ちょっとね卵黄とか入れると…まあコクがある。
かーノッてきましたね。
日本人が?逆に。
(サニー)そうなんですよ。
そこには今夜は2つのテーマから目から鱗の本当の日本の姿を探ります。
まずは…。
狭いのに使いやすいと言われる日本の台所は細部にまでこだわる日本人の努力の結晶だった…!使いやすさを追求するため…。
そしてそこにはさらに世界各国の台所や驚きのキッチングッズも大公開!ポップ!あー!2つ目のテーマは…。
そこには場所に応じて最も適した道路を開発する研究員が…。
知らない…。
知らないですもん。
最初のテーマは…。
台所。
台所?好きだな台所。
みんな違うって言ってる。
先生!まず先生たちも含めて日本の台所は…。
ちゃんとね包丁とかお皿とか料理に合わせて並べてあるところがまたすごいんですよね。
すぐそれがね手の届く範囲に全部があるっていうのがいつも感謝するんですよね。
確かに今大賛成。
優れてます日本。
例えばシンクに三角…。
三角コーナーね。
三角コーナーがあるとか。
あれはスウェーデンにはない。
だからすごい生ゴミを片付けやすいんですよね。
アノーラは?
(アノーラ)ウズベキスタンでは…。
え?日本は扉の裏側にあるじゃないですか…。
それが普通だ。
(アノーラ)あれがすごい使いやすくて。
その秘密をそこで…。
そこにはこだわり抜く日本人による2つのポイントが。
まずはこちらから…。
何やらシステムキッチンが映し出された4つのモニターを真剣に見つめる1人の男性…。
実はこの方日本の大手キッチンメーカーの開発部グループリーダー田口哲さん。
彼こそ今の日本の使いやすい台所を語る上で欠かせない人物の1人。
システムキッチンの開発にではそのこだわりの手法とは一体なんなのでしょうか?その秘密がオフィスのとある一室に隠されているといいます。
特別に案内してもらうと…。
何やらそこには…。
しかもさらに…。
ここで実際にそうなんです。
実はここ…。
少しでも主婦が使いやすいキッチンを開発するためになんとこんなモニタリングルームを社内にわざわざ作ったのです。
田口さんら開発スタッフは別室に取り付けられた4つのモニターでその様子をリアルタイムで観察するのです。
例えば野菜を切ったあとのこの行動を「使った食器はすぐ洗わずにシンクにためる」とメモ。
さらに料理中よく使う菜箸をどこに置いたかも…。
「菜箸をまな板に置いた」とメモ。
このように主婦が調理中にどのタイミングで何を取り出しそれをどこに置いたか次になんの作業に取りかかるのか…といった細かな動きを記録。
それらの行動一つ一つがちなみにこの一面に貼られたメモこれをもとに台所を使う上で何に困っていたか何に不便を感じていたかを分析するのです。
そして…。
主婦の調理中の動きはこの赤いラインでトレース。
そして調理器具を使った順番や置いた場所までこれらこうした観察で…。
そう主婦たちの行動は開発者の皆さんの予想を大きく覆すものだったと言います。
例えば…。
今までキッチンの作業スペースに一番近い引き出しは菜箸やトング料理バサミといった調理中によく使う物を入れるため浅く奥行きのある引き出しを取り付けていました。
しかし実際の主婦の行動を観察してみると…。
今この主婦は餃子を調理中。
冷蔵庫に入っていた餃子の皮を取り出すと…。
ポイントはここ!ハサミを使っている間は引き出しは閉めません。
しかも作業出来るギリギリの幅で開けていたのです。
そう主婦のためにと考えて取り付けていた収納量が多い奥行きのある引き出しが逆に調理中の主婦には使いづらいという今まで気づかなかった新たな情報を得る事に成功したのです。
さらに観察を続けると引き出しを戻す時にも意外な事実が。
次の瞬間…。
なんと引き出しは手で開けて手で閉めるものと思っていた事が根底から覆されました。
そしてこれらの行動観察からそれがこちら。
そうよく使う物をしかもこの状態から引き出すと別の物入れスペースが現れました。
そしてさらに引くと…。
その下にもう一つ深い収納が現れたのです。
実はそこでフライパンなど浅くて大きい物は中段の引き出しに。
そして深い鍋はその下のスペースにと別々に収納する事で取り出しやすさを大きく向上させたのです。
さらに調理中の主婦はフライパンややかんをコンロの空いたスペースによく置いていた。
そんな観察結果がありました。
それならば従来のコンロにあった…。
物が置けるスペースを広くしたのです。
この地道で途方もない努力から生まれたのが日本の台所なのです。
続いてのこだわり抜く日本人のポイントは…。
田口さんと同じくキッチン開発に携わる…。
彼女が特にこだわり抜いたのは先ほどの引き出しのある機能でした。
かなり使いやすく改良された引き出しでしたが一つ大きな問題が…。
その時は扉が閉まらなくなってしまいます。
その秘密はこちらのファイルに隠されていました。
中には何やら数字がびっしりと並んでいますがこれは…?そう高久さんは市販されている日本のメーカーの調理器具を集められるだけ集めその長さをとにかく測りまくったんです。
それも例えば包丁ならパッケージを見れば刃渡りなどは書いてありますが…。
高久さんは包丁の柄の部分の長さや刃の厚さなどメーカーが発表していないところまで細かく計測。
その数は先ほどのファイルを見てみると膨大な量の包丁の計測データがミリ単位で事細かに記録されているのがわかります。
使いやすい引き出しを作るため日本中の調理器具の大きさを細かく測った。
その結果ほとんどのメーカーの包丁が収納出来る大きさを見つけ出し扉裏の調理器具収納が完成したのです。
それでは突然ですがここで例えばこちらの一見普通の最新システムキッチン。
これにも主婦のある悩みをきっかけに生まれた画期的な機能が付いています。
一体その機能とはなんでしょうか?それではアノーラさん5秒以内にお答えください。
わかりました。
やってる時にちょっと動くからとめる物が欲しいですね。
もちろんこの機能によって水道の
(シモネ)ニッポン流!
