生字幕放送でお伝えします
真っ黒に輝く物体。
形も真ん丸でいいですよね。
これ、でんすけすいかという名前で北海道の当麻町で作られている高級ブランドスイカなんです。
この特徴は緑のしま模様ではなくて見た目、皮が黒いことなんです。
そして直径30cm以上と一般的なスイカと比べて一回り以上大きいですよね。
これ、ちょっと早速、切って食べましょうよ。
食べたいですから。
縦で、すいません。
じゃあ、切らせていただきます。
いきますよ!すごい!
どうですか、この色みと実の引き締まり具合。
いいですね。
実は、このスイカですね。
値段が超高いんですよ。
本州の百貨店では1玉5000円から1万円はざらなんですよ。
これまでに初競りでついた最高の値段というのが60万円以上というものもあったんですよね。
高木さんはこれ、毎日食べてると思いますけども。
そんなめったにいただけないですよ。
早速、食べちゃうんですか。
大人食いだ、大人食い!やりたい!
うまい!
みずみずしさと甘さがたっぷり。
仕上がってます!
超高級品ですからね。
きょうは、国内最大級のブランドスイカの魅力をたっぷり紹介するとともにおいしいスイカの見分け方も皆さんにお伝えしようということで頑張りますのでお願いします。
私たちが来ている北海道当麻町は大雪山系など四方を山に囲まれた上川盆地にあります。
ご覧のように道内有数の米どころ多くの田んぼがありますけれどもその中に出てくるのがこのスイカのハウスです。
こちらは昼と夜の気温差が夏でも10度以上ありまして日中30度まで上がっても夜には10度台まで下がることがよくあります。
その寒暖差を生かしてこそこの甘みの強いスイカが作れるというわけなんです。
早速、畑のほうにまいります。
この高級スイカをどういうふうに育てているか紹介していきましょう。
農家の舟山さんです。
ふなっしーですね。
違います。
キャラクター違います。
実は、このスイカちょっと見てください。
野球のボールぐらいのが。
これはまだ、緑と黒のしま模様がついてるんですよ。
まだ、しましまなんですけど。
小さいときはね。
これが、どうして黒くなるかといいますとこれ、ちょっと見てください。
この裏。
ほら!まだお尻のほうは黄色なんですよ。
実は日焼けして黒くなるんですよ。
人間の日焼けとはちょっと違うんですけども日に当てることによってどんどん黒くなっていくという品種なんです。
全体を黒くするので非常に手間がかかるんですけども舟山さん、作業の様子見せていただきますか。
はい。
これ、スイカの表も裏もまんべんなく日が当たるように1個ずつ手でやってくんですね。
これは、腰にきますよね。
でも、このひと手間が最高のスイカを作るコツだと思います。
1日何個ぐらいですか?
1日、多いときは300個ぐらい。
腰、大丈夫ですか。
気をつけてくださいね。
回しながら甘みであったり…。
形が大きくなったり整ったり…。
そういうことも手で確認しながら作業を進めるんですね。
これ、回転させて日を当てれば終わりってわけじゃないんですよ。
日が強すぎたりするとこういうふうに白くなったりするんですよ。
焼けすぎちゃってもだめなんですか。
ですから、これは出荷するのが難しくなってしまったスイカなんですけど。
こういうときは上から、ワラをやってあげて。
日の調整をするわけですね。
いい感じで。
海の家のすだれみたいな感じですね。
まさに、そうです。
それが言いたかったんです。
高木さんもねやっぱり日ざしには日ごろ、注意はしてると思いますよ。
それと一緒ですよ。
ワラはかぶらないけど麦わら帽子はかぶりますけどね。
だから麦わら感覚ですよね。
そうやって手間ひまかけて育てるスイカのおいしい見分け方をちょっと見てみましょうか。
お願いします、ふなっしーさん。
