(謎の所長)ご存じですか?これらの食材はどれもその土地ならではの気候や風土生産者の努力や工夫によって生まれたもの。
だから値段が高く希少なブランド品になるのです。
料理人として腕も鳴りますしお店のウリにもなります。
プロの料理人が絶賛する知られざるブランド食材が日本にはまだまだあります!そこで今回は全国各地から今まさに旬を迎えたブランド食材を選びそのこだわりを学びます!今日お金使いすぎじゃない?最終回じゃないよね?大丈夫だよね?全国各地で発見!今が旬のぜひ味わいたいブランド食材。
まずは…。
産地は千葉県南部に位置する御宿町
この辺りは太平洋に面した外房と呼ばれる地域
(大木)相葉ちゃんの愛した海。
そうですよ。
御宿の海なんてねよく行きましたよ。
野生のイルカが生息するほどの豊かな海でブランドあわびが獲れるのです。
ここであわびを獲って30年になる漁師さんに同行。
どうかねえ?その時…。
名人と呼ばれる漁師さんでもその日の海の状況次第で予測がつかないというあわび漁。
それにしても
これは
(渡部)あっ!『あまちゃん』で出てくるやつほら。
はいはいはいはいはい…。
船からホースを通じて空気を送るという昔ながらのやり方
名人が潜ったポイントは海藻をエサとするあわびの絶好の生育場所。
一見すると岩しかないように見えますが…。
(大木)ああやって獲ってるんだ。
これが海の宝石と言われる外房あわび!あわび漁は今まさに旬を迎えたえーっでかくない?ではこのあわびがブランドたるゆえんは?
外房あわびには12センチ以下のものは獲ってはいけないという日本一厳しいルールがあり…
へえ〜!
(大木)ダメなんだ?
(渡部)基準があるんだよ。
そのため出荷数が少なくこの日獲れた一番大きなものには1つ2万円の値がつきました
すごいねえ。
(大木)こんなでけえんだ?
(渡部)なんでこれこんなに育つんですか?大きく。
千葉県沖はですね親潮と黒潮という2つの海流がぶつかるところで元々プランクトンなどがたくさんいるので魚介類や海藻類というのが育ちやすい環境にあるんですね。
(渡部)いわゆる潮目ってやつですね。
(杤尾さん)そうですねはい。
御宿ってホントに若い子がえっそこにいたの!?
(スタッフの笑い)ではこの大ぶりで肉厚な日本料理の技能で農林水産大臣賞に輝いた料理人はこう語ります。
あっシンプル!シンプルでいいんだね。
(大木)間違いないねこれは。
火が通ったらひと口サイズに切ってバターとしょう油で味付け
高級あわびを丸ごと味わう贅沢な一品。
(大木)食べたい!食べたいよ。
しかし高価なブランド食材のためじゃんけんで勝った人だけが食べられます。
よしいきますか?
(3人)最初はグーじゃんけんほい!よっしゃー!よっしゃー!イエーイ!すごいいいにおいしてるね。
(渡部)超いいにおい。
(2人)最初はグーじゃんけんほい!痛え!痛え…。
(大木)ぶつかってまで…。
痛え…。
(2人)最初はグーじゃんけんほい!よっしゃー!指痛めただけだよ指痛めただけ。
さあ外房あわびのお味は?うん!うまいね〜!うわあ…うわあ…。
やわらかい!
(大木)やわらかいんですか?うわ!この磯の香り…。
あとこのバターのちょっと香ばしさ。
さすがなんか旬。
ちょっと甘味もある感じ。
産地は山形県の日本海側に位置する鶴岡市
タケノコといえば普通はこの地域には今が旬ってねちょっと遅い感じしますもんねタケノコにしてはね。
幻のタケノコは今も雪が残る出羽三山の一つ月山に生えていると言います
マジ?
(渡部)こんなところに?雪の中に?しかしそれは誰でも地元でも名人と呼ばれるような山を知り尽くした人でないと採りにはいけないというのです。
あとは…。
うわ〜そんだけ大変なんだ。
この時間に出ないと出荷に間に合わないのだと言います。
3時間もかかるの!?道なき道を行き時折熊よけのラジオをつけながらひたすら歩きます。
(大木)怖えよ!怖えな!そして夜明け。
ようやくはい。
この笹ヤブの中に幻のタケノコ月山筍があるというのですが…。
(渡部)すごいなこれ。
どうなってるの?探し方はとにかくヤブを這いずり回って見つけるという骨の折れるもの。
あっ小ぶりなやつ…。
こちらが
(大木)細いんだなあ。
これは一般的にネマガリタケと呼ばれるタケノコでふもとでも採れるというのですが月山で採れたものだけが月山筍と呼ばれ倍の値が付くといいます
こんな感じなんだ。
…として有名なんですけれどもその雪の下で育ったタケノコはとても肉厚で甘味があると。
そうですね。
ではそんな食べてもらった方がおいしいと思いますね。
皮ごと焼く事によりタケノコに含まれる水分で蒸し焼きに近い状態になりみずみずしさとうま味が凝縮されるといいます
熱いうちに食べたい最初はグー…。
(3人)じゃんけんほい!おっしゃ!マジか。
はいきた!マジか…。
(大木)いただきます!
