土曜スペシャル「知られざる国道(酷道)の旅3」 2014.06.28

日本全国を網羅する交通の大動脈…。
続行不可能か?笑顔の2人が…。
ええ。
四国の背骨439号線。
酷道を抜けるとそこには絶景すぎる露天風呂と極上グルメが待っていた。
徳島県徳島市と高知県四万十市を結ぶ全長348km。
車1台分しか通れない狭い峠越えがいくつもある過酷な道です。
挑戦するのはこちらのお二人。
仕事の移動は車。
運転は得意という原千晶さんとふだんはほとんど運転しない磯山さやかさん。
国道439まあ通称ヨサクと地元の方が呼んでいるそのね国道があるみたいなんですけどもそこをとにかくひたすらこの車でですね運転交代しながら。
します?しかしその道中にはいくつもの難関が待ち受けているんです。
狭い山道地元の人でも通るのをためらう峠越えなど元祖酷道の異名を持つ通称ヨサクヘイヘイホ〜ってな感じでスムーズに行けるのでしょうか?すでに山。
山ですねおっ。
分岐点ですよ。
分岐点だ。
何?これどういうこと?わかりません。
出発からわずか1分。
いきなり道に迷っています。
左の左ですよ。
これ左?えっ違うでしょ。
あっここだ。
ここですよはい。
ウッソ〜こんなとこ行くの?ここ!?行くよもうじゃあ。
ほんとだよね。
あっでもなんか…。
晴れてきてる気がしますね。
さっき山の向こうが晴れてるよ。
山道を走り始めて1時間。
2人の目に飛び込んできたものとは…。
すごい何だろう?いや〜!すごい!やだ!リアルだよね。
降りますかちょっと。
みんな人かかかしかわかんないもんね。
はい。
ちょっとこんなにかかし見るの初めてなんですけど。
「上にも沢山かかしがいます。
ご自由に見て下さい。
かかしの母」。
すごい数の…。
ちょっとこれ…。
これとか怖い!なんか大丈夫ですか?みたいな声かけたくなっちゃう。
とそのとき!人いる!動いてるから人だ!こんにちは。
こんにちはすみません。
突然ちょっと申し訳ないんですけど。
おじゃましてもいいですか?かかし?はい。
作ったんだ!全部ですか?そうです。
手作りして?すご〜い。
更に…。
わぁすごいよさやかちゃんすごいお家の中。
うわ雰囲気あるなぁこれは。
すごい。
結婚式が行われていますね中で。
結婚式参加してってやってください。
いいんですか?じゃちょっとおじゃましちゃおっかな。
着物とか着せるの大変そうですねこれねかかしさんに。
ここの地域の実際の人口よりもかかしの人口のほうが多いとか…。
え〜!かかしのほうが5倍くらい…。
えっと京柱峠…に行きます。
対向車よ来ないでくれ!祈りながらのドライブ旅。
しかし実はここから先更なる難関が待っている。
嫌な予感がしてきました。
ヨサクだねヨサク。
だいぶ…。
おっと来た!ワォ!バックしてくれる。
してくれるんかな?でもその後ろからもまた来てるから。
ギリまでどうするか。
うちらがこっちに避難したほうがいいのかな?いやえっとねたぶんさやかちゃんこのままのほうがいいと思う動いちゃダメだわ。
でちょっと待ってよ。
トラックの運転手さん手招きで車を誘導してくれます。
行っていいのね?うん行っていいと思う。
ありがとうございます。
すみません。
道幅はギリギリ。
気をつけてくださいね。
時にはね車線をね変えるってことですね。
すごい。
わっすっげ!ねぇさやかちゃん。
わぁ怖い!怖いよ!おおガードレールが無いよ。
待って!これちょっと待って!私こっち側に体重かけといたほうがいいですか?一寸先は崖!気をつけてくださいよ!あれ?なんかちょっと。
あれ?なに?急に。
ほら京柱!あっ峠!峠うどん!すぐそこ!すぐそこ!名物峠うどん。
気になります。
スタートから4時間半ようやく到着です。
着いた〜!来た〜わぁ〜!すごいいい景色!すご〜い!峠のてっぺんから望む…。
4時間半かけてやってきたのは徳島県と高知県の県境にある京柱峠。
うわぁ見てこの景色!すご〜い!見下ろせるってことはさ。
そうですよ。
なんかちょっと嬉しいな。
すごいですね頑張りましたね。
ちょっと頑張ったなっていう。
よかった。
わぁ〜!四国の山々を望む最高の絶景が広がります。
入ってみようか。
入りましょうか。
こんにちは。
こんにちは。
すみません。
いい香り!途中でちょっと立ち寄らせてもらって。
どうもどうも。
すみませんお願いします。
よかった。
景色がすごくいい。
ねぇすごい。
みんななんかいろんなメッセージ書いてね。
ここに来た人たちの。
こっち?ありがとうございます。
おいしそうだね。
熱いですのでね気をつけてね。
こちらがイノシシの肉を使った峠名物…。
(2人)いただきます。
どんな感じだろ。
どうですか?ありがとうございます。
やわらかい。
やわらかい?おいしいおいしい。
まったく癖がなくて。
やさしい味だねすごく。
思ってる以上に疲れてるからちょっとしみわたるね。
いや結構かかりましたね。
かかった。
コシのある温かいうどんに力をもらったところでいざ!あっ。
なんかまた道の駅があるみたいだよ。
ムササビの里だって。
お〜。
へ〜行く?行きましょう。
633と書いてムササビ?これは気になる。
入ります。
野菜とか。
わぁすごい。
もうでもほとんど売りきれちゃってる。
ねぇ。
国道沿いに建つ…。
地元のお野菜や手作り田舎みそなどの特産品が人気なんです。
あっなるほどね。
道草ついでにこれから向かう宿の情報も教えてもらうことに。
ここからえ〜。
ずっと行くと仁淀川町というところがあります。
仁淀川町。
はい。
へ〜渓谷の近くなんだ。
はい。
そこの眺めが…。
このへんですね?はい。
この明るいうちに。
渓谷やっぱり夜だとあんまりですか?そうですねちょっと暗いんで何も見えないかもしれません。
え〜怖い。
あそうですか。
あ〜。
