桜の季節〜EXILE ATSUSHIが中学生に贈る歌〜 2014.06.29

合唱に耳を傾ける…・「ずっと桜の季節」中学生に届けたいとATSUSHIさんが作った曲です。
・「あれはきっと初めての恋」泣いちゃったごめん。
いや〜感動した。
うん素晴らしい。
(拍手)ATSUSHIさんと歌に思いを寄せる中学生たちが出会いました。
(生徒たち)ATSUSHI!イエーイ。
(笑い声)
(司会者)初めての金賞日本一!
(拍手と歓声)全国で10万人が参加する日本で最大規模の合唱コンクールです。
子供たちが歌う課題曲は毎年新しく作られます。
今年中学校の部の課題曲を手がけたのは…。
日本を代表する人気グループEXILEの中心的な存在として知られています。
ATSUSHIさんはソロでも活躍しています。
自ら手がけた曲で強いメッセージを発信してきました。
ATSUSHIさんがNコンのために書き下ろした曲。
中学生の目線で学校の日常を描いた歌です。
今回ATSUSHIさんが特に心掛けた事があります。
なるべく彼らが歌う時に本当に心からリアルに心をこめて歌えるような歌詞にしたかったのでどうしても今の自分の感覚を出てきそうになるその今の感覚をなるべくこう…中学時代の感覚に戻しながら作詞とかをさせて頂きました。
「中学生の気持ちを大切にしたい」。
ATSUSHIさんは中学時代を思い出しながら歌を完成させました。
では歌います。
・「いつもおなじ季節なのに」課題曲が発表されてから3か月。
・「あれはきっと初めての恋」全国の中学生が「桜の季節」を歌い始めています。
・「大切に胸にしまっておくから」そして続々と反響が寄せられるようになりました。
中学生の気持ちに寄り添った歌に「共感した」という声です。
・「あれはきっと初めての恋」・「一緒に歩いた帰り道」5月中旬。
「桜の季節」に思いを寄せる中学生たちがNHKに集まりました。
東京とその近郊にある12校から集まった26人です。
中学生たちの話が聞きたいとATSUSHIさんもやって来ました。
うわ〜。
(生徒たち)こんにちは〜。
(拍手)こんにちは。
緊張すんな〜これ。
急に前に一人で立たされて…。
よろしくお願いします。
(生徒たち)よろしくお願いします。
憧れのATSUSHIさんの登場にみんな大喜びです。
(笑い声)ありがとうございます。
本物です。
ありがとうございます。
はい。
(生徒たち)おお…。
ATSUSHIさん質問に答えて中学時代の事を話し始めました。
一人すごくまあほんとに…。
心当たりあるねそういう…。
(笑い声)地元の祭りとか行ったらね。
まあすごくこう何て言うんですか…。
自分の中で唯一のアピールが部活を頑張って何かこう…活躍したりとかするとどっかで見ててくれるのかなとか。
ATSUSHIさんは1980年生まれ。
中学時代はサッカー部のキャプテンを務めていました。
クラスでも学級委員を任されるみんなのリーダー。
しかし悩みを抱えていたといいます。
すごく恥ずかしがり屋だったんですよ。
えっと小学校中学校。
それで小学校4年生から5年生の間で1年間で身長が15cm伸びちゃって。
…で小5から小6で10cm伸びちゃって今ぐらいですよ。
だからもう175なんで僕今。
この小学生。
(笑い声)スポーツが得意な方だったので運動が。
割と足も速かったりとかしたんで。
中学時代には大人になった今でも忘れられない出来事がありました。
この中であの…逆にじゃあ僕1つクイズ出していいですか?この歌詞の中でですねこう自分も中学生の時に戻って皆さんの立場になって書いてるんですけど…はいどうぞ。
最後の…なるほど。
それもそうといえばそうなんですけどもうちょっとね今の僕目線の部分があるんですよ。
どうしようかなじゃあ…鈴木君が早かったかな。
「これからたくさんの素敵な事やつらい事が待っているのかな」だと思います。
そこもそうだね。
(笑い声)でももうちょっと違うとこが。
東さんはい。
「厳しかったあの先生だって僕らを想ってくれてた」。
そう!そうなんです。
僕が3年9組だったんですね。
3年生卒業する時にその担任の先生が剣道部の先生で割とすっごい怖い先生だったんですけど。
