土曜プレミアム・人志松本のすべらない話10周年AnniversarySP 2014.06.28

先日尼崎にて初の試みとなる『人志松本のすべらない話』プレミアムライブ開催
会場は超満員
ライブは大盛況で幕を閉じた
すべらないYEARと銘打ったことしはこのプレミアムライブを…
(小籔)今日はですね記念にサインボールを皆さんに。
それ以外にもスピンオフ番組など『すべらない話』10周年特別企画が盛りだくさん
さあますます勢いを増すすべらないYEAR
(松本)すべらんなぁ。
べしゃるべしゃればべしゃるとき
べしゃり続けて10年目
イッツアショータイム
男たちのべしゃりワールドカップ開演
お笑い界の総合格闘技『人志松本のすべらない話』
10周年アニバーサリー
べしゃりの精鋭11人の入場
誰もが耳を疑う巧みなアクションと独特の擬音を駆使しすべらない話を操る擬音マジシャン宮川大輔
『すべらない話』9年ぶりの参戦
場の空気を読んだたいこ持ち芸人
サバンナ高橋茂雄
殿堂入り不細工芸人もスターの称号
ミスターポジティブシンキング
初参戦。
NONSTYLE井上裕介
『IPPONグランプリ』最多優勝者
21世紀の大喜利王者こもり系ピン芸人バカリズム
ハイパワーお笑い映像クリエーターはべしゃりで勝負。
陣内智則
俺の話を聞け!
情熱のキレ芸。
初参戦。
カンニング竹山
冷静沈着。
芸人界の情報分析官
初参戦。
博多華丸・大吉博多大吉
2013年THEMANZAI王者。
炎上上等芸人
ウーマンラッシュアワー村本大輔
鋭い観点で才気あふれるすべらない話を繰り出す話芸のスペシャリスト。
千原ジュニア
芸歴29年。
復活。
やんちゃ芸人の先駆者
ヒロミ
『すべらない話』の神髄を極めた男
キングオブすべらない。
松本人志
もちろんこよい彼らが語るお話は…
『人志松本のすべらない話』10周年アニバーサリー!はい。
はい。
やりますよ。
やりますよ。
(ジュニア)さあねっ。
10周年を迎えさせていただきまして。
そういうことでございます。
(ジュニア)今回ちょっと特別にいつもと違ってお客さんに入っていただいたということです。
これはまた雰囲気がすごいですよね。
よろしくお願いします。
(ジュニア)よろしくお願いします。
(宮川)すごい距離近いですよね。
すごい距離近いよね。
(宮川)真後ろですもの。
まあでもね今日は僕ホントに頑張らないといけないと思ってるんですよ。
(ジュニア)といいますと?だって相方が不倫であんなに頑張ってるのにですね。
(井上)やめてください。
やめてください。
(ジュニア)えらいもんであんまり陣内入ってけえへんな。
(陣内)そらそうです。
そんなこと言えないです。
(ジュニア)さあということで今回はですねオフィシャルサポーターの皆さんもですね同じ空間で観覧していただきます。
お願いします。
(一同)お願いします。
うわぁ。
これすごいな。
(ジュニア)すごい空気感ですね。
さあそして『すべらない話』初参戦という方4人おられます。
(ジュニア)まずはカンニング竹山さん。
(竹山)よろしくお願いします。
お願いします。
博多大吉君。
(大吉)大吉です。
お願いいたします。
初めてです。
(ジュニア)NONSTYLE井上です。
(井上)お願いします。
お願いします。
(ジュニア)さあそして最後はこの方ヒロミさんです。
(高橋)すごい。
何か…。
(ヒロミ)ヒロミです。
よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
俺ちょっと変やねん。
(ヒロミ)すいません。
ヒロミです。
よろしくお願いします。
(ジュニア)分かってますよ。
ヒロミが何かいつもとちょっと違うねん。
(ヒロミ)いやいやいやいや。
俺ね。
僕は初めてなんですけど。
後輩ばっかりやろ?
(ヒロミ)そうそうそう。
僕ここのメンバーでも初めて会うの半分以上。
そうですね。
(ヒロミ)1回も会ったことないもんね。
会ったことない人いるでしょ?
(宮川)そうです。
生のヒロミさん初めてです。
大輔も初めてやし。
(ヒロミ)そうでしょ?芸能人だらけの中にいて俺すごい緊張してんだもん。
(一同)いやいやいや。
いや。
ホントに。
昨日あまりにも緊張しちゃって刈り上げしちゃったもん。
刈り上げし過ぎたよね?絶対こんなに刈り上げするはずじゃなかったのに。
(ヒロミ)ホント。
こんなはずじゃないのに。
ここの関係っていうのは先輩後輩でいうと?
(ヒロミ)先輩ですよ。
若干先輩。
最近まあしょっちゅう一緒にやってるから。
ただ今日のヒロミがちょっと変なのよ。
いつもと何か…。
(ヒロミ)いやいやいやいや。
こんなのだって…。
俺ねオンエアもね1回も見てなかったの。
やってるのは知ってたんだけど。
10年間。
で今回こうやって話もらって初めてVTR見て。
いや。
俺の話通用しねえからまた休むようかなと思って。
そんなことないよ。
いやいや。
俺もう外したらまた休むからいいよ。
まあまあ。
走りだしたらみんな絶対いけるはずですから。
大輔さん。
今回もそれ手帳ね。
(宮川)はい。
(宮川)2冊持ってきております。
すごいですね。
(ジュニア)ちなみに使えるのは?
