遊戯王ARC−V「熱血!!修造劇場」 2014.07.13

(日美香)零児さん!
(遊矢)ちょちょっと。
(零児)この勝負預ける。
ま待って。
あんた名前は?赤馬零児。
(素良)すごかったなあいつ。
まさかペンデュラムまで使うなんて。
おっ。
(扉の開く音)
(柚子)遊矢!
(タツヤ/アユ/フトシ)遊矢兄ちゃん!なんでペンデュラムを…。
ペンデュラム召喚は俺だけの…。
遊矢…。
(修造)いやぁまあとりあえずよかった。
よかった?おうLDSは去った。
みんなの頑張りのおかげでひとまず塾は守られたってことだからな。
みんなって言ったって勝ったのは最初の遊矢だけじゃん。
(咳払い)あっうぅ…。
(権現坂)ん…。
(タツヤ)戦わなかったやつが文句言うな!
(アユ)そうよ弱虫!
(フトシ)お前なんか遊勝塾の仲間じゃない!はいはいごめんね。
あっおいどこ行く素良。
お前たちもそんなこと言うんじゃない!いいじゃんあんなやつ!弱虫なんかいらないし。
もしまたLDSが押しかけてきたときには今度は僕が戦う!俺も!私も!
(タツヤ)だからまた僕らを鍛えてよ。
遊矢兄ちゃんのペンデュラム召喚で。
ペンデュラムは俺だけのものじゃない!うぅ。
あ…。
うっな…。
お前までどこ行く気だ?逃げても現実は変わらんぞ。
お前の言うとおりもはやペンデュラム召喚はお前1人だけのものじゃない。
あぁ…。
質量を持ったソリッドヴィジョンの実現により生まれたアクションデュエル。
フィールドモンスターそしてデュエリストが一体となったこのデュエルは人々を熱狂の渦に巻き込んだ
社長お疲れさまです。
うむマルコ襲撃事件の詳細を報告せよ。
ははい。
発生しましたのは舞網市内NLD38地区。
発生時刻は17時54分。
かなり強い召喚反応を検知しました。
召喚方法は?エクシーズです。
その時間遊矢は私たちとともに。
何より彼にはエクシーズを使う知識も力もなかった。
遊矢が犯人でないことは明白。
中島。
マルコの消息は?
(中島)はい。
未だ判明してはおりません。
ただ…室長例のものを。
はい事件現場にこちらが。
いち早く駆けつけた彼のチームが発見しました。
(ティオ)かなり破損していますがマルコのものに間違いありません。
引き続きLDSの総力をあげてマルコの行方を追え。
(ティオ)はい!
(真澄)無事ならなんで会わせてもらえないの?
(真澄)マルコ先生も私の顔を見れば喜ぶはずなのに。
(北斗)沢渡みたいに包帯グルグル巻きでみっともないから会いたくないんじゃないの?あんなドヘタと一緒にするな!
(刃)だいたいアクションデュエルのフィールドでもないのにデュエルでケガさせられるって。
あおいどこ行くんだよ!真相を確かめるに決まってるじゃない。
(修造)ペンデュラムカードは自分だけに与えられた力。
なのに他にも使うやつが現れた。
それがショックだというわけか。
く…。
赤馬零児がどうやってペンデュラムカードを手に入れたのかはわからない。
もしかしたら彼の会社が開発したのかもしれない。
会社?
(修造)赤馬零児はレオ・コーポレーションの社長だ。
デュエルシステムの世界ナンバーワンシェアを誇る彼の会社ならペンデュラムカードの秘密を解き明かすことなど難しいことではないのかもしれない。
だとすればいずれ世界中にペンデュラムカードが溢れ出る。
遊矢!遊矢!今すぐ俺とデュエルしろ!お前のそのすぐ後ろ向きになる性格俺の熱血指導でたたき直してやる!ちょっと何言ってんのお父さん!だから赤馬零児に勝てなかったんだ。
さあ今すぐ俺と…。
遊矢は最初に勝ったじゃない!負けたのは私。
怒るなら私を…。
口出し無用。
権現坂…。
塾長は遊矢に真剣勝負を挑んでいる。
それは…あの目を見ればわかる。
そんな…。
あおい!俺まだやるって言ってないけど!準備はいいか?権現坂君。
おう!だからまだやるなんて…。
それじゃあやってくれ。
権現坂君!おう!アクションフィールドオン!フィールド魔法マジカル・ブロードウェイ発動!〜うわっ!すげえ!きれい!これって…もしかして。
父さんの…。
(修造)そうだ!お前の父…遊勝が最も得意としていたブロードウェイ・フィールド!ここで先輩に代わって本物のエンタメデュエルがどんなものか見せてやる!俺のデュエルはニセモノだっていうのか!?先輩に比べたら月とすっぽんだ!この俺と比べてもな!クッ…だったらやってやる!戦いの殿堂に集いしデュエリストたちが!モンスターとともに地を蹴り宙を舞い!フィールド内を…。