こちらは、まもなく収穫期を迎えるハウスなんですが6月から8月に6000個のスイカを出荷するんですけれどもそれぞれ時期をずらして絶え間なく出せるよう調整しているんです。
とんでもない暑さです。
32〜33度あると思います。
昼が気温が上がるとそうなんですよ。
これ、高木さん、見てもねもう全然、出荷オーケーという感じはするんじゃないですか。
見た目は。
大きさも色も…大丈夫なんじゃないですか。
でも、それじゃだめなんですよね。
最後に見た目と耳で音で聞き分けます。
プロは耳でね。
どんな感じかやってみますか。
まずは、こう持ち上げて。
まず、指で、トントンと。
それで分かります?金田さん。
めちゃくちゃ仕上がってる音ですね。
舟山さん逆に出荷できないような音って言うのはどういう音ですか。
これは、ちょっと中身が熟しすぎているのと空洞が多いので、このように同じようにたたいても低い音になります。
ドンドンに近いような。
ちょっと僕のやついきますよ。
全然、違う。
これは、はっきりしてますね。
ですから舟山さんは、このハウスの中でこうして一つ一つ音を確かめながら今、ちょうど中身も熟してよい状態になっているものを選んで、出荷しているんです。
金田さん、せっかくですから1つ、いいの選びますか。
いいですか僕が本当に選んで。
この辺り…。
大体、分かります。
あ!いい。
ちょっと、こっちのは…?全然、違う…。
どう違います?
こっちのが低いのとこっちは高い。
ちょっと舟山さん教えてください。
こっちは、まだ高いので収穫が少し速いと思います。
こっちの低さぐらいがいいと思います。
っていうか、僕もこれだと思ってました。
これでも中ぐらいのサイズですよ。
本当ですか。
収穫しますね、早速。
大きいものだと7〜8kgにもなるそうなんです。
これは、いい重さだ。
危ない!
これ、振りじゃないです。
バランスとるのも大変なんです。
舟山さん、これ一度に2個抱えて。
ハウスの中では2個ずつ持って。
1個落としたら60万円落とすっていうことですから。
今、60万円をゲットしたっていうことですから。
収穫したスイカはこのあと倉庫で最後の仕上げが待っているんですけども。
これ、高木さんにちょっと質問なんですけどね。
このスイカ、生で食べるのがもちろん一番なんですけどほかに食べ方があることご存じですか。
えー…ちっちゃいうちはぬか漬けとかにしますけど。
そうなんですけどごはんとしても全然、いけるんですよね。
キュウリと同じウリ科ですからスイカはね。
ごはんといいますか料理にアレンジすることが実は、できるんですよね。
地元の農家ではスイカの新たな魅力を発信したいとレシピコンテストを開いていろんなアイデア料理を検討しているんです。
そのメニューをいくつかご覧いただきましょう。
まずは、スイカの皮を使った料理です。
でんすけすいかはほかのスイカと比べて皮が厚めですから食べやすいように表面を薄くむいてください。
適当な大きさにカットしたらあとは炒めてみましょう。
パスタに、ニンニク鷹の爪を加えたら…。
イタリアンのあれですね。
そう!スイカの皮のペペロンチーノです。
これ、さっきいただいたんですけどね皮に、ほんのりスイカの甘みが残っていて甘辛い感じがちょうど、よかったんですよ。
スイカの皮はいろんな料理にアレンジが可能なんですよね。
これ、見てください。
スープカレーに入れてもね意外に合うんですよ。
これも食べました。
味も食感もねタマネギみたいでしたよ。
十分、いけます、これ。
実の部分は凍らせてミキサーにかければ今、人気のスムージーに大変身。
色も、きれいだし夏休みに家族でやると楽しめそうですよねこういうのね。
ということでおいしい食べ方いくつかご紹介しました。
どうですかね。
ちょっと待ってください…。
とんでもなく重いですね。
これで大きさは?
