世界ナゼそこに?日本人SP「秘境バヌアツ&ミクロネシアで大家族を支える日本人」 2014.07.14

は〜キレてます。
それではまた来週空港でお会いしましょう。
せ〜の!
(2人)『Youは何しに日本へ?』。
バヌアツへの直行便はないためまずは経由地オーストラリアのシドニーへ。
日本からおよそ10時間のフライト。
ひたすら待ちます。
そしてシドニーから2時間半。
ようやくたどり着いたのがオーストラリアの東に浮かぶ秘境の島国大小83の島々からなる共和制国家でその面積はすべて合わせても日本の新潟県ほど。
そこに新潟県の10分の125万人の人々が暮らしています。
その透明度は世界でも指折り。
近隣諸国のリゾ−ト地として地球上で世界一幸せな国に選ばれたこともあるほど。
その一方で今もこちらはタンナ島カランギア村に住む部族。
しかし当時の族長が…と拒絶。
その教えを現在でも継承し続け生活しているのです。
そんなバヌアツの部族のなかにはあの有名な儀式を行っている部族もいます。
それがこちら。
天にも届くようなやぐらを組み立てその頂に1人の男性。
そして…。
さて今回捜している18人の大家族を支える日本人が住んでいるのは首都のあるしかし街の中心に住んでいるのではなく車で1時間ほど離れたエタスという小さな村に住んでいるとのこと。
ということで早速現地の人々の足乗り合いバスで向かってみることに。
なんと豚の先客が。
バヌアツではバスに豚が乗ることは日常茶飯事とのこと。
子豚とともに1時間の移動。
日本人がいるっていって僕捜してるんですけどどなたかご存じの方いますか?そう。
タツさん。
すると…。
ちょうど授業が終わったようでたくさんの子どもたちが校庭で遊んでいます。
とそこに…。
すみません突然申し訳ございません。
そうこの方こそが聞けば山田さんするとどんどん家に人が増えていきいったいどういうことなのでしょうか。
はい。
山田さんのお宅はバスケットボールのコートおよそ6面分の800坪という広さ。
はじめまして。
大恋愛の末結婚したといいます。
2人は大の仲よし。
日課の海辺の散歩では今でも必ず結婚したのは今から21年前。
そして…。
実は山田さんの子どもはこちらの長女ミキさんただ1人だけ。
現在は無職なため山田さんが娘一家を養っているといいます。
そして抱いているのが目に入れても痛くないという孫。
そう山田さんの実の子どもはミキさん1人なので…。
どんどん家族が増えていきその理由は?あそこにいる彼女は…。
それがこちらのジェニーさん。
そしてその息子のスティーブくん。
家系図で見ると奥様のお姉さんの娘さんの息子さんの奥様。
そしてその子ども。
めちゃくちゃ遠い存在。
これで7人家族。
でもまだいます。
奥様のお兄さんの息子の家族が4人。
しかし残念ながら稼ぎ頭のはずのチャーリーさんは無職。
更に更に奥様の妹の娘のロリーンさん。
まだまだいます。
奥様が山田さんと結婚する前に産んでいた長男ロバートさんの家族が5人。
残念ながらロバートさんも無職。
最後に娘の夫の弟のディック君。
こちらもやはり無職。
そうこうして総勢18人の大家族が出来上がったというのです。
そしてこの大家族の一番の問題は…。
今では本来養わなくてよいはずの15人を含め18人すべてを山田さんが養っているといいます。
いったいなぜこんなことになったのか?聞けば山田さん。
かつてある大切な人が死んでしまったという壮絶な過去がありそしてまだあたりは真っ暗な…。
山田さんの朝は早い。
すでに何かを始めているようです。
白い粉を混ぜ合わせてそれをリング状にしていきます。
これは?作っていたのは小麦を練って揚げたもの。
山田さん以外の家族は部屋を覗いてみると我関せず。
まだまだ気持よさそうな夢の中。
まだ家族が寝ている間に手作りの朝食とはさすが。
と思っていたらそのガトーを袋に入れ何やら外で待っている男性に手渡しするではないですか。
これはいったい?そう山田さん…。