卒業式迎えて最後のお別れ会の時かな。
「人生死ぬまで勉強!」って言ってそれでサッていなくなっちゃったんですよ。
逆になんかこう…すごいその先生に対してのこの思いっていうかその先生の存在がすごく頭の中に残っていてそんな歌詞がちょっと出てきましたはい。
僕は合唱部とバスケ部に両方2つの部活に入っているのでバスケ部の部活の顧問の先生がプレーでも厳しかったし練習に取り組む態度とかもすごい厳しかったんですけどその先生が今年の春で違う学校に行ってしまって日常生活とかでも…なるほど。
そういう事だってありえるんだもんね。
もう中学の途中で先生がこう異動してしまってそのありがたみを感じる事とかもあるんですね。
何か少し安心するというかそういう先生たちがまだいてくれてるんだなっていう気持ちになりました。
うん。
集まった中学生たちは自分が一番共感した歌詞にシールを貼りました。
そこ人気なんだ。
実体験があるんだ?あっあんま言っちゃいけない。
なるほど。
多くの生徒が選んだこの部分。
「希望と不安が溢れ出す」という言葉がつづられています。
今合唱部を引っ張っていかないといけないんですけどやっぱり怒る…今1年生が入ってきてグダグダな雰囲気なんですよ。
なるほど。
(笑い声)
(田)なんか怠けてるっていうか部活全体がちょっと心がまとまってない感じなんですけど。
・「いつもおなじ季節なのに少し切ないのはなぜ」部員数65人。
これまで数々の賞を受賞してきた合唱部です。
・「別々の道を」Nコンに向けて全力で練習に臨んでいます。
絶対全国金賞とって…合唱日本一を目指す田君。
でも一人では達成できません。
田君はパートリーダーとして男子部員を引っ張っていこうとしています。
・「勇気出してそっと話しかけた…」
(田)やっぱりリズム感がずれてるからどんどん手拍子が遅れて聞こえたり早くなったりしちゃうのね。
だから…
(笑い声)ほんと立ち歩いたりしてる人とかそういう人もいるし。
(笑い声)
(田)言う事聞いてくれないんですよ。
それでもいいと思うんですよ僕は。
(部員)聞いてるけど聞いてねえやつもいっぱいいるよね。
だから自由にやってほしいですね。
でも…
(部員たち)お〜。
(拍手)
(田)じゃあ「お前らしっかりやれ」って怒るのはちょっとやっぱり違うかなって。
なるほど。
やっぱり怒られた事もあって…なるほど。
これはね…後輩が出来が悪いとかじゃないんですけど。
あの…まあ時にはやっぱりでも怒る事っていうのは一つの方法だと思うので。
自分がされて嫌だった事はなるべく人にしないっていう事はいい事だと思いますけどね。
やっぱりみんなを引っ張っていくっていう意味では見た目とかじゃなくて…「田先輩かっけえなあ」みたいな何か…。
このフレーズを選んだ生徒もいます。
私がここに共感した部分は今部長っていう立場もあって新しい部活のメンバーでやっていくところとか本当に自分がこれをやっていいのかって…鈴鹿希英さんは33人の合唱部をまとめる部長です。
たまにメゾとアルトのたぶん1年生になっちゃうと思うんですけど音が妙に高かったり妙に低かったりえっとパートの音がまだとれていないのでもっとしっかり音を聴いて特に1年生は歌って下さい。
(部員たち)はい…。
じゃあ合わせます。
起立。
練習内容を決めたり指示を出したりとフル回転で部活を進めています。
123。
・「くしゃくしゃな君の楽しそうな笑顔も」・「悔しそうなその泣き顔も」懸命に取り組んでいる鈴鹿さんですが自分のやり方に自信が持てずにいます。
自分がこれはきっと…それでいいのかなっていうのはすごい…しっかりやってるようには見せかけての裏はすごい家でどよ〜んってなったりなんかひどいです家は。
そうですね…。
僕もこうコンサートとかやって…その時に…その時にありがたみがわかったりとか。
まあ自然もそうだけど土がなければ木は立ってないし。
だけど雨が降らなかったら植物は育たないし。
でも太陽もなければ光合成できないし。
必ず全て相互関係で成り立っているんだねこれって。
やっぱり…大変かもしれないけどそのまとめる事とか。
でもとりあえず…どうすればできるんだろうって答え探して。
