TOEIC®の試験を受けると決めて申し込んだのは試験日である7月27日の1ヵ月前の事だった。
その時に購入してから丸3年もの間放置していたTOEICテスト用の問題集を解いた。
新TOEICテストスーパー模試600問 (TOEICテスト スーパーシリーズ)
- 作者: ジョージ・W.パイファー
- 出版社/メーカー: アルク
- 発売日: 2006/12/21
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- 購入: 3人 クリック: 14回
- この商品を含むブログ (18件) を見る
以下がその結果。
Listening | Reading |
---|---|
75/100 (目安のスコア:450) |
73/100 (目安のスコア:415) |
Total目安 | 865点 |
ただ自分は試験を受けたことがあるわけでもないし、模試はあくまで模試だということをきちんと覚えておかなきゃいけない。
実際にテストを受けたことが無いので、8年前に出版されたテキストの模試を解いて算出された点数が果たしてどのような位置づけになるのかという点が悩ましい。
とりあえず文法が苦手な私は1ヵ月の短期決戦ということで、まだまだ伸びシロがありそうなリスニングパートを重点を置くことにした。
丸3年も日本に住んでいれば英語を聞く機会も話す機会もめっきり減ってしまった。
なのでリハビリも兼ねて、日々英語を耳にする習慣をつける事にした。
特別な事をしたわけでもなく、ただ毎日ひたすらPodcastで英語のニュースを聞き続けていた。
個人的にイギリス英語を耳にする機会が少ないと感じたのでBBC Global Newsを聞いていた。
朝 | 出勤前の準備をしている時 1時間 |
---|---|
昼 | 昼休憩中にご飯を食べながら 1時間 |
夕 | 職場から帰宅する時 30分 |
Podcastを聞いていたのは一日平均して2時間ほど。
ただ聞き流すのではなくて、頭の中でニュースの内容を理解するように努めながら聞いていた。
あとは、"ながら"でも内容を聞きもらさずに理解できるようにする訓練的な意味合いもあった。
普段はテレビを殆どといっていいほど見ないので、Podcastで聞いたニュースの内容が自宅にある新聞にあるかどうか照らし合わせる事も時々行った。
リーディングの勉強はというと、スマホのアプリで単語の勉強をしたり、模試の問題を解いたり。そこまで時間を割くことができなかった。
テストを受けた感想
日曜日は普段は仕事だけれど、TOEIC試験を受けるということで休みをもらう事ができた。
リスニングパート
1ヵ月前は、Part3とPart4の内容を聞きながら問題を解くとなかなかスピードについていけずに会話の内容が吹っ飛ぶ事案が多々発生していたけれど、試験当日は殆どといっていいほど内容を理解し、落ち着いて問題を解くことができた。
久しぶりに「手ごたえがある」という感覚を味わうことが出来た気がする。(こんなことを言っておいて悲惨な点数だったら悲しい…)
けれども確実に1ヵ月前よりはリスニングスキルは良くなったと実感した。
苦手だったPart3とPart4を攻略
「問題冊子の封を切ってもよい」と言われた瞬間に、Part3までページを捲り設問と回答の選択肢に目を通した。
Part1とPart2は最初に例を流す時間があるのでそこを有効活用したのと、Part1は写真を眺めながら回答を選ぶし、Part2に至っては問題が読み上げられないことには何も始まらないので時間のあるうちにPart3に目を通しておかねばと思ったからだ。
設問と回答の選択肢を眺めていると、どのような本文が読み上げられるのかある程度予想は出来る。
パッセージは裏切らない
リスニングのPart3とPart4で最もありがたいのは、英文が読まれる順序に合わせて設問も設定されているという点。
(A)⇒(B)⇒(C)の順序で英文が読みあげられ、(A)⇒(B)⇒(C)の順序の内容に合わせた質問が設定されている。
なのでPart3、Part4の設問と選択回答を本文が読み上げられる前にチラ見しておくと、本文が読み上げられているその瞬間に(A)~(C)までの回答にマークすることができる。(実際には選択肢は(A)~(D)までの4つ)
本文を読み終えると次は4つの設問を読み上げるが、既に本文を聞きながら設問に回答しているので聞く必要が無い。その間に次の問題の設問と選択肢を読むことが出来るわけだ。
流石にTOEICも(A)⇒(B)⇒(C)の内容を読み上げ、(A)⇒(C)⇒(B)の内容の順序で設問を迫ってくるほど意地悪じゃない。
試験当日は本文を聞きながら瞬間的に選択肢を選べるようになっていたので、本当にBBCラジオ様々だと思った。
流石に初めてでリスニング満点は無理だけど、このまま続けていけば満点も目指せるのではないかと思わせる手応えを感じることができた。(これで悲惨な点数だったら悲しい…(2回目))
リーディングパート
リスニングパートで集中力とやらを使い果たしてしまい、1問目から目がチカチカして全く内容が頭に入ってこなかった。
最初の穴埋め40問を終えた時点で残り1時間だったので余裕と思っていたのだけれど、集中力が持たずに途中で脱線することがしばしば。結局時間ギリギリで全問解けたけれど、手ごたえは全く感じずリスニングとは正反対の結果に終わってしまった。
手応えが無さ過ぎて、800点越えるかも不安になるレベルだった。
リスニングの苦手箇所が攻略出来たので、次回受験する際は苦手な文法と単語を重点的に勉強してから受験したい。
とりあえず結果が楽しみ
ネット上で試験に申し込んだので認定証発送予定日の約1週間ほど前に結果を知ることができるので結果が分かるのは20日頃だろうか。
約2時間の試験だったけれど、とても楽しかったし月に1回、日曜日に仕事が休める口実になるのであれば出来る事なら毎月受験したいと思った。
関連リンク TOEIC|コミュニケーション英語能力を測る世界共通のテスト