しかも驚くなかれ。
作る数はこの5個を揚げるのが精一杯の小さな鍋で26回も繰り返し揚げているのです。
これだけの量を作るには相当な時間がかかります。
だから作っている先からどんどん売れていきます。
朝の8時頃になるとようやく奥様のアンナさんが起きてきます。
ガトーを揚げている山田さんを手伝ってくれるのかと思いきやなんと起きて早々に山田さんの作ったガトーを当たり前のようにぱくり。
これが大家族を養う稼ぎの一部になっているといいます。
威勢のいい声が飛び交います。
すると山田さん息つく暇もなく今度は車でおよそ20分。
小学校に到着。
この学校の特徴は授業が現地の言葉ビスラマ語ではなく英語とフランス語が話せないとなかなか就職もできないという現状があります。
ならば子どもを外国語が学べる学校に通わせたいと願うのが親心。
とはいえ本当は自分の子どもでもないのですが授業料の確保も山田さんの肩に重くのしかかってきます。
小学校へ送り届けると猛スピードで家へと戻る山田さん。
そして家に帰ったあとそして今夜は…。
その家族の数なんとその涙の裏には果たして何があったのか!?子どもたちを学校に送り終えなぜか猛スピードで家に帰る山田さん。
そして家に帰るやいなや部屋のなんと山田さんそう急いで帰宅したのは収入源であるしかし急いで開店したもののお客さんは一向に来る気配がありません。
ここは住宅地。
立地はよくないのです。
そして置いてある商品を見ても…。
困ったときには必要だけど…というものばかり。
と思っていたらなんと!なんといいときには実はこんな小さな店でもお客さんに買っていただける山田流の秘策があったのです。
それは…。
すると750円では高くて買うのを躊躇していた人たちが1本ならと買い求めてくるようになったのです。
必要なときに必要な分だけ買ってもらおう。
こちらの薬もハサミで丁寧に切りバラで売っています。
そして紙おむつもバラ売りにしました。
これは助かるととても売れているんだそう。
とはいえ店の売り上げの平均は月7万5,000円足らず。
揚げパンのガトーの売り上げと合わせても月に15万円ほど。
いくらバヌアツとはいえこれだけではそこで出ていくお金を節約する売店にお客さんが来ない合間を縫って山田さんマキ割りを始めました。
これ近所のスーパーに行けば薪は売っているんですが裏山に薪にできる枝はたくさん転がっているのでそう買うより作るほうが安いと自分でマキ割りをしているんです。
更に暇を見つけては車の掃除。
これもガソリンスタンドに頼むとお金がかかります。
それをすぐ近くで見ているのはしかし手伝おうとするそぶりはまったくなくお菓子をほおばって眺めているだけ。
そのとき…。
突然の雨が。
雨が降れば庭にもちろん山田さん水道料金は高いので雨水をためて料理に更には飲み水にまで使用。
そのとき家族は…。
続いて山田さんは近所の人と共同で行っている菜園で今度は野菜の収穫。
育てた野菜でできる範囲は自給自足。
近所の人からもらった収穫した野菜と一緒に煮込みスープにします。
食事は山田さんが担当。
できあがったのがこちらのスープ。
18人分をいっぺんにひとつの鍋で作ります。
カレーのようにご飯にかけて食べるものがほとんど。
これがいちばん安上がりなんだといいます。
食事も終えた頃。
さすがに眠くなった様子の山田さん。
のんびりテレビを見ていますが実はこの家本当はそのため発電機で電気を起こしているのですがこの発電機のこの間に携帯電話の充電もしておきます。
こんな暮らしを山田さんが365日頑張り続けることで大家族18人は日々楽しく暮らせているのだといいます。
しかしそもそもいったいナゼ山田さんは秘境の島バヌアツに来ることになったのか?そしてここに来るきっかけになったというその裏には何かを得るために何かを失った…。
この山田さんね…。
最初出たときはジブリの鈴木さんかと…。
似てる似てる!でもこういう生活してたらね…。
ジェームス・ブラウン…。
