きょうの料理 公開復興サポート明日へ「グッチ裕三 in 福島」 2014.06.30

(後藤)
「きょうの料理」今回は福島県いわき市からお届けします
やって来たのはご存じグッチ裕三さん
・「女の子」
(裕三)カーン!
福島の郷土料理やご当地グルメを大胆にアレンジします
革命的です。
革命的。
うれしい!みそに今日は生クリーム入れるんですよ。
(一同)え〜!
謎のフラミンゴとご当地グルメの深い関係まで乞うご期待!
・「Volareohoh」・「Cantareohohohoh」・「Nelbludipintodiblu」・「Felicedistarelassu」・「Volareohoh」・「Cantareohohohoh」・「Nelbludipintodiblu」・「Felicedistarelassu」
(拍手)「きょうの料理」今回は「公開復興サポート」の一環として福島県いわき市いわき明星大学にお邪魔いたしました。
皆さんはこちらの学生さんですか?
(笑い)確かそうだと思います。
もう若さがムンムンしてますね。
このぐらいでいいでしょうか?はいありがとうございます。
裕三さんさすがですね。
「IFUKUSHIMA」。
やっぱり福島がそれだけ大好き。
ちょっと気を遣ってみました。
(笑い)そんな福島の郷土料理やご当地グルメを実は裕三さんのアレンジでまたすてきな料理に大変身。
とにかくおいしいものがたくさんあるのでそれを楽しくおいしく今日はアレンジしたいと思います。
よろしくお願いいたします。
よろしくお願いします。
(拍手)
裕三さんがまず目をつけた福島の味が「いかにんじん」です。
するめとにんじんをしょうゆ漬けにしたものでお正月には欠かせないという福島の郷土料理
一体どんな料理にアレンジするんでしょうか?
この「いかにんじん」僕が作ってきました。
いろいろ作り方を聞きましてね。
今日は…いいですか?皆さん。
驚かないで下さい。
「いかにんじん焼きそば」。
ちょっと待って下さい。
リアクションが足りません。
「驚かないで下さい」って言ってるんですよ。
もう一回いきますよ。
驚かないで下さい。
「いかにんじん焼きそば」。
(一同)え〜!わざとらしいです。
(笑い)これを使って焼きそばを作ります。
そうするとねきっと子供たちも大喜びの味になります。
しかも簡単です。
じゃ早速作り方を教えて下さい。
まず最初にね焼きそば麺ってあるでしょ。
これを下味を付けて焼くの。
これだけ。
そうするとほんとにおいしい焼きそばになる。
他にもこれは使えますから覚えておいてね。
まずだしじょうゆ。
これをかけます。
これが大さじ2。
(塩をふる音の効果音)これは恐らく塩の音と間違えてますね。
今だしじょうゆの音…。
軽く失敗しちゃいました。
それから白こしょう。
(こしょうをひく音の効果音)かなりパワーがありますよね。
すごいこしょうですね。
(こしょうをひく音の効果音)ちょっと…遅れたでしょ。
それでこれを下味付けてよくかき回して味をよく混ぜますね。
普通焼きそば作る時具を炒めてそこで麺投入しますけどまずは麺に下味を付ける。
焼きそばの作り方でおいしく作るコツっていうのは麺と具を別々に炒めるの。
どうしてかと言うと普通の作り方って具を炒めるでしょ。
具が炒まったらそば入れるでしょ。
そばよく炒めたら具はもう真っ黒になっちゃうでしょ。
それじゃ駄目なの。
やっぱり一番おいしいとこで麺を炒めて一番おいしい状態の具を混ぜた時一番おいしいものになる。
そういうふうに考えればいいの。
それで炒め物のコツはこれが温まってなきゃ駄目なんです。
だから例えばものを入れた時にジューッといわないうちは早いの。
よく聞いて下さい。
ジューッジューッ!確かに「ジューッ」と言いましたね。
このぐらい聞こえないと駄目ですね。
あとやたらひっかき回す人とかやたら返す人いるでしょ。
ダメダメ。
これは焼けたと思ったら返すの。
グツグツ…最初から最後までこうやってる人いるじゃない。
ダメダメ。
誰がそうしてるって言いませんよ。
原郁恵。
(笑い)あの人はせっかちですね。
このぐらい焼かなきゃ駄目。
これでやっと焼けた状態。
だから今ぐらい焼いてもし具が一緒だったらもう具が駄目になっちゃうでしょそういう意味。
このぐらい焼きつけるとおいしくなりますよ。
ちょっとこう部分的に焼き色がついてる感じですね。
香ばしい!このぐらい焼かないと。
それでもうこれで一回取り出して取っておきます。
それで具を焼きます。
