本日の舞台は…
美しき富士を望むこの町には日本一を誇る極上食材がある
さぁ「中川家」!びっくりした〜もう。
ごめんなさいよろしくお願いします。
お久しぶりでございます。
(礼二)久しぶりですねホントに。
何やと思われます?今日の食材。
いや何でしょう?静岡ですからね。
海のもん?ホンマすぐ立ち止まるよね。
何やねんこれ。
痛い痛い痛い!痛い!長い長い長い!思った以上にまだ長い長い…。
いや「終わらへん」ちゃうねん痛いねん痛いねん痛い…。
早速名人を訪ねる
どうもこんにちはお待たせしてすいません。
本日の…
作っているのはある意外なもの
2個3個?分かりました。
くわいとか?
(小泉さん)違います。
くわいって…。
お正月に2〜3個ポンポンと口入れるじゃないですか。
えっ?桜葉漬?あっ桜餅!これの葉っぱの漬元をやっております。
葉っぱか!あの葉っぱ。
桜餅に欠かせない桜の葉…
松崎町は…
名人は…
でも香り楽しんでペロっとめくってバッと食ってそのままねぇ葉はピョンと置いとく…。
それは間違いです!えっそれ間違い?えっ!えっ!薄いやつやったらね食べれるやつありますけどやっぱり太いやつとかもあるじゃないですか。
分厚いやつが…。
これが…。
今まで…。
そうです間違ってます。
剥がしてたわ。
そう桜餅のおいしさはこの桜葉漬があってこそ生み出される
さらに…
…にもこだわる
そこには…
そして桜葉漬の産地だからこそ生まれた…
うわ〜!これうまい!
さらに…
本日の『青空レストラン』は桜餅を包んでいるこの葉っぱが主役
ここが畑です。
畑?へぇ〜。
思ってたんですよ。
ねぇ。
そう!桜葉漬に使う桜葉は畑で育てている
あっこれですか?はい。
あ〜!ホンマや。
こういう感じ。
葉っぱがそうや。
これやこれや。
これ全部そうなんですか?全部そうです。
へぇ〜。
桜の木はおよそ1メートルの小さな木
そうです白い花も咲きますけどね。
花咲くんですかやっぱり桜が。
ただしこれはですね…。
12月1月に…。
ですから…。
へぇ〜。
花を咲かせへんっていうのは…。
すごいですね。
これが…。
これを…新芽を摘んで行くわけです。
なるほど。
桜は美しい花を咲かせるソメイヨシノや八重桜ではなく…
葉に産毛がないので口当たりが良く…
あっこれでもあれですね名人…。
これはまだ…。
わっしもうたこれ難しいですね。
ここちょっと裂けた感じになったらあきませんね。
そうですよね。
桜の葉はそのままでは独特の香りはしない
手摘みしたらすぐに塩漬けにする
その前に重要な作業がある
「まるけ」という仕事をやります。
50枚をひと束?大変。
50枚ですよねこれ数えても行かな…大変。
(小泉さん)ですからこのまるけの作業の時は…。
なぜかというと…。
ですね。
黙って。
数数えますからね。
ホンマ分からんようになった。
(小泉さん)そうすると…。
いやいや説明ですから。
「シー」やあれへん。
ごめんなさいごめんなさい。
これホンマ大変。
キレイな葉の形を保ち出荷しやすくするため大きさをそろえ50枚ひと束にしておく
49枚…よし50枚出来た。
(小泉さん)じゃあ50枚出来ましたですね。
剛は?まだまだです。
何ぼ?今。
うわうわ…もう〜。
どうなってんの?10枚ずつ?デカいやつ?最初…。
そう。
そうやって。
いや「はい」やあれへんがな…。
聞いてますけど。
言うてくれてはんの。
なぁ。
違うやんかだから一回同じ大きさでやったらその大きさで…。
いや…。
いややってへんやんか。
一回自分が先触ったやつでこの同じ大きさを50枚集めて…。
へへへ…。
ハハハ…。
束になったらカヤの葉で縛って余分な茎をカット
(小泉さん)キレイに仕上がります。
あ〜ホントだ。
いよいよ塩漬けへ
一回に4把ぐらい持ってここに並べて行きます。
これを遠心状にグルグルグルグル巻いて行くんです。
1段出来たら塩を振る
この塩は?「うず塩」?そういう名前のですね粗塩を使っております。
これは昔からこの塩が一番いいとされております。
合うんですね桜葉漬には。
礼二は…。
何やそれ。
無駄やて動きが。
無駄無駄疲れるよ。
疲れますわ。
えっ?じゃ工場長漬けてください。
これはもう工場長に任せましょう。
ちょっと待ってくださいもう…おけの倍ぐらい積むんですね。
…を積み上げる
しかし最盛期にはこんなものではない
高さ2メートルの三十石樽に漬け込む
なんと…
…の桜葉
積み上げたら塩を全体に行きわたらせるよう水を入れ1日置くと…
ちょうど樽の高さまで沈む
じっくり発酵熟成させることおよそ半年
じゃあ開けてみます。
すごい。
えっ?色が色。