(大木)箸いらないですか?先生。
これはね俺ね…。
(朽尾さん)はいそのまま食べて頂ければ。
(渡部)あっもう何もつけずにまずは。
あっうめえ!これ。
(一同笑い)えっ何?これ。
こういう味なんですか?これ。
(朽尾さん)みずみずしさと甘味が両方揃っているのでちょっと普通のタケノコとは違う食感と…。
(大木)これはすごい!俺初めて食べた。
ちょっと驚いた!
(一同笑い)どういう事だよ!
産地は玄界灘に面した福岡県芦屋町
玄界灘といえば世界有数の漁場で知られるおいしい魚介の宝庫
(渡部)ここはホントにいい魚が獲れるよね。
ここで「一本槍」と呼ばれる極上のブランド食材が獲れるというのです。
一本槍を獲りに行くという船に同行させてもらいました。
白々と夜が明け始めた頃次々と海にそして日の出を迎えると…。
水中から
(渡部)なるほど一本釣りなんだ。
そういう事なんだ。
では一本槍のブランドたるゆえんは?
イカ漁というと明かりでおびき寄せたイカを機械釣りで大量に水揚げする光景をよく目にしますがイカは少しぶつけただけでも弱ってしまい鮮度が落ちるデリケートな生き物
そこで一本一本丁寧に釣り上げ生きたまま出荷しているのです。
えっじゃあ超大変じゃない。
(渡部)大変だこれ。
高いよ。
当然数は少なく鮮度も味も格段に違う事から普通のヤリイカの倍の値が付くといいます
(大木)イカはうまいよ〜。
イカうまい。
お造りで召し上がって頂くのが一番いいと思いますね。
(渡部)きれい!一本丸ごと贅沢に使った姿造り。
これいいなあ!
(大木)大人が喜ぶ一品ですね。
(渡部)たまんないね。
(3人)最初はグーじゃんけんぽい!イエーイ!マジかよ〜!
(2人)最初はグーじゃんけんぽい!よっしゃあ!ウソだ!
(渡部)よいしょ。
うわ〜肉厚だねもう。
いただきます!
(大木)いいなあ〜…。
甘い!
(大木)やっぱ甘いんだ。
そんな甘いの?うん。
(渡部)程よくこう歯応えがあっていやホントマジで新鮮。
甘い!甘い甘い甘い甘い。
うまいうまいうまいうん。
(渡部)歯応えあってカリッカリとして…。
産地は琵琶湖の沿岸にある滋賀県長浜市
ここに地元でもなかなか手に入らないため
それはビワマスと呼ばれ数十万年前から独自の進化を遂げてきた琵琶湖にしか生息しない魚
名人と呼ばれビワマスを追いかけて55年になるという漁師さんは…。
うんまあまあまあ…。
ビワマスを獲る事が許されるのは夏の間の4か月間だけ
これからだ。
琵琶湖は夏になると水深20メートル辺りに冷たい水の層が出来るためそこにビワマスが集まって来るのだといいます
漁師はそれを狙って漁師の勘を頼りにこの日早速手応えが!ああ…おったけど…。
経験豊富な漁師でもその後も仕掛けた網を次々に上げていくのですが…。
そして残された最後の網を上げると…。
名人から思わず笑みが。
ついにその姿を現したビワマス。
(大木)すげえこれ。
見た事ないよ。
こちらがそんなビワマスがブランドたるゆえんは?
希少価値が高いのはもちろん…
とろけるような味わいだからだそうです
これじゃあ琵琶湖の今ブランドなんですか?
(杤尾さん)そうですね。
今非常に売り出そうとしているもので。
非常に脂が乗っているので本マグロに匹敵するというふうにおっしゃる方もいらっしゃいますね。
えー食べてみたいよ。
ビワマスを堪能するおいしい食べ方とは?まるでサーモンのような身を寿司で頂きます。
クセのないビワマスだからこそ出来る握り寿司
ビワマス特有の上品な甘味と脂の乗りを楽しめる一品。
(3人)最初はグーじゃんけんぽい!よっしゃ!やられた。
やられた。
教えてよ味ちゃんと。
(大木)食べたのは俺なんですから。
(渡部)言ってよ。
あっすごい脂乗ってる。
うまい!
(渡部)サーモンとまたちょっと違う?
(大木)違います!
(渡部)へえー。
うまい。
多分ね刺し身だけで食べても「あっこれマスでしょ」って言う人いないと思います。
わからないです。
これわからない。
(大木)うまいこれ!
