テストの花道 アンコール「ゴールから考える!」 2014.06.28

皆さんも作っておしゃれしましょう!
頭から順序だてて解答にたどりつくのが最も一般的な正攻法。
でも途中で「壁にぶち当たった!」。
「時間がかかった〜!」という経験もあるはず
そんな時キミを救ってくれる強い味方!それが…
今回ねづっちが教えてくれるのが正攻法の逆!「ゴールから考える!」というチカラ
(ねづっち)わ〜!もう…
なぞかけが「ゴールから考える!」という今回のテーマとどんな関係があるのか!?更に超難解問題をゴールから考えた顧問がいとも簡単に解く!
(拍手)自分で自分に問いかけていくと…。
難関大学に合格した花道の先輩も実践する今回のテーマは…
顧問の所です。
部長の城島です。
確かに試験を受けて最初は「ああいけるな」と思っても途中でちょっと難しい問題に当たった時に…ありますよね。
(渡邊)なかなか…ゴールから考えるという道筋を今日は身に付けて頂きます!顧問はふだんゴールから考えたりする事ってありますか?ある程度…進みようがないんで。
(タケちゃん)私は…おいしく。
(せっきー)私はあまりどっちかっていうと…状態がよく続くので。
せっきーにピッタリの回になるかもしれないですけどね。
誰でも…
実はこの方法勉強にも使える!ゴールから考えれば目的を達成するためにやるべきことが見えてくるため発想力が広がり更に効率もアップするのだ!という事で今回はゴールから考えるチカラを身に付けるトレーニングを行っていくぞ〜!まず最初はなぞなぞから
このなぞなぞ注目すべきは問題の後ろにあるワード「ガムテープ」
「てるてる坊主の代わりにガムテープがつるされている」と導ける。
実はなぞなぞとは多くの場合答えというゴールから過程を遡り問題が作られているのだ
そこでみんなには簡単ななぞなぞを解いてもらってふだんから備わっている正攻法の頭の回路をゴールから考える回路へと変換してもらうぞ!問題はこちら。
テレビの前のみんなもチャレンジしてくれ!
駄目ですか!耳があるのに!?へえ〜!ゴールから考えていって下さい。
何?何?ああ〜。
なるほどね!バッタバッタしてるから。
ゴールのバッタから想像を膨らませていけば…
(部員たち)わかった!わかった!わかった〜!せっきーどうぞ。
(せっきー)バッタ。
はい!なぜ?あっ!
つまり正攻法だけで考えてしまうと振り向かなかった理由ばかりを考えてしまい前に進まず壁にぶち当たってしまう。
そんな時に試してみるのが「バッタ」というゴールから考える事。
ゴールから発想を広げる事で問題解決への近道となる事があるのだ!
これが「ゴールから考える!」というチカラ。
という事でゴールから考えるとイイことその1…
問題を読み正攻法で解答に向かう場合時として手探り状態に陥る事がある。
これは順序立った目先の事しか頭に入らず迷いながらゴールに向かってしまうからだ。
そんな時ゴールから考えると目的を分析し考えを広げやすい。
すると解く手段が絞られ効率的に解答につなげる事ができるのだ。
例えばご覧のような虫食い問題。
答えの1の位が8という事は7の段で1の位が8になるのは7×4=28だけ。
つまり「?」の1の位は4だと分かる!というように3桁の割り算をしなくてもゴールから考えれば解く手段が絞られ解答への近道となるのだ。
つまりこれが効率アップにつながる。
そこでゴールから考え効率をアップさせるトレーニング問題!
さあそれでは問題をおさらいしましょう。
お考え下さい!これもゴールから考えていくと答えが分かってまいります。
ゴールは600mlという事になりますから600mlを量るためにはどうしたらいいんだろう?このカップだけしかないの?もう1個作るカップがあるの…?ないです。
この2つのみです。
中だけで作るの?はい。
って事はこの…すごいいい事に気付かれましたね。
ゴールの600を量るためには400では入らないのでまず900mlのコップに600mlを作る。