無理だったら友達とか先生とかお母さんとかお父さんとかにやっぱり相談するといいかな。
その相談が誰かに力を借りるという事なのかもしれない。
一番多くの生徒が「共感した」と選んだのはこの部分。
ATSUSHIさんにはその気持ちが伝わっていました。
きっとここを選んでくれた子たちはまあみんなそうだと思うんですけど…素敵な事やつらい事がこれからたくさんあるのかなっていう歌詞に共感してくれてるって事はもちろん期待とね希望も持ちながらでもどんな事があるんだろうってやっぱりねそういう不安がきっとあるのかなあとちょっと今感じました。
ATSUSHIさんの言葉を聞いてなかなか話せなかった事を口にする生徒がいました。
今僕はテニス部と合唱部をうまく両立できるように一生懸命頑張っていて今僕は合唱の経験があまりないので…このごろ何かをやる時に必ず…あのまあ…先生に聞くのもちょっとあんまり聞くタイプじゃないので一人で解決しようとしちゃってます。
はい。
不安はもうあってしょうがないと思うしかないね。
僕もやっぱりステージに上がる時にツアーの初日は不安だし。
人間である限り。
だからそれを受け入れてしまって…常に不安は隣り合わせにあるけども…みんな不安があるし。
今でも僕も不安持ってるし。
あのどうしてもねこうテレビとか出てるとこうまるで何て言うんですかね。
何も不安なんてないように見えるかもしれないけどやっぱ…ATSUSHIさんもあるんだと思って。
ステージに上がる前僕も不安です。
はい。
ありがとうございました。
(拍手)最後にみんなで「桜の季節」を合唱しました。
みんなおんなじだから安心したっていうか…今すごく有名で人前に立って輝いているATSUSHIさんでも…その事を頭に入れながらこれからまた「桜の季節」をいい歌として自分もしっかり歌っていけるようにしたいです。
僕が作った曲ではあるんですけどやっぱり僕よりリアルに歌えるのは彼らなんだなと思いましたね。
・「桜の季節お別れだね…」・「桜の季節」ありがとうございました。
(生徒たち)ありがとうございました。
泣いちゃったごめん。
いや〜感動した。
うん素晴らしい。
なんかいろんな感情が自分の中学時代を思い出したりとか自分が書いた曲をみんなが歌ってくれてるのがうれしいなとかいろんな気持ちになりました。
ありがとうございました。
(生徒たち)ありがとうございました。
(拍手)ATSUSHIさんと中学生たち。
晴れやかな笑顔がありました。
(生徒たち)ATSUSHI!イエーイ。
(シャッター音)「掛けがえのない中学時代を大切にしてほしい」。
「桜の季節」はEXILEATSUSHIさんから中学生たちへのプレゼントです。
この夏全国の中学生たちがそれぞれの思いを乗せて歌います。
・「お別れだね…」みなさまおはこんちワン!2014/06/29(日) 16:30〜17:00
NHKEテレ1大阪
桜の季節〜EXILE ATSUSHIが中学生に贈る歌〜[字][再]

日本最大規模の合唱コンクール・Nコン。中学校の部の課題曲を手がけたEXILEのATSUSHIさんが、中学生と出会い、課題曲「桜の季節」について語り合う。

詳細情報
番組内容
NHK全国学校音楽コンクール中学校の部の課題曲を手がけたEXILEのATSUSHIさん。さまざまな不安を抱える時期の中学生に、一歩踏み出す勇気を与えたいという思いで楽曲「桜の季節」を書き上げた。自分が中学生だった頃を思い出して書いたという歌詞には、発表直後から多くの共感の声が寄せられている。番組では、ATSUSHIさんが自らの経験談や今の正直な気持ちを交えて語り、中学生の悩みに向き合う。
出演者
【出演】EXILE ATSUSHI,【語り】久保田祐佳

ジャンル :
音楽 – 国内ロック・ポップス
ドキュメンタリー/教養 – インタビュー・討論
趣味/教育 – 中学生・高校生

映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 2/0モード(ステレオ)
サンプリングレート : 48kHz

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