(アラシ)さすが!素晴らしいね。
素晴らしい!あれを全部カメラ撮ってですよあのおじさんがずっとあれを1分ごとに調査するってのはいや変態じゃない。
太田さん何言ってるんですか。
やっぱりあれですよね包丁とか色々ね入れるところこうやってする…素晴らしいですね。
便利ですね。
でも俺ちょっと1個ね見落としてる点があると思ったんですよ。
男が何…。
いや違います。
女性が作ってるのを
(シモネ)あーいい!いい!それではここからは外国人生徒の国や地域の台所事情を聞いてみましょう。
まずはこちら。
なんかドイツの台所はとにかくすごく豪華なんですねインテリアが。
じゃあちょっとドイツの台所を見てみましょう。
(一同)うわあ〜!
(ウエンツ)台所じゃないみたい。
(サンドラ)高級な台所を買うっていうのはやっぱり子供たちにやっぱり受け継がれるのでそういう意味で一生の買い物としてちょっと高級にして…っていうのがあるんですね。
台所を持って行くの?そうなんですそうなんです。
立派なのを買い揃えて例えばどこかに引っ越しをする時に中のインテリアをそのままごっそり全部持って行くっていう事ですね。
へえー。
でもこんなこだわってる割にバレた?バレた?なんかねドイツ人はやっぱりこういう家具があるからサニーさんが言ってるとおりで実は油物とか作っちゃうと汚れちゃうからドイツ人はほとんど料理を実はしてなくて…。
しないんだ!大体やってる料理っていうのは…。
あっこれこれがドイツの…。
いやいやいやいや…。
(アノーラ)うわっちょっと…。
(サンドラ)そうですねあとオーブンとか。
これ必要ないだろうあのキッチンこれじゃあ。
うちの嫁もドイツ人なんだけど…。
(サンドラ)失礼しました。
じゃあそれ多分…。
続いてはこちら。
はいスウェーデンですね。
えっ!?まあスウェーデン人から見たら薄暗くはないんですけれども…。
日本の台所は明るいと。
(ウルリカ)そうそうそうそう。
(ウエンツ)ああああまあ確かに。
(ウルリカ)スウェーデンは1日の日照時間は短いんですね。
冬だともう3時前にもう暗くなっちゃいますんで。
太陽の自然の光を求めていますのでだから大体キッチンのはこういう窓が入ってて自然の太陽の光が入るように使いやすさよりはそっちを求めているんですねスウェーデン人は。
そうつけない。
間接照明であと太陽。
(アラシ)スウェーデンって男性もキッチン入ります?入りますよ。
(アラシ)だからですよ。
あっそう?何?何?何?シワを隠す…。
さあ続いてはこちらです。
さあお隣韓国ですけども…。
韓国の一番ね台所の特徴っていうのは…。
ねえあるんでしょ?
(カン)普通の日本の家庭とあんま変わらないんですけども目の前にあるのが普通の冷蔵庫です。
(ウエンツ)それが普通の冷蔵庫今。
(カン)で奥にあるあれ冷蔵庫がキムチ専用の冷蔵庫なんです。
キムチしか入ってないの?
(カン)そうキムチしか入れないんです。
これがね専用の…。
(ウエンツ)うわっびっちり入ってる。
うわあー!
(アノーラ)うまそう!
(ウエンツ)うわあー!すごいね。
(アノーラ)美味しそう!普通の冷蔵庫に一緒に全部入れてたの?もともとうちもね最初冷蔵庫でやってた時にキムチ入れてたんですけどもビールとか一緒に入れるからみんながビール飲みたい水飲みたい…。
開け閉めが激しいから。
温度の変化があるのでキムチがすぐ味が変わっちゃうんですよ。
さあ続いていきましょう。
続いてはこちら。
タイだ。
今から見てもらう台所は…。
(ナリット)どうぞ。
(サニー)えーいいね。
床だね。
(ナリット)そう今ねこれつぼみたいな物あるじゃないですか。
(アノーラ)臼!臼!臼臼!
(ナリット)クロックって言うんですよこれ。
日本でいうとなんかすり鉢みたいな物。
すり鉢だ。
(ナリット)モヤシとか入れてこれタイのそうめん入れて。
(サニー)あーうまそうだな。
(ナリット)これ1つあると料理出来ちゃうですね。
ナンプラーとか入れて。
全部…混ぜちゃうんだ。
(ナリット)そう混ぜちゃう。
タムスワって料理なんですけど。
美味しそうだね。
(ナリット)タイの人がこれ大好きなんです。
こういう台所で料理して食べる時も床に置いて食べるのが一般的なんですね。
みんな囲んで…。
あー。
そうするとさ焼くとか煮るとか…。
(ナリット)それはまた違う焼き釜があるんですね。
焼き釜使って…。
そこが台所ってね。
日本の昔でいうと土間みたいな。
そんな感じです。
そんな感じなんだね。
とここで…。
あのねブラジルのラップ…ラップもあるんですけどもきれいに切れるししかもちゃんとお皿とかにやった時にくっつくし…。
じゃあちょっとねまず…。
あるの?はいはい。
(アラシ)今スイカです。
(シモネ)あー食べたい!
(アラシ)そのスイカをこれからラップをかけようとします。
出しました。
はいご覧のとおり。
(アラシ)パッキングがないんです。
ホントだ。
(アラシ)パッキングがないんで切りにくいですよね?切れないですね。
どうします?ハサミ。
(アラシ)違います。
ナイフで切ります。
確かにこれ使いづらそう。
(アラシ)これはイランのラップの事情なんです。
(サンドラ)実はドイツのラップもすごい切りにくくて日本みたいにこうピッ!って切れないんですよね。
(アノーラ)これイライラするね。
(ウエンツ)何?これ…。
(サニー)ハサミ?