行きましょう。
露天風呂があると聞きテンションアップのお2人さん。
「中津渓谷」。
もうちょっとだね。
はい。
さあもうすぐだ〜。
中津渓谷。
あります。
これですか。
「ゆの森」って書いてありますここです。
ようやく到着した秘湯の宿。
1日目はここでお泊まり。
着いた〜。
あ〜着きましたね。
すごい。
うわぁ。
川が近いところにあって。
ねぇなんか空気がほんとにおいしい。
中津渓谷にある温泉宿泊施設ゆの森。
絶景の露天風呂が有名なんです。
気になるお部屋は?わ〜すてき。
あっすごい。
なんかとってもいい香りがする。
すてき。
木のね。
はい。
うわ〜。
すてき。
部屋はオーシャンビューならぬ絶景の渓谷ビュー。
そしてやはりお目当ては…。
いいですね。
あいい感じだね。
熱すぎずぬるすぎず。
うわ〜気持いいかもこれ。
あ〜。
あ〜気持いい。
すごい。
あ〜これは…最高ですね。
最高です。
絶景ですね。
またこのさ川の音もいいよね。
(2人)あ〜。
最高。
ここまで頑張った甲斐あったほんとに。
ほんとですよね。
渓谷のせせらぎに見渡すかぎりの緑。
癒やされますね〜。
そして頑張ったご褒美は…。
山菜や川魚など地のものが勢揃いの和食膳。
さっさっいただきましょう。
ずっと食べたかったんで…いただきます!あったかい。
あったかいんだ。
うわおいしいとこからいったね〜。
あ〜ふわふわです身が。
ふわふわ!うん。
あ〜おいしい。
いいね。
じゃあちょっと…。
運転で頑張った原姉さん。
どうぞお先に。
初めてだわ土佐の赤牛を食べるのは。
いただきます。
うん。
うわっやわらかいね。
ほんとに牛肉のおいしい香りが…うん。
なんか来たよまた。
次は天ぷらになります。
うわぁ天ぷらだ。
この辺りで採れる山菜は天ぷらで。
カラッと揚げたてをいただきます。
わっいい音。
サクっていった。
ちょっとふきのとうに似たような苦みがあります。
苦みじゃなくてえぐ味って…。
えぐ味とか。
いいえぐ味があります。
苦みでもいいと思いますけど。
いや私えぐ味です。
えぐ味があります。
覚えたての言葉を。
おいしい。
四万十川の…。
源流ですね。
ここの近くなんですか?はいありますので。
うわすごい。
あっ…。
あっ2つも入ってる。
残り半分。
翌朝8時四万十川の絶景を目指し439号線を南下します。
頑張ろう今日も。
頑張りましょう。
イェ〜イ。
(2人)出発。
国道の終点まで残りあと120km。
しかし実はこの先に国道一の難関…。
大丈夫?気をつけて。
でもこっちは全然大丈夫だよ。
うわ〜。
こっちは全然大丈夫。
いきなり対向車来たらどうするんだろう?これ合ってますよね?ヨサクだよねこれ?車1台でもギリギリ。
更に…。
え〜っちょっと恐ろしい。
恐ろしい。
どうしよう?ちょっとちょっと。
対向車が来ないことを祈りつつ前へ。
第1関門クリア。
うわ〜ちょっと…あっ待って待って。
ストップ。
あ〜あった。
こっちか。
これとりあえず行ってみるか。
出発から2時間。
ここでちょっと立ち寄り。
宿の人に教えてもらった四万十川の源流点に向かいます。
や〜ちょっと。
ここかな?そうだそうだ。
四万十源流。
お〜着いた。
着いた。
着いた着いた。
お疲れさま。
439号線を外れて20分。
ここが土佐の大河四万十川の源流点。
全長196km日本最後の清流とも呼ばれる四万十川。
その始まりがこちら。
あっ冷たい!わぁ気持いい。
気持いい。
すんごい気持いい。
あ〜冷たい。
わあ。
わ〜い!これがあのものすごい大きい四万十の流れにたどり着くんだねこれずっと行ったら。
山から流れる清らかな水がいくつも合流し雄大な四万十川になる。
最後の清流と呼ばれるゆえんです。
え〜ヨサク出てきました。
大正中平方面へ行きます。
ソフトクリームだ。
出た。
ちょっと見る?ちょっと見る?見ます。
ちょっとどころか見ます。
ジャージー。
いきなりあった。
ちょっと寄っちゃいますか。
いらっしゃいますね。
えっここすごいすごい。
ジャージーソフトクリーム屋さんですか?でもワッフルとか。
あっほんとだ。
いっぱいチーズケーキとかもあるけど。
搾りたての牛乳で作った濃厚なソフトクリームが人気のお店。
さっそくいただきます。
はいありがとうございます。
わ〜おいしそう。
ご主人自らジャージー牛を育てて作ったこだわりのソフトクリーム。
磯山さんいかがですか?はいありがとうございます。
えっ何?すごいこの牛乳の香りがすごいいい。
ふぁ〜ってきます。
嬉しそう。
反応が嬉しそう。
すごいこれおいしい。
さぁここからまた峠に向かって山道ですね。
これでいいんだよね?まっすぐでね。
はい。
どういうこと?ちょっと待って大丈夫?ここからは更に道幅が狭くなります。
はい。
いや…。
うわぁ〜!うん怖いちょっと今ちょっと…。
ガードレールがない右側のすぐ横は崖。
さすがの原姉さんもビビります。
更に…。
ね。
やっぱ太陽傾いてくるとこんだけ暗くなってくる。
あっ!439。
439。
峠を上り始めて30分。
ようやく杓子峠に到着です。
あ!四万十市にここから入りますよ。
こっから四万十市?ここから四万十市。
うわぁこのカーブすごいな。
うわ〜これちょっと…。
うわ〜!結構今までのなかでも…。
残り28kmでも普通の道ではありません。
そうですね。
あもうなんか見えてくる。
あ〜なんか集落みたいな見えてきたね。
懐かしい風景が。
あ〜。
安心!広い道出た!すごい気持いい。
や〜よかったね。
よかったです。
久しぶりの二車線人がいる町が懐かしい。
市街地って感じ。
ねぇ。
439!ほんとだ信号が。
そうだねなんかね。
そしてついに!あ何?56になって…。
56に今ぶつかるから…。
