(ナレーション)今夜も…。
(假屋崎)これもう大好評假屋崎省吾が芸能人のいけばなを褒める!!叱る!!これらの芸能人の作品片方は假屋崎先生が才能アリと褒めちぎりもう片方は才能ナシと叱り飛ばしました。
さあ更に…。
和田アキ子のリズム感に鋭く切り込む!ところが…。
こんなん…。
これまで築いてきたものがズタズタに!!
(一同)あははっ!
(陣内)うるさいなぁ!
(夏井)そしてNHKの俳句番組を背負い番組MCが参戦!!まずは「リズム感の才能アリ?ナシ!?」ランキング!熊谷真実54歳のリズム感は?妹は松田美由紀甥っ子は松田龍平・翔太兄弟。
まずは比較的リズムを取りやすい4拍子の曲で査定。
(浜田・スタジオ)それでも行きたかった。
(熊谷・スタジオ)それでも行きたかったんですよ。
(夏)スゴい。
(今井・スタジオ)スゴい。
(陣内・スタジオ)スゴい熊谷さん。
(浜田・スタジオ)スゴいまじで。
(陣内・スタジオ)スゴい!
(夏)えっ素晴らしい。
すげぇ。
(陣内)スゴい!先生も大絶賛のダンスを披露した熊谷真実54歳。
(濱田・スタジオ)うそ!?では今っぽい「AKB48」の曲のリズムにも乗れるのか?
(浜田・スタジオ)なんやねん。
(一同・スタジオ)あははっ!
(夏)素晴らしい。
(一同・スタジオ)あははっ!
(今井・スタジオ)スゴい。
持っていらっしゃると思います。
4拍子の曲を完璧にこなした54歳のベテラン女優が才能アリかどうかを見極める課題曲に挑む。
それがこの曲。
映画「マルサの女」のテーマ曲はこれまでの4拍子と違い不規則なリズムを刻む5拍子。
(一同・スタジオ)へえ〜。
この5拍子のリズムに乗れるかどうかが才能アリかど凡人かの境界線となる。
・ンパンパンパンパウントン・ンパンパンパンパウントン
(夏)素晴らしい。
(陣内・スタジオ)これスゴいな。
スゴいです。
スゴいスゴい。
ええ〜!
(陣内)なんでできるん?・ンパッパウンパットン不規則な5拍子のリズムに確実に乗る熊谷。
・ンパッパウンパットンンパッパウンパットン強弱と音符の長い短いも全部刻めてます。
熊谷真実54歳のリズム感は才能アリ!実は今回のリズム感査定すべてを見た夏まゆみ先生によると…。
今回なんと過去最高!5人が才能アリという結果に。
特に注目すべきはこの3人!まずは前回のリズム感査定でぶっちぎりの1位韓流スター・超新星のユナク。
今回は更に…あの安室奈美恵が輩出した沖縄アクターズスクール出身者も登場!一体誰だ?3人目は女性歌手の「紅白」最多出場!R&Bの女王・和田アキ子!
(笑い)続いては女優私濱田マリは伝説のバンド見てて。
まずは4拍子。
映画「アナと雪の女王」のテーマ曲でチェック。
元人気ミュージシャンのリズム感は?
(一同・スタジオ)あははっ!
(陣内・スタジオ)ミュージカルや。
(IVAN・スタジオ)ミュージカルになっちゃった。
(夏)皆さんはこれを
(夏)でも
(夏)これはリズムを理解していないとできない動き。
(一同・スタジオ)あははっ!
(夏)ちゃんとさあ同じ4拍子でもテンポが速い曲ではどうか。
濱田マリ4拍子のリズムはパーフェクト。
よかった〜。
続いては難関の5拍子。
この曲に乗れたら才能アリ。
(夏)あっ取れそう。
不規則なリズムに戸惑っている様子。
(夏)ちょっと…。
このままではリズム感ど凡人となってしまうが…。
(夏)今メロディーに乗っかってます。
(夏)あっ素晴らしい。
濱田マリ序盤こそ動きがぎこちなかったもののギリギリのところでタタンタンタンタンという5拍子のリズムをキャッチ!ありがとうございます!濱田マリ本日2人目の才能アリ。
続いては水泳のオリンピック代表
(浜田・スタジオ)これはあかんやろ。
(立石・スタジオ)これダメだ。
ロンドンオリンピック200メートル平泳ぎで銅メダルを獲得したスーパーアスリートのリズム感は?立石君どうなん?
(立石)だいたい50メートル何かき…例えば「1.8秒のテンポで刻め」って言われたら刻めますし。
(一同)ええ〜!
(立石)「1秒ちょうど」って言われたら1秒ちょうどできますけど。
まずは簡単な4拍子から。
分かりました。
(夏)違う。
(一同)あははっ!
(陣内)やった!やった。
これはひどいぞ。
全くリズムに乗れていない指パッチン。
(浜田・スタジオ)これあかんやろ。
(陣内・スタジオ)全然あかんわこれ。
(一同)ああ〜。
そらそやわ。
(笑い)自信満々だったオリンピックメダリストがまさかの才能ナシ!それではリズム感の才能がない立石がスローな4拍子の曲を踊るとどうなるのか?
(立石・スタジオ)もうやめといた方がいいって。
えっ?
(浜田・スタジオ)どうした?歩きだしたよ。
歩きだしたよ。
(一同・スタジオ)あははっ!ちょっと分かんないぞこれ。
何もかもがズレている立石のリズム感。
ちょっと待って。
(立石・スタジオ)あははっ。
(陣内・スタジオ)えっ?本日1人目の才能ナシはロンドンオリンピック平泳ぎ銅メダル立石諒。
この後注目の和田アキ子が先生の辛口査定に震え上がる!うるさいな。
(一同)あははっ!そして安室奈美恵の後輩との勝負の行方は!?続いては韓流スター…。
前回のリズム感査定でダントツの1位だったユナクが2連覇と打倒和田アキ子を目指し韓国から極秘来日!!
(枡田)
(熊谷)今回はもうさぁ…。
(拍手)今回もたぶん…。
いけるんじゃないかと。
まずはこれは余裕か?
(一同・スタジオ)あははっ!さすが前回の1位。
4拍子は余裕でクリア。
国民の…
(一同・スタジオ)あははっ!違います?続いて5拍子。
ユナクは前回「マルサの女」で1位になっているので同じ5拍子の「スパイ大作戦のテーマ」で査定。
このリズムに乗れたら今回も才能アリ。
(一同・スタジオ)あははっ。
(夏)素晴らしい。
もうすでに…。
ユナク難しい5拍子のリズムも問題なし。
(拍手)さあユナク2連覇なるか?順位は後ほど発表!続いてはいよいよこちら!才能ナシは絶対に許されないそのちょっとだけ言わしてもらうけどジャッジする人。
夏です。
よろしくお願いします。
さあ和田アキ子のリズム感は?これで才能ナシなら築き上げた栄光が砕け散る!残るはこの4人。
この中で2人が才能アリ!さあR&Bの女王は才能アリを獲得できるのか?そしていよいよ安室奈美恵の後輩沖縄アクターズスクール出身者が登場!その人物こそこんにちは〜。
ウケる。
パリコレにも参加した世界的トップモデルだが…。
一応中学校の時に沖縄アクターズスクールの全国オーディション受けてて沖縄アクターズスクールにいたので。
中学時代数々のトップアーティストを発掘した沖縄アクターズスクールに所属。
その写真の中に見覚えのある顔が。
実は枡田絵理奈アナもアクターズスクールの同期だったんです。
あっそうなんや。
そう。
さあ安室奈美恵の後輩のリズム感は?5拍子のリズムに乗れたら本日4人目の才能アリ。
(IVAN・スタジオ)超恥ずかしい。
(一同・スタジオ)おお〜!素晴らしい。
妖艶なダンスで5拍子のリズムをしっかりと刻む。
(陣内・スタジオ)かっこいいIVAN。
しっかり耳で音楽を聴いてリズムを感知してそれを体にムーブメントとして起こしていくっていう。
さすが安室奈美恵の後輩沖縄アクターズスクール出身者。
(今井・スタジオ)スゴいよIVAN。
ありがとうございます。
やった〜!モデル・IVANのリズム感も才能アリ。
続いては陣内智則のリズム感を査定。
(一同・スタジオ)あははっ!前回夏先生も絶句のリズム感で最下位となってしまった陣内。
人間の
(浜田・スタジオ)怖いでしょ?これ。
並々ならぬ決意で臨む今回の結果は?