(一同)え〜っ!?渡部さんわかるってことは…。
そもそもなぜ山田さんは秘境の島バヌアツに来ることになったんでしょう?亡くなっちゃうときに…。
しかしそもそもいったいナゼ山田さんはバヌアツへ来ることになったのか?その裏には…。
家にいることはほとんどなく母親に甘えたがる子どもでした。
しかし実際には甘えたい盛りに家ではいつも兄弟二人きり。
大学生になった頃にはそんな親への反発からかろくに勉強もせず夢中になったのがこれ。
当時流行っていたゴーゴー喫茶に入り浸るように。
昼間はといえば趣味の釣り遊びへ。
自堕落な青春の日々を送っていました。
そんなある日山田さんの人生を大きく変える思わぬ出来事が。
それは…。
実は親からもらった授業料を滞納。
その結果大学3年生になる前に大学を除籍になってしまったのです。
途方に暮れていた矢先追い討ちをかけるとんでもない悲劇が。
それは…。
50歳という若さでした。
更に立て続けに大きな後悔の中で山田さんはこう誓ったといいます。
そのとき思いついたのが実は小さな頃から親が留守がちだったため台所によく立っていたという山田さん。
そう決意したのです。
地元で人気のあった出前持ちからはじめそばの打ち方天ぷらの揚げ方などを一から教わりそこでそれも遠い日ではないと思い始めたある日のこと42歳になった山田さんは…。
果たして山田さんをいったい何者だったというのか?南国バヌアツ共和国の秘境の島で当時山田さんがまだまったく無縁だったその人物は若い頃入院していた日本の病院にかけつけたというのです。
日本の病院で懇願してきたのです。
古い友人からのそれはそしてそのときこう思ったのです。
すべてを捨てる覚悟をして病気のそして彼女の店バヌアツの日本料理店の厨房に入り4か月が経った頃ついにその日が訪れました。
早すぎる死でした。
彼女は今大好きだったバヌアツの共同墓地で眠っています。
彼女の遺志を継ぎそう心に誓った山田さん。
しかし亡くなった突然こう言ってきたのです。
亡き友の願いを叶えるどころか突然職を失い居場所までなくなってしまった山田さん。
もう日本に帰国するしかない。
そんな状況でした。
しかしそれでも実はその病室で毎日のように顔を合わせていた彼女に付き添うある女性がいたのです。
その人こそが現在の奥さんのアンナさんでした。
しかしろくに仕事もないそこで山田さんは泣く泣くそして文字どおり身を粉にするように働いたのです。
経験のあったそば屋だけでなく内装業やトラックの運転手などできることは何でも。
更に出費を抑えるため兄の家に居候。
こうして山田さんはバヌアツに完全移住。
すでに1年前に生まれていたミキちゃんも加わったアンナさんとの結婚式。
その後は奥さんの実家があるタンナ島という島でしばらく暮らしていました。
その島には大家族18人を支えることになった今の暮らしのルーツがあるのだといいます。
案内してくれたその場所は飛行機で飛ぶこと1時間。
更に舗装されていない道を1時間。
今の山田さん一家が18人。
しかしこの家はそれを更に上回るそしてここにある山田さんが大家族を支えるようになったルーツともいえる光景がこちら。
大きな大きなガジュマルの木。
その下に大家族が集まる光景がなんとも心地よかった。
バヌアツの人たちにとっては当たり前の光景。
しかしこれこそが家族本来の姿と心に刻まれたのです。
小さな頃は両親が家にいず兄弟二人で寂しい思いをした山田さん。
無意識のうちに大家族に憧れがあったことをそのとき知ったのです。
娘のミキさんが大きくなったのを機にそして日本で稼いだお金をはたきアンナさんの親族をたくさん迎えられるよう大きな土地を購入しました。
今の暮らしは山田さんのほうから思い描いたものだったのです。
(一同)山田ファミリー!では一緒に暮らしている今は仕事が見つかっていないそして最愛のみんな深く感謝しています。
遠く離れた秘境の島バヌアツで自分の心が求めていた大家族を作り家族を支えることを人生の幸せにした1人の日本人がいました。
