大相撲名古屋場所 初日 ▽白鵬優勝30回の大台なるか 対する力士は 2014.07.13

白鵬が十分の左上手、上手投げ白鵬勝って優勝。
29回目の幕内最高優勝。
あっさりと決めました。
今場所の北の富士勝昭さん初日の解説です。
今場所もお願いします。
30回目の優勝なるかというところですがどう見ますか。
北の富士⇒30回ですね。
大変な数字です。
土俵からでも気迫が伝わってくるような気がしましたね。
体の張りもいいですしね。
本人はもう一気に30の大台に乗せたいところではないでしょうか。
もともと色白の白鵬は少し日焼けして、合宿から名古屋に入ってきましたので。
そのせいか知りませんがたくましく見えましたし気迫を感じました。
中心になることは間違いないでしょうね。
白鵬を追いかけてそのほかの力士がどうなるかというところですが今白鵬の賜盃の返還式がこれから行われます。
返還式をご覧いただきながら向正面舞の海さん今場所もよろしくお願いします。
やはり中心と見ていいでしょうか。
舞の海⇒そうですね。
あとの2人の横綱には失礼なんですがまだ、やはり白鵬との力の開きというのはあるような気がします。
安定感の差といいましょうかね。
場所前も境川部屋に出稽古にきてとても厳しい稽古をしていましたね。
その稽古の様子などはこのあと少し時間があると思いますのでご覧いただこうと思います。
今返還式、優勝旗の返還も行われました。
ちょうど今、舞の海さんから話がありました、今場所も順調に稽古を積んできました。
そして先週の火曜日は境川部屋での稽古を行いました。
その稽古のあとにインタビューに応じてくれています。
30回の優勝というのはもう目の前と見ていいですか。
暑さというのは、横綱自身の中で嫌なものなのですか?その日の境川部屋での稽古です。
豪栄道と10番余りいちばんたくさん、数多くとりました。
妙義龍、豊響あたりと稽古をしました。
ただ白鵬の姿を見ていると、立ち合いに、左から張ってみたり、右から張っていったりもろ手をすかしてみたり相手十分にさせてから、自分の形に持っていく自在に動いて試してみたり動きを確認してみたりという稽古でした。
舞の海さん、一緒にご覧になっていました。
印象としてはどうですか。
一番一番メリハリのある。
非常に厳しい取り口でしたね。
圧倒するのは当然として稽古の中身を考えながらというところがあったでしょうか。
そうですね、突っ張ってみたり下手にこだわったり、上手を取りにいったりとか本当に、一番一番考えながら一番一番にテーマを持って稽古をしている印象がありますね。
境川部屋は、いろんな力士がいますのでそのあたりの白鵬にとってはいい場所前直前の稽古になったかと思います。
今、ほんの少しの映像ですが北の富士さんどんな印象ですか。
稽古場で、とはいえこんなに力が違うんですねこれは30回決まったも同然だ、これを見るとね。
そんなような感じを受けるような稽古内容ですね。
境川親方も、もう少しお前ら意地を見せろと、言っていました。
なすがままみたいな感じですね。
相手に相撲を許さないですね。
何か力の差が詰まるどころか広がるばかりという感じですね、今の稽古を見たらね。
その30回という優勝は過去に2人しかありません。
大鵬と千代の富士、この2人だけです。
その2人の横綱のちょうど30回、区切りの優勝のシーン懐かしい映像です。
実況
時間いっぱい。
待ったなし。
大鵬もろ差し。
寄り切り、寄り切って大鵬の勝ち。
30回目の優勝なりました。
実況
これまで積み上げてきた優勝回数は29。
30回目の優勝をかけます千代の富士。
前みつを引いた。
十分な左。
巻き替える旭富士。
左四つ。
もろ差し千代の富士。
千代の富士、出し投げ左の前まわしは引いています千代の富士です。
寄り切り、千代の富士優勝。
30回目の優勝を達成しました。
ちょうどきょう解説の北の富士さんは、大鵬さんの30回目の優勝のときは当然現役としてご覧になっていて千代の富士のときは師匠としてご覧になっているわけです。
大変な、積み上げた優勝としては大変なことですね。
ああいうのを見てきていますからね。
もう、30回まで到達する力士は僕が相撲界にいる限りはねとうてい出てこないと思っていましたよ。
それがこうして現実にはやばやと余力十分残した横綱がこようとしていますからね。
30回は、おろかどれだけ伸ばすのかというね。
この間、ちょっと聞いてみましたら、あと5年を取ると言ってましたね。
それを考えるとね、恐ろしいことになるなと思ってますよ。
かつてのインタビューで東京オリンピックまで取りたいと話していました。
大鵬、千代の富士と白鵬も含めて何歳で、どのぐらい優勝したか年齢別に分けてみますと大鵬と白鵬を同じくらいのペースで、二十歳のころから優勝を積み上げてきました。
大鵬さんの最後の優勝は30歳のころです。
32回目の優勝は30歳でした。
千代の富士の場合は25歳で初優勝で30を超えてからの優勝のものが多いですね。
これが、僕は予想だにしなかったですね。
白鵬、あと5年を取れば大変な数に、このままいきますとなってしまうわけです。
けがや、病気が少ない力士ですね。
それだけに、何回優勝するかちょっと想像もつかないところがあります。
向正面の舞の海さん、どこまで伸ばしていきましょうかね。
舞の海⇒そうですね、35回ぐらいまでは間違いなくいくと思いますけどね。
いきそうですね。
期待としても私たちが歴史的な瞬間を見ることができるわけですね。
そうですね。
できそうですね。
その可能性、その日がだんだん近づいているような気がします。
ほかの力士と何が違うのかと言いますと、自分の型をしっかりと作って、それを磨き上げていったところがこれだけの記録につながっていると思います。
ほかの力士も見習うべきところですね。
そうですね、型を完成させてほしいですね。
今場所の番付です。
関脇は先場所に続いて豪栄道と栃煌山。
小結に安美錦と碧山が返ってきました。
安美錦は34歳での返り咲きです。
場所前に日馬富士と稀勢の里が三番稽古を行いました。
先週の月曜日です。
田子ノ浦部屋、かつての鳴戸部屋です。
稀勢の里のもとに伊勢ヶ濱勢が乗り込みました。
横綱大関の三番稽古となりました。
舞の海さん、これもご覧になっていましたがどう見ましたかこの稽古は。
ほとんど稀勢の里が圧倒したような内容だったんですけどこれは、日馬富士が相手の稀勢の里の状態、様子を見ながら稽古をしていたのかなという気もしますね。
最後に、少し日馬富士が力を出したかなという感じがしました。
伊勢ヶ濱親方が、最後に少しアドバイスしてそのあと3番続けて日馬富士が勝って稽古が終わったんです。
恐らく、横綱だし最後はしっかり自分の相撲を取って締めくくりなさいというアドバイスがあったんじゃないかなと思います。
一日だけでしたが日馬富士と稀勢の里の三番稽古もありました。
番付ですが前頭の上位のほうです。
勢が東の筆頭に上がってきました三役目前まできています。
なんといっても大砂嵐、西の3枚目、初めて横綱大関と、恐らくすべて対戦する地位まで上がってきました。
遠藤は5枚目です。
照ノ富士、妙義龍のあたりは若手です。
妙義龍は経験十分です。
9枚目以降です。
新入幕力士は今場所はいません。
返り入幕として先ほど初めて横綱土俵入りの露払いを、今場所で務めた鏡桜。
東龍、若の里が5場所ぶりに38歳で幕内に返り咲きました。