行きますよ!わぁ〜!やった!これ着いたんちゃう?お〜あぁ着いた!やっぱさぁ大きいよね。
広い!大きい!大きい。
走行距離262kmお疲れさま!次はU字工事が過酷な登山国道へ。
ここにも過酷な区間が存在するという。
国道歩きをするためこの日JR水窪駅に降り立ったのは…。
すごいとこ着いちゃったな。
いや〜無人駅だよ。
栃木より断然田舎だなここは。
でもお前にはそんな田舎って言われたくないと思うよ。
北上して…目的があんだべ?天空?歩いてけば空に行けんのけぇ?うん。
早速地図を2人に渡すと。
いいべや!いいでしょ。
いいよ全然見やすいし。
うん怒られるぞ。
この黄色い道路か?国道は。
うん。
国道黄色。
消えてんな。
この青崩峠?ここねえな。
恐ろしい名前何?これ。
地図の作りが雑なだけじゃねえの?これ。
そんならいいんだけど。
ここだけ黄色のインクが切れたんじゃねえの?これ。
そんなわけねえべ!ちょっとやな予感するなぁこれ。
不安を抱きながらも出発。
いきなり渡るの?これ。
すげえな駅からいきなり橋って。
まず普通は駅出たらコンビニだろ。
清流水窪川が2人をお出迎え。
おっ「この橋は同時に」。
ちょっと待てよ!平気かよこれ!「20人までしか渡れません」。
えっ!そうだけど大丈夫かい?国道152号線の過酷な区間53kmを行くハードな1泊2日の旅の始まり。
そのとおり!さぁスタート!何やってんの?すげえ見られてんな。
たぶん俺らだよなたぶん俺のこと見てるよな。
何だろう?何だべ?え?茨城の人ですか?茨城の人です。
まさか浜松で茨城の人に会うとは思わなかった。
そうなんですか。
仕事でこっちに?仕事で。
へぇ。
最終的にオオジカムラ?オオシカムラ。
(2人)えっ?泊まりますよどっかに。
いやいや旅館とかに泊まりたいんで。
旅館1軒くらいありますよね?ここからだろ。
え〜。
はぁ〜。
いいだろ別に。
そこのスーパーで買った。
スーパーでね。
唐揚げ弁当最高ですね。
握手だけ。
握手だけ。
汚いんですけど。
大丈夫です。
手洗いました?おいいきなり洗おうとするなよ。
ウソウソ。
腹へった!腹へったな。
朝5時起きだよ。
なぁ。
うん。
朝5時に起きて気づいたらわけわかんないとこ来ちゃったからな。
わけわかんないとこって地元の人に失礼だろ。
人いますね。
ここ食べるとこなんじゃない?うん。
まだなちょっと早いよな。
そりゃ昼食はまだ早い。
と思った2人でしたが。
山入っちゃったら何も無いときとかね。
こんにちは。
ちょっと覗いてみることに。
ここからしばらく行くと食べるとことかありますか?ほんとですか?ほんとです。
ウソつくわけないだろ。
そんな悪い人じゃない。
でやっぱり食べることに。
福田はこの…。
益子は量が多めの…。
いただきます。
2人は10分で完食。
畑だ。
うわすごいきれいに鳴いてる。
(鳥の鳴き声)そして…。
あっあります。
あった。
国道のシンボルおにぎり標識。
この標識だけが2人の頼り。
あれ茶葉摘んでる。
ほんとだ。
(2人)こんにちは。
すげえ茶葉摘んでっぺや。
コンビ名わかります?名前わかります?そう正解。
U字工事といいます。
ありがとうございます。
大鹿温泉目指してるんですけど。
はい。
危ない危ない。
なにもこんな危ない状況で握手しなくても。
ありがとうございます。
ありがとね。
すごい握手のしかたですね。
きれい。
すごい。
入って大丈夫ですか?ここ。
こっち行っていい?山に囲まれた水窪ではお茶の葉作りが盛ん。
すごいうまい。
すごいですね。
ほらテンポいいの。
何年やってるんですかお茶摘み。
60年。
60年70年。
お母さん僕らの名前わかったんですよね。
わかる。
嬉しいな。
ダメだよこんなババアんとこ。
両手でとってるじゃないですか。
うまい。
ハバアんとこ来ちゃダメ。
いやいや。
お母さんおいくつなんですか?76。
元気ですね。
まだまだ現役じゃないですか。
お母さん歩いて青崩峠歩いたことあります?あるよ。
あるんだすごい。
険しいですか?険しいよ。
そんな遠いんですか。
不安になる情報ばかりが入ってきます。
見てほら青看見て。
青崩峠。
ほんとだ。
出た出た。
遠いな4kmか。
行くか4km。
こっちでいいの?こっち国道?だべ。
いいのかい?こっちでほんとに。
見て。
なんだ?これ。
「国道一五二号」。
「改良未開通区間」。
通ってないってことか。
「早期完成を促進」。
「改良未開通区間」。
通ってないってことか。
「早期完成を促進」。
あっまだ完成してねえんだこれ。
何だよえ?どういうこと?いやだって俺ら国道を歩いてくださいって言われて来てるわけだけど。
行くか。
引くしかねえな。
行くか。
ないな。
自販機もねえ。
すごいな木の倒れ方が。
雪だって雪。
何これ。
今年の大雪。
すごいよこれ。
ちょっとこれやべえなこれ。
はははは!男の人が乗っかって?うん。
2人はちょっとこの旅を後悔した様子。
いや〜もう楽勝と思ってましたよ最初おいしいの食ってあとは広い国道プラプラ歩いて。
なぁいっても国道だもんな。
街歩く人たちに手振ってそんなのかと思った。
何もねえ!ここまでの山越えとは思わなかったな。
いや〜俺山越えると思わなかったな。
改めてこの旅の過酷さに気づいた2人。
道幅も狭くなってきました。
あっ鳥居がある神社だ。
ほんとだこんなとこに神社だ。
すげえ。
よしよしよし。
すみません人がいたって。
ご苦労さまです。
こんにちは。
ずっと北上してきてるんですけど。
152号。
そうなんですよ。
上りきついっすね。
ここの神社で昔の旅人もね皆さん旅の無事をお祈りしたみたいですので。
お祈りしてってください。
お祈りしていくべ。
ここはどういう神社で…あっ握手で。
足の神。
昔の人も歩いたから。
そういうことです。