(宮川)えっと。
1つぐらいです。
なめてんのかい。
毎回。
帰れ。
(宮川)ちょっと吐きそうになっております。
でも頑張ります。
はい。
大丈夫です。
もういかしていただいていいですか?それではいきますか?
(ジュニア)いきましょう。
もう時間が…。
(ジュニア)何かすごいな。
何かせやな。
ホンマせやな。
すごいな。
いきます!
(ジュニア)おっ!
(一同)おおー!ふざけてるよね。
(一同)マジで?すごい。
いきなりくるか。
いきなりくるとは思わなかったですよね。
(ジュニア)10周年にふさわしいですよこれは。
そうですね。
あのう。
結局ねスケジュールががらっがらなんですよ。
あのう。
三又又三は。
(一同)三又さん。
三又さんですね。
ああ。
三又の話やね。
これがねホントに僕は前もちらっと言いましたけど。
もっと遊びたい後輩いっぱいいるんです。
でもみんな売れていくんですよ。
で何かちょっとご飯食べたいとかなって。
ちょっと小旅行みたいなったらもう三又しかいないんですよね。
僕はホントは不本意なんです。
三又とは遊びたくないんです。
でもあいつしかいないんですね。
でもやっぱ世間的には遊んでると思われたくないんです。
それは僕のセンスが疑われるから。
でちょっと前も温泉行ったんですよ。
で温泉行ったらおばちゃんに…。
「うわ。
松本さん」ってなって。
でその横にいたから「あれ?」ってなって。
「うわ。
もう嫌やな」と思ったら「あっ。
今日はお兄さんと一緒ですか?」って言うんですよね。
(陣内)坊主ですもんね。
坊主で。
僕もすかさず「あっ。
はい」って言って。
で三又も心得たもんで「人志をよろしく」「まあまあ。
ええやんかええやんか」ってそれでよかった。
だからこういう話をすること自体がホントに結局三又と遊んでるってことになるのでできたら避けたいんですけど。
この話だけはちょっとしときたいなっていうのが。
シンガポールは何であかんねんっていうね話になるんですけど。
僕年末ぐらいからちょっと家族でお正月とかけてシンガポールに行ってたんですよ。
そこでまあ嫁の知り合いも何や来るからいうて向こうでじゃあまあ何かわいわいやろうかっていってシンガポール旅行行きました。
シンガポールがね確か時差が1時間なんですよ。
で日本とそんな変わらへんしまあええかいうて。
で向こうで年明けて。
ほんならやっぱこうメールがいっぱい来るでしょ?「あけましておめでとうございます」「ことしもよろしくお願いします」そん中に三又のメールもあって。
「ことしもよろしくお願いします」「シンガポール楽しんでください」みたいなの来るから「うるさい。
ぼけ。
死ね」って送って。
ねっ。
まあまあ。
それはよかったんですよ。
それでもう1日2日。
だから1月の2日ぐらいかな。
まだシンガポールにいて夕方ぐらいからみんなでわいわいご飯向こうの人と食べてたんですよ。
ほなら携帯は持ってますよね。
でもマナーモードにしてて。
でちらっと見たらね数分前に三又から着信が入ってて。
で結局でも伝言も何も入ってないしその後別にメールも来えへんし「何やろう?」ってちょっと思うじゃないですか。
でちょっとトイレ行ったときに三又に電話したら結局出ないんですね。
でね僕ねこれねそれこそ三又と温泉行ったときもまったくおんなじことがマネジャーであって。
温泉から上がったらマネジャーから着信が数分前にあって。
結局伝言も入ってないしメールも来えへん。
「三又。
俺こういうの一番嫌やねん」と。
「旅来てるの知ってるやろ?」と。
知ってる状態でここでそれをされたら「何やろう?」と。
決していい話じゃないと思うんですよ。
いい話なら何かたぶんメールやし。
何やったら伝言にね簡単なことでも残してくれるはずやと。
何もない着信のこれはね俺もうドキドキするからホンマに嫌やねんって三又に言うたら「ホントそうですよね」「分かります」言ってるあいつがまさに今それをやってるわけじゃない。
でもこれは裏を返せばよっぽど何かあったんちゃうかと。
これしゃれにならんことがあったんちゃうかと思って何度も三又にするんやけど結局出えへん。
やっと4時間後か5時間後ぐらいにつながったんですよ。
「何やってん!?」って言うたら三又が「違うんです。
そうは言っても生声でおめでとうを言いたくて」「はあ!?はあ!?」「三又!はあ!?」「お前!はあ!?」って言って。
「俺言ったよね?俺それ嫌やって言ったよね?」何かあると思うやん。
ねっ。
お前の何か誰か知り合いでも何かあったんかなと俺思うやんけって。
「俺言ったやん」って。
「すいません」「お前さそういうのな師匠のたけしさんにお前やってないやろな?」と言ったんですよ。
ほんなら「それはやってません。
師匠にはメールをしときました」「師匠はオーストラリアに行ってんのを知ってたんで」「シンガポールは何でええねん!」
(井上)一緒の海外ですからね。
一緒の海外やんか。
で俺一瞬思って。
でもねシンガポールとオーストラリアは時差が違うかも分からん思って調べたらまったく一緒やねん!シンガポールは何でええねん!「シンガポールは何でええねん」でした。
(ジュニア)ありがとうございました。
(一同)すごいな。
すごい話。
いやぁ。
すごいな。
いや。
腹立つねん。
いや。
腹立つんですよ。
いきます。
ああー。
まさか俺ちゃうよな?