(ウルリカ)意味ないね。
(ウエンツ)これ…ラップ?
(サンドラ)そうなんです。
(アラシ)日本のラップってすごい箱入ってて気持ちよく切れるじゃないですか。
その秘密をそこで…。
そこには…。
そこにはこだわり抜く日本人ならではのポイントが2つありました。
まずはこちら。
今や食べ物などの保存に欠かせない1960年の発売当初はご覧のようにこうして切っていました。
その後パッケージがラップを切るための道具として大きく生まれ変わります。
それがこちら。
そう!刃がフタの部分に付けられさらに刃の形もV字型に変更。
これが大革命でした。
こうする事でラップをつかむ力をそのまま切る力に応用。
手首を回転させるだけで真ん中からスパッと楽に切る事が出来るようになったのです。
でもこの革命が起きたのはもう25年も前の事。
その間にこのパッケージにはさらに切りやすくさらに使いやすくするための改良が…。
一体どこにそこまで改良する点があったというのでしょうか?その鍵を握る人物がこちらのラップメーカーにいるというのですが…。
とことん追究する探求者みたいな…。
ラップがもうホントに好きで好きでたまらないと…。
ラップおたく。
アハハ…。
ある種そういう意味ではカリスマ的な感じが…。
その人物こそ…。
研究のためにこれはですねもう…。
パッケージの120か所の改良点のうちなんと96か所が関さんの行ったもの!まさに…。
そこには驚くべきこだわりが隠されていたのです!パッケージのどんな改良を行ったかというと…。
こちらのこのようにでもそのためには…。
そうですねあのやっぱりフタがちゃんと閉まってないと…。
まずこの突き破りが出来ない。
そこで関さんは…。
こんなものを作りました。
これが関さんの改良点!フタがちゃんと閉まるとかわいい女の子の顔が窓からちゃんと見える。
これで…。
さらに…。
ラップを切る刃のギザギザは以前はどこも同じ大きさでした。
ところが現在は…。
これが関さんの改良点!これは刃の大きい部分でフィルムを切る突破口を作り小さな刃で切っていくという役割なのですが突破口が3か所もある理由は?スムーズに切れるようにしたかったから。
さらに…!あらゆる場所に細かい凹凸や溝がついています。
これが関さんの改良点!この部分の凹凸は…。
この部分の凹凸は…?フタを押さえる親指がすべらないようにするため。
凹凸の周りにはすべり止めのニスまで塗られているという念の入れようです。
そしてこのこのように…。
そしてここにもニスが塗られています。
さらに…!これ…。
と思いながらも関さんは…。
このように真四角だったパッケージのこの角の部分を…。
斜めに窪ませたのです!こうする事でするとなんとその結果そして切りやすいラップもう一つのポイントが…。
ラップの使いやすさ切りやすさを追求しそんな関さんの一日に密着してみるとそこにはラップの改良にかける驚くべきこだわりが隠されていました!午前7時出勤前のご自宅へ。
(スタッフ)おはようございます。
(関さん)おはようございます。
(スタッフ)よろしくお願いします。
(関さん)よろしくお願いします。
現在部屋に入ると…。
早速時間があれば自宅でも常にラップに触り切っているそうです。
その中で様々なアイデアが浮かんでくるとか。
そしてどんな時でもラップに触れるよう常にカバンに入れて持ち歩くそうです。
午前9時会社に到着。
今からですね利用者に普段使っているやり方でラップを切ってもらいその様子を撮影。
そのVTRを開発チーム全員でチェック。
さらなる改良点を見つけようという狙いなのです。
その映像を見てみると…。
さらに机の上には今映像で見た利用者が使った実際のラップが置いてあります。
それを関さんは…。
ラップの切り口がどうなっているのか細かく確認し始めました。
この時切り口のこんな形やあんな形などを具体的に観察しているといいます。
そうこれは実際に使う利用者の切り方の癖を見ていたのです。
たとえどんなに変わった切り方をされてもきれいに切れるパッケージを作りたい!これが関さんの究極の目標です。
このこだわりが日本のラップを使いやすくしているのです。
1人会議室にこもり始めた関さん。
を行うんだそうです。
こうやって試作品のパッケージは一度自分の手で作って何回も試し切りをするといいます。
本日は3時間以上かけて300カットを試し切りしていました。
突然ですがここでラップを使いやすくするアイデアを日々考え続けている関さんですが中にはやりすぎてボツになったものもあるといいます。
ラップをうまく切ってもらうためにはフタをしっかり閉じる事が大切。
そのためのアイデアだったのですが果たしてそれは?アラシさん5秒以内にお答えください。
コスト?しっかり閉める…。
磁石!磁石使ったんじゃないの?こちらの機械。
(音楽)切り時がわかるというですね…。
そんな仕事を終え週末は家族が待っている茨城県の自宅へ帰ります。
ご家族に自宅でのご主人の様子を聞いてみると…。
「ん?」って感じ…。
ここまでこだわり抜くのが日本のラップなのです。
ここまできたらすごいね。
ちょっとね私たちもうちょっと感謝した方がいいかもしれませんこれを見てから。
いや日本人でもそれではここからはウエンツ瑛士が集めた世界中のユニークな台所映像をご覧ください。
(ウエンツ)まずこちらですね…。
(ウエンツ)サンドラさんの母国ドイツからでございます。
一見…。
ドイツまた無駄な台所を…。
(ウエンツ)普通の壁にしか見えないと思いますけどもあるボタンを押しますと…。
おおすごい!
(ウエンツ)なんと幅7メートルほどの台所が出てくると。
ええ!?