産地は長崎県の五島灘に面した三重町
九州屈指の魚の宝庫五島灘
ここで霜降りのアジが獲れるというのですが…。
霜降りといえば牛肉などで一体霜降りのアジそのごんあじを普通のアジは市場の方に毎日出荷してるんですけど…。
獲れたての天然アジをそのまま出荷せずいったん生けすに入れて鍛えるとはどういう事なのか?確かに大量のアジが。
しかしこの
さらに獲れた直後はストレスを感じて不健康な状態だといいますが一週間おく事で身が本来の張りとツヤを取り戻し断食によって自分の体に蓄えていた脂を使おうとするため身全体に平均して脂が乗る霜降りの状態になると言われています
(大木)いや…。
そうなんだ。
手間かかる。
こうして時間をかけておいしさを追求した事がごんあじのブランドたるゆえん。
(畑野さん)大体ネギと生姜入れるんですけど生姜なしでもそんなに臭くないのでいけると思います。
(大木)あ〜いいな。
(渡部)うわあ〜!ごんあじのなめろう。
これいきたい。
俺いってないもん1回も。
(渡部)そうか食べてないんだよね。
(3人)最初はグーじゃんけんぽい!よっし!
(杤尾さん)おめでとうございます。
あざーっす!やりました。
いただきます。
(渡部)うわあー。
いいにおい。
濃厚!すんごい!うわあ後味がすごい。
おいしいのがずっとずっと残ってる。
ちょっとビール買ってきていいですか?ダメだよ。
なんで待ってなきゃいけないわけ。
こちらのなめろうなんですけどそのまま食べても構いませんがバカ野郎!バカ野郎だな。
するする!する!する!
(渡部)いやうまいよ。
これお湯でまたさ火が通って。
するする!まずのっけて…。
(大木)あっ贅沢…いやそれだけでおいしいよ。
まずこれだけでいってみようかな。
ご飯と。
(大木)うわっいいな〜。
合う〜!
(渡部)いや合うじゃない。
何勝手な事してるの。
合う〜!
(渡部)「合う〜!」じゃない。
お茶漬け食べなさいお茶漬けを。
(渡部)うわうわうわ…。
これでまたね味が溶け出して。
うわあ…うまそう。
ん〜!これはうまい!
(渡部)これお茶漬けのCM来ちゃうよ。
こんなうまそうに食ったら。
こんなうまそうに食ったらね。
(大木)いいな。
合う〜!
(大木)何?それ。
このあと知られざるこちらはデザート感覚で楽しめるまずはその鮮やかな色とフルーツのような甘味が特徴。
水はけのよい砂地で栽培する事でフルーツのようにミニトマトよりも少し大きめな…。
(杤尾さん)それが越のルビーと。
いいんですか?
(渡部)いいの?えっ食べていいの?これやらなくていいんですか?何?そのルール。
ん〜!ん〜!
(杤尾さん)いかがですか?
(渡部)皮のたくましさあるねバチッていう感じの。
わかるわかる。
甘いだけじゃないっていうかね。
どうぞ。
あっありがとうございます。
そしてこちらは相葉君の地元千葉で江戸時代から作られている高級果物房州びわ。
虫や傷から守るために1つ1つうまいね。
あっうまい!うまい!
(渡部)優しい甘味だね。
すごいジューシーじゃない?ジューシー。
(渡部)ねえ。
日本人!
(渡部)どっちか食べりゃいいじゃないこれ。
今日のはすごいよくなかったですか?
(渡部)よかった!元気になった。
うん。
ホントにね素晴らしさを勉強したところで…。
出ました。
はい。
これ僕詠みたくて詠んでるわけじゃないんですホントに。
詠みたくてやってるよ。
詠みたくてでしょ?相葉君が今回学んだ事を五七五で…。
うんうまかった。
ありがとうございました。
おもてなし?おもてなし?日本のおもてなし?ごめんなさい。
来た時に日本に来た時に色んなのがあるからおもてなしが出来るよっていう…。
2020年に向けて。
なんで俺がこんな説明しなきゃいけないんですか?また来週も見てね。
バイバーイ!2014/06/29(日) 18:00〜18:30
ABCテレビ1
相葉マナブ[字]
日本にはまだまだ知らないブランド食材がたくさんある。全国から今が旬のブランド食材が続々、知識と味覚を満たそう!!しかし、食べられるのは一人だけ…相葉くんに悲劇が!!
詳細情報
◇番組内容
大間のマグロや関アジに関サバはもはや有名なブランド食材だと思いますが「外房アワビ」「ごんあじ」「一本槍」と呼ばれる今が旬のブランド食材をご存知ですか?知られざる日本の名産を学び、シンプルにジャンケンで勝った者だけが食べられる!!こんなブランド食材があったとは、日本再発見!!
◇出演者
相葉雅紀
◇出演者2
渡部建(アンジャッシュ)
ビビる大木
◇おしらせ
☆番組HP
http://www.tv-asahi.co.jp/aibamanabu/
ジャンル :
バラエティ – トークバラエティ
ドキュメンタリー/教養 – 社会・時事
ドキュメンタリー/教養 – カルチャー・伝統文化
映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
映像
音声 : 2/0モード(ステレオ)
日本語
サンプリングレート : 48kHz
OriginalNetworkID:32723(0x7FD3)
TransportStreamID:32723(0x7FD3)
ServiceID:2072(0×0818)
EventID:1588(0×0634)