(一同)えーっ!すげえ。
えーっ?
(村本)あるんだこんなこと。
(井上)何これ?
(ジュニア)三又さんの念や。
たまにあんねん。
あのう。
まあうちね娘が今4歳なんですよ。
だから1年ぐらい前なんで3歳ぐらいのときかな。
女の子なんでねやっぱどうしてもねプリンセスが好きなんですよ。
シンデレラとかねああいう何すか?今やったらそれこそアナと何やらとか。
全部女王でしょ?あれ大好きなんですよね。
当時そのとき1年ぐらい前に白雪姫が好きで。
ほいでリンゴをねがぶってかんでねふえふえふえふえ。
死ぬんですよ。
ほいで俺にキスせえって言うんですよ。
(ジュニア)えーっ。
(一同)カワイイ。
カワイイ。
でぴってキスしたらふわー。
(ジュニア)カワイイですやん。
復活するんですよ。
このくだりを1時間に7〜8回放り込んでくるんですね。
でしんどいなって思ってたんです。
ほんなら飽きてきたらチェンジなんです。
僕が今度白雪姫を。
(一同)えーっ。
やりますのでがぶってやってほえーって死んで。
でキスされるのを待ってて。
でされたらふわーってやって。
ケタケタケタケタって笑ってるんです。
何がおもろいねんと思いながら。
そんなときにねあるとき嫁のお父さんお母さん。
おじいちゃんおばあちゃんも家遊びに来て。
でみんなで晩ご飯食べて食べ終わった後だんらんしてたらうちの娘がちょっと片隅に呼んでまた例のくだりをやろうぜってなるんですよ。
まあしんどいな。
向こうはもう何か騒いでるから「大丈夫よ。
こっちでやっとこか」でまた娘がぶってやって死んで。
キスして。
ねっ。
で今度また飽きたころにチェンジチェンジ。
「そうか」と思って。
でまた僕がぶっとかんでわわわわって死んで。
キス待ってたんですよ。
全然来ないんですよ。
「何やろう?長いな」と思って。
「まあ長いな」と思って。
うっすら目開けたらねおじいちゃんの手つかんでこう引っ張ってんですよ。
(陣内)あら。
まさか。
(井上)あれ?
(ジュニア)あれ?いやいや。
ないないないない。
初老と老人やから。
「混ぜるな危険」ですよこんなもん。
「ないないないない!」って言って。
そっから1時間ずっとごねだして娘が。
もう何?「ルールが分からない」って言うて。
「分からんのはこっちじゃ!」って言うて。
まあまあ。
そんな話なんですけど。
(ジュニア)ほっとするわ。
(ヒロミ)あったかいね。
(一同)あったかい。
カワイイです。
暑ぅ。
ああー。
嘘でしょ?
(高橋)2連続で。
すごいですね。
(ジュニア)あの松っちゃんが家で子供にキスしてる。
(宮川)ねえ。
(井上)すてきな。
いきます。
さあ均等にね。
できるだけ。
高橋。
(高橋)まあ僕普段コンビでやってるんですけど。
結構一人の仕事も。
ピンの活動も多くて。
多くてっていうかほぼ会わへん期間の方が長いときあるんですね。
ああ。
あるある。
(高橋)で僕コンビなんですけどマネジャーからはお互いの仕事のやつが全部メールで送られてくるんですよ。
だから僕が何やってるか相方も知ってるし相方も僕が何の仕事やってるか知ってるんですね。
で僕だいたい収録が多いんですけど。
僕の相方「何なん?この仕事」みたいなのがあるんですね。
で1回びっくりしたんがスポーツジムの「ティップネス営業」「スポーツについて語るイベントです」と。
「出演サバンナ八木。
なかやまきんに君」「ティップネスインストラクターササイさん」ってなってたんです。
(高橋)誰と何の仕事すんねんと思って。
ほんならその当日の2日前ぐらいに「ササイさんのスケジュールNGのためばらしになりました」って。
誰のスケジュールでばらされとんねんみたいな。
ササイさんに振り回されとるやん。
(高橋)「ササイさんでアウトなるのかい」って。
結構そんなんがよくあるんですけど。
こないだびっくりしたんが。
僕テレビの番組大阪で収録やったんですよ。
で「八木園田競馬場でゆるキャラのちっちゃいおっさんの愛犬と15分漫才」って書いてたんです。
(一同)えーっ?