え〜?難しいな〜。
間違いなくジョッキで頼む方がお得感ありますよね。
「こっちの方がいいかな」っていう感じはしますけどね。
さあ順番に考えていって下さい。
う〜ん…。
テレビの前のみんなは解けたかな?ここでゴールから考えていく道筋のヒントをちょっとだけ教えよう!
ゴールは600にする事。
という事は900のコップに600を作りたい。
ならば満杯から300を抜けばいい。
では300をどう量ればよいのか?これがゴール手前の第1のステップ
いや300mlはできんだけどできたところで600にならないじゃん。
300mlができたとしてもそれを900に移して…。
入れるともう900の器使えないでしょ?300なんだから。
でこっちに300できないじゃん。
あれ?何かそこら辺にあるのかな?ウフフフ。
さあそれでは大ヒント。
最後はだから900から300を捨てて600になるんでしょ?そうです!その300の器を作れば…そうです。
さすが顧問…
300を量るためには400のコップにあらかじめ100が入っていればいい。
つまり100さえ量れれば解答する事ができる!ではどうやって100を量ればよいのだろうか?
そうです!
顧問は分かったようだぞ!さあみんなも頑張って答えを導いてくれ!
分かりました?できたよ〜!何だよ〜!分かりました?
正解を顧問に実演してもらおう!
お水を入れましょう。
お水を満タンにしますこれに。
満タンにしま〜す。
900が満タンになりました。
これが900だとしま〜す。
こっちに入れま〜す。
2回…1回2回やりま〜す。
そうするとこれ100残りま〜す。
2回捨ててるんだからね。
100残りま〜す。
100残りました。
そしてこれ900満タンに入れま〜す。
もう1回入れま〜す。
(けんじ)あ〜っ!それでここからこっちに残りの300を入れま〜す。
そうするとこれ…すばらしい!
(拍手)はい!そういう方法ですか!もう絶対…
では改めて正解発表!ゴールから解説していくぞ!問題文の「水600mlを量る」これがゴール。
まず考えるのは900のコップから300を抜けば正解が出る。
次に考えるのが300をどう量るか?もし400のコップにあらかじめ100入っていればそこに300を入れる事ができる
つまりこの問題いかに400のコップに100を入れられるかがカギ!ここまでくればもう簡単
これを400のコップに移せば残り300。
そして900のコップからそこに注ぐ事で600mlを量る事ができるのだ!このトレーニングについて数学の先生に伺ってみると
でも…部長いかがでした?答えが分かると「そこまで何で早くたどりつけないのかな?」って。
簡単じゃん。
思いつかないわでも。
考え方がまた僕は勉強になりました。
光栄です。
大丈夫ですか?皆さん!
では…
みんなには簡単な計算式を作ってもらおう!
例えば答えの指定が「1」ならば…
さあ是非テレビの前の皆さんも一緒に考えて下さい!顧問や部長に負けないようにみんなも頑張って下さい!計算して頂く数字は「6」です!どうぞ!うん。
そうだね。
すごい質問だったよ今!すごい質問だったよ!「7−3は4ですか?」。
(けんじ)あっできた!早っ!できました!できました?正解です!すばらしい!やった〜!やった!私も一緒でした!全く!同じ。
タケちゃんも一緒だった。
どうかな?みんなも計算式は作れたかな?けんじはまず指定された答え「6」を「7−1」と考えそこから「7」を「3+4」「1」を「8−7」と進めて考えたようだ。
ほかにも「6」を「14−8」と考えれば「14」を「3+4+7」「8」はそのまま「8」と考えこのような数式を作る事もできる。
つまりゴールとなる答えを分解し考えを広げて数式を作れるかがカギのトレーニング。
それでは…
指定される数字は「2」です!これで2を作んなきゃいけないの。
これは簡単じゃないの?1+1はい。
式を言って頂けますか?作ってよ!式。
何でですか!?私…。
はい。