(陣内)今回こういう事ねと。
リズム感やからね。
別に手で取ってても良いんですよ。
はい。
だから今回は
(一同・スタジオ)あははっ!まずはこの曲でチェック。
最愛の人と観た映画の主題歌ならばリズムに乗れてほしい。
(陣内・スタジオ)ダンスを出せ。
そんなんええ。
これ観た。
観た。
「アナと雪の女王」。
陣内またしても才能ナシか?
(浜田・スタジオ)何をしてんねん。
(一同・スタジオ)あははっ!
(陣内・スタジオ)頑張れ。
でも絶対
(夏)スゴいスゴいちゃんと…あっ素晴らしい。
(一同)おお〜!はい。
さあ
(笑い)陣内僅かな進歩は見られたものの今回も才能ナシ。
残るは才能アリが1枠と才能ナシが1枠。
うるさいねん!
(陣内)うるさいなぁ!キャリア46年女性歌手「紅白」最多出場才能ナシは許されない和田アキ子か?対する今井華実は小学校の通信簿は3段階でオール3。
ピアノも8年間習っていたという隠れお嬢様。
新旧リズム感バトル才能アリ残り1枠はどっちだ!?まずはR&Bの女王和田アキ子を査定。
才能ナシなら築き上げた栄光が台なし!ん?「白鳥の湖」?こんなん…えっ!?
(一同・スタジオ)あははっ!
(和田・スタジオ)分かれへん。
(一同)あははっ!
(陣内)大丈夫か?これは。
(夏)あっ取れてきました…。
けど…ああ〜ちょっと2拍子になってしまいました。
査定は一旦保留。
才能ナシなら今年の「紅白」選出に影響あるかも…。
という事で残っている1人モデル・今井華をチェック!人気番組「テラスハウス」で一躍ブレイク!若者に絶大な支持を受ける今井。
さっそうとランウェイを歩く姿はいかにもリズム感がありそう!和田アキ子を押しやり才能アリと査定されるのか?えっ?
(夏)ふふっ。
(陣内・スタジオ)あれ?どうや?
(和田・スタジオ)ちょっと遅れてんちゃう?こうなっちゃうんだけど。
(夏)ところどころ…ところどころ取れたりしてるけどランウェイを闊歩する姿とは大違いのリズム感。
これではリズム感があるかどうか判断できないのでこちらも今のところ評価は互角。
1曲では判断がつかないので和田アキ子の2曲目を査定。
さあ結果は?緊張するなぁ。
動いた方がいいの?どちらかが才能ナシのリズム感査定。
今のところ評価は互角。
(一同)あははっ!
(今井)互角…。
互角!?
(今井)ヤバいヤバい。
和田アキ子の運命は?緊張するなぁ。
動いた方がいいの?このステップばっかりしてるけど。
ステップで正確なリズムを刻んでいる。
倍で取ってもええけど。
(夏)素晴らしい。
さあいよいよ才能アリかどうかを見極める5拍子!ああ〜なるほど。
・タタタタタタタ・タタンタタンタ〜ラン
(今井・スタジオ)スゴい!スゴい!5拍子のリズムを大きな手で正確に刻む。
(夏)普通の人はメロディーが入ってきた所でそこに惑わされてしまうんだけどしっかりとリズムを刻み続けています。
(今井・スタジオ)スゴすぎる。
おお〜。
フゥ〜!先生ありがとう。
そして最後までリズムに乗りきれなかった今井華は才能ナシ!
(陣内・スタジオ)ようクラブ行ったなこれで。
和田アキ子が最後の1枠に滑り込み!過去最高5人が才能アリという大混戦!その前に立ちはだかるのは2連覇を目指すユナク。
そして沖縄アクターズスクール出身安室奈美恵の後輩・IVAN。
1位を決めるのはこの曲!ソチオリンピック金メダリスト・羽生結弦がショートプログラムで使用した楽曲「パリの散歩道」。
(「パリの散歩道」)トップバッターは女優・濱田マリ。
ミュージシャン時代に培ったリズム感で1位を目指す!
(夏)しっかりとリズムに反応して動きだしました。
実はこの曲4拍子で取った場合はリズム感1位の権利ナシ!その理由は?「パリの散歩道」は8分の12拍子というとても珍しい曲。
4拍子が4回刻む間に細かいリズムが「タタタタタタ」と1小節に12回刻まれているのだ。
これを4拍子で踊ると…。
このように夏先生が踊っても物足りない感じがしてしまう。
しかしちゃんと8分の12拍子のリズムで踊れば…。
(今井・スタジオ)わあ〜スゴい。
(陣内・スタジオ)かっこええ。
ご覧のようにかっこよく踊る事ができるのだ。
このリズムを刻めるかが勝負の分かれ道。
続いては安室奈美恵の後輩IVANが8分の12拍子に挑む!ゆったりと4拍子でリズムを取ったIVANもここで脱落!これで5人の才能アリの中2名が脱落。
誰なのか!?続いては優勝候補筆頭の韓流スターユナク!これまでどんな曲でもリズムをつかんできたユナク。
前回に続き2連覇を成し遂げるのか?
(浜田・スタジオ)なんやねん。
(一同・スタジオ)あははっ!
(夏)セクシーに動きながらリズムをここでしっかりと…。
(陣内・スタジオ)かっこええねユナク。
(夏)素晴らしいです。
8分の12拍子しっかり刻めています。
(一同・スタジオ)あははっ!
(一同・スタジオ)あははっ!ユナクのこれを超えないと1位はない!続いて本能のままに8分の12拍子を攻略するのか!?
(「会いたかった」)
(浜田・スタジオ)めちゃくちゃ乗ってるやん。
(夏)強弱も取れていて手足でしっかりリズムを刻んでいます。
素晴らしい。
・タタタタンタタタタン・タタタタンタタタタンいわゆるええ〜!54歳熊谷真実が大健闘!まさかの1位となるのか!?最後はR&Bの女王・和田アキ子!8分の12拍子を刻めるのか?
(夏)うん。
さすが。
もうすぐに…。
うん。
よかった。
ああ〜よかった〜。
さあこの3人の中でリズム感1位は誰だ!?第1位はこの人!
(熊谷)ええ〜!熊谷真実〜!リズム感才能アリ第1位は女優・熊谷真実!
(陣内)スゴい熊谷さん。
ええ〜!
(夏)これまでのリズム感査定における1位と言っていいと思います。
(拍手)ちなみに今回の才能ナシ
(陣内・スタジオ)早いやろ!なんかせぇや。
次回はせめてど凡人のリズム感を身につけて参加してください。
華道歴30年芸術のプロフェッショナル假屋崎省吾が…。
芸能人のテーマはこの季節を代表する花「あじさい」。
必ずあじさいを使って制限時間30分以内に生けてもらいます。
まずは美を追求するモデルの作品をご覧いただこう。
人生そのものを美しく表現している2人だけに渾身の自信作が生まれた。
さあ今井の作品見ていただきましょう。
オープン!今井華作タイトル「華と雪の女王」。
(一同・スタジオ)あははっ!
(陣内・スタジオ)腹立つわぁ。
(浜田・スタジオ)お前もう寄り過ぎや今に。
(今井・スタジオ)お母さんも華道やってるのでだから「華」って名前なんですよ。
(一同・スタジオ)へえ〜!