駆け巡る!
(2人)見よ!これぞデュエルの最強進化系!アクションデュエル!先攻はもらった!俺のターン。
俺は手札からガッツマスター・ファイヤーを召喚!ガッツマスター・ファイヤーのモンスター効果発動!1ターンに一度手札からガッツマスターを特殊召喚できる!俺はガッツマスター・ヒートを特殊召喚!ガッツマスター・ヒートのモンスター効果発動!1ターンに一度手札からガッツマスターを特殊召喚できる!俺はガッツマスター・レッドを召喚!うぉ〜!ブロードウェイに熱血モンスターって…。
なんか似合わないわね…。
(フトシ)暑苦しい〜。
あれが塾長の魂のスポ根モンスターよ!俺はカードを2枚伏せてターンエンド!さあ来い遊矢!クッ…俺のターンドロー!永続トラップ全開ソウル発動!このカードは場にガッツマスターがいるとき発動でき俺もお前も手札を公開しなければならない!なにっ!俺もお前もって言ったのに公開されたの遊矢兄ちゃんの手札だけじゃん。
よく見て!え?
(アユ)塾長の手札はゼロでしょ!
(フトシ)本当だ!そうか!だからカードを全部伏せたんだ。
お〜お〜あるじゃないか。
星読みも時読みも!だったら当然ペンデュラムだよな!さあ来い!クッ…。
それとも何か?赤馬零児のペンデュラムと比べられるのが怖くて使えないとでも?えぇ〜?負け犬の遊矢さんよ〜!ひどい!なんでそんな嫌みを!最低!ベー!俺はエンタメイト・フレンドンキーを召喚!この召喚に成功したとき手札からレベル4以下のエンタメイト1体を特殊召喚することができる!俺はエンタメイト・ウィップ・バイパーを特殊召喚!おいおいやっぱり使わないのかよペンデュラム。
うるさい!バトルだフレンドンキー!ガッツマスター・レッドを攻撃!ガッツマスター・ファイヤーのモンスター効果発動!1ターンに一度このカード以外の攻撃表示のガッツマスターのバトルによる破壊を無効にする。
ガッツマスター・ヒートのモンスター効果発動!1ターンに一度攻撃表示のガッツマスターがバトルしたときその相手モンスターを破壊することができる!あぁ…。
遊矢兄ちゃんのモンスターが!やられちゃった!う〜む…3体のモンスターによる見事なコンボ。
これぞプロの技!何言ってんだ!こんなのまだ序の口!た〜っ!クソッ…でもこっちにはまだウィップ・バイパーがいる。
バトルだウィップ・バイパー!ガッツマスター・レッドを攻撃!こりゃそろそろ本物のエンタメデュエルを披露しろってことか?アクションマジックイリュージョン・ダンスを発動!
(修造)このフィールドに存在するすべてのモンスターを守備表示にする。
みんな守備表示になったんじゃ…。
攻撃自体が成立しない。
そうだ踊れ踊れ!これが本家本元見る人すべてを笑顔にする遊勝直伝のアクションデュエルだ〜!ちょっとお父さん調子に乗りすぎよ!
(洋子)たく…相変わらず不器用なんだから修造君は。
おばさん。
(洋子)うちの人だったらもっとスマートに伝えられるんだけどね。
伝える?何を?俺はこれでターンエンドだ!この瞬間イリュージョン・ダンスの効果も終了しすべてのモンスターの守備表示が攻撃表示に戻る!今のが父さん直伝のアクションデュエルだって?俺の父さんはもっと華麗でかっこよくて!そのとおり!遊勝は誰よりも華麗で誰よりもかっこいいエンターテイナーだった!だが最初からそうだったわけじゃない。
遊勝はアクションデュエルにスリルとスピードを持ち込んだ。
しかしその曲芸のようなデュエルスタイルは多くの批判を浴びた。
(修造)だが罵声はやがて熱狂に変わり遊勝はアクションデュエル界に燦然と輝く本物のスターになったんだ!新しい世界の扉は誰かが勇気を出して押さないと開かれない!そして遊矢!お前もペンデュラムという新たな扉を開いた!だがもはやペンデュラムはお前1人だけのものじゃない!いずれ誰もがペンデュラム召喚を使えるようになる。
俺のターンドロー!よし!
(2人)青春の交換日記?何じゃ?そりゃ。
マジックカード青春の交換日記を発動!フィールドにガッツマスターがいるときデッキからカードを2枚引き相手の手札2枚と入れかえる!なに!?俺が引いたのはガッツマスター・ファイヤーとガッツマスター・ヒート。
まずはこっちの2枚をお前に渡す。
そしてこの2枚と入れかえるのは星読みの魔術師と時読みの魔術師!青春の交換日記で入れかえたモンスターカードはこのターン召喚や特殊召喚はできない。
更にマジックカード青春コールを発動!相手の手札に俺のガッツマスターがあるときそれを俺の手札に戻す。