初日名古屋場所満員の中で行われます、愛知県体育館、幕内の取組が始まります。
荒鷲と千代丸の対戦です。
勝ち負けの数字は先場所の数字です。
千代丸、右の肩にテーピングをして、今場所土俵上に上がっています。
制限時間いっぱいです。
木村元基がさばきます。
千代丸の相撲になりました。
押し出し、千代丸の勝ちです。
右の肩のテーピング、それほど心配しなくてもいいようです。
千代丸、初日白星です。
いったん荒鷲が左前まわしとりました。
先場所と同じような対戦になりました。
北の富士さん、典型的な押し相撲と四つ相撲の取組でしたね。
どうでしたか。
よく前みつを取られても切りましたね、最後は。
はたいて切りました。
落ち着いていましたね。
右の肩も心配なさそうですね。
大丈夫ですね。
右で決めましたからね。
初日、千代丸が白星です。
今場所、西前頭16枚目荒鷲は東の17枚目です。
あすの対戦相手をご覧いただいています。
土俵際、若の里が戻ってきました。
去年の秋場所以来の幕内の番付に戻りました。
5場所ぶりの若の里です。
臥牙丸から力水を受けます。
十両で、去年の九州場所からことしに入って前半の3場所4場所、相撲を取りました。
勝ち越しを決めてこの場所名古屋でまた、幕内に戻りました。
若の里は平成4年の入門ですから23回目の名古屋場所になります。
若の里自身、心の内はどうでしょうかね。
この場所20代のように稽古できないけれども、場所前やることをしっかりやりました。
十両に落ち幕内復帰というのは1つの目標でしたそれを達成したので幕内での勝ち越しを目標にしたいと話していました。
上がってもすぐ落ちたら意味がないので初日しっかりと相撲取りたいと話していました。
7月の10日に38歳の誕生日を迎えています、若の里子どものころから力士になるというのが大きな夢だった。
今は、一日でも長く、その夢の中にいたいという言い方をしています、若の里。
対戦相手も土俵経験が長くなっている時天空です。
時天空、34歳です。
次の秋場所で35歳になります。
時津風部屋には、場所前蒼国来が連日稽古に通っていました。
花道入ってきています、蒼国来。
琴奨菊が時津風部屋に稽古にきました。
その中でも時天空は、連日元気な姿を見せていました。
制限時間がいっぱいになります。
両者にとっては22回目の幕内の対戦になります。
若の里11勝時天空の10勝です。
この一番も木村元基が合わせます。
内掛けで崩しました。
勝ったのは時天空です。
若の里つらいところですが足をねらわれました。
これは北の富士さんどうでしたか。
時天空の内掛けは。
器用なもので嫌な足癖ですよね。
簡単に決まるようなそんな強烈なものはないと思うんですけどね。
やはり弱ったと言いましょうかね若の里。
若の里の弱点ではありますね。
しょうがないかもしれませんね。
初日敗れてしまいました、若の里38歳の若の里まもなく40になろうという旭天鵬の前を通りました。
若の里がもろ差しになりかけたんですが時天空に右差しを許してしまいますそれによって時天空も右の下手を引き付けることができるようになりました。
相手の腰に密着しました。
それで内掛けの足が届いたと思います。
舞の海さんも内掛けを1つの決め手にしていましたね。
腰をぐっとするわけですかね。
それですね。
下手を引き付けて自分の腰を相手の腰にぶつけるそのタイミングで足を掛けるということですね。
そのあたりは時天空の1つの得意技と言ってもいいと思います。
内掛けで勝負を決めました。
きょうの取組をご覧いただきます。
臥牙丸と東龍が土俵上に上がっています。
39歳の旭天鵬きょうは高安です。
照ノ富士、遠藤後半戦の一番です。
非常に興味深い一戦です。
栃煌山から三役登場です。
カド番の琴奨菊は豊真将との対戦です。
臥牙丸と東龍、制限時間がいっぱいです。
東龍は10番勝って幕内に帰ってきました。
臥牙丸のほうはこのところ春場所夏場所連続負け越しで番付を下げています。
東の前頭15枚目です。
式守与太夫が軍配を返しています。
立ち合いが合いません。
寄り切り、東龍の勝ち臥牙丸、動きについていけませんでした。
右にかわって右のまわしを取りにいきました。
決まり手は寄り切りです。
きょうは当たることなく、右に最初から取りました。
寄り切りで東龍の勝ちです。
最初の立ち合いで東龍は右を差しにいこうとしたんですが途中で作戦を変更したかもしれませんね。
わざと、待ったをさせてということは考えていないと思いますが。
そこまで考えていないと思いますが。
2回目の立ち合いで右に飛びました。
東龍が勝ちました。
きょうは名古屋場所初日ですが大相撲、日本の伝統であったり文化というものをさらに見直していただきたいということで浴衣の人たちが画面に映っています。
ゆかたデーです。
浴衣姿で観戦にお見えなった方がきょうは、かなりいます。
先着500人に風呂敷であったりうちわそういうプレゼントも用意されました。
涼しげな浴衣姿です。
名古屋、きょうも暑くなりました。
昼間は日中は少し雨もあったんですが独特の梅雨の気候になっている名古屋です。
場所前はいつもに比べて雨の量が少なかった名古屋まだ蒸し暑い日が続きそうです。
北の富士さんも、毎年のように五十何回ですかね、60回この季節、名古屋、どうですか。
暑いのは嫌いじゃないですよ。
ただ、昔に比べると節電、冷房設備が整ったんで金山時代を過ごしている金山体育館を経験している私たちは大丈夫ですよ。
氷の柱が金山体育館には立てられていました。
酸素ボンベなんかもありましたね。
中入りのときにね。
今考えると夏を感じた感じですね。
そして見ると、この快適な中で相撲が取れるということは本当によかったなと思いましたよ。
昔とは違って快適な時間を過ごすことができますね。
鏡桜と蒼国来の対戦です。
鏡桜は通算3場所目の幕内です。
蒼国来はちょうど去年のこの名古屋で1年間のブランクから戻ってきました。
1年かけて体も戻ってきました。
蒼国来の勝ちです。
今鏡桜は何かしようとしたんですかね。
ちょっと立ち合い、変化をしようと思ったんですかね。
動いたように見えました。
それが中途半端になりました。
蒼国来が、それほどの勢いで突っ込んでいくわけではありませんので決まり手は寄り切りです。
ちょっと右にずれたような形ですね。
ところが、まわしを取れませんでした。
鏡桜です。
蒼国来は少し体が大きくなりましたね。
体も心も少しずつ戻ってきているような印象を受けます。
蒼国来の肩のあたりにも汗が光っています。
名古屋はかなり力士が日焼けをしています。
6月、部屋によっては合宿に出たり名古屋にいきますと、屋外の土俵で日に当たる時間も長くなったりすることがあります。
先ほどの幕内の土俵入りあたりも大きな歓声が愛知県体育館を包みました。
満員の名古屋です。
隠岐の海と旭秀鵬の対戦です。
隠岐の海が去年の九州場所では小結でしたがそこから4場所連続で負け越し東の前頭13枚目に下がっています。
旭秀鵬は先場所返り入幕で9勝6敗。
幕内で2回目の勝ち越しを果たしたのが先場所。
ただ以前から痛みが続いていた右ひじ夏場所の終わった直後に手術をするということだったんですが。
先場所の千秋楽の翌日に手術をしたそうです。
内視鏡を入れて、ねずみと言われている軟骨の破片を十数個とったということです。
