子育てや教育に関する親の悩みに答える…今日のテーマは…ストレスって大人が抱えてしまうものというイメージだけれど…。
子どもだっていろんな……など大きな問題につながる場合もあるというから油断は禁物。
ストレスが要因の一つとされている。
そんな子どものストレス親たちはどうしているのか?それが…。
出し合ってもらいます。
ここに注目すると…さあどうやってつらい気持ちから抜け出すのかとくとご覧あれ!私なんてストレスなんて子どもの頃単語すら知らなかったような気がするんですけど東山さんとか子どもの頃ストレス感じてました?体罰もすごかったですし殴られて当たり前みたいな部分もありましたし親の言う事は聞くもんだみたいな…僕はね今思い出したんですが…何で最近の子どもはこんなにストレスが多いんですか?これはやっぱり小学校中学校高校も全部そうですけども…昔はねテストでいい点取ったかとかあるいは30点60点だとかそういうところが多少ストレスにはなりましたけど…
(塚原)ええっ!?へえ〜。
そういうふうにしていつも見られてるという。
そりゃ疲れちゃうな。
そもそもストレスとは…そこでクイズ!次のうちどれ?誰にも気持ちが分かってもらえないって思ってるんじゃないかなって思うので。
ため息は沈み込んでいる時に出がち。
悲しい気持ちはストレスから生じる場合があるので要注意。
朝寝坊が増えました。
俺朝寝坊…。
朝寝坊が増えましたね。
朝寝坊の原因はよく眠れないから。
こうした時子どもは…更に「好奇心がなくなる」と「黙り込む」もストレスのサイン。
つらい思いをしているからだと考えられる。
怒りの気持ちもストレスから来る。
ためすぎると突然爆発して乱暴になる事もあるという。
ではこうした反応が表われると即問題となるのだろうか?児童心理を研究している…大人も一緒ですよね。
大人よりも敏感ですよね子どもの方がね。
こういう症状も1〜2週間ぐらい長引くと対応がどんどん難しくなってくるという事で。
たまり込んでますからね。
いい子を演じちゃう子がいるの。
そうするとそういう子は…だから結構いい子に振る舞いますから親の方はうちの子は…見抜くの難しいですね。
見抜くの難しいです。
現象的に表われてない場合がひょっとしたらストレスを抱えてる場合もある。
複雑だと思います。
ではどんな事が子どもたちのストレスになっているのか2つのご家庭を取材しました。
小学4年生の圭佑君は最近学校の勉強が原因でストレスを抱えている。
それは…。
両親がそんな圭佑君を心配して…泣いてる。
かわいそう。
圭佑君どうすれば笑顔に?続いて家族4人でゲームするのが大好きという…実は親子関係が原因で子どもがストレスを抱える時があるという。
SNSを使って友達と写真交換する遊びをしていた中学2年生の紗英さんと両親が言い争いを始めた。
お父さんの口調が次第に強まる。
すると紗英さんは…。
親子げんかがストレスの原因となってしまったケース。
この難問どう乗り越えればいいの?これ他の方のご家族だと失礼ですけど面白いですね。
おかしい!そう。
私はでもすごく親御さんの気持ちが分かって自分も一緒になって机の上から乗り出して「だから〜!」ってやっちゃいそう。
お母さんがそうなるのは子どもも分かるんだけど…それはありますね。
ありますよ〜。
あれですよねストレスがたまっているというよりも…大人だとお酒飲んじゃったりとかトレーニングジム行ったりとか発散方法いろいろあるじゃないですか。
だから僕ね…いいのかしら言っちゃって。
ドラマとか撮るじゃないですか。
そうすると難しい言葉の羅列をバーッと言ってこっちもストレスはたまるんですけどでもこうやって違う所に行って違う事をすると結構ストレス発散になって。
じゃあ今お二人は放出中ですかストレスを。
見せてあげたいです。
このストレスの玉たちを。
子どもたちの環境が貧弱だから友達とバッと遊んだりけんかするのもいいかも分からないけど…親ができるのは一体どんな事?日頃子どもがストレスを抱えていると感じている親たちに集まってもらった。
先ほどの…子どものストレス研究に取り組む冨永良喜さんがとっておきの方法を伝授する。
まずは課題。
ストレスを抱えた子どもに対し…娘とけんかした小山さんは…。
結果だけで判断すると言ってしまいがちなこうした言葉はストレスを増幅させるだけ。
冨永さんは…それは…。
この心の中のつぶやき。
レギュラーから外された時子どもは心の中で何を思ったのか。
そんな心のつぶやきを理解する事が必要だという。
ふだんはあまり意識していない子どもの心のつぶやきを考える親たち。
するとさまざまな言葉が浮かんできた。
冨永さんによるとこうしたネガティブな心のつぶやきが気持ちをイライラさせゲームばかりしてしまう行動につながるという。
心のつぶやきを理解した親たちは子どもにどんな言葉をかけたらいいか改めて考えてみた。
漢字が原因で息子がストレスを感じている加藤さんは…。
(冨永)はい拍手〜。
(拍手)子どもの心のつぶやきを知って寄り添うように声をかける。
これがストレスをやわらげる第一歩。
ストレスケアを学んだ加藤さん。
家庭で実践してみた。
漢字の勉強がストレスの原因になっている圭佑君。
両親は圭佑君がなぜ漢字が苦手なのか分からなかった。
そこで圭佑君の心のつぶやきを聞いてみる事に。
そこで両親は「コツコツやればいいのでは?」とアドバイス。
圭佑君が笑顔になった。
漢字も少しずつなら大丈夫だね。
一方SNSの使い方を巡り親子げんかになってしまった小山さん一家。
親との言い争いがストレスの原因というこのケース。
もはや心のつぶやきを知るどころではない。
どうすればいい?実は冨永さんが極め付きの言葉を教えてくれた。
その時に…「あなたが一人で苦しむ事はないんだよ」というメッセージですね。
これが今回のエヂュカチオポイント!いつでも見守っているよと伝える事が大事なのだ。
小山さんは紗英さんが…その思いを伝えた。
見守っている信頼していると伝えたお父さん。
紗英さんとも仲直りできそうかな。
「大丈夫だよ」って声をかけますね。
無理やり「どうしてなんだお父さん聞いてるだろ!」とか言って迫らないって事。
「いつでも話したくなったら聞くからね」とか。
でもそのいつまでもが来なかったら親としては…僕がうちの子どもたちにやってたのは…「嫌な事あるんだよ」とか「そうなんだ」とか。
方向性がこっちに…同じ方向に向くっていうのは結構大事だったりするので。
一緒に走ったりとか何かしたりとかは必要ですよね。
ここで今度は東山さんと尾木さんに……について考えてもらった。
例えばこんな場合。
(笑い声)人として「お疲れ」ってこっちが優しい言葉をかけてるのに後輩なのに返事しないって馬鹿しかないでしょ。
頂きました。
では続いて尾木さんどうぞ!