色がちょうどしょうゆみたいな。
はい。
これいいですからちょっとなめてください。
いいんですか?いいです。
このくらい辛いんです。
うお〜!名人言いなはれ先!そうそうなんですよ。
今開けますからね。
あっホンマ!う〜わうわうわうわ。
うわっええ匂い!めっちゃええ匂い。
今口の中で広がってるわ。
この色やこの色や。
これがべっ甲色という特殊な色ですね。
キレイ。
そうです。
葉に含まれる…
緑の葉を美しいべっ甲色へと変える
アロマみたいなねホンマ落ち着くええ匂いですね。
そうですね。
また自然のね香りですから。
これ不思議ですねでもこの匂いが出るって。
あ〜ええ匂い!たまらん。
出来上がった桜葉漬を口に入れると…
これを餅と一緒に食べて…。
あ〜でもかんだ時の香りすごいですね。
まぁ確かに今しょっぱいですけど。
ホンマ塩っ辛いあっでも全然。
どうですか?うわ〜この香り!独特やなこれ。
うまい!これを…結構まだ塩分が高いもんですから出荷する時はまだまだ塩度を下げますこれから。
あっ下げるんですか。
ですからホントに桜餅にこだわってるお店は…。
それによって…。
そういうことですよね。
え〜。
葉っぱと一緒に食べてこの…。
ちょうどいいのか。
へぇ〜すごいな。
あんの入った餅を包んで売り出した…
小麦粉を薄く焼いた生地で包むのが関東風の桜餅
一方関西では大阪で考案されたもち米で包むタイプが一般的
しかしここ桜葉漬の産地松崎町にはそのどちらでもない桜餅がある
紹介してくださるのは和菓子屋…
(馬場さん)皆さんが…。
え〜!結構いっぱい食べてますけれども。
いえいえ…多分食べたことないと思いますよ。
塩を抜いてない桜葉なんですけどこれを1回水につけて塩を抜きます。
抜くんですね。
まずはあんの甘さに合わせて…
こちらが餅粉もち米の粉ですね。
こちらが上新粉これお米の粉です。
これが上白糖になります。
これを全部混ぜて行きます。
なるほど。
粉をお湯で溶いてあんを包む生地を作る
ぬれ布巾を敷いたトレーに流し込み15分ほど蒸す
想像していただきたいんですけどおふた方とも関西の方なんで生八つ橋ですね。
八つ橋はいはい…。
ということで…。
そうですかお父さんが…へぇ〜。
開けてみます。
はいお〜!
蒸し上がったら混ぜて粘りを出す
これってあれなんですか?ういろうとか…。
そうですね感じは似てると思います。
それを…。
ねぇ。
ねぇ。
口当たり良さそう。
うわっこれは…。
この真ん中にあんこのせてください。
長細くちょっと円柱状にしてください。
え〜!うわっもうそれちょっと名人…。
ホンマや。
これおいしそう!で小判形にします。
出来上がったのは白いあんこ餅
あとは塩抜きした桜葉で包むだけ
うわ〜おいしそうこれこれで包むんでしょ?そしてこのお餅をのせて行きます。
そうのせるんや。
そうのせんねやポンポンと。
キレイこれだけでキレイやな。
あ〜キレイ。
え〜そういうことですか。
そうです挟むんです。
ぜいたくに桜葉2枚で挟む
これ上等やな。
おいしそう。
これで「長八さくらもち」の完成です。
よいしょ〜!ありがとうございます。
(拍手)
桜葉漬の産地で生まれた桜餅
もちろん葉っぱごといただく
がぶっと行くわけですね。
葉っぱごと食べてください。
いや食べてへん…分かるけど。
ハハハ…。
分かるけどね。
分かるけど。
うわっうま!うま!もう絶妙。
え〜。
この葉っぱとこの餅が絶妙。
うまい!いただきます。
うわっうま。
文句ないなこれは。
ありがとうございます。
あっ!うわ〜うまい!これうまい!うわ〜うまい!めっちゃ響いてるやん。
全然違う塩抜きもちょうどですね。
抜き方次第じゃまた全然変わって来るんですよね?ちょっと抜き過ぎると青臭くなっちゃうんですよ。
葉っぱのほうが先に舌に当たるんでしょっぱい時はホントしょっぱ辛くなっちゃうんです。
そこらへんはちょっとあんばいは難しいです。
おいしい最高。
これは最高。
何で途中で口入れるん?うまい。
言い切らんと。
合うのは甘いお菓子だけではない
程よい…
腕を振るってくれるのは地元旅館の…
まずは…
(地引さん)イサキの桜葉蒸しです。
イサキの…お魚ですね?はい。
桜葉蒸しうわ〜うれしい!もううまい。
もううまい。
ありがとうございます。
蒸すんですね昆布締めとか…。
(地引さん)それが桜葉で。
桜葉で…これはおしゃれ。
なるほど。
ここは副料理長がやるってことですね。
そうですね。
料理長こっちに来るから何やろうと思って。
地魚イサキは今が旬
三枚におろし…
(江畑さん)ちょっと寝かしときます。
それ何ですか?