(4−3)+
(8−7)。
これで1ずつを作って足して2とって事ですね。
すばらしいです!これでもあれじゃないの?俺「カッコ」なんて言ってないじゃん!格好つけた!うまい!わ〜!うま〜い!うまいね!格好つけたよこれ〜!できました。
できた?じゃあせっきー。
合ってますね!これはどうしてこうやって考えたの?とりあえず…とりあえず5と3を作ろうと思ってそれができました。
2を5−3という捉え方をしてから考えたっていう事ね。
このトレーニング先生は…
そうすれば…今までできなかった問題がフッとできるようになる事もよくあります。
ここまで数学的なトレーニングを行ってきたが実はこの「ゴールから考えて効率をアップする」という方法は数学以外の教科でも使えるのだ!実際に花道の先輩に聞いてみると…
私は…「ジョージはなぜ建築家になったんですか?」という問題があったとしたら長文読解の方で「ジョージジョージ」って探してジョージが書いてある所をよく注目していけばすぐ見つかる。
しかもそれが…私は…そうじゃなくてどんどんどんどんある事件から遡って「この事件は何で起きたんだろう?」「誰が引き起こしたんだろう」っていうふうにどんどん「何で?」って疑問が生まれてきて…
この「ゴールから考えて効率をアップさせる」という方法。
数学はもちろんそのほかの教科でも暗記や長文問題などにバッチリ使えそうだ!
という事でゴールから考える1つ目のイイことは効率をよくする。
さあ…どうぞ〜!
(ねづっち)あっどうもどうも。
(拍手)どうも…よろしくお願いします!
(拍手)
(ねづっち)ありがとうございます今日は。
さあという事で…いいですね!何でいきますか?ちょっといきなりなんですけど是非「テストの花道」でお願いします。
はい。
分かりました。
整いました!
(渡邊城島)その心は?なるほど!ねづっちです。
(拍手)という事でゴールから考える2つ目のイイこと。
ねづっちさんがカギを握っているんですけれども具体的にどんな事なのかこちらをご覧下さい!
2つ目は…
作文や小論文を例にして説明すると与えられたテーマに対して全体の構成を考えず書き始めてしまい話がアッチに行ったりコッチに行ったりついには結論で何が言いたいのか自分でも分からなくなってしまう事がよくある。
そこで…
すると…
更にその要素を論ずるのに必要な肉づけや例がいろいろ見えてくる。
そして更にといった具合に…
そしてその中からベストな流れを選んでまとめればオリジナリティーがあり論拠にズレが無い文章が書けるのだ。
実際に…
僕の場合は小論文で逆から考えるっていうのが合っていると思っていて…そういうやり方がやりやすいかなと思ってました。
自分の解答を読んでいる人が納得するように…自分の結論に納得させるにはどういうふうに論を展開したらいいかというのをまず考えました。
ゴールから考えて発想を広げるという方法は小論文や論述問題更に大学で書くレポートなど求められているゴールが明確でない場面で活躍する。
つまり自分の考えを表現する時に役立つのだ!という事で…
実はねづっちが披露しているなぞかけがとっても役に立つのだという
なぞかけが役に立つ?そうなんです!実はですね僕のなぞかけっていうのはゴールから考えて発想しているんですね。
ちょっと具体的に言っていきたいと思うんですが。
例えばですけれども…こういうなぞかけがあったとしてこれをどういうふうに考えるかと言うとまずこの「コーヒー」というお題に対してその関連ワードをいろいろと発想していくんですね。
ホットコーヒーだアイスコーヒーだとか深煎り苦いとかまあいろいろありますけど。
僕はこの中からこれを選んだんですね。
「豆」。
豆っていうのは人間のまめさにも捉える事ができるじゃないですか。
つまりこれがどうやらなぞかけのオチになりそうだなっていう。
そういう発想のしかたなんですね。
「コーヒー」というお題での関連ワードとこれはオチですよね。
なぞかけにはこの「何々と解く」っていう部分が必要なのでそれが重なった部分がこのオチの「まめ」なんですけども。
僕はこう考えたんですね。
「モテる男」というのを解く部分に持ってきたという事なんですね。
「人間のまめさ」っていうのはよくまめな男はモテるとかって言うじゃないですか。