(高橋)こんなことあるかと。
ゆるキャラのちっちゃいおっさんと漫才でもなかなかない話やのに。
ゆるキャラのちっちゃいおっさんの愛犬と15分漫才。
愛犬おることも知らんかったわ。
「何やこれ?」と思って。
で僕相方に聞いたんですよ。
「これ何なん?」って。
「俺も分からへん」と。
でもたぶんちっちゃいおっさんに愛犬のゆるキャラがおるんやろと。
ちっちゃいおばはんって奥さんがいたりとか。
ゆるキャラのちっちゃいおっさんの愛犬っていうゆるキャラがおってそのゆるキャラと15分漫才するんやと思うと。
で「ネタどうすんの?」「いや。
何にも決めてない」「当日中の人とネタ作るわ」って言ってたんですよ。
「15分長いで」と。
「でもまあ何となくいけるんちゃう?」みたいな感じやったんですよ。
ほんでその日僕朝仕事も一緒やって新聞にも結構でかく広告載ってるんですよ。
「園田競馬場15時サバンナ八木とちっちゃいおっさんの愛犬と漫才」っていってちっちゃいおっさんそっくりのゆるキャラの絵が描いてあったから「あっ。
こういうことなんや」と。
ほんで僕普通に収録やって終わって東京に帰ってくる新幹線で携帯見てたらTwitterに。
僕のファンの方がそれ見に行ってたんですよね。
「八木さんが園田競馬場で大変なことなってますよ」と。
(ジュニア)おお。
どうした?
(高橋)っていって写真が添付してあったんですけど。
ゆるキャラでも何でもないこれぐらいの普通のパグを僕の相方が舞台でこう連れてる写真ですよ。
(一同)えーっ。
(高橋)「えーっ。
ゆるキャラのちっちゃいおっさんの愛犬って普通の犬なん?」って。
びっくりして僕。
ほんで次の日に相方にすぐ聞いたんですよ。
「あれいったい何や?」って。
「正直俺もびっくりした」と。
「相方さん入っておられます」って楽屋通されたら柱に1匹のパグがつながれてたんですよ。
(高橋)で僕の相方の弁当食うてるんですって。
で普通怒るけどまあこれもコミュニケーションかと思ったらしいんですよ。
で「この犬と15分やってください」って言われたんですって。
「犬と15分ってどうしよう」ってなって。
普通断るじゃないですか。
で僕の相方は「でもやれって言われてるしやらなあかん」と。
真面目やからな。
(高橋)で僕の相方が唯一思い付いたネタがわーって犬連れていって「この犬天才犬なんですよ。
1+1は?」って言おうと。
ほんなら僕の相方の想定では「ワン」「1個少ないわ」か。
「ワンワン」「すごいでしょ」か。
「ワンワンワン」「1個多い」どのパターンでもいけると。
死角なしやな。
(高橋)で僕の相方の考えではどのパターンでもいけるぞってことでパグ連れて舞台に出ていったんです。
ほんならお客さんは「パグやん」「八木さん連れてる犬やん」「何これ?」みたいな。
で「1+1は?」って振ったらパグが何にも吠えずにハァハァハァ…。
(バカリズム)まあそうですね。
まああるわな。
ハァハァいいながらステージを走り回るらしいんですよ。
だから15分僕の相方は「1+1は?1+1は?」って尋ねてる横でパグがハァハァ…。
っていうてるだけの15分なんですよ。
あまりの地獄絵図に最後の2分大爆笑やったらしいですよ。
継続は力やな。
ほんでさすがにそれ僕マネジャーに怒るやろなと。
僕の相方。
「もう犬とは無理やで」って言うかと思ったら「ちょっと今後吠えへん犬はやめて」って。
「吠えたらOKなんかお前」って。
あの人すごいね。
あの人ええわ。
あの人いいと思うわ。
いきます。
あっ。
大吉先生。
(大吉)はい。
僕もちょっと怖かったんですけど。
(大吉)8年ぐらい前に東京来て初めて…。
あっ。
大吉先生。
(大吉)はい。
僕もちょっと怖かったんですけど。
8年ぐらい前に東京来て初めてナイナイの岡村君とご飯を食べに行くことになりまして。
麻布の鉄板焼き屋みたいなのを指定されて行ったんですよ。
まあ店内合流ということで。
で行ったら目の前に団体さんがいらっしゃって。
5〜6人の。
でその中の一人が萩本欽一さんだったんですね。
で「あっ。
欽ちゃんだ」と思って。
上京したばっかりで同じ店に芸能人が偶然来るわけないって発想ですから岡村君今日欽ちゃんと飲むんだ。
その席に僕呼んでくれたんだと思ってその集団の後ろにひっついて僕萩本さんのグループの一員として入店したんですよ。
で個室に入りまして。
挨拶しなきゃいけないと思って萩本さんの前まで行って挨拶しようとしたらそういうファンがついてきたと思ったんでしょうね。
萩本さんがものすごい冷めた表情で低いトーンで「駄目だよ」って。
(ジュニア)あの「駄目だよ」じゃないの?
(井上)ホントのやつ?
(大吉)本当の「駄目だよ」あの「駄目だよ〜」っていうんじゃなくて?
