金曜、阪神は猛打で快勝。
土曜、巨人、澤村の快投で雪辱。
1勝1敗で迎えました、伝統の一戦、巨人・阪神。
ここまでは巨人が2対0。
2回にロペスのホームランなどがありまして、2点を先制しています。
試合は4回の表です。
この回、先頭バッターの大和が、デッドボールで出塁をしまして、ランナー1塁。
ここから好調のクリーンナップ、鳥谷、ゴメス、マートン。
点を返せるかというタイガース打線です。
放送の解説は、阪神一筋19年、川藤幸三さんです。
川藤さん、きょうの3戦目も熱気あふれる試合になりましたね。
いや、これからやね。
まあ、この鳥谷が、この追いかけて2点のビハインドを、このデッドボールのあと、どうチャンス広げるか。
見どころではないですかね。
そうですね。
マウンド上、巨人の先発は澤村。
初球を鳥谷、打ち上げまして、サード、村田が下がってきます。
落下点に入りました。
1アウト。
ここは澤村、1球で鳥谷を仕留めています。
もったいないね。
打ち損じやね、今の。
1週間前に復活のマウンドの澤村。
きょうはここまでピンチもありますが、ゼロで抑えています。
一方のタイガースです。
実はきょう、ゴメスが2つ守備でまずいところがあっての失点というのがありました。
恐らくは川藤さん、こういうとき、どういう気持ちで打席に入りますか?
いやいや、まだ、ゲームはまだ長いんやし、そんなもん、みすの1つや2つ、そんなもん、なんぼでもあるわいと、よし、この打席で取り返したる。
この打席やなくっても、次の打席で取り返したるっていう、やっぱりそういう気持ちで入ってます。
第1打席2ベースで2割9分8厘。
3割目前です。
バットは回りました、ストライクです。
少しここで取り返すという、強い気持ちの表れでしょうか。
バッターボックス、ゴメスです。
第1打席はレフと線を破ります2ベースを打っています。
その気持ちが強くなり過ぎないようにしてもらいたいんですね。
なるほど。
それがやっぱり、強くなると今のようなボール球に手を出してきますから。
きょう、阪神のヒットはここまでまだ1本。
このゴメスの2ベースです。
マウンド上の澤村が150キロを超えるようなボールを連発しまして、ここまではピンチもありながら0で来ています。
アウトコースのボール、ゴメスの2打席目もヒットでつないだ。
大和は当然のように3塁へ。
1アウト、ランナー3塁1塁。
きのうは巨人先発、杉内の好投にやられたタイガース打線ですが、きょうは再び、8連勝中の勢い、バットが戻ってきました。
ゴメス、きょうこれで2の2。
さあ、2点のビハインドを取り返すチャンスを迎えています阪神タイガースです。
そして今、12球団一、乗っているバッター、マートン。
右のバッターボックスです。
さあ、ゴメスがつなぎました。
いい局面になりましたね。
だからもう、マートンはとにかく1球目というものを注目してもらいたい。
1球目に集中できとるときっちゅうのはね、きちっとやっぱりストライクボールの判断ができます。
そういうときのマートンはものすごく怖いです。
ジャイアンツの内野陣はセカンド、ショート下がりまして、ダブルプレーを狙う体勢です。
さあ、その1球目。
タイガースのチャンステーマが東京ドームを揺るがします。
変化球、インコース、ストライクです。
ああ、ちょっと悔しそうなマートン、バットを持ち替えました。
まあ、今のはちょっと読みが間違ったような感じですね。
そうですか。
まずは低めのボール球から入ってくるというふうな、やっぱり、そういう読みもありますから。
1球目は左下の配球チャートによりますと、フォークボールだったようです。
最近としては5割は超えています。
マット・マートン。
しんやさん、ここまでの澤村に対して、タイガース、関川バッティングコーチはやっぱりストレート系の球に力があるねと。
ただその球に力負けしないようにしなければいけないと、集中力を持って一発でしとめたいねということでした。
そうですか。
集中力を持って一発でしとめたい、甘いボールを逃さずにという思いがあるでしょう。
連勝はいつかは止まる、止まったあとの試合が大事、そう話したのがきのうの和田監督です。
高めに浮いて、見ました、ストライクです。
裏をかいてますね、阿部が。
そうですか?