続いては太平洋に浮かぶ秘境の島国ミクロネシア連邦。
そこでなぜかミクロネシア連邦へは直行便がないためまずは経由地であるグアムへ日本から3時間半のフライト。
グアムでは乗り換え便が少なくミクロネシア連邦チューク州ウェノ島に到着。
600以上の島々から成り立っているミクロネシア連邦は4つの州に分かれている国。
今回降り立った州都でありながら人口密度の低いどこかのどかな島。
実はこの国独立後の今でも国家予算は主にアメリカに頼っているためインフラの整備が不十分。
街に排水はなく雨が降っても自然乾燥に頼るのみ。
道路の整備も悪いのですが車は歩くスピードとさほど変わらない速度で走っているため事故はほとんど起きないといいます。
一方でこの島には開発がほとんど入っていないため手付かずの自然が今もたくさん残っているんです。
しかしこの海の中にはこんなものも。
これは第二次世界大戦中に沈んだ船の数々。
そのため海だけでなく山の中にもいったいどういうこと?あの奥に…洞窟の中に俺は寝てるって…。
本当だ。
確かにそこにはこの穴も現地の人たちのものに。
今では大切な居住空間として利用できると感謝されているんだとか。
更に…。
そうここウェノ島の年配の人たちはそのため日本語を話せるのはもちろんこんなことまで。
今でも女の子は輪ゴムをつなぎあわせゴム跳びで遊び男の子は竹馬で遊んでいるのです。
(スタッフ)鍋だって。
その他にも…。
日本語がそのまま現地語になっているものが多いのです。
そして5〜6年前からそれは?そうこれもそのままキンバと呼ばれているんです。
地元の歯医者を覗いてみると…。
待合室には金歯待ちの女性がいっぱい!さてここで本題。
こんな金歯が大流行するようないったいどんな人物なのか?どうやら日本人の名前はシゲコさんというらしい。
この島ではスタッフを乗せたトラックは街の中心地から山のほうへどんどん進んでいきます。
昨日の雨の影響でトラックはこれ以上進めないそうです。
しかたなく悪路を歩くこと10分。
(スタッフ)あっち?あるっぽいですよ。
言われた方向に行ってみるとジャングルの中に1軒の家が…。
シゲコさんっていますか?はい。
やっと会えましたシゲコさんに。
聞けば茂子さんこれが2番目の娘のジャスミンです。
(スタッフ)あっ娘さん?はい。
今そこでココナッツを削ってるのが主人の妹の息子で…。
向こうで洗濯物干してるのは私の孫娘ともう1人はうちで世話してる高校行ってるパラオの女の子なんです。
あっこれ孫でチーワです。
これも孫です。
私はドンブリって呼んでるんですけど。
そしてこちらがそう茂子さん家には常にこの国では原則としてここが長女の家なんですよ。
これがね…。
であっちが下のひと部屋にジャスミンがいて。
(スタッフ)すごいな!すべて茂子さんのもの。
これだけの広さの土地をなんとわずか10万円で購入できたというから驚きです。
しかしここはもともといちめん草の生い茂ったジャングルの沼地でした。
それを茂子さんはご主人と2人で土を運び生活ができるように自力で平らにしたのです。
今ではこの土地に母屋と離れ4軒の計5軒の家を建て20人以上の家族の面倒をみているといいます。
家を5軒も建てるということはかなりの収入があるはず。
グッドモーニング。
茂子さんの夫現地人のコータローさんは無一文から中古車販売でコツコツお金を貯め今では島中の建築資材の輸入販売を一手に引き受けるまでに。
更に島に数軒しかないガソリンスタンドも経営。
そしてスーパーマーケットのようなお店まで経営する実業家なのです。
お店には茂子さんの要望もありこんなに遠いミクロネシアでもそんななか年商3億円を超える茂子さんの夫現地人のコータローさん。
実はするとそこにやって来たのはなぜか逃げるように娘に席を譲りましたがどういうことなのでしょう?そこには20人以上が暮らす彼女の言うことが絶対なんです。