痛くてしょうがなかったその痛みが取れた本当に気持ちが楽になりましたということです。
そのリハビリのための時間がかかりましたので名古屋場所前には関取衆との稽古ができませんでした。
その辺が不安だということですが痛みが取れたのでこれからだという話をしていました。
ずっとこの痛みに苦しんできました旭秀鵬です。
軟骨を取る手術を行いました。
今は内視鏡で手術ができるようになっていますから楽は楽ですね。
僕らもやっていますけれど内視鏡ではありませんでした。
かつては、医療の面でも大変な時代がありました。
時間になりました。
木村寿之介が合わせます。
寄り切り、旭秀鵬が勝ちました。
右四つが入っていきましたが左も差し込みました。
もろ差しねらいだったんでしょうか。
隠岐の海の左を。
差しにいったんですがすぐあきらめて変えましたね。
旭秀鵬は右が入れば左を差すという形でしたね。
立ち合いを見ていきましょう。
すぐにもろ差しになりましたね。
立ち合いの厳しさが見られないですね。
隠岐の海のほうに、ですね。
あとがありませんのでね。
今の相撲を見ていると、十両落ちだってね、心配しなければいかんでしょう。
どうしても辛抱が足らないんですよね。
三役の経験がありさらには前頭の上位三役を行ったり来たりということもあった隠岐の海ですが今は13枚目まであっという間に下がってしまいました。
このあたり旭秀鵬もそうですが近い将来有望という力士もたくさんひしめいてきましたので隠岐の海もあんまりのんびりしていられないと思うんですが。
年齢もね30近くありましたよね。
まもなく29歳です。
現役で何年やれるかというところまできているんですよね。
名古屋場所は、東西の花道の奥が1か所につながっています。
したがって画面で見る左側の東の花道を下がっていきますと向正面側の客席の下に通路があります。
そこを通過して、結局西の花道の奥につながっています。
そこで東西の力士が時間帯はずれますが同じところに戻ってきます。
土俵には旭天鵬です。
平成4年の春場所が初土俵。
高安は平成2年に生まれています。
旭天鵬がこの世界に入ったときには高安はまだ2歳でした。
旭天鵬が、今場所も初日土俵に上がったことによってまた1つ記録として幕内在位場所数が魁皇の107が飛び抜けていますが、高見山の97寺尾と並んで旭天鵬が93場所目となりました次の九月場所、秋場所初日の前日には40歳の誕生日です。
本人も40歳で幕内の土俵に上がりたい。
これが今の目標ですという話をしています。
実現すれば、戦前から戦後にかけて活躍した名寄岩以来ということです。
昭和29年の九月場所、九日目に40歳となりました。
その後場所を引退していますので僅か数日、40歳の幕内の土俵を続けただけということですが、それ以来の記録に挑んでいる旭天鵬です。
左四つで攻め込みました。
寄り切って高安の勝ち。
旭天鵬初日は敗れました。
高安の今の攻めはどうでしょうか。
速かったですね。
この力士は序盤あまりよくないんですけれどね。
そういう場所がありますね。
今回は速かったんじゃないですか。
ちょっと稽古場で、足の甲を気にするような姿も見られましたが今の相撲を見るかぎりでは問題ないようですね。
高安もだいぶ下に落ちてきましたのでね。
もっと上にいるべき力士ですから。
旭天鵬も前頭12枚目まで下がっています。
したがって幕内で来場所も迎えなければならないので旭天鵬も勝負です。
名寄岩といいますと北の富士さんが入門する前ですか?そうですね。
映画は見ましたよ。
涙の敢闘賞。
とても病気の多い人だったんですね。
それでも40歳まで務めて。
僕が入門したころは、審判か何かなさっていましたね。
うるさい親方でね本当に棒切れを持って追いかけ回されましたよ稽古をしろと。
作法にうるさい方だったんです。
協会から特別に表彰を受けたこともあったんですね。
ですからどこの部屋も関係ないです。
だらしがなかったら本当に怒られました。
そういう厳しさも大相撲の世界は必要ですね。
幕内に入ってずっと西方の力士が6番連続で勝っています。
土俵には佐田の海と豊ノ島です。
旭秀鵬のリポートです。
もろ差しをねらいにいったのではなくて相手がもろ差しにくるのでそれを許さないようにいったら2本入りました。
相手がすぐに諦めてくれましたということです、差すのを。
これは北の富士さんの解説のとおりですね。
諦めが早すぎているんですね。
先場所は新入幕で10勝5敗の敢闘賞。
父親と同じように新入幕の土俵で、敢闘賞を受賞しました。
場所前も境川部屋で稽古に汗を流しました。
白鵬も出稽古に顔を見せまして2番だけ胸を借りました佐田の海です。
土俵経験豊富な豊ノ島との対戦です。
先場所、終盤戦に腰を痛めました。
急性の腰痛で終盤、休場がありました。
幕内56場所目になります豊ノ島。
幕内2場所目の佐田の海制限時間いっぱいです。
もろ差しになって、出るところを左からの上手出し投げ。
佐田の海の勝ち。
首をかしげました豊ノ島佐田の海のうまさが光りました。
向正面の舞の海さん、どうですか。
佐田の海の投げというよりは豊ノ島のほうが、相撲勘が戻っていないようですね。
右足首に包帯が見えましたがかなり悪い感じに見えますね。
投げられたときにふんばれないんですね。
それで転がってしまったようです。
ちょっと画面には足が映っていなかったんですが、最後足が流れた感じがありました。
もう一度確認します。
北の富士さんはどう見ますか。
言われてみれば足が送れなかったようですね。
佐田の海の反射神経その瞬時に出し投げを打ったその非常に機敏な相撲というのはいいものを持っていると思います。
この名古屋は、佐田の海が子どものころお父さん、先代の佐田の海が転居で中学生時代、犬山市で暮らしたことがあります。
ですから佐田の海にとっては名古屋というのは第二のふるさとと言ってもいいかもしれません。
そこに戻って今場所は幕内力士として土俵を務める佐田の海です。
場所の話題をお伝えしていますが平成20年以降の名古屋場所の優勝力士を見ますと白鵬と日馬富士です。
その前を振り返ってみますと朝青龍が16年から4年連続で優勝しています。
かつて出島が平成11年。
石川県出身の出島愛知県体育館が大変に沸きました。
その前には貴乃花が4連覇を達成しています。
その前を見ますと千代の富士も平成元年まで4年連続で優勝を飾っています。
それと北の富士さん、富士錦、高見山、水戸泉、金剛平幕優勝が非常に多いのも名古屋の特徴ですね。
そうですね。
金剛の平幕優勝も記憶に残っています。
昭和50年の名古屋でした。
勝つにつれて囲む新聞記者の数が増えていきました。
ほら吹き金剛と言ってましたね。
そのあと、引退後は二所ノ関親方。
高見山が優勝した昭和47年は私がちょうど休場した場所でした。
富士錦の相撲のときには千秋楽、私が対戦しました。
では、北の富士に勝って富士錦の優勝なんですね。
そうでしたね。
昭和39年が富士錦。
北の富士さんは10回のうち、名古屋では1回ですね。
1回だけでしたね。
昭和45年の名古屋場所の優勝ですね。
それから44年がたちましたね。
ずいぶん古い話だね。
44年ということは向正面の舞の海さんは、まだ。
まだ生まれていないんじゃないか。
舞の海⇒いや、2歳でした。
高見山関の優勝のあたりから見始めましたね。
では金剛の優勝っていうのは記憶にありますね。
ですから、よくほら吹き金剛ということもよく聞いていました。
