こんばんは。
6時になりました。
ニュースをお伝えします。
総務省は、携帯電話の利用者が、当初、契約した携帯電話会社以外では端末を使えないようにするSIMロックが、割高な料金の一因になっているとして、各社に対して、SIMロックの解除を義務づける方向で検討を進めています。
携帯電話の通信には、端末ごとに電話番号などを個別に識別するためのSIMカードが必要です。
大手の携帯電話各社は、ほかの会社のカードに反応しないよう、端末にSIMロックと呼ばれる制限をかけていますが、総務省は、このロックを解除するよう、各社に義務づける方向で検討しています。
利用者がサービスの内容を比較して、ほかの携帯電話会社に変更しようとしても、SIMロックがされていると、端末ごとに買い替える必要があり、負担が大きいと指摘されているためです。
総務省は、平成22年にガイドラインを策定し、SIMロックを解除するよう携帯電話会社の自主的な取り組みを求めてきましたが、実施は一部にとどまっているのが現状です。
総務省は、導入時期など具体的な内容について、学識経験者などで作る研究会の議論を踏まえて、年内をメドに取りまとめる方針です。
去年7月、中米のパナマの沖合で、大量の武器を積んだ北朝鮮の貨物船が、パナマ当局に拿捕された事件について、パナマの裁判所は、武器密輸などの罪に問われていた船長ら3人に対し、個人としての罪は問えないとして、無罪とする判決を出しました。
パナマ当局は去年7月、キューバから北朝鮮に向かっていた北朝鮮の貨物船を、パナマ運河の沖合で拿捕し、積み荷の中から、旧ソビエト時代に製造された戦闘機やミサイル関連の部品など、大量の武器を発見して押収するとともに、北朝鮮の船長ら3人を、武器密輸などの罪で訴追しました。
これについてパナマの裁判所は27日、今回の事件は、国際法にのっとって裁くべきだとしたうえで、パナマ政府は、国連安全保障理事会などに対し、今回の事件への判断を下すため、招集を求めるべきだという判断を示しました。
さらに、船長ら3人は北朝鮮国家の指示に従っただけであり、個人としての罪は問えないとして、無罪とする判決を出し、釈放を命じました。
一方で、裁判所は押収した武器は没収するとしています。
北朝鮮とキューバは、古くなった武器を北朝鮮で修理して、キューバに戻す予定だったと主張しています。
アメリカ軍普天間基地の移設計画に反対する市民団体などが、沖縄県名護市辺野古沖で、海底の地質調査が始まるのを前に、海上で抗議の集会を開きました。
辺野古の埋め立てを許すな!
市民団体などが開いた集会には、主催者の発表で、およそ300人が参加しました。
普天間基地の移設先とされる名護市辺野古沿岸部の埋め立て工事に先立って、政府は沖合で海底の地質を調べるボーリング調査を行う準備を進めていて、今月、工事の安全のためなどとして、辺野古沖に船舶などの立ち入りを禁止する制限水域を設けることで、アメリカ側と合意しました。
集会はこれに抗議し、改めて、計画への反対を訴えようと開かれ、参加者は海の上から抗議の声を上げました。
そして浜に移動し、工事の強行は許さないなどとする決議文を読み上げました。
世界各国の大学入試資格を取得できる国際バカロレアの教育プログラムが、東京都立国際高校で2年後に導入されます。
中学生と保護者を対象にした説明会が開かれました。
国際バカロレアは、母国語以外の授業を、すべて英語やフランス語などで行い、最終試験に合格すると、各国の大学入試資格を取得できる、世界共通の教育プログラムです。
都立高校では、2年後の平成28年度から、都立国際高校で、2年生と3年生の一部に導入され、来年1月の入試から生徒を募集します。
中学生と保護者を対象にしたきょうの説明会では、担当者が、教育プログラムでは、討論や発表に多くの時間を割くことや、知識の詰め込みではなく、社会でどのように活用できるかを重視することなどを説明しました。
また、英語の試験のサンプルが配られ、実際に問題を解いてもらいながら、出題の形式を解説していました。
日本医師会の横倉会長は再選が正式に承認され、医療費を抑制するためにも、地域で病院ごとの役割分担や連携を進め、医療や介護などのサービスを在宅で受けられるようにするシステムの構築に、積極的に取り組んでいく考えを示しました。
日本医師会は代議員会を開き、会長選挙について、横倉会長以外に立候補の届け出がなかったことが報告され、再選が正式に承認されました。
横倉氏は、伸び続ける医療費を抑制するためにも、地域で病院ごとの役割分担や連携を進め、医療や介護などのサービスを在宅で受けられるようにするシステムの構築に、積極的に取り組んでいく考えを示しました。
また、安倍政権への対応について、政権と完全に敵対することはありえず、政策の中身を見て、是々非々で対応していくと述べました。
アメリカを代表するソウル歌手で、ローリング・ストーンズなど、多くのミュージシャンに影響を与えたことでも知られる、ボビー・ウーマックさんが27日、亡くなりました。
70歳でした。
ボビー・ウーマックさんは、1944年に、アメリカ中西部のオハイオ州で生まれ、兄弟と共にゴスペルグループを結成して、音楽活動を始めました。
1964年のイッツ・オール・オーバー・ナウや、ソロで活動するようになった1972年のウーマンズ・ガッタ・ハブ・イットなど、多くのヒット曲を送り出しました。
ソウル音楽のシンガーソングライターとして、ローリング・ストーンズなど多くのミュージシャンに影響を与えたことでも知られ、2009年には、アメリカの音楽界に大きな功績を残したとして、ロックの殿堂入りも果たしました。
近年は、糖尿病や前立腺がんに苦しみ、アルツハイマー病と診断されたことも告白していましたが、おととし、18年ぶりに新しいアルバムを発表するなど、ミュージシャンとしての活動を続けていました。
ウーマックさんの広報担当者によりますと、ウーマックさんは27日、70歳で亡くなりました。
プロ野球はデーゲーム5試合、ナイトゲーム1試合です。
2014/06/28(土) 18:00〜18:10
NHK総合1・神戸
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ニュース/報道 – 定時・総合
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