力勝負せずに、やっぱりこの3球とも全部変化球ですからね。
そうでしたね。
1巡目はこのマートンに限らず、各打者に対してストレートが多かったですね。
配球を変えてきました。
さあ、ここからの1球です。
まだボール球を使える、巨人バッテリー。
阿部は外。
右に打っていって、これは長野がライン際移動して、ファウルゾーン、エキサイトシートを捕って3塁ランナースタート、俊足、大和がスタート切った、ホーム、クロスプレー!タイガース1点返しました。
マートンの犠牲フライ、2対1。
大和の隙のない走塁から1点を返した阪神タイガースです。
ここで1点差に詰め寄りました。
ランナー3塁に置いて、まずはマートンが最低限の1本という犠牲フライでした。
まあ、だけどマートンは、よく集中してました。
やっぱりいつ、まっすぐ来るだろうかと、そういうふうなやっぱり、考えを頭に入れながら、やっぱりあれもたぶん、フォークボールではないかと思うんですよ。
そうですか。
それをちょっと高めに浮いたと思えば、捉えることは捉えてます。
ただ、巨人のバッテリー、特に澤村があれをワンバンでも投げようかなという意識があれば、もっと変わってきてますね。
なるほど。
結果的に浮いたボール捉えまして、犠牲フライ。
福留は初球を打って、ファウルです。
阪神が1点を返しています。
さあそして、川藤さん、恐らく関西で見ている阪神のファンの方は、あとはこの人が打ってくれればなと思っている、打席、福留です。
これは当然です。
だからまあ、初めから言ってるとおり、福留は1球目の1ストライクでの、ファウルなんですが、あまりにもファウルが多すぎるんですよ、打ち損じが多すぎるんです。
第1打席はただそこから粘って、11球投げさせてのフォアボールという福留です。
だから今の、和田監督見とったら、福留の思ってるとおりの姿に早いことなってくれというものが、今一番、大きな課題とはないですかね。
そうですか。
1番から5番まで、とにかくバットが振れています。
続くこの6番、どうかという福留。
引っ張っていい当たりでしたが、深い守備位置巨人のセカンド、片岡。
この回はマートンの犠牲フライで、タイガースが1点を返しています。
ではハイライトでこの試合を振り返ります。
初回ですが、2アウトから鳥谷はファーストゴロ。
澤村が三者凡退で立ち上がり、抑えます。
初回はジャイアンツ、村田の攻守などもありました。
両チーム、チャンスがありながら、なかなか点が入らなかった1回、そして2回という攻防。
そして巨人の先制点は、ロペスのホームラン。
岩田から第16号、ソロホームランで巨人が先制をしています。
そしてアンダーソンの3塁打からフィルダースチョイスと悪送球、ゴメスの守備でありまして、巨人が2点目を取ったというのがこの試合の2点目です。
2対1、巨人が2点を先制。
阪神がマートンの犠牲フライで1点を返したという試合展開で、試合は4回です。
タイガースの先発は今、最も安定しているピッチャーと言ってもいいでしょうか、岩田です。
ここまで6勝3敗。
火曜日に広島戦、7回1失点で投げまして、中4日できょうマウンドに送られています。
恐らく岩田も川藤さん、和田監督の阪神戦である、また1勝1敗である、いろんな思いを背負って上がってるでしょうね。
まあ、それは当然ありますけど、でもやっぱりこの岩田は、そういうものをやっぱり、必要以上に考える必要もありません。
そうですか。
ただ、上がったら自分自身が何をすべきかだけでいいんですから。
選手でね、そんなよけいなこと考えて、グラウンドには行きません。
自身の2桁勝利が2008年10勝10敗。
それ以来の2桁勝利がかかる岩田。
阿部は3球で見逃し三振。
最後はストレート。
バットが出ませんでした、阿部慎之助。
きょうは2回にホームラン1本、それとまあ、やや守備のまずいプレーもあった中での、1失点というのがありました。
ただ3回は三者凡退。
ゲームの展開上ね、なんでもないような、この4回の表の1点なんですが、こういうなんでもないように見える1点って、ものすごいあとから効いてくるんですよ。
なるほど。
これ0と1じゃ、全然違いますから。
だから、そういう面ではね、1点でよかったなじゃなくて、この、2点が1点というものの差、この意味というのをね、ここからあとものすごく大きな展開、変えていきます。
そうですか。
そうしますと、1点差になって、このあと、どのあたりがこの試合、注目するポイントになってくるでしょうかね?
やっぱり岩田が、やっぱり絶対、ジャイアンツにここから先に点を与えないような、ゼロでいく投球でしかありません。
そうですか。
ここからジャイアンツの、どこからでもホームランが出るような打順ですが、岩田が抑えていけるかどうか、ホームランのロペスは第2打席がサードゴロ、これで2アウト。
試合は1点差です。
1勝1敗で迎えて、ここまで1点差。
やはりきょうも熱戦、2014/07/13(日) 15:00〜15:15
読売テレビ1
プロ野球中継 巨人VS阪神 伝統の一戦![字]
〜Dramatic Game 1844〜読売ジャイアンツVS阪神タイガース(東京ドーム)
詳細情報
出演者
【解説】
川藤幸三
【実況】
新谷保志
番組内容
シーズン前半最後の伝統の一戦!
開幕から好調の猛虎打線が東京ドームで爆発なるか!?
ジャンル :
スポーツ – 野球
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