名古屋も、相当の歴史を重ねています。
昭和33年、名古屋場所がスタートしました。
初代の優勝が初代の若乃花。
優勝パレードは大観衆が沸きました。
土俵上は徳勝龍と北太樹が制限時間いっぱいになりました。
過去の対戦成績は徳勝龍の2勝1敗。
行司は木村晃之助です。
待ったなし。
うまくまわしに手がかかりました。
左から上手出し投げで逆転勝ち北太樹。
もったいない、というような表情を見せました徳勝龍です。
確かにもったいなかったですね。
あそこまで攻めました。
ここに大相撲のおもしろさがあります。
土俵の円さそれに俵の高さもあります。
あそこで残してまわしに手がかかって、逆転の上手出し投げ舞の海さんどうでしょうか。
徳勝龍もうまくまわしを取らせなかったですね。
考えながら相撲を取っていたんですが左のまわしを取られてしまいましたね。
取られた位置が深かったですから徳勝龍はまわしを切ることができませんでした。
土俵際、北太樹の俵を伝う動きもよかったですね引いたときは失敗かと思ったんですが。
徳勝龍は、ここは勝負だというところで押していく気持ちも分かりますがね。
もったいないという気持ちも分かりますね。
決まり手は、送り出しで北太樹の勝ちとなりました。
左上手投げで崩してからの送り出しです。
満員の中で行われている名古屋場所の初日。
ことしも名古屋場所恒例、皆様から力士への応援のメッセージをいただいています。
1つご紹介します。
青森県の女性の方です。
30代の方です。
ペンネームはりんごちゃんです。
白鵬関、こんにちは。
今場所はいよいよ優勝30回目の節目。
あと1つに迫りましたね。
大鵬さんの優勝回数32を目指して、けっぱれ去年もメールしましたがこれからもけがなく大記録を目指してほしいです、という白鵬関への応援メッセージでした。
たくさんメッセージをいただき始めていますが放送でご紹介できればと思います。
名古屋放送局のホームページにどうぞ応援メッセージをお願いいたします。
ご覧のアドレスに力士への応援、あるいは思い出なども含めてお寄せください。
宝富士と豊響の対戦です。
徳勝龍が戻ってきました。
花道の奥で、もったいないと言っていました。
勝負を焦ってしまった。
早くつけたかったのはいけなかった。
その一番前の佐田の海西の力士が勝っていましたが蒼国来が勝ったあたりから気になっていたそうです。
勝ててよかった、と言っていました。
西方の幕内が6番を続けて勝ちましたが佐田の海で初めて東方の力士が勝ちました。
そしてこの前の取組ではまた西方の北太樹が勝っています。
宝富士と豊響の対戦です。
正面の審判長席は宝富士の師匠の伊勢ヶ濱親方。
そして豊響の師匠の境川親方が赤房下の時計係の審判です。
行司は木村庄太郎がさばきます。
左からの突き落とし。
宝富士の勝ち。
先場所は、初日から11連敗の宝富士でしたが今場所は初日白星。
初日、うれしい勝ち名乗りを受けました宝富士。
きょう見ていますとお客さんもよく入っていますね。
もっと盛り上がる相撲が見たいですね。
ちょっと簡単な相撲が多すぎますね。
豊響が攻め込んでいったところでややバランスを崩しました。
そこを宝富士が左からの攻めです。
いわゆる、攻防のある相撲がありませんね。
わりあい、簡単に決着がついてしまいますね。
豊響の相撲のたちからして一気に攻め込む相撲なんですがそこ残されてしまいました。
向正面に座っていてもまだ喝さいの拍手がありませんね。
なんとなく館内の雰囲気がおもしろい、攻防のある相撲はまだか、と待ちながら土俵を眺めているような感じがしますね。
十両の土俵のほうが何番かありましたね。
僕は幕内力士に奮起を期待したいところです。
サンデースポーツです。
サッカーのワールドカップ長い間続いてきましたがいよいよ決勝です。
ブラジルにいる岡田武史さん福西崇史さんにいい試合の見どころをお聞きします。
尾車親方に解説をしていただきます、節目となる30回目の優勝となる白鵬を追う横綱2場所目になる鶴竜にも注目します。
今度土俵に上がった九重部屋の千代大龍、九重部屋も幕内3人十両2人の5人です。
常幸龍の木瀬部屋はなんと3人3人の6人います。
関取の多い部屋の力士が続いて登場してきています。
この両者は共通点があって両者ともに学生時代に学生横綱に輝いています。
過去は4対0で千代大龍がすべて勝っていますが千代大龍は2010年の学生横綱日体大の4年前でした。
常幸龍のほうは2008年の学生横綱、日大の2年生でした。
常幸龍はそのまま中退してこの角界に入るということではありませんでした。
結局大学を卒業して入ってきましたので、幕下付け出しの資格が失効してしまって、前相撲から取っていきました。
両者ともに平成23年の5月の技量審査場所が初土俵というこの2人です。
したがって学年は同じです。
千代大龍は幕下15枚目格付け出しとして土俵に上がってきました。
ただ角界に入ってからの4回の対戦はすべて千代大龍が勝っています。
立ち合いです。
引きました、千代大龍の相撲でした。
これまた、あっという間に勝負が決まりました。
立ち合いの相手をはじくようなこの勢い、あたりの強さがある千代大龍。
決まり手は、はたき込みです。
この体当たりに対して常幸龍としては、北の富士さん恐らくまわしは引きたいところだったと思うんですが一瞬、手が掛かりかけました。
立ち合い悪くないですけどね。
すぐに切られました。
どうしても速さについていけないというね。
踏み込んだところまではいいんですが引き付ける時間がありませんでした。
これで両者の対戦は5対0。
すべて千代大龍です。
名古屋場所の初日の取組が前半はあと一番となりました。
幕下上位の結果です。
若荒雄は幕下に下がってしまいましたが勝っています。
新十両どうしの対戦旭大星、13年ぶりの北海道出身の関取上手投げで勝ちました。
十両きょうは新十両どうしだった館内が沸きました若乃島旭大星の相撲です。
実況
若乃島に差させない。
攻めるのは若乃島旭大星も攻め返す動き回ります旭大星上手、旭大星です。
上手投げ。
決まったときには愛知県体育館、大きな歓声に包まれました、新十両どうしいい相撲だったんじゃないですか。
十分に体が動いてますしね、なかなかきっぷのいい相撲ですね。
旭大星は北の富士さんと同じ北海道出身です。
久しぶりに北海道から関取が誕生しました。
喜んでいましたよ、僕もちょうど6月帰っていましたからね。
向こうで本人とも会いました。
偶然です。
本当に旭川の人は喜んでいましたし皆さん、気にはしていたんだなという気がしましたね。
まさに旭川の出身ということでいいですね、これからどんな活躍を見せてくれるか体つきもいいじゃないですか。
相撲っぷりがいいですね。
ちょうど今、友綱部屋の力士ですから、先輩としては旭天鵬とか魁聖とか旭日松なども先輩格にあたります。
妙義龍の相撲です。
押し出し、妙義龍の勝ち稽古場でも妙義龍の出足がかなり戻ってきています。
舞の海さん、妙義龍の取り口は初日、どうでしたか。
相手は差し身がいいですからね。
そのあたりをうまく考えながら絶対に差し手を許さないという意識で相撲を取ってますね、場所前の相撲の稽古を見ても非常に力強くなってきましたね。
だいぶ戻った印象ですね。
今場所やるんじゃないかなと思いますよ。
北の富士さん、今場所期待していいと思います。
まあまあ、俺もそう思うよ。