(大吉)普通に「駄目だよ」って言われました。
(陣内)ホントの駄目なやつ。
(大吉)駄目なやつ。
はい。
で別のとこ行った。
それだけの話なんですけど。
そうか。
やっぱそういうときはそこはしっかり言わないとね。
(大吉)そうですねホントに。
欽ちゃんもね。
(大吉)申し訳なかったなという話です。
いきます。
はい。
バカリズム。
(バカリズム)あのう。
3年くらい前に仕事でちょっと興味深い話を聞きまして。
というのも世の中にはいろんなジャンルのマニアの方がいらっしゃるんですけども。
その中でも抱き枕のマニアの人がいらっしゃるみたいで。
どういう人たちかっていうと自分の好きなアニメのキャラクターの。
女の子のキャラクターがプリントされた抱き枕を抱いて寝るんじゃなくてもう彼女として扱うと。
例えば一緒にレストランに行って向かい側に座らせて2人分の料理を頼んでデートをしたりだとか。
ほう。
(バカリズム)あと一緒に旅行に行くと。
2人分部屋取って。
2人部屋取って。
で旅先でツーショット写メを撮ったり。
そういうのを自分のブログに載せたりとか。
そういう人たちがいると。
でもまあ確かに縫いぐるみをペットのようにかわいがる女の人もいるわけだからまあそういう抱き枕を彼女のようにかわいがる人がいてもおかしくはないなと思って。
ちょっと興味が湧いたんですね。
でちょうどそのときに。
僕の後輩でおかゆ太郎ってピン芸人がいるんですけども。
はい?
(バカリズム)おかゆ太郎っていうピン芸人がいて。
それは30代後半でずっと彼女もいなくて全然モテなくて寂しい生活をしてたんでちょうどいいやと思ってこの話をしたんですよ。
「こういう世界があるけどどう?」って。
さすがに「それはないですよ」と言うけど「1回乗っかってみ」と。
「それだけはまってる人もいるわけだし絶対楽しいところはあるはずだ」と。
「1回だまされたと思って乗ってみ」っつって説得して。
そしたら「検討します」っつって。
そこで別れたんですよ。
そっからしばらくして4日ぐらいたったときに電話があって。
おかゆ太郎から。
で「どうしたの?」って聞いたら「今ちょうど仕事帰りに秋葉原に行ってその抱き枕の専門店にいるんですけどとにかく品揃えがすごいです」と。
で「抱き枕のクオリティーもホントに高いからちょっとはまる人の気持ち分かります」と。
「興味湧いてきました。
もうちょっと見てみます」って。
「分かった」って電話切ったんですよ。
そしたら1時間後ぐらいに今度メールが来て。
写メが添付されてたんですね。
開いてみたら黒髪のショートカットで目がくりっくりでちっちゃめのチャイナドレスを着たアニメのキャラクターの抱き枕とおかゆ太郎のツーショットの写真だったんですよ。
でメッセージで「この子と付き合うことにしました」と。
(ジュニア)おおーっ。
(バカリズム)「名前は歩美ちゃんです」っつって。
でそれ見てどん引きして。
ただ自分がね勧めた手前それは言えないので「分かった。
取りあえずお幸せに」って返したんです。
それから2週間ぐらいたっておかゆ太郎と会ったときに「歩美ちゃんとはどう?」って聞いたら「順調です」と。
何をもって順調なのかは分からないですけど。
順調じゃないからそうなってるわけなんですけど。
「そうなんだ。
どういうところがいいの?」って聞いたらやっぱりとにかく話を聞いてくれるところだと。
話し掛けてんですよ。
「ああそう。
後は?」って聞いたらいつも笑顔で自分を出迎えてくれると。
まあプリントされてますからね。
「そっかそっか。
じゃあ逆に嫌なところは何?」って聞いたら強いて挙げるなら。
一緒に旅行に行くらしいんですけどどうしても空港で歩美ちゃんは手荷物扱いになってしまうと。
大きいから。
(高橋)サイズが。
(バカリズム)「行きが別々になるのはいいんだけど自分の彼女がベルトコンベヤーで流れてくるのはさすがに複雑な気分になる」っつって。
「後は?」って聞いたら何かツーリングに行くと。
で歩美ちゃんを背中に固定してちょうど2人乗りのような形で走るんです。
最初楽しくツーリングしてるんですけど高速入った途端歩美ちゃんが風でぐらんぐらん。
それがめちゃくちゃ怖いと。
(大吉)怖い。
(バカリズム)まあでもそんなことがありながらも付き合ってたらしいんですよ。
ホントにはまっちゃって。
そっから1カ月ぐらいたったときに電話があって。
おかゆ太郎から。
「どうしたの?」って聞いたら「歩美ちゃんと別れました」と。
(一同)えっ?ほう。
逆に「付き合ってたんだ!?」と思ったんですけど。
で「何があったの?」って聞いたらずっと毎日好きで一緒に抱いて寝てたんですね。
そしたら最近どうも歩美ちゃんからおっさんの枕のにおいがすると。
まあおっさんの枕だからね。
まあそうなんですけど。
さすがに毎日毎日おっさんの枕のにおいを嗅がされると俺たちはしょせんおっさんと枕なんだっていうことをたたきつけられるんですね。
でしかもにおいから「やっぱり俺ってもうそういう年なんだ」ということで。
「いつまでこんなことやってんだろう?」ってことで結局冷めて別れたと。
「そうなんだ」「じゃあ捨てたの?」って聞いたら「さすがに捨てるのはかわいそうなんでカバー外して普通に枕として使ってる」と。
普通のおっさんと枕の関係になったんです。
・あんだけ好きだったのに。
(バカリズム)あんだけ好きだったのに。
(井上)バイクにまで乗ってたのに。
引き剥がした歩美ちゃんどうしたんやろうな?