(塚原)ほお〜。
先生はやっぱり優しいですね。
でも東山さんのところはジャニーズでしょ。
そりゃ上下関係きちっとしてるしそういうとこじゃ馬鹿だなぁっていうのもストレートで分かります。
「馬鹿だなぁアイツ」って。
ちょいちょいこういう事はあるんですか?ないですねうちは。
みんなすごくちゃんとしてるんで。
けどもし現れたらこういう感じになると。
「馬鹿だなぁアイツ」…。
…が教育の現場で始まっている。
2年前から……の授業を取り入れている。
6年生の教室。
この日の授業は自分自身の心のつぶやきがストレスとどう関係するのか知ってもらう事。
ある朝友達に会いふだんどおりに「おはよう」と声をかけた。
でも…子ども自身が自分の心のつぶやきをよく知る事。
まずはそれが大事だという。
「なんやねんコイツ」って。
同じだね。
え〜っと心のつぶやきで…。
…というつぶやきは落ち着いて状況を見ていてストレスになりにくい。
更に子どもたちに心のつぶやきがどんな行動につながるのか考えてもらうと…。
「あいつ挨拶もせえへんねんで」とか言ったりする。
…などが出ました。
はい拍手〜。
自分の心のつぶやき次第でストレスになる事もあればならない事もある。
それを知った子どもたちは心のつぶやきを少し変えてみるとストレスになりにくい事まで学んだ。
(拍手)2008年から始まっているという事なのでこういう事を取り入れてるって事もあれば他の事をしてるところもあるという事なんですけど…。
いろんな人の意見なり考え方を知るというのはどういう効果がありますか?イライラしてるとか。
データ的に明らかになってるんです。
だからそこら辺がコントロール上手にできるとものすごく自分に対してもいいし人との関係がものすごくよくなる気がしますよね。
今日は子どものストレスというのを見てまいりましたけど東山さんいかがでした?やっぱりそうですか。
僕教師の時に…そうですね。
同じです。
だからお母さんとかお父さんというのはイライラしてても心のつぶやきを自分で見てコントロールして子どもの前ではあんまり見せないというのは大事だと思うわよ。
子どものストレスを感じる前に親がストレスをどうやって発散するかって事を考えた方がいいですね。
そうですよ。
親の問題の方が。
そうすると子どももストレスたまる事が少なくなると思うので。
小さな事から大きな事まで子育てには悩みがつきもの。
そんな皆さんの悩みに尾木ママが答えてくれます。
さあ本日の悩みはこちらです。
ちなみに男3兄弟の末っ子だそうです。
尾木先生いかがでしょうか?ベタベタをね。
だから純粋な甘えですよ。
甘やかすのと過干渉は全然違うんですよ。
どういう事かというと過干渉というのは何か子どもがやろうとか言おうとしてる前にあんたこうなんでしょと。
「今日は寒いから上着着ていくのよ」とかいちいち干渉していくわけ。
それこそ本物の…そこは気を付けてほしいと思いますね。
そうよいつまでたってもは困るの。
いかがでしょうか。
最後に…背中が丸くならないように。
余分な力を抜く事で…次回もお楽しみに!2014/06/28(土) 17:55〜18:25
NHKEテレ1大阪
エデュカチオ!「子どものストレス 上手につきあうには?」[字]
友だちとの関係や勉強が大変…。小学生も中学生も結構ストレスを抱えている! 親はどんな言葉をかければいい? 子どものストレスを和らげるとっておきの方法を伝授する!
詳細情報
番組内容
友だちとのつきあい、勉強、親子関係…。小学生だって中学生だって、結構ストレスを抱えている! そんなとき、親はどんな言葉をかければいい? 最新の研究をもとに、子どものストレスを和らげるとっておきの方法を伝授。キーワードは「心のつぶやき」。勉強に四苦八苦している小学生に、この方法で声をかけてみると…?! さらには、子ども自身が大きなストレスを抱えないよう予防する授業も紹介。気持ちがラク〜になる回!
出演者
【出演】兵庫教育大学大学院教授…冨永良喜,桜美林大学講師…小関俊祐,教育評論家、法政大学教授…尾木直樹,東山紀之,塚原愛,【語り】鈴木麻里子
ジャンル :
趣味/教育 – 教育問題
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