(ウエンツ)これ主婦の皆さんの中には意外に台所を見られたくないっていう場所があるみたいなのでだったら全部隠してしまおうという発想からオシャレにこういうふうにしたと。
でもドイツでこれやっちゃったら余計料理しなくなるね。
(ウエンツ)続いて…。
(ウエンツ)さあまずは中国なんですがさてこれ何をする物でしょうか?太田さんどうですか?これカッターとかじゃないの?
(ウエンツ)カッターじゃないんです。
実はこれ野菜丸洗い機なんですね。
仕組みとしては超音波を発生させて手洗いよりもきめ細かく野菜の表面についた汚れを洗浄する。
これちなみにこの丸洗い機がなくても中国では野菜専用の洗剤があったりとかして…。
続いてアメリカのキッチングッズ!驚きの機能をご紹介します!ポップ!あーっ!
(ウエンツ)さあ今アメリカのある会社が開発中なのがこちら。
ちょっとよくご覧ください。
音も聞いててください音も。
あーっ!すごい!これ。
(ウエンツ)聞きました?これあの方がポップという言葉を発した瞬間にポップコーンが出てくるという…。
くだらねえな…。
(ウエンツ)これね何がすごいって見ててください。
(ウエンツ)ポップと言った場所に飛ぶんです。
場所に飛ぶんです。
えっ?だって…そうなの?じゃあ自分は動かなくていいんだ取りに行かなくて。
(ウエンツ)だからポップって言ったら勝手にそっち向いて飛びますから。
なんだ?この機能は…。
(ウエンツ)これ現在実用化に向けて開発中という事で…。
これ必要です。
(ウエンツ)続きましてサニーさんご出身のインドの台所なんですけれども。
アムリトサルという町にある黄金寺院の台所をご紹介したいと思います。
実はねその黄金寺院の台所ですねなんとカレー料理が1日10万食無料で無料で作られている。
配るんだ?
(ウエンツ)ここはインドでは有名なシク教徒の総本山で厨房での調理作業は毎日ボランティアスタッフで行われているようですね。
大体100人以上のスタッフで24時間毎日運営されています。
だってそうだよね10万人だったら…。
(ウエンツ)さあこうしてね料理が振る舞われていくんですけどもこれだけね10万食とか作るので後片付けが大変なんですね。
ちょっとね若干乱暴な感じに見えるんですが…。
(シモネ)取れてるかい?これ。
(ウエンツ)このあと洗いに…。
(シモネ)なるほどなるほど。
(ウエンツ)シク教というのが全ての人々は神の前では平等という考え方なのでどんな人どんな人種が来ても必ず無料で振る舞うと。
ああいう大きな釜で作るカレーって…。
(ウエンツ)うまいですね絶対うまい。
常に…とここでちょっとまあ日本でビックリしたのは海外…というかイランもたまにあるんですけれども蛇口を開けた時に水が濁ってたりするんですね。
日本の水道水はインドではミネラルウオーターとして売れますよ。
ああ売れると思います。
ちょっとインドこちらを見てください。
(サニー)まあこれはちょっとねええところの台所なんですけどこの赤い壺がねマトカといいましてここに大体水をためてちょっと冷たいまんま残るんですよ。
ただ今回気になるのはこの下の蛇口なんですよ。
(ウエンツ)あるある下に。
(アラシ)これ何?
(サニー)これがねガルナっていいまして水道水に虫とかねそういったものがたまに入ってきたりするわけなんですよね。
それをちゃんとフィルター出来る物なんですよ。
除いてこの水が出てくるわけなんですよ。
飲むのにはちょっとリスクがあるんですけどね。
リスクがある…。
不思議ですね。
どうしてなんですか?そこで…。
そこにはこだわり抜く日本人の2つのポイントが…。
まずはこちら。
私たちが家庭で利用するそこで砂や土さらに有害な細菌などが混ざりこのままではとても飲む事が出来ません。
果たして川の水はその秘密は浄水場にあります。
ここ金町浄水場は東京の水道水のおよそ20パーセントを作る施設。
実はここで浄水された水は裏にはしっかり金町浄水場の名が…。
各地で市販のミネラルウオーターと飲み比べをするイベントが行われ…。
このあとその浄水の秘密に迫ります!そして市販のミネラルウオーターと差がないほど美味しい水が出来るその訳とは?その秘密を知るため水道水が作られていくこだわり抜かれた3つの工程を見ていきましょう。
まずは…。
ここには先ほどくんだ60メートルの長さをおよそ10分かけて水を緩やかに流す事で自然に水の中の砂や土が沈んでいきます。
続いて…。
ここで凝集剤という化学物質を注入します。
実際に凝集剤を入れた実験をすると水に混ざった小さな物質が集まり固まりになり沈む事で水から濁りが取り除かれるのです。
この段階で水はこんなにきれいに!しかし…。
そこで飲める水にするのが…。
この段階でようやくそこでさらなる安全で美味しい水を作るため東京の多くの浄水場にはろ過池の工程の前に水をより浄化するための工程があるのです。
それが…。
その自慢の設備がこちら。
この機械で発生させたオゾンの酸化力で水の中にある悪臭のもととなる成分を殺菌。
これによって…。
このような過程を経てペットボトルで売られるほどきれいで安全さらにここまでの過程の中で浄水場内では…。
そのチェックは…。
こちらは35年間にわたり水質の管理を担当する山腰係長。
いわば水の番人ともいえる山腰さんが特に細菌が繁殖しやすくカビ臭さが出やすい梅雨時や夏場には水のにおいを念入りにチェックするという山腰さん。
やって来たのはたくさんの管から水が流れている場所。
ここには浄水場の様々な段階の水が流れてきています。
ここは川からとった水浄水処理前の原水。
ここはろ過池からの水。
ここは高度浄水処理からの水。