これ、たぶん8kgぐらい。
60万円ですからね。
重みがぎっしり詰まってますけど。
初競りの値段が60万円ですけど一般的でも1万円ですからね。
そして、こちらの建物ではこのでんすけすいかをさらに磨きをかける倉庫なんです。
すごい、ちょっとボウリングの玉みたいな感じの。
ぴっかぴか!ボウリング場じゃないですよね。
この磨きあがったこの姿こそがでんすけすいかの魅力ですから。
まさに高級上等品なんですけども。
きょうは、舟山さんの奥様とお父様とお母様そして、5歳の娘の未桜ちゃんにきてもらっています。
一家総出で作業を行っています。
未桜ちゃん、こんにちは。
こんにちは。
未桜ちゃんは中学生ぐらいかな?
どう見ても、違いますね。
未桜ちゃんは今、何やってたの?
箱に入れてたの。
オリジナルの箱に入れて。
重いよね。
持てませんよね。
お手伝いをしてね。
これ、すごい。
ちゃんとスイカみたいな感じでボーダーで、きょうは衣装そろえてくれて、ありがとう。
でも本当にこの金田さんの持ってるスイカと後ろのスイカ全然、違うでしょう。
まだ全然、違いますよ。
ここで磨いて選別して運ぶ。
ここが農家の皆さんが一番、最後の段階で気にする気を遣う場所の一つなんですよ。
磨いていいですか。
まずは水ぶきします。
まずはこれでね、一生懸命に。
なかなか、いい手つきですね。
もともとねやりたかったんで、こういうの。
スイカ磨くの。
スイカを磨きたくて、ずっと。
学生時代は。
きれいに磨きまして。
スイカ磨き機でございます。
これ、すごいですよ。
第1段階のスイカ磨き機です。
早速、いきますよ。
このブラシに当てると…。
見てください。
ほら!
すごい!冗談みたいに光った。
本当、うそみたいに光ってますよね。
これ、なんかぬってるわけじゃないよね?つや出しクリームとか。
ニスとか塗ってないです。
クリームとかも塗ってないです。
ただ磨いただけです。
これシダのブラシなんですけどもこの上の部分と下の部分がやはり磨き残しが多いのでまず、この上下をしっかりと磨くんです。
これ、見てください。
ほら。
私も磨いてほしい!
北海道のこちらに来れば磨けます。
高木さんが後日、来るかもしれませんので。
待ってます。
これを一個一個全部この作業でやるのはなかなか大変ですよね。
だから、なんとこれで終わるわけじゃないんです。
舟山さん、見てください、これ。
名付けてスイカ磨きマシン2号!これ、すごいですよ。
ここにスイカを入れますよね。
入れましたら、ほら。
分かりますか下のスポンジと上のブラシに。
回っております。
いつもより多く回っております。
このローラーを使って360度、どの方向からも磨き上げる仕組みになっているんです。
その先にあると思うんですけど大体2分ぐらいこの作業でかかるそうなんです。
まさに洗車場状態ですよ。
ぴっかぴかでしょう。
すごいんですよ。
これはたまらないですよ。
この、ぴかぴか感は。
舟山さん、大体どうですか。
そのぐらいまで磨いてそれでも、まだ手で磨いたりもするんですか。
不十分の場合はタオルで拭いたり徹底的に磨き上げます。
そして、僕が選んだやつも磨いてますから。
これ、本当に少しでも傷がつけば商品価値なくなってしまいますし。
半年間丹精込めて育てたスイカがちゃんと出荷される最後の勝負の瞬間ですよね。
かわいいですね僕が選んだやつですから自分の息子のようにね。
元気か、たかし。
名前付けましたね。
大変でしたからやっぱり選び抜くのもね。
ことしも6月から収穫が始まったんですけど今が最盛期を迎えています。
最高のタイミングで最高のものを出したいということで皆さん出荷するんですが実はこの先にもまだ関門があるんです。
これは衝撃でした、僕も。
農協にこのあと出荷するんですけどそこに、出荷してもいろんなチェックが待ってるんです。
これ、一見、高木さんどう思います、見た目。
食べたいですよ。
お店で売っていいんじゃないですか。
食べれるぐらいのね。
ただね、このつやつやなんですがこちら、こういうふうにね普通に置いてみますとコロンと。