(バカリズム)そうですね。
こっち側はもう歩美ちゃんじゃないので捨てちゃったんですね。
結局もう冷めちゃったんで。
魔法がとけたので。
怖い!怖い話。
オカルトやな。
あっ。
ジュニア。
いい感じで回って。
(ジュニア)そうですね。
じゃあどうしましょう。
どうしますか?「シガニー・ウィーバーか!」っていう話します。
めったにないからね。
そんなこと言うことはね。
もうね忘れもしません。
この3カ月ほど前。
4月の7日です。
その日はお昼の2時から仕事やったんです。
だから1時半に家出たらまあいいんですけど。
寝てたんですゆっくりね。
10時ぐらいに「あっ!」って起きて。
「ヤバいヤバいヤバい。
ヤバいヤバい」「どうしようどうしよう?」ってなって。
っていうのは僕5年ぐらい前から家にお掃除に入ってもらってるんですわ。
これはフィリピンのジョイさんっていう方なんですけど。
ジョイさんに5年前からお掃除入ってもろてるんですね。
ほんでそのジョイさんはもともと俺が住んでたマンションと契約してるところで働いてる方でそこに頼んで来てもらってたんですわ。
でジョイさんのお掃除具合がすごい合うんですよ。
すげえいいんですよ。
ほんで僕は結局そのマンションを出ることになったんですけど。
ジョイさんは日本語しゃべれないんです。
で僕は出る。
でもジョイさんに引き続き新しいマンションもやってほしいからこれを管理人さんに頼んで。
管理人さんが英語で伝えてもらってそのまま今僕が住んでるマンションもジョイさんがそのまま来てくれはることになったんです。
だから今もジョイさんがやってくれてはるんです。
でたまにジョイさんが例えば「体壊しました」とかっていうメールは英語で来るんです。
で僕はそれをアプリで翻訳みたいなんで訳して「体壊してはんのか」とか「OKですよ」とかいうのをまた英語で送ったりぐらいのやりとりはしてるんですけど。
これが僕1回もジョイさんと会うたことないんです。
(一同)へえー。
(ジュニア)5年間。
月曜日の11時にジョイさんは毎週来てくれるんです。
僕『笑っていいとも!』なんで僕がいないときにジョイさんはやってくれたわけです。
ねっ。
4月の7日。
『いいとも!』が終わって初めての月曜日。
「ああーっ!?」って。
ジョイさん来る。
このままやとジョイさん来てしまう。
俺2時やけどもう家出ようと思うけれども。
いや。
今は出たとしてもまた来週も再来週もジョイさんは月曜日の11時に来ると。
「どうしよう!」って。
掃除できへんしなジュニアおったら。
(ジュニア)そうなんですよ。
どうしようどうしようって。
でもスケジュール調べたら来週からは水曜日の午後3時からやったら来てもらったら俺の仕事の都合でジョイさんに会わなくて掃除してもらえる。
「来週からは水曜日の午後3時にお掃除をお願いしますよ」っていうのを俺のこの語学力で英語で打つのは無理やと。
もう会うしかないと覚悟を決めて。
初めてのジョイさん。
俺ね自分のリビングで何でこんなドキドキせなあかんねんっていうぐらいもうバックバクしてるんですよ。
もうすぐやなもうすぐやなって11時にカチャって来たんですよ。
「ジョイさん来た!」と思ったらジョイさんも「あれ?靴ある」って思ったんでしょうね。
「あれ?靴あるぞ」奥に何となく人の気配するぞと思ったんでしょうね。
ジョイさんが廊下を「ハローハロー」シガニー・ウィーバーか!
(陣内)事件のにおいが。
何か感じたんや。
「ハロー」・嫌やな。
「お前の家ちゃうわ」いう話やもんな。
さあいきます。
はい。
大輔。
(宮川)はい。
これホント1週間ぐらい前の話なんですけど。
(松也)『人志松本のすべらない話』10周年おめでとうございます。
はい。
大輔。
(宮川)はい。
これホント1週間ぐらい前の話なんですけど。
僕最近まで映画の撮影で佐渡島に行ってたんですね。
で1週間あって。
中日撮休やったんです僕一人だけ。
ほんでお昼ごろ起きて。
佐渡島って初めてやったんでええとこやなと思って缶ビール持ってたばこ吸いに海岸のとこ行ってたばこ吸うてたんですよ。
海がザーっていうてて奇麗なとこやなってぼうっとしてたら向こうの方から80歳超えてるようなおばちゃんとおじいちゃんかおばあちゃんか分からないですけど老犬ですよ。
それのちょっと中型犬みたいなのと向こうの方から散歩してはったんですよ。
ええ光景やなと思って見てたんですよ。
でその犬がおばあちゃんの速さに合わしてるみたいな。
何かいい感じやなと思って。
「何かええな」思いながらたばこ吸うてビール飲んでて。
ほんで海見てたら向こうから歩いてきてたんですその散歩。
「ヘッヘッヘッ」みたいな声が聞こえてて。
「何やろうな?」と思ったらその犬がちょっと「ヘッヘッ」っていう変なせきしてるんですよ。
で「変なせきしとんなあの犬。
大丈夫かな?」思いながらたばこ吸いながらまた海見てたんですよ。
ほなまたおばあちゃんの草履もザッザッて耳に入ってくるようになって。
ほなまた「ヘッヘッ」って犬言うてるんですよ。