全4工程で処理される水をさらに細かく分けた山腰さん全ての浄水処理を終え家庭に向けて流される水を口に含みました。
変な味やにおいはしないか自分の鼻と舌でチェックします。
まるでソムリエのようににおいを敏感に感じ取る山腰さん。
さらに…。
そしてにおいを嗅ぎました。
この水を温めてにおいを嗅ぐ検査は…。
ちなみに漢字で書くと「微藻」。
これは微妙に藻のにおいがするという事。
このにおいの状態を水のわずかなにおいをなんと14種類に嗅ぎ分けておりおかしな変化がないか毎日欠かさずチェックしているのです。
ちなみに「藻/土」と書かれているのは…。
…などなど川の水のにおいを細かく嗅ぎ分ける事で水道水のもととなる水の状態を常に把握。
土と微藻だという今日の水。
一体どんなにおいがするのかスタッフが嗅がせてもらうと…。
なんとその微妙な藻のにおいをスタッフでは感じ取れませんでした。
水の細かいにおいまで嗅ぎ分けられる検査員がいるからこそ日本の水道水は安全で美味しいのです。
日本の台所に欠かせない安全できれいな水道水。
他にもウズベキスタンはお皿を洗ってる時に…。
止まってそれからなんか1日ぐらいもう水がない。
断水しちゃうんですね。
日本に来てから忘れちゃいました。
断水の事なんて。
(サニー)インドなんか一部で時間が決まってるんですよ水が出る時間が。
出る時間がね。
外国人生徒が口々に言うでも今やという事で…。
こだわり抜く日本人のポイント続いては…。
断水の原因の一つ漏水。
実は日本は水道の漏水率が低く東京ではわずか2パーセント。
驚異的な低さを誇っています。
ではなぜ日本では漏水がほとんど起きないのでしょうか?何やら細長い鉄の棒をひたすら耳に当てている方。
漏水調査員の大熊一平さん。
これまで数多くの漏水を発見!断水が起きるのを防いできた大熊さんの仕事ぶりを見せてもらいました。
朝調査に出発する前リーダーの大熊さんを中心に綿密な打ち合わせを行います。
そこで使用するのはエリアごとに水道管の細かな情報が書かれた区画図と呼ばれる図面。
ここには水道管の直径や種類などあらゆる情報が記されています。
大切なのは水道管を設置した年数。
これは昭和53年という事。
調査は1日200軒回る事もあると言います。
もし早速先ほど登場していたこの長い鉄の棒。
一体なんなのでしょうか?これは音聴棒という漏水調査員の必須アイテム。
ここからまるでお医者さんが持つ聴診器のよう。
…と話す大熊さん。
今回早速その音を聴いてみましょう。
こちらは小さなせせらぎのような音が聴こえます。
一方こちらは皆さん違いはわかりましたか?片方の耳をふさぎ作業する大熊さん。
しかしそれでも耳に入ってくる風の音や車の音などなぜそんな事が出来るのでしょうか?そんな漏水調査は夜も行われます。
昼間は個人宅を回りますが夜はこの調査で使うのはそのやり方は…。
1歩進むごとに足を止め漏水しているかどうかわかるまでじっくり音を聴くというとっても丁寧なもの。
夜は昼間よりも静かですが地上の音だけでなく地下に伝わってくる自動販売機の音や下水道の音などが聴こえより細かい音の聴き分けが必要だと言います。
しかし台所の水が出なくなる!など突然の断水を防ぐため1時間に200メートルの距離をじっくりゆっくり歩いて漏水を見つけるのです。
水道の安定供給のため昼夜を問わず音を聴き続ける調査員たちがいる。
ここまでこだわるのが日本の水道なのです。
続いてのテーマは…。
日本の道路これどういうふうに思うのかっていうね。
もうホントにねもうブラジルとかだとボッコボコなんだよ。
ああガタガタだ…。
アメリカはいいでしょ?アメリカもまあ結構きれいに整備されてるんやけど意外とアメリカ…そう実は。
海外では割と道路が陥没するという事なんですけどその映像があるそうですね。
こちらの映像ご覧ください。
まずはアメリカメリーランド州。
このあと…。
(サニー)うわうわうわ…。
うーわ…。
(ウエンツ)連日の大雨が原因で今年起きたそうです。
(ウエンツ)これも大雨が原因ですね連日の。
(ウエンツ)続いては中国でございます。
(ウエンツ)あの歩道になるんですけども歩いているあの女性にちょっとご注目ください。
お願いします。
見ててください。
(ウエンツ)いなくなります。
(シモネ)えー!?これドッキリでしょ?ドッキリでしょ?これ。
危ない。
(ウエンツ)通りすがりのタクシーもビックリして助けに来るんですけども…。
これを考えると日本ってやっぱりこういう事はないですよね?あり得ないですよ。
その秘密をそこで…。
そこにはこだわり抜く日本人による2つのポイントが。
まずはこちらから。
私たちの生活になくてはならない道路。
一見どこも同じような舗装に見えますが実は安全のためにその裏には…。
様々なタイプの道路を開発するため日夜汗を流す研究員がいました。
それが道路を作る会社日本道路に務める技術研究員加藤学さん43歳。
加藤さんの仕事は国とやり取りしながら日本の道路をより丈夫に安全にする事。
例えば交差点。
交差点は赤信号で必ず車が止まります。
その時車は一定時間道路の同じ位置にとどまるため走り抜けるより道路にかかる荷重が大きくなるのです。
そのため交差点付近の道路は…。
より丈夫で安全な道路になっているのです。
そう車が停止する側の道路は頑丈な舗装。
普通の舗装と色も違うんですね。
さらに…。
通常の車のおよそ5倍も重い大型バスが止まる場所は丈夫にするためコンクリートも混ぜた特別な舗装になっているんです。
道路は例えばこちらの国道1号線。
3車線あるそのためある特別な工夫が。
浸透させて路肩に排水してやるっていうような構造の舗装になってます。