(江畑さん)これ道明寺です。
もち米の粉になります。
サッと水に戻し酒とみりんを加えてしばらく置くと…
あっもうそんな…。
あ〜。
もち米みたいなつく前の。
ひと口大に丸めたらイサキに桜葉漬をのせて…
(江畑さん)これで丸めて行きます。
うわ〜おいしそう!おいしそう!もうおいしい。
何をする。
(江畑さん)ラップします香りが逃げないように。
(江畑さん)これを蒸して行きます大体10分。
蒸している間にあんかけを作る
かつおだしに塩を少々
片栗粉でとろみをつけて…
(江畑さん)このぐらいのとろみになります。
とろみです。
うわ〜あらら…出来た。
蒸し上がったらあんをたっぷりかける
うわ〜おいしそう。
(江畑さん)はい出来上がりです。
よいしょありがとうございます。
(拍手)いただきますひと口で行っちゃいます。
あ〜!うま〜い!ありがとうございます。
うわ〜!いただきます。
うわっおいしそう。
うわ〜うまそう!わっソワソワいわせる。
最高!うわ〜おいしそう。
香りが。
あ〜すごい香り桜葉の。
うわっうま!うわっもうばっちしですわ。
いや〜おいしい!食べた瞬間に香りがね。
イサキもうまいっすねやっぱりね。
イサキもおいしいこれホンマいくつでも行ける感じですね。
何でなんすかねこの桜の香りって食欲そそられたりちょっと…。
気分になりますね。
ハハハ…いや分かります。
う〜素晴らしい。
続いてのお料理は何でしょうか?料理長絶対その後何かあるはずですよ。
「桜葉う〜ん」やないですよ。
桜葉揚げですね。
鶏肉を切って行きますね。
俺は動かん。
動かない。
言うのももう副料理長に任せたほうがよかったんじゃないですか?そうですね。
料理長えっ?こんな時に?こんな時に。
あっ準備?すいませんもう。
当たり前や。
横でチーズ食べ始めはらへんよ。
急に何かおやつの時間かな思ったんですけど違うんですね。
(江畑さん)チーズをのっけますね。
桜葉漬で鶏肉とチーズを巻いて行く
これおいしいな〜。
何てことをなさるんですかホントに。
丸ごと小麦粉を付けて天ぷら粉で揚げる
幸せや〜。
これホンマ桜の匂いってホンマ何かこう幸せといいますか…。
何かウキウキするんですかね。
桜咲いたらあったかなるみたいな。
サクっと。
(江畑さん)こんな感じですね。
おいしそう。
あ〜いい〜。
(江畑さん)完成です。
よいしょ!
味付けは桜葉漬の塩味だけ
そのままパクリと
ええ音してるわ。
うわっおいしそう。
うまそうやなおい。
もうどうしようこれうま!うわ〜うまそう。
もう言うことないわ。
うわっおいしそう!うま〜。
最高!最高でしょこれ。
あ〜うま〜い。
うわ〜うまいうまいうまい…!うまいうまいうまい!うわ〜うまい!すごい!これ。
あんだけ濃厚なチーズが入ってるんですけどこの桜葉が負けてないですよ。
桜葉漬ってすっごい香りがねぇ?すごいな〜。
さらに桜葉生産日本一の町ならではの人気商品がある
紹介してくださるのは松崎町で肉屋を営む…
え〜!これ何ですか?