(今井・スタジオ)華道の「華」から取られてて。
(浜田・スタジオ)あっそうなん?
(今井・スタジオ)そうなんですよ。
あの「華」なんで。
華道の「華」なので。
今井が最もこだわったのは色の配置。
対角線上に同系色を置くことにより全体的にまとまった印象の作品となった。
(浜田・スタジオ)色の配置がこだわりですか?
(今井・スタジオ)高さもこだわりました。
斜めにこういくように…こっから見てこういくように立体的に見せられるように。
今井華自画自賛の作品。
その査定は?パッとよさそうな作品に見えるのだが…。
あじさいは花が大きいためどのように生けても一見良い作品に見える。
だからこそ細部へのこだわりが大事。
そこが今回の査定の大きなポイントとなる。
(假屋崎)そしてなおかつちょっとブーケのようなね華ちゃんらしい感じなんですけども
(假屋崎)もうちょっとなるほど。
もっと大胆に構成をバンとしたり…。
なるほど。
(假屋崎)単純になっちゃった所ここをもうちょっと
(假屋崎)もっともっとすてきになるので。
假屋崎先生はこの作品にどうやって立体感を出すのか?それにはこのかすみ草ですね。
後ろに入ってたものをこの辺りにもちょっとね足してあげる。
前にいっちゃう。
(假屋崎)少し足す。
それからもう一本ぐらい足しましょう。
省吾前にいっちゃう?
(假屋崎)はいふふっそうです。
こんな感じにすると変化が出てくるんですよ。
もう一本ピンク色のねトルコキキョウを飛び出させる感覚にして入れてみましょう。
そうすると凹凸も出てきて…。
(和田)花の間から入れるんですね。
(假屋崎)それだけですごく複雑な感じがして…。
(熊谷)きれいになった。
(假屋崎)ちょっと凹凸をつけるだけで全然表情変わってきますよ。
ここまでやると丸っきり変わったからね。
(笑い)
(一同)あははっ!
(假屋崎)あと一歩ですよ。
あと一歩。
頑張りますもうちょっと。
立体感が足りないど凡人のいけばなが凹凸の少ない前の部分に花を足すことでドラマチックに大変身。
ここまで立体感を出せれば才能アリ。
続いてはパリコレでも活躍したオネエモデルIVANを査定。
IVANの作品オープン!IVAN作タイトル「恋する梅雨」。
(IVAN)私の今のハートです。
夏に向かって淡い恋をしてる感じですね。
今の心境がまさに出てます。
夏を前にある人に淡い恋心を抱いているIVAN自分自身をイメージした作品。
彼女の特徴である長身でシンプルな色気を表現。
(一同)あははっ!
(陣内)知らんわ。
どうでもええわ。
さあ先生。
(一同)あははっ!ええ〜ちょっと!
(假屋崎)とってもいい所は足元がキュッとしてでねこの動きがあるってこと。
この升の形の…升の微妙なこのラインですよね。
ですからスタイルの良さこれが…。
表現できてます。
(假屋崎)表現できてる所とってもいいです。
さあこの作品の査定は?こちらも…。
実はある一輪の花の選び方に問題が。
(假屋崎)この一輪のあじさいが
(假屋崎)枯れてんですこれ。
よく見てください。
しおれちゃってるんです。
(IVAN)そこがいいなと思った…。
(假屋崎)お花はみずみずしく水が上がっていないとやはり美しさには欠けるんです。
なるほど。
(假屋崎)この花をわざわざ使うというええ〜!
(假屋崎)許されない。
(陣内)無神経。
(假屋崎)そうです。
ビンテージ…。
あえてくたっとなってるのを…。
(IVAN)あえてくたっとしてるのを探したんですよ。
ほかにもいっぱいあったんですけど…。
(假屋崎)地球上の美意識の見解からするとそれはワインには通ずるんですけど
(假屋崎)それともう一つは…見てください。
全部正面からだけで後ろが…。
後ろスカスカ。
(假屋崎)断崖絶壁。
見えます?こうなったらね全部からくりが丸見えなんですよ。
ということは見た目だけ。
(笑い)
(陣内)ラフかぁ。
(IVAN)ラフでしょ。
(笑い)
(陣内)どこでやってんねんゴルフ。
やっぱり
(陣内)なるほど。
(IVAN)中身…。
今そういうことですよね。
こういうことでわかるんですよ。
新鮮な…ビンテージじゃない新鮮な枯れてないものと交換しますこれはね。
申し訳ございませんけれどもこれはちょっとほっぽらかしてください。
ねっ捨てます。
あっ全然違いますね。
(IVAN)ほんとだ。
全然違う。
(陣内)なんであれ使ったん?
(濱田)IVANやっぱこっちの方がいい。
全然違う。
(假屋崎)やっぱりお花は生き物なんですよ。
これが優しさにつながるんです新鮮な…。
それで
(假屋崎)じゃあこうなったらね。
これちょっと1本入れたけどこんな変わるんです。
(一同)おお〜!
(熊谷)後ろが。
(假屋崎)だから正面だけじゃなくて後ろ姿内面を充実させる。
これぜひこれからの課題でございますから頑張ってください。
(IVAN)ありがとうございました。
どんなに正面が美しくても後ろがブサイクな作品はど凡人。
たくさんの花の中から最もみずみずしい花を選ぶ美的感覚も必要です。
一見きれいに見えても假屋崎先生の目はごまかせない。
才能アリは誰だ!?もう才能ナシ…。
いきなり?おお〜よっしゃよっしゃ。
最下位じゃない7位。
(陣内)よっしゃ。
(今井)7位やだな。
まあ最下位よりはマシやいうても才能ナシやからね。
(熊谷)ええ〜!何度も言わないで。
さあアッコさん。
こないだ前に出してもらったとき私いけばな高得点だったんですよ。
確かにそうです。
そうなんです。
みんな「エ〜ッ」言うてますよ。
みんなが「エ〜ッ」って言うのは…。
(一同)あははっ!
(和田)何?それ。
お客様です。
(和田)なんで「エ〜ッ」なの?イメージがないんでしょ?アッコさんなんかこんなことしそうですもんねぇ。
(一同)あははっ!さあマリちゃんどうですか?
(濱田)はい。
私いけばななんかできるかなぁどうしようかなぁと思ったんですけど…。
(一同)あははっ!
(濱田)まあすごい短時間でスパスパスパッと生けてしまったんですね。
びっくりしました自分の才能に。
熊谷さんどうですか?
(熊谷)剣山に挿すってなかなかねぇ意外と力いるんですよこれね。
(陣内)でも妹さん松田美由紀さんですもんね。
そうですよ。
(陣内)ってことは龍平さんとか翔太君も…。
(熊谷)親戚。
甥っ子じゃないですか。
(陣内)だからこれはちょっと美的感覚なかったらダメですよ。
(熊谷)ちょっと恥ずかしいですよ。
確かにそうやわ。
(陣内)皆さんに迷惑かかるから。
そうですね。
才能ナシ第7位はこの人!濱田マリ!
(一同)わあ〜!おいおいおい…。
おい!
(一同)あははっ!