なんとこの道路の舗装はこちらは国道1号線の道路と一般道を表した実験装置。
ここを模型の車が走ります。
一般道はどんどん水がたまっていくのに対し国道1号線と同じ道路は水が全くたまりません。
加藤さんが研究開発に関わったこの排水性舗装を施した高速道路はなんとさらに…。
そう道路はこのこだわりこそ日本の道路が安全な理由なのです。
続いてのこだわり抜く日本人のポイントは…。
国や自治体とやり取りしながら日夜安全な道路を作り続ける加藤さん。
そんな彼の日々の仕事はそのミニ道路がこちら。
ミニ道路とはつまり小さいサイズのアスファルト舗装の事。
国や自治体から依頼があったアスファルト舗装を作りそれが規定の強度を満たすか日々チェックしているのです。
まずは加藤さんアスファルト舗装にはそのベースとなる石が必要です。
それは主に5種類。
大きさで分けられていて直径1センチほどもある大きい物から粉状になった物まで各種用意されています。
これを様々配合しながら目指す舗装を作り出すのですがこれが毎回大変なんだそう。
例えば排水性舗装を作る場合は石と石の隙間を空けないといけないため大きめの物を多く配合します。
しかし隙間が多いとその分石同士のくっつく面がないためどうしても強度が低下します。
それを補うため石と石をくっつけるのりを強力な物に変えるなどなど試行錯誤を繰り返したと言います。
今回の材料が揃ったところでまずはコンロに火をつけてなんと置いたのは鍋。
そこに先ほど配合した石を入れると…。
まるで料理でもするように混ぜ始めました。
そして十分に熱したらここにのりを流し込みます。
実はこの黒いどろりとした液体が通称アスファルトと呼ばれる物。
このアスファルトと石がくっつき合って固まる事でアスファルト舗装のミニ道路が出来上がるのです。
そうこの時大切になってくるのは…。
石とアスファルトがよく混ざるためには一定の温度を保つ必要があるんだとか。
そのため左手には常に温度計が。
ひどい火傷はないですけどもここになんか跳ねたりとか当たったりとか。
火傷をするくらい大変な鍋でのミニ道路作り。
そこにはこだわり抜く加藤さんのそうそのため試作は小回りの利く手作業で納得いくまで何度も何度も作り直すのだそうです。
60とか…75とかそういう数ですかね。
(スタッフ)ひたすら作り続ける?そうですね。
最後の工程です。
型に石の固まりを入れて…ついにアスファルト舗装道路の原型ここからが肝心。
早速さらに別の形のミニ道路はこの時もし強度が基準値に満たなかった場合当然また一から作り直すのです。
日本の丈夫で安全な道路は地道な手作業が支えていたのです。
実は…というのも…。
道路の下の見えない場所にいつのまにかその主な原因は下水管の経年劣化。
割れた隙間に土砂が流れ込む事で地面の中に空洞が出来陥没の原因になってしまうのです。
そんな危険な見えない空洞を見つけるために日本中を走り回っている車があります。
果たしてその車の陥没の原因となる道路の下の見えない空洞を見つけるために日本中を走り回っている車があります。
それがこちら。
世界初となる機能を備えた特殊車両スケルカ。
車体に取り付けられたこの装置から電磁波を道路に照射。
地面の中の見えない空洞を透視する事が出来るのです。
電磁波でとらえた地面の中はこのような画像で表され…。
(冨田社長)1234…。
空洞が黒い固まりではっきりわかります。
最大のポイントは効率よく空洞を探す事が出来ます。
現在自治体や国の要請を受けて全国で30台のスケルカが日夜道路を走りもし危険な空洞が見つかった時には速やかに連絡し修復を促しているのです。
いや〜驚きましたねえ!ニッポン流!アスファルトですら…ですよ?完璧なものをもうあの人が…。
あんな料理みたいにアスファルトを作る人はいないですよ。
(ローザ)アメリカも色違ったりしてるんやけどそれはただ単にこの分は新しく直されただけやからこっちは黒いで古いやつは白い。
つぎはぎの部分…。
(ローザ)そう。
水を…雨で吸い込むやつあるじゃないですか。
あのテクニックちょっとインドに欲しいですね。
インド結構ね激しい雨降るんですよ。
一回激しい雨降るとね道路上が穴開いてたちまちそれではここからは外国人生徒の国や地域の道路事情を聞いてみましょう。
まずはこちら。
ドイツですけどもねはい。
ドイツにアウトバーンっていう高速道路があるんですけど。
車が走る専用の道という意味なんですがその一番魅力的なところはなんといってもやっぱり制限速度が基本的にありません。
(一同)へえ〜。
(ウーヴェ)アウトバーンにはドイツ国内のあちこちにあって総距離はなんと1万3000キロもありまして。
(ウーヴェ)日本と同じくバイクも車も走れます。
一応推奨速度は時速130キロなんですけど…。
130キロが推奨?
(ウーヴェ)それでもやっぱり一定の速度で走ってくださいみたいな事がすすめられてるんですけど。
せっかくいい車あるしバイクもあるんで。
その性能とエンジンの限界に挑戦したい人がいっぱいいる…。
(シモネ)うわっ何これ!
(ウーヴェ)こちらの映像をご覧ください。
速っ!
(ウーヴェ)しかももうはるかに200キロも超えてます。
メーター見てください!
(シモネ)先いないの?これ。
(ウーヴェ)法律違反ではないですね。
だから300キロ以上走る車がよく…たまにいまして。
日本の新幹線よりも速く走る車見かけるありますね。
でもねこんなねスピード出しちゃって実は基本的に割と…。
だから全体の道路…ドイツの一般道路と全体の道路を合わせると高速道路の事故はわずか6パーセントしかないんですよ。
アラン…フランスの道路事情はどうですか?フランスにはねどういう事?高い!