この効果で手札に加えたモンスターはこのターン通常召喚できない。
しか〜し!ペンデュラム召喚はできる!俺はスケール1の星読みの魔術師とスケール8の時読みの魔術師でペンデュラムスケールをセッティング!これでレベル2から7のモンスターが同時に召喚可能!ペンデュラム召喚!赤き血潮をたぎらせて今こそ燃やせ魂の炎を!ガッツマスター・ファイヤー!ヒート!あ…あ…。
どうした?俺にまでペンデュラムを決められてショックか?遊勝はそんなことなかったぞ。
みんながアクションデュエルをやるようになってもむしろ笑顔を見せた。
笑顔を?
(修造)ああ。
そして負けじと自分も腕を磨いた。
周囲も彼にならって切磋琢磨しそれが今のアクションデュエルの隆盛につながったんだ!もちろん父上のことは存じ上げている。
現在のアクションデュエルの隆盛を築き上げたパイオニアとして心から尊敬しているあいつもそう言ってた…。
一流は一流を知る!お前も一流になれ遊矢!ペンデュラムという扉を最初に開いた人間として後に続く者たちの模範となれ!赤馬零児に負けじと腕を磨け!俺はこれでターンエンド。
(3人)えっ!?攻撃しないの?だから不器用だって言ったでしょ。
そうかわざわざペンデュラムしなくてもよかったのに。
勝利より大事なことがあるとか言っちゃってさ。
それがなけりゃプロでもっと成功できたはずなんだけどね。
えっおばさん行っちゃうの?もう大丈夫私の出る幕じゃないよ。
青春の交換日記で入れかえたカードはターン終了とともにそれぞれの手札に戻る。
私には見えた。
ペンデュラム召喚の更なる進化の可能性が赤馬零児はペンデュラムのその先までいこうとしていた。
なのに俺は…。
遊勝:怖がって縮こまっていたら何もできない。
勝ちたいなら…勇気を持って前に出ろ!ペンデュラムのその先はまだ俺には見えない。
だけど俺のターン!レディースアンドジェントルメン!これより本家本元遊矢のエンタメデュエルをご覧いただきます!来い!ウィップ・バイパー!いやっほう!よし!アクションマジックイリュージョン・ダンスを発動!よっと!あれはさっき塾長が攻撃を防ぐために使ったカード!それをなんで今?ガッツマスターは攻撃表示の仲間に対してのみ効果を発動するからよ。
守備表示にすれば発動しない!でもウィップ・バイパーまで踊りだしちゃったよ。
フンッ!よし完璧!さあさあお待ちかね本日のメインイベントでございます!あいつ…。
俺はスケール1の星読みの魔術師とスケール8の時読みの魔術師でペンデュラムスケールをセッティング!これでレベル2から7のモンスターが同時に召喚可能!揺れろ!魂のペンデュラム!天空に描け光のアーク!ペンデュラム召喚!来い俺のモンスターたち!オッドアイズ・ペンデュラム・ドラゴン!エンタメイト・スパイク・イーグル!そしてエンタメイト・プラスタートル!ハッ!俺はオッドアイズ・ペンデュラム・ドラゴンを選択しスパイク・イーグルのモンスター効果発動!攻撃力が相手モンスターの守備力をこえているときその数値だけ貫通ダメージを与える!貫通効果!?続いてプラスタートルのモンスター効果発動!1ターンに一度フィールドに存在するすべてのモンスターのレベルを1アップする。
そして俺はオッドアイズ・ペンデュラム・ドラゴンを選択しアクションマジックイリュージョン・ファイヤーを発動!その効果により選択されなかったモンスターは攻撃できないがオッドアイズはそのモンスターの数だけ攻撃することができる!あっ…。
オッドアイズが3回攻撃!?バトルだ!オッドアイズ!ガッツマスター・ファイヤーを攻撃!螺旋のストライクバースト!おぉ!まさしく火の鳥!この瞬間オッドアイズ・ペンデュラム・ドラゴンのモンスター効果発動!レベル5以上のモンスターを破壊したとき相手に与えるダメージを2倍にする!グッ!次だ!ガッツマスター・ヒートを攻撃!ダメージは2倍!ぐえっ…。
これで最後ガッツマスター・レッドを攻撃!ラストもダメージ2倍!燃えた燃えた!燃え尽きた〜!!塾長!塾長しっかりして!大丈夫?よくやった遊矢…お前に伝えるべきことはすべて伝えた…ガクッ。
塾長!うわ〜!勝手に終わりにするな!青春だ!ハハハ!ありがとう塾長。
ん?俺誰よりも腕を磨くよ。
もっとうまくもっと強くなっていつか父さんみたいなみんなを笑顔にするデュエリストになるために!遊矢…。
うん!2014/07/13(日) 17:30〜18:00
テレビ大阪1
遊戯王ARC−V「熱血!!修造劇場」[字][デ]