歩きしかなかったですよね。
こういう…。
健脚祈願。
珍しい。
フィギュアスケートのね鈴木明子さんなんかもねお母さんがお見えになったりして。
そうなんですか。
足使うから。
ミソサザイがすごいいい声でね。
ミソサザイ?ちっちゃな鳥なんですけど。
ちょっとお姉さんすみませんね。
お前今お姉さんがすごいここのいい環境の話してるんだからさ。
お前何してんの?トゲじゃねえ。
ちょっとチクチクしちゃうんだよ。
開通促進ってなってましたけど進んでるんですか?はいそうです。
足に御利益があるといわれる珍しい神社。
絵馬には足の神様にあやかるさまざまな祈願が書かれています。
天空の露天風呂まで歩けますように。
無事ゴールまで行けますように。
え〜と…あっ何かあるな。
「塩の道」…看板もある。
まだまだ登るのか?ここでカーブにさしかかります。
そして待ち受けていたのは…。
もう行けねえべよこれ。
これ車も止まってるわ他の人の。
う〜ん。
なんだよ!終わりか?旅は始まったばかり。
もう行けねえべよこれ。
ここからは歩行者も登山道に入っていくのです。
これ山越えですか?こっち行くんすか?ここ!?って書いてありますね。
あぁ確かに青崩峠。
「青崩峠へ」。
過酷な登山道となるため2人にガイドさんの同行をお願いしました。
入山するためには手続きが必要。
これってつえに使ってくださいってやつですか?いいんですか。
ぜひ使ってください。
いいですかね。
そっちがいいかなぁ。
はい。
これでいいですか。
あでも高さ的にこっちのがいいか。
はい。
なんで余ったほうなんだよ。
はははは。
なんでおめえ有利に決めてんだよ。
はは。
彼らの進む道は…。
気をつけてくださいね。
(2人)はい。
え〜!この道も?え〜。
一応そうなんすか?はい。
(2人)あ〜。
山登りだよ。
ですからこれ…。
幻の国道。
はい。
あっ塩尻。
はい。
ハー。
大丈夫ですか?大丈夫です。
はい。
僕はこう見えて若手芸能界若手芸人の中ではいちばんの健脚って言われてますから。
あぁそうですか。
聞いたことない。
ほんと歩くの得意なんすよ。
はい。
しかし。
あのね竹中さん速えんだよ。
速いね。
速いですか?あの手抜いてくれてるかもしれないけど速い。
「青崩峠」。
はい。
1,082mですね。
わ〜。
ここ1,000あるんすね。
ここからですね。
こちら側が長野。
こちら側が静岡県と。
えっあっここが?国境。
国境?そうです。
いえいえいえここが県境。
そしてここからの絶景は?うわ…うわ〜!すごい!すごい!すごい!頂上だ。
いやぁすごいね。
すげえ景色だな。
いやぁ来たね。
気持いい。
気持いい〜。
あれが青崩といわれる…。
崩れてますね〜。
青崩の光景に驚く2人。
静岡から長野入るから。
引き締めて…。
お願いします。
はい。
あっ!あ〜出た。
あ〜!国道152!やった〜。
あった〜!戻ってきた。
あ〜。
よかった。
一応ギリギリ…つながってたな。
あぁ。
そして車が…。
お迎えですか?そうです。
うわ〜いいっすね。
奥様?奥様ですか。
お腹空きましたね。
あれ〜。
1個ずつね。
(2人)ありがとうございます。
パンをいただきました。
嬉しい!まだ少し歩かなきゃいけないでしょ?はい。
キレイな奥様じゃないですか。
(2人)ありがとうございました。
たださ歩いてきてお腹空いたでしょ?ってさ車から何か出してくれそうになってたからさ俺おにぎりかなんかかなと…。
俺もおにぎりと思ったよ。
菓子パンとは思わなかったな。
市販のパンですよ。
これがいいんですよ。
これがリアルでいいね。
俺混ぜごはんかなんかの…すげえいろいろ想像したね。
漬物とかな。
さすがと思った。
菓子パンでしたよ。
おいしいね。
うまい甘くて。
町に出たい。
町出てえな。
町に。
そろそろ夕方。
宿を探さなければ…。
ようこそ信州。
遠…なんだろな?遠山郷へ。
今どこ?ここだ。
現在地。
トイレ。
あ〜青崩峠をず〜っと来たわけだから。
あっここあるよ。
宿。
ほんとだ。
いろりと山河料理の宿。
あ〜でも集落っぽいな。
ぽい?ほら。
ほらほらほら。
すげえ水車があっていいべや。
8人ってどうかな?偶然見つけたお宿に到着。
結構危ねえと思うよ俺。
結構人いるよ。
早速2人は取材と宿泊の交渉に。
こんなとこでよかったら。
よろしいですか?ありがとうございます。
助かります。
7年前まで村営だったという…。
ひざか。
うんひざ張ってる。
足きた?山歩きに疲れた体を癒やします。
お待ちかねの夕食。
テーブルに並ぶのは地元の旬な食材を活かした料理の数々。
峠を越えたからこそありつけたこの夕食。
こちらは囲炉裏で焼いた絶品の…。
更にはこんなジビエ料理も。
実においしそうな熊鍋。
すみません。
ごめんねごめんね。
すみません。
うめえ。
ビールすげえうめえ。
おいしそう。
あまごの塩焼きのお味は?めっちゃふわふわしてる。
うまい?メチャクチャうまい。
熊誰が獲るんですか?熊は猟師の方が。
そして熊鍋のほうは?うまい。
ニオイもねえな。
旨みが強い。
強えうめえな。
臭みとか全然ないですね。
うまい!やっぱ山の幸いいですね。
止まんねえわ。
こうして1日目が終了。
途中2つ目の難所地蔵峠があることを2人は知りません。
うわ〜降ってっけ。
うわぁすげえ降ってら。
山が真っ白。
全然違うね昨日と。
あっちのほうから来たんだもんな。
あったあった152号。
ここから一気に天空の露天風呂行っちゃうべ。
ああ。
行ってやりますよ雨だけど。
なっ。
危険だな。
雨にめげることなく歩き出すこと30分。
すごいなほんとに山に囲まれてるな。
さすが長野だな。
ほんとだ。
遠山郷。
遠山郷道の駅。
やったね。
ここは古くより交通の要所であり神々の住む里と言われています。