「調子悪いなあの犬」思って。
ほんで「ヘッ」が気になって。
だんだん海よりその犬気になってきたんですよ。
ほなその「ヘッ」やってるときはおばあちゃん止まってるんです。
(宮川)ほいでまた「ヘッ」が落ち着いてたらまたずっとおばあちゃん行くんですよ。
ほいでだいぶ近づいてきたんですよ。
ほんでその犬見てたら毛並みも変で。
ほんで目やにもどろっ出て。
こいつ調子悪いなと思ってて。
ずっと「ヘッヘッヘッ」って言うてて。
だいぶ近づいたときに「ヘッ。
ぐあっ」ってなって。
何かばーん出たんですよ。
見たらちくわが。
ぼろぼろの切れかけてるようなんやけど1本のちくわがびゃーん出てきたんですよ。
(宮川)「ちくわ出た」思ったんですよ。
ちくわ出たと思って。
それが喉に詰まってたんかなと思って。
ほならぶわっと出てその犬がちくわやのにゲボやのに急に…。
やりだすんですよ。
ほんで「ゲエーでもうんこした後するの?こいつ」思って。
しゃっしゃってやりだして。
でもしゃっしゃっやってもおばあちゃんこのままなんです。
(宮川)ほんでその犬が蹴り終えて落ち着いたらほんでまた歩き始めはったんです。
ほんでその辺やったから「何やろうな?」と思って犬通ってしゃべり掛けようかなと思ったんですけどおばちゃんも何かぼうっとしてはったんでそのまま行きはったんですよ。
行ったなと思って。
「何やったんやろう?ちくわ吐いとるしな」思ったら向こうの方で「ヘッ」って聞こえたんです。
ちくわやなかったんやあのせきって。
そういう話です。
(一同)ちくわやなかった。
(宮川)ちくわやなかった話です。
ちくわやなかった話。
(陣内)てっきりちくわや思うてました。
全員ちくわやと思ってた。
ちくわやなかった話。
(井上)ちくわやなかった話。
すごいな。
じゃあいきます。
あっ。
井上。
(井上)ちょっと短いお話。
短いお話いいですよ。
(井上)最近なんですけど僕もTwitterをやってまして。
村本みたいに何かしらに吹っ掛けて炎上するとかではなく。
シンプルに毎日炎上してるんですね。
何でやろうな?
(井上)だから毎日朝とかね「おはよう」ってつぶやいたらみんなから「お前は目覚めるな」って返ってくる。
見事よな。
(井上)はい。
「おやすみ」って言ったら「永遠に」って返ってきたり。
フジテレビの局で物まね番組があったんですけど物まね番組でL’Arc−en−Cielのhydeさんの物まねをやったオンエアの次の日Twitterがすごいことになってまして。
スマートフォンでスクロールしていったんですね。
ずっと悪口が並んでるんすよ。
どれぐらい続いてんやろと思ってずっとスクロールしてったらそのままスマートフォンの電池がなくなったんですね。
それぐらい悪口の量が半端なくてですね。
で後輩が「そんなに悪口が来るんやったら今しずかったーってアプリがはやってるんでこれやってみたらどうですか?」言われたんですよ。
そのしずかったーっていうアプリが『ドラえもん』のしずかちゃんをモチーフにしたアプリで。
嫌な言葉とか悪口をしずかったーで変換ってしたらいい言葉に変えてくれる。
しずかちゃんみたいな奇麗な言葉に変えてくれるというアプリがあると。
「これめっちゃはやってるんでどうですか?」って言われてやったんですね。
例えば「井上。
嫌い」しずかったーで変換ってやったんですよ。
なら「井上。
将来的に愛すべき存在かもね」まあ嫌な気持ちにはならないじゃないですか。
例えば「井上。
消えろ」ときたら「井上。
愛を持って生き続けなさい」ちょっと無理やりはあるけれどもまあ前向きないい言葉に変えてくれるんです。
ほんだらこれええやんけと思ってTwitterで一番僕に来る悪口が「井上。
気持ち悪い」これ一番多いんですよ。
なんでこれやったらしずかったーで変換したら気分も悪くないしええやんと思って「井上。
気持悪い」しずかったーで変換ってやったら「井上。
生理的に不快」もっと嫌な言葉返ってきたんです。
「嘘でしょ!?」ってなって。
「生理的に不快」!?漢字がすごい並んで返ってきたんですよ。
っていう話です。
しょうがないな。
(井上)まさかしずかちゃんがさじ投げると思わなかったです。
あのしずかちゃんがな。
余計つらかったですよね。
じゃあまだまだいきます。
(一同)おおーっ!すごいな。
これはすごい。
今日はどうなんねやろ。
(織田)『人志松本のすべらない話』10周年おめでとうございます。
(大地)10周年おめでとうございます。
小学校6年生ぐらいのときに。
うち5人家族やったんですけど。
男3人ですよ。
親父と兄貴と僕と。
で当時って。
今はいろんなパンツね色々あるじゃないですか。
デザインも。
カラフルになってきたし。
僕のそんな小学校6年生ぐらいのときってホントに白のブリーフ?グンゼの白のブリーフみたいなんしかなかったんですね。
で親父と兄貴と僕でしょ。
全員グンゼやから結局大中小の真っ白のパンツがあるだけじゃないっすか。
でおかんが洗濯して。