赤馬零児とのデュエルを終え、零児がペンデュラム召喚を使うことに衝撃を受けた遊矢。気持ちの整理がつかない遊矢に、檄を飛ばすのは…。

詳細情報
あらすじ
零児のペンデュラム召喚に衝撃を受けた遊矢は、「ペンデュラムは自分のものだけではない」という現実を受け入れられないでいた。
そんな遊矢を見た遊勝塾の塾長である修造は、あるメッセージを伝えるために遊矢とデュエルすることを決意する。あまりにも熱血すぎるデュエル劇場で、修造の想いは次第に遊矢に届いていき…。
声の出演
榊遊矢:小野賢章、柊柚子:稲村優奈、権現坂昇:大林洋平、紫雲院素良:園崎未恵、タツヤ:新出ななみ、フトシ:知桐京子、アユ:明坂聡美、榊遊勝:東地宏樹、榊洋子:遊井亮子、柊修造:板倉光隆、赤馬零児:細谷佳正、赤馬日美香:藤本喜久子、志島北斗:花江夏樹、光津真澄:清都ありさ、刀堂刃:高梨謙吾、中島:早志勇紀、ティオ:藤原貴弘、藤沼建人、野上翔、ナレーション:山路和弘
スタッフ
【原作】高橋和希 スタジオ・ダイス
【キャラクター原案】三好直人
【シリーズ構成】上代務
【デュエル構成】彦久保雅博
【脚本】上代務
監督
小野勝巳
音楽
【オープニングテーマ】
「Believe×Believe(ビリビリ)」
 超特急

【エンディングテーマ】
「One Step」
 P☆Cute(ペンデュラム・キュート)
制作
【アニメーション制作】ぎゃろっぷ
【製作】テレビ東京 NAS
ホームページ

http://ani.tv/yugioh-arcv/

ジャンル :
アニメ/特撮 – 国内アニメ

映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 2/0モード(ステレオ)
サンプリングレート : 48kHz

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