一度に全部まとめてやろうとすると大変なんですね。
え〜とバター。
(牛の鳴き声)生きがいい!そうかバター牛乳から出来ますからね。
このぐらい生きのいいバターだといいですよね。
今「熱い!」って言って鳴いたんでしょうね。
そしたらにんにく。
バターとにんにくはほんとに合いますよ。
しかし焼きそばにバターってこれからパスタでも始まるんじゃないかなんて感じですよね。
間違いなく合いますから大丈夫ですよ。
たかのつめ2本。
これ入れるとやっぱり締まりますね味が。
そして…。
出ました!「いかにんじん」を焼いちゃうのバターで。
す〜ごくおいしくなる。
福島の郷土料理「いかにんじん」がここで。
ちょっと待って下さい。
油の温度が温まってるからジューッていうでしょうねきっと。
ジューッていいますよね。
(焼ける音)何だ後藤さんが言ってくれるんだと思ってた。
(笑い)失礼しました。
打ち合わせが足りなかったですね。
もうこれでいい。
確かにジューッていいましたよね。
だからよかったですね。
これでもういいんだよ。
このぐらいで間違いない。
だってもとから食べられる状態でしょ。
こうやってバターとにんにくの香りを移せばいい。
それでこれを戻す。
ここからもううまいものとうまいものの合体ですよ。
驚きですよね。
「いかにんじん」バターにんにく。
酒です。
これで決まります。
これはうまいです。
これはうまいです。
ほんとにねいつもよりおいしく出来ましたよ。
いや〜いい香りですよ。
今日はこれにアクセントをつけます。
これがさんしょう。
さんしょうすごく合う。
さんしょうってイメージとしてうなぎとかにかける。
うんん何にかけてもいい。
ただ人にかけちゃ駄目よ。
これをかける。
それで…。
さんしょうの香りがまたいい。
これはブロッコリースプラウト。
とっても体にいいの知ってるでしょ。
こういうの横にこうやって添えるの。
何か美しいでしょ。
野菜プラス。
どうでしょう?さあ「いかにんじん焼きそば」完成!
(「ボラーレ」のメロディーで)・「出来た出来た出来た」
福島の郷土料理「いかにんじん」がシンプルな焼きそばに大変身。
バターで炒めたにんにくや仕上げのさんしょうが決め手です。
会場に来てくれた地元の皆さんお味はいかがでしょうか?
革命的です。
革命的。
うれしい!革命的って褒められたの初めてだ。
さんしょうの香りとにんにくの香りとバターの香りがすごく利いててよかったと思います。
焼きそばも作り方を見直したいと思います。
ありがとうございます。
ありがとうございます。
(後藤)郷土の「いかにんじん」がアレンジされてるというのはいかがですか?
(来場者)見直しました。
「いかにんじん」を見直したか…僕を見直したんですか?両方です。
(拍手)
続いては福島・会津地方の郷土料理「こづゆ」。
干し貝柱のだしで山の幸を煮たものを小さなお椀で頂きます。
裕三流は「こづゆ」ならぬ「おおづゆ」。
子供たちに大きな器でたっぷり食べてほしい。
そんな思いが込められています
これはね何でしょうねお子様でもほんとにおいしいと思って食べられる味にアレンジしました。
是非お試し願いたいと思います。
少しずつ簡単にアレンジしました。
例えばしいたけは生使います。
戻ししいたけじゃなくてね。
それから里芋。
これは普通ですよね。
あとにんじん。
それからこれがポイントなんですよ。
これは?帆立ての缶詰。
干したものをこちらでは使うと思うんですけどもこれの方がお手軽という事で。
この缶汁ごと入れるんです。
もう汁ごとですね。
これうまみがね。
うまみをカンジルっていう…。
なるほどなるほど。
悔しいでしょ。
言いたかった!これがしらたき。
これがいいんですよ。
うずらの卵。
これが生きがいいかちょっと聞いてみますね。
(鶏の鳴き声)これうずらってこういう鳴き声でしたっけ?恐らく今の鶏ですよね。
うずらの卵これ…。
(鶏の鳴き声)もう分かったよ。
主張してますね。
じ〜っとここで…何か暖まったりとか。
分かりました。
どうでしょう?皆さん。
歌でも歌いましょうか?
(拍手)・「Rollin’rollin’rollin’」・「Rollin’rollin’rollin’Rawhide!」・「思い出す夏の日一人ぽっちの夜」・「悲しみは星のかげに」・「悲しみは月のかげに」・「上を向いて歩こう」さあそれじゃねここで極め付けのラブソングを皆さんにプレゼントしたいと思います。
世界であなただけしか愛せない。
「ONLYYOU」。