開いてる?バス停ほんとだバス停だ!いけんじゃない?うん。
簡単だな。
しかしそう簡単にはいきません。
全然ねえべな平日だべ?2本。
8時55分か。
2本しかねえよ1日8時55分まだまだだな。
待とう。
道の駅あるし温泉とか入れんじゃん。
2時間待つの?ここで時間つぶせっぺいくらでも。
現地の見どころを教わります。
散策するところがありますので。
朝から営業しているお饅頭屋さんがあるそうなんですが。
ふじ姫饅頭。
ふじ姫だって。
なんかお姫様のような女性がいるんですかね。
ここ早くからやってるって聞いて。
ずいぶん早い時間からやってますね。
うちは早いのが勝負。
早いのが勝負。
なんか午前中には売り切れちゃうって聞いたんですけど。
そんな人気なんですね。
お茶飲んでく?マジっすか?饅頭も食いたいですね。
特別おいしいの。
ほんとですか。
2種類しかねえんだ。
へぇあら。
あああ。
お〜。
これ何饅頭と何饅頭なんですか?そば饅頭とねよもぎ饅頭です。
そばとよもぎ。
すごい。
うわもっちりしてそうだね。
うまい。
このお饅頭うまい。
うまい?うん。
このお饅頭3人の女性が朝4時から作っているそうです。
陰でいやいや…。
もう今陰じゃないですよ。
みんなそうお客さんと…。
そうなんですか。
社長にやらせて。
社長働いてるけど…。
従業員座って。
ここでしゃべりが。
わかる?遠山郷の女性たちは皆魅力的です。
最後まで顔見せてくれなかったね。
うん。
カメラ回ってないときは出してくれたんだけどな。
顔見たかったな。
さようなら。
さようなら。
ありがとうございました。
気づけばバスの来る時間に。
なんだ。
うわぁようこそ…おいでくださいまして。
どうも。
おもしろくてな。
朝から空気を入れて。
東北東北弁東北の…。
東北じゃないですよ。
違う東北じゃない。
栃木関東。
関東関東。
栃木は一応関東ですから。
東北じゃないんですよ関東なんです。
関東か。
いやいや…。
お母さんもだいぶありますよ。
おじゃまします。
すみません地蔵峠のほう歩いていきたいんですよ。
そこまで近づきたいんですけど何ていうところで降りればいいですか?小沢橋。
バス乗って何分くらいですか?30分くらい。
結構行くね。
わかりました。
バイバイ。
すっかり雨もやみいいお天気に。
ここからバスで18km先の小沢橋を目指します。
すると…。
次だ降りよう。
小沢橋で降りますごめんなさい。
押し間違えましたすみません。
苦笑いだよみんな。
どうもお騒がせしました。
152号通行不能だ。
だからきのうと一緒で車は行けねえっつうことか。
地蔵峠って書いてあるよ。
地蔵峠はこっち?こっちか道あった。
なるほどなるほどそういうことか。
こっちか。
地蔵峠へと続く坂道をひたすら進みます。
ちっと降ってきたなこりゃ雨はやばいなこれ。
やっぱり山の天気は信用できねえけ。
とうとう雨が…。
あっ152!合ってた!合ってるね。
ありました国道152。
やっぱりこの道でいいんだ。
安心するねこの青看板を見つけると。
雨足はますます強くなりしかたなく公園の管理施設でしばし雨宿り。
フィットするないいね。
あぁ疲れた。
ここからの難所地蔵峠に進むためガイドの前島さんに同行してもらうことに。
しかし…。
この格好で…いでたちで来られたんですか?そうですずっとこれで。
青崩峠もこれで。
雨の日です。
昨日はまぁ大丈夫だったんですけど今日降ってますね。
岩肌とかも崩れやすい場所を歩くんですね。
なのでしっかりと装備をされてからのほうが…。
皆さんのいでたちを見るとちょっとカメラさんとかも他のスタッフの皆さんも…。
お疲れのような感じですので…。
いや〜ちょっと…。
ガイドの前島さんから…。
そうします?安全第一で。
本日はバス移動も含めて24kmでストップ。
さぁ装備が完了です!バッチリです。
お前怪しすぎるだろちょっと…犯人かお前。
俺が支給された帽子犯人みてぇなんだよ。
バッチリだべ?バッチリだね。
バッチリの衣装になりましたから。
この装備なら大丈夫だべ。
天気も晴れたしなぁ。
1日待ってよかった。
(2人)おはようございます。
おはようございます。
今日いい天気になって良かったですね。
いい天気で。
この天気ならいけそうですか?なんかでもちょっと獣見てえな安全な間合いをとって…。
地元の人がこの先で捕獲したとのこと。
こちらの方は農作物を荒らす野生動物を駆除しているんだそうです。
おっ!さすがイノシシ。
これでかいのが来たら怖いですね。
怖いよ闘争心が強いから。
まさに地蔵峠付近は野生動物の住みか。
広いところに来ましたね。
ここから入っていくんですね。
はい。
道路がなくなった。
ホントだ。
いよいよこの先から一番の難所地蔵峠へ突入します。
ちょっと昨日の雨で水量がじゃっかん増えてるので。
昨日降ってましたからね。
うわぁすごい!国道ですよね?国道歩き旅なんだけども。
これが国道かよ!川を歩くんですか?川も国道?ちょっと渡っていただいて。
よっしゃ!賢い。
なんか山から来た魔女みたいな感じだな。
俺らを山に迷わさせて…。
道間違えてませんか?なんだこれおい!気をつけてこれ!2人を撮影するカメラマンも四苦八苦。
急ですよ!危ない…滑りますから。
道を遮る倒木。
急な上り坂。
一歩一歩が困難の連続。
道なき道とはまさにこのこと。
昨日の雨のなかでは到底無理なことが今やっとわかった。
鹿とかイノシシのお化粧場です。
沼田場っていうんですけどね。
泥を塗るんですよ。
鹿とかイノシシがですか?結構来てるでしょうねここ水場にもなってると思うので。
鹿の角ありますね。
えっ角?鹿の角?確かに野生動物は来ているのです。
更にこの先で疲れた二人を待っていたものは…。