(アラン)見てください!これですね実はねフランス南部の方にあるミヨー橋という橋なんですけれども高さは343メーターになってますよ。
すごい!高いね!
(サニー)なんでこんな高いところに作ってるの?
(アラン)あのねあそこですねその道はやっぱりあの道がないとすごい渋滞になってますよ。
渋滞になっちゃう。
実は今までそれを解消するため続いてはこちらでございます。
はいアメリカでございます。
渋滞は…。
アメリカの中でここが一番渋滞するんだ。
(アラシ)すごい車線数。
(ローザ)これがこれが…まだ…まだいい方やねん。
流れてる方?
(ローザ)そう。
これがあっよかった。
動いてるわ〜って。
これにはまったら。
(アイウェイ)これ動いてる方なんだ。
(ローザ)そう。
これ日常の映像。
(ウエンツ)いい方ね。
(アイウェイ)うわ〜!あっこれはすごいわ!
(アノーラ)すごいきれいじゃないですか。
(ローザ)夜の…すごい混んでる映像やけど。
(ウエンツ)うわきっつ…!
(アノーラ)きれ〜い!いやきれいだねホントに。
アハハハ…!
(ローザ)きれいかなあ。
これはあまりに怖い事やからよくCARマゲドンって言うんですよ。
(サニー)『アルマゲドン』と同じ。
(ローザ)そうです。
『アルマゲドン』のなんか言葉…。
さあ続いてアイウェイ。
台湾の道路事情はどうなんですか?
(アイウェイ)渋滞どころじゃないです。
見てくださいこれ。
もうバイクの滝なんですよ。
すごいねこれ!
(アイウェイ)これは台湾の台北大橋っていうところでここは上が幹線道路でここはバイク専用の出口です。
毎朝こうなんですよ。
毎朝。
だから見てください信号待ちの…何台あると思いますか?何台ぐらいあるの?これ。
(ウエンツ)うーわっ!
(アイウェイ)どこまで…エンドレスに続いてくぐらい。
東京マラソンのスタート地点みたい。
(アイウェイ)台湾っていうのはねあんまり広くないからだから車よりバイクがちょうどいいんです移動するのが。
ほとんど1人1台。
もう子供以外1人1台持ってるくらい…。
バイク2台持ってるの?バイク2台持っていて…。
(一同笑い)続いてはこちらです!さあインドですけれどもね。
インド人はね赤い信号…赤信号はね
(一同笑い)どういう事?
(サニー)これ見てください。
これよく見てください。
赤信号なんです。
赤信号みんな渡ってます。
反対側からこっち側からもう自由自在に…。
おーっとっとっとっと!もうこれね色んな方向から信号の色構わずみんなね行動しております。
(ローザ)赤くなるまで待って渡る。
(サニー)いや全然…。
もうこれ色んな方向から信号の色構わずみんな出てくるんですよね。
人も歩いてます。
見てください。
うまい事皆さん渡っていってますよね。
全然問題ないですよ。
おっと!
(サニー)これはね渡る人も運転する人もねお互いにどうぞなんですよ。
赤信号で渡るのがいやもうねかっこいいと思ってる。
そうやってねなんていうのちょっとだけ政府をこうね反発するのが自分の中では勝ったぞっていう…。
それではここからは…。
まず最初は…。
(ウエンツ)イギリスの『ガーディアン』紙で世界最高のドライビングロードに選ばれたというノルウェーの道路をご紹介します。
こちらはアトランティック・オーシャン・ロードと呼ばれ8つの小島を繋ぎ全長8キロメートルほどをきれいな景色を楽しみながらドライブするという事が出来ます。
これいいですよね。
素晴らしいねこれ!
(ウエンツ)ただし悪天候になるとちょっと注意が必要となります。
(シモネ)いやいやいや…!
(ウエンツ)波が打ち付けて道路や車は水浸し。
特に嵐が多い季節はかなりスリリングな体験をする事になっております。
もう波ガンガン来ますからこれ。
続いては…。
(ウエンツ)ボリビアにあるデスロードと呼ばれる道路をご紹介していきたいと思います。
さあこちらの道路コロイコと呼ばれる街とラパスを繋ぐ全長70キロメートルに及ぶ道路なんですがなんとガードレールがない狭い道が続くと。
最も狭い道で横幅3.2メートルしかないという。
年間200人から300人の死者がいまだに出ていまして。
そんな出てんだ!
(ウエンツ)2週間に一度は重症の事故が発生すると言われていますね。
ある意味世界で最も危険と言われている道路です。
(ウエンツ)皆さん行かれる際はぜひご注意ください。
そして…。
ハハハ!ひどいなこりゃ!果たして高速道路の真ん中に立つ家とは?
(ウエンツ)さあ続いてこちら。
中国なんですけども。
高速道路の真ん中に家が立っております。
こちらですね立ち退きを拒否したところある日周りが高速道路になっていたという事で。
ひどいなこりゃ!
(シモネ)ウソだろこれ!