ですから完成形としては「コーヒー」「モテる男」「まめ」という順番になるんですけども実際考えている順番っていうのは「コーヒー」「まめ」「モテる男」と。
逆なんだ。
つまり…じゃあどうですか?皆さん!
(2人)はい!やりたいです!是非やってもらいましょう!
では…
お題をもらったねづっちがなぞかけを作るので…
例えば…
これを聞いてこの「???」の部分を当てるのだ!ちなみに「???」は「道路」。
ゴールとなるオチから想像を膨らましてお題とつながる言葉を考えるトレーニング。
まず最初のお題は…
東京オリンピックで!お〜!いいですね!整いました!はい!その心は?「きんとれ」。
さあ皆さんお考え下さい!分かった人は手を挙げて下さいね。
はい!
(2人)タケちゃん!その心は?きんとれ!正解ですね!正解です!やった〜!ちょっと簡単すぎましたかね。
これが出る事がすごい。
「きんとれ」って。
そうですね。
オリンピックもやっぱりさっきみたいにいろいろ…逆に…カテキンね!うまいね〜!うまいね〜!これは浅草がほっとかへんわ!今のは入門編という事で…
続いてのお題は…
スカイツリーで!
(ねづっち)いいですね!スカイツリー!整いました!早っ!うそ〜!?お願いします!その心は?さあ皆さんお考え下さい!何とといたでしょうか?おっ!彼が考えてますね〜!はいはい!せっきー!その心は?眺めがよい!はあ〜!それはね…。
(ねづっち)初対面なんであんまり強めに言っちゃいけないかなとか。
ひねってないぞ!はい!はい!はい部長!その心は?ながめがよいでしょう。
(拍手)もう完璧ですね!Eテレっぽくないですね。
はい!その心は?ながめがよい!
(拍手)面白い!すごい!
とここで…
(城島渡邊)その心は?オチは?もう一度よろしいですか?どちらもけんじがいるでしょう。
あ〜っ!あっ!分かった?分かりました!じゃあいってみよう!
(城島渡邊)その心は?どちらもけんじがいる!正解!
(拍手)このなぞかけってやっててよかったなと思うのは?思うのはやっぱりこう…
(ねづっち)ふだんなぞかけ以外の本ネタの方ですよね。
そうすると割合…本当まさにゴールのオチから考えていくっていう事ですよね。
でもそれは考えるためにふだんからどうやって生活したらいいんですか?ふだんからですか?僕はですね…これは僕ですよ。
あ〜!我々なぞかけナイトって呼んでるんですけれども。
(一同)アハハハ!
ここまでのトレーニングどうだったかな?最後に先輩がゴールから考える時に必要な重要ポイントを教えてくれたぞ!
やっぱり解答を丸つけする人っていうのは自分は逆から考えたとしても頭から読んで丸をつけていくので絶対に上から読んでも抜けがないか漏れがないか飛びがないかっていうのをきちんと他人の頭で考えるようにしてチェックする事が大事です。
しっかりチェックする事が必要!そこに注意して是非みんなも試してみてくれ!
「Eダンスアカデミー」さて今日は?2014/06/28(土) 10:00〜10:30
NHKEテレ1大阪
テストの花道 アンコール「ゴールから考える!」[字]

答えに行き詰まっているそこのキミ!『ゴールから考える』ことで、勉強の効率がアップし、発想も広がるぞ!番組を見てトレーニングクイズに挑戦してみよう!

詳細情報
番組内容
答えに行き詰っているそこのキミ! 実は正攻法の逆、『ゴールから考える』ことで、解答につなげることができるのだ! ゴールから発想を広げることで【効率アップ】! さらに小論文や論述問題、大学で書くレポートなど、ゴールが明確でない場面でも使える【発想力を広げる】方法を伝授! 番組で紹介するトレーニングクイズと、ねづっちのなぞかけに挑戦して、ゴールから考えるワザを手に入れてくれ!
出演者
【出演】所ジョージ,城島茂,ねづっち,糟谷健二,関根梓,竹内朱莉,深澤舞,川良健二,山田有紗,大坪敬幸,末松由都,【司会】渡邊佐和子,【語り】佐藤賢治

ジャンル :
趣味/教育 – 中学生・高校生
趣味/教育 – 大学生・受験
バラエティ – その他

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音声 : 2/0モード(ステレオ)
サンプリングレート : 48kHz

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