まさに上から下に向かって崖崩れ状態になっている危険な場所だ。
ああはまった!マジかよ!はまった!おっさん!滑る滑る!ちゃんと歩けおっさん!慎重に歩かなければ足をとられてしまうこの国道。
過酷な山道が延々と続く恐るべし国道152号。
うわぁ…危ねえべや結構。
このあたりに道は皆無。
肩幅程度の平らな部分があるだけ。
しかも右隣は崖。
あれが峠だって!あと少しだ頑張ろう!よし行くべ!最後の上りです。
これ急だよ!あと少しとはいったもののこの急斜面が壁のごとく行く手を阻む。
これは急これ!こうやって行くんだ。
いっぺんには縦に行けないから。
行けねえ行けねえ。
一応道みてぇになってんだなこれな!もはやまっすぐ進むのは不可能。
ジグザグに歩くことでなんとか少しずつ斜面を上ります。
そして…。
やった!来た!着きました。
見て見てこれ!大鹿村!大鹿村きた!すごい!きつかった最後の急な上り!上ったわ。
ここで前島さんがおもしろいことを教えてくれた。
ここの線見えますよね。
こっちからこっちが国道です。
こっちからこっちは市道になります。
こっちからこう国道きてるわけですか。
この点線の右側が飯田市の市道で左側が国道152号線だという。
ここの線からこの152という。
あったあった!久しぶりのおにぎり標識です。
152!2人にとってこの標識こそがすべての始まり。
これで地蔵峠か。
2人は峠の名の由来でもあるお地蔵さんにお参り。
無事に歩いて来られました。
ありがとうございました。
ケガなく来られました。
ありがとうございます。
ちょっと待ってこれさ…これ杖だべ。
あホントだ。
これ俺らもさ…。
来るときこういうふうに置いてあったのもらったけどこれ返しておくか?そうだな。
ああ寂しいけどお別れだな。
バイバイ!お世話になりました。
またね!お世話になったガイドの前島さんともここでお別れです。
最大の難関地蔵峠を越えた2人は最終地点大鹿村の中心部へ。
ホントいいとこだ。
あれすげえ!南アルプス赤石岳を望む大鹿村は日本一美しい村の一つ。
そしてこの村にあるのが旅のゴール天空の露天風呂。
もう休んでいる暇はありません。
最後もご覧のとおりの坂道。
しかし今の2人にとってはただの平坦な道かもしれません。
よし!間違いねえぞ!あった。
右折赤石荘。
赤石荘!ありました。
やった!着いたよし。
風呂だ風呂!おじゃまいたします。
失礼します。
いますかね?誰か。
どうぞどうぞ。
ついに天空の露天風呂がある赤石荘に到着。
すげえ!すごい眺め。
最高の景色だ!すぐ雲だもんな。
近ぇよ。
これが天空か!奥に中央アルプスで。
なんかこう今までずっと歩いてきた道中を高いところから見下ろしてる感じがして。
だな。
制した感じがすんな。
いやあよかったな。
続いては…。
ここに体力自慢をも苦しめる…。
米どころの新潟県魚沼市。
ここから自転車で352号線に挑もうとする果敢な挑戦者とは…。
いやあ着いた!来た来た来た来た!わぁすごい!ええ景色!景色がすばらしいな。
緑と山と。
気持いいですね。
樹海ライン。
今回の旅人は自転車マニアの安田大サーカス団長安田と自転車仲間の小島よしお。
そして…。
え?ウソ?アップダウン結構起伏あるらしいで。
そうなんですか?大丈夫?どうしようえっ…。
自信もなければ自転車もまったくの素人。
3人が乗るのはこちらのマウンテンバイク。
細かなギアチェンジも可能な頼もしき相棒。
この352号線の旅はその途中には過酷な難所が待ち受けているんですが3人はまだ知りません。
行くぞ!お〜!わぁちょっと緊張するどうしよう。
最高だなおい。
わぁめっちゃ下り。
ちょっと怖い。
笑顔で出発した3人。
果たしてこの先たくさん出てきた。
ゆのたに荘。
ほとんど乗ってない。
ちょっとお願いします。
行きたい?女性には弱い男性陣。
結局温泉へ立ち寄ることに。
実はこのあたり地元で有名な温泉郷。
こちらのゆのたに荘は日帰り入浴もできるんです。
露天だ露天。
いやめっちゃええやん。
すげえ!渓流沿いの露天風呂。
ああ気持いい!おお〜!ハハハ!ああ〜!ちょうどいい。
そこへ…。
いいですか?メッチャいいお湯ですね。
尾崎の登場に2人は…。
なんでですか?失礼します。
いただきます。
ああ!気持いい!いや…いやいやいや。
いやいやしかないわ!なんでですか!いいじゃないですか。
どう?ナナちゃん。
今んとこほとんど下りだし。
1泊2日で70kmだから1日30kmちょいですもんね。
そう考えるとすごいゆっくりペース…。
いたって余裕です。
そして1時間後。
じゃあみんな行きましょう!行きましょう!急にやる気や…。
温泉入ったんであとは進むのみですよ。
元気出たね。
大丈夫大丈夫!ギア軽くして!ついに上り坂に突入。
ペダルを漕ぐ足が一気に重くなります。
いけいけいけいけ!ちょっと待って!はいここまでここまで!頑張って頑張って!つらい…。
初の上り坂に悪戦苦闘。
一方…。
最高!置いていかれる。
休みたい一心の尾崎は…。
ちょっとちょっと…。
こんにちはじゃないよ。
何作ってるんですか?これ?これはとうなっていう…。
とうな?こちらはコシヒカリを種もみから育てている本格的なお米農家。
こんなに…。
お母さんのほうから言ってくれてるのにこの好意を無駄にするんですか?マジですか?いいんですか?ご飯食べれんねやったら最高じゃないですか。
ホントにいただいていいんですか?いいですよ。
というわけでお腹も空いた3人。
すぐ近くのご自宅におじゃまさせてもらうことに。
立派なお家!うわぁ〜あっ大家族ですね。
すげぇ!ホンマや。
えぇ〜!?うわぁ!これ親戚一同全部揃ってる感じ?そう。
私の子供と孫です。
全部高橋さんってこと?これ全部高橋さん?大家族の高橋さんが丹精込めて作るコシヒカリ。