(「ONLYYOU」)この曲知ってますよね?皆さんね。
「ONLYYOU」。
あっ!皆さんね笑ってますけどね僕これリハーサルしてるんですよ朝から。
後藤さん熱演ありがとうございました。
お暇でしょうからお麩入れておいてもらえますか。
20分煮たところでお麩。
もともとの「こづゆ」にも欠かせない具です。
竹串が里芋にスッと通ればいよいよ最大のポイント味付けです
かなり画期的な事をします。
「こづゆ」中にはみそで作る方もいるんですよねしょうゆばかりではなくね。
それは情報として入りましたので。
今日はすごいですよ驚かないで下さい。
みそに生クリーム入れます。
(一同)え〜!「え〜!」が足らない!こういう感じでやってくれないと。
いきますよ。
驚かないで下さい。
みそに今日は生クリーム入れるんですよ。
(一同)え〜!ありがとうございます。
ここで溶きますね。
(かき回す音の効果音)かき回す前にかき回す音がしちゃいましたよ。
これで最後に…驚かないで下さいよ皆さん。
生クリーム入れます!
(一同)え〜!笑いながら言わない!
(笑い)これで本当においしくなる。
(牛の鳴き声)生きがいいですよ。
こしょう。
これにこしょう入れる。
(こしょうをひく音の効果音)よし。
「おおづゆ」の完成!
(「ボラーレ」のメロディーで)・「出来た出来た出来た」
さてお味は?
「おいしい」が出てますよ。
どう?おいしいです。
だしって貝柱だけですか?ですよね。
へ〜。
「へ〜」じゃなくて。
(笑い)いやいやいや!今だけ見たらさ「へ〜」で終わりだから。
とってもおいしいです。
あ〜うれしい。
(参加者)これだと一般的にね誰でも喜んで食べれますし子供たちね特に今年生まれた孫がいるものですからすごく喜ぶと思いますので今度作ってみます。
お孫さんに作ってみたいと。
ありがとうございます。
生クリームが入ってるからねお子さん喜びます。
最後は地元いわき市の「ご当地グルメ」に注目。
いわきの人なら誰もが知っているというその料理とは?
いわきのご当地グルメっていうと何でしょうか?名物?おいしいです。
皆さん食べるんでしょ。
食べますよ。
相当有名ですか?有名です。
そういわきのご当地グルメといえばカニピラフ。
まずは頂いてみる事に
お店に入るとなぜか…
ちょっと裕三さんあれフラミンゴ。
(後藤)ここは動物園じゃないですよね。
フラミンゴを見ながら食事ができるこのお店は地元の有名店
(後藤)皆さんフラミンゴを見にいらっしゃったんですか?これは有名ですよねここのフラミンゴ。
(後藤)有名なんですか。
そうですよ。
フラミンゴ見なかったら…。
看板メニューが…そうです!豪華なカニピラフ
すごいよこれ。
ここは全て大胆ですね。
(後藤)そうですね。
こんな…ほら!全部お米が見えないぐらい。
中身をほぐして御飯の上に載っけて食べるといいですね。
それもいいですね。
これいいでしょ。
あっおいしい。
しかし豪華ですね。
創業40年余りフラミンゴと共にカニピラフは今やすっかりいわき名物です
どうしてこの店にはフラミンゴいるんですか?創業者が若かりし頃にメキシコに行っておりましてメキシコ湾に飛来するフラミンゴに大変感動されまして是非レストランに具現化したいという強い気持ちから始まりました。
メキシコの風景をこのお店に持ってこようという…。
すごいバイタリティーですね。
そうですね。
ちなみにその創業者は遠洋漁業のかに漁船の船長さん。
だからカニピラフなんですって
先ほどはものすごく立派なかにが入ってましたが僕の場合はかに風味かまぼこ。
これで代用する。
これだったらたくさん使えるでしょ。
ぜいたくできますからね。
是非これで作って頂きたいと思います。
最初のポイントです。