(濱田)こら!おい!こら〜。
さあ皆さんじゃあいきましょう。
マリちゃんの作品オープン!テーマは「あじさい」。
才能ナシ第7位は濱田マリ。
(一同)あははっ。
さあ皆さんじゃあいきましょう。
マリちゃんの作品オープン!濱田マリ作タイトル「芸能界」。
濱田が生きる芸能界をイメージ。
(濱田)華やかな世界ですよ。
どの子もきれいなんですけどやっぱ主役はいてヒロインは1人でええやろと思っていちばんかわいいピンクにしたわけです。
(浜田・スタジオ)さあマリちゃんこだわりは?君ちょっとふてくされてるねぇ。
(濱田・スタジオ)すみません。
芸能界の縮図ですそれは。
(浜田・スタジオ)なるほど。
(濱田・スタジオ)ピンクのあじさい華やかでかわいくて前にガァ〜出てますよね。
(浜田・スタジオ)主役ですから。
(濱田・スタジオ)それを盛り立てるのが後ろにいる白い軍団…緑の軍団でちょっと紫が見えると思うんですけど「私もいつかあそこいったるで」っていうね2番手3番手の…。
(陣内・スタジオ)ドロドロしてますねあのいけばな。
(濱田・スタジオ)そうなんです。
ちょっと赤いへんてこな花があると思うんですけど作ったあとにねディレクターさんに「濱田さんどこにいるんですか?」って言われて「あっ私おれへんかった」と思ってそこにちょろっと生けときました。
(一同)あははっ!思い入れたっぷりの濱田マリの作品。
実は才能ナシ最大の理由はこの赤い花のチョイスだったんです。
先生お願いします。
(濱田)お願いします。
とてもね楽しくやっていただいてほんとにすてきな雰囲気がただよってるんですよ。
でも実は申し訳ないですけれどもよく見ていただくと見てください。
なんとなく…。
この辺がスカスカでしょ。
(假屋崎)ほらこういう感じなんですよ。
でしかもいつも申し上げるんですけど立体的でなくて断崖絶壁なんですよ。
なるほど。
(假屋崎)後ろも奥行きがまったくないんですよ。
それで今よ〜く見ますとこの辺りから見るともう剣山丸見えですし…。
(假屋崎)誠に申し訳ございません。
で今ねグロリオサを最後に濱田さんのお花ってことでおっしゃられたんですけどこういうお花なんですね一輪ね。
こういう立派なお花なんですよ。
で実はかえって
(假屋崎)この美しさの…。
(笑い)
(和田)芸能界にいらんねや。
それだけは…。
先生いわく寂しさがただよっているというこの作品。
実はたった2か所を変えるだけで印象がガラッと変わります。
まずは問題のグロリオサは…。
これが邪魔をしてるんですか?
(假屋崎)そうなんです。
ほんとに申し訳ないんですけどまずねここ1輪を抜きます。
抜いちゃってください…あっどうしよっかな。
あははっ!
(假屋崎)
(假屋崎)で1輪だと寂しすぎるんです。
まずこれを抜いてでこのねちょうど1本使ってらっしゃるときにこれが1本またちょうどテーブルに置いてあったんです実は。
これをなんで使わなかったのかと思って。
なるほど。
(假屋崎)これを実はここにねこう入れてあげるんです。
ああ内側にね。
そうです。
足元を隠してあげて見てください。
こう二段重ねにするんですね。
うわぁ奥行き…奥行き出た。
(假屋崎)それとなおかつもう一か所直すとするとここが並列に3本があまりにもきちんと入れ過ぎてるんです。
真面目すぎる性格?どうですか?
(熊谷)性格出ちゃうね。
(假屋崎)出ちゃうんです。
ほらここにちょっと1本立体感…。
(濱田)うわぁすご〜い!
(假屋崎)こういう感じになる…。
遊びが出てくる。
(和田)なんか3Dっぽいよね。
(濱田)はい。
(熊谷)ほんとに〜!
(濱田)どんどんよくなる。
すごい。
(假屋崎)人生もっともっと遊んでください。
余裕が大切でございます。
なるほど。
もうバァ〜ってねひと筋じゃダメです。
ぜひ色んなものを…。
(濱田)色んな角度から見ないと。
(假屋崎)そうするとお花もうまくなって人生も豊かにすてきに生きていくことができますよ。
7位納得です。
ありがとうございました。
寂しい足元はあじさいを1輪足すだけで奥行きが。
このようにいかに立体感を出す工夫をしているかどうかが評価のポイント。
そしてもう一つのポイントは360度どこから見ても作品として成立しているかどうか。
濱田マリの作品のようにこれができれば才能アリ。
さあベテラン女優が早くも撃沈。
注目のじゃあもう才能ナシを見ましたから才能アリの3位を見ましょう。
(一同)おお〜!
(陣内)来い!ここに入っとけばうれしいですよね。
才能アリ第3位はこの人!立石〜!おめでとうございま〜す!危ね〜!あははっ!立石がやりましたよ。
(熊谷)すご〜い!平泳ぎって結構難しいんですよ。
で今日本で僕2番目にいちばんきれいな泳ぎを…。
やかましいわあほんだら!
(一同)あははっ!さあいきましょう。
作品オープン!立石諒作タイトル「寮生活の日曜日」。
去年まで寮生活をしていた自らの日曜日の爽やかな朝をイメージ。
(立石)特に朝気持ちよく起きるときに見たい花。
この花達は全部スポーツマンです。
ちゃんと見えるとこだけしか鍛えてるってわけじゃなくて見えないとこも鍛えてるっていう。
アクセントとなっているシマフトイはオリンピックで3位になった自分をイメージして3本に。
アスリートらしい爽やかな作品となった立石諒のいけばなは才能アリ。
最も評価が高かったのは色のバランス。
まあでもこれ3位ですもんね。
さあ先生。
とってもね見た目正面から見るとすごくね複雑でしかもそれぞれの花がとっても表情豊かに出ていて。
僕が見るとね。
ふふっ!まあまあ…。
(假屋崎)やっぱりあじさいって清涼感がねとっても大事なんです。
季節感。
いけばなって季節感をとっても出して美しく生けていただきたい。
でそこに見ていただくとユリの花をちょっとねこのおんなじぐらいの高さにされてで花粉がまたねこの色がね映えてるんです。
(熊谷)そうですね〜。
(假屋崎)なおかつ1輪入れられたグロリオサは今度はこのまんま2輪とつぼみまで入って葉っぱもちょっと入ってるのでこれでかえってここの色から調和が取れてくるんですよ。
たまたまがうまいことはまったんや。
(立石)そうなんです。
(假屋崎)これはやっぱり美意識表現してるってことになるんです。
なおかつ浜田さんグリーンもね3色使いなんです。
このグラデーション。
ユーカリの葉っぱが緩やかにそしてねこのリョウブがねたよたよと柔らかい感じに。
そして最後にこの…3本のこのシマフトイがいい具合にスッと伸びてるんです。
(立石)もう…言ったとおりですよ。
ほんまに〜?
(假屋崎)どうしてかっていうとこのシマフトイの生け方がなんとなく最後の最後にきて雑さが出てきちゃったんです。
繊細さが欠けちゃったんです。
重なっちゃってるんです。
これ緊張感がね最後のところであと一歩だったのに緊張感が…。
(笑い)立石諒のいけばなは詰めの甘さはあったもののセンス抜群の色彩感覚でロンドンオリンピックと同じく銅メダル。
残るはこちらの4人。
この中に才能アリが2人!もうどうでもええど凡人。
5位を埋めましょう!さあユナクどうなの?
(ユナク)
(ユナク)もう色合わせとか全然…。
自信あるよね?もうすべてが…。
ただユナクさんは前回…。
そのときの作品を一度見てみましょう。
(ユナク)ああ〜…。
あははっ!
(陣内)怖っ!怖っ!これ。
もう黒い涙流してるやん。
あははっ!陣どうですか?絶対勝てるアッコさんにいけばなは。
(一同)あははっ!いやいや…いらん!
(陣内)罰ゲームや!嫌や〜!第5位はこの人!陣内!あっ…でも浜田さんなんかうれしい。
(一同)あははっ!