(浅井さん)桜葉の豚みそ漬けです。
これは楽しみ!はいおいしい!
桜葉漬をのせ…
…を飾れば桜葉の豚みそ漬けの出来上がり
葉をのせたまま焼く
うわ〜これは楽しみや〜。
うわ〜。
すっごいいい匂い。
桜葉とみその香ばしい香りが立ち上る
(浅井さん)出来上がりました。
よいしょ〜!ありがとうございます。
(拍手)いただきます。
うわっうわっ!うわ〜うま〜い!うわ〜うま!何や?これ。
これ断面。
えっ?ありがとうございます。
ハハハ…。
そういう主義の番組ではないので大丈夫です。
ハハハ…。
断面までは結構です。
うまい!もう文句なしですおいしい。
何か大葉とかやと天ぷらにしたりとか焼いてしまったりすると香りがやっぱり弱まるじゃないですか。
でもこの桜葉漬っていうのは全然負けないですよね。
何やったら増すぐらいの…何かそんな感じありますね。
意外とマッチすると思います。
すごいですよ。
めちゃめちゃマッチしてますこれ。
おいしい!うわ〜おいしそう!
桜葉漬を使った…
桜葉を使ったハンバーグです。
おっハンバーグ。
なるほど〜。
うれしいお願いいたします。
えごま豚のひき肉です。
えごまを食べてる豚ですか?そうです。
そんなんおいしいに決まってますやん。
肉はえごま豚のひき肉
ハンバーグのタネが出来たら…
うわ〜名人!うまい。
うわ〜いい大きさ。
すげぇ。
60g多かった。
名人。
これを使います。
これはもうあれですな…。
そうですねはい。
うわ〜見えてほしかったな!あの奥に見える予定やったんですけど。
桜葉です。
型の底に桜葉を敷きタネを詰める
富士山1個140gやったんですね。
富士山型に抜けたら…
うわ〜。
うわ〜なるほど。
この形を保つための冷凍…。
うわ〜おいしそう!
両面焼けたら熱々の鉄板へ
うわ〜おいしそう!
ソースはおろしポン酢で
うわっおいしそう!乾杯いたしましょう!カンパ〜イ!
(一同)カンパ〜イ!あ〜。
あ〜うまい。
これはもうおいしいでしょ。
うわっうま〜。
いちいちうまいな。
うまい。
いただきます。
あ〜なるほど〜うま〜い!何かもう香り足すことでこんだけランクが上がるといいますか…。
いつも以上に食欲増しますよ。
食べたことない味なんで感動しました。
(馬場さん)よかったです。
いやすごいですわホンマ。
こんな田舎まで来ていただいてよかったです。
温泉の町ですから1泊泊まりでね桜餅を食べて。
え〜っと『箱根』でしたね?…で止まってそっからバスです。
バスですね。
そうですね反対側の下田が。
東京から特急…。
それ…。
下田からでまたバスで…。
最後はバスで。
いやいや何をおっしゃいますか名人アハハハ…!
桜葉漬の産地で生まれた…
桜香る…
試してみたい方は番組ホームページまで
今夜は2時間スペシャル
ぽっちゃりコンビがどうぶつレストランをオープン
2014/06/28(土) 18:30〜19:00
読売テレビ1
満天☆青空レストラン/静岡編[字]
静岡で和菓子に欠かせない食材、桜葉漬を頂く!桜餅だけではなく、意外にハンバーグや豚の味噌漬けと組み合わせても驚くほど旨い!淡い桜の香りが食欲を増進させる30分!
詳細情報
番組内容
富士山を間近に見られる、静岡県松崎町で収穫した桜の葉を塩漬け!丁寧な手作業が必要な桜葉は、実は塩漬けにすることであの独特な香りが生まれる!その桜葉を、桜餅はもちろんのこと、独特の香りと塩気を生かした桜葉漬を使った意外な極上レシピが続々!イサキの桜葉蒸し、鶏肉の桜葉揚げ、さらには桜葉×お肉の絶品料理、桜葉豚味噌漬け、子どもも大好きなハンバーグも登場!夏の暑さに負けない、食欲増進メニューに一同大興奮!
出演者
【MC】
宮川大輔
【ゲスト】
中川家
お取り寄せ
桜葉の豚みそ漬け
桜葉ハンバーグ
桜餅
ジャンル :
バラエティ – 料理バラエティ
情報/ワイドショー – グルメ・料理
映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
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