20人以上にもなる家族の全員がこの国ではたくましい古きよき日本の父親の役割をなんと女性が果たしているのです。
遊びたい盛りの茂子さんには逆らえません。
茂子さんがおやすみ中は長女のダーリンさんが家を仕切ります。
茂子さんがこの島に嫁いできたのは17歳のとき。
44年も前のことですがそう茂子さんは戦争の影響でこの地に来た移民ではなくれっきとしたするとここで意外なひと言が。
ではなぜ彼女はこんな日本から遠く離れた秘境の島ミクロネシアに来ることになったのでしょうか?朝6時前。
茂子さんの朝は早い。
(スタッフ)すみませんおはようございます。
茂子さんの1日は20人以上いる家族全員分の朝食作りから始まります。
(スタッフ)卵18個も入ってるんですか?お弁当の分も合わせてとはいえかなりの量。
島の朝食でもいいでしょう?母親の形見だという器。
日本の心が遠く離れたミクロネシアの食卓で大切に使われていました。
更にこんなものまで。
(スタッフ)梅干しがありますね。
おいしそうだよ。
朝食が完成したようです。
すると…。
(ほら貝の音)確かにこの音を聞いて離れで寝ていた子供たちがこうして茂子さんの家の朝食が始まります。
意外にも梅干しが子供たちにも大人気。
酸っぱくておいしいって。
とどまるところを知らない食欲はあっという間にたくさんあったお米を平らげました。
子供たちを送り出し朝食が終わると今度は洗濯物が大量すぎてすぐに壊れてしまう洗濯機。
しかしあえて新しいものを買わずしかも…。
洗剤の代わりにようやく家族20人全員分の洗濯物を干し終えました。
朝から働きっぱなしの茂子さん。
ようやく一息つけます。
はぁ…。
61歳になりさすがに体力も落ちてきました。
しかしここで休まないのが茂子さん。
テレビで何かを見始めましたが…。
これはいったい?実は茂子さんそのため61歳になった今でもジュリーの歌声を満喫したあとは夕ご飯は朝とは比べ物にならない量の料理を作るため薪で肉や魚を豪快に焼き上げます。
しかし豪快な料理だけじゃないのが茂子さん流。
ここで作りだしたのは一気に巻きあげていきます。
そう作っていたのはなんと茂子さんは世界に誇れるん〜!あたりが夕闇に包まれる頃。
茂子さんは再び火をおこしていますがいったい何をしているんでしょうか?茂子さんはお湯に浸かる習慣のないミクロネシアでお風呂というとはいえそもそもいったいナゼ茂子さんは来たくなかったはずの太平洋の秘境ミクロネシアに来ることになったのか?その裏には何かを得るために何かを失った…。
戦後日本が独立を回復した翌年。
一緒に裏方として仕事をし活躍していたのです。
しかし茂子さんが夢中になったのは映画ではなくもっぱらグループサウンズ。
ジュリーに胸躍らせるそんな幸せだった少女の人生は中学校にあがる頃のある事件によりいきなり大きく狂わされてしまったのです。
それは…。
借金取りから逃れるため一家3人でそんな毎日が1年以上も続きました。
生きる希望をなくしかけたそんなときでした。
日活時代の父の腕を見込んでまさに一家3人は当時『黒部の太陽』や『山本五十六』などの名作映画を立て続けに制作。
しかしまさにこのことによりそのきっかけは出演者が三船敏郎とリー・マービンのたったの2人。
この映画がまさか茂子さん自身の太平洋で繰り広げられる地獄の始まりとなろうとはこのとき夢にも思っていなかったのです。
すると茂子さんの父が…。
それは…。
根っから海や釣りが大好きだった父は…。
せっかく声をかけてもらった勝手にパラオへの移住を決めてしまったのです。
ところが茂子さんは…。
娘は移住を完全拒否。
そこで父はなんとか娘をパラオに呼び寄せるため誰もが予想だにしないそれは太平洋の秘境パラオへの移住を計画した父がそれはそれどころか父親にまんまとそのままなんと破天荒な父親が家族になんの相談もなく今度はそう説明する父に…。
仕事のためとはいえあまりに身勝手な父。
それでもまだ17歳だった彼女は父親についていくしか道はなく結局ミクロネシアに移住。