(陣内)やった〜!じゃないけどやった!最下位じゃないもん。
僕才能ナシしか味わったことなかったから…。
あははっ!陣の作品見てみましょう。
オープン!陣内智則作タイトル「全部正面」。
(浜田・スタジオ)陣どうですか?これ自分で見て。
(陣内・スタジオ)これやっぱり背を高くして足元をちょっとあじさいで固める。
そしてよくねカーリーが…先生が言うてましたけどもやっぱり正面だけじゃないと。
(浜田・スタジオ)そりゃそうです。
(陣内・スタジオ)360度から見て楽しめないとダメだというのを意識して作ったんですよ。
(陣内)バランスをちょっと考えましたね。
花達が各々が輝くようにね。
では後ろが断崖絶壁の濱田マリやIVANと違いどこから見ても成立するこの作品はなぜど凡人なのか。
その最大の理由は作品の構成力。
(和田)
(一同)あははっ!
(陣内)誰がブッサイクや!見た目がね。
(和田)うん。
(一同)あははっ!あっちょっと待って!先生でもこれはど凡人?でもなんで5位ですか?これ。
これもう
(一同)あははっ!そうなんですか?ええとこ取りですか?
(假屋崎)そうでございます。
ええとこばっかり集めて…。
(假屋崎)ええ格好しい屋って感じ。
ええ格好しいですか。
(陣内)八方美人じゃダメなんですか?先生いわくこの作品はよくばり過ぎてせっかくのあじさいが際立っていないことが問題点。
そして更に評価を下げたのは先端のこの部分。
なぜダメなのかわかりますか?さあ八方美人のいけばなを華道の大家はどう直すのか?
(假屋崎)実はあじさいを今日はテーマメインに使って…。
ですからやっぱりねまずいいですか引き算します。
これもう邪魔者。
いらない?いけばなというのは引き算の美学。
日本の芸術文化みんなそうです。
まずこれを抜きますよ。
大胆にね。
でそうするとちょっとすっきりします。
こんな感じ。
でもう一つ
(一同)ああ〜!
(熊谷)あっほんとだ。
(陣内)それはあえてバランスを取るためにやったんですよ。
それはね
(假屋崎)そうです!
(IVAN)やっぱり!やっぱり!違うわ!そんなうまいことなるか!怖っ!
(陣内)ええかげんにせぇよ!
(笑い)そんなもん後づけやないか!あははっ!心理がもうおのずと自分のね内面がお花を生けるようになって出ちゃったんです!いやいやバランスよくでしょう。
(假屋崎)
(假屋崎)人が出るんです。
そこで1本を…。
(陣内)1本抜いちゃうの?抜くんじゃないんです。
短くする?
(假屋崎)このぐらい…このぐらい。
こうして…。
ちらっと見えるぐらい。
はあ〜。
でも確かにいいですねそれ。
まあそうやね。
(陣内)バランスがまた…。
中途半端な八方美人の陣内のいけばなは花の種類が多すぎて主役のあじさいが霞んで見える。
しかし3本の花を除くだけで一気にあじさいが際立つ作品に。
更に2輪のバラは左右対称の方が安定感はあるが左右非対称にした方が作品に立体感や躍動感が出るんです。
さあいよいよ3人が残りました。
まだ名前を呼ばれてない方。
アッコさんと真実ちゃんとユナク。
めっちゃ心配です。
心配?予想以上に皆さんがすごく実力があってちょっとびっくりしました。
僕めっちゃシンプルにしてるから。
でもシンプルだからダメだっていうことでもないんですから。
(熊谷)引き算だっておっしゃってたから。
さあこの3人です。
さあそれでは何位に…。
いやこれはもう最下位ちょっと残したいし才能アリの2位見ましょうよ。
1位と最下位残して。
さあいきましょう!才能アリ第2位はこの人!和田アキ子〜!フゥ〜!フゥ〜!十分。
あははっ!
(和田)十分!すご〜い!さあアッコさんの作品見てみましょうオープン!
(和田)どうですかね?皆さんの評価。
和田アキ子作タイトル「ありのまま」。
(浜田・スタジオ)これこだわりは?
(和田・スタジオ)あじさいを見てたらほか何を持ってきてもあじさいに負けるんです。
(浜田・スタジオ)なるほど。
(和田・スタジオ)旬やから。
(浜田・スタジオ)じゃあほかのものはいらないと?
(和田・スタジオ)私としてはいらないなと。
趣味である美術館めぐりで養った色彩感覚を全て投入した和田アキ子の作品は才能アリ。
で意外に…浜やん見てあじさいのね茎って太いんですよ。
いや太いですね。
(笑い)
(陣内)どこを疑ってるんですか?さあ先生どうですか?もう
(假屋崎)よさはですねほんとに潔い。
あじさいのみで勝負する。
これね私びっくりしたんです。
あまりのエネルギーを感じて。
そしてなおかつよさはこのね
(笑い)そしてまたこのグリーンがポイントになってますよね。
足元で…グッと足元が締まっててそこからブワ〜っと広がる感じで。
だからエネルギーを感じるんですよお花の。
ここ素晴らしい。
潔さ。
さすがだなと思いましたね。
大胆な構成で大迫力の作品を作った和田アキ子は芸術の才能アリ!ではこの作品なぜ1位になれなかったのか?マイナス評価となったのは作品の後ろの部分のボリュームが少しだけ足りない点。
もっともっとよくするには今ね正面こうなんですけどもこちらの方がね足元がちょっと見えちゃうので…。
そうですねちょっとね。
(假屋崎)ここにもっとねふんだんにうわっと足しちゃっていいんです。
なるほど。
(和田)もうね
(笑い)
(和田)茎が太いんだから本当に。
ここまできたから足していい?
(和田)はい。
ぜひお願いします。
(假屋崎)せっかくだから足しちゃう。
(和田)でもすてきだ。
(熊谷)1本あるだけで…。
そうですね。
(熊谷)全然違う。
もう一本入れていい?どうぞどうぞ。
(假屋崎)こうなったら入れていい?はいお願いします。
ああ〜すてきだ。
(今井)うわぁすごい。
すごい!これはすごい!
(和田)うわぁ〜!
(熊谷)うわ〜きれい!これはきれい。
確かに。
(熊谷)きれい!うわぁすごい。
そしてこの作品をいたく気に入った假屋崎先生が更に大胆にアレンジ。
その作品がこちら!たくさんのあじさいから飛び出るシマフトイ。
假屋崎先生の個展で披露されてもおかしくはない刺激的で大迫力の作品だ。
残るは熊谷真実と韓流スターのユナク。
才能アリか才能ナシか。
ユナクか真実ちゃんか。
やだどうしよう…。
どちらが1位なんでしょう?いきましょう才能アリ第1位はこの人!熊谷真実!ウソ〜!?マジ!?
(陣内)素晴らしい!ということで最も芸術の才能がないのはユナク!
(陣内)ユナク〜!残念でした。
ユナク前回の粘土細工に続き2回連続の芸術の才能ナシ。
その作品がこちら。
ユナク作タイトル「花よりユナク」。
(浜田・スタジオ)なんやねんそれ。
(一同・スタジオ)あははっ!
(浜田・スタジオ)なんやそれ。
(和田・スタジオ)なんかお墓参りするときに持っていく…。
(一同・スタジオ)あははっ!
(浜田・スタジオ)ユナクこれこだわりは?
(ユナクスタジオ)やっぱ6月って微妙な季節じゃないですか。
なんか春でもないし夏でもない。
紫って色も微妙じゃないですか。
だから微妙な季節にいちばん合うなぁと思ってやってみたんですけれども
(笑い)大好きな紫色のあじさいだけで勝負したこの作品。
先生いわく才能ナシの理由は足元と色使い。
やっぱりねほんとにごめんね。
今日ねお洋服ねおんなじお色だからたぶんこういうお色が好きなんだと思うんだけれども
(假屋崎)寂しいんですよ。
それと全然ここがね。
まだ途中経過だったんだな。
確かにそうですね。
(假屋崎)時間がね…。
(笑い)すごいかばうじゃないですか。
ああそうですか。
でもここスカスカですもん。
そうです。
でねあとほとんどがおんなじなのね。
それでしかもねちょっとね変化がないんだな。
どの角度から見ても退屈な才能ナシの作品を假屋崎先生はどう直すのか?ちょっと何本か足すともっともっとよくなる。
お願いします。
(假屋崎)ですからこれを実はですねこのピンクは恋愛運が間違いなくいい感じで起こるよっていうそういう色。
でなおかつ恋愛運から今度はね…。
この一発で違いますね。
(假屋崎)恋愛運から結婚運に結び付いて…。
足元ねここがやっぱりちょっとねバサバサっとしてるのでこれハランという葉っぱです。
もうお寿司屋さんに行けばいくらでも。
(熊谷)
(假屋崎)こうするだけで…。
これだけで…ほら見て足元が。
そうですね。
さっきのここのスカスカ感が…。
(假屋崎)口元からスッと伸びてピンクも色彩が豊富になってすてきになりますよということです。
最下位でもここまでにはなるっていうことですよ。
ちょっと手を加えただけで。
(笑い)言わん方がええんちゃう?
