グレーテルの小さなかまど「台湾ガールのかき氷」 2014.07.13

夜更けのキッチンに漂うのは温かい思い出のにおい。
人とお菓子の物語。
甘い小さな一かけをご賞味あれ。
ニーハオ!今回はかまどが日本を飛び出し台湾へ。
そこで出会った迫力満点のかき氷の数々。
あなたもきっとその奥深さに驚くはず。
やって来たのは…この街には100年ぐらい前から続くかき氷のお店があるんですって。
地元のかき氷好きなOLさんが紹介してくれたわ。
週に3回もかき氷を食べるというビビアンナ。
飛びっ切りのかき氷を知ってるはずよね。
あらホントにすごい行列ね。
一体どんなかき氷なのかしら。
わあすごいのが来たわよ。
もしかしてこの黄色い部分全部が氷なの?綿菓子みたいにふわふわで濃厚なマンゴーの味がついたかき氷なんて初めて見たわ。
かき氷が日常的な台湾では無色透明の氷から氷そのものに味をつける形へと進化してきたらしいわね。
さあ続いて向かったのは…。
氷の上にいろんなものを載せてるわ。
自分で好きなものを選ぶのね。
ねえビビアンナは何を頼んだの?ほう〜8種類の具が載っているから八つの宝なのね。
お豆とかおだんごとかう〜んいろいろ載ってる。
台湾のかき氷って具のバリエーションを楽しむものでもあるのね。
知らなかった。
続いてやって来たのは台湾の夜市。
この夜市の中にあるのが今や台湾名物ともいうべきミルクで味をつけた氷を20年ほど前最初に考え出したというお店です。
これはピーナツ味の氷を削ってるのよ。
口に入れると重なり合っていた硬めの氷がホロッとほどけてもう体験した事のない不思議な食感なの。
その秘密がこの氷です。
まるで一枚の布のように氷が削られていますけれど十何時間をかけてしっかりと凍らせているからできるんだとか。
すごいね。
続いては家庭の味を大切に守り続けているかき氷屋さんです。
あれ?白くて細いうどんみたいなものがあるんですけれども。
これをまさかかき氷に入れるんですか?ちょっとえ〜…やっぱりそれ入れるのね。
こっちはくず餅みたいなんですけど。
そこに黒砂糖と赤砂糖を混ぜたシロップ。
ふ〜んへえ〜。
この店の名物は昔から農作業の合間に食べられてきたお米のうどんが入ったかき氷なんですって。
え〜!?60年前地方から出てきた夫婦が屋台で始めたかき氷なんですって。
祖父母から伝わる手作りの味を大切にして今は3代目となる孫たちが店を切り盛りしていますよ。
わあ〜すごい。
それにしても台湾の人々にとってかき氷ってどんな存在なんでしょうね。
蒸し暑い台湾に暮らす人たちにとってかき氷は涼をとるだけでなく生活と共にある大切な食べ物だったんですね。
(心音)2014/07/13(日) 08:55〜09:00
NHKEテレ1大阪
グレーテルの小さなかまど「台湾ガールのかき氷」[字]

Eテレで放送中の「グレーテルのかまど」から5分に再構成した「人とお菓子の小さな物語」。台湾には珍しいかき氷がいっぱい!豆やうどんのような麺入りのかき氷の味とは?

詳細情報
番組内容
年中温暖な台湾では、みんなかき氷が大好き。流行に敏感な台湾ガール御用達の店では、氷そのものにマンゴーやミルクなどで味付けしたものが人気。味付きの氷を薄く削ったかき氷は、まるでレースを重ねたような姿で鮮やかだ。一方、創業90年以上の老舗では、ピーナツの甘煮や白玉だんご、タロイモなど8つの具がのった伝統の味も発見。週に3回はかき氷を食すという台湾ガールの案内で、台湾のかき氷の魅力を旅気分満載で伝える。

ジャンル :
ドキュメンタリー/教養 – カルチャー・伝統文化

映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 2/0モード(ステレオ)
サンプリングレート : 48kHz

OriginalNetworkID:32721(0x7FD1)
TransportStreamID:32721(0x7FD1)
ServiceID:2056(0×0808)
EventID:12599(0×3137)