07/15(火) 02:50〜03:35
NHK総合1・神戸
2014FIFAワールドカップ デイリーハイライト[字]
決勝「ドイツ×アルゼンチン」の試合をたっぷりお見せします。解説は木村和司さん・宮澤ミシェルさん、アナウンサーは酒井博司・澤田彩香。
詳細情報
番組内容
決勝「ドイツ×アルゼンチン」の試合をたっぷりお見せします。ドイツは90年以来4回目、アルゼンチンは86年以来3回目の優勝を目指す。解説は木村和司さん・宮澤ミシェルさん、アナウンサーは酒井博司・澤田彩香。
出演者
【解説】宮澤ミシェル,木村和司,【キャスター】酒井博司,澤田彩香
ジャンル :
スポーツ – サッカー
スポーツ – オリンピック・国際大会
映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 2/0モード(ステレオ)
サンプリングレート : 48kHz
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