ただのコシヒカリじゃなかったんです。
そのときの賞状があそこにあるんです。
これほら見て!すごい由緒あるお米や。
手間暇を惜しまずに作られたまさに特別栽培。
色艶も格別です。
はい超最高。
超最高やったきた!きれいなお米ですね。
ちょっと輝いてるよ。
キラッキラしてる。
うまい!めっちゃうまい!うまい!全然違う。
そんなにですか?全然違う!う〜ん!なっ。
おいしい!おかずいらんよな。
おかずいらない。
これはうまい!おいしい!絶品のお米で3人も元気満タン。
(3人)ごちそうさまでした。
おいしかったです。
ありがとうございます。
いってきます!ありがとうございました。
パワー全開やこれ。
と思ったんですが…。
団長が立ちこぎをするほどの急斜面。
尾崎が音を上げるのも無理ありません。
長岡市!長岡市。
山古志。
山古志。
きた!きたぞ!よし。
旧山古志村に入ってきました。
ところが…。
あれ何?あの看板。
352右あれ通行止め?なんと案内板にはその点々のとこ行きます?行ってみてどうか確認しにいこう。
とにかくこの先がどうなっているのか確かめるため標識どおりに進みます。
頑張れ!いちばん軽いのでいいよ。
なんかちょっと雰囲気違いますよね。
なんですかね?そしてついに砂利道に!なんですか?これ!荒れ地やで荒れ地。
これ絶対違うじゃないですか!これは…。
更に100mほど進むと…。
トンネル発見!国道に川が流れてるよ。
完全に道がなくなり自転車に乗ることすらできない。
行き着いた先でトンネルを発見。
しかしそこは通行止め。
地元の人に聞こう。
今モタモタしてたら暗くなっちゃうからさ…。
愚痴を言いたくなる気持わかります。
ともかくさっきの道を戻り地元の人に聞いてみることに。
訪ねたのは352をずっと看板どおりに行ったらトンネルに着いて立ち入り禁止だったんですけどあったんや。
先ほどのトンネルは建設中の新しい道。
現在の352号線はその手前にあると判明。
疑問は晴れたがすでに午後6時。
この日はこちらで宿泊することに。
真っ先に向かったのはやっぱりここ。
いや〜!やめられへんな自転車旅。
いや〜最高ですね。
一方…。
足がパンパンですね。
今日は…。
やばいな。
最初は初心者だしできなくてもしようがないなと思ってたんですよ。
でもまぁ頑張れたかなと思います今日は。
なんとか乗り越えたかなって感じですね。
そして…。
明日もよろしくお願いします。
(3人)乾杯!あぁ〜!あぁうまい!おいしい!初めてかもしれないです。
こんなにビールがおいしいと思ったの。
おいしいものがもうひとつ。
俺初めてやわ山古志牛って。
松阪牛に匹敵するほどおいしいと評判なんですが…。
そのお味は?うまい!おいしいですか。
食べて食べて。
ゴマダレと相性抜群!やわらかい!お肉。
このね肉のサシっていうの?ありすぎても脂っこいけどちょうどいいな。
地元グルメに疲れも吹っ飛びました。
翌朝は6時に起床。
日本海に沈む絶景の夕日を目指して352号線を北上します。
全行程およそ70kmのこの旅。
昨日走ったのは32km。
まだ中間地点にも達していません。
しかも気になるのは通行止めだった未開通部分。
実はここに行く手を阻む過酷な酷道が待ち受けているんです。
気づかなかった。
こちらがトンネルへ続く道。
その手前の分かれ道が現在の国道なんです。
左だったか。
これが国道やとは思えへんもん。
思わないですね。
ええ見晴らしやわこれ。
おぉ〜ホントだ。
うわぁ〜きれい!こっちやったか。
こっちでしたね。
と爽快に走っていたのだが…。
間違えてないですか?よいしょ。
あれ?あれ?人が下りてきました。
すみません。
終わったら困るんです。
衝撃の事実が発覚。
ここちゃうか?あっ軽トラだ。
こっちか。
これだから右ってこと?曲がりましょう。
こっちですか?352号線はここまで。
しかしこの右側の道を進めば再び国道へと合流する。
つまりここはどんな道が待っていようとも進むしかない。
3人は山を目指します。
うわっいい景色。
うわぁ〜。
ここから見えるのは駒ヶ岳や八海山などの美しい山々。
ちょっと小島さん写真撮っといてもらっていいですか?写真係だな俺。
いいけどね。
意外と写真にするとちょっとね。
こんな余裕もこれが最後になろうとは…。
うわっ!何これ?これすごいな!これ傾斜ハンパなくないですか?わっこれえげつないな。
ここから先は険しい山道。
しかもこんな急斜面がこの先7kmも続くんです。
気をつけてくださいよ団長!はい!これはなかなかですよ。
担ぐわ。
ついに団長は自転車を担ぐことに。
斜面に張られたロープをたぐってなんとか上る。
そして小島も…。
大丈夫ですか?これすごいな。
ギャグを飛ばすゆとりもあっという間に消滅。
この坂は女性には厳しいと判断した団長。
下まで下りてサポート。
うわっメッチャ…。
いける?厳しい?急なんですよね。
すごいすごいでも。
よいしょ!ありがとうございます。
せ〜の。
しんどいわ。
しんどい…。
団長ありがとうございます。
今度は…。
ひゃ〜!急激な下り斜面。
いやひどい道ホントに。
きついな傾斜が。
傾斜これすごいですよ。
大丈夫?ナナちゃん!はい大丈夫です。
ひ〜!オッケーいけたいけた。
怖い。
いやぁいけた!よっしゃ!いけましたね。
難所クリア。
いけるんちゃう?あの上りいけてこの下りいけたら。
そうですね。
と思ったのもつかの間。
またしてもうわっ崖やで崖。
えぇ!?えぇ〜。
メッチャ急!しかもロープないから気をつけて。
激しいアップダウンにさすがの団長も。
体力自慢の小島もこの表情。
いける!頑張って!女性が自転車を担ぐのは至難の業。
でも自分の荷物は自分で運ぶのが山のルール。
ファイトファイト!頑張って!もうちょいもうちょい!はい…。