(假屋崎)でもね大丈夫。
やればやるほど先生ユナクにだけすごいな!もうよろしいよろしい。
(陣内)過保護やな。
わかりましたから。
(假屋崎)でね随分前にああそうですか。
なんの話しとんねん!あははっ!すみません。
省吾はなんの話をしとんねん。
お花の話をしてください。
(假屋崎)すみません。
さあというわけで才能アリ1位は熊谷真実ちゃんでございますが。
華麗なる芸能一族の熊谷真実がリズム感に続きいけばなも第1位。
さあそれでは作品を見せていただきましょう。
オープン!
(一同・スタジオ)うわ〜!熊谷真実作タイトル「初夏のてまり遊び」。
あじさいを使ってはずんでる手まりを表現。
(浜田・スタジオ)さあ真実ちゃんこれ…。
(熊谷・スタジオ)なるべくあじさいをほんとアッコさんみたいにいっぱい使いたかったんですけどとにかく全色入れたいと。
あとはもうユリが好きなのでユリは閉じてるときもいいけど開いてもまたいいので…。
(浜田・スタジオ)なるほど。
(熊谷・スタジオ)ユリも入れました。
3本のシマフトイは初夏のお日様をイメージ。
この才能アリの作品先生が最も評価をしたのは熊谷の色彩感覚。
先生どうなんですか?この作品っていうのは。
全体のバランスがねとっても
(假屋崎)すごくねやっぱりね感性が豊かでいらして
(假屋崎)つくづく思いましたよ。
あははっ。
どうしよう?
(笑い)これでもこればっかりのアッコさんとの違いというのはどうなんですか?これが1位になったっていうのは。
(假屋崎)この構成力ですよね。
それが際立ってたってことなんです。
はあ〜。
(和田)こっちが水彩画だとしたら私は油絵だったかなと思うの。
なるほど。
(和田)なんとなく。
その言い方はね確かにわかるような。
(和田)ギュッと。
(熊谷)対照的ですよね。
熊谷真実これでリズム感に続き2連続の1位!とっても先生ありがとうございました。
本日連続1位の熊谷史上初の3冠なるか!?更にNHKの俳句番組からなんと現役司会者が緊急参戦!!今回皆さんに俳句を詠んでいただくお題はこの時期観光客が増える古都・鎌倉!訪れる人々のお目当てはいよいよ見頃を迎えるあじさい。
長谷寺をはじめ鎌倉といえば数々のあじさいの名所でも有名ですよね。
そんな鎌倉からのお題はこの1枚の写真。
色鮮やかなあじさいの花々とその中を走る江ノ電。
ちなみに6月の季語には「梅雨」「五月雨」「青葉」などがありますがもしも皆さんが鎌倉でこんな景色を目にしたらどんな俳句を詠みますか!?さあそれでは何位から見ていきましょうか?5位いこうか。
5位いこう。
中途半端に真ん中いこう。
(一同)あははっ!さあいきましょう。
ど凡人第5位はこの人!はい風花ちゃん!
(春名)わ〜い!いちばん最初…。
(一同)あははっ。
ど真ん中に入ったのは春名風花ちゃん。
独特の文章表現がネットや新聞でも度々話題となる13歳。
果たして子役の女の子が大の大人たちを蹴散らした俳句とは!?それでは春名風花さんの作品見てみましょう。
はいどうぞ!鎌倉あじさいと電車の風景で一句。
(陣内・スタジオ)これ中学生?これ風花ちゃんどういう気持ちでこれは?
(春名)えっと…ポカポカお天気の日にかえるさんがお出かけしたいなって思っててそんときに江ノ電がす〜っと来てあじさいの中にあまがえるはいたんですけどそこからピョコンと飛び出して窓にペタリと貼りついて…。
(一同・スタジオ)あははっ。
(春名・スタジオ)はい。
ペタリと貼りついて中の人に「どうしたの?どこ行くの?乗せてって連れてって〜!」って…。
(一同)あははっ!
(井上)浜田さん。
(陣内)別に。
笑うとこないわいっこも。
(一同)あははっ。
(陣内)ちゃんと聞いてあげて。
さあ先生!ええ〜この句はですねあっそうなんすか?それはどこかっていうとここの「空眩し」っていうここの空の表現ですね。
とてもいいと思います。
へえ〜。
(夏井)残りのところが名詞を「ペタリ」「江ノ電」「あまがえる」って名詞をポンポンポンと並べて情景を作ったりメロディーを作ったりしてるのでまあこのまんまでもいいんだけど今お話を聞くと江ノ電の
(夏井)そうだよね。
そこのここちょっと変えてもいいかもしれません。
「ペタリ」…。
(和田)電車に…。
(和田)ちゃう…。
(一同)あははっ。
(夏井)「ペタリ車体にあまがえる」って。
わかりやすいね。
(夏井)「空眩しペタリ車体にあまがえる」って言うとこれがちゃんと映像になるわけですね。
みたいな感じになるのでちょっとだけ…。
おお〜。
(陣内)なるほどね。
さあそれでは続いて…。
さあ風花ちゃんがここにおるということは残りの後ろ4人は大人ですからね。
そうですね。
やば〜い!4人の大人がもう風花ちゃんにこの段階で負けているということ。
さあ風花ちゃんの1個上いきましょう。
(陣内)上来い!
(井上)ここでいい。
ここでいい。
ど凡人第4位はこの人!ユナク!ユナクさ〜ん!
(陣内)ええ〜!これは素晴らしい。
(井上)すげぇ!ユナク4位は素晴らしい。
実は留学生として日本の大学を卒業している超新星のユナク。
卒業論文はもちろん日本語!日本の文化にも詳しいのだ。
ちょっと作品見てみましょうか。
ユナクさんの作品こちらです。
鎌倉あじさいと電車の風景で一句。
(一同・スタジオ)おお〜!先生!これあじさいの水の雫ですよね。
それが「車窓に弾ける」っていう所でちゃんと映像が言葉で言えてるわけですよね。
なるほど。
(夏井)ここらへんはほんとに
(夏井)ちょっとしたことなんですけれどもここの「あじさい」っていうのが季語ですよね。
それからこの「露」っていうのがですね実は秋の季語になるんですね。
ああ〜。
(夏井)で季語が2つ入ってしまうことで…。
(夏井)「露」って言わないでなんか「雫」って変えちゃいましょう。
なるほど。
これいらない。
「あじさいの車窓に弾け飛ぶ」…。
(濱田)すご〜い。
「あじさいの車窓に弾け飛ぶ雫」ってこうくるわけね。
そうすると「あじさい」だけになって
(濱田)素晴らしい!
(和田)これね全体の調べで17音を確保していくっていう作り方なんですね。
「車窓に弾け飛ぶ雫」ってこっちで12音の調べを作って頭に「あじさいの」っていう季語が乗っかってくる。
あっじゃあまあねいいんですけれども…。
(一同)あははっ!