右も左もわからなかったミクロネシアでは父の仕事を手伝い行動をともにしていた茂子さん。
そんなある日のこと彼女の身に茂子さんは仕事の取引先で当時30歳だったいやいや来ることになった島だったけれどそれはきっと彼と出会うためだったのだ。
茂子さん人生初の本気の恋。
コータローさんも同じでした。
2人は出会ってすぐに結婚。
しかし…。
実はコータローさん日本人のような名前ですがれっきとした現地の人。
それどころか更に彼はその地位ゆえに茂子さんと出会う前からしかしただでさえそして更にそんな彼女をとんでもない不幸に見舞われたという茂子さん。
太平洋の秘境まず最初に彼女が辛いと感じたこと。
それは…。
そうこの島では新婚でしかも当時まだそんな彼女に唯一現地の人々が親しげに話しかけてくることがありました。
ところがその内容は…。
それでも茂子さんは自分に話しかけてくれることが嬉しくてしかし…。
実はこれも物でもお金でも困ったときは助け合い与え合うのが昔からの慣習だったため…。
そんな島の慣習を知らなかった茂子さんはお金を返してもらえないとわかるたびに悲しくなりました。
母として強くならなければ。
その思いが彼女を支えていました。
いったい何が起きたというのか?太平洋の秘境ミクロネシアに移住して14年が過ぎた頃7人もの子宝に恵まれた茂子さん。
そう思った矢先…。
しかしちょっと目を離した隙に壁に頭をぶつけそのショックで心拍数が急激に上がり小さな心臓はそのまま停止。
目の前で起きた不慮の事故はわずか1歳だった息子の命を無情にも奪っていったのです。
茂子さんはあまりのショックに生きる気力すら失ってしまったといいます。
そんなとき我が子を死に至らしめたそんな茂子さんを立ち直らせてくれたのは悲しみをともに背負い生きていこうと励ましてくれた子どもたちの存在でした。
今でも現在四男マイケル君が眠るお墓には茂子さんの人生を翻弄したあの父親も一緒に埋葬されているといいます。
6月18日に新曲『Sunshine/メガボルト』という…。
両A面のシングルが出ます。
ぜひ聴いてください。
そして全国ツアーも32公演やります。
足をお運びください。
お願いします。
2014/07/14(月) 20:00〜21:54
テレビ大阪1
世界ナゼそこに?日本人SP「秘境バヌアツ&ミクロネシアで大家族を支える日本人」[字]

秘境で暮らす大家族2時間SP▼南国バヌアツに22年前移住し18人の大家族を支える日本人が!▼秘境の島国ミクロネシアに嫁ぎ20人以上の大家族の世話をする日本人女性がいた!

詳細情報
番組内容
ナゼそんなところに日本人が?世界で活躍する知られざる日本人をご紹介!!
【秘境で暮らす大家族2時間SP!】
▼南国バヌアツに22年前移住し18人の大家族を支える日本人がいた!
▼秘境の島国ミクロネシアに嫁ぎ20人以上の大家族の世話をする日本人女性がいた!
一体ナゼそこに?その裏側には波瀾万丈の人生ドラマが…!
出演者
【MC】
ユースケ・サンタマリア、杉崎美香
【ゲスト】
鈴木杏樹、遊助、東貴博、渡部陽一、たかのてるこ
番組概要
◆「世界ナゼそこに?日本人〜知られざる波瀾万丈伝」は世界の果てで暮らす、知られざる日本人の活躍に密着!そこから元気や勇気をもらい、日本人としての誇りが持てるドキュメントバラエティ!
ホームページ

http://www.tv-tokyo.co.jp/nazesoko/

ジャンル :
バラエティ – 旅バラエティ
ドキュメンタリー/教養 – ドキュメンタリー全般
情報/ワイドショー – 暮らし・住まい

映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 2/0モード(ステレオ)
サンプリングレート : 48kHz

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