御飯を炊く時に水の量はいつもどおりでいいです。
昆布茶を入れて炊きます。
これが大きなポイント。
そうするとひと味違います。
ここに入れて。
1合に対して小さじ1って事。
だから3合だったら小さじ3。
おいしい御飯を炊いておいしい具を炒めてそれを混ぜたらよりおいしいものが出来る。
こういう考え方です。
(牛の鳴き声)はいはいはい。
ちょっとタイミングが遅れましたね。
牛も疲れてきたみたいですね。
たまねぎ。
これもし皆さんがうちで作ったら子供たちに尊敬される。
例えばこの作り方を応用してかにの代わりにえびでもいいの。
小さい冷凍えびあるでしょ。
あれでもいいの。
そしたらば僕は缶詰のマッシュルームが好きなの。
これ味が濃くてマッシュルームのスライスの缶詰はとてもおいしいです。
そしてピーマンですね。
これ1個分。
これね色合いがほんとにきれいになるんですよ。
御飯がとってもおいしそうに見えますからね。
それで最後の決め手はかに風味かまぼこ。
かに風味かまぼこはちょっと裂くの。
こうやって手でね。
3つ4つ。
あんまりよく裂かなくても炒めてるうちにほぐれるからね。
簡単でいいでしょ?炒めるだけなんだから。
でもいくつかポイントがあるのでね。
まずバターを使う事ね。
それから一つだけ守ってほしいのは白ワイン。
白ワインを入れると急にお店の味になるの。
(ワインを入れる音の効果音)あ〜ワインってこういう音がするんですね。
これはフランスのワインなのでちょっといい音しましたね。
あ!香りが…いいですよ。
でしょ。
よく「料理酒どんなのでもいいですか?」と質問があるけどやっぱりおいしいものはおいしいですよ。
お酒も料理酒を買ってくるんじゃなくて旦那の飲んでるのをスッと…使っちゃって。
一回ね…。
ちょっと塩加減をね足した方がいいと思う。
これはもうお好み。
そうそうそうそう。
これでいいです。
これで終わり。
そしたらば先ほどの炊き上がった御飯ありますでしょ。
昆布茶で炊いた御飯。
それに混ぜるんだけどももう一つだけポイント。
最後にもバターを入れますこうやって。
それでこの炒めた具を混ぜる。
そうするとほんとにいい風味になります。
もうレストランの味です。
あとは御飯と具を混ぜるだけ。
失敗なしのレシピです
Dialogue:0,0:23:02.60,0:23:08.32,Default,,0000,0000,0002014/06/30(月) 11:00〜11:25
NHKEテレ1大阪
きょうの料理 公開復興サポート明日へ「グッチ裕三 in 福島」[字]

エンターテナーグッチ裕三さんが、福島の郷土料理やご当地グルメをアレンジして紹介。公開復興サポート“明日へ”の一環として、福島県いわき市のいわき明星大学にて収録。

詳細情報
番組内容
グッチ裕三さんが、福島の郷土料理やご当地グルメを大胆アレンジ。お正月にはを欠かせない福島の郷土料理「いかにんじん」をアレンジした「いかにんじん焼きそば」、会津地方の郷土料理「こづゆ」を子どもにたくさん食べてもらおうとアレンジした「おおづゆ」、そしていわきのご当地グルメ「カニピラフ」をアレンジした裕三流「シーフードピラフ」を披露。福島のお客さんを前に、歌のプレゼントも交えながらのクッキングショー。
出演者
【出演】グッチ裕三,【司会】後藤繁榮

ジャンル :
情報/ワイドショー – グルメ・料理

映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 2/0モード(ステレオ)
サンプリングレート : 48kHz

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