このところちょっと舞の海さんの期待を裏切った場所があった妙義龍ですが確かにこの場所前の稽古はかなり前に攻めていく力が戻ったような印象を受けました。
もともと強い力士ですもんね。
関脇を十分に努めた力士ですからまた戻ってくるのは間違いないと思います。
あすは遠藤との対戦が組まれています。
幕内の結果です。
ずっと西方の力士が勝っています。
このあと照ノ富士と遠藤という初めての両者の対戦これは注目の対戦です。
日馬富士と白鵬は小結の、それぞれ両者との対戦です。
幕内力士が今42人いますが北の富士さん、その中で42人のうち平成生まれがもう6人に増えてきました。
7人に1人が平成生まれということです。
徐々に世代交代といいますか。
そうですね。
これは当然そういうことになるんでしょうけど。
例えば豪栄道とか栃煌山とか今の地位で関脇でじっくり構えていたら追い越されてしまうということもあるんじゃないかと思います。
そうなんですよね、それを考えたら、横綱とも年が近いしね。
平成生まれの幕内6人います。
この中からもうかなり、千代鳳などは三役も経験しています。
土俵下の遠藤、照ノ富士平成生まれです、大歓声の中で土俵に上がります。
この中から次の横綱、大関が出てくれることを願いますね。
しかもその可能性はかなり持っていいのではないかと思います。
大関候補で名前を挙げられた人たちがうかうかできないですね。
愛知県体育館の雰囲気が変わりました、そして遠藤が新しい締め込みです。
画面では少し赤いれんが色あるいは赤紫に見えるかもしれません。
土俵の下、生で見ますと光沢が新しいまわしですから光沢が非常に鮮やかで、真っ赤に近いような感じに見えています。
対戦相手は照ノ富士。
向正面、舞の海さん雰囲気ががらっと変わったんじゃないですか。
舞の海⇒そうですね。
館内のボルテージが一気に上がりましたね。
ここでどんな相撲を見せてくれるかですね。
きょうは上背もありますしね馬力もありますからかなり厳しい相撲を取っていかないと勝てませんね。
遠藤にとってですね。
先場所7勝8敗このところ2場所連続で遠藤は負け越しです。
遠藤は去年の春場所幕下10枚目格付け出しで角界デビューを果たしました。
平成2年生まれ今場所で幕内丸1年6場所目を迎える遠藤です。
これに対して照ノ富士は3年前、技量審査場所が初土俵序ノ口の番付に名前が載ってから丸3年、18場所経験しました。
負け越しは僅かに2場所しかありません。
幕下時代に2場所負け越していますがそれ以外は照ノ富士は全部勝ち越しています。
このところ十両昇進以降もずっと勝ち越しを続けている照ノ富士今ちょうど館内に懸賞の一本一本が紹介されました場内アナウンスこの一番に16本の懸賞がつきました。
俵の中では結びの白鵬、安美錦戦に29本ついていますがそれに続く懸賞の多さです。
それだけ期待も大きいということだと思います。
名古屋に来て街に出ても遠藤の話ですよ。
特に女性や子どもたちね人気が高いですね。
質問されたときに北の富士さんはどう答えるんですか?遠藤について。
今場所は横綱大関と合いませんね。
この初日、まずは照ノ富士戦とても楽しみな一番です。
遠藤に対する歓声がこれがまた対戦相手の闘志に火を付けるんですよね。
照ノ富士の表情も厳しく変わってきました。
注目の一番です。
平成生まれどうし。
次の角界をしょって立とうという2人大歓声は静寂にかわって立ち合いです。
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ものすごい相撲です。
寄り切り、照ノ富士の勝ち照ノ富士の表情上手を引いたあとの左からのかいなの返し遠藤の右手、ばんざいとなりました。
それぞれに、持ち味を出したいい相撲でしたが勝ったのは照ノ富士16本の懸賞です。
拍手
北の富士さん間違いなくきょうの中ではいちばん力が入った相撲だと思います。
いい相撲でしたね。
ただこの照ノ富士の腰の重さこれはただもんじゃない重さですよね。
左の前まわしに手がかかっていましたが1本で残していました。
遠藤も悪くはなかったんですけどね。
あの上手投げ、残したあたりもね。
形を先に作ったのは遠藤でした。
遠藤が途中、右で内掛けをねらうような動きから崩そうとしました、そこも残しました。
遠藤の形としては悪くないですね。
できれば左で下手が欲しかったんですね。
一度左で手が掛かりそうになったときがありましたがそれも切られてしまいました。
徹底して嫌っていますね。
よく残しましたよね。
崩しましたがよく残しました。
照ノ富士が一枚まわしを取ってましたね。
これがよかったと思うんです。
上手のほうですか?下手です。
下手の左前まわしですね。
一枚でしたか。
一枚だからよかったんです。
全部取っていたら遠藤もまわしを切るのがうまいですから切れたと思うんです。
放送画面からは見にくいところがありましたが左一枚まわしだったんですね。
右を差して、かいなを返してあの底力みたいなのがすごいですね。
驚きましたね。
あそこまで何か力をためていたような、自分の形になってようやくさあ、行くぞという力を発揮したような感じでした。
北の富士さん、何かを恐ろしさを感じるぐらいの力ではないでしょうか。
大器という面ではすごさは照ノ富士というのは1位2位を争うぐらいのものを持ってますね。
この角界に入って1年半が経過した照ノ富士ですが十両に今度逸ノ城という今場所、十両の上位にきましたが。
これもまた、今の照ノ富士に匹敵するような力を持っています。
遠藤をはじめ日本人の若手、それに対抗する力士が出てこないとね。
まだずっとモンゴル勢の層に終わってしまう相撲が続くということになりかねませんから。
今の照ノ富士も、名前を出した逸ノ城もそうですが今までのモンゴルから来た力士とまた違って、最初から大きな体が出来上がっています。
下半身も大きくどっしりしています。
1つまたスケールが大きくなってますね。
舞の海さん何か勢力図が変わってしまうんじゃないかという気もします。
そうですね。
数年後は、今の2人遠藤と照ノ富士が大関どうし、横綱どうしでやっていたらまたおもしろいでしょうね。
かつての曙、相手に武蔵丸がいてそこに若ノ花、貴乃花この構図がおもしろかったわけですからね。
舞の海もいましたね。
わき役です。
いやいや脇役も大事ですよ。
平成4年生まれの千代鳳、対戦相手が豪風です。
制限時間いっぱいです。
あたりは互角です。
押し出し、千代鳳の勝ちです。
東前頭5枚目。
勝ちました。
豪風は東4枚目です。
低めの攻めでした。
北の富士さん低さ比べでしたね。
そうですね。
千代鳳は丸い体をより丸くして大きな体ですが落ちませんね。
全く落ちません。
体の使い方も上手ですね。
相手に相撲を取らせませんね。
千代鳳もモンゴル勢に対抗する1人として頑張ってもらわないといけませんね。
相手にとって、嫌がられる相撲を取る千代鳳です。
あすの取組、まず十両からご紹介します。
新十両の旭大星から始まります。
土俵に注目の大砂嵐が上がっています。
玉鷲と大砂嵐の対戦です。
玉鷲は片男波部屋大府市に宿舎があります。
鶴竜の胸を借りて稽古をしてきました。
対戦相手は大砂嵐です。
去年、九州場所の対戦が一度ありました。
突き出しで玉鷲が勝っています。
前頭3枚目は横綱大関と全部対戦する地位に来ています。
見るのは楽しい、やるのは大変と本人が言っていました。