丸いんだからそういうものじゃないんですか。
でんすけすいかは上を正面にして立たないと例えばお仏壇に飾るときに転がってしまってはまた、それも見栄えがよくないですしですから転がってしまうものは出荷しても商品化はされないんですね。
これ、残念です。
そこまで厳しくしているからこそのこのブランドですから。
ある種個性的ではありますから大丈夫だよ、自信持って。
こちら、これ見てください。
これは、先ほどと違ってちゃんと立つんですよ。
でも、とあることがあって出荷できなかったんですが。
これは出荷して戻ってきたんです。
なんでだと思いますか。
ちょっと、こっち側に傷が2〜3か所あるんですけど味には、なんの問題もないでしょ。
実は、農協のほうに行くと光のセンサーを使って糖度が11%以上あるかどうか。
そして、スイカの中に空洞があるかどうかも全部センサーで見分けることができるんです。
ですから丹精込めて出荷してもこのように戻ってきてしまうことが結構あるんですよね。
甘さが足りなかった。
0.1度、足りなくても戻ってきます。
もっと甘やかせばよかったですよね。
また糖度12度を超えてしまうとそれは、それでべったりした甘さになるので。
11度以上が基準です。
でもいいんですよね十分おいしいんですよ。
自信持ってけよ。
大丈夫だからね!頑張って!これ、先ほど僕が選んだやつですよ。
これ形もいいですし。
立ってます、ちゃんと。
これを今から収穫して磨き上げたばっかりのこのスイカをいただいちゃいたいと思います。
どうだ、どうだ。
よかった!
舟山さん、どうですか。
いいですね。
やっぱり、よっしゃ!
空洞、ないしね。
目利き、ばっちりでしたね。
うわ!うまそう。
これは、ご褒美に金田さんいただいちゃいましょう。
何、言ってるんですか!
じゃあ、いただきたいと思います。
ご褒美ですからいいですよ。
こっちで、すいません。
いただきたいと思います!
さらにそれだけではないんです。
スイカ農家の皆さんいろんな工夫をしてましてある、おもしろいものも見せていただきました。
裏、見せてもらっていいですか。
くるくるっとひっくり返してもらいますと。
なんと、こちら!
あー!番組の名前!「ひるブラ」って入ってる。
どうやったの。
これ、なんと自然に育ったんですよね。
なわけないじゃないですか。
舟山さんのお父さんが彫刻刀で彫ってくれてこうなってるんです。
そのあと外に置いて黒くしたのでこんな断面が出てくるんですね。
舟山さんも一口、どうですか。
出来上がりは。
自分の育てた…。
おいしいですね。
仕上がってますよ。
これは3段階のうち…。
農協で3段階のうちのどれでしょう。
優、秀、良の。
どれに?
秀だと思います。
みんな一回、手休めてスイカ、食べよう。
スイカをいただきたいと思います。
やはり、舟山さん本当に手がかかってるんですね。
でも手間をかけた分おいしいスイカになるので手間を惜しまず、作ることを心がけています。
未桜ちゃん、食べちゃって。
子どもとスイカって似合うね。
(英治)僕の人生にはあなたが必要なんです。
結婚して下さい。
2014/07/14(月) 12:20〜12:45
NHK総合1・神戸
ひるブラ「黒く輝く極上スイカ〜北海道当麻町(とうまちょう)〜」[字]
北海道・当麻町はヨーロッパ原産の黒いスイカの特産地。極上のスイカを育てるために手間を惜しまない農家の愛情や、スイカせんべいなど話題のスイカグルメを紹介する。
詳細情報
番組内容
【ゲスト】金田哲,【コメンテーター】高木美保,【司会】増子有人 〜北海道当麻(とうま)町から中継〜
出演者
【ゲスト】金田哲,【コメンテーター】高木美保,【司会】増子有人
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バラエティ – 旅バラエティ
情報/ワイドショー – 暮らし・住まい
ドキュメンタリー/教養 – 歴史・紀行
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