(ウエンツ)日本ではなかなか見られない光景ですね。
このお家の情報なんですけども本人いわくなんですけども11年ほど前にここに家を建てたそうなんですが諸々日本円で約840万円かかったと建てる時に。
しかし政府から提示されたその立ち退き料というのが360万円だった。
それに腹を立て立ち退きの合意書にサインをする事なく頑なに拒んでいたら高速道路が出来上がってしまった。
すごいね。
…とここでなんか台湾の高速道路だとホントにレース場みたいにみんなこうやってシュッシュッシュッシュッてすごいスピード出して危ないんですけど。
私日本で乗ってるとなんかすごい安全ですごいなんか安全に出来るのなんか暗黙のルールがある…。
すごい走りやすいんです。
気使ってね。
そう運転する人もすごく走りやすいのはなぜですかね?なるほどね。
インドはね高速道路ねいくらでも事故が起きるんですよ。
ものすごい多いんです。
さっきのあの感じ見てりゃあね。
(サニー)そうなんですよ。
まあもちろんそれはね高速道路やのに人間は歩いてるわ…。
ほんで気づいたらもうすごい事故が多いんですよね。
なんで日本の高速道路ってねホントに事故が少ないじゃないですか。
その秘密をそこで…。
そこにはこだわり抜く日本人ならではのポイントが2つありました。
まずはこちらから。
皆さんは高速道路を走っている時こんな人たちを見かけた事ありませんか?渋滞や事故が起きた時にカラーコーンなどを設置し交通整理を行うヘルメット姿の皆さんです。
実は彼らこそ700人以上の交通管理隊が高速道路の安全を守るためにパトロールをしているのです。
今回はこちらの交通管理隊歴20年の境さんに密着。
そのこだわり抜いた仕事ぶりを見せて頂く事に。
早速定期パトロールへと出発。
交通管理隊の基本的な仕事は…。
するとご注意ください。
パトロールカー止まります。
そう彼らの作業で最も多いのがこちらは高速道路上に落ちていた1本のパイプによって起きた事故の記事。
パイプに乗り上げたワゴン車が中央分離帯に衝突。
さらに後続の車が追突し7人が怪我をするという大きな事故に。
このように路上の落下物は事故の原因になる可能性がある危険な物。
そのためたとえどんなに小さな落下物でも交通管理隊は徹底して排除するのです。
今回見つけた落下物はでも落ちている場所は中央分離帯の脇です。
一体落下物を拾う際は監視員と実際に拾う作業員の2人1組で行うのが原則。
今回は境さんが拾いに行く担当です。
落下物はここにあります。
実際に拾いに行く境さんは落下物に最も近い場所でスタンバイ。
前方にいる監視員がそしてベストのタイミングを見つけると旗を振りました。
これには猛スピードで近づいてくる車のドライバーに注意を促す狙いもあります。
そして旗を上げた瞬間…。
監視員自ら猛ダッシュ!高速道路を横断。
続いて境さんも横断。
無事に長靴を拾い上げました。
戻る際も同じように車が途切れるタイミングを見計らい順番に高速道路を横断しました。
見ているこっちがヒヤヒヤしちゃいますがやっぱり走っている車を止めるわけにはいかないのでしょうか?高速道路を横断し続けて20年。
大ベテランの境さんはそのコツについてこう語ります。
一体どういう事なんでしょうか?境さんいわくこの時点で白い車とアイコンタクト。
そして手を上げたこの時に黒い車とアイコンタクト。
最後にこの銀色の車と一瞬目を合わせて落下物を回収しました。
すごいな…。
こうして3時間120キロものパトロールで排除した落下物はゴムチューブやスニーカーなど9点でした。
このようにNEXCO中日本は常に高速道路を隈なくパトロール。
この交通管理隊の献身的な努力によって日本の高速道路の安全は守られていたのです。
続いて2つ目のポイントは…。
日本の高速道路には道路の安全を守るためだけに開発された専門車両が…。
例えばこちらはトンネルの電灯を掃除するためだけに開発された車両です。
時速50キロで走行しながらノズルの先についたレーザーポインターで電灯に照準を自動で合わせ高圧洗浄水を噴射し清掃するのです。
電灯の洗浄によりトンネル内の明るさを保ち事故を未然に防ぐため日夜活躍しています。
こちらは川や深い谷など地面から足場が設置出来ない時高速道路上から長いアームに人を乗せ必要なところへ降ろすのがこの車両の仕事。
普段は見られない場所の点検や整備を行い高速道路の安全を守っているのです。
そしてこちらは高速で走行しながら重さ80キロもある大型タイヤでさえも一瞬で回収する能力を持っています。
ここまで他にも日本の高速道路の1つ大好きなところがあるんですけど…。
ああ〜!
(アノーラ)あれは皆さんあれは思いつかなかったでしょ?今。
いやいやいやいや…。
何が一番好きかというと…。
ウズベキスタンは…ウズベキスタンは高速道路なんてまあまずないんですけど…。
どこかにね遠いところに行く時に途中トイレがない!ないのか。
(アノーラ)行くところはない。
だから私あの…木陰のところでちょっとした事あるんですけど…。
あといっぱいあるじゃないですか。
…と日本のサービスエリアを絶賛するアノーラさんですが重要なのはトイレです。
今そのトイレが日々進化を続けています。
そこでこちらの東名高速足柄サービスエリアのトイレがちょっと話題になっています。
それは常にきれいな状態を保つために利用者に協力してもらうある特別なシステムを作ったというのです。
果たしてそのシステムとは一体なんでしょうか?こちらのサービスエリアのトイレでは常にきれいな状態を保つために利用者に協力してもらうあるシステムを作ったといいます。
果たしてそのシステムとは一体なんでしょうか?ウーヴェさん5秒以内にお答えください。
お客さんが終わったあと自分で掃除する。
(ウエンツ)えっ?手洗い場の横にあるこちらのボタンを押すと…。
(メールの着信音)外で掃き掃除をしていた清掃員にどうやらメールが…。
それを確認した清掃員はそのまま利用者が見つけた汚れをきれいにしてくれるというのです。
という事で正解は…。
こうして様々な面から運転の安全性と快適さを支える。
ここまでこだわり抜くのが日本の高速道路なのです。
すごいね。
知らない事いっぱいあった。
トンネルの中のあの電気も掃除するんですね照明もね。
あれ知らなかったんです私。
だからいつもきれいなんだよね。
おばちゃんすごかったですね携帯でね…。
ボタン押すとねおばちゃんがメール見て来てくれるっていうのはいいね。
あれうちにも欲しいねあのボタン。
自分で掃除しなさい。
2014/06/28(土) 18:56〜20:54
ABCテレビ1
これぞ!ニッポン流! 外国人も超ビックリ!?こだわり抜く日本人の台所&道路SP[字]