(石田)怖いなぁ。
というわけでこの2人に勝つことができるのは3人しかいないという…。
そういうことですよ。
(井上)えっ?風花ちゃんとユナクに負けてるんですよ。
(一同)あははっ。
さあ上の2人ですけども…。
(井上)はい!
(井上)「何で来たんですか?」。
(一同)あははっ。
(井上)いや我々一応NHKさんの方で月に1回俳句の番組のMCやらせていただいてるんですよ。
(陣内)マジか。
(一同)ええ〜!触れてんの?じゃあ常に触れてんの?
(石田)やってるんで…。
(笑い)ほんと?
(石田)はい。
しかし一体何があったのか!?さあそれでは続いて何位を見ましょうか?これここで一発才能アリ2位ぐらい見ときますか?
(井上)2位頼む!
(陣内)2位来い!いきましょう。
才能アリ第2位はこの人!才能アリの2位熊谷真実NONSTYLEは入るか!?熊谷真実!
(熊谷)ええっ!?すごい!うそ!
(陣内)熊谷さんすごいなぁ。
(井上)すごい!
(熊谷)私もう全然今髪の毛直してたもんね。
全然自分じゃないと思って。
今日は3つの分野すべてにおいて才能アリという結果になりました。
(拍手)ちょっと作品見てみましょうか。
熊谷さんの作品こちらです。
鎌倉あじさいと電車の風景で一句。
(一同・スタジオ)おお〜!これはどういう気持ちで?真実ちゃん。
(熊谷)やっぱり雨が降ってる。
そうすると明月院ってとてもあじさいのきれいなお寺なんですね。
そのときに去年は一緒に行ったあの人は今年はいないみたいな。
(浜田・スタジオ)なるほど。
(熊谷・スタジオ)「こころも濡れる明月院」という。
(浜田・スタジオ)あははっ。
さあ先生!はい。
これは「さみだれ」っていう季語をまずここで詠嘆するわけですよね。
「や」とか「かな」っていうのはそこにびっくりマークが付くような強い詠嘆ですから「ああなんというさみだれだ」。
うまかったのが…。
(夏井)惜しいのがね…。
これ!「も」っていう助詞はですね散文的になりがちだっていうんで要注意なんですね。
なるほど。
(夏井)で今ご本人もお話ししてくださいましたけれどもここにこういう固有名詞があるでしょ。
「さみだれや」ってきて「明月院」が出てきたらさみだれに明月院も濡れてるあじさいも濡れてるそして心も濡れてるって「も」を言わなくてもちゃんとみんなそのだからこれいらない。
そして「こころ濡れゆく」…。
(一同)ああ〜!
(夏井)「さみだれやこころ濡れゆく明月院」ってやるとなるほど〜。
(一同)おお〜。
全部聞いてます。
毎月聞いてますよ。
だからさっきの技法とかもほんとは知識ありますけど…。
なんでやねん!
(井上)言えや!これはわかってるんやったらお前らが12じゃないとおかしいやんか。
(陣内)そらそうや。
そうですね。
それはもちろん。
(笑い)残ったのはこの6人!失礼ながら文才がある人がいるようにも見えないのだが…。
とってもなんとこの中に今夜隠れた才能が明らかに!じゃああそこ埋めましょうよ。
真実ちゃんの後ろユナクの前。
(井上)十分!3位で十分!ギリ3位やな。
もうちょっと頑張れば2位やったかもという。
いきましょう。
第3位はこの人!石田〜!
(石田)うお〜!よ〜しよしよし!まあまあまあ…。
(陣内)うそ!
(石田)まあまあまあよしとしましょう。
よしとしますか?3位でまあまあまあまあよしとしましょうか。
(一同)あははっ!
(井上)さっきまであんだけ言うてたのに。
さあそれではそんな石田さんの作品を見てみましょう。
はいどうぞ!鎌倉あじさいと電車の風景で一句。
(一同・スタジオ)おお〜!なるほど。
これはどういう気持ちで…。
(石田)ああいう写真を見たときにやっぱあじさいに目がいったりとか江ノ電に目がいったりするんですけどやっぱり
(陣内)言い方考えろよお前。
怒られるでお前。
でもほんと
(石田・スタジオ)やっぱりあのときにいろんな鮮やかな色があるなかで真っ白な所があってそれがまあ言うと砂利なんですけどもあれは前日に雨が降ってたら…あじさいって梅雨じゃないですか。
でも前日に雨が降ってたらあんな白にはなってないんですよ。
(浜田・スタジオ)ほう〜。
見る角度とかね確かに…。
(笑い)
(陣内)ババアやけど。
そう見るか?みたいな。
さあ先生!はい。
あの〜俳人ってほんとにね…。
ありがとうございます。
きましたよ。
それは何かっていうと…。
石田が犯してしまった俳句の重大なタブーとは?「×××」を2つ使っている。
皆さんわかりますか?石田はNHKで俳句の番組をやっているとは思えない失敗をしでかしていた。
それは何かっていうとこのもう1個ここに
(石田)やってもうた…。
(夏井)これはですねさっきも言いましたが「や」とか「かな」っていうのはびっくりマークが付くぐらいの強い感動や詠嘆ですから
(一同)あははっ!
(井上)おいおい!うそつくな!あれ?ちゃうかったかな?
(笑い)
(石田)あっほんとですか?お願いします。
(石田)そうですねはい。
「白さ」って言っちゃうからついつい「かな」って言ってしまうから例えば繰り返して「白々と」ってやるとか。
ああ〜!
(夏井)ひらがなで「しらじらと」ってやると
(夏井)ですから最後ひらがなで「しらじらと」なんてやるとこれはね私も先生!先生!そうですか?ウルサい!!
(一同)あははっ!
(井上)きっついこと言うなぁ。
うわっこれ残ってる人が…。
(井上)いやこれちょっと困るぞ〜。
やっぱり才能アリかもう風花ちゃんより下の人間になるわけですからね。
続いて何位を見ますか?これはもう才能ナシの8位を見ましょう。
(井上)やばい!
(和田)ちょっとやばいよこれ。
(今井)やばい!ええ〜?才能ナシ8位はこの人!陣内智則!でも俺今日頑張ってんけどな。
陣の作品ちょっと見てみましょう。
はい。
鎌倉あじさいと電車の風景で一句。
(和田・スタジオ)意味わからんで。
さあこれはどういう気持ちで?
(陣内)紫陽花ってやっぱりね梅雨の時期だけじゃないですか。
刹那的に咲くねっ?でなんか
(陣内・スタジオ)ねっ?だからなるほど。
自分的にはもうバッチリやったわけや。
先生!さっき某ど凡人の方が「や」と「かな」。
あっほんまや!
(夏井)やっちゃってますよね。
そうです。
それ知らなかったですね。
知らなかったっていうのはあるかもしれないけどえっマジで?
(夏井)そうです。
なぜかっていうとこの上に「紫陽花」っていう季語のっかってるでしょ。
それからこっちに「花火」って…。
(笑い)待て!また二股する。
(陣内)おかしいでしょ「また二股」っていうのは。
あははっ!
(陣内)いや先生それちょっとそれ逆…あえてみたいなことないんですか?ええ〜っとねマジっすか?その方法とは「花火」の前にたった4文字「××××」を付けること。
これさえ知れば才能アリになれます。
俳句のタブー「季重なり」。
しかし季語を2つ使いながらも俳句を成立させてしまう驚きの裏技があったんです!ええ〜っとねマジっすか?
(夏井)ただ…。
比喩ってわかりますか?わかりますよ
(夏井)そのとおりです!やった!
(井上)へえ〜!どうすんの?
(夏井)これならここはまず「や」はいりませんね。
「紫陽花は」ときてこっからこっちに飛びます。
「花火」ね。
「花火」を「つめたき」とやる。
「紫陽花はつめたき花火」。
(陣内)なるほど。
梅雨やし。
(一同)あははっ!
(陣内)わかったよ〜!