おかんも忙しいし雑に親父のたんすに適当に。
俺のたんすに兄貴のたんすに適当にパンツ放り込みますよね。
何度か年に何回か親父が「わしのパンツがない」と。
「わしのパンツがまたない」って言って。
「隆博のとこ見たら人志のが入ってるし」「わしのパンツはどこや?」みたいなことで「わしのパンツ」でキレるっていうのがね年に何回かあったんです。
でとうとうそれで親父はぶちギレてしまって。
「人志。
マジック持ってこい」って言って。
うちのお父さんちょっと変わった方なんでグンゼのパンツの。
真っ白のパンツ。
めちゃめちゃでっかく「おとうさん」って書いたんです。
(陣内)「おとうさん」って書いた?「おとうさん」って。
(陣内)「父」じゃなくて?「父」じゃなくて。
平仮名で「おとうさん」ってホントにでかく書いたんです。
うわぁ。
嫌やなと思ったんです。
僕も思春期やったし。
で何よりもうちはお風呂がなかったから銭湯なんですよ。
「お前マジか?」と。
「お前それで行くのか?」と。
僕も当然行かないといけないんですけどそれから親父とは一緒には。
一緒の時間は避けて銭湯行くようにしたし。
何なら親父が行く違う銭湯に。
ちょっと先のとこに行ったりとかしてたんですよ。
してたんですけど。
だから親父が銭湯でそれをはいてるの僕は見ることはなかったんです。
でも学校行くと友達がねまっつん。
「まっつん。
昨日お父さん見たで」「風呂屋でお父さん見たで」でもそれ以上深くは友達も言ってこないし僕も聞かないんですよ。
「そうなんや」っていうことで。
でも他の友達も「まっつん。
昨日お風呂屋さんでお父さん見たで」「お父さん見たで」って言われて。
僕はあるときふっと気付いたんですよ。
そんなことがある前みんなは「昨日まっつん。
おっちゃん見たで」って言ってたんやと。
あれを機に「お父さん見たで」に変わったということは親父のパンツの刷り込みが半端やなかったんやなっていうか。
刷り込みの視覚からの訴えかけが半端やないんやなっていうことが分かったっていう話。
(ジュニア)そうなってきますよね。
そうなってきましたね。
そんな思春期の僕の悲しい話でした。
いきます。
まだ出てない人。
ヒロミきました。
(ヒロミ)いやぁ。
俺だ俺だ俺だ。
きたよヒロミ。
(ヒロミ)何か緊張するな。
ちょっと待ってね。
みんなも水飲んで飲んで。
(ヒロミ)何の話しようかな。
もう短いのにしようかな。
簡単なの。
うちの奥さん。
伊代ちゃん。
松本伊代っていうんですけど。
(瑠璃子)『人志松本のすべらない話』10周年おめでとうございます。
(角野)『人志松本のすべらない話』10周年おめでとうございます。
まだ出てない人。
ヒロミきました。
(ヒロミ)もう短いのにしようかな。
簡単なの。
うちの奥さん。
伊代ちゃん。
松本伊代っていうんですけど。
まあ天然っちゃ天然なんですよ。
僕長い間…。
もう21年間付き合ってんですけど。
子供が小ちゃいときに…。
子供って家落書きするから。
部屋でがーっと落書きをしてたわけ。
壁にね。
「おいおい。
何描いてんだよ?くだらねえ絵描いて」「こちとら一生懸命働いて家建てて」「お前こんなの描かせんなよ」って。
でも子供を怒るのもかわいそうだし。
ママに「ママ。
こういうのはね描かせちゃ駄目じゃない」と。
「これはやっぱりここに描いちゃったらどこでも描いていいと思ったらしつけになんないから」「ママ。
こういうのはね描いちゃ駄目だよ」「いいけど。
いいんだけど一応描いちゃ駄目なんだよっていうのちゃんと教えなきゃ駄目だよママ」って。
「うん。
分かった」っつって。
「一応ママから言いな」「俺が言うとすげえ怒っちゃうから」「うん。
分かった分かった。
じゃあ言っとく」っつって話してくれたと思うの。
で次の日部屋に行ったらその壁に「ここに描いちゃ駄目」ってママが書いてた。
ママ!
(一同)ママ!ママ!
(ヒロミ)ママもうねこんなネタ山ほどある。
「まだ16だから」やもんね?
(ヒロミ)「16だから」ある意味「まだ16だから」うーん。
ママいいですよ。
ママは面白いもん。
おっ。
大吉先生。
(大吉)はい。
じゃあ福岡よしもとに僕いたんですけど。
そうですね。
20年ぐらい前に劇場ができたんですよ。
前の年に実は名古屋に吉本の劇場ができまして。
そのときのこけら落とし公演にダウンタウンさんが来られたんですね。
(大吉)それは何でかっていうと名古屋事務所の所長さんがダウンタウンさんのマネジャーだった縁で。
元。
そうそう。
(大吉)で特別にダウンタウンさんが来られたと。
で1年後福岡よしもとに劇場ができた。
当然隠し玉的な「こけら落とし公演X参戦」みたいに書いてあって。
福岡よしもとの芸人の中でそれはもうさんまさんだと思ってたんです。
ずっと歴代さんまさんのマネジャーが所長だったんで。
福岡に劇場ができたらそのオープンおめでたい日はさんまさんが必ず来てくれると。
みんなわくわく待ってたんですけど。
当日来たのがちょうど吉本所属になったデーモン小暮さん率いる聖飢魔