ハッ!よっしゃ!こんな苦しさに耐えるのもふぅ…やばい。
そして…。
キャーッ!怖い!ナイスビューイング!うわ〜っ…。
来ましたね。
目指すゴールははるか彼方。
あっ…怖い怖い怖い…。
頑張れ!足もと気をつけてね。
はい。
頑張れ!はい…。
国道352号線の恐ろしさを嫌というほど体に叩きこまれる。
終わんの?これ。
はぁ…。
そのとき…。
どうしたの?わかりやすいイジけ方しないでもらえるかな…。
はい…。
恨むならば。
自転車の旅?いや自転車の旅なんだけどね。
いや俺もそうだと思ってたんだけど。
ついにギブアップか?国道352号線自転車の旅はいつしか過酷な登山へと変わっていた。
ちょっと休憩しよう。
あ〜っうまっ!うまい。
おいしい。
うん。
休憩を取ったものの…。
イテテテ…。
痛い痛い…。
もはや限界か?しかし…。
ゆっくりねゆっくりね。
はい。
すると…。
あれ?何これ?花立峠へ〜っ…。
あれ?終わり?峠。
峠の頂に到着。
はぁ…疲れた…。
疲れた…。
腹減りません?腹減った。
旅館で作ってもらった魚沼産コシヒカリのおにぎり。
こんにちは。
こんにちは。
あれ?何されてるんですか?ウド?採れました?そんないっぱい!これ何持ってるんですか?聴きたい聴きたい!僕らちょっともう体力限界なんですよ。
ちょっとハーモニカでも聴いてちょっと力を…。
お〜っいいですね!渋い!瀧廉太郎ですか?ちょっと長いよでも。
『荒城の月』
(拍手)すげぇ!!すごい!一人二役みたいな感じで。
えっここで?熊?親子連れの…。
親子連れっていちばん怖いんちゃうんすか?ありがとうございます。
ハーモニカおじさんに熊出没地点と聞いた3人。
休憩もそこそこに先を急ぎます。
大丈夫?大丈夫?大丈夫です。
だいぶな体力的に…。
山道で怖いのは実は下り坂。
気持は保っていても体はもう限界。
道幅は1mもありません。
ホントに一瞬の油断が…。
怖かった…。
でもこけなかった。
はい。
それが今。
とにかく行こう。
とにかく進もう。
はい。
よいしょ。
よし頑張ろうあと少しだホントに。
はい。
あともう少し頑張れ尾崎。
山に入ってついに6時間が経過。
そのとき…。
何ですか?ほらあそこ。
途中分断していたおよそ7kmの山道を自転車を担いでみごとに制覇したのです。
アスファルトがこんな嬉しいなんて。
嬉しい!しっかりしてるわ。
嬉しいよ!嬉しいホントに嬉しい。
よくやったよナナちゃんホントに。
相当だってさきつかったと思うよ下りもさ上りもそうだけど。
女の子にこのコース自転車担ぎながらってかなりハードやと思うよ。
ナンバーワンやナンバーワン。
2人の言葉に尾崎も感極まります。
あの筋肉ある小島よしおがこの顔やで今。
俺も汗ダクダクやもん。
男でもギリギリ。
いや〜ホントに見直したよホント。
すごいグラビアでナンバーワン。
お疲れさまでした。
いやいや団長。
すごいんだけど…。
すごいこれはよく頑張った。
よくやった。
ただ…。
なんやったらスタートみたいなとこある?昨日の距離くらいあと。
残り昨日の距離。
ここまで来たんだからここでギブアップもったいないから。
もったいないもったいない。
もったいないですね。
よっしゃ頑張ろう。
今日は夕日だから。
とりあえず夕日。
行こう。
時刻は午後2時半。
果たして間に合うのか?352だよ352ほら。
ホントだ352!あった?俺見逃してもうた!ところが…。
風…。
風と雨と…。
この状況でまさかの雨。
しかしもう止まるわけにはいかない。
よっしゃああと1km!頑張るぞ!その思いを胸にペダルを漕ぐ。
そして…。
相棒ともいうべき自転車を担いでのぼる。
きた!お〜海!ゴール!やった!
(3人)イエーイ!肝心の夕日はというと…。
やっぱり見えないですね今日は。
夕日は…。
どこですか?団長夕日は。
夕日はあるのよ絶対。
ただ見えてないだけ。
見えないですね。
夕日の時間ではあるけどね。
見えるか見えないかだけで。
でもなんか夕日見られないけどすごい私達成感ありますよ。
ホンマ?はい。
よかった。
やった!よっしゃ!ちなみに晴れていればこんなに美しい夕日が見えるはずでした。
次の挑戦お待ちしています!2014/06/28(土) 19:00〜20:54
テレビ大阪1
土曜スペシャル「知られざる国道(酷道)の旅3」[字]

国道の中には強烈な「酷道」がある!悪路から登山道までを制覇する旅へ!日本三大酷道と呼ばれる439号、過酷な峠越えとなる152号、雪残る山道352号など…ゴールなるか!?

詳細情報
番組内容
日本の主要幹線道路「国道」。その中には、強烈な個性を放つ道がある!そんな国道を、マニアたちは愛を込めて「酷道(こくどう)」と呼ぶ。そんな「酷道」を辿り制覇するシリーズ第3弾!酷道を行くからこそ出会える風景、人とのふれあい、汗と涙のガチ旅は、無事ゴールできるのか?
出演者
■国道439号:原千晶、磯山さやか
 徳島県〜高知県
■国道352号:団長安田(安田大サーカス)、小島よしお、尾崎ナナ
 栃木県〜新潟県
■国道152号:U字工事
 静岡県〜長野県

番組概要
全国各地の名所や絶景スポット、さらに名湯・秘湯、旬の味覚&人気の宿まで…毎週様々な企画で送る旅バラエティ番組です!
ホームページ

http://www.tv-osaka.co.jp/

ジャンル :
バラエティ – 旅バラエティ
ドキュメンタリー/教養 – 歴史・紀行
趣味/教育 – 旅・釣り・アウトドア

映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 2/0モード(ステレオ)
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