2014 FIFA ワールドカップ ハイライト 2014.07.14

当番組は同時入力の為、誤字脱字が発生する場合があります。
≫こんばんは。
≫2014FIFAワールドカップ福田さん、ドイツが24年ぶり4度目の優勝を果たしましたね。
≫すごい試合でしたね。
見事な勝利でした、ドイツ。
≫本当に強かったですね特に延長後半の決勝ゴールが見事でしたね。
≫実は、その決勝ゴールにドイツが8年間、目指してきたものがあったんです。
≫圧倒的な強さで今大会を制したドイツ。
強さの秘密は8年もの時間をかけて行ったレーブ監督の改革にあったんです。
≫その改革にあったんですね。
それを象徴するのがゲッツェの決勝ゴールです。
これ、シュールレが左サイドをドリブルで突破して、最後ゲッツェが決めたゴール。
見事なゴールですがこのゴールまでに8プレーあったんですがパスを受けてから出すまでの時間に実は注目してもらいたいです。
ほとんどワンタッチツータッチもしくはスリータッチぐらい。
本当に1秒程度ぐらいですね。
受けてから出すまでの時間が。
本当に1〜2秒くらいしかないんです。
ここ最後のところシュールレのところはちょっとドリブルが入るので長く持ちますがこれはドリブルなんでアクセントでいいと思いますがシュートのところも本当に1秒かかっていないです。
実はこのパスを受けてから出すまでの時間を短縮することがレーブ監督の掲げた改革なんですね。
それが見事に実を結んだゴールなんですね、実は。
≫レーブ監督は就任以来パスを受けてから出すまでの時間を徹底的に管理したということなんですね。
その結果2006年にはおよそ3秒だったのが今大会前までには1秒前後まで短くなっていたというんです。
≫これ、2秒短くなるのはすごいことですよ。
ただ、この改革は単純にパスの出し手を強化するだけではだめです。
パスの受け手も強化する必要があるんです。
より多くの選手が動いてパスのコースを作ることが大事。
このシーンです。
ボールを受けて画面に3人、4人入ってきますよね。
このシーンだけで5人ぐらい来ましたからね。
≫確かに1試合の平均走行距離を見てみるとドイツは120.9kmと32か国中最も多く走っているんです。
≫飛びぬけてますよね。
それがよくわかるシーンが決勝でのゲッツェのゴールです。
ここ、もう一度見ていただきたいんですがクロースが持ったときに今、丸がついているところ。
ミュラーがボールに寄ります。
動きますね。
そのことによってディフェンスもついてくるんです。
そこにできたスペースに実はゲッツェが入っているミュラーが入ってできたスペースにゲッツェが動く。
ゲッツェが動いたスペースにシュールレが入ってくる。
最終的にフリーになってゲッツェが。
ミュラーが作ったスペースに入ることによってフリーになっている。
人が動くことによってそして、パスのコースをたくさん作っている。
出し手だけでなく受け手が動くことによってパスのコースをたくさん作れたからこそ早くパスを動かすことができるんです。
≫でも、この現在のドイツの形ができるまでに8年も時間をかけていたんですね。
≫実は、この8年間でプレーの改革だけでなく育成の改革も実は進めてきたんですね。
次から次へと若くて優秀な選手が出てきて選手層が厚くなっているんですドイツは。
これが実は非常にわかるシーンクローゼ36歳から、22歳のゲッツェに代わるんです。
この人は≫メッシの左足、決まった!キャプテン、メッシやはり、メッシです!≫今大会、キャプテンとして絶対的な存在感を示したメッシ選手。
この役割を担うようになったのは2011年から。
その船出はまさに逆風の中でのことでした。
当時のアルゼンチンは南米選手権で敗退。
無得点に終わったメッシ選手には非難の声が集まっていたのです。
果たして本当にキャプテンを任せてもいいのか。
メッシ選手は、批判に耐え1つ1つ結果を出すことで国民の信頼を得ていきます。
今大会もチームを決勝にまで導く活躍。
ところが、ここまでの戦いで頼りになるチームメートを負傷で次々と失い下馬評ではアルゼンチン不利。
国民の期待はメッシ選手へと集中していきました。
計り知れないプレッシャーを背負い迎えた決勝。
メッシ選手は必死の攻撃を見せます。
しかし、なかなかゴールを奪えないまま試合は延長戦へ。
1点ビハインドのまま延長後半アディショナルタイム。
フリーキックを得たアルゼンチンは同点に追いつく最後のチャンスをキャプテンに託します。
これが今大会メッシ選手最後のプレーとなりました。
ドイツが歓喜に沸く姿をじっと見つめていたメッシ選手。
常にプレッシャーを背負い続けてきた3年間が幕を閉じました。
≫メッシ選手、今大会のMVPを獲得しました。
それにしてもブラジルワールドカップ終わってしまいましたが福田さんにとってどんな大会でしたか?≫強豪国といわれているブラジル、スペインが大敗する。
その中でやはりサッカーの厳しさそういうものを改めて知った大会かなと思うのと世界的に有名な選手うまいといわれている選手がやっぱり勝とうという気持ちで戦っていますよ戦っています、ピッチの中で。
技術、戦術、体力。
2014/07/14(月) 23:10〜23:20
ABCテレビ1
2014 FIFA ワールドカップ ハイライト[字]

元日本代表・福田正博のワールドカップハイライト番組・最終回!ワールドカップチャンピオンが決定!!世界中が注目する決勝戦&優勝国情報!!大会総集編&福田正博が総括!!

詳細情報
◇番組内容
▽ついにワールドカップチャンピオンが決定!!世界中が注目する決勝戦&大会総集編を福田正博が熱血解説!!
▽現地から届いた最新情報 ほか
◇出演者
【解説】福田正博
【進行】竹内由恵(テレビ朝日アナウンサー)
◇おしらせ
☆日本サッカー応援宣言 やべっちFC
毎週(日)深夜0時10分〜放送!!
※放送時間変更の場合あり

ジャンル :
スポーツ – サッカー

映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
映像
音声 : 2/0モード(ステレオ)
日本語
サンプリングレート : 48kHz

OriginalNetworkID:32723(0x7FD3)
TransportStreamID:32723(0x7FD3)
ServiceID:2072(0×0818)
EventID:2654(0x0A5E)