(夏井)わかった?そしたらだから「かな」ももういらないね。
「つめたき花火咲き散らん」ってやると…。
(夏井)「紫陽花はつめたき花火咲き散らん」。
(陣内)1位!?
(一同)ええ〜!
(笑い)まあいずれにしてもですねやめなさいって。
やめなさい!浜田さんがいらんこと言うから!さあ残るはこの4人!熊谷真実の3冠を阻止。
辛口先生の大絶賛を勝ち取った超意外な人物とは一体誰なのか?
(石田)僕がミスして3位ですから僕MCですからね。
(和田)いやいや…意外にねこれねバラエティーのあの〜なんていうか神髄から私は外れるかもわからんけどあっマジですか。
(一同)へえ〜!あら〜じゃあどういう結果になっても
(笑い)これどうしようか?もう最下位見るか。
おっ!いっちゃいましょうか。
そうでしょ?えっ?いやいや…なってもね。
ずっと引っ張られるよりはもういいでしょ?
(笑い)涙出てきたけど…。
(井上)珍しいアッコさん見れた。
(陣内)おびえてるな。
ずっとおびえてるやんさっきから。
いきましょう!才能ナシ最下位はこの人!陣内にも負けた俳句ランキング7位は濱田マリ。
個性あふれる表現は評価されたが俳句としてはいまいち…で才能ナシ。
そんな濱田にも負けた才能ナシ最下位はこの人!
(井上)ええ〜!井上〜!
(陣内)お前最低やな。
(石田)お前何してくれてんねん!なんで?
(陣内)レギュラー…
(一同)あははっ!というわけでまずは井上さんの作品を見てみましょう。
鎌倉あじさいと電車の風景で一句。
(熊谷・スタジオ)なんか汚い。
(一同)あははっ!
(和田)暑苦しい。
汚い。
(井上)ほかの方。
6月の鎌倉ですからやっぱり家族で子供を連れてまあいうたら鎌倉に行ってるわけですよ。
で子供がはしゃぎまわってこうねちょっと汗を拭ってるのを見てそろそろ衣替えの時期だなっていうのを母親が実感するという俳句ですよ。
なるほど。
さあ最下位25点でございます。
先生。
はい。
まずですね
(夏井)それは何かっていうと「汗」っていう季語と「衣替え」っていう季語と2つ堂々と入ってるっていうことがあります。
季重なりを堂々となさってるんですがただですね普通こっちの「衣替え」は俳句ではですねあの〜こんな「更衣」という字を書いてこれで「更衣」って読むんですよね。
(一同)へえ〜!しかも季重なりやっちゃってるし。
とにかくあら!
(一同)あははっ!
(夏井)あっなるほど。
じゃあちょっと変えますよ。
「汗」っていうのもこれいらないから捨てましょうね。
ええ〜まず汗を拭うって今おっしゃったから汗拭うときにこうここにまず「右袖」。
「右袖の汚れの」…。
「著き」っていう言葉知ってますかね?しるき?「著き」っていちじるしいっていう意味なんですが「右袖の汚れの著き更衣」ってやったら更衣する頃になってみたらこっちの汗拭く方の袖だけが特に汚れてると。
でまさに更衣する時期が来たよってそういう句になるんです。
そうするとはいはい。
あなたはこれで
(一同)あははっ!先生!二股芸人…。
(一同)あははっ!
(陣内)やめなさい先生。
ただやっぱこうやって見るとやっぱり…井上はこれあかんですね。
(井上)あははっ!すみません浜田さん「あかんですね」ってやめてください。
(石田)こんなヤツでも俳句が楽しめる楽しい番組になります。
(一同)あははっ!
(石田)よかったらこれも見ていただけたらありがたいですね。
ありがたいな。
そしてとってもさあいきましょう!第1位はこの人!さあどちらかです!和田アキ子か今井華か…。
今井華!
(今井)いやぁ〜!あははっ!やった〜うれしい!うれしすぎる!びっくりなのは1位が今井華でございます。
めちゃめちゃうれしいんですけど。
すごい!というわけで今井華さんの俳句こちらです。
はいどうぞ!鎌倉あじさいと電車の風景で一句。
(一同)おお〜!とっても感覚のみずみずしい素晴らしい句だと思いますよ。
ありがとうございます。
鎌倉あじさいと電車の風景で一句。
(和田・スタジオ)あっ夏を待ってるんだ。
ほう〜!さあ先生。
はい。
これはねとっても
(夏井)車窓から紫陽花が見えますっていうところからここのジャンピングですよね。
「待つは海」っていうふうに映像も切り替わるしこの言葉だけでこの人が夏の海を待ってるそれからもう少しすると潮の香りもしてくるっていうそういうことがちゃんとこの一句の中にパッキングされてるという。
この「から」っていう言い方がですねたぶんこれはね車窓から迫る紫陽花を私は見ましたっていうそういう文章があってここを切っちゃったからこういう言い方になったと思うんですが簡単にやるとここに「車窓へと」。
「車窓へと迫る紫陽花待つは海」ってこうしてもいいですね。
もう一つのやり方は「紫陽花の」。
ここで逆転させます。
「紫陽花の迫る車窓や待つは海」って。
(一同)おお〜!
(夏井)この「や」のところでカットが切り替わって車窓から近づいてくる海の光景にパ〜ンと切り替わると。
こういうこともできるんです。
(熊谷)わあ〜!
(濱田)素晴らしい!ありがとうございます。
ありがとうございます。
このあとど凡人大御所の俳句を発表!!鎌倉あじさいと電車の風景で一句。
(笑い)ど凡人第6位!和田アキ子の俳句はこちら!!鎌倉あじさいと電車の風景で一句。
(笑い)
(陣内)江ノ電乗って鎌倉行ったんやなって。
(「Youaremysuperman」)俳句ってたった17音しかないのにまあ季語は「あじさい」ってここにありますよね。
それから「江ノ電」という固有名詞と「鎌倉」っていう固有名詞とこれだけ入るわけですね。
そうするとこの季語と固有名詞だけで12音取ってしまうと。
あとやれることがここらへんだけになってしまう。
先生が添削!たった5文字「江ノ電で」を「車窓眩し」に変えるだけで情景が伝わる才能アリの俳句に!2014/07/13(日) 12:54〜14:58
MBS毎日放送
プレバト天才!?凡人!?ランキング【假屋崎省吾が叱る!褒める!】[再][字]
★[假屋崎省吾の生け花]駄作を一瞬で芸術に★和田アキ子がリズム音痴!?安室の後輩モデルと韓流スター・ユナクは絶賛★[俳句]人気子役・風花ちゃんに大人ボロ負け
詳細情報
お知らせ
この番組は2014年6月5日に放送されたものです。
番組内容
前回ぶっちぎりの超新星・ユナク、連覇なるか!?「リズム感アリ・ナシ ランキング」に再降臨。和田アキ子、熊谷真実ら交えハイレベルの大混戦に!★俳句番組に出演しているNON STYLEに期待が高まる俳句ランキング。また中学2年生の春名風花やユナクの順位は?ランキングはまさかの結果に!★「いけばなランキング」はあじさいが課題。華道家・假屋崎先生の、初めていけばなを見る人にも分かりやすい解説は要チェック!
出演者
【コミッショナー】
浜田雅功
【アシスタント】
枡田絵理奈(TBSアナウンサー)
【ゲスト出演者】
IVAN
今井華
熊谷真実
陣内智則
立石諒
NON STYLE(石田明・井上裕介) 濱田マリ
春名風花
ユナク(超新星)
和田アキ子
(五十音順)
【専門家ゲスト】
假屋崎省吾
夏井いつき
夏まゆみ
(五十音順)
【ナレーター】
銀河万丈
ジャンル :
バラエティ – ゲーム
バラエティ – お笑い・コメディ
福祉 – 文字(字幕)
映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 2/0モード(ステレオ)
サンプリングレート : 48kHz
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