- [PR]
政治
【舛添知事韓国訪問同行記】(上)近くて遠い国で「氷解外交」 その成果は… ソウル市長は「兄貴のように考えたい」と知事を持ち上げ
続けて休む間もなく、繁華街で“動く観光案内所”として外国人観光客に対応するボランティアたちを視察。ただ、この時間帯は強い雨が降ったり止んだりの状態で、観光案内施設内でのやり取りとなった。100人近くのボランティアが外国人観光客が多い市内12カ所の繁華街で活動しており、日本語、英語、中国語、ロシア語のうち対応可能な言語のバッジを付けているので一目で分かるようになっている。施設内に到着した舛添知事は、ユニホームの赤いポロシャツを着たボランティアの若い男女に「年齢に合ったネクタイが欲しい」と質問すると、地図を示しながら流暢(りゅうちょう)な日本語で「前にある道をまっすぐ進んで3、4分のところにお店があります」などと応じた。この取り組みは困っている外国人観光客が、わざわざ案内施設などに来なくてもすむようにソウル市が始めたもので、舛添知事はさっそく東京五輪に向けて東京でも実現するべく検討を始めることを宣言した。
午前中3つ目の日程は、韓国に着いてから日程が決まった国会議事堂での鄭義和(チョン・ウィファ)国会議長や韓日友好議連議員との会談だ。鄭議長は「私からあえて一つお願いしたいことがある。東京が中心となって日韓両国の関係において、国民がこれ以上さらに悪化することのないよう、ヘイト(憎しみ)の気持ちを隠してですね、お互いにいい気持ちを持って配慮し合いながら、いい関係になるためには東京が先頭になってリードしていただきたい」と発言。対する舛添知事は「先ほど議長からヘイトスピーチの話がありました。
このニュースの写真
関連ニュース
- [PR]
- [PR]