見ている人が楽しみにしているような、そういった相撲を一番一番取りたい。
全力で相撲を取りたいとやる気を見せていました。
右の足なんですけども先場所かかとを痛めましたけれどもかかとのすぐ横の土踏まずのところ、そのあたりが切れているんですね。
先場所中は朝起きると、歩けなかったんですが、今場所前はしっかりと歩けますから痛みはあるけれども先場所よりは、かなり状態がいいと本人が言っています。
先場所は右の、かかとの土踏まずを痛めてそれでも10勝5敗10番勝ちました。
それだけ上半身の力はものすごいものを持っている大砂嵐です。
横綱大関という強い人と対戦する地位まで上がってきています大砂嵐。
一度対戦したときは、玉鷲に負けています。
大砂嵐、新入幕のときでした。
玉鷲も突っ張る力が戻ってきています。
モンゴル対エジプトの対戦です。
張り倒しました。
顔を張って倒しました。
解説しにくいかもしれませんが。
一発右から入りましたね。
張り手が顔に入ってるんです。
最初はかち上げ気味にいきましたね。
左の張り手が先に入ってますね。
右はかすった程度ですね。
この荒っぽさに目をつむってしまいましたね玉鷲。
そして玉鷲の足が流れてしまいました。
北の富士さん、反則じゃないでしょうけど、どうでしょうかね。
相手の顔を痛めつけてやろうという、そういう動きも見えますけれども。
痛めようという気持ちはないのかもしれませんけども、気迫がそうなってしまうんでしょうか。
大砂嵐だけが顔を張るわけではありませんからね。
顔を張る相撲だけではなかなか横綱大関には勝てませんね。
右のかち上げも上位には通じないと思うんですね。
白鵬自身が注目の力士は?と聞かれたときに、大砂嵐の名前を挙げていました。
その白鵬との対戦この場所中にありそうです。
あすの幕内の取組です。
数字はこれまで幕内で対戦したときの数字です。
43回目の対戦になります安美錦と稀勢の里。
魁聖と栃煌山が土俵上に上がっています。
先場所10番勝ちました、栃煌山。
場所前、春日野部屋の稽古場に行きますと土俵で稽古ができていませんでした。
左の肩の状態が、あまり思わしくないようです。
1週間前までは関取衆との稽古もほとんどできていない状態でした。
左のひざも以前から痛めています。
それでも先場所10番勝っています。
このところ11勝9勝を10勝と続いています3場所。
栃煌山、それからこのあと土俵に上がってくる豪栄道も北の富士さん、勝負の時間はだんだん限られてきていると考えていいでしょう。
そうなんですね。
それを考えるとそんなに時間はないですね。
逸ノ城のときの話もありましたけれどもどんどん若い力が伸びてきています。
栃煌山の対戦相手きょうは魁聖です。
先場所の魁聖は右肩を痛めてそれでも8勝7敗勝ち越しを決めています。
今場所は東の3枚目です。
待ったなしの声を、式守勘太夫制限時間いっぱいです。
立ち合い1発で決めました。
勝ち名乗りを上げた栃煌山決まり手は突き落としです。
今場所は横綱白鵬が30回目の大台幕内最高優勝を目指します。
名古屋に入った直後番付発表後に記者会見がありました。
そのとき白鵬はこれから30回、さらに31回大鵬さんの32回と優勝回数を増やしていこうとする、そんな話をしています。
王貞治さんからのアドバイスの話も出てきた白鵬の記者会見でした。
私などには全く分からない世界で大記録に並ぶといってもそれよりももっと上に目標を持っていけば気持ちが楽になるんじゃないのという話だったんですね。
分かるような分からないような。
そういう思いも、あまりしたことがないもんですからね。
ただそうかもしれませんよね。
王さんがベーブ・ルースの記録だったりハンク・アーロンの数字だったりそういうところを目指していくときに王さん自身も硬くなることよりももっと上を目指していくという気持ちがあったんでしょうね。
王さんも、そういう気持ちアドバイスを受けているかもしれませんね。
王さんと大鵬さん世代が一緒でねそういう交流もあったわけですから。
白鵬にとってはねいい方にいい話をしてもらいましたね。
しかし、なかなか世界の王貞治さんとそういう話ができる立場というのも力士の中でも、そうはいませんから大変なことですね。
白鵬しか当然いないでしょうし本人は、当然35回あるいは、自信もあるかもしれませんよね。
そこを目指していかなければならないわけでまずは30という数字が大きな目標になっています。
豪栄道が今場所で14場所連続関脇昭和以降で、単独1位の記録です。
逆に言いますと次の大関へと期待をされて長くなってきたという言い方もできますね。
豪栄道と、嘉風の対戦です。
場所前は一日横綱白鵬の胸を借りました。
なかなか通用しませんでした。
呼吸が合いません。
勝ったのは嘉風です。
初日、豪栄道黒星。
これで両者の対戦成績も5対5となりました。
舞の海さんに伺います。
豪栄道のほうから見ますと。
立ち合い失敗しましたね。
完全に遅れました。
手をつかないうちに、相手が突っかけてきています。
ここは一度、待ったをしてもよかったんじゃないかと思います。
豪栄道の手も結局ついていませんでしたね。
時に行司や審判が止めることもあるんですがこれはしょうがないですかね。
そうですね。
そのときによって、運不運もあるかもしれません。
なかなか難しいところで行司によってですね、ある程度呼吸が合ったら立たせてしまう行事もいれば厳格に手をつかなければ立たせない人もいますからね。
それにしてもそのあとの流れも完全に嘉風の相撲だったんではないでしょうか。
タイミングを図るようにして最後、はたき込みですよね。
豪栄道、関脇14場所連続ですが初日は黒星でした。
豪栄道が敗れたときに北の富士さんからはう〜んという声が出てしまいましたね。
どうして調子を合わせてね同じように動いて何か、どういう相撲を取りたいのかよく分からないね。
そこが、白鵬という大横綱は自分の型を完全に持っているという。
そういうことですね。
その違いは大きいですね。
だから現在に至っているわけですよね。
初日からこういう相撲じゃねやっぱり、今場所もね8番勝つのが四苦八苦するというようなことになりかねませんね。
これまで日馬富士や白鵬にも土をつけたことがある豪栄道なので、どうしても期待してしまいますけどね。
残念な負け方です。
それ以上に遠藤と照ノ富士の一番だけだね。
せっかく期待して皆さんいるのにね。
関脇2人も栃煌山は、一瞬の突きで勝ちましたが豪栄道は、はたき込みで敗れてしまいました。
大関がここで登場してきました。
残り5番、せっかく満員のお客様が来てくださっている名古屋場所の初日。
嘉風のリポートです。
やっぱり、自分は突っかけてしまったな、待ったかなと思ったそうです。
当たった瞬間にのこった、と言われたのでそのあと慌てて動きましたと言っていました。
それにしても完全に相撲は嘉風の相撲でした。
豪栄道のリポートです。
うなるだけで何も答えませんでした。
答えられないですね今の相撲では。
豊真将と琴奨菊が土俵に上がりました。
琴奨菊は先場所5勝10敗と大きく負け越して3回目のカド番です。
場所前も稽古十分とは言える状況ではないと思います。
時津風部屋にも出向いて豊ノ島と少し稽古をしましたが豊ノ島もあまり状態がよくありませんので、稽古になったかどうかというところです。
初日の対戦相手が豊真将。
豊真将がまた横綱大関と対戦する地位に戻ってきました。
2年前に左肩を痛めてけん板断裂。
そして去年の九州場所、一度戻ってきたんですが前頭4枚目まで戻りましたが今度は虫垂炎で休場、十両まで下がってしまうという繰り返しの豊真将やはり地力の違いで番付を戻してきました。
東前頭2枚目です。
この一番は琴奨菊にとっても大きな一番だと思います。
そうなんですね。
ただ、やっぱり相手が真っ向から来てくれるからね。
ある意味、いいと思いますよ。
組み合って、攻めの速さなどは琴奨菊というところですからね。
どの程度、琴奨菊が相撲を取れるかというところ。
いずれにしても序盤を見てみなければ何とも言えないところです。
琴奨菊にとっては正念場、名古屋場所。
制限時間いっぱいです。
行司は木村玉光です。
足を滑らせながら突っ込んでいきましたが、これでは豊真将は立てません。
軍配は琴奨菊に上がりましたが物言いです。
向正面の時計係、湊審判から手があがりました。
攻め込んだのは琴奨菊。
向正面の土俵でした。
舞の海さんのいちばん近いところなんですが正面から見ますと体を預けたかなと見えたんですが、どうですか。
向正面から肉眼で見ているとやや琴奨菊、有利かなと見えますね。
映像で見ますと微妙ですね。
豊真将の右のかかと琴奨菊の右のひじですね。
豊真将の右のかかとがどこまで残っているか赤房下の親方ですよね。
湊審判。
横から見える位置ですね。
ひょっとすると、豊真将のかかとが残っているように見えて物言いをつけたかもしれません。
微妙ですけど攻めている分だけ琴奨菊のほうが当然、軍配が上がるでしょうね。
軍配はそうですね。
協議が終わりました。
朝日山審判長が説明をします。
ただいまの協議について説明します。
行司軍配は琴奨菊に上がりましたが同体ではないかと物言いがつき協議した結果、琴奨菊のひじがつくのと豊真将のかかとが出るのが同時と見て、取り直しと決定しました。
取り直しとなりました。
ビデオ判定になって、歴史も流れていますがビデオ判定となってからは微妙なところまで見てきますので取り直しとなってもしかたないと思いますがビデオ判定がない時代だったら攻めていったほうにかなり分があったでしょうね。
今の朝日山さんの説明どおり豊真将のかかとが俵の外に出るのと琴奨菊のひじがつくのが同時という判定でした。
今はメジャーリーグ、大リーグでもビデオ判定が大きく採用されるようになりましてチャレンジというシーンが非常に多くなっています。
ただ、大相撲は物言いをつけることができるのは5人の審判と土俵下に入っている控えの力士。
全部で9人いますので9人の目で見て物言いをつけることができます。
私は直接、物言いをつけたことはありませんが、隣の審判にどうですかといって審判が手を上げて物言いになりましたが、すぐ却下されました。
そういえば白鵬が先場所物言いをつけましたね。
琴奨菊にとっては大きな一番ですが。
あの攻めにすべてをかけていましたね。
とにかく前に落ちようが何しようが前に出るしかないんだとそんな気持ちで取っていた相撲ですよね。
豊真将、大いちょうの形が崩れています。
過去の対戦成績は琴奨菊の14勝豊真将の4勝です。
両者ともに下がりはありません。
取り直しの一番です。
はたきました。
琴奨菊勝ちました。
初日白星です。
カド番の初日ですが取り直しの相撲となりましたが勝ちました。
この相撲も頭で当たり合いました。
結局、豊真将は守るので精いっぱいだった相撲でしたね。
しかし琴奨菊にとってはこの白星は気持ちのうえでも大きいかと思います。
大きいでしょうね。
2番取って、勝ったんですからね。
よく取れたなと自分でも気をよくしていいんじゃないでしょうかね。
まだ初日が終わっただけですから安心するのは早いですけれど初日は白星ですね。
土俵に、稀勢の里が上がってきました。
現在、5大関が2人稀勢の里と今勝った琴奨菊。
対戦相手は、まわしの色でお分かりだと思います松鳳山です。
何度も悲願の初優勝なるか、というところに近づいてはいるんですけれど先場所も13勝2敗、優勝決定戦まであと一歩というところまでいきました。
稀勢の里、初優勝目前というところまできているんですが大きな壁を打ち破る難しさそこに、まだぶつかっている状況の稀勢の里です。
北の富士さんの初優勝が大関4場所目、24歳初優勝に関してはすんなりという感じでしたか。
いや、すんなりじゃなかったですよ。
4場所目というのは早いほうですかね。
早いですよ。
まだ自分でも優勝できるという自信もなければ、力もついていなかったと思うんですけれどあのときは、ちょっと事情もありましたね。
私も奮起したんですよ一世一代の奮起みたいな感じで。
今放送では言えないような事情ですか。
いえいえ、独立をしてね。
騒ぎがありましたね。
それこそ、今やらねばいつやるんだという感じで後押しがあって自分でも、力が異常に出たような感じがしますね。
稀勢の里もそれだけの力は十分に蓄えてはいるんですよね。
力は僕の初優勝のときと比べると稀勢の里のほうが、うんとあると思うんだけどね。
ただ僕らはあんまり勝ち負けに硬くなって動けなくなるということはないんですよね、気楽にいったから。
そのあたりの心の持ちようがそれぞれ違うところ、あるんでしょうね。
松鳳山が引き落としで一度勝っています。
拍手と歓声
稀勢の里、初日白星です。
目の前に常に松鳳山を置いて相撲を取りました。
落ち着いていましたかね。
はい、よく見ていましたね。
いい相撲だったと思いますがね。
若干、上体がね突っ立ってしまう部分がありましたね。
これは注意しなければいけませんね。
ちょっと、引きましたね。
確かに上体は立っている感じですね。
それでも、目の前に相手を置いていますから危ないという場面ではありませんね。
舞の海さんは、どう見ましたか。
確かに、北の富士さんのおっしゃるように上体がちょっと起きていますが力の差があるからそれほど押されることもなく冷静に取れると思うんです。
これは、力がきっ抗してくると上体が起きると一気に持っていかれることもあります。
気をつけたほうがいいですね。
松鳳山のリポートです。
もろ手から押し込むのはイメージどおりの立ち合いだったんだけど、そのあと中に入ろうか一瞬迷った。
そこを、逆に下から押っつけられてしまったと話していました。
稀勢の里にとっては、中に入らせることも嫌だったわけですから突き起こして正解だったかもしれません。
初日としては稀勢の里上々の相撲と見ていいでしょうか。
いいと思います。
なんとか、その夢に向かって一歩ずつ近づいてほしい稀勢の里です。
勝った稀勢の里が横綱2場所目鶴竜に水をつけます。
鶴竜は横綱2場所目です。
鶴竜の井筒部屋の宿舎が近い片男波部屋と芝田山とよく直前の稽古を重ねました。
勢は陸奥部屋での稽古を積んできました。
鶴竜の心の内、取材をしております。
先場所よりは場所前、自分のペースで自分の時間を過ごすことができた芝田山部屋、片男波部屋で横綱に上がるころを思いながら稽古をしてきた。
前まわしを取る、その辺を再確認した。
白鵬と日馬富士が横綱を2場所目で優勝しているので本人もそのあたりはよく心得ている。
自分も早く横綱として優勝を達成したいと話していました。
画面は芝田山部屋での稽古です。
横綱として早く優勝したいという気持ちは当然あるでしょう。
白鵬日馬富士は2場所目。
北の富士さんも横綱としての優勝は2場所目でしたね。
そうでしたね。
やはり横綱ですから優勝が欲しいという気持ちはあるんでしょうね。
それはありましたね。
ただ千秋楽に負けたんですよ。
ですからその喜びも半減してしまいました。
新横綱で北の富士さんは13番勝って2場所目、3場所目と優勝をですね。
鶴竜は少なくとも先場所よりは気持ちのうえは少し楽になるんですかね。
どうですかね、先場所はひと桁の相撲で終わりましたからね。
今場所その自信を回復しているかどうかですね。
制限時間いっぱいになりました。
初日の対戦相手は、勢過去3回の対戦はいずれも鶴竜が勝っています。
先場所、敢闘賞の勢。
式守伊之助、待ったありません声がかかりました。
鶴竜が突っ張ってくるところ勢、一瞬右が入って勢の攻めかと思われました瞬間よく回り込んではたき込みました。
相撲の中身はどうですか。
鶴竜ちょっと攻め負けましたね。
よく初日には遠藤の相撲もそうでしたけれども危ない相撲が多いですね。
先々場所ですね。
右を差して出てくる勢まあ鶴竜は体勢が悪くなると引き技を見せますね。
ちょっとこのあたりが不安ですね。
鶴竜はいろんな技できる横綱ですが引く相撲がかなりあるんですね。
きょうは何とか勘のよさを見せて回り込みました。
これから格が上がってくるとこういう相撲ではいきませんからね。
こう簡単にはいきませんよね。
やはり肝を冷やした相撲でしたね。
あすからはもっと引き締めていかないといけませんね。
鶴竜、あすは碧山との対戦です。
勢は、右が入ってこれからというときに残念な相撲でした。
花道を引き揚げていくときの勢には、大きな声援が送られていました。
お客さんも分かるんですね。
持っているものをすべて出し切ったというそういう相撲に対してはお客さんからも惜しみない拍手が送られますね。
勢が力を出し切ったとすれば勝てるチャンスもあったわけですが、あとは何が大事だったんですか。
右を差した瞬間にもう一歩二歩足がついていって体が密着できれば勝てていましたね。
そういった体の反応は稽古でつかむしかないですね。
やはり雲の上の存在が横綱ですから自分がいいと思った瞬間は慌ててしまうんですね。
冷静でいられなくなりますね。
舞の海さんもそうでしたか?いや私は番付をなかなか上げることができませんでしたから。
でも上位と対戦がありましたよ。
館内が沸きましたよね。
そこで硬くなってしまうってことなんですか。
願ってもない体勢ができると冷静でいられなくなるんです。
横綱を目指していた平成6年ですかね貴乃花に切り返しで勝った相撲がありました。
いい形にはなんとかなっているんですね。
びっくりしました。
ここで考えていたのはすぐにまわしを切られて胸があってしまう。
そこですかさず切り返しにいきました。
さあ今度は2人目の横綱日馬富士碧山との対戦です。
去年の秋場所、一度碧山が押し出しで勝った相撲がありました。
伊勢ヶ濱部屋恒例の大阪・堺での合宿がありました。
そのあと名古屋に乗り込んで日馬富士、順調に稽古を積んできました。
碧山、2年ぶりの小結返り三役。
西の小結の碧山。
初日に横綱日馬富士との対戦です。
馬力がある碧山。
伊之助がさばきます。
碧山が引くところをすぐに出ていきました。
勝ったのは横綱日馬富士押し出しの勝ち碧山が馬力を生かして出ていかなければいけないところを呼び込む引き技が出ました。
どうですか、北の富士さん。
日馬富士のあたりよかったんでしょうね。
そしてこの右の張り手がきました。
碧山は引くしかなかったんですかね。
そうですね。
引くしかなかったんですね。
碧山は最後の日馬富士の大いちょうに手がかかりましてそこを日馬富士がちょっとイラっときました。
こういうことは、いけませんね。
結びの白鵬、安美錦戦を迎えました。
北の富士さんのお話のようにきょうは照ノ富士と遠藤戦だけと言ってもいいぐらいですね盛り上がった一番は。
初日ということを考えてもちょっときょうは寂しい取組が多かったですね。
安美錦がなんとかしてくれますかね。
1つ間違うと分かりませんからね。
去年の春場所以来8場所ぶりの三役に戻った安美錦。
場所前の稽古も順調でした。
白鵬が友綱部屋に稽古に行くということを聞いて日馬富士が1人、友綱部屋に乗り込んで久しぶりに白鵬と5番稽古をしたようです。
普通は逃げる力士が多いのにね自分から行きましたか。
安美錦が自分の部屋は日馬富士という横綱がいるんですが違う横綱、白鵬のところに稽古に行きました。
初日、二日目辺りに対戦が組まれるということが頭にあるんでしょうね。
そうですね、それにしてもベテランがみずから横綱に胸を借りにいくというのは大変なことですね。
安美錦自身も結婚をして食生活がずいぶん変わって体調も非常によくなってきたという話をしているようです。
過去は32対4。
おととしの夏場所の初日安美錦が勝ってそれ以来白鵬が9連勝しています。
29回目の幕内最高優勝を先場所達成しました。
30という大台が目前に迫りました。
大鵬の32回、千代の富士の31回という数字も現実味を帯びています。
そして白鵬は幕内の勝ち星が先場所を終えた段階で745勝きょう勝って746勝となると大鵬と並んで歴代4位の記録になります。
尊敬している大鵬さんの幕内の勝ち星の数に並びます。
大鵬さんは、30歳で746勝目白鵬は29歳です。
結びの一番、制限時間いっぱいとなりました。
何かやってくれそうな雰囲気を醸し出す安美錦。
小結にかえっての初日に白鵬戦。
30回目の優勝を目指す名古屋場所の白鵬の初日庄之助の声、時間です。
ちょっと両者の呼吸がずれました。
もう一度集中し直します。
差し手争い安美錦最後ははたきにいきました。
白鵬が残して初日白星30回の優勝に向けてまわしは取れませんでしたが初日の勝ち名乗りを受けます白鵬。
押し出しで白鵬の勝ち。
どうですか北の富士さん。
ああいう形になりましたが注意はしていったでしょうね。
危ないというところまではいっていませんね。
そうですね。
30回目の優勝に向けての初日は白星です。
安美錦は白鵬にまわしを取らせずに健闘したと思います。
きょうは2大関、3横綱がそろっての白星初日を終わりました。
「大相撲名古屋場所初日」をお伝えしました2014/07/13(日) 16:00〜18:00
NHK総合1・神戸
大相撲名古屋場所 初日 ▽白鵬優勝30回の大台なるか 対する力士は[二][字]

(4:10)「幕内取組」 【解説】正面(幕内)北の富士勝昭,向正面(幕内)舞の海秀平,【アナウンサー】正面(幕内)藤井康生,<副音声>【ゲスト】ジョン・ガニング

詳細情報
番組内容
(4:10)「幕内取組」 【解説】正面(幕内)北の富士勝昭,向正面(幕内)舞の海秀平,【アナウンサー】正面(幕内)藤井康生,<副音声>【ゲスト】ジョン・ガニング,【実況】マレー・ジョンソン,【通訳】平井美樹 〜愛知県体育館から中継〜
出演者
【出演】【解説】正面(幕内)北の富士勝昭,向正面(幕内)舞の海秀平,【アナウンサー】正面(幕内)藤井康生,<副音声>【ゲスト】ジョン・ガニング,【実況】マレー・ジョンソン,【通訳】平井美樹

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